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2020/05/06

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  • サラメシ@中国の教員食堂【書き下ろし】

    教員食堂。これからはちゃんと食べる。 (2019年8月24日 選り抜き協力隊日記) ____________ 教員食堂の営業時間は昼11時から12時まで。メニューの選択肢はなく、1食5元(80円くらい)。携帯電話でQR決済の後、大きい食缶から各自が盛り付けて食べるシステムです。 【学生用食堂で撮影。この機械に携帯電話の画面を読み取らせて決済します。学生はプリペイドカードで支払います。現金の使用は固く禁じられています。】 教員食堂といえども肉ばかり選り好みして盛り付ける食いしん坊教師がいるため、営業が始まったら一目散に行かないと肉にありつけません。私は肉を食べたいで

  • 出会って1分で店番!

    ほしい文房具があり、付近一帯の文具店へ。 どこも無いとのこと。 この店では若いお兄さんに「明後日入荷するから、明後日おいでよ!」と追い返された。おとといおいでの意味だと思っていたけど、後日念の為行ってみたら本当に入荷してあった。 その後、店主になぜか店番をさせられ、お駄賃に水をもらった(親戚の子を親のとこに送っていったらしい、水は2元くらいのやつでした)。 2019年8月24日 選り抜き協力隊日記 ________ 【一口メモ】 探していたのは点シール。成績付けに使おうとしたのかな。 「おとといおいでの意味だと思っていたけど、後日念の為行ってみたら本当に入荷してあっ

  • 太宰と軍事教練と蜜柑と

    日本を離れて1ヶ月が過ぎた。居留登記や公安への届け出もすべて完了し、ホッとしている。貴州省へ来てからは特に時間の流れが早く感じる。食事にありつくまでのプロセスが面倒で、体重も免疫力もみるみる落ちている。反省。 ◆ 赴任先の高校の制服は体育着で、青と白が基調になっている。休み時間になると、男子生徒はズボンの裾を膝までまくりバスケットボールに興じている。女子生徒はハンディタイプの扇風機を顔の前でクルクルとやっている。クルクルとやりながら、「今、こちらでは太宰治の人間失格はとても人気があります」と教えてくれた。なぜ今、太宰なのか。北京では夏目漱石のフェアも見かけたし、何かあるのだろう

  • 大分県はあったかいです‐貴州省から‐

    停電の中、協力隊として初授業を終えた。 時おなじくして、初腹痛を迎えた。 理由はわからない。 なんだか胃のあたりも硬いような気がする。 いままでお腹が弱い人の気休め薬だと思っていた正露丸が効果てきめんで、これからは正露丸に足を向けて寝られない。 ◆ 「(サファー先生の手伝いは)しなければならないことです。」 今日、授業サポートをしてくれた1人の男子生徒がそう言った。 〜なければならない。 通常、これは『義務や必要』の意味として教えている。中国人の先生に指示されて義務感から動いている、ときっぱりと宣言され少し寂しい気持ちになる。 が、よくよく聞いてみると、『大分県の高校に留

  • ジョウとゲという概念と境目

    日本では、ユニットバスに対して抵抗はなかった。多少の使いづらさは感じるものの、そんなものだろうと思っていた。ただ、お湯を溜めて浸かったときの風景が嫌で一度くらいしか湯は張らなかったが。 ◆ 今、私が住んでいる家は学校の教員住宅。 中国式のフルフラットな和式便器が小さな個室の中央に埋め込まれ、壁面上部にシャワーヘッドがつけられている。シャワーの排水は便器のみによる。 要はユニットバスなのである。 ◆ お風呂は浄 トイレは不浄。 お風呂は上。 トイレは下。 上の時間のはずなのに、足下は便器のすぐ脇で、つまりこれは下。 決して衛生的にも景観的にも整った家で育ったわけではない。

  • 北斎Dressで鐘を鳴らして

    貴州省にやってきてから今日で7日目。 現地の先生方は本当に良くしてくれる。 期待の高さを感じ、日々緊張が高まっている。 現段階ではただの日本人・外国人教師という記号で見られることが多い。今後、私個人を見られるときにどのような見方をされるだろうか。 できることをやるだけである。 ◆ 最近は胃と目が疲れているのか、もっぱら果物を食べている。 先日、高速道路に乗った際のことである。ガードレールの外に立ち、布をビュンビュンと振り回している人がいた。日本なら、「ややや、あれに見えるは事故ではないか?」と思うところだが、この地では果物売りなのである。 健康的に日焼けした青年から買っ

  • いこう いこう 木の海へ!

    派遣15日目。北京から任地へ。 朝7時に出発して、色々あって任地のホテルまで16時間かかりました。今日はもう寝ます。 (空港で調整員さんに買ってもらったケーキ。あまやかされているなあ。) バースデーケーキは機内でもくもくと食べました。お祝いメッセージありがとう、染みました。 写真は高速鉄道のチケット売り場で絶望した時のもの(飛行機の遅延があり、ようやく乗り継ぎの高速鉄道駅に到着するも、そこから先のチケットが完売していた)、高速鉄道の車窓からの風景、飛行機から見下ろして「あ、山だな」と思ったときのもの、です。 「(高速鉄道から)山だな。」 「(飛行機か

  • 知ること、考えること、思うこと、すること

    現地訓練の一環で 『盧溝橋』 まで行ってきた。 義務ではないが、『抗日戦争記念館』に入館。 多くを語らないが、入るにはパスポートが必要とだけ。 ひとついえることは、このような世界(認識、心理、コミュニティなどなど)は存在していて、賑わっているということ。 とぼとぼと帰ってきた。 ◆ 別の話でも。 1.昨夜、現地のスタッフの方のご自宅でたこ焼きを頂き、2歳と6歳の男児と遊ぶ。「サファーお姉さん(本名)」が難しくて言えないのか、ずっと「ガチャガチャお姉さん」と呼ばれ続けた。 確かにガチャガチャとした生き方をしている、さもありなんと思う。 勘がいいな! 2.シャンプーが終

  • パンダの国からBonbon chocolat!

    なんでもない1日であった。 写真は語学学校の窓からの風景。 各国大使館と、おそらくその職員が住むビル群。 カラフルな色使いの外観から、昔ホワイトデーに誰かからもらったサダハルアオキのお菓子を思い出した。 ◆ 語学学校が入居しているビルの足元には幹線道路が走っている。 バイク便や自転車を含め交通量が多く、「時は金なり」といった類の仕事人たちは信号に関係なく自由自在に交差点を駆け抜けている。 運転免許取得時に「かもしれない運転」というものを習った記憶があるが、ここは人も車も “「おれはいくぞ、まさかお前はこないよな?…な?」運転” であると感じる。 横断歩道を安全に渡りき

  • はじめてのおつかい

    語学学校の先生のご自宅にお邪魔して、麺料理を作った。そんなに遠出したわけではないけれど、ひとりでバスに乗って出かけるのは結構ドキドキした。 バス用のカード(電子マネー)は先日帰国した先輩隊員から譲っていただいたもの。残高も残っていて、ありがたい! バスの乗り方に関して全然わからなくて緊張した反面、まあどうにかなるだろ、と考えられるようになってきた。 バスに揺られながら、今まで教えてきた留学生の気持ちを考えたりしていた。 (ゴミの捨て方とかそりゃーわからないよね、とか情報にアクセスするまでがめんどくさいよね、とか日本の携帯電話契約の煩雑さとか。中国に比べたら日本はまだま

  • 訓練所meal

    青年海外協力隊の訓練所での食事を一部ご紹介します。 訓練生活の貴重な息抜きとして、食事は非常に重要です。翌日の献立表を見て、生活班の人たちとあーだこーだ言い合っていた頃が懐かしいです。 (たまに国際色豊かな日があってワクワクします。 なんでも、シェフにそちら方面のご経験があるそう。) 訓練最終日の朝ごはんです。 訓練所の食事は、隊員生活を想定して質素な内容となっています。 朝食のおかずは、カマボコ、シラス、納豆、焼き魚、そのようなものがローテーションで提供されます。パンの日もあります。 任地での食生活を思うと、「質素だ、質素だ」と言われていた訓練所の食事は豪華定食で

  • きっと全部わさび醤油のせい

    赴任4日目@北京 大使館や科学技術部への表敬訪問も終わり、今日から語学訓練が始まった。 こちらは夜まで蒸し暑く、事務所や学校の行き帰りの際には、シャツの内側で汗が流れているのがわかる。 ♢ ここ2日ほど行動を共にしていた先輩隊員たちが、今朝任期を終え、帰国して行った。 急に静かになってしまった。 しばしの間ではあるが、憧れの「同期隊員とのドミトリー生活」を味わえて嬉しかった。 彼女たちはWi-fiの設定やFacebookの閲覧方法をはじめ、多くのことを教えてくれた。私も後任には優しくしようと思う。 ♢ 語学学校の先生は優しく、思いがけず泣いてしまった。なぜか同時に胃のあ

  • 出国前夜の熱量に

    明日からの海外長期出張のようなものを前に、今都内のホテルでペンを握っている。 昨日、20キロのスーツケースと10キロのリュックを携え、名古屋駅のエレベーターに乗った。 乗り合わせた赤ちゃんに、まじまじと見つめられたあと 「ふふうん」 とにっこり笑われた。 良い餞別をもらった気がした。 名古屋も東京も同じく蒸し暑い7月。 2019年7月21日 選り抜き 協力隊日記

  • まっさらなノート、深く息を吸って

    はじめまして。サファーです。 青年海外協力隊として、中国で日本語教育に携わっています。コロナウイルスによる影響で、日本に一時帰国しています。 低调!(中国語で「控えめに、目立たずに」)と思っていたのですが、思うところあって、Facebookにつけていた日記を選り抜いて、まとめることにしました。多少順番が前後するかもしれませんが大目に見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。 ___________________ JICA二本松訓練所から帰ってきて3日が経った。 県庁と市役所への表敬訪問も終わり、ちょっと一息ついたところである。 ◇ 訓練中の70日間は、夢の中

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