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  • 中小企業診断士とは~原点回帰と独占業務の可能性

    診断士Rです。 前回記事の続きで、本日は中小企業診断士とは何か、またその可能性について個人的な考え方を記載していきたいと思います。※前回同様、論説調の記事になります。 bluelart.hatenablog.jp 企業「診断」とは 中小企業業界における「情報の非対称性」 中小企業診断士の可能性 独占業務に付随するもの、その難しさ 最後に 企業「診断」とは 前回記事の末尾を再掲する。 少なくとも、「診断士=コンサルタント」と定義した瞬間に、診断士のプレゼンス向上には繋がらなくなるように思う。何でもありになってしまい、逆に言えば何者でもなくなってしまうからだ。独占業務など望むべくもない。 診断士の…

  • 例のあの記事~「足の裏の米粒」にモノ申す

    診断士Rです。 本日は、おそらく診断士業界でもっとも有名であろう日経ビジネス電子版のこのweb記事について。 business.nikkei.com この記事のせいで「診断士=足の裏の米粒」というイメージが広く普及したのは間違いないでしょう。「中小企業診断士」のGoogle検索結果ではwikipediaを差し置いて協会HPに次ぐ位置を確固たるものとしています(そして私がリンクを貼ることでまた一段それを盤石なものとしている訳ですが…笑)。まさに諸悪の根源。「足の裏の米粒」と検索してもこの記事がトップにくるのが笑えます。 ※本日の記事は文体がいつもと異なります。予めご了承ください。 誰が言ってる?…

  • 企業内診断士の実情~理論と実践③・アーキテクチャ

    診断士Rです。 企業内診断士として、勉強したことがどのように役立っているかの第三回です。なお、シリーズものとして過去記事も少し改題してみました。第一回は「標準原価計算(財務・会計)」、第二回は「データベース理論(経営情報システム)」でした。前回記事はこちら。 bluelart.hatenablog.jp 第三回は、「アーキテクチャ(運営管理)」です。今まで会計やシステムのことを書いてきましたが、実はこの運営管理が私のド専門(大学時代の専攻)で、最も得意とする領域です。一次試験の時も、この科目に関してはスピードテキストをざっと一読した程度の記憶しかありません。 アーキテクチャとは アーキテクチャ…

  • 続・ダブルライセンスは必要?~ランキング編

    診断士Rです。 ダブルライセンスの必要性について、私はあくまで基本的にはNO(前回記事参照)の立場ですが、仮に取るならどれ?というのをランキング形式で纏めていきたいと思います。 なお、私は原則として資格の勉強よりも経験に時間を投資すべきと考えており、裏を返せばそれなりのレベルの資格でないとダブルライセンスの意味が無い、という立場ですので、難易度の高いものが中心になります。 bluelart.hatenablog.jp 1位 司法書士 2位 税理士 3位 弁理士 4位 社会保険労務士 圏外① 弁護士(法曹) 圏外② 不動産系(不動産鑑定士・土地家屋調査士・宅建等) 圏外③ 情報処理技術者 1位 …

  • ダブルライセンスは必要?~企業内診断士の独立事情

    診断士Rです。 前回の記事の続きで、今回は企業内診断士が独立する為に必要なことについて個人的な意見を書いていきたいと思います。 bluelart.hatenablog.jp 独立する際に大事なことは大きく二つあります。 ①お客さんのツテがあるかどうか ②お客さんに付加価値を提供できるかどうか なお、先にダブルライセンスは必要か?という表題に対する私の見解を述べておくと、基本的にはNOです。 ①に関しての理想形は、日頃複数の中小企業を相手とする仕事をしている人限定ですが、今の仕事を利用してお客さんを獲得しておくことです。但し、企業勤めの場合は殆どの場合会社の名刺があってこその関係なので、そこのブ…

  • 企業内診断士が独立しないただ一つの理由

    診断士Rです。 本日は企業内診断士らしく、「独立」に関するトピックです。かくいう私は企業内診断士として丸7年経過したところですが、今まで真面目に独立を意識したことはなかったと思います。ですが最近、真面目に考えるようになりました。 少しでも中小企業支援に対して想いを持つ人が診断士の資格を取得してなお、独立を選ばない理由はこれしかないと思っています。特に企業内診断士の方は大企業勤めでかつ真面目な人が多いので、かなりの確率で当て嵌まるものと考えています。 今の会社の仕事に十分なやりがいを感じている。 私の場合もそうです。今まで出会ってきた企業内診断士の方も、かなりの部分がそうだと思っています。その証…

  • 経営法務を少しでも身近に感じるために①

    診断士Rです。 一次試験の中でも特にとっつきにくいと言われている経営法務ですが、私も受験生の時も結局何が何やらわからぬまま終わった記憶があります。実際、診断士試験で勉強する程度のレベルの知識で実務の経営法務の相談に乗るのはまず不可能ですし、あとで揉める可能性が少しでもあるなら確実に専門家に相談するべきです。 個人的には、現行の試験内容を見直すつもりがないなら、経済学・経営情報システム辺りと「経営基礎教養」みたいな感じで纏めたらどうかと思いますけどね。もっとも、経営情報システムに関しては、以前の記事にも書いた通り、逆に充実させた方が良いというのが私の意見です。 bluelart.hatenabl…

  • ソフトバンク決算にみる非公開会社のバリュエーション

    診断士Rです。 今月は決算シーズンでしたね。私もそこまで他の会社の決算を気にしている訳ではないのですが、毎回ソフトバンク(グループの方です)の決算は見ています。 兼ねてから報道等はされていましたが、ソフトバンクグループは今回ファンド事業で巨額の投資損失を計上し2019年度の営業利益は▲1.4兆もの赤字でした。ファンドの累損はまだ▲0.1兆円ですが、約9兆円もの種銭を投じている訳ですから出資者にとってみればたまったものではないでしょう。 さて、お題目に戻りますが、現在我が国の中小企業の後継者不足を解消する手段としてM&Aが有力視されているのは診断士の方ならご存知と思います。そして、M&Aの際に必…

  • 実務補習の(嫌な)思い出

    診断士Rです。 7月からの実務補習が予定通り実施されるのかどうか、という話がちらちらとあるようですね。最初のオリエンテーション?さえ避ければいくらでもやりようはあると思いますが、それに関連して本日は実務補習について書いていこうと思います。 (ネガティブな内容になります。予めご承知おきください。) ご存知の通り、診断士資格には、試験合格後登録の為3年以内に15日間、そして登録後も5年ごとの更新の為に30日間の「実務従事要件」があります。そして実務従事要件は、各地の中小企業診断協会が実施している「実務補習」を受けることによっても満たせる訳ですね。 かくいう私も協会の実務補習受けました。取り合えず5…

  • 【続報】令和2年度資格試験について

    診断士Rです。 関東1都3県、関西2府1県、北海道を除く39県の緊急事態宣言が14日付で解除されましたね。東京都も今の調子であれば予定通り今月中には解除されるでしょう。緊急事態宣言解除後は、政府の責任は必然的に軽減され、いよいよ民間企業が自ら従業員の健康管理等に全面的に責任を負い、事業継続とのバランスの中で対処していく必要があるということになるので、むしろここからが経営者にとっては正念場だと思います。 さて、それに合わせて、延期の発表のみがなされていた司法試験及び予備試験、公認会計士試験において延期後の日程が公表されました。前回記事はこちら。 bluelart.hatenablog.jp 予想…

  • 企業内診断士の実情②

    診断士Rです。 本日は企業内診断士の実情として、企業内診断士にとって診断士資格がどのように役に立っているかの第二回です。前回記事は下記を参照ください。 bluelart.hatenablog.jp 今回は、「経営情報システム」について書きます。中小企業にとっては非常にニーズの高いところである一方、対応できる支援機関が少ないことが課題であり、そのことは中小企業白書でも明らかにされています。その割には、診断士一次試験の経営情報システムの内容は一般教養といったレベル感なので、時代に即してもう少し内容を充実させた方が良いと個人的には感じます。 支援機関別連携分野(「2020年版中小企業白書概要」より)…

  • テレワーク関連助成制度について

    診断士Rです。 私の勤務先でも、4月初より原則テレワークとなっています。緊急事態宣言については政府が14日に方針を表明するとのことですが、解除如何に関わらず、当面の間は極力テレワークという状況は変わらないでしょう。 それに関連して、本日はテレワーク関連の助成制度について記載していきます。世間的には持続化給付金の方がHOTな話題かもしれませんが、そちらは商工会議所等にお任せすればよい話であって、中小企業診断士が出る幕では無いと考えています(有償で給付金申請代行を請け負う業者もいるようですが…本当に論外だと思います。) さて、テレワーク関連助成制度ですが、基本的には厚生労働省管轄の働き方改革推進支…

  • 企業内診断士の実情①

    診断士Rです。 企業内診断士ブログなので、企業勤めで診断士資格がどのように役立っているか、について記載していきたいと思います。同じく企業内診断士の方とは色々と情報連携したいな、と思いますし、受験生の方にとっても参考にしていただければと。 とは言え、私は製造業に勤務しているので、資格だけで待遇が上乗せされたりすることもないですし、仕事上の利点も薄いので名刺等にも記載はしていません。金融機関等にお勤めの方は事情は異なる場合もあると思いますが、製造業にお勤めの方は大体どこも似たりよったりなのでは?と推察します。いわば「名目的な役立ち方」はしていない為、「勉強したことや経験したことが実務でどう活きてい…

  • 令和2年度試験

    診断士Rです。 令和2年度中小企業診断士試験は、明日5/8(金)が一次試験の出願締め切りのようですね。コロナウィルスに対する対応は、3月の「予定通り実施」との公表以降、特に情報は無いようです。 今年度の試験がどうなるのかというのは受験生にとっては本当に気になるところだと思います。今の流れからして、ある程度制限が緩和されたとしても、同一の場所に多くの人を集めなくてはならない資格試験が実施しにくい状況はそうすぐには変わるものではないでしょう。 あくまで個人的な予想ですが、独占業務があり資格の有無が就職・待遇等に大きな影響を及ぼすものは最大限の配慮をして遅くとも年内には実施、それ以外は中止になるので…

  • ブログ開設

    診断士Rです。 2012年度の試験に合格し、2014年5月に登録後、一度の更新を経て今に至ります。普段は都内のメーカーに勤務しています。 このブログを書いている今、世界はコロナウィルスの脅威の最中にあり、我が国においても緊急事態宣言が延長され、先行きの見えない状態にあります。 飲食業や宿泊業などの深刻な状況は報道にある通りですが、BtoBの製造業に身を置いていると、報道以上に実体経済の痛みが深刻であることが感じられ、仮に感染症への対応の目途がある程度ついたとしても、暫く経済の浮上は望めまい、そう強く感じます。 そのような中にあって、中小企業診断士という資格を持ちながら何もしないのも如何なものか…

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