マッパ・ムンディをブラウザ上で閲覧! Virtual Mappa 2.0の使い方
中世ヨーロッパで作られていたマッパ・ムンディ。詳細に描かれているものも多いですが、画像を拡大してみても細かい図像などはモザイクみたいにジャギーが目立って見づらかったりしますよね。しかし、ここで紹介する「Virtual Mappa 2.0」というWebサイトを使えば色々なマッパ・ムンディをブラウザ上で閲覧できます!
現存する最大のマッパ・ムンディである「ヘレフォード図」ですが、現存するということは実物を見ることができちゃいます!少し前の話にはなりますが、2019年の夏に実際にヘレフォード大聖堂を訪れてヘレフォード図をこの目で見てきたので、今回はそのレポートをしたいと思います。
アングロサクソンマップ(Anglo-Saxon Mappa Mundi)
アングロサクソンマップは1025〜1050年頃に描かれたマッパムンディです。作者は不明ですが、6世紀初頭に活躍した学者プリスキアヌスの『ペリエゲテース』の写本の一部です。英語名はAnglo-Saxon Mappa Mundiのほか、Cotton Mapとも呼ばれています。
マッパ・ムンディ(Mappa Mundi / 複数形:Mappae Mundi)とは世界地図の一種で、中世ヨーロッパで作られたものの総称です。中世に数多作られたマッパ・ムンディですが、そのうち1,100点ほどが現存しています。現存するうちの900点ほどは写本の挿絵として残っています。
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