ステンドグラスをもっと普及させて、ステンドグラスで世の中をもっと明るく、もっと華やかなものにしたいです。ステンドグラスがもっと身近な存在になれるよう、ステンドグラスやガラスの未来を明るく楽しく考えるブログです。
ステンドグラスは英語にするとstained glassとなります。 「glass」は分かりますが、「stained」はどういう意味なんでしょうか。 「stained」は受動態なので普通の動詞に戻すと「stain」です。 「stain」は「シミや汚れ、汚損、染料、染色、染色剤、(名声や人格などの)汚点」などの意味があります。 芸術的な意味で表現の一つとして積極的に色を塗るというよりは、他と区別するため、そして識別で利用するための色付けであり、さらにいうと「意図せず付けられてしまった」というような、どちらかというとネガティブな意識で色をつけられたというイメージを受けますね。 つまりステンドグラスは…
日本の伝統的・文化的なデザインとステンドグラスを掛け合わせたらどうなるのかを検証していくシリーズ。 今回は「花札」です。 花札のデザインの特徴といえば、 ・輪郭が黒線で描かれている ・シンプルに簡素化されたデザイン ・そのデザインはデフォルメされている ・ハッキリした色使い ・ベタ塗り ・輪郭からはみ出す塗り方 ・遠近感のなさ、平面的 ・モチーフは花鳥風月 ・背景は白バック といったところでしょうか。 こうしてみると、花札はデザイン的にはシンプルで色使いも単調であるのでステンドグラスで表現しやすいと思います。 ということで、ネット上にはさぞたくさん作品があるかと思いきや、残念ながらあまり見られ…
「ステンドグラスを作る工程はビジネスの進め方にも通じる!」の件
みなさんはステンドグラスを作るとき、どのように作り始めますか? 闇雲にいきなりガラスをカットし始める人はいないですよね。 まずはどんな図柄にするのか設計図をキッチリ書いて、どこにどんなガラスを使うか、ケイムを使うのかコッパーフォイルを使うのか、一人で作業するのか、いつまでに仕上げるのか、どんな工具を使うのか、、、色々と無意識的にも決定していくことが多いことでしょう。 実際に製作が始まっても何か抜けがあったり、想定外のことが起こったりと、なかなか当初の予定通りには進まないかもしれません。 でも、それでもなんとか対処して、完成まで漕ぎ着けることでしょう。 そして出来上がった作品を眺めながら、あそこ…
日本にステンドグラスが入ってきて約150年以上。 当時からカタカナのステンドグラス(ステインドグラスの表記もあり)の名前が使われていました。 もちろん今でもそのままで通用する言葉ですが、あえて和名を考えてみます。 考え方として強引に読ませるように無理やりな漢字を当てる方法と、ステンドグラスの特徴を活かした表現に変換して当て字にする方法があります。 まずは強引に読ませるように無理やりな漢字を当てる方法から。 「ステンド」と「ガラス」に分けて考えてみたいと思います。 では「ステンド」から。 ・素天燈 天からの明かりをうけとめるものとして。 ・主伝統 キリストの教えを伝えるものとして。 ・透点灯 ラ…
こうしてステンドグラスについてのブログを書いていると、何かとステンドグラスについて調べることが多くなります。 しかし検索しても、きちんとまとまった形でのステンドグラスの統計資料となるとまったくと言っていいほどないのです。 ガラスに関する資料はいろんなメーカーや協会組合関係から出ているのですが、ステンドグラスの統計資料となるとほぼゼロ。 やっぱり世間はそんなにステンドグラスに興味がないのかしら? せいぜいあるとしたら、以前紹介させていただいた静岡の佐藤和美さんが書いた論文「ステンドグラスを地域産業とする可能性についての調査研究」の中ぐらい。 www.stained-by-me.com 佐藤さんの…
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