筋力トレーニングをする目的は人によって様々ですが、殆どの方は筋肥大を目的にしていると思います。近年の筋トレブームでトレーニングをやり始める人が増えていますが、1-2セットこなして筋肉が張った状態(パンプアップ)で満足している人が多い気がします。実際ジムでトレーニングをしている人の半数以上は筋トレ時間<休憩時間(スマホ見る、お話しする)で運動量が少ない気がしてなりません。 あくまで筋力トレーニングは筋の構造やホルモンの変化が起こるまでしないと効果は少なく、パンプアップした状態=筋肥大した状態ではないことを理解する必要はあると思います。
あなたは無事家に帰れますか?大腿骨近位部骨折後の退院先を見極めるポイント
骨折して入院、あなたは無事家に帰れるでしょうか? 高齢者は加齢に伴い、筋力やバランス能力が低下し転倒・転落の可能性が高くなります。そのため、不意に道や自宅で骨折しそのまま入院する可能性も高いんです。中でも大腿骨近位部骨折は、高齢者の転倒骨折で頻度が高いといわれる【四大骨折】の1つとも言われています。 大腿骨近位部骨折の方に対するリハビリテーションを行う場面は多いですが、 対象者の方から「私はこのまま家に帰れるかね?」や「施設に入らんとダメかな~」などのご質問をよくいただきます。 私は急性期病院に勤務しており、手術してすぐの対象者を担当するため、術後早期からそのまま自宅退院か?回復期病院へ転院か…
リハビリを行う上で、運動を行うのはもちろんですが栄養摂取も重要になっています。 高齢者でも筋肉量を維持するには0.8g/kg、筋肉量を増加させるには1.3-4g/kg以上のタンパク質の摂取が必要と言われています。健常な高齢者に関しては、制限なく炭水化物やタンパク質の摂取を促しますが、腎機能が低下した対象者に関しては、人工透析を導入していない限りタンパク質摂取の制限をしなければなりません。 それだけでなく、腎臓は老廃物の排泄、水分・塩分・電解質のバランスなど人間が生きていくために重要な役割を果たしており、腎機能低下=寿命の減少につながるといっても過言ではありません。 腎機能は、視力と一般的に不可…
腸活はウイルスに負けない体を作ります コロナウイルスの拡大で、皆さん不安な毎日を送られていると思います。ウイルスからの感染を予防するために、マスクやアルコール消毒剤を購入して対策をしている方も多くいらっしゃると思いますが、完全にウイルスをシャットダウンすることは難しいのが現状です(目に見えたら苦労しないのに・・) 私もマスクやアルコール消毒を徹底してますが、体の中にウイルスが入っている 可能性は否定できません。。。 ウイルスや細菌から体を守るには睡眠や適度な運動で身体の免疫力(抵抗力)をあげることが重要になってきますが、腸内環境を整えることも免疫力をあげるために重要になってきます!! 以前腸内…
高齢者が効率よく筋肉をつけるために~運動×高タンパクの組み合わせ~
年を重ねると少しずつ体に衰えを感じてきます。 20代のうちから年をとったという人も中にはいますが、実際70-80代では更なる老いを 感じ、絶望するのではと勝手に想像しちゃいます。 そんな衰え=老化を予防するための取り組みとして筋トレなどで 筋肉をつける(筋肥大)取り組みが近年注目されています。 筋肥大をつけるには、筋線維を破壊するための運動と破壊された筋線維を修復するた めの栄養補給の両方が重要と言われ、健常高齢者には運動×栄養補給を組 み合わせることで筋肥大の効果を増幅できる報告が多数あります。 しかし!!高齢者は少なからず身体に障害を来していることが多く、運動×栄養を 組み合わせた戦略の効…
あなたはコケやすい身体ですか?コケにくい身体ですか? 写真のような場面はそうそうおきることはないと思いますが、人生で一度は転倒したことがあると思います。受け身をとれればいいですが、高齢者は加齢に伴う運動機能低下や骨の脆弱性が進行し転倒で骨折、そのまま入院してしまう対象者を数多く担当させていただきました。加えて、、転倒は以前紹介したフレイルを助長する可能性もあるため、未然に転倒を防ぐ取り組みが必要になってきます!! kyurihasp.hatenablog.com 転倒を防ぐためには、運動習慣をつけたり、手すりや段差解消などの家屋改修を行ったりなどの方法がありますが、自分の運動能力がどのくらいの…
筋トレをするならしっかり可動域を意識してやらないと損ですよ とりあえずガムシャラにすればいいのじゃないの? どうせやるなら効率よくやりたいですよね?ジムでベンチプレスやダンベルを利用して筋力トレーニングをする人、その多くは筋肥大を目標にされていると思いますが、、どうせやるなら効果的・効率的にやりたいと私は考えています!!効果的にする方法に回数や負荷量もありますが可動域にも着目した方がいいですよ。今回はトレーニング中の可動域の違いが筋肥大に影響を与えるかを調査した論文を紹介したいと思います。
フレイルになっていませんか?チェックしましょう! フレイルこの言葉を聞いたことがありますか?フレイルとは、高齢期において生理的予備機能が低下してストレスに対する脆弱性が亢進し、不健康を起こしやすい状態という説明があります。わかりやすく言えば、生活が自立している健康な人が何かしらの介助や介護を要するようになってしまう手前の状態をいいます! 人生100年時代ともいわれる時代で、このフレイルの有無が健康寿命に影響を 与えることは私たちリハビリ職種でなくても周知されてきていると感じます。では、、フレイルの診断ポイントとは何があるかご存知でしょうか?
サルコペニアやフレイルなど、最近は高齢者の栄養不良が注目さ れ、リハビリを行う私たちも対象者の栄養状態を考慮した取り組みを行う場面も増えて きています。 では、低栄養状態になるとどんな不利益を受けるのでしょうか? ・筋肉量減少による転倒や疲労感の増加 ・転倒による骨折や誤嚥による肺炎などの入院頻度の増加 ・健康寿命の減少 など身体に与える悪影響は多いことが報告されています。 では、金銭面からみるとどうでしょうか?今回は低栄養が与える金銭面への影響に 関して調査した論文を紹介します。
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