ゲイエティー・シアターで演劇『Philo』(フィロ) を観てきました。ダブリンのインナー・シティ (シェリフ・ストリートとか) の教会で賄い婦として働くコテコテの下町のおばちゃんフィロと、その職場で管理役を務めるシスター・ロザリーンの2人劇。性格も生い立ちもまったく対照的に見える2人だが、それぞれが抱えている秘密を打ち明けあううちに、思いがけず通じ合うところがあることに気づき始める。 脚本と演出はピーター・シェリダン。映画監督の弟さん。フィロ役にネイリ・コンロイ (Neili Conroy)、ロザリーン役にニーヴ・マグラー (Niamh Magrath)。上演時間は1時間ほどの一幕物。 10年…