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2020/05/01

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  • 再再度の入国制限発令

    まさかいまどきフィンランド(その他の海外)に旅行しようと思う人はいないだろうが、去る1月11日より、同国は入国規制を再再度見直した。簡単に言えば「日本人の入国は原則として認められない」ということ。 つい最近まで「日本人はフィンランドに自由に旅行できますよ」と喧伝するサイトがあった。いまだに「フィンランドの感染者は(比較的)少ない」と擁護しているが、同国の新規感染者数は200~300人ほど。人口比を考えると日本と同等のレベル。安全な国など、あるわけがないのだ。 そんなわけで、今回の措置は時期がやや遅れた感もあるが、当然の帰結だろう。2月9日までの暫定措置という扱い。素人考えとしてはそれまでに状況…

  • 事態改善の見通しは立たず

    とどまるところを知らぬかのような脅威 しばらく更新していなかったのは生来の怠惰さに加え、新しいニュースもないため。今月上旬、新規感染者が800人を超えるというとてつもない事態を迎えたが、4月に200人を超えたときほどの衝撃はなかったようだ。異常事態に慣れてしまった感じ。フィンランドでの840人って、日本なら2万人相当なんだけど。 まあ、この一月あまりにいろいろありましたよ。中高は今年3度目の学校閉鎖、英国との往来遮断、市中でのマスク着用率は9割を超えたか? という状況になり、来週からコロナワクチン接種開始等々。 でもこれ、とりあげたところでほとんど意味ないでしょう。特にフィンランドへの旅行を考…

  • マスク事情

    街中でのマスク着用が一般的に フィンランドでもマスクの着用が一般的になってきました。何をいまさら、と言うかもしれませんが、コロナ禍以前、いやコロナが騒がれ始めたころでも「マスクをする」というのは”異常な行為”とこの国では思われていたのです。重症患者が病院を抜け出してきた、みたいに異様な目を向けられたものです。 感染の第一次ピークは4月上旬ですが、そのときも「マスクに予防効果はない。むしろ弊害のほうが多い」とSanna Marin首相(美人)は公言していたものです。 中国から輸入したマスクが衛生基準に達しておらず、200万枚を返却したというのもこの頃です。したがって市場に出回るマスクは少なく、6…

  • 行きはよいよい、帰りは・・のフィンランド旅行

    フィンランドにおけるコロナ禍情報、約2か月ぶりの更新です。一時期の小康状態から、状況悪化が明らかな現在、何を書いても意味ないからね。海外旅行の再開を楽しみにしている人は多いだろうけど、個人サイトはもとより、旅行会社がどんなに熱を入れて情報発信しても大勢を左右することはない。この先どうなるは誰にも分らないし。 しかし、現地状況に関心の高い人も少しはいるだろうから、最近の様子を記してみよう。まずは悪い知らせ。 過去2週間の新規感染者数は毎日200人前後。10月上旬には300人を超える日もあるなど、かつてない状況。フィンランドの300人は日本の6000人以上に相当するので、「どうしてフィンランドには…

  • 小康状態続くも、収束の兆しはない フィンランド国内におけるコロナ新規感染者は27人(9月13日付)。200人を超えていたピーク時に比べるとだいぶ収まってきたように思えるが、人口比で単純に計算すると、日本なら500人以上に相当する。 3月以降、フィンランドでは緊急事態宣言を発令。首都圏ロックダウンや多人数の集会禁止などを実施してきたが、その一つに国境閉鎖、外国人の受け入れ制限がある。 いずれも刻々と変化し、諸外国とともに日本からの入国禁止・解除を繰り返してきた。現時点では依然として日本人入国は制限されているが、同措置は9月19日に解除。フィンランド入国後の行動制限もなく、規約上は観光も可能になる…

  • 近年まれにみる盛夏を迎えつつあるが・・・・

    ヘルシンキ中心部午後7時 今日はユハンヌス前夜。俗にいう”夏至祭”だが、厳密には無関係。詳細は割愛するが、とにかくこの日は大勢の人が外に出るのが習わし。ユハンヌスがこれほどの快晴・高温となるのは何十年ぶりかのことらしいが、ご覧のようにほぼゴーストタウン。今月から設置されたテラスにもほとんど客はいない。当然といえば当然。 こうした自粛が功をなしたのか、コロナの新規被害者数は相当に減っている。この二日間での新規感染者は7人(総計7119人)、死者ゼロ(同326人)。吉報ではある。その反面といおうか、森にでかける人が多い。下の写真はヌークシオ国立公園で最も知名度が高い場所の駐車場。焚火場の使用は控え…

  • 夏休みの始まりを祝う学生たち。すでに2か月以上休みだったじゃん。 5月14日に学校が再開されたのをはじめ、6月1日からはコロナ対策の規制がさらに緩和された。 以下、分かりやすいものをあげると、集会の人数制限は10人から50人へ、運動競技会の開催、シェンゲン国内での移動解禁(業務上もしくは必要不可欠な場合のみ)、国内移動の自由化など。国立福祉研究所の発表によると、昨日今日の新規感染者および死亡者とも2名。夏が近づき、日差しが強くなったので「紫外線でコロナを消毒」というイメージも手伝い、「コロナ禍も収束か?」とも思えてくる。 しかしそれは今までの自粛生活のたまものだろう。素人考えだが、ここで気を許…

  • 自粛生活の緩和には不安も残るが・・・

    国立公園の駐車場は満杯状態 首都圏封鎖は予定より早く解除。2か月ぶりに学校が再開し、明日からはレストランや観光ポイントも営業を始める。およそ3か月の自粛生活もそろそろ終わるのか。「自粛生活はおおげさなんじゃない?」といった声もある。 真夏が近づき輝きを増した太陽がウィルスを消滅させてくれる・・・なんてことを期待しているようだ。しかし、そんなものはイメージに過ぎないだろう。確かに5月以降の新規感染者は逓減しているものの、全体数は増加。死者は毎日出ているのである。感染ペースが衰えてきたのは自粛生活あってのことではないのか。今油断したら総理大臣の懸念する「コロナ第三波」につながるではないか。 専門家…

  • これまでの経緯

    1月29日:ラップランドを訪れた中国人観光客がコロナに感染していることが判明。フィンランド初のケースだが、患者はすぐに隔離され、騒ぎになることはなかった。 2月:ダイヤモンドプリンセス号での大量感染がニュースになるも、フィンランドでは他人ごと。アジアは大変なことになってるみたい? 程度の認識。その状況が下旬に一変。感染爆発を起こしたイタリアから帰国したフィンランド人に陽性判定。時をおかずしてヘルシンキでも発症し、話題にのぼる。 3月:陽性患者の初確認からわずか一週間で国内での感染者数が50人に近づき人々の関心が急激に高まる。中旬には緊急事態宣言発令。入国制限、500人以上のイベント中止、休校を…

  • 収束に向かう雰囲気をなんとなく感じるが・・・・

    「花見」はヘルシンキ周辺にも定着。宴会グループは皆無だが。 緊急事態宣言から2か月。外出自粛や他人との安全距離確保の推奨は依然として続いているが、各種の規制がしだいに緩められてきた。スポーツジムの多くはすでに営業を再開したし、図書館も今日から開館。学校再開も間近で、飲食店も来月には平常営業となることが見込まれている。陽気がよくなってきたことも気分的な支えの一つだろう。この週末は見事な晴天に恵まれ、「花見」も盛況だったようだ。ヘルシンキには「桜公園」(Kirsikka puisto)と呼ばれる場所がある。ヘルシンキ中央駅から地下鉄で15分、徒歩10分余りの場所で、5万7000平方メートル。東京ド…

  • 対コロナワクチンはフィンランドでいち早く完成か

    acworksさんによる写真ACからの写真 新型コロナウイルス感染症に対する治療薬、予防薬(ワクチン)の開発には多くの国が取り組んでいる。日本企業も例外ではないし、そんな中でイギリスの研究チームは9月には量産化の可能性ありと発表したようだ。ところが、それよりも一足早く、ワクチン自体はフィンランドで完成しそうだ(Yle=フィンランド放送協会によるニュース)。夏至前に、ということだから、あと6週間ほどだ。朗報である。しかし、実用化されない可能性が高い。 というのは、フィンランドでは軽座視的な理由から2003年にワクチン量産を止めたため。そして今回の成果は大学の研究所によるものなので、市場には出回ら…

    地域タグ:フィンランド

  • この時期に売り上げを伸ばしている会社がある

    アルコール飲料を一手に引き受ける、その名も「アルコ」 在宅勤務が進展し、飲食店の営業が制限される中、日本でも宅飲みが増えていると聞く。フィンランドも同様で、3月の売り上げは前年同月比9.3%増。このデータは、アルコール販売の独占企業であるAlkoの発表。スーパーに置いてある酒類はアルコール度数5.5%未満のビールやシードルに限られ、それ以上の強度のものはAlkoでしか買えない。コロナ禍が顕在化したとき、宅飲み量の増加を危惧して、Alkoの営業時間を制限しようという話があった。結局それは実現せず、案の定、販売量が増えたわけだが、バーやレストランが閉業しているから、この程度なら総消費量にどのような…

    地域タグ:フィンランド

  • 7月以降なら国際便も従来通りに予約はできる。予約だけならね。

    7月以降の再開なるか? コロナ禍が騒がれ始めてから、ヘルシンキ発日本着の飛行機のスケジュールをときどき調べていた。渡航する気はなかったが、状況を知りたかったためである。3月中旬、コロナの脅威が世界を席巻した後、フィンエアーやJALの直行便はなくなったが、4月中旬までのフライトはかなりあった。先にも書いたが、ロンドン・ドバイ・香港経由。片道40時間で往復運賃は50万円などといった具合。あくまでも「予約が可能」だっただけで、実際に飛んだのか、利用する人はいたのか、などは分からない。それを考えると、3月にヨーロッパ旅行した人々を一概に責めるわけにはいかんよなあ。2月中ならまだしも、3月以降のヨーロッ…

    地域タグ:フィンランド

  • 「感染者数減」は、どこまで信用できるのか

    5月2日の公表データ 5月2日の公表データによると、フィンランド国内のコロナ感染者総数は5176人。死亡220人。新規感染者は24人だ。一時期は200人/日を超えたが、増減の繰り返しを経る中でコロナ勢力は弱まってきたかのようにみえる。しかし、そもそもこのデータ、特にグラフ表示されたそれの信ぴょう性が疑わしい。下に掲げるのは4月24日の投稿「フィンランド入国は事実上不可能に」にも載せたもの。同グラフでは4月21日の新規感染者は36人になっている。 4月24日掲載データ もう一度上掲の最新データを見てみよう。これによると21日(辺り)の新規感染者数は100人前後ではないか。同様の事後変更は頻繁に見…

    地域タグ:フィンランド

  • 禁止ばかりの生活にもほのかな望みが

    ヴァップも今年は中止 5月1日といえばビージーズのその名もずばり、First of Mayを思い出すが、フィンランドおよびヨーロッパではヴァップ(Vappu=これはフィンランド語)である。古代ローマに起源を持つ春のお祭り。First of Mayが邦題の「若葉のころ」でないように、ヴァップもメーデーではない。ま、それはともかく、ヴァップはフィンランドでの屋外イベントとしては年間を通じて最大のもの。当日にヘルシンキに出かけると、全市民が集まったのではないかと思えるほどの盛況。本格的な春の到来を全身で喜べる祭日なのだ。が、当然ながら今年は中止。本記事執筆中のフィンランド時間は4月30日午後9時。日…

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  • 無料の”ランチパック”を利用してみた

    配給は週に一度。その一週間前までに申請が必要。 学校閉鎖から一月半。児童の保護者の負担が大きいものの一つに食事がある。フィンランドでは共働きがごく当たり前だが、この時期、必ずしも両親そろってテレワークができるわけではない。そうすると心配になるのが子供たちの昼食だ。 地域による違いはあるが、休校後も児童たちに昼食を提供し続けている学校もある。それができない、あるいは意図的に集合を防ぐための措置として、“ランチパック”の支給がある。一週間前に申請し、児童が取りに行く制度。これを初めて利用してみた。内容はご覧の通り。品目を挙げておこう。 ・トマトとチーズのスープ・ほうれん草とイラクサのスープ・クリー…

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  • マスクが欲しい

    中国がマスク外交を展開し始めたのはいつだったか。フィンランドもいち早く呼応し、4月8日、第一弾として200万枚のマスクがヘルシンキに到着した。が、すべて衛生基準を満たしておらず、政府は遺憾の意を表明。それらがどうなったかは不明。14日に到着した第二便も使い物にならず、市中に出回ることはなかった。これらのマスクが送り返されたのか、破棄されたのか。報道されないのでその行方は分からない。「有効利用する」とのコメントがあったが、どうなったのか。いろいろ胡散臭い話もあるが、それはとりあえず置いておこう。 フィンランドでマスクは異様な光景 現在の日本でマスクをせずに外出すると非難の目を向けられるだろうが、…

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  • なぜフィンランドではコロナ感染者が少ないのか?

    コロナの被害状況(4月26日) 初めにことわっておくが、今回のタイトルは世のブログの大勢に倣い、羊頭狗肉なものにした。本文を読み進めれば、その意図がわかるはずである。 圧倒的な人口差がある国との比較に意味があるのか さて、WHOのデータによると4月26日時点でフィンランドで確認された感染者は4475人、死亡186人。一方、日本ではそれぞれ1万3371人、366人である。こうしたことから「フィンランドでは感染者が少ない」といった記事が書かれてきたわけだが(「現代ビジネス・講談社」など)、本当だろうか。 感染者数は検査を受けることが前提なので正確でないことは誰もが知っている。潜在的な感染者を含めれ…

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  • フィンランド入国は事実上不可能に

    スウェーデンに向かうフェリー二隻。ヘルシンキ南港・4月19日 20日の投稿で「ヘルシンキ⇔ストックホルムのフェリーがまだ運航してる」と書いたが、ウェブカメラを見て驚いたのがきっかけ(上掲写真)。南港に客船が停泊してる。 が、その状況は今日から変わり、貨物船を除いてフィンランドへの入港はすべて禁止されることになった。出国はOK。すなわち、前回記載したようにタリンクシリヤはヘルシンキからタリンへの運航を継続しているし、ストックホルムに渡ることも可能。ただし、いつ戻れるかは分からない。 例によって予約サイトをのぞいてみると、5月16日以降なら往復予約ができる(Viking Line)。しかしあくまで…

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  • いまどきスウェーデンに行くのか?

    ヘルシンキどまんなか。エスプラナーで公園の入り口を俯瞰 いまさら言うまでもなく、現時点でもコロナ禍は拡大の一途。新しい感染者の増加数は減少気味だが、総数は増え続けている。上掲写真は本日午後一時のヘルシンキ。エスプラナーで公園を臨む都心のどまんなかが寂莫たるもの。この様子はウェブカメラでリアルタイムに見ることができる。下記URLをたどると国内5か所の様子が見れるが、どこも閑散としたもの。外出自粛が守られているようだ。https://balticlivecam.com/cameras/finland/helsinki/helsinki-view-klaus-k-hotel/ ヘルシンキにある5つの…

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  • 非常事態が日常に。淡々と過ごす日々

    「小さな取り組みが大きく影響」と衛生管理への注意を喚起するポスター 武漢ウィルスの殺傷力が周知のこととなって一月あまり。漠然とした不安は募る一方ながら、秩序は保たれているフィンランド。「ウィルスをばらまきに来た!」というような吉外はいない。 以前にも書いたけど、厳しい状況を国民一丸となって乗り切ろう、という基本認識が形成されている印象。1939年~44年にかけての冬戦争、継続戦争に通じる国民意識を感じる。ちょっと大げさかな。そしてこれが民族差別を助長する恐れは現実的。指摘のないのが不思議である。 最近は「非日常」が「日常」になっている。さまざまな場所で注意喚起。上掲写真は国立保健福祉研究所によ…

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  • 営業自粛は粛々と進む

    ショッピングモール内のレストランも休業に 日本でもしばらく前から「不要不急の外出は控えましょう」と呼びかけられていたようだが、SNSなどを見ると「不要不急じゃないけど散歩に出かけた」などと訳の分からない記述が散見し、ダメだこりゃ、と思ったものだ。クラスターやらなんやらとともに、言葉が通じていないのだろう。「緊急かつ重要な場合以外は外出するな」と呼びかければよかったのではないだろうか。それでも巣鴨とげぬき地蔵通りは4月4日の縁日が大盛況だったそうだから、何を言っても無駄ということか。 いっぽう、フィンランドでは着々と自粛が進んでいる。はっきりとした時期は覚えていないが、大手チェーンに続いて個人経…

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  • じわじわ迫るコロナの影響

    コロナ新規感染者の推移(3.2~27) ちょっと古いが、過去2か月ほどの感染状況(THL・国立保健福祉研究所発表)。 これによると新規感染者は3月10日から増加傾向を示し(20人/日)、月末には80人に達している。グラフにはないが、4月上旬には一気に200人まで急増。その後、50人/日程度に下がったため、THLは「感染のスピードを抑え込みつつある」と公表したものの、感染者の総数は依然として増加している。 その証拠に「拡散のピークは4月中旬」(同時期に学校再開の予定だった)としていた予測を「5月中旬」に訂正、さらに「6月にずれこむ」と言い換えた。抜本的対策が取れない以上、先行きが読めないのは無理…

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  • この期に及んで海外旅行?

    ヘルシンキへの5日間ツアー。ウソではないにしても・・・ 後先を考えない海外旅行でコロナに罹患した責任の一端は旅行会社にあるわけだが、現状はどうか。日本発フィンランドツアーを検索してみた。 さすがに4月中のツアーは見当たらなかったが、5月以降だといくつかみつかった。 そのうちの一つが「ヘルシンキ5日間」というもの。 フィンエアーもしくはJAL直行便なら5日間の行程はポピュラー。いわゆる3泊5日という日程で、ヘルシンキのホテルに3泊。丸々二日は自由に使えるし、初日は市内に5時ごろ着くから、夏場ならその後も観光を楽しめる。帰国日も一時くらいまでは余裕。郊外都市も訪れるならちょっと物足りない、といった…

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  • それでも日常生活は続く

    お菓子のばら売りコーナーは空に 依然として拡大傾向が止まらないコロナ禍。さまざまな制限下で日常生活が続いている。政府が示したコロナ対策は行きわたっているというのが印象。現時点での施策の数々を列挙してみよう。一月前とは大きく変わっている。 ・学校は5月中旬まで休校(当初は4月13日までを予定)・10人以上の集会を禁止(500人⇒50人と推移後)・カフェ、レストランは休業。ハンバーガー、コーヒー等の持ち帰りのみ許可・店舗では客同士が1.5メートル以上離れることを推奨・多くの店舗に消毒液設置・首都圏閉鎖は依然として続行 先行きの見えない事態に不安はあるが、各種の規制に不満はない、といった状況。突発的…

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  • もはや日本に帰れない

    3月28日、ヘルシンキを中心とした首都圏を封鎖。境界を超える移動は制限され武装警官が警備にあたるという非常事態になったので当然だ。封鎖は4月19日まで続く予定。 こうした中、4月以降も維持するはずだったフィンエアーの日本直行便はすべて取りやめ。再開の目途はたっていない。 以下は机上プランだが、フィンランドから日本に行くすべはないのか、とチケット予約サイトを検索してみた。すると上掲スケジュールのような可能性が。4月6日というのは仮の出発日。カタール航空を使い、ヘルシンキ⇒ロンドン・ヒースロー⇒仁川⇒成田という経路。40時間以上かかるうえ、往復運賃は40万円を超える。それでも行かねばならない人もい…

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  • 旅行会社の責任はどうする?

    フィンエアー、日本直行便を停止 3月上旬のことだが、知人がフィンランド旅行についての打診をしてきた。当然ながら、やめるように勧告。そうしたら案の定だ。フィンランド「など」に滞在していた女性がコロナ発症。3月17日に二例があった。「フィンランド“など”」という表記ではなく、訪問国を明らかにしてほしいものだが、イタリアでの爆発的な拡散以降、ヨーロッパは危ないというのは常識になったと思っていた。が、実情はまるで違う。 3月中旬、フィンエアーは運航の9割減を発表。が、同社のドル箱であるヘルシンキ⇔日本(5空港)の路線は維持。ヘルシンキ⇔羽田で予定していた増便はとりやめ、という方針を示した。4月以降もバ…

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  • 商品がなくなった

    トイレットペーパー完売 3月中旬。コロナ禍の長期化が危ぶまれてくるとともに、商店から品物がなくなり始めた。まっさきに無くなったのは一部の食品(後述)だが、日本人の共感を得られやすく、かつインパクトのあるトイレットペーパーコーナーから紹介しよう。写真を見れば一目瞭然。すべてのトイレットペーパーが完売。これ、おそらくは日本およびアジア諸国でのニュースが原因。 パルプ製品の生産大国であるフィンランドで、トイレットペーパーが品不足になることはまず考えられない。しかし、日本などでの買占め・品不足を伝えるTVを見て、「ああ、それは大変だ」と無用の警戒心を引き起こしたものと思われる。冷静に考えればわかるが、…

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  • コロナ対策はじまる

    閉鎖1週間前のジムだが、誰もいない 3月に入ると、誰しもがコロナに無関心ではいられなくなった。なにしろ一週間ほどの期間で感染者は50人を超えたのである。人口比で単純換算すると、日本なら1000人以上に相当するから、その衝撃の強さも推測できよう。 フィンランド政府の対応は早かった。3月10日には国境閉鎖の可能性を示唆、16日より実施。不要不急の渡航の自粛を要請するとともに、フィンランド国籍もしくは滞在許可を持つもの以外の入国を制限。500人以上規模のイベントは中止、学校は4月13日まで休校とすることを決定。 民間も政府の要請に応えた。大手レストランチェーンは営業を控え、プールやフィットネスジムは…

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  • 騒動は静かに始まった

    2月3日、横浜ふ頭に停泊したダイヤモンドプリンセス 1月:アジアはなにやら大変なようで? COVID19。中国武漢で確認されたのは2019年11月だが、その時点で事態を理解した人は世界的にもごく少数だっただろう。それが何やらヤバいことになっているようだ、と一般に認識され始めたのは、日本だと年が明けた2月上旬。クルーズ客船のダイヤモンドプリンセスが横浜ふ頭に停泊してからのことだろう。すでに香港で下船した中国人にコロナ感染が判明したためである。しかしそれでも、現在のような大惨事につながろうとは、ほとんどの人が思っていなかったはずだ。その原因は中国当局、WHOが情報を隠蔽し、日本政府の対策もおろそか…

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