難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】。中学校、高校教員免許、パン講師、ケーキ講師、パスタ講師、秘書などいろんな資格を持つ。元フィギュアスケート国体選手。難病を抱えながらも奮闘する【城崎の花火】大好評連載中。
ボランティア帰りに交通事故に遭い、平凡な日常が一変。 難病をかかえながらも、いろいろな学びと成長、感謝を覚えながら毎日を今まで以上に深く過ごす。 そんな日常→非日常のあれこれを連載した【城崎の花火】。 ありがたいことに、癒されると好評です。 まだまだ続きます!
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こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《63》】から続きます。 kimamaneko.com あふれる誇らしい気持ち 総師範の特別一日幸座が終わり、 家に帰って、描いてきた作品、 【龍神の宝船に乗った七福神】 を家族に見せました。 みんな、一斉に息を飲みました。 『これ描いたん!ほんとに?!』 誇らしく、胸を張って、 『うん!総師範にも褒めてもらった!』 父、『額、買うてこやなあかんな!』 母、『玄関に飾ろう!』 息子たちも口々に褒めてくれました。 心配してくれていた主人 主人、『………。』 主人は、無言で眺めていました。 おそらく、心配…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《62》】から続きます。 kimamaneko.com 喜満満猫、フリーズして固まる 総師範特別一日幸座、 こんなにレベルの高い幸座だとは。 想像していたよりも遥かに、 難しくてやばい…。 お題を見つめて、しばらく呆然としていると、 目の前にいらっしゃったわたしの師範が、 『喜満満猫さん、大丈夫?』 と上目遣いで心配してくれました。 『はい…すごすぎて…、 どこから手をつけていいのか。』 すると隣に座ってみえた、 初めてお目にかかる師範が、にっこり笑って、 『初めてなんだ〜。大丈夫よ? まだまだ時間あ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《61》】から続きます。 kimamaneko.com 父の人工透析の大成功 父が緊急入院して、人工透析を始めた日には、 どうなることかと心配しましたが、 透析を受けて病室に帰ってきた父の、 清々しい顔ったら、なかったです。 あれだけ、透析を受けるのは嫌だと、 苦しい苦しい毎日を我慢して送り、 家族も毎日、命の心配をして。 大変な思いをしていたのは、 いったい何やったんや〜と、 言いたくなるような、うれしそうな顔で(笑) 『こんなに楽になるんやね!看護師さん!』 と大喜び。 顔色も良く、満面の笑みを久…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《60》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ正念場 いよいよ己書の師範試験に向けての正念場です。 1級を合格したら、次は、 師範試験対策幸座を受けなくてはなりません。 対策幸座は、11月の初めに決まりました。 師範試験申し込み 師範試験は、11月24日、25日と、 2日間のどちらかを希望して受験します。 わたしと輪ちゃんは24日の土曜日、 ぶち子と他の同期の仲間は、 25日の日曜日に申し込みました。 申し込むにあたって、受験料とともに、 いろいろな書類が必要でした。 推薦書は、師範…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《59》】から続きます。 kimamaneko.com 家族の喜び 空色の車『スペーシア』が、 喜満満猫家にやってきました。 後部座席も広く、子どもたちも大喜び。 身体の大きな、うちの息子たちにとって、 毎日何度も乗る車の乗り心地は、 とても重要です(笑) 買い物に対する考え方 わたしは、何か欲しいものができると、 それは家族みんなにとって、 幸せになれるものかどうか考えます。 自分の服や、靴や、アクセサリーなどに、 お金をかけることをあまりしません。 喜満満猫家では、家族みんなで使えるもの、 例えば…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《58》】から続きます。 kimamaneko.com 一本の電話 1級の認定試験をなんとかクリアして、 ほっとしていたある日、 近所のモータースさんから、 一本の電話が入りました。 『喜満満猫さん、お待たせしていました新車が届きましたので、納車はいつにしましょう?』 ほんとうに、この絶妙なタイミングに驚きます。 ひとつ課題をクリアしたら、 なんと、ごほうびが用意されました。 待ちに待った連絡 契約したのは7月。 そして生産に3ヶ月ほどかかるということでしたが、 10月のいつごろになるかはわかりません…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《57》】から続きます。 kimamaneko.com 屍からの大逆転 1級のお題を、すべり込みセーフで、 描ききったわたし。 お世辞にも、手術前の自分の腕前とは、 比較にもならない、無様な出来でした。 ただ、何度も練習していたなら、 間違いなく痛みの限界の方が早かった、 それだけは確かで。 師範がしてくださる採点を、 目を閉じて待つしかない状態でした。 師範は、わたしが描いた作品を、 じっと見つめて、 『喜満満猫さん、1級合格です!』 とおっしゃいました。 『よく、描けたね…ほんとうに。』 と、少し…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《56》】から続きます。 kimamaneko.com 狙え!『1級一発合格』! わたしたちが受験する予定の、 己書の師範試験は、11月中旬に行われます。 ですから、10月に入ったらすぐに1級を取り、 上席の師範から、師範試験対策幸座を、 特別に受けなくてはなりません。 その日程も、相談して決めなくてはならず、 ぶち子と輪ちゃんが、一緒に受けようと、 わたしを待ってくれていたので、 もうほんとうに時間がなくなってきました。 【喜満満猫!お前ならできる! ダメでもともと! 一発で受かってみせるんだ!】 …
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《55》】から続きます。 kimamaneko.com 外側から幸座を見る みんなが己書を描いている姿を、 外側から見ることは、後で考えると、 とてもいい経験になったことがわかります。 師範の先生は、1度に何人も教えてみえたので、 どういう風に幸座を展開させて、 みんなを癒したり、楽しませたりするのか。 外側から見ることなど、想定してなかったので、 自分が当事者ではない冷静な見方をできたのは、 大きな収穫でした。 己書の実力 幸座に、己書に、みんながどんな表情で、 どういう風に取り組んでいるのか。 こ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《54》】から続きます。 kimamaneko.com 退院して、あの夜を思う 病院では、夜はひとりぼっちで、 痛みがあるので眠れない毎日。 眠れないときには、天井を見つめ、 何かしら思うことを、くるくる考えて、 頭が疲れたら、いつしか眠りに落ちていきました。 夜中の看護師さんの巡回のときも、 わたしは起きていることが多く、 『眠れないの?眠剤飲む?』 とよく聞かれました。 入院前に考えていたように、 時間がたくさんあるので、 今までやれなかったことを、 いろいろしようと思っていたけれど、 長いこと同…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《53》】から続きます。 kimamaneko.com 退院する朝 入院して約1ヶ月。 めでたく退院の運びとなりました。 大病院だと、入院できずにベッドが空くのを、 順番待ちしている方が多くみえます。 または個室を希望していて、 部屋が空くのを待っている、 入院患者さんもみえます。 ですから、少しでも朝早めに出たほうが、 他の方々が助かります。 いったん病室から引き上げて、 廊下のラウンジに荷物を移し、 お世話になった方々、みなさまに、 お礼に回りました。 2度と会わない方がいい別れ この退院のときに…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《52》】から続きます。 kimamaneko.com 入院して4週間 少しずつ身の回りのこともできるようになって、 そろそろ退院の時期をどうするか? という話が出てきました。 入院して約4週間。 毎日が一生懸命で、 目の前のことを必死で取り組むしかなくて。 あっという間に、手術から3週間経ちました。 はてな?だらけのわたし 3週間たっても、まだ首を前のめりにしたり、 手を下げて、ものを持つことができなくて。 はたして今のこの痛みが、 いつごろ消えていくのだろうか? いつごろ、日常生活に支障のないよう…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《51》】から続きます。 kimamaneko.com 出逢いと別れ 病院というところは、とても思いが交錯する場所でもあります。 出逢いと別れ。 本来なら、いてはいけない場所です。 何かしらの体の不調のために、 家を離れて一時的に暮らす場所。 退院が決まったら、 『おめでとう!』というべき場所。 もしかすると、人生の最後になるかもしれない場所。 ご縁の不思議 ここに、同じ時期に、同じ病棟で、 ご一緒させていただいた方々とのご縁は、 何の意味があったのでしょうか。 少しお話しさせていただいただけで、 話…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《50》】から続きます。 kimamaneko.com 体育祭参加の見送り 主人と何度も相談しましたが、 さすがに、体育祭の参加は難しいだろうと いうことになりました。 傷口を抜糸しましたが、 まだ完全に乾いているわけではなく、 まだ赤みと腫れがある状態でした。 背骨を割って手術している、ということは、 中枢神経である脊髄に、 直接バイ菌が入ってしまうリスクが高い。 そうすると全身に菌が回り、 回復どころか、生命をも脅かすことになります。 校庭にテントとシートを張って、 砂ぼこりの舞うなかに、長くいる…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《49》】から続きます。 kimamaneko.com シャンプーできることに感謝 作業療法、理学療法のリハビリをがんばりながら、入院生活は過ぎていきます。 手術の傷口の抜糸は、手術から10日後。 抜糸までは、胸から下のみ、 シャワーが可能でした。 傷口を水に濡らしてはいけないので、 洗髪できなかったのです。 毎日髪を洗わなくては嫌なわたしにとって、 手術の後の、洗髪できない期間はつらくて。 ドライシャンプーで、なんとか気分だけでもと、 しのいでいました。 やっと、髪が洗えます! 普通にしていたことが…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《48》】から続きます。 kimamaneko.com わたしにとっての己書の意義とはなんだろう。 『己書の師範になる』 その意義をあらためて考えてみました。 わたしは、今まで、 何も考えずまっすぐに師範を目指してきました。 己書と出逢えたのは、親友ぶち子のおかげ。 事故で、手に力が入らなくて、 そんなわたしを心配してくれて、 己書の体験に誘ってくれました。 自分の熱意、というよりは、 周りのひとがいいねって喜んでくれる、 周りのひとがいいねって勧めてくれる、 そういったモチベーションで目指してきたよ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《47》】から続きます。 kimamaneko.com 己書のプレゼント🎁 作業療法士の尚子先生から、 リハビリとして、己書の練習をしていいと 了承していただいたわたしは、 ストップがかからないように、無理のない範囲で、 己書を書きはじめました。 『尚子』と書いた作品を、 『まだまだうまく手を使えないので…、 下手でごめんなさい。 もらっていただけるとうれしいです。』 と、お渡ししました。 尚子先生の反応 先生は、ぱあっと笑顔になってくださり、 『うわあ!すごい。こんなの初めて見ました!』 と、驚いて…
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