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2020/04/27

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  • たかまつなな ✖ 堀潤 対談を見る

    たかまつなな さんと 堀潤さんの元NHK職員同士の「対談」を見た。一応、これは「たかまつななチャンネル」という番組なので、たかまつさんが堀さんにインタヴューするというかたちなのかと思ったが、「先輩」の堀さんがさすがに聞き上手で、たかまつさんの方が質問に答えている場面が多かったような(笑)——見終わってから知ったのだが、前半は、たかまつさんが、後半は堀さんが話す構成になっていたようだ。まあでも、本人も「すごくすごく楽しかった」と書いてるし、縦横に話すその姿に、見てるこちらも楽しかったから全く無問題である。2020年を独自の視点で振り返る【堀潤✖︎たかまつなな】 - YouTube 私がNHKの暴…

  • オカシオ=コルテスさん 振り返り

    12月25日付の「HUFPOST」でエディターの國崎万智さんが、2020年に性差別やジェンダーギャップなどに対する発信で話題になった女性政治家を4人挙げ、その発言を紹介しているが、1人目として、アメリカの下院議員アレクサンドリア・オカシオ=コルテスさんを挙げている。ちなみに、残りの3人は、カマラ・ハリスさん(アメリカ次期副大統領)、ジャシンダ・アーダーンさん(ニュージーランド首相)、サンナ・マリンさん(フィンランド首相)。そう言えば、あれは夏だったか、と思い起こしてみた。 4人の女性政治家は訴えた。2020年の世界の「見えない壁」を打ち破るために(発言集) ハフポスト 今さらながら事件をふ…

  • 井上弘貴『アメリカ保守主義の思想史』

    著者の井上弘貴(ひろたか)氏は神戸大学の准教授。20世紀アメリカ合衆国の保守主義の思想史研究が専門とのこと。書名のとおりだ。 先回、2016年の大統領選挙で、大方の予想に反し、なぜ、トランプはヒラリー・クリントンに勝利できたのか、多くの識者が説明(理解)をこころみてきた。井上氏もその一人のようだ。「あとがき」には、こう書かれている。 ……二〇一六年大統領選でのトランプの当選がなければ、戦後アメリカの保守主義の思想史をたどる取り組みに実際に踏み出すことは、おそらくなかっただろうと思います。トランプの当選を予期することができなかった人間のひとりとして、トランプが勝利した原因の説明について実証的な政…

  • 「自分の言葉で語れない……それが最悪」

    たまたま見かけたのだが、高須クリニック・高須克弥氏がTwitterで村上春樹氏のインタヴューに噛みついたのだそうだ。高須院長が村上春樹氏の発言を批判「先生は日本人ですか?」 東スポのニュースに関するニュースを掲載 そもそも「日本人ですか?」という批判の文言からして唖然とするが、村上氏がどんなことを語っているのか、「実物」(記事)をのぞいてみた。 12月27日付「ダイヤモンド オンライン」の記事から、村上氏の話のまとまりをふたつ概略引用する。村上春樹氏インタビュー、首相が紙に書いたことを読むだけの日本は最悪 DOL特別レポート ダイヤモンド・オンライン 学者や芸術家は、どちらかという…

  • 1883年のイギリスの政治腐敗防止法メモ

    12月25日の議運委で宮本徹議員(共産党)に 「私たち政治家は有権者の支持をお金で買ってはならない。それは民主主義の土台を崩すからであります。政治家であれ、後援会であれ、利益供与は禁じられています。……一人当たり3,000円も補填した利益供与は政治家としては許されない行為であった。そういう自覚を前総理はもたなければいけないと思います。」 と言われたアベ前総理は、 「……検察側が厳しい捜査、聴取を行った結果、今回は問題ないと判断をいただいたと思っております。そもそも「桜を見る会」をやっているときには、私はすでに総理大臣になっておりますから、今、宮本議員が言われたようなかたちで何か利益を供与して選…

  • 「自民党は持たない」!?

    ……しかし、この間の検察のアベ不起訴から議運委での「答弁訂正質疑」までのスピードは何なのだろう。コロナ対策も同じスピードだったら、今のような感染拡大や病院の逼迫、店舗などの窮状など、多くの事態は避けられたかもしれない。日本の政治管理者集団の「危機」管理、おそるべしだが、知恵と集中力を注ぎ込む先が完全にゆがんでいる。 昨日12月25日のアベ答弁の録画を少々眺めてみたが、アベ側の言う「答弁の訂正」とは、要するに、「違ってた」というだけで、詳細はほとんど説明しない。話の“芯”を外しながら、聞かれてもいないことをしゃべって時間を浪費する。で、終わったら「説明責任を果たすことができました」!——この期に…

  • 119回目のウソ

    嘘:事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽り。 虚偽:真実ではないのに、真実のように見せかけること。うそ。いつわり。 欺瞞:あざむくこと。だますこと。<以上、大辞泉> 昨日の不起訴を受けて、アベ前首相は記者会見なるものを開いたが、「深く深く反省し」や「道義的責任を痛感する」といった言葉とは裏腹に、国民に向けて真相を明らかにして責任をとる姿勢などは、予想通り、何も感じとれなかった。「病気」を理由に首相を辞めても10月にはどこ吹く風だったように、このままなら、また、1カ月もすると「何のことだっけ?」といった「元の姿」に戻ること、必至だろう。 衆院調査局は12月21日に「桜…

  • #安倍晋三の不起訴処分に抗議します

    これはちょっと強引なたとえ話である。 ある学校でサッカー部の生徒Aが生徒会の会長になった。サッカー部が春にホテルの一室を借りて(!)新入部員の歓迎会を開いたが、その費用に生徒会費を流用していた疑惑が持ち上がり、そのことを生徒総会や評議会で繰り返し質された生徒会長のAは、歓迎会は会費を集めて適正に開催されたと言い続けた。会計帳簿や領収書を見せてほしいと迫られると、Aはもう廃棄したと答えた。会場のホテル側に確認するよう求められると、「自分の言うことが信用できないのか」と開き直った。しかし、しばらくして、歓迎行事の飲食を提供したホテル側の領収書の控えが出てきて、集めた会費と歓迎会の費用総額のあいだに…

  • 「ポチ」と「番犬」 M.ファクラー氏談

    『吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール』(双葉社)を出したニューヨーク・タイムズの元東京支局長マーティン・ファクラー氏が「赤旗」のインタヴューに応じている。2020年12月20日付「赤旗 日曜版」の記事より、以下に概要を記す(記事は「のら猫 寛兵衛」さんのブログからの孫引き)。のら猫 寛兵衛:SSブログ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3179954072110753&set=a.135844156521775&type=3 2009年、ニューヨーク・タイムズの東京支局長に就任し、当時(麻生政権)の首相官邸にあいさつに行くと、官…

  • 「長州人として極めて恥ずかしい」

    検察から事情聴取を受けたアベ前首相——「地元」の人々はどう見ているのだろうか。朝日新聞が声を拾っている。12月22日付記事より。安倍氏聴取「目に見える場所で説明を」 地元も厳しい目:朝日新聞デジタル〇2017・18年「桜を見る会」と前夜祭に出席した80代男性支持者 「秘書に任せていて知らなかったでは通らない」 「トップとして事務所やホテル側にきちんと確認すれば分かること。そうせずに虚偽答弁を続けたのはおかしい」。 「補塡したお金の原資が知りたい。後ろめたいことがあるから隠そうとしたのではと思ってしまう」。 「官房長官として安倍さんを支えた菅首相にも責任はある」。〇下関市郊外の「東行庵(とうぎょ…

  • 知性と教養の劣化 古谷経衡さん談

    古谷経衡(つねひら)さんの「2020年のふりかえり」インタヴューを読んだが、興味深かった。 古谷さんがどんな方か知らなかったので、「たかまつななチャンネル」(2020年9月7日付)に出演した動画をのぞいてみたら、これがまたおもしろい。こっちもまた“なるほど”である。 元ネトウヨ論客・古谷経衡が語るネトウヨの儲かるビジネスの仕組み - YouTube 以下、12月21日付TOKYO HEADLINE WEB のインタヴュー記事の古谷さんの話の後半を要約する。古谷経衡氏が第2次安倍内閣を総括「バカが増えた」【2020年重大ニュース】 – TOKYO HEADLINE これは“安倍政権のせい”という…

  • アベスガ時事放談2

    毎度のことながら戯言です。 ア:やあ、スガちゃん、毎晩外食で忙しそうだね。 ス:何だ、アベ・ゼンソーリじゃないですか。ゼンソーリと同じことをしてるのに、食費1か月分のステーキ代だとか批判されて、世間の風は冷たいもんですよ。 ア:いやいや、いくら機密費で領収書なしだといったって、ハシゴはダメだよ。一晩一軒にしておかないと…。 ス:よく言いますよ。ところで、ゼンソーリはもう検察には行かれたんですか? ア:困るんだよ、スガちゃん。こういうことにならないようにと、2Fと相談して、スガちゃんを総理にしたんだから。置き土産でスギタも残していったのに、何てことするのよ? ス:いやいや、私はこれにはノータッチ…

  • 老犬、天寿を全うす

    昨日妹から電話があり、飼っていた老犬(Qとしておく)が亡くなったと告げられた。17歳だった。ずっと心臓が悪く、カンフル剤でもたせているということだったが、遊びに行くと、昔と変わらずはしゃいでいて(歓迎してくれて)、とても病気という感じはしなかった。病気だと聞いてから月に一度くらいは会いに行っていた。10日前に庭でとれた柚子をもって訪ねた時にも小生の周りをくるくる回って喜んでくれたのだが。 小生は犬は苦手だった。幼少の頃、隣家に遊びに行ったとき、いつもは小屋の中で吠えている猟犬がたまたま庭に出ていて、追いかけられたことがある。向こうからすると、ほんのちょっと子どもと遊ぶつもりでからかっただけなの…

  • 自民党内の権力闘争?

    衆議院選挙まで1年を切る状況で、スガ政権の混迷(無策)ぶりには、自民党内でもさすがに危機感が膨らんでいるようだ(より正確には、世間受けしない=支持率急降下に対する不安か)。こうなると選挙のタイミングも重要だが、年明け通常国会の「冒頭解散」ができないとなると、ずるずると間延びしたまま、任期いっぱい秋を迎えることもありそうである。その間、なおスガ政権でいくのか(もつのか)、あるいは、文字通りのショートリリーフを立てて選挙に臨むのか、自民党議員たちも内心ざわついていると思われる。では、誰が「リリーフ」に立つのか? 新恭さんの『国家権力&メディア一刀両断』12月18日付記事に、次の自民党総裁について「…

  • マイナンバーに学校の成績をひも付ける話

    これはアナログ老人から見たひとつの“保守的”見方であることをあらかじめおことわりしておく。 来年度の予算案編成が大詰めを迎え、週明け月曜日にも閣議決定される見込みだ。政権肝いりのデジタル庁の予算については、閣僚折衝の結果、人件費と基盤システムの開発費81.3億円の要望が満額認められたという。この額、「肝いり」にしてはちと少ない気もするが、発足は9月なので、話題のマイナンバーなどはなお総務省の所管ということになっている。 そのマイナンバーに、政府は、保険証や運転免許証につづき、小中学生の学習履歴やテストの成績をひも付けてオンラインで管理するシステムをつくり、2023年度にも試行する方針を固めたと…

  • スガさん、国民の「誤解」は言いがかりだよ!

    政府として国民に「4人以下の飲食」を求めるなか、8人の「ステーキ忘年会」をしていたことがわかったスガ総理は、昨夜(16日夜)、官邸を出る際に報道陣に「国民に誤解を招くという意味で真摯に反省している」と述べた。 また出た「国民の誤解」だが、多くの方が指摘しているように、多くの「国民」は、政府のトップである総理大臣が政府の要請に反する人数で会食したと「誤解」なく理解しているので、自分の判断ミスの釈明に国民の「誤解」を持ち出すのは、ふつうの国民からしたら“言いがかり”である。自身の判断ミスという意味での反省を望む。 昨夜の日テレ「news zero」では、「菅首相に単独取材 菅首相×有働「8人で会食…

  • 「迷惑かけなければ抗議の意味ない」

    日本学術会議の会員任命拒否問題に抗議して、10月7日付で佐藤康宏・東大名誉教授が文化庁有識者会議(登録美術品調査研究協力者会議)の座長を辞任したという。昨日12月15日付東京新聞にも望月衣塑子記者の署名入り記事があった。以下、引用。【独自】「首相の違法行為」学術会議任命拒否に抗議し辞任 東大名誉教授が文化庁の会議座長を:東京新聞 TOKYO Web ◆「迷惑かけなければ抗議の意味ない」 佐藤氏によると、10月1日に報道で任命拒否を知り、同3日午後、文化庁の担当者らにメールで「専門家を専門家として尊重しない政府のために働くつもりはない。今後は政府関係の仕事はすべてお断りする」「会議直前で迷惑をか…

  • スガ総理の記者会見嫌い

    かなりむかしの話、「英語が嫌いな英語教師」と“自嘲”する先生がいた。「俺には英語のことをきくな」と生徒にも言ってるんだと笑っていた。「能ある鷹」の謙遜した物言いならよいのだが、ALT(外国語の授業で教員のアシスタントをする方)が来校する日になると、隣の教科の準備室に「避難」しているのでは、笑いがひきつってしまう。他校の先生から「えっ! 英語なの? 社会科の先生だと思ってた」などと驚かれたこともある。 「政治が嫌いな政治家」というのも、この国の場合には、何かいそうな感じがする。問題はその「政治」の中身だが、外部からは到底うかがい知れない闇の部分がある世界のこと、普通の感覚の人ではとてもやってられ…

  • 藤田省三『現代史断章』の冒頭から

    学生の頃「政治学」のレポートか何かを書かなければならなくなり、ゼミの先輩と何を読んだらいいか雑談していたら、「あの(政治学担当の)先生は、丸山真男と藤田省三と松下圭一が好きなんだよね」と言われて、それがきっかけだったかどうか、藤田省三さんの書いたものを初めて読んだ(というか、手に取った)と思うのだが、最初の一冊が『精神史的考察』というのは、今にして思えばなかなか怖いもの知らずの「冒険」だったと思う。当時これを読んで「共感」的に理解できていたら、もっとちがう人生を歩んでいただろう。 その後、齢を重ねて、藤田さんの著作にいくつか接し、少しは「言わんとするところ」が理解できるようになったと思いたいが…

  • 「賤しい人民のための政治」

    コロナウイルスの新規感染者が昨日12月12日に全国で3,000人を超えた。死者数の累計は2,446人にのぼる(実際のコロナ関連の死者をすべて網羅しているわけではない)。この国のどこかに明日、明後日にこの統計に上がる人たちがいる。また、その人たちを懸命に看護している人たちもいる。政治の中枢にいる人たちにこうした想像が働かないのは何としたことか。ウケ狙いの卑屈な自称を発して笑っている総理大臣、毎度の言葉遊びのつづきで今度はカルタをつくってしまう東京都知事……。こういう人が国や首都の政治リーダーだというのを情けなく思う。 昨日のTBS「報道特集」では、文科大臣が11月21日にマスクなしで芸者同席の会…

  • 追補 イタリア学会の声明

    イタリア学会の会長・藤谷道夫氏(慶応大学)が、10月17日付でイタリア学会が上げた日本学術会議会員任命拒否についての声明の補足解説「声明文についてもっと詳しく知りたい方のために」(11月19日付)を書いていることを知った。 →イタリア学会HPイタリア学会 Associazione di Studi Italiani in Giappone 「声明」も明快だったが、こちらも分かりやすい。特に、国家と専門家の関係を「患者と医者」の関係に置き換えて考えるところは“絶妙”である。今、専門家諸氏からGo to を止めるよう進言されても聞く耳をもたないというのは、政府が「患者の立場」をわきまえていないこと…

  • 森永卓郎さんの「真冬の怪談」

    昨日「のら猫 寛兵衛」さんの12月8日付のブログを拝見していたところ、12月7日(月)のラジオ文化放送の昼番組、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」に出演した経済アナリストの森永卓郎さんの話が取り上げられていた。政権の姥捨山の企みをあぶり出したか新型コロナ(ある怖い話):のら猫 寛兵衛:SSブログこれは実際の音声を是非聞きたいものだと思って、ラジコで遡ったらうまい具合に過去の放送分にたどり着いた。概要は「のら猫 寛兵衛」さんが書いている通りなので、二番煎じになるが、これは多くの人が心に留めておくべき「怪談(真実を含む妄想?)」だと思い、以下に追随して引用させていただく(読みや…

  • 「国会流行語大賞2020」を見る

    「国会流行語大賞2020」というのがあるようだ。候補が36個、掲げられている。そのうち、アベ前総理の発言が9つ、アベがらみが3つ。したがって、アベ関係が候補全体の1/3を占めている。#国会流行語大賞2020 今年一年の国会の名言迷言珍言をご紹介します - 読む国会 〇まず、アベ発言を4つ。 No 1「幅広く募っているという認識でした。募集しているという認識ではなかった」 No 2「意味のない質問だよ」 No 5「すしの話の時も決めつけをしたが、真っ赤なうそだったではないか」——よりも、小生としては、付随して出てきた「人間としてどうか」の方がインパクトが大きかった。「天に向かって唾を吐く」とは、…

  • 「感動して涙が出る国」 小川淳也さんの話

    コロナウイルスの新規感染者数が、9日、全国で過去最多の2,851人となった。重症者も19人増えて555人となり、こちらも過去最多を更新。感染拡大が止まらない。千葉の田舎だから、マスクと手洗いさえしとけば……と、どこか他人事のような感じもあったが、毎日人が動けば、ウィルスも「動いている」わけで、安全だという保障など何もないと改めて思う。実際、感染した人たちは、どこで自分が感染したのか、思い当たるところがないという人が多いのだから。 映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で知られる衆議院議員の小川淳也さんも先月中旬にコロナに感染し、一週間ほど入院した。昼間はふつうに仕事や運動をしていたのに、帰宅し…

  • 「医療崩壊」という現実

    「〇〇崩壊」などと一言で済ませるのは憚るが、コロナ以後、この国の制度設計やシステムにかかわる深刻な問題が露わになってきているように思う。「崩壊」という語は、ガラガラと音を立てて何かが一気に崩れ落ちていく様を連想させるが、「医療崩壊」とか「霞が関の崩壊」というのは、ある日突然起こるようなものではない。「崩壊」に明確な基準があるわけではないだろうから、使う側がある種の「意図」をもってこの語を使えば、それを“早める”ことも、“遅らせる”ことも可能だ(「医療」や「霞が関(官界)」を「崩壊」という語と結びつけるのは“刺激的”だが、ちょっと考えものだ)。 「医療崩壊」について言えば、自衛隊の出動要請をする…

  • 古賀茂明さん「I am not ABE」述懐

    古賀茂明@フォーラム4で古賀さんと鳩山由紀夫・元総理大臣との対談を見た。古賀さんと言えば、元通産省(現経産省)の官僚で、2011年から2015年までテレビ朝日の報道ステーションで金曜コメンテイターをつとめていた。最後の出演となった2015年3月27日、放送中に「I am not ABE」のフリップを示して番組を去っていったことでも知られる。小生も後で人から聞いてアーカイヴ動画でこの「放送事故?」の様子を見た。対談では、古賀さんがこのときのことを述懐していたので、文字に起こしてみる。5年前の話だが、今もそのまま連続している……どころか、さらに歯車が回ってしまった状況が見て取れる。古賀茂明@フォー…

  • ウーマンラッシュアワーのこと

    ふだんフジテレビは見ないが、昨晩はたまたま家事の合間に「THE MANZAI」の冒頭を見た。アンタッチャブル、相変わらず笑えるなあ、とか、ミルクボーイ、今日はいまいちだったなあ、とか……何人か見て、終わりにしてしまった。あとで、ウーマンラッシュアワーの「お約束」ネタを見逃したことに気づいたが、ありがたいことに、もう動画がアップされている。感謝、感謝である。 暇なことをするようだが、文字に起こしてみる。動画で見た方が何倍も笑えるが……。SHIN∞1🌏 on Twitter: "THE MANZAI2020 『ウーマンラッシュアワー』最初の部分だけですが、字幕つけてみました(´∀`)… " 村:お…

  • 「安倍桜」 見たくないのに 狂い咲き

    久しぶりにデモクラシータイムスを見てきた。11月28日付のウィークエンドニュースでは、「再び咲いた『アベ桜』」について話題となっていた。 出演者は、内田聖子さん、齋藤貴男さん、北丸雄二さん、司会は鈴木耕さん。 齋藤さんも述べていたが、こういう捜査は政権が代わってからではなく、政権担当中でなければならないし、これを評論家然として「検察の落としどころ」を云々するのは、我ながらうんざりしてきた。検察には普通に仕事をしてもらいたい。https://www.youtube.com/watch?v=JWy_fUIYu3U 北丸:……どうして読売がスクープしたのか、という話になって、これは穿った見方ですけど…

  • 中村哲さんの一周忌に寄せて

    「カカ・ムラド」 ——「ナカムラのおじさん」。アフガニスタンで中村哲さんはこう呼ばれていたという。そう思って聞くからだろうか、いい響きがする。 アフガニスタンで人道支援活動を続けてきた中村哲さんが銃撃され、運転手や護衛とともに死亡した事件から1年が過ぎた。中村さんを直に知る者ではないが、改めて追悼したい。 むかし学校で働いている頃「世界の平均寿命」を調べていて、平均寿命が短い国々のリストにアフガニスタンの名前を見つけたことがあった(2002年 世界保健機関による)。42.6歳(日本は81.9歳)。その前後にはアフリカの国名ばかりが並んでいた。 年譜を見ると、中村さんはその頃アフガニスタンで井戸…

  • 抗議

    12月2日、禁錮刑の実刑判決を受け、収監された周庭さんが11月27日に書いた日本語の「手紙」を読んだ。昨日12月3日は彼女の誕生日だったようだ。獄中におかれる無念さを想像すると怒りのやり場がない。わずか一週間前の彼女の言葉が重い。 一部だけ引用をお許し願いたい。《寫在生日前的公開信》... - 周庭 Agnes Chow Ting Facebook<前略> ……昨日の朝4時ごろ、突然の冷たい風で目が覚め、すぐにジャケットを着て、浅い眠りでさらに2時間休んだ頃、目覚まし時計のような例のRTHKの朝のラジオ番組によって起こされてしまいました。 判決の日が近づくにつれ、私はかなり緊張し、怖くなっ…

  • 「政令による支配」 H.アーレント

    昨日は昼から雨が降り始めたので、外仕事はあきらめて、久しぶりに長時間、本を読んだ。古本で手に入れた『全体主義の起原』3巻本の「第2巻 帝国主義」。著者のハンナ・アーレントはアメリカに亡命したユダヤ系ドイツ人の政治哲学者。 彼女の書いたものはどれも、緊張感というか集中力というか、神経を研ぎ澄ましていないと読み進めることができないものばかりで、小生にとっては骨が折れるが、読んでいるとたびたびハッとさせられる。今日読んだ範囲だと、官僚制について述べた箇所は、アベ・スガ政権をほうふつとさせるものだった。 学術会議の会員任命拒否について、スガはきちんと理由を説明しない。本人の能力や性格の問題もあるかもし…

  • 忘れちゃいけない 学術会議の任命拒否

    2ヶ月ものあいだ臨時国会の開会要求を無視し続け、10月下旬にやっと始まった「臨時国会」は、今週末の12月5日で閉会を迎える。コロナ感染が底知れぬ拡大状況にある中、会期の延長を求める声をまたしても無視して、である。 昨日、スガは都の要請を受け、Go toトラベルについては、コロナの重症化リスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人は、東京発着の旅行を二週間「自粛」するよう呼びかけるということで合意したという。重症者が増加している事態に、今さらこの対応がどれだけ有効なのか、疑問を持つ人も多い。TVニュースで「一時的にせよ、Go to を止めないと無理でしょう」という街頭の声を拾ったものをいくつ…

  • 916万円はどこから?

    桜を見る会の「夕食会」——朝日新聞の記事を見ていて気が付いたのだが、これは「夕食会」ではなく「前夜祭」と書くべきではないのか。ホテルの会場入口にはそう表示されていたし、そもそも当のアベ側が使っていた呼称なのだ。あえて「夕食会」という名称に取り換える理由がわからない。 ちなみに、ざっと調べた限りでは、読売、毎日、東京新聞、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、フジテレビ、時事通信は「前夜祭」、NHKは「懇親会」、産経新聞は「夕食会」だった(何と、小生の地元の「千葉日報」は「夕食会」だった!)。何やら意外な「リトマス試験紙」を見るような思いだ。 それはさておき、この前夜祭の費用をアベの後援会が補填してい…

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