私は慈恵医大晴海トリトンクリニックの所長をしていますが、いつかはクリニックを開業したいと思っています。 新型コロナウィルス感染症は4年を経て漸く社会もそのウィルスに慣れてきましたが、慈恵医大晴海トリトンクリニックでは多くのスタッフを抱えていて、スタッフのウィルスにたいする感覚はそれぞれで、その感覚に合わせて運営する時には正解があるわけでなく、多くの局面で妥協も必要となっています。 慈恵医大附属病院ではさらに多業種のコンセンサスが必要で新型コロナウィルス感染症が5類になっても入院患者の家族の方の面会は著しく制限されています。そして新型コロナウィルス感染症患者さんとそれ以外の患者さんをゾーニングす…