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仕事と心のDiary https://wasuresasete.hatenablog.com/

30代独身女性の筆者が、日々の気づきやHSP、仕事、影響を受けたものについて書くブログです。筆者:金融→出版→留学→コンサル業界を経て現在ひと休み中。きれいではない履歴書を持って、回り道しながら生きています。文章を書くことと旅が好き。

Kasumi
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2020/07/03

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  • 自分以外の何かになろうとする前に

    以前『OSAJI』というブランドのお店の前を通った時にいい香りがして、どの商品なのか思わず店内を嗅ぎまわっていたら、それに気づいた店員さんが「もしかして、(今しているこの)香りですか?」と声をかけてくれた。「そうなんです、とてもいい香りがしたので」と答えると、「さっき別のお客様が試された香りかと思うのですが、それならこちらです」と一本の香水を紹介してくれた。 OSAJIでは日本的な名前のオードトワレが何種類か出ていて、私が惹かれたのは緑色のラベルが付いた『Hiba』(檜葉)という香りだった。肌で試した時、森っぽさを感じた。それもトトロ的ではなく、バンビなど古いディズニー映画に描かれそうな、まだ…

  • 空っぽ

    www.youtube.com ひんやりした雨の夜。懐かしい音楽を聴きながら、先日買ったチロリアンみたいな花のマスキングテープを手帳に貼っていく。そのページは華やかさを増していくのに、そこに書かれた予定も、未来の時間もどこか一人歩きしているように思えた。書き込む場所は際限なくあるのに、湧いてくるものが何もなかった。 あるときに感じた恐怖や安堵は、何日かして波となり戻る。先日の夜中にふと、絶望しているんだ、と気づいた。何かを得て、失くし、また何かを得て失くすの繰り返しにしか思えなかった。これからが楽しみだと話す友人の相談にもうまく応えられず、声をかけてくれた人に、会って自分の何を話せるのかわから…

  • 寄り道

    電車や飛行機に乗る時、昔は乗り換えを極力避けていた。一本で目的地まで行ける方が体も楽だし、何より席に座って落ち着いた頃に再び荷物を持って降りなければいけないことは面倒だと思っていた。 20代後半でプラハを旅行した時、飛行機の乗継便を初めて経験した。経由地のヘルシンキに着くまで、果たして乗り換えが迷わずできるのか、荷物は無事運ばれるのかが不安で、やっぱり直行便で行ける国にするべきだったかと後悔した。 けれどいざ乗り換えを経験してみると、本来なら14時間ほど座りっぱなしだったはずの足は歩いたことで軽くなり、本来は行くはずのなかったヘルシンキで買い物ができて、大好きな空港の雰囲気を予定よりも多く満喫…

  • 記憶の断片を綴る

    ブログって書き出しが難しいなといつも思います。久しぶりに書くとなると特に。どうやって始めようかな? と考えているといつの間にか15分は経っていて、その間にすごく書きたかったことが頭から次第に薄れていって「あ、今日はもう寝なきゃ」となる。 その積み重ねのせいで今まで書き溜めた断片しかないけど、それを残しておくことにした。 2024年2月15日 駅でかかっているJRのCMを観ていたら、京都でも沖縄でもなく、ただどこか自由な場所へ無性に行きたくなった。「それは心の中に作り出せばいいだけですよ」と自分を監視している理性みたいなものが身も蓋もない言葉を投げかけてきて、ふと我に返った。 4月24日 友人「…

  • 「生きてはいけるから大丈夫」といえる生き方

    「そうしないと世の中でやっていけないぞ」と脅すばかりで、「失敗しても生きてはいけるから大丈夫だよ」と言ってくれるような大人は、私の周りにはひとりもいませんでした。 『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(大原扁理 著)より引用 「なるべく働きたくない人」である私は、”なるべく働いていない人”の本を読むことがよくあるのだが、25歳という若さで年収90万の生活を始めたという大原扁理さんの本を最近読んだ。 初めて大原さんの本を知ったのは、5年前にひとり旅をした時だった。『箱根本箱』という、”本に囲まれて「暮らす」ように滞在”というのがコンセプトの宿に泊まったのだが、ロビーが図書館のようになってい…

  • 呼吸を整える「瞑想」のすすめ

    今月は、今年の目標について夜眠る前に日々考えてきた。多分、普通は年が明ける前に今年はあれやろう、これやろうと計画を立てるものだと思うが、いつも「目標を持とう」と思ううちに日々のことに追われて年末が過ぎ、1月が過ぎ、そのまま年末を迎えるのが常だ。だから今年は目標を立て、月ごとに振り返ることを決めた。 サウナはないけれど、「ととのい」がある日々を目指して 足を踏み入れた「瞑想」の世界 おすすめの瞑想動画 『ココイマ』さんの動画 『Soul Healing Chiho』さんの動画 『メディテラス 〜マインドフルネス瞑想ガイド〜』さんの動画 さいごに サウナはないけれど、「ととのい」がある日々を目指し…

  • 頑張ってだめならまた振り出しに戻るだけ

    年越しは近場へ旅行に出かけていたんだけど、震災や事故などもあってお正月気分にはなれなかった。家に帰る日に突然高熱が出て、年末も遅くまで働いてたから疲れが出たんでしょ、と友人には言われた。 「明けましておめでとう」が言えない中、自分の言動を後から「あんなこと言わなければよかった」と感じることも多い仕事始め。月初の業務量の多さもあり、いつもよりも気疲れしていて、連休初日は寝ていることしかできなかった。 自分の過去の言動をいつまでも思い出して一人反省会してしまうことを、文字通り「ぐるぐる思考(反芻思考)」と呼ぶそうだ。そんな思考によって苦しい時は、「この反省を次に活かそう」と決める、あるいはまったく…

  • いつまでも変わらないものを求めて

    耳にはめたEcho Budsから流れてくるクリスマスのプレイリストは、前日の夜YouTubeからダウンロードしたものだ。地下鉄でそれを聴いていると、大きな紙袋を持つ人や車内のスクリーンに流れている赤い箱のチョコレートのCM、モスグリーンのコートを着た人、すべてがクリスマス仕様に思えてくる。 しかし、自分の心はといえばクリスマスとはかけ離れた場所にあった。その日は頑張っているのに虚しく、自分では割り切ったと思っていても、そんな勝手な都合では片付けられない圧力があるように感じられた。上司に近い席にいるのにお構いなく鼻水や涙が流れてきて、それをマスクの中に収め、ハンカチを片手に席を離れた。 職場で飲…

  • 記憶とは都合のいいもの

    驚くほど冷える朝だと感じたのは、私が風邪気味だったからかもしれない。黄色い葉をつけた木々に朝日が当たり輝いているようだったが、私はいつもなら来るバスが時間通りに来ないことに妙に苛ついていた。 駅の階段を上りながら、マフラーに巻き込まれた髪が苦しくて、それを取り出した動作が昔流れていた『TSUBAKI』のCMを真似たような胡散臭さを帯びていた。何やってんだろうと思った。何で今日、会社に行かないといけないんだろう、と。 出掛けに急いで塗ったリップがマスクに付くのが嫌で、ティッシュを取り出してわしゃわしゃと口を拭い、それをくしゃくしゃにしてバッグの中に投げ込んだ。それでもマスクの内側には既に、かすっ…

  • 集団の中で感じる自分の体温について

    何か一時期のコロナのようなタイトルになってしまった。 温かなやりとりに満ちた空間を少し離れた場所から眺めて、「ここにいる私の体温は今、何度なんだろう」と心の片隅で考えることがある。コミュニケーションに集中した頭は熱く、足先は冷えていて、じゃあ心はどうなのと聞かれたらそれがよく分からない。他でもない自分自身のことだし、周りの人の温度は感じるのに、自分の温度だけが分からないという時間が日々に存在している。 理想的で完璧な空間、絵に描いたような素敵なやり取り、ホスピタリティ。「仲間」。そういう枠組みに触れると、全部捨てて帰りたい、どこかに行きたいってなってしまう。うまく飲み込めなくて、実際にそれをや…

  • 眠れない夜の先にあるもの

    最近仕事で遅くなることがあり、先日出社した際は近くに泊まってしまった。部屋に着いて食事した後、22時過ぎにお風呂に入り、上がって時計を見たら23時半近かった。どう考えても浸かりすぎだったが、その日にあった出来事が湯船にひとつずつ溶け、なくなっていくような心地の良い時間だった。その後すぐベッドに入ったが、疲れているのになかなか寝つけず、最後に時計を見た夜中2時からしばらくしてやっと眠気が訪れた。 次に目が覚めた時、パッと目に入ったクーラーの電気表示が部屋全体まで照らしているようで何となく目が冴えてしまい、またしばらく眠れなかった。なぜだか分からないが、目を閉じながら「灼熱の砂漠を延々歩いているラ…

  • 『りっすん by イーアイデム』に寄稿しました

    以前から大好きでよく読ませていただいていた、『はたらく気分を転換させる深呼吸マガジン りっすん』に、この度寄稿させていただきました。 www.e-aidem.com 働くことに自信がなくなり、燃え尽き状態になった数年前のことを書かせていただいたのですが、私自身がその時期にも『りっすん』の記事を読み、元気をもらっていたことを思い出します。 特に『りっすん』の中の「わたしがやめたこと」シリーズが好きで、何かをやめて身軽になっていった人たちの体験談を読むたびに、「私もあれ、やめよう。これもやめてやろう」とよく心に決めたものでした。 その後しばらくして、仕事に復帰した後にできた10円ハゲならぬ「1円ハ…

  • 時間の濃度

    やりたいことをやっている時、それがどんなに時間がかかっても、体は疲れるのに気持ちはすっきりとしていて、眠る時間がたとえ減っても、人や物に対しても優しい気持ちでいられる。そして楽しい。時間の積み重ねで人生は出来上がっていくから、こんな時間の中で日々を生きられたらやっぱり未来も変わっていくのだろうなと感じることがあります。 将来の不安のための行動と、日々の幸せ。それが両立できたら一番いいけど。「先のことがあってこその今」という風に考えることが今まで多かったけど、「充実した気持ちで過ごす”今”の、その先にただ存在する”これから”」と考えることはあまりなかったし、抱えている余分なものが多すぎて、そこま…

  • 人の心に没頭する

    今日はお昼の時にYouTubeでメンタリストDAIGOの「誰も言わないけどHSPは資産です」っていう動画を見つけて、超真剣に観てしまった…。流れで他の番組も自動再生されたんだけど、それが早口すぎて人生で初めて速度を「0.75」に遅めてしまった。あんなに早口で話せるのもひとつの資産だと思う。 先日の夜、『ちひろさん』を観ようとしばらく退会していたNetflixを再開した。主人公のちひろさん、幽霊っぽくて結構好き。村上春樹の小説や石田衣良の『美丘』あたりで出てくるような「男の理想凝縮した女どうでしょう?」感はあるんだけど。たとえば直子と緑を足して2で割ったような、浮世離れのファンタジーでしょうか……

  • 忘れてないよね?

    やっと金曜日。月末月初を乗り越えた。先月は咽頭炎で熱を出し、数秒前にやったことが思い出せない日と、人に優しくできない日もあった。「あなたがたは何をおっしゃってるの?」と素朴に尋ねたくなる依頼も月末に集中した。月末になると冬眠から目覚めたように突然動き出す人が多いのはなぜなのか、小一時間問いたい。 まだ夏だと思っていたらいつの間にか風は冷たくなっていて、やりたいことは、予定していた半分もできなかった。でも、優先したいことははっきりしている。やっぱり時間が何より大切だと感じた。 仕事は6割のエネルギーと、人に迷惑かけない程度の責任で。1000%で燃えてる人がいても合わせない。これは自分が生きていく…

  • everything i wanted

    今週は集中しようと思っても何だか何も頭に入ってこなくなった夜があり、いつもならもう少し残る所だけど仕事を早めに切り上げてしまった。もう何もしたくなかった。机の上に置いてあるポトスをふと見ると前の日よりもさらに伸び、葉も大きくなっている気がして、この部屋のどこにそんな精気があるのか、もしかして私の精気がそちらに回っているんじゃないのかと思ったりした。 翌日は休みなのを良いことに、目を覚ましたら午前10時を過ぎていた。窓の外がほの暗く、空気は湿っていて、自分も洞穴の中にいるような気がした。見ていた夢は、思い出せないまま砂時計のように全部下に落ちてしまった。ただなぜか、強烈な懐かしさだけが余韻として…

  • できないことは、悪いことじゃない

    一昨日は仕事の帰りにバスから大きな月が見えて、あまりにそれが明るかったので、その時に考えていたことが一瞬吹き飛びました。何かを考える時に人は斜め上を見ると言いますが、その先に月がぶち当たったのは初めてで、あそこからこのバスを眺めたらどれぐらい小さいのだろうか? とふと思った時、ああそうだ、自分にとっても誰にとっても、この人生は初めてなのだということをなぜか感じました。 最近、体調不良の末に音信不通になってしまった職場の人がいます。少し離れた立場にいる私から見ても普段から忙しそうだと分かる感じで、その人に何かを聞いても、返信がないことが大半でした。同じように返信を待っている人達の中が「その人の時…

  • 自愛

    今日は何となく気持ちが沈んだ日でした。自分の今の生活のことや、「自分を愛する」っていうのはどういうことなのか、そんなことを一日中考えていた休日でした。 海外では頻繁に使われているこの「愛する」という言葉は、英語を使う環境ならもっと身近にあると思いますが、日本語となると使う機会は滅多になく、それでいてとても重要な言葉だと思います。 最近は心理学や専門家の方の話よりも、自分の気になる人達が過去の経験からどのように自分を愛することを実践しているのか? という身近な話の方が何となく気になっていて、「自分を愛するっていうのは、自分の失敗もコンプレックスもすべて受け入れることだよ」という人もいれば、「自分…

  • スコールを抱える心

    職場に、責任感が強くて優しい、良い人がいる。学生時代にその人がクラスにいたら、学級委員だったかもしれない。体育の授業中に具合が悪くなった子を保健室に連れて行ったり、休んだ子の分まで掃除をしたり、授業では真っ先に手を挙げて、きっと皆勤賞もとっていたはずだ。先生のお気に入りの子だったかもしれない。 「あの人は良い人だよね」 いつしかそう言われることを目指せなくなった私は、その人を眩しく思いながら、果たしてその人がいつお昼を食べているのか、何時に上がっているのか、いつ休んでいるのか、顔色はどうか、支えにしているものは何なのか、何でそんなに菩薩なのかと、そんなことばかり考えている。 その人のスケジュー…

  • 許せませんか

    先日泊まったホテルの部屋にバルコニーがあって、朝起きて外に出ようとしたら、今にも息絶えそうな蝉がいました。どうなるのかな…と眺めていて、ふと思い出したことがありました。 不思議なのですが、蝉ってこちらがピアノを弾いていると必ずベランダにやってきて、一緒にミーンと鳴き始めるのです。セッションかよと思うのですが。元々蝉は苦手で、でもそうやって偶然なのか、私が音楽をやっている時に寄ってきて鳴くのを度々経験し、「苦手」だけで片付けてはいけないような何かを感じるようになりました。 ホテルの蝉は私が支度をしているうちにいなくなってしまったけど、その時は部屋でやっぱり音楽をかけていました(窓は閉めていたけど…

  • 他に特に望みもなく

    今日はお休みで、結構前から緑の多い所で一人になりたいという気持ちが続いていたので、そんな所に宿をとって過ごしています。 今回泊まっているのは三井ガーデンプレミアというホテルなのですが、三井系列でいつも素敵だなと思うのは、照明です。照明のセンスが、他のブランドとは少し違うと思う。 テーブルやベッドがどんなに良くても、照明の位置と種類によって過ごす時間の印象が全く変わってくる感覚があるのですが、三井のホテルは間接照明が絶妙で、白(青)系ではなく暖色系の照明が基本的に使われていると思います。漏れる光の量もちょうど良いので、夜が過ごしやすい。明るさや音のような感覚的な所を大切にしているかというのはホテ…

  • 諦めながら一日を終える

    今日は、人間関係で少し失敗してしまいました。自分はどうしてこうなのかなと自己嫌悪で、好きなものを自分に与える気持ちにもなれず、何となくブログを書き始めました。 落ち込んだタイミングがいつも「書こう」と思うタイミングなので、全体的に低空飛行感が否めないこのブログ。でもそれも自分自身だから、仕方ないかと思いながら。 この何とも言えない空虚さを埋める言葉を探しながら、自分は相手との境界線を引くのがやっぱり下手なのだなと気付き始めました。悩む時は、相手との距離が近くなりすぎている時のような気がします。 自分のことを本当の意味で丸ごと分かっているのは、自分しかいないですね。自分が捉える相手の姿も、相手が…

  • 執着を捨てる一歩

    先日、初めて23時まで働いてしまった。 一度そういう時間帯を経験すると何だか慣れてしまって、そこから数日同じようなことを繰り返して。でもそれがしばらく続くと、突如「あ、もう出来ない。何も出来ない。」というタイミングがやってきます。そして、何もかもシャットダウンしたくなる時期がやってきます。 長時間働くのが危険だと思うのは、物事をポジティブに捉えられなくなっていくことです。誰かの言動が自分を否定しているもののように感じられて(実際には多分、そんな意図はない)、自分の言動も他人を構えなくなっていって、少し気持ちが回復した後にそれを振り返ったり、夜中に目が覚めてふとそれが蘇った時、罪悪感で押しつぶさ…

  • エリック・サティの不思議な魔力

    You tubeで洋楽のプレイリストを色々探していたら、「おじいさんがピアノに向かって座っている昼下がりのヨーロッパ風アパートの一室」のサムネイルが出てきて、観てみたらエリック・サティを始めとしたピアノ曲集でした。 子供の頃、自分が習っていたピアノの先生が教えてくれるのはいつも明るくて華やかな曲ばかりで、でも私は本当は短調の曲が好きだったから、先生に習うのを止めた頃から割と暗い曲を好んで弾いていました。当時はそれを作曲した人の背景を考えることもあまりなくて、ただ曲調に惹かれていただけだった気もするのですが。 大人になってからは、明るい曲、華やかな曲の良さに気づくようになりました。現実を生きる中…

  • 後悔

    少し働いてみて分かったけど、入った会社がブラック寄りでした。 まぁ、そうですよね。だって、30代後半の正社員転職にしてはとても順調だったから。 自分はどうも、忙しい環境や仕事に心血注いでる人達の集まりに当たりやすい。この職場に決めたときは、その他の自分が優先したいことについては割と叶った転職だと思っていた。でも、その中で残業が「ない」あるいは「少ない」を、絶対に諦めるべきじゃなかった。 入社してからも想定してなかったこと(関わる分野が考えていたものと違った/産休社員の後任だった)があったのも落ち込みの原因。産休の後釜って、聞く人いないんですよね。 昔簡単に色んなことを捨てられたのは、自分の幸せ…

  • 年明けから、この一週間のこと。

    前回の更新から、とても久しぶりにブログを書いています。時間が経つのは早いものです。 ずっと尻込みしていた転職活動。昨年末からやっと動き始め、年明けてからの3カ月間は応募から面接、課題提出、条件・退職交渉などで目まぐるしく過ぎました。自分でもこのスケジュールに気持ちが追いついていなかったのですが、前の職場で3月中頃に最終勤務を終え、今新しい職場で働いています。 今も環境を変えたことの実感がまだあまり持てていないのですが、何かを決める時、自分はいつもこうだったなと思い返します。すっぱりと、完全な自信の中で選択できたことはありませんでした。軸を決めて書き出しても、あれこれ可能性を考えて最後まで悩み、…

  • 精神の若さ

    今日は転職サイトに登録した。転職初めてでもないのに、登録するのがずっと気が引けていて。でも何となくカレンダーを見たら大安で、これは今日ということかと登録。 だらだら転職のススメ、という記事を先日読んだのです。忙しくても登録さえしておけば情報が入るし、気持ちの波もあるからそれが上がった時に動ければいいよ、という記事。 書類全部完全に作ってから登録しようと思っていたけど、それだと中々動かないのと、自分の中で「災難」の箱に入るような出来事が二月から立て続けに起きていて、このままだとそうしたことに時間を侵食されて今年が終わってしまうのかな、と思ったから。 サイトに登録していく作業の中でまた感じたのは、…

  • 楽しんでいる人達

    人が純粋に楽しんでいる姿を見て、それがやっぱり最強だなと思う時がある。 その場にいることが、今この人にとって幸せで、楽しいことなんだ。それを、一人ひとりの表情を見ていて、話を聞いていて感じる。 自分のいる場所に何のズレもない、そこにいることを心から楽しんでいる姿。現実と思考がちゃんと合っているんだなと、そういう人達を見ていて感じる。楽しもうと努力する姿とはまた別の、元々その人の中に「楽しい!」という状態が鎮座しているような種類の感じだ。 かっちりと合わさったもの。溶け込む笑顔。共有する時間。寸分の狂いなく進行する会話。瞬く間に出来上がっていく、パズルのようだ。一つのピースの欠けもない、完璧なも…

  • 好きか、嫌いか

    欲しい本があって、でも新品ではなくてもいいかなという思いがあり、Amazonの「中古」の所からどれにしようか選んでいた。「とても良い」状態のものはどれも安かったけど、こちらに届く日程が結構先のものばかりだった。思い立ったらすぐ欲しい方なので、新品にしようかな?と思った矢先、一つだけ、明日届く(他よりは少しお高めの)「良い」を見つけた。画像を見て、良さそうだったのでそれを頼むことにした。 翌日、本は私の手元にちゃんと届いた。実物を手に取ると、サイトに載っていた画像よりか割と傷んでいて、”背伸びして「良品」名乗りました!”という感じ。でも、その分待つ時間を短縮できたことに満足していた。私は時間を買…

  • 揺らぎ

    最近日記を書く時間がなかったり、あっても休む時間が必要だったりで、書けないことが多い。 書くっていうのは形のないものを形にしていく作業で、今更ながらそれって大変なことだよなと感じる。 昨日は母が頭痛が酷いと言って一日不調で、だから夜眠るとき、苦しければ絶対に我慢しないで夜中起こしてほしいと頼んで寝た。いざとなったらまたタクシーか救急車で夜間診療してもらおうと決めて。我慢して我慢して、取り返しのつかない所で後悔するタイプなので、無理はしないでといつも伝えている。今日は回復していたので安堵した。 色々と終わりを感じることがある今年の春。花粉症や春風、三寒四温と揺らぎがどうも好きになれない春という季…

  • ひとりホテル滞在

    日記。二月は何度か出社があって、実家からだと小旅行をしているような電車時間の長さだったので、本当に「旅行」にしてしまうことにした。 出社翌日が休みの日は仕事の帰りにホテルに泊まり、次の日お昼頃まで滞在。泊まったのは普通のビジネスホテルだけど、最近ひとり旅をしていなかったので、それが思いのほか気分転換になって最高な時間だった。一人の時間って本当に大切だなと思ったのだ。 せっかくなら日比谷銀座あたりに泊まりたいと思い、最初に選んだのがこちらのホテル。 ミレニアム三井ガーデンホテル東京 ホテル選ぶ時にできるだけ欲しいものがあって、それがバスタブとスマートテレビ。ユニットは髪いつ洗おうか迷うから嫌。お…

  • 生きづらさはテーマだったけれど

    日記。自分的に、今日は占いデーだった。占いに力を借りた日、というのが正しいかもしれない。 この記事に書いたようなことが頭の中にあって、違和感、緊張、外側の人という言葉と連鎖するように「そういえば」と算命学のことを思い出し、今日はそのことが書かれているブログを読んだりした。 あまりにそういう言葉を使って内側に入り込むような思考をしてばかりだと、自意識過剰だ、中二病みたいだと思うし、発散させること、自分が貢献できることを外側に少しでも見つけて人のためになるべき、大人とはそうあるべきだとも思う。でも、そうしたらこの自分の中になぜか日々休むことなく蓄積される、幸い名前もついている「孤独」に属する言葉た…

  • 切り替えるための時間

    日記。最近忙しいこともあって、切り替えが難しく感じることが多い。仕事が終わって、ご飯を食べる時などは大体それまでやっていた仕事のことをずっと考えている。話しかけられても、頭に入ってこないことが多い。そうなりたくてなっているわけじゃなく、ただきっと不器用だからそんな感じだ。 ご飯を食べた後は一時間ぐらいぼーっとする時間が必要で、そこで少しずつ切り替えをする。いいことがあった時は切り替えなくても大丈夫。でも大体は、不安なことや辛かったこと、そういうものをこの時間に安心に変えていくのが日常。 時間が必要だとよく思う。先週末も友人と話して、いつもならそれが支えになるし実際には楽しかったのに、翌朝になっ…

  • 正直な身体

    日記。朝は、歩きに外へ出た。昨日ほどは晴れていなかったものの、陽には当たれた。自分の短いお散歩歴史の中で勝手に『黄金の道』と名付けている暖かい通りがあり、50メートルぐらいしかないのだが、そこを朝日に向かって歩く時間が最高に気持ちいい。 いつも通り貯水池の前を通り、カルガモ達を覗く。うずくまって置き物みたいに動かないカモや、こちらを追いかけてくる小さいカモ。たまにパンをあげている人がいて、自分も以前あげたことがある(「可愛すぎる!」と騒ぎながら母と写真撮影していた所、散歩していたおじいさんが「あげなよ」と言って食パンを分けてくれたので、ありがたく撒いた)のだけど、あまり沢山あげると生態系を崩す…

  • 幸せに気づく帰り道

    「でー、あなた、お仕事はどうされているんだっけ? 在宅って、ずっと在宅? それは肩凝りも辛いでしょう。今日は指から肘までが痛いとのことだけど、ピアノやってるのね。どれぐらい弾くの? 休みの日に3時間、ほぉー。 腱鞘炎はね、温めるといいんだよ。今寒いから、ただでさえ腕も固まりやすいの。毎日湯船に浸かってね。あと、忙しければ指一本でもいいから、日光浴すること。一時間ぐらいは陽に当ててね。 やっぱり人間はね、外に出ない生活になると、身体に色々来る。精神的な方もね、どうしたっておかしくなっていくものですよ。こんな時期だから仕方ないんだけどさ、この辺り一周歩くのだけでも違うからね」 去年から平行線を辿る…

  • 本音

    3日分ぐらいの、まとめての日記。月曜、人との打ち合わせが多くて疲れた1日だった。仕事を早めに上がった後、食欲はなかったが夕飯を無理矢理流し込み、早々に部屋で休む。 少し風邪のような寒気がした気がしたので、お湯に溶かすレモンの飲み物を作った。部屋の照明を落とし、TVの音を消して、映像だけを眺める。その時のMnetでは、韓国の青年が小さな女の子達のお世話をしていた。 隣の部屋から、歌番組の音が聴こえてきた。その歌声が妙にキンキンしているように感じられて、「歌ってる方はいいよな、好きなだけ叫んで」などと思ったりした。多分こんな日は、たとえばSuperflyが歌ってもUruが歌ってもそう感じてしまうの…

  • それが私の、元々の幸せだったのです

    日記。今日はこの記事に書いた人の夢を見て、9時過ぎに目が覚めた。冬の朝は窓を開けるのが辛いから、換気口を開けてから布団を整える。柚子入りのお雑煮を食べた。 コーヒーを淹れる。いつもは市販の蜂蜜を入れていたが、去年AmazonPrimeでマヌカハニーを入手したので、そちらをひとすくい入れる。『MELITA』という所のもので、UMF10+、と書いてある。この数値は高いほど殺菌効果があるそうだけど、低めでも日常の健康維持になると何かで読み、購入した。実際、小さなスプーン一匙でもお通じに変化あり。コーヒーの味は、ほんのり甘くなるぐらい。 TVを点け、スカパーの『Mnet』をかける。韓国の番組が字幕付き…

  • 届かないスープ

    日記。予定より一時間も早く目が覚めた朝。その一時間は、ベッドの中でしっかり消費した。ずっと寝ていられる土曜が待ち遠しい思いだった。 昼食は、事情があって久しぶりにウーバーイーツを利用した。少し離れたお店から、ユッケジャンスープなどを運んでもらうこととなった。辛いものは、昔バリ島へ行った時に噛んで死にかけた青唐辛子を除き、毎日二食ほど食べても良い程度には好きだ。 しかし、本日のウーバー氏。約束の時刻から30分が経過しても、家に来なかった。迷っているのかなと不安になりながら、もはや通常運転になりつつある昼のオンライン会議に繋ぐ。待つこと1時間。そしてついには、誰にも接触していないのに「配達完了」の…

  • 安心感に種類があるとしたら

    日記。ちょうどお昼の時間帯にミーティングが立て続けに入っていて、昼食が夕方近くにならないと取れないと分かり、今日はそのことに無性に苛々してしまった。食器も「ガチャン!」などと置いてみたりした。大人げなし。 しかし、食事は取りましょうよ、と思う。時間をとって。今まで幾度となく夕方コースはあったし、休憩はチームのために後回し、頑張って話し合いしましょうという空気は過去にもあらゆる場所で感じてきたけど、正直、ちゃんと食事を取ることの方が大事だ。責任を果たすことと自己犠牲は対極にあるとも思う。大人げはあまりないと思います。 土曜日になったら、なくなったスキンケア用品を買い揃えに行きたい。洗顔後すぐに馴…

  • とりとめもない記録

    日記。美容院に行ったら担当の方が独立するそうで、よかったら次回は新しいお店の方に来てくださいね、と言われた。やってもらったのは、今回が3回目。(過去、早業でカットしてくれたにも関わらず「え、終わりですか」などと完全無意識に言ってしまったあの美容師さんだ。書いていても焦る。その節はすみませんでした……。)それにしても、別の美容院で前にお世話になっていた担当の人もちょうど3回やってもらった時に独立して、新店に通い始めて3年ぐらい経った頃、実家の広島に帰って店をやることになったと言っていなくなってしまった。偶然だろうけど、3という数字に何か不思議なものを感じる。 最近、腱鞘炎になってしまって腕が痛い…

  • 朝食の思い出。

    「朝ごはんはいつも、ロールパンにウインナーを挟んで、目玉焼きを焼きます」 こんな文章をある記事で読んで、そういう朝食もいいなと思いました。最近、楽しみになるような朝食を食べていないことに気づきました。 一人暮らししていた頃は、牛乳と卵を混ぜたものに食パンを投入して、それをバターで焦げ目がつくまで焼くだけの簡単フレンチトーストが好きで、休みの日の朝ごはんによく作っていました。 人からレシピをもらうこともありました。友人が昔泊まりに来た夜に作ってくれたいちじくとチーズのサラダがとても美味しくて、いちじくはなかなかお洒落かつ手に入らないから、それを他のお手軽な果物に変えてたまに朝ごはんとして作ってい…

  • それを知っていること

    しばらくブログを書かないうちに、もう12月も半ばになってしまいました。11月ぐらいから、時間が過ぎるのが特に早く感じます。 「(在宅で)外に出ない日が続くのって、辛くないですか?一緒に働く人達ともランチとか行けないし。どうしてますか?」 今の勤め先の人にこの前そう聞かれて、その人が何だか、とても真っ当な人に思えた。私から見るとその人は結構一匹狼タイプなのかなと思っていたけど、案外予想は外れるものだなと思った。でも、実はそういう寂しさを感じているというのは何かいいなとも思った。 「外に出ない日が続くのって、幸せじゃないですか?一緒に働く人達ともランチとか行けないし。どうですか?」 もしこう聞かれ…

  • 誰かに会えないよりも

    一人になりたい。 昨日から、そんなことを考えていた。ずっと頭が痛いからかもしれないし、少し落ち込むことがあったからかもしれない。一人でどこかに行ってしまいたいと思った。お好きにどうぞ、という感じなのだけど。 以前は、息詰まるとよく一人で海外に行っていた。人が実際にどうかというより、今思えば自分が周りを気にして過ごしているがゆえの窮屈さが日常にあって、誰も知り合いがいない、言葉もあまり分からないような所に行きたいとよく思っていた。そういう場所に行ったら自分も少しは寂しさを感じるのか、知りたいというのもあった。 海外へ行く前は当然ながらいつも不安で、長期の日程の時はそれこそ喉から胃が出そうなほど緊…

  • 家にいたっていいじゃないか。

    今日は朝の散歩をお休みして、始業までぼんやり過ごした。厚手の部屋着でベランダに出て、ひんやりした空気と微かにぽかぽかした朝日に当たるのが好きだ。スズメも来たりして可愛い。これをやるたびに、やっぱり夏いらん、と思う。 この前朝散歩をした日、前を足早に歩いていく友人の後ろ姿が見えた。あるきっかけがあって先月、10年ぶりぐらいにご飯に誘ってくれて、近くでランチをした友人だった。彼女は10代の頃にいじめが原因で心を病んでしまい、それから頑張って働いた期間もあったけど、20代半ばぐらいからまた調子を崩し、以来ずっと働けておらず家にこもりがちだった。 ランチした時に、私は自分が話せるようなこともあまり見つ…

  • なんか、嫌われてもいいかなって。

    最近、朝のお散歩が気持ちいい。紅葉も見られるし、途中の池にカルガモや白鷺がいてすごく癒される。 カルガモは必ず番か、何羽かで等間隔に浮かんでいて、白鷺はいつも一羽。カルガモは毎年一緒にいる相手が変わるけれど白鷺はそういうわけではなく、一羽でいる白鷺は相手に先立たれた状態なのだとどこかで聞いたことがある。たまにカラスが飛んできてカモが驚愕したり、白鷺の元に別の白鷺がやってきて威嚇(と言う名の誘惑?)したりしている。白鷺はその場に立っているだけで何だかこちらの気持ちまで引き締まり、その周りをぼてぼてとしたカルガモ達が浮かんでいるのもとても可愛い。白鷺とカルガモは、お互いのことをどう思っているのだろ…

  • 周りからどう思われてもそれは仕方のないことだ、と、その人は私に言った。

    昔、よく休みを取る先輩がいた。 その人はよくオフィスで、家から持ってきたという少し高そうなコーヒーメーカーでコーヒーを丁寧に淹れ、それをミーティングの席に持ち込んでいた。その人とのミーティングがある時は、気分転換にと、よく近くのカフェへ行ったりもした。 その人は、仕事が出来ると社内でも評判な人だった。特に、細かい最終チェックなどに関しては他の人が気づかないような抜け漏れに気づいてくれたり、起きうる可能性について細かに教えてくれたりした。ただ、その人が使う言葉はいつも直球で厳しいために、対立してしまう人も多かった。優秀だけど、気難しい人。周りと話していても、その印象を持っている人が多いということ…

  • 仕事が終わると、本当にほっとする。

    仕事が終わると、本当にほっとする。 なんだか、疲れてしまったのだ。 こんな風に様々なことを受け止めるので精一杯な毎日が、これから先も地続きになり人生が出来上がっていくことはやっぱり酷なことだと思う一方で、食べていく現実がある。でも今は、そのことも考えたくない。 こんな時は、部屋に花が欲しい。週末は花を買ってこようと思う。ただ、水に揺れているのを眺めるだけでいい。 ポーランドのワルシャワで開催されていたピアノのショパンコンクールで、反田恭平さんが二位となった。日本人の歴代最高位と並んだそうだ。最近テレビでもお見かけすることが多かった小林愛実さんは、四位とのことだった。本当に凄い。素敵なことだ。 …

  • シネスイッチ銀座の、ずっと眺めていたい公式Instagram。

    今度の友人と会う予定の後、映画を予約しておいた。帰りが遅くなるので少し迷ったけど、席を押さえた瞬間からめちゃくちゃ楽しみになってきた。もう、心の中ではそちらの方が主役になりつつある。 今回観るのは、公開までのお預け期間が長すぎて、ダニエル・クレイグの引退感とラミ・マレックの旬な時期終わってしまったんじゃないの、と心配になった007。みんなきっと、家族連れやカップル、友達何人かで観に行くんだろうなと思う007。だけど一人で観る、007。 でも、シネスイッチ銀座で上映中のこの映画とっても気になる。 View this post on Instagram A post shared by シネスイッ…

  • 生きている日常そのもの。

    846字で綴る、疲れた心のひとかけら。

  • 自分が心地良いのが一番。

    足が痛くなって、初めて気づいたこと。

  • でも、良いことをしたんじゃないの?

    「すみません」「ありがとうございます」と言いながら、心の中で感じていたこと。

  • 在宅勤務する中で感じた、自分で一日を管理することの大切さ。

    今日は朝ウォーキングをして、風が涼しくてとても気持ちよかった。その後仕事に入ったら、少し疲れているはずなのに不思議と頭が冴えて、コーヒーもいつもより美味しく感じました。普段はつい夜更かししてしまいがちだけど、朝型の方が気持ちが前向きになります。 母の糖尿や高血圧がピークだった頃、朝のウォーキングはいつのタイミングが健康やダイエットに一番効果的なのか調べたことがあります。その時は、朝食を食べてから1~2時間後が消化の時間帯と重なるので好ましい、と何かで読みました。朝早くに歩きたい時は朝食を食べる前に出掛けてしまいたくなりますが、起きてすぐ、何も口に入れない状態で歩きはじめるのは低血糖状態になるの…

  • 使われる日を待っているリップ達。

    最近、口紅を塗らなくなったなと思う。 元々アイメイクよりもリップの方が好きで、アイシャドウよりもよく買っていた。肌に多少艶を足し、唇の血色を良くすれば最低限何とかなると思っていて、アイラインを引くのは未だに苦手。リップを集めていたから、塗る機会が減ってしまったのが少し寂しく感じる。 写真はおもにここ数年で集めたもので、左から時計回りに、 Koh Gen Do マイファンスイーリップスティック BE403 ETVOS ミネラルリッププランパー イノセントローズ マキアージュ ドラマティックルージュEX RS377/RS329/RD430 コフレドール スキンシンクロルージュ RS-341 CHA…

  • 充電ができなくなった私達。

    気づけるうちが花だ。PCも、人間も。

  • 適当に選んだけど結構よかった!は、まぼろし。

    今年もあと二か月。早いような気もするし、ここまでがとても長かったような気もする、 今年良かったことは、家時間が沢山あったことで、映画に触れる時間をいつもより多く持てたこと。IKKOさんが昔、「辛い時はいつも韓国ドラマに助けられていた。韓ドラがなかったら私、今ここにいるかわかんない」とアナザースカイで言っていて、それを今になって思い出しては自然と頷いてしまう。何となくIKKOさんの、忙しい仕事から一人で(かは分からないけど)家に帰ってメイク落として、晩酌をしながら韓ドラ観て、白いレースのハンカチなどで目を押さえて大泣きしている姿、などが自然と想像できてしまう。そしてそうした表舞台にはない人の姿を…

  • AM 1:29

    仕事で作業していて、何となく心がおかしな方向に行き始めているかも、とはたと気づく時がある。それは、何かの確認がやめられない時だ。 さっき確認したのに、不安だからまた確認する。ここがこうで、こう作業したから大丈夫。でもちょっと待って、大丈夫って、何?本当に?とか考え出して。休日に入る前などは特に、「休みに不安を持ち越したくない」からこの確認願望が高まりすぎ。 そんな時は、どこからか流れてくるシャボン玉を一つずつ潰しているのに、次々に吹かれてくるからもういい加減にして、とうんざりしているような私や、掃除機で吸っても吸っても吸えなくて実は中のフィルターがパンクしかけていた時の残念な感じ、眠る前に雑然…

  • これが、すべての本来の姿だ。

    時間の流れと静けさを感じる、とても好きな絵画がある。ギュスターヴ・ギヨーム(Gustave Guillaumet)という画家の『Le Sahara』という作品だ。昔、オルセー美術館でこの絵を見つけた。他にも有名な絵画はたくさんあるはずなのに、なぜかこの絵にとても惹きつけられた。 ja.m.wikipedia.org www.musee-orsay.fr ギュスターヴ・ギヨームはフランス人で、オリエンタリズムの画家の一人だ。アルジェリアに渡ってその生活に興味を持ち、砂漠や、そこで暮らす人々の姿を描き続けた。このサハラの作品は特に当時のサロンでも認められ、彼の代表作になっている。 一体のラクダの骨…

  • もし日本企業にも一か月のバカンスがあったなら。

    カレンダーを眺めていて、連休少ないなぁと感じた。いや、日本は祝日の数は世界の中では多いらしいのだけど。働いていると、夏季休暇などで取れる休みは一週間~長くて10日程度。技術が進んで人間がやることは確実に減ってきているし、企業はもう少し社員に長く休みを提供できる体制にはなっていかないものなのだろうか。雇用を減らすのではなく、機会均等のまま一人あたりの長期休暇分を増やせないものだろうか。 そんな自分の力だけではどうにもならないようなことを考えては、「もっと長く休みが取れるとしたら、何をしようかな?」と楽しくなる。 ヨーロッパの夏季休暇、特にフランスなどは人生の中で余暇をとても重視していて、バカンス…

  • やめた方がいいと、わかっていても。

    「あーるーこー、あーるーこー、私は元気~!」という小さな子の歌声がループで自宅近くの公園から聴こえてきて、これはきっとあの子が疲れるまで続くな、とぼんやり思いながら自分の地肌に触れて、驚愕してしまった。鏡で急いで髪をかき上げてチェックしたら、まだ本当に小さいけど割とはっきりと、円形脱毛みたいになっている。うそうそ、地肌見えてる嘘……泣きたくなる。 あなたとはまるで関係ない世界にいますので、とでも言うように、どこかの少女は「私は~元気ーー!あーるーこ~……」と歌い続けている。そこは「歩くの~大好き~」でしょ。壊れかけのRadioとかですか……?それに、私は全然元気じゃない。 こんなことを書くとき…

  • 『愛がなんだ』―男を越えていく女達

    邦画の『愛がなんだ』を観ました。 (あらすじ)28歳のOL・山田テルコは、マモちゃんのことが大好き。寝ても覚めてもというより、寝るのも仕事も食事も削ってマモちゃん。入浴中も面接中も、呼ばれたらすぐ飛んでいく。しかしマモちゃんとは、付き合えていない。マモちゃんに「テルちゃん」と呼ばれるのが好きだったのに、ある時から「山田さん」と呼ばれるようになった。壁は出来ていくのに、テルコはマモちゃんを待ち続ける。そんな中、自由奔放なすみれという女性が現れて……。 aigananda.com 『愛がなんだ』は2021年9月6日現在、NetflixやAmazonPrime、他U-NEXTやdtvでも視聴可能なよ…

  • 「やりますね」をやめたら楽になった。

    毎年書いている気がするけど、秋が季節の中で一番良いと思う。夏から秋の間に一度でも涼しい期間(雨や台風などで)があると、その後暑い日がまた来たとしてもあの8月のような日照りの猛暑ほどではない気がして、そうやってだんだん、肌寒さを感じる夜がやってくる。 書くことは記憶を濃くするから、本当につらいことはあまり書けないものだということに気づく。私にとってはそれが、去年の秋から始まった母の病のことなのかもしれない。全然働く気になれないとか、本当こんなんでどうしようなどの、自分のことはいくらでも書けるのに、なぜかそのことを書こうとすると指が止まってしまう。夜中の救急車も、人工呼吸器も、痩せた体も詳細に書い…

  • お互いに自由だった、彼女との時間。

    LINEをもらって、でもその人とのやり取りに少しだけ違和感を感じるようになってしまっていて、急ぎじゃないし後でもいいかな、としていたら時間が経って、さすがにそろそろ返さなければ、と一日後ぐらいに返信し、その直後に返信をもらった時に、少し気詰まりに感じてしまったのだった。返してくれるのは、いいことなのに。 平気で一日に一ラリーだけ、もしくはどちらかが何日か無駄に寝かせたりもしながら、もはや文通レベルなのに、それでも違和感のない間柄というのもあったりして、SNSのメリットは正直全然享受していないけど、それでもそういう存在がいてくれることは、きっととてもありがたいことだ。 昔、職場で知らないうちに仲…

  • ひとりの読書時間。阿佐ヶ谷姉妹と共に。

    今日は本屋へ行って、本を三冊買い、カフェに寄って読みました。 『そして、バトンは渡された』は今年秋に映画化する小説で、”苗字が何度も変わっているけど幸せだ”という感じの冒頭から面白そう。瀬尾まいこさんの小説は初めて。『乳と卵』は、2008年の芥川賞受賞作。これも一ページ目が素朴な疑問から始まっていて、不思議な感じだったので買うことにした。 あと、阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ。阿佐ヶ谷姉妹、好きかも。今日初めて彼女達の面白さに気づいてしまった。二人で暮らすアパートの話で、ワンルームでお互いの寝る向きをどうするか問題とか、意地でも台ふきんを触らないお姉さんの話とか、基本しょうもないんだけどそれがとても癖…

  • 休みが、終わってしまうね。

    週末は雨だったけど外に出たい気分で、土曜にコンビニで楽譜の印刷をしたり、近くのスーパーで買い物をしました。空がしっとりしていて、涼しくてよかった。バニラのルイボスティというのを見つけたので、買ってみました。あとは、お湯が白くなる入浴剤。そして夕方は、ピアノを弾きました。 休みが終わる時って、気持ちが重くなりがちです。この気持ち、どうにかできたらいいんだけどな。土曜日の朝のように自然に笑える自分でいつもいられたらいいのに、一週間が始まる前は、どうにも落ち込みがち。こういう時は無理に変わったり否定したりしようとせず、ただ、気持ちを感じるのがいいみたいです。 仕事が始まる前に感じるこの怖さみたいなも…

  • つかれた夜に。

    今日の午後9時の飲み物はココアにしました。一週間、やっと終わり。ココアやカフェラテを手軽に飲みたい時に、よく市販の『カフェラトリー』を飲みます。お湯を注いで泡がなじむ時に、チリチリチリ、と音がして、自然と耳を近づけてしまいます。 写真撮るのを忘れてしまったので、昔海外に行った時の写真を。昔から、クッキーやドーナツはなぜか、半分チョコレートがかかったものに惹かれます。 厄年とかって普段意識しないけど、そういえば今の自分の運気どうなんだろう、とふと思い立って調べてみたら、なんと大殺界(三年間)というやつの最後の年でした。でもこの三年間にあったことを思い返すと、それも何となく納得してしまうかもしれな…

  • 私は、私でいい。ということにした。

    今日は色んなことがあって、もやもやを解消したくて仕事の休憩中にブログを書いてしまいました。吐き出す場所って、やっぱり必要です。 『TEEJ』の紅茶。ブログ用に精一杯のおしゃれで撮影 夜になって、好きなお茶を飲んだら少し落ち着いたので、あのお昼の詳細な日記はアップするのをやめようと思えたのだけど。 でも、色々と落ち込んだり怒りを感じたりした結果、私は私でいっか、という所に落ち着きそうです。そもそも合わない環境でやっているのだから、無理もないのです。集団行動が苦手な私にとっては、何事も試練で経験である、と。 人に合わせすぎたり、頭を下げすぎるのは違うなと最近思うのです。大袈裟だけど、自分に誇りを持…

  • 東京オリンピックで感じたこと。

    オリンピックがひと段落してしまった。色んな人があちこちに散らばって踊っている開会式・閉会式が何を表現したいのかは正直よく分からなかったけど、選手たちがメダルを獲る瞬間がリアルタイムで見られることにやっぱりとても感動してしまった。そして男子マラソンなんて、服部選手が重度の熱中症の中で完走した。コロナはもちろんのこと、もう夏のオリンピックは命の危険と隣り合わせなのだと感じさせられる。 今朝ニュースを観ていたら、コロナのワクチンは二回目接種して以降、半年から一年後に三回目(二回目までの半量程度)を接種するといい、ということがやっていた。自分もコロナの予防接種を受けた時は二回目の副作用がとても重かった…

  • いつか人は、自分のいる場所を忘れてしまうのだろうか。

    北の部屋で仕事をすることが最近多い。南西の部屋で仕事していた時もあったけど、南西は窓を開けていても午後にむわんとした熱気を帯びる。そしてテレビがあり、ソファもあり、キッチンが近い。つまり、誘惑が多い。 北の部屋は窓を開けるとひんやりと涼しい風が入ってきて、7月だというのに長袖でも過ごせてしまう。静けさも、南西に比べれば優っている。昔は北の部屋は寒くて暗くて嫌だと思っていたけど、夏になると家の中の、ささやかな避暑地になる。昔は自分の部屋が北にあったから、よくベランダから下校する学生達を眺めていた。景色の中に並木道があり、春には桜、夏には青々と茂る木々を眺めることができた。 北の部屋は静かな部屋だ…

  • ライティングを学んでみて感じたこと。

    今ライティングの講座を受講しているんだけど、知らないことが多くて勉強になる反面、どうにもうまくいかないことも増えてしまった。 まず、文章を書く時にテクニックを入れることを考えるのはなかなか難しい。技術的な文章というのが存在するんだと分かったし、例文などを読むと「ああ、こういう使い方すると文章が確かに面白い!」っていうのはある。だけど次第に、もっと肝心なことに気づいてしまった。 例えば「オチ」とか比喩、成功に行きつくまでのストーリーとか色んな文章の書き方があって、自分が伝えたいことに合わせてそれを使うと確かに親近感の持てる文章になる。でも、私自身は今、そうした文章の構成を取ってまで伝えたいことが…

  • ナイトルーティンで映画を観るという天国。

    眠る前のルーティンがある人は多いと思う。 『ナイトルーティン』で検索すると本当にたくさんのYouTube(Vlog)が出てくる。 こういうのを撮れる人凄い、と感心するばかり。 ナイトルーティンだけではないけど、韓国で好きなYou Tuberさんがいて。 作家の方みたい。 インテリアや人の暮らしを観るのがお好きな方に、お薦めの動画だと思う。 ホットチョコレート飲みたい。 www.youtube.com 映画は、なんだかんだで月に結構観ている気がする。 配信という天国。 だから眠る前にも映画を観るか、ドラマの続きを連続再生してしまう。 22時ぐらいから映画かけると、大体1時前には終われて就寝という…

  • 映画三昧の週末。

    週末は、観たかったものが溜まっていたので、映画を何本か観ました。NetflixとAmazonで配信されているもの。 一つ目は、『テッド・バンディ』。実際にあった事件の映画化で、30人以上の女性を惨殺したIQ160以上かつ容姿に恵まれた犯人を、ザック・エフロンが演じています。残酷なシーンがあまりなく、本当にテッドが犯人であるようには感じられない分、ラストが恐ろしく感じられる気がします。 www.youtube.com そして次に、『マチルド、翼を広げ』。軽いタッチなのに重い現実を扱っているというのが、とても印象的な映画でした。なぜこんな状態なのに二人暮らしなんだろう、と思ったり。 子供が出てくる…

  • スリッパは何で選ぶか、と聞かれたら。

    スリッパを何で選ぶか、と(滅多に聞かれることもないけど)聞かれたとしたら、前は「冷え性だから、敢えていうなら保温性かな」程度だったけど、今はこう言える。 スリッパは、音。 スリッパなんてどれも同じだと思っていたけど、ある時思い立って、少しいいスリッパを買うことにした。それは確か無印のスリッパだったと思うけど、もしかしたら違うかもしれない。とにかく、それまで『ダイソー』や『3coins』で”とりあえず私の足と床の間に挟まってくれるもの”を適当に見繕っていた自分にとって、それは冒険でもあった。 買ったのは、床に触れる足裏がベージュの柔らかい素材で覆われ、コルクのような程よい硬さと、生成りの風合いが…

  • だって、幸せじゃないから。

    幸せじゃない、と思う。こんなことを考えるのは、自分にとって大切にしたいはずだったことが、また記憶の外に行ってしまったからだ。またそれに没頭することができなかった。他のことに、気持ちを使ってしまった。 きっと、一つのことしかできない。何でもできると思っていた頃はただ何も知らなかっただけ、何も見ようとしなかっただけだ。だから別に、忘れることが駄目だとは思わない。ただ、その能力を持ち合わせていないだけで。「しない」ことと、「できない」ことは違う。ただいつもそこに、精一杯の自分が存在するだけだ。 ご飯があって家があって、とか、そんなのは分かっているし、ありがたいことに変わりはない。でも今、そうした条件…

  • 三時に目が覚めることについての、小さな考察。

    夜中の三時過ぎに目が覚めた時、ぼー、とした頭でその答えを探してしまう。年を重ねたからなのか、眠る前に携帯を見ていたからなのか。体の水分が想定以上に失われたからなのか、「考えることがあるんだから起きて」と頭が私を起こしたからなのか。見ていた夢が、収まるべき展開に収まったからなのか。 そんなどうでもいいことを考えているうちに、更に色々なことが、まるでパンドラの箱を開けてしまったみたいに思考の道に流れ込んでくる。そんな中、ふと、少し開けた障子の方に目をやると、はるか向こうに明かりのついた窓がぽつぽつ見える。ひとつ、ふたつと。 なんだ、こんな時間に眠っていない人なんて結構いるじゃないか。(いや、電気を…

  • だめな私の、だめな一週間。

    大好きなコーヒーを控えている。少しカフェインが気になる。というのも、ここ数日なんだか体が重く、昨日はお昼休憩の時も横にならないといられなかった。そういう時は、何もやる気がしない割に「体にいいものを飲まなければ」という本能だけは残っている。牛乳やハーブティみたいなものばかり飲んでいた。 先週から割と巣ごもり欲求のようなものが高まっていて、週末は出掛けなければいけなかったけど、その後また電池切れになってしまった。昨日お風呂に入って、やっと体が動くようになった。何もやる気がしなくても、力を振り絞ってお風呂で温まる効果は絶大。 心が雨の時は、一人でただひたすら横になって、流れてくる思考にだけ意識を向け…

  • 自然派に魅了され続けた結果、『THREE』にまで手を出してしまった。

    最近外に出る機会が減ったので、お金を使う機会も減り、その分をスキンケアに回す方向に行きはじめています。メイクをする機会も減ったはずなのに、毎日メイクしていた頃よりも調子が良くないと感じることが増え…。今の化粧品って多分ファンデーションであっても成分が良いものが多いので、年齢的にも逆に塗っている方がバリアになって良いのかもしれません。 最近は特に、天然系や自然派というフレーズに惹かれます。数年前に知り合いがハンドクリームのセットをくれて以来、『MARKS&WEB』の製品が好きです。香りは色々ありますが、ラベンダーとゼラニウムの香りをよく使っていて、特にこの香りの「ハーバルフェイスクリーム」を使う…

  • 「もうこれ、最悪無くなってもいいや」と一度決めると強くなれる説。

    「完璧にやりたい、と思うからなんだけど、人はそこまで気にしてなかったりする」 友人が私に言った。もはや私のカウンセラーだ。悩んでいる時、友人に相談すると心が軽くなる。自分では気づけないことが出てきて、絶対だと思い込んでいることが実はそこまで重要ではなかったのかもしれないと気づかせてくれる。溜まっているものがどうにもできそうになかった私は、今回も友人に連絡した。 友人は、人を嫌ってはいけない、と知らないうちに抑えていた私の気持ちを代弁するように、いとも簡単に、ぼろくそに悪口を言ってくれた。「それ私も絶対やだ」「邪魔くさいな、ホント」と、そういうのを聞いているうちに清々しくなる。嫌なことは嫌だと思…

  • 『ボヘミアン・ラプソディ』映画館で3回観た記憶がQueenの曲とともに蘇る。

    昨日は金曜ロードショーで『ボヘミアン・ラプソディ』が放送されていて、先週に引き続き楽しみました。この映画を観てラミ・マレックとルーシー・ボイントンカップルが好きになり、しばらく海外のゴシップサイトで二人のファッションチェックをしていたことがあります。(どうでもいいけど、「ぼいんとん」で変換したら「ボ隠遁」って…私のパソコン一体何を考えているのか) www.youtube.com この映画を観て好きになった『Love of My Life』 主演のラミ・マレックは、「フレディを演じる時はいつも自由を感じられるんだ」とインタビューで話していました。また、この映画の中でメアリーのことを呼ぶときに「M…

  • ただの日記 2。

    人の性格というか、元々の気質って、変えようと思っても実際は苦しいだけ。性格診断などで内向型寄りという結果が出たことのある私ですが、昔は外向型の人に憧れて無理していたこともありました。頑張れば解決できると思っていたんですね。 外向型の人が周りに多いと、自覚がない時にもいつの間にかそこに合わせようとしていたりして、疲れて初めて「何やっているんだろう」と気付くということがあります。 仕事で、数人に注目される中、自分の作業をしなければいけないことがありました。うまくできるとも思っていないけど、うまくやらなければ(人に迷惑がかかる)という意識はあって、その作業の前日からもう心臓がずっとバクバク、そのこと…

  • ただの日記。

    在宅ワークが続くと、時々無性に太陽の光を浴びたくなります。「これ以上浴びなかったらまずいぞ」っていう、本能的なものなのでしょうか。確かに太陽の光を浴びるとホッとするし、気持ちの健康にも影響している実感があります。 HSPということもあって、心の健康を毎日維持するのは結構難しいことの一つです。どうしても色々と気になって不安感を持ちやすいし、余計な音や声がオンライン会議に入らないか気になったり、人と話すのがどうしてもしんどい日もある。だから最近本当に大事だと思うのは、在宅だからこそ敢えてしっかり切り替えをするということです。(通勤電車の中だったり、どこかに寄り道することで気持ちのスイッチを変えるよ…

  • 『スタンド・バイ・ミー』に滲み出る、子役達の実生活と苦悩。

    昨日、金曜ロードショーで『スタンド・バイ・ミー』がやっていて。観よう観よう、と思いながら観られていない旧作の映画というのが今までに結構あり、この映画もそのうちの一つだった。多分、昨日テレビでやっていなかったらこれから先も観るタイミングを失っていたと思う。テレビ局にリクエストしてくれた視聴者の方に、感謝しかない。 晴れた中、考え事をしながら車を走らせる冒頭のシーンから惹きつけられた。主人公のゴーディには、小説を書く才能がある。彼は友人のクリスとテディ、バーンとともに死体探しの旅に出た夜、森で火を囲みながら、自作の小説を彼らに聞かせる。「面白い」「続きはどうなるの?」と、友人たちは感想を伝え合った…

  • 仕事を隅っこに追いやりたいなぁと思う話。

    このブログを始める時、ブログのタイトルを決めるのにあまり悩まなかった記憶がある。『仕事と心のDiary』になったのは単純に、私の中で仕事の存在が一番大きかったからだった。私がもし親だとしたら、仕事は一番手のかかる末っ子みたいな存在だった気がする。 仕事している理由って人それぞれだけど、今の私はまず、税金関係のことを会社がやってくれて、楽だから。そして、好きなことに費やすお金が欲しいから。それだけ。 前は「自己実現」とか「キャリアアップ」とか、カギカッコで括りたくなるような四角い言葉のことを考えていた。でも、去年ほとんどの時間を仕事せずに過ごして、そういうことをあまり考え(たく)なくなった。むし…

  • 鳥肌は嘘をつかない。

    誰かに合わせたり、何かに焦ったり、そうした時間の淀みをきれいに流してくれるような音色。頑張って生きて、そして少し疲れている誰かにも、届きますように。 www.youtube.com そして、最近好きなウクライナのピアニスト・Evgeny Khmara(エフゲニー・クマラ)さん。ここ最近、彼の演奏ばかり聴いています。 www.youtube.com 素敵な曲を聴いて、ざわざわ、と鳥肌が立つ瞬間が好きです。なぜか懐かしい気持ちになったり、まだ訪れたことのない場所を想像したりします。非日常に埋没していくような感覚です。自分が何かを生み出せなくても、それができる誰かがいてくれるお陰で、一日の終わりに自…

  • 夢を楽しむ。

    変な夢を見た。 朝、オフィスに向かおうとしている。けれど行き方を忘れてしまい、ショッピングセンターのような場所をぐるぐる回っては、同じ場所に出てしまう。その途中で駅弁の売り場があり、知り合いがいた。選んでいる時間などないはずなのに、知り合いに薦められた弁当と、自分が食べたい弁当のどちらを買うか悩んでいる。その後、どうにも目的地に辿り着けないと諦めた私は、取り乱しながら職場の人に電話をする。 変な夢だ、と言いながら、こういう辿り着けない系の夢はよく見ることがある。その舞台はショッピングセンターのことが多く、他にはよく知っている地元の一角だったり、駅だったりした。初めての場所で迷うのはもちろん不安…

  • 考えすぎリモートワーク。

    在宅で仕事していると、仕事・プライベートでそれぞれPCと携帯が1つずつ。他にTVのモニターやコードも色々繋いだりして、気づくと元々広くない部屋が配線とモニターだらけになっていたりする。 なんだか本当に、人に会う機会が減ったと思う。別にそれが苦というわけではないけど、誰かと久々に連絡を取り合い「会おうよ」となっても、3人以上だと「オンラインにしとこうか」という話になるし、その中にオンラインが苦手な人がいたりすると、「会える時まで待とうか」ということになる。 仕事ではコミュニケーション用のアプリを使って人と連絡を取り合っているけど、オンラインでのやりとりは顔が見えない分、相手がどう感じているかを考…

  • 幸せになるのが、怖いんじゃないの。

    休み明けの仕事は緊張します。なんだか色んなことに対して心がむき出しになっている気がして、気を抜くと不意にかけられた言葉に傷ついたような気持ちになったり。周りは優しいはずなのに、発言することにも、行動することにも、怖さを感じることがあります。肩の力を抜いたらいいのに。 信用するということが、出来ていないのかなと感じます。それは経験がそうさせているのかもしれないし、もしかしたら私が、私を信用できていないのかも。 もう違う場所にいるんだけど、やっぱり常に身構えているなと感じるんです。安心して言葉にする。安心して訊く。安心して作業する。そういう安心感を持ったことが、今まであまり無かった気がします。気づ…

  • 「15の石」から私が教わった、年齢を重ねることの魅力。

    十五という数字は、日本では「完成」を意味するものとされる。そういえば十五夜は満月で、七五三もある。農耕民族の頃から取り入れられていた二十四節気(15日ごとに季節が変わるとする暦)は今も生活に在り、奈良時代以降は男性が成人を迎える年齢が15歳とされた。15歳で成人、早いな…。行先も分からぬまま、盗んだバイクで走り出した年齢ではなかったか。 www.tv-tokyo.co.jp 『新美の巨人たち』(テレビ朝日)で、京都・龍安寺石庭の特集が放送された。龍安寺は訪れたことがあり、庭の石の話もガイドブックなどで確か読んだはずだが、まるっきり新しい情報として新鮮に聞けてしまった。 石の配置についての説が面…

  • 情熱を失くした時の処方箋『自分の中に毒を持て』

    Netflixで『シェフのテーブル フランス編』という番組が配信されている。ミシュランシェフなどの日常を追ったドキュメンタリーだ。これを観ると、シェフはもちろん食材の作り手も世界中のレストランを創造しているのだと気づかされる。カキ一つとっても、フランスでは小さいカキの需要が多いが、大きいものを仕入れたいというシェフの意向があれば育て方を一から変えて数年単位で様子を見る。 昔、何かの番組で「フランスには”スシのシャリの部分はなぜコメでなければいけない?”などと言い出すシェフがいる」と聞いたことがあるが、一時でも現状維持をしようとする作り手は衰退する。厳しい世界なのだと思った。 youtu.be …

  • 月曜日の憂鬱。

    なんだか心が曇りの日ってあるものだ。先日『家にいるのに家に帰りたい。』という記事を書いたばかりだが、今日の自分はそんな感じだ。朝から「月曜 働きたくない」と検索とかしてみたりして(病んでいる)。 wasuresasete.hatenablog.com でも、検索してみたら世の中に同じような人がたくさんいて。それで少しホッとして、それでもやっぱり次にはため息をついて。「よし、今日はゆっくりペースで働こう」と決意した日に限って、忙しい。こんなモヤッとした頭で作ったモヤッとしたデータが本当に使えるのか?嘘でしょ、絶対。自分のことが信じられず、異常なほどチェックに時間を掛ける。そんな中、オンラインで雑…

  • 大人の宝探し。

    西日に当たったグラスが綺麗で、しばし見とれる。 セピアみたいなパープルみたいな、ゆらんとした名前のない色。私の思うノスタルジーとはこんな温度だ。あたたかな光に照らされる道は、過去なのか未来なのか。 昼に撮ったこの写真を眺め、ふと時計を見る。22時22分。空の上の誰かからメッセージをもらった気持ちになる。私の人生の、何気ない一日に埋め込まれたギフト。

  • 家にいるのに家に帰りたい。

    『家にいるのに家に帰りたい』という本のタイトルを見て、笑ってしまった。これ、なんか分かる。朝起きた時から「あぁ、早く帰りたい」と思っていたことあったな。家にいるのに。 paypaymall.yahoo.co.jp この本を実際に読んだ。濡れたままの髪でランドリーへ出掛ける描写が好きだ。置き場所のない気持ちを抱えて外に出る夜。私が曇りなく安心を感じられる日は、これから先来るのだろうか。まるで映画のワンシーンを観ているように、孤独の断片が詰まっていた。人には安心できる場所が必要だ。 私はこの本を読み、「棘」について想像する。棘が生える前、そこはただ凹んでいた。なだらかにすべてを受け入れる。そこに何…

  • 私だけの空間と、孤独に。

    最近、以前借りていたマンションのことをよく思い出す。 仕事から帰り、疲れた体で玄関のドアを開ける。洗濯機と冷蔵庫、キッチンを過ぎて、部屋に入る。白木のフローリングと、好きな本を並べた白い棚。つけていたピアスを外す。クローゼットは開けるたびに「キー」と軋む音がして、隣に住む人の気配もその音で伝わってきた。6畳のスペースは私には少し広く、遠く佇む高層マンションを窓から眺めるのが好きだった。住めなくても、眺めるという手がある。私は毎日、あの窓に切り取られた四角い空と明かりをささやかな幸せにしていた。 思い出は美化される。自分が用意しなければ、食べ物もない。洗い立てのタオルもない。磨かれたバスタブも、…

  • Filmarksで過去の歴代アカデミー賞を振り返る。

    ジョージ・ガーシュウィンの『Summertime』がずっと好きで、最近もよく弾いています。1930年代の黒人街を舞台にしたオペラ『ポーギーとベス』で、男達が賭博を楽しむ傍ら、女が赤ん坊を抱きながら歌った子守歌。アカデミー賞を受賞した映画『グリーンブック』で描かれたのよりも少し前ぐらいの時代の話です。 ※リンクはすべて『Filmarks』サイト(https://filmarks.com/)に繋がります youtu.be 『グリーンブック』はとても心に残っている映画で、2019年のアカデミー賞発表はとにかく興奮しました。『ボヘミアン・ラプソディ』『アリー スター誕生』『ROMA』と良作が並んでいた…

  • 性格診断の話。

    12時間とか働いていた件で、体制などを考えると今後も状況が良くはならないだろうと思い、派遣元の担当者に相談しました。「申し訳ないが、家の事情であまり残業できないので次回の更新の回答を待ってもらえませんか」という感じで。 その後、派遣先の上の方と話す機会があったので、「22時頃まで残業する日もあるが、それでも私は家の事情もあり早めに上がらせてもらっている方だと思う。メンバー(他の派遣の方)には申し訳なく感じる」と伝えました。案の定「そんなに遅くまで働いてるの?」ということになり、派遣元も「企業側に伝えます、調べると確かに残業かなり多いので…」とのこと。それからは色んな方が気を配ってくれるようにな…

  • 自分なんていつも、どこかに行ってしまう。

    最近暖かくなってきたので、お風呂上りの冷え対策もそこまでではなくなってきました。昔から、入浴剤は季節問わず何かしら使ってしまう方です。バスソルトなど色々あるけど、ドラッグストアで買えるものだとバスクリン<バスロマン<バブ、という順位が自分の中で定番になりつつあります。 バブにもcoolシリーズや森の香りシリーズなど色々ありますが、一日しんどかった日に必ず使う香りがあります。この『The Aroma Luxury Feeling』というシリーズの中に入っている、「プレシャスバニラ」という香りです。 市販のバニラ系の香りというと、何となく安っぽい(ハワイアン系の)香りが多い気がするのですが、このバ…

  • 23時から深まっていく沼。

    『俺の家の話』が好きすぎて、TBSオンデマンドまで入って毎日リピート再生しています。キャラが全員好き。脚本も好き。父親と息子二人が同じ女性を好きになるストーリーはドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』のオマージュなのでは、と書かれているコラムを読んで、『罪と罰』は途中で挫折した(=ロシア人の名前が長いし難しいしで覚えられない…)けど、頑張って挑戦してみようか、と考えています。 昨年末は『鬼滅の刃』にはまって漫画(紙は売り切れだったので電子書籍)を読み漁り、大掃除どころではありませんでした。LiSAの『炎』を聴くと色々こみ上げてくるので、歌詞のないピアノならいけるかも…ということで楽譜を買って…

  • 沢山の「したくない」をジュースで流し込む。

    夜9時に飲む冷えた野菜ジュースがすごく美味しく感じる。 仕事したくない。そうだ私、全然仕事したくないし、人とも別に関わりたくない。また働くの怖いと思ってたし、社会と関わりを持ちたいともあまり思わない。オンラインで誰かとずっと繋がってるなんて耐えがたい。私、そういう人だった。認めるか迷ってたけど、認めたら少し楽になった。 最初だから大変というのは確かによくある話だけど、自分の場合はそういうのあまり関係がない気もしてくる。時間に関係なく、私は集団の中にいる時にいつも心がざわざわする。どれだけの時間を過ごしても、サイズの合わない靴をいつまでも履いているような心地になる。結局、仕事している時はいつも「…

  • 目の前のことを、ひとつずつ。

    今週から働き始めて、昨日は初めての在宅勤務。予定としては、 ・始業前に洗濯、夕飯下ごしらえ ・お昼休憩中に夕飯の支度 ・終業前にお風呂を沸かす だったのだけど、実家のWifiの調子がすこぶる悪く、朝から冷や冷や。支給されたiphoneも操作方法がいまいち分からず、とにかくあらゆるデバイスに心臓を掴まれているような一日を過ごしました。 私は物心ついた頃からAndroidユーザーでiphoneを使ったことが無く、情けない話が操作方法からつまづいています。icloudからメールで「返信」する時にファイル添付をどうやるのかポカーン。自分が現状開いているアプリやページの一覧を見る方法が分からず、後で調べ…

  • 北川悦吏子さんのドラマを振り返ってみる。

    北川悦吏子さんのドラマが好きで、学生時代はいつも北川さんのドラマと共にありました。『愛していると言ってくれ』『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』『オレンジデイズ』『Love Story』などなど。 ロンバケなんてサントラを毎日聴いていたし、セナのテーマの楽譜を買って弾いたり、山口智子が着ていた丈の短いTシャツやルームシェアに憧れたりしました。 twitter.com 北川さんと言えば、フランコ・ゼフィレッリ監督の映画『ロミオとジュリエット』から着想を得たドラマが多いことで有名です。ロミオとジュリエットは、バルコニーにジュリエット、地上(というか木)にロミオの構図だけど、北川さんのドラ…

  • やっぱり合わなくなってきた友人のこと。

    合わなくなってきてしまったな、と感じていた友人に誘われ、短時間だけ会って話したんだけど、やっぱりしんどいなと再び感じて終わるという、悲しい体験をしました。(笑) 対人関係では、「仕方ないよな、誰が悪いわけでもないし」ということがたまに起きますよね。 自分が変わったから、というのもあるかもしれません。1月は家族の再入院で、退院後も気をつけながらの生活になるとの判断を病院からもらい、在宅で出来る仕事を年明けから探し始めたのがやっと落ち着いたタイミングで。自分自身の第一優先が変わってしまうと、共感が難しくなるのも仕方のないことなのかもしれません。コロナ疲れもあるしね。 まず、会う前日にこちらが送った…

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