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  • モナスターボイス (Monasterboice)

    週末恒例のドライブはラウズ (Louth) 県方面に行ってきました。当初はアーディー (Ardee) の町を最初の目的地にしていたのですが、スマホの地図で経路を確認してみるとドロハダ経由が最短ということだったのでまずドロハダに近いモナスターボイスに寄ることにしました。ダブリンから車で1時間ほど。 モナスターボイスには1回行ったことがあったつもりだったのですが、着いてみると私の記憶とまったく違っています。ビジター・センターがあったはずなんですが見当たらない。よく考えてみたら近くのメリフォント・アビー (Mellifont Abbey) の遺跡と勘違いしていたのでした。私はモナスターボイスに来たこ…

  • ニック・ロウのライヴ @ダブリン

    ダブリンのナショナル・コンサート・ホールで行われたニック・ロウのライヴに行ってきました。3日ぶり2回目です。 今回はロス・ストレートジャケッツは連れてきておらず、アコギ一本のアコースティック・ライブ。ライヴ中のニック・ロウのMCによりますと、ダブリンの日程は今回のUKツアーが決定する前から決まっていたとのこと。だからアコギだけでやることは元々のプランだったのかもしれません。調べてみたら前回だか前々回に日本にきた時もアコギ一本で演ったこともあったようですから。 ナショナル・コンサート・ホールはキャパが1200人なんですけど、ニック・ロウはこんな大きなところだとは思わなかったと言ってました。ナショ…

  • リーズの街

    リーズは思ったよりもずっと大きな町でした。人口は約53万人で、これはロンドン、バーミンガム、グラスゴーについでイギリスで第4位。これまでの私のリーズに関するイメージというと、学校で習った繊維産業の町ということ。あとはやはりサッカーですかね。この夏に日本代表の田中碧選手がリーズ・ユナイテッドに入団しました。 リーズの最寄りの空港はリーズ・ブラッドフォード空港といって2つの都市から同じくらいの距離にあります。空港からリーズ市街へはバスだと45分くらいで料金はたった2ポンド。日中は30分ごとに運行しています。私はあまり調べていなかったのと面倒くさかったのとでタクシーを使ってしまいました。なんと32ポ…

  • ニック・ロウ&ロス・ストレートジャケッツのライブ

    ニック・ロウのライブを見にイギリスのリーズまで行ってきました。Ticketmaster.ie でニック・ケイヴのコンサートのチケットを買おうと思って調べていたら、たまたまニック・ロウのライブ情報が検索に上がってきていたので。 ロンドン、リーズ、バーミンガム、マンチェスターの4つの選択肢があったのですが、フライトの時間と値段を考慮して最も無理のなかったリーズに行くことにしました。 ニック・ロウは今はたぶん「エルビス・コステロの初期のアルバムのプロデューサーだった人」なんていう紹介の仕方がとおりがいいかもしれません。現在 75 歳で70年代からイギリスのパブ・ロック・シーンで活躍し、私の好きなステ…

  • ポートアーリントン (Portarlington)

    イモを出るときもまだ日が明るかったので近くのポートアーリントン (Portarlington) の町にも寄ってきました。私は初めていく町。リーシュ県の町ですがオファリー県との県境に近いところにあります。ポートアーリントンの人口は約9000人。2002年の調査では約4000人だった人口が2016年には倍以上の約 8300人に増えたそうです。 Portarlington の読み方なんですけど、私はずっとポータリントンと「リ」にアクセントを置いて読んでたんですが、これ Port Arlington なんですね。だから「ア」のところにアクセントを置くのが正しいみたい。Port はどうも Fort、つま…

  • イモ・コート (Emo Court)

    アイルランドで最も名前がエモい村。それがイモ (Emo) です。前から一度は行ってみたかった村、イモ。どうせならエモと発音してほしかった村、それがイモです。 イモにはイモ・コートというネオクラシカル様式の大邸宅があります。というか、イモ・コートの周りにできた村がイモなのです。Emo はアイルランド語では Ioma と綴ります。意味は、"ベッド"とか"休憩場所"とかです。 この大邸宅は、ダブリンのフォー・コーツ (裁判所) やカスタム・ハウス (税関) を設計した建築家ジェイムズ・ガンドンが、初代ポートアーリントン伯爵のジョン・ドーソンのために1790年に設計したものです。しかし、建設には時間が…

  • ロック・オブ・ドゥナメイス (Rock of Dunamase)

    「ロック・オブ ~」と呼ばれるアイルランドの有名な遺跡はもちろんロック・オブ・カシェルです。あちらも丘の上に遺跡があります。どうも平野の中に岩盤が隆起して丘のように見えるところをロックと呼ぶようですね。ロック・オブ・ドゥナメイスは「リーシュのカシェル」などとも呼ばれているようです (この場所はリーシュ県にあります)。 恥ずかしながらロック・オブ・ドゥナメイスというのは初めて聞きました。ティマホーから10分ほど車に乗って牧草地帯をうねうね走っていると、突然、丘の上に石造りのキャッスルの残骸が目に飛び込んできるわけです。これはちょっとふいをつかれたのではっとしてしまいました。 9世紀にキリスト教徒…

  • ティマホー (Timahoe) のラウンド・タワー

    ポートリーシュから車を南に10分ほど走らせたところにティマホー (Timahoe) という静かな村があります。ここは、7世紀に聖モクア (Saint Mochua) が修道院を開いたところです。この村には12世紀半ばに建てられたラウンド・タワーがあります。村に近づくにつれて木立の中にタワーのてっぺんが見えてくるのが趣があります。 タワーの高さは30メートルほど。先端のとんがり帽子だけは19世紀に再建されたものだそうです。専門家によれば、このラウンド・タワーは現存する中で最も優雅なものの1つだそうです。私もラウンド・タワーをいくつか見て回りましたが、この意見には納得です。まず、タワー自体が美しい…

  • ポートリーシュ・プリズン

    週末恒例のドライブですが、今回はポートリーシュ近辺に行ってきました。 ポートリーシュは人口2万3千人を超えるリーシュ県の県都です。ダブリンからリムリックへ行くときとコークに行くときの幹線道路の分岐点になっているので、よく通るっちゃ通るんですが、街の中に入ったのは 25 年以上ぶりだと思います。前にきた時はなんかの仕事の打ち合わせで来たのでした。 ポートリーシュの街は活気があって栄えている印象です。人口も増えていて、2011年から2016年までは伸び率でアイルランドの街トップ20に入っていました。ただし2022年の国勢調査では6.6%にとどまり、アイルランド全体の8%には届きませんでした。アイル…

  • ホッジス・ヒギスの改装

    ドーソン・ストリートのホッジス・ヒギスという本屋さんがいま改装中なんですね。営業を続けながら改装しています。おととい行ったときは1階のレジの部分を工事していました。 ホッジス・ヒギスは世界で3番目に古い本屋と言われています。設立は1768年。ここより古いのはリスボンのベルトラン書店(1732年)とペンシルベニアのモラヴィアン書店 (1745年)です。 ホッジス・ヒギスはジョン・ミリケンという人がクライスト・チャーチの近くにお店を開いたのが始まり。彼は約30年後の1797年に店をグラフトン・ストリートに移転します。グラフトン・ストリートでは1920年まで店を構えていました。 財政難に陥った店は1…

  • 最近手に入れたバッジ

    まずこちらはレイヴァリ夫人のバッジです。1ユーロ。 彼女はベルファスト生まれの人物画家ジョン・レイヴァリの奥さんでアイルランド系アメリカ人。フルネームはヘイゼル・レイヴァリです。この肖像画はもちろん夫のジョンによって描かれていますが、おそらくアイルランド史上最も多く印刷された肖像画ではないかと思われます。というのもこの絵は長くアイルランドの紙幣に使われていたのです。 1922年に建国されたアイルランド自由国は新しい紙幣を発行するにあたって、その肖像画として使用するためにキャスリン・ニ・フーリハンの絵を描いてほしいとジョン・レイヴァリに依頼しました。キャスリン・ニ・フーリハンとは、文学や絵画でア…

  • スワスティカ・ランドリー

    最近バッジをよく買っているのは、あるコレクターの方がいろいろコレクションの整理を初めているみたいで、昔の珍しいバッジをいっぱい adverts.ie で売りに出しているからです。その中の 1 つがスワスティカ・ランドリーのバッジ。これは私が気づく前に売れてしまったので残念ながら私は購入できませんでした。小さい写真ですがこちら↓。これ欲しかったなあ。35ユーロで売れてました。 スワスティカ・ランドリーは 1912 年から 1987 年までダブリンのボールブリッジで営業していたクリーニング業者です。もちろんナチスがそのシンボルにスワスティカを採用する前から営業しています。 スワスティカはサンスクリ…

  • フォー・アビー (Fore Abbey)

    タリナリー・キャッスルを後にしてフォー・アビー (Fore Abbey) に向かいます。車で10分くらい。フォー・アビーは7世紀ごろに設立されたベネディクト会の修道院の遺跡です。7世紀半ばにはこのコミュニティに300人ほどが暮らしていたと考えられています。771年から1169年の間に様々な軍勢に攻められて12度も焼き討ちに遭い、現在残っている建造物はほぼ13世紀から15世紀の間に建てられたものだそうです。 フォー・アビーはのどかな田園風景の中にたたずんでいます。周りで牛さんが草を食んでいます。修道院の敷地には自由に出入りすることができます。 回廊の構造も一部残っています。 道を挟んで反対側の山…

  • タリナリー・キャッスル (Tullynally Castle)

    次の目的地はタリナリー・キャッスル (Tullynally Castle) です。ベルヴェディア・ハウスから車で40分くらいかかりましたかね。マリンガーから直接行っても30分くらいかかると思います。マリンガー近郊というにはちょっと遠いですが、ここもウェストミース県です。キャッスルポラードという町の近くにあります。 タリナリー・キャッスルはキャッスルという名前ですがカントリー・ハウスです。1665年にヘンリー・パッケナムによって建てられ、350年以上経った今もパッケナム家が所有し、今でもここに住まれています。現在の所有者のトーマス・パッケナム氏は歴史家で第八代ロングフォード伯爵の爵位をお持ちです…

  • ベルヴェディア・ハウス & ガーデンズ (Belvedere House and Gardens)

    マリンガーから15分くらいドライブするとベルヴェディア・ハウスに着きます。 ベルヴェディア・ハウスはベルヴェディア初代伯爵のロバート・ロックフォードによって1740年に建てられました。もともとは狩猟の時に使う宿泊所として作られたのですが、そのうちにメインの住居となりました。アイルランドの誇るパッラーディオ建築の 1 つだそうです。 ベルベディア・ハウスはエネル湖 (Lough Ennell) のほとりにあり、見晴らしがとてもいいです。もともと Belvedere という普通名詞は「見晴らしのいい部屋、建物、場所」などを意味します。 このカントリー・ハウスの持ち主だったロバート・ロックフォード伯…

  • マリンガーの街

    週末恒例となりました日帰りドライブ、今週はマリンガー (Mullingar) に行ってきました。マリンガーはウェストミース(Westmeath)県の県都で人口は2万人ちょっと。マリンガーのアクセントは「ガー」のところにあります。またWestmeathはウェストミーズと発音することもあります。ダブリンから車で1時間ほどです。 マリンガーに来たことは一回だけあって、1996年のこと。ケイリー (アイルランド音楽) のギグを観に行きました。ミドルスクールかなんかの風情のある古い講堂でした。 マリンガーの街に近づくにつれて2本の特徴的な塔が見えてきます。カトリック教会ですね。名称は Cathedral…

  • 最近手に入れたバッジ

    最近手に入れたバッジです。 まず、モーターバイクのラリーのバッジです。ラリーといってもレースではなくてツーリングのことのようです。上から2列目のバッジに DMTC と書いてありますが、これは Dublin Motercycle Touring Club の略。1970年前後の設立で現在も存続するダブリンのバイク愛好家のクラブです。いくつかのラリーのバッジがありますが、DMTC Riders Rally と The Way West Rally は DMTC が主催したものでまちがいないでしょう。Shamrock Rally は DMTC 設立前からあるラリーなのでたぶん違います。赤い三角形のE…

  • アイルランド対イングランド、いわゆる因縁の対決

    先週土曜日にダブリンでアイルランドとイングランドのサッカーの試合があり、アイルランドは2対0で負けたわけですが、両国はいろんな因縁があるためピッチの内外でさまざまな出来事がありました。 イングランドにはデクラン・ライスという選手とジャック・グリーリッシュという選手がいるのですが、この2人はアイルランド国籍も持っており、かつてはアイルランド代表でもプレイしたことがあるのです。ライスはユースの時代からずっとアイルランド代表でプレイし、シニア代表でもキャップを3つ獲得しています。公式戦でなければ別の国の代表になることはルール違反ではありませんので、2019年以降はイングランド代表です。グリーリッシュ…

  • キルケア・キャッスル (Kilkea Castle)

    アサイ (Athy) 方面にはなんの下調べもせずにいったんですね。アサイに行ってから観光案内の看板をみてどこ行こうかと決める感じでした。で、近くのキルケア (Kilkea) というところにはキャッスルがあるということで行ってみました。 私の想像としてはエニスコーシー・キャッスルみたいに博物館的なものを予想していたんですが、高級ホテル & ゴルフコースになっていました。お城のホテルはコングのアシュフォード・キャッスルが有名ですが、ほかにもいくつかありますね。 キルケア・キャッスル お城は管理がたいへんなんで、個人が今でも住んでいるところは少なくて、だいたいエニスコーシーみたいに公的な機関が所有し…

  • バリトア (Ballitore) のクエーカー博物館

    ムーンからまた10分ほど車を走らせてバリトア (Ballitore) に移動します。2016年の国勢調査によると人口は800人弱。 バリトアはクエーカーと関わりの深い町です。17世紀の終わりに英国ヨークシャーのクエーカーが、このあたりを流れるグリース川 (River Griese) のほとりに集落をつくるためにやってきます。バリトアは、イギリスおよびアイルランドで初めてのクエーカーによる計画集落であり、ヨーロッパに現存する唯一のものであるそうです。 町の目抜き通りの一画に小さな図書館があります。その二階がクエーカー博物館になっています。18 - 19 世紀ごろのクエーカーの衣類、家具、調度類な…

  • ムーン (Moone) のハイクロス

    キャッスルダーモットからまた車で10分ほど走ってムーン (Moone) に移動します。このあたりは道路もよく整備されています。ムーンはカフェが1つ、パブが1つ、教会が1つ、学校が1つくらいのほんとうに小さな村です。 この村のハイクロスは高さが5メートル30センチほどで、アイルランドで2番目の高さを誇ります。ちなみに最も高いのはラウズ県のモナスタボイスにあるハイクロスで、こちらは7メートルです。またムーンのハイクロスは保存状態が良いのでも有名です。 こちらのハイクロスは上部、中部、下部の3つの部分から構成されています。まず1835年に上部と下部が土の中から見つかり、1893年に中部も見つかったこ…

  • キャッスルダーモットの遺跡

    アサイ (Athy) から10分ほど南東に下ったところに キャッスルダーモット (Castledermot) があります。人口は2016年の国勢調査で1500人弱。ダブリンに近いということから最近人口は増えているらしいです (2006年の国勢調査では887人でした)。 アサイでも見かけたんですが、ゴードン・ベネット・ルート (Gordon Bennett Route) と書かれた標識があるんですね。これは何だろうと思って帰って調べてみたら、1900年から1905年までこのあたりでゴードン・ベネット・カップというモーター・レースが行われていたらしいです。そのスポンサーがゴードン・ベネットさん。彼…

  • アサイ (Athy) の町

    キルデア県のアサイ (Athy) という町とその周辺の町・村に行ってきました。周辺の町・村というのは、キルケア (Kilkea)、キャッスルダーモット (Castledermot)。ムーン (Moone)、バリトア (Ballitore) などです。週末に近場の町まで行くのは3週連続。日が短くなるまでは続けようと思います。これまで言うほどアイルランドの国内を巡っていないなと思いまして。 このブログ記事ではアサイ (Athy) について書きます。アサイは 人口11000人ほどでキルデア県で6番目に大きい町です。ダブリンからは意外と近くて車で1時間ほど。イギリスのバンド、ザ・スミスのジョニー・マー…

  • ライド (Ride) のコンサート

    9/3 (火) にライド (Ride) のコンサートに行ってきました。オリンピア・シアターです。 Rideは1988年デビューのイギリスのバンド。90年代に一世を風靡したシューゲイザー系のバンドの代表格ですね。 私は Ride にはうっすい思い出しかなくて、割と好意的に見てたとは思うんですが、ちょうど音楽に興味をなくしていた頃というのもあって、アルバム1枚通して聞いたことがあるかないか。 ただ、アイルランドに来るときに Ride の T シャツを持ってきて、しばらく来ていたのは覚えています。 当日券で入れましたが、客席は9割がた埋まっていましたね (アッパーサークルはクローズしてましたが)。 …

  • ポモドーロ・テクニック

    最近、ポモドーロ・テクニックというのを実践しています。 ポモドーロ・テクニックというのは、フランチェスコ・チリッロさんというイタリアの作家が考案した生産性向上のための時間管理術です。 と書くと大仰に聞こえますが、要は25分集中して5分休憩を繰り返すというテクニックです。でもこれが私にはけっこう効果があるようです。 私はいろいろとやりたいことがあるわけですよ。本を読みたいとか、翻訳したいとか、ブログ書きたいとかです。そうすると、何をやろうかといろいろ考えているうちに 1 日が終わったりするわけです。 ところがとりあえずタスクを決めて25分だけと区切りますと割とうまくいきます。まず、25分って割と…

  • 絵葉書の宝庫だったエニスコーシー

    地方の町を訪れる楽しみの1つに絵葉書の購入があります。記念になにか買いたいという気持ちもありますし、せっかくなのでちょっとお金を落としたいという気持ちもあります。その点でちょうどいいのが、私の場合、絵葉書なんですね。たいして高いものではありませんし。 私が子供の頃には観光ペナントなんてものがありました。私も何枚かかってもらって部屋に飾っていました。また同じような目的でキーホルダーや冷蔵庫マグネットなんてのを買っていらっしゃる方もいるかと思います。 アイルランドの絵葉書の大手といえば Real Ireland 社と John Hinde 社ですが、こうした会社の絵葉書もダブリンでは手に入りにくい…

  • ファーンズ・キャッスル

    エニスコーシーに行った帰りに近くのファーンズ (Ferns) という街にも寄ってきました。 ファーンズは今でこそ人口1300人ほどの小さな町ですが、かつてはレンスター王国の首都であり、当時としてはかなり大きな都市だったそうです。 ファーンズに集落ができたのは6世紀。ファーンズ司教だったクロンモアの聖モーグのための修道院ができたのが598年。その後、レンスター王国の首都となって発展するのですが、大火事によって大部分が焼失。この火事さえなければファーンズは今でもアイルランド有数の大都市だったのではないかという説もあります。 ここにはファーンズ・キャッスルという廃墟があり、ビジターセンターも併設され…

  • エニスコーシーで撮った写真

    エニスコーシーで撮った写真を載せます。 地方の街に行くといいのはレトロなたたずまのお店がいっぱいあることです。 こちらは車が壁に突き刺さっているガレージ。 街の中を流れるスレーニー川。 聖エイダン大聖堂。 スレーニー・ストリート。傘によるある種のアーケード街。 街の中央にある像。ジョン・マーフィー神父と1798年の反乱軍の少年。神父が指し示している方向にはヴィネガー・ヒルがあります。1798年の反乱で最も激しい戦いが繰り広げられたのがヴィネガー・ヒルでした。 グラフィティ。 ちなみにボイル・スポーツというブックメーカーがなぜか街の中に4軒もありました。エニスコーシーは割と坂の多い街です。 アイ…

  • 最近手に入れたバッジ

    まず、DEN TV のバッジ (写真左)。DEN TV というのは RTE で平日昼間に放送していた子供向けの番組です。私はアイルランドに来た頃、昼間部屋にいたときは英語の勉強のために DEN TV を見ていました。私が見ていた頃はレイ・ダーシーがホスト役で茶化し役がマペットのダスティンとソッキーでした。(写真右は前から持ってた I Love Zig & Zag のバッジです) DEN TV は 1986 年から 2010 年まで続いた長寿番組 (2020 年にも短期で復活)。私のバッジはロゴの形からいって 2005 年くらいのものでしょう。DEN TV の初代のホストは今はラジオで活躍してい…

  • エニスコーシー・キャッスル

    土曜日にウェックスフォード県第二の街であるエニスコーシー (Enniscorthy) に行ってきました。車で2時間弱。エニスコーシーは映画『Brooklyn』の舞台となり、ロケも行われた場所です。 12時ごろに着いたのでコットン・ツリー・カフェというところでシーフード・チャウダーを食べます。 その後、エニスコーシー最大の観光アトラクションであるエニスコーシー・キャッスルを見学します。 このお城は1190年代にノルマン人のプレンダーガスト (Prendergast) 家によって建設されました。その後は歴史の荒波にもまれて持ち主や居住者は次々と変わっていきます。1370年代にはレンスター王のアート…

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