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四十で惑わず、五十にして天命を知る~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~ https://qye04202.hatenablog.com/

50なりたての海外在住の中小企業診断士兼FP(1級)です。 孔子は五十にして天命を知る、と言っていますが、まだその境地は遠そうです。 自分の過去の苦い経験を紹介する中で、これから世代の人が人生を歩むヒントを提供できればと思います。

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2020/06/03

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  • 試験の話~FP技能士③

    第133稿です。 前稿ではFP1級取得に向けて勉強を始めた話をしました。 qye04202.hatenablog.com この試験は学科試験と実技試験に分かれていて、学科試験を通過するか、CFP試験を合格しないと実技試験を受けられなかったので学科試験は実質的な一次試験みたいなものでした。 これがなかなか自分にとっては難関でした。 自分が受け始めた頃からの合格率推移は以下のようになっていて、学科試験が比較的合格率の低い試験でした。 試験は午前中に基礎編というマークシート形式、午後は応用編という記述式という構成でした。 それぞれが100点ずつの配点、トータルで200点満点で、総合で6割、つまり12…

  • 試験の話~FP技能士②

    第132稿です。 前回はFP2級を取得し、その勢いでFP1級も目指すことにした話をしました。 qye04202.hatenablog.com 当時(2020年11月現在でも同じですが)FP1級を目指すには2つのルートがありました。 1)FP2級⇒AFP(所定の講習を受けて課題を提出したら取得できる) ⇒CFP試験(6科目、科目合格制度あり、各科目の合格率は30-40%)⇒FP1級実技試験(合格率80%くらい) 2)FP1級学科試験(合格率5%~17% 年による)⇒実技試験(合格率80%くらい) 1)のルートで合格すると国際資格であるCFPも名乗りつつFP1級も名乗れるのですが年会費や試験費用が…

  • 試験の話~FP技能士①

    第131稿です。 前回までは就職に至るまでの20代のときの話をしてきました。 今回以降は、少し話が飛び、40代後半での資格試験の話をしたいと思います。 今回はFP(ファイナンシャルプランニング)技能士の話です。 最初にその資格を取ることになったのは妻の影響でした。 彼女は自己啓発の一環で就職前に既にFP2級、AFPを取得していました。 結婚前にそれを知ったのですが、その頃から、生命保険や損害保険を自分に合った形に契約し直す流れが出てきていて(従来は大手生保や損保が設計した商品を営業パーソンに言われるがままに購入するというスタイルでした)その人に合った保険や損保の提案というのは今後必要になってく…

  • そして就職

    第130稿です。 前回までは学生時代の就職活動についてお話ししてきました。 qye04202.hatenablog.com 今回は、就職先を最初の会社(A社とします)に決めた経緯をお話ししようと思います。 当時、機械工学科の学生の一般的な就職先は、重電、鉄鋼、機械、自動車など重厚長大な産業が中心でした。 A社はプラント建設を生業とする会社でしたが、重厚長大型産業に比べて歴代の先輩は少なかったし、そもそも就職活動を始めるまではA社のことを知りませんでした。 4年のときに優秀だった同級生が大学院に行かずに就職した先がA社だったこと、一足先に就職活動していた先輩から、彼もA社を就職先候補として検討し…

  • 平成(初期)の就職活動③

    第129稿です。 前回は大学4年のときの就職活動についてお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 大学4年のときには既にバブル経済は崩壊していましたが、雇用市場はまだ前年までの勢いがあり、採用活動は活発でした。 大学に頻繁にリクルーターが来ては、何人もの学生を連れて連日高級なランチに繰り出していた、ということも多々ありました。 昨日のランチは寿司で今日はフレンチ、といった具合に。 すべて企業の採用活動予算でした。その頃はまだ企業も懐に余裕があったのだと思います。 話は前後しますが、3年の頃には学科主催の企業訪問ツアーというものがありました。 これは、首都圏に出かけて行き…

  • 平成(初期)の就職活動②

    第128稿です。 前回から平成初期の就職活動について話し始めています。 qye04202.hatenablog.com 就職の時期にはいろんな迷いがありました。 みんなと同じように同じタイミングで就職する必要があるのかとも思っていました。 一方で早く社会に出たいという思いもありました。 そこでまずは大学4年の時点で就職活動をすることにしました。 できるだけ選択肢は多くあったほうがいいと思ったため、就職情報誌や先輩のつてを辿っていろんな企業を訪問しました。 理系だったので重電、機械、精密加工、自動車、二輪車、などなど製造業の技術系職種ばかりでした。 まだバブル経済の余韻があり、企業も羽振りがよか…

  • 平成(初期)の就職活動①

    第127稿です。 前回までは学生時代のことを長々とお話してきました。 最近までの自分の中での印象では大したことしていない学生時代だったな、と思っていたのですが、思い起こしてみるとそれなりにいろんな学びがあったようにも思うので、こうやって振り返ってみるのも悪くないな、と感じています。 qye04202.hatenablog.com 特に前回触れたSteve Jobsの「点を繋ぐ」という話は自分には刺さる考え方でした。 人生のいろいろな回り道はきっと無駄ではなかった、という自己肯定感を持つという意味で。 qye04202.hatenablog.com 今回からはしばらく当時の就職活動について振り返…

  • 学生時代~家庭教師②

    第126稿です。 前稿では初めての家庭教師でうまく結果を出せなかった話をしました。 qye04202.hatenablog.com 次に担当したのは男子高校生でした。 誰かの紹介だったと思います。 彼は英語が苦手ということで、英語に限定した家庭教師でした。 この教科を克服したいという本人の意思があり、学び取る意欲に溢れていました。 彼は高校球児だったこともあってか、粘り強く学習に取り組み、わからないことがあっても途中で投げ出さないで最後まで取り組んでいました。 こちらが教えることを次から次へとモノにしていたので教えている側としても非常に張り合いがありました。 彼の場合は明確に結果が出たケースで…

  • 学生時代~家庭教師①

    第125稿です。 これまでは学生時代にやってきた短長期のアルバイトについてお話しをしてきました。 特に前回は長期でやっていた洋食レストランでの学びを中心に触れました。 qye04202.hatenablog.com 平成初期のことですからかなり昔の話ですが、仕事の本質はその当時とは何も変わっていないと思います。 特に洋食レストランでの仕事は、アルバイトという立場ではありましたが、長期にわたってやっていたこともあり、少しずつ自分が仕事の結果に与える影響を感じ、仕事に対する責任感を醸成していったような気がします。 長期にやった仕事といえば家庭教師もその一つでした。 当時は銀行だったか駅だったかの掲…

  • 学生時代~アルバイト⑤

    第124稿です。 前回はアルバイト先の洋食レストランで調理補助の仕事を与えられ、慣れないながらもなんとか覚えようとしていたことをお話ししました。 qye04202.hatenablog.com おいしい料理を創作して多くのお客さんに喜んでもらいたいというマスターの想いには頭が下がりました。 週に一度の定休日には奥さんと外食して創作料理のヒントを得たり、他の料理店のマスターと趣味のテニスを通じて情報交換したりなど、常に研究を続けていました。あまり勉強をしている感を表に出さない人でしたが常に勉強していたように思います。 お客さんには一品一品手作りで提供していました。主菜はもちろんのこと、セットで出…

  • 学生時代~アルバイト④

    第123稿です。 前稿では長くいたアルバイト先のホール係での出来事をお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 皿洗いのシフトに入ることもありました。 シンクが3つあって、一つに水を張ってホール係が下げてくれる皿やコップを一旦漬けておいてそのあとに流水で洗うというプロセスでした。 簡単そうに見えましたが、要領よく楽に処理しようと思ったら皿の大きさや処理する順番を考えながら洗っていく必要がありました。 でもいちばんチャレンジングだったのは、調理補助の仕事でした。 マスターがフライパンを中心としたコア部分の調理をするのですが、そのための下準備を行う仕事でした。 料理の種類は、…

  • 学生時代~アルバイト③

    第122稿です。 前稿で学校近くの洋食レストランでアルバイトし始めたことをお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 飲食業で働くのも、接客するのも、そして芸術や美を愛する人たちと交わるのも初めて。 当初から自分の中では違和感ばかりでした。 正直なところ、最初は居心地があまりよくありませんでした。でも結果的にはそこで数年働くことになりましたので、わからないものです。 仕事は3種類ありました。 接客を担当するホール係、厨房での皿洗い、厨房で料理の下準備を行う調理補助、です。 ホールは女性が殆どだったのですが、私はなぜか最初にホール係をあてがわれ接客をしていました。 最初は同…

  • 学生時代~アルバイト②

    第121稿です。 前回は学生時代のアルバイトについてお話ししました。 qye04202.hatenablog.com いずれも1日だけ、長くても3日間程度でした。 ときどき一度働いたことのある工務店さんから幾度か声を掛けて貰って働かせて貰ったこともありましたが、基本的にはその場限り、という単発アルバイトが殆どでした。 その中でも数年単位で長く続いたのが洋食レストランのアルバイトでした。 大学の近くにあって、もともとサイクリングの仲間が既に始めていました。 何か長期のアルバイトをしたいという思いがあったのだと思います。始めてみることにしたのは大学3年の頃だったのではないかと思います。 強烈な個性…

  • 学生時代~アルバイト①

    第120稿です。 前稿までは学生の本分である学問を修めるという側面でのお話でした。 qye04202.hatenablog.com その後の就職活動について触れようと思ったのですが、本職に就くまでにやってきた学生時代のアルバイトについて触れておきたいと思います。 いまはアルバイト探しもネットになっているのでしょうが、当時は次のような選択肢がありました。 ①アルバイト紹介の専門施設に登録する ②アルバイト専門の情報誌で応募する ③クラブ活動の仲間など人づてに見つける ④店頭などの「アルバイト募集」の貼り紙を見て応募する ⑤駅などの掲示板に「○○やります。電話XXX-XXXX」などと記載して申し込…

  • 学生時代~学問の話も⑩

    第119稿です。 前回は研究の合間の気分転換も兼ねて牛乳配達のアルバイトをしていたことをお話ししました。 qye04202.hatenablog.com また本業の研究の話に戻します。 修士課程2年生になりました。 修士課程というのは、正確には博士前期課程といい、それを修了すると修士号、さらに研究を究めたい人はそのまま大学に残って博士後期課程に進み、それを修了すると博士号が授与される、というしくみでした。 自分の場合は修士課程を終えたら卒業するつもりでいましたので、大学生活の集大成ということで全精力を傾けて準備をする必要がありました。 正確な提出期限がいつだったのかを憶えていないのですが、その…

  • 学生時代~学問の話も⑨

    第118稿です。 前回は研究で何度も行き詰まり、自分で解決しようとしていた様子をお話ししました。 qye04202.hatenablog.com そもそも何が正解かわからなかったし、問題に直面してどこに答えを求めたらいいかもわからなかったように思います。 インターネットが普及する前でしたのでWeb上でヒントを求めるということもできなかった平成初期の時代です。 研究室に通い詰めて実験と論文ばかりの毎日が単調に感じられ、生活の密度が薄かったことに少しずつ危機感を感じ始めていました。 そんな生活に張りを持たせようと始めたのが朝の牛乳配達でした。 もともと近くのレストランで長くアルバイトをやっていたの…

  • 学生時代~学問の話も⑧

    第117稿です。 前稿では、卒業論文発表の際の失敗について触れました。 qye04202.hatenablog.com 大学は卒業しましたがそのまま同じ研究室に所属していましたので、生活には何の変化もなく、卒業した感覚は全くありませんでした。 変化としては、修士課程に進んだということで研究を進める責任が発生したということでしょうか。 特に自分の指導をしてくれた院生は修士課程を卒業してしまったので、彼のやっていたテーマを自分で引き継いで主体的に進める必要がありました。 さらには、1年前の自分がそうであったように、下級生としての4年生が配属されてきましたので、彼らの研究の指導もする必要がありました…

  • 学生時代~学問の話も⑦

    第116稿です。 前稿では、卒業論文に際して同級生のプレゼンテーションに衝撃を受けた話をしました。 qye04202.hatenablog.com その同級生の完全な真似ではありましたが、全面的に自分の発表内容を刷新し、1テーマ1スライド(正確にはOHPフィルム)に変えて、わかりやすさを意識した構成にしました。 卒業論文発表当日はどういう構成で何を説明したのか殆ど憶えていません。 失敗だけは憶えています。 学術用語一言で済む話を、それを知らないばかりに、グラフを長々と説明してしまったり、聴講者の質問に対して、聴講側に座っている教授に向かって「こういうことでいいんですよね」と問いかけて、失笑を買…

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