【後編】英国風景画家 ターナーを10の視点から解説 〜ロンドンナショナルギャラリー展〜
英国の風景画家ターナーを10の視点から解説する特集の後編です。(①〜⑤について書いた前編ははこちら↓) meigakenkyukai.hatenablog.com ⑥旅する画家 ※イメージ画像 ターナーは生涯にわたってイギリスだけでなくヨーロッパ各地を旅行した「旅する画家」としても知られています。ロイヤルアカデミーでの展覧会が終わるとガイドブックや物語を読みあさり、旅先の地図を調べるなど入念な準備をして旅行に出掛けたようです。特にアルプス山脈の自然には強く魅了され、人生で10回以上も訪れています。ナポレオン戦争によりヨーロッパを旅行出来なかった時期はイングランド、スコットランド、ウェールズを旅…
英国風景画家 ターナーを10の視点から解説 前編〜ロンドンナショナルギャラリー展〜
ロンドンナショナルギャラリー展にターナーの「ポリュフェモスを愚弄するオデュッセウス」が初来日しています。 ポリュフェモスを愚弄するオデュッセウス(1829年)/ ロンドンナショナルギャラリー ゴッホやレンブラント、フェルメールなどと比較すると、日本ではどうしても知名度の劣るターナーについて、10の視点から解説していきます。今回はその前編です。 ①英国風景画の巨匠 自画像(1799)/ テートギャラリー ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775〜1851)は「風景画に生涯を捧げた」と言われるほど風景画が有名なイギリス人の画家です。自然への賛美や個人の主観や感情に重きを置いた「ロマン主義…
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