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詩と哲学的エッセイ https://umino-utako.hatenablog.com/about

閃きの詩、作詞、散文から より楽に生きるためのヒントを読み解きます。

毎日言葉が浮かびます。それを詩にしてそこに隠れている哲学的なメッセージを読み解いて少しでも楽に生きるためのヒントをエッセイにしてお届けします。

海野 詩子~Utako~
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2020/04/19

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  • どんな毒でも消せる。 詩子の詩449

    〜Not poison〜 曇りの空少し目を逸らし 何もかもに白旗を 振ってしまいたい きっとあなたは どれだけ私が 目を逸らして 疎ましがったって 待っていると 言うんだね どれだけ隠しても あなたの目の届かない場所へ 逃げたところで 無駄なんだね 茨の道だと 思っていた道 たった一人の私を 見つけたと あの日あなたは 教えてくれた その道にひかれた茨 この道を通ったから たどり着いた場所 通らなかったら 今頃どこにいるのだろう それでも 同じ場所にたどりついたかな ただ、見える景色が変わった それだけかもね ただ、見える景色は違った それだけだろうね 私は空見上げて想う 何もかも放り投げて …

  • 沈む夕陽 詩子の詩448

    〜沈む夕陽〜 夕陽は音を立てた 想いもよらぬ音だった 水色とオレンジを 混ぜ合わして こちらを見ていた 想いもよらぬ顔をして もしかして 知っていましたか? 毎日あなたの事を 考えているのを 毎日目で追いかけているのを あなたを見ると 泣きたくなった なのにあなたは 想いもよらぬ音を立て 想いもよらぬ顔をして 私を見た 毎日違う顔を見せるよね。

  • 明日は満月 詩子の詩447

    〜メモリー〜 浅い眠りを繰り返して 現実か否か分からない 想い出そうとしなくても いつも私の中にいる 明日は満月 とても明るい月は 私を正直に させるかも知れない そんな夜だけは あなたと話したい 毎日にこやかに過ごす 日常それはそれとして 多次元空間のメモリー いつも私の中にいる 心の中に居座る あなたは掻き乱す 心が囚われ続けて あなたの事は そのままにして 消さない事にしたから メモリーに保存して 格納庫にしまう 永遠に胸の奥の レンズに映し出す ありのままそのまま いつまでもあの時のまま 明日は満月 全てが明るみになる 私は正直に 身包み剥がされる そんな夜だから あなたと話したい 明…

  • 嘘で固めるよりは美しい 詩子の詩446

    〜Word〜 美しくて 優しくて キラキラして そんな言葉 だけなら 上滑り 時には 辛辣な 時には 牙を剥いた 時には後ろ向きな 言葉を聴きたい どうしても疑って しまうのは 奥の方にしまわれて ひのめをみず 寂しがって 俯いた 数々の想いと 嘘のないWord 綺麗なもので 無理やり固めないで そんなに嫌わないで 理想は分かったよ 言霊も分かったよ 嘘は嫌いだよ 言いたくもない 言葉を吐く くらいなら 貝のように 頑なに 何もなかったよに 押し潰さぬよに 愛してるだって 大嫌いだって 同じ意味じゃないの? 同じ意味でしょ? 綺麗な言葉で 嘘で固めないで 本当の私を見て 本当のあなた見たい ラ…

  • ゆらぎ、心揺さぶる 詩子の詩445

    〜ゆらり〜 ゆらり、揺らぐ 波間に漂う小舟 心揺さぶる ゆらり揺らぎ 人は惹かれるの 掴みそうで掴めない 笹で作った小舟 そう、ゆれて揺れる。 掴みどころがない 分かったようで分からない あるようで無い 無いようでもある 追うと逃げるよ 掴もうとすればスルリ 実態のあるようで無いあなた 掴もうとすれば逃げる 逃げると姿を見せるの 人はそれに惹かれる 揺らぎ揺らいだ声 笹の葉で作った小舟 もう諦めたなんて 思っていた そんな時にほら また姿を見せるズルいやつ 何の振動も感じない程 真っ直ぐで強いものに憧れて いたけど ほんとは知ってる 揺らいだもの勝ち ゆらり 揺らいで ゆらり 揺らぐの 早く …

  • こっぱ微塵 詩子の詩444

    〜風〜 風が流れて いつも斜(はす)に構える あなたを通り過ぎた 一度だけ見た事がある 真っ直ぐな瞳は 瞬時にあの頃へと 私を連れて行った へそ曲がりとはよく言ったね 真っ直ぐに見られない 風はあなたを通り過ぎて ゆくだけなのに 素直な心を隠し通して 一体何が怖いというの? 頑なな心 石のように固めて 知らないとでも思った? 意外と見えているんだよ その瞳の奥の震えた 子供のようにピュアな アイデンティティ 石のように固めた 今までの人生、それは幻想だよ 魔法の杖で胸を一突き すればいいだけなんだ 何もかも砕く自信あるけど ねぇ、やってもいい? 石のように 固めたあなたの心 爆薬を仕掛けてもい…

  • サイコロ 詩子の詩443

    〜サイコロ〜 いつも決まっている サイコロを振ったら いつも決まっている いつも通り過ぎる ちょうどいい数字の 目が出ることはない いつも少し手前 いつも通り過ぎた 恋が何なのかさえ 愛が何なのかさえ ボクはまだ知らないけど 後ろ髪を掴まれて戻り たいな、あなたのところ 戻りたいなあなたの胸 戻りたいと思っていい ちょうどいい目が出ない 恋が何なのかさえ 愛が何なのかさえ ボクはまだ知らない サイコロはいつもほら 止まりたいところでは 止まらないんだね ボクは大体いつも ほんの少し手前か ほんの少しだけ 行き過ぎる 何度も振り返り 確かめながら歩く 二人並んで歩く 事はなくなった 恋が何なのか…

  • メロディ〜人生狂わすタイプ〜 詩子の詩442

    〜メロディ〜 あなたの曲を聞くと 本当の私になってしまう だから怖くて聞けないの 何か強い麻薬を 飲まされたように 酔いしれる 知りたいけど知りたくない世界 見たいけど見たくない世界 それをあなたは正直に 全てをメロディに乗せる 泣き出したい程 どこかに隠れたくなる その鍵を開けないでと 叫びたくなる 君に夢中、人生狂わすタイプ その言葉そのものだよ 【君に夢中】 宇多田ヒカルさんの歌

  • 最後のページ 詩子の詩441

    〜最後のページ〜 最後のページをめくったら そこに書いてあったのは 誰も知らない事だった 人生は分からないことばかり だけど、本当は知っている 最後のページをめくるまで ラストは分からないけれど どんな筋書きでいこうか どんな起承転結で行こうか 少し笑って 少し泣いて 少しジタバタと するのはどうだろう 持って生まれた物語 苦しいことも 少しスパイスの効きすぎた マハラジャのカレーも 思い返せば実に楽しい 実に旨いと思うだろう 最期はそう思うのである 最期はそんなものである 最期に見たい景色はやっぱり海。

  • 波間に 詩子の詩440

    〜波間に〜 右を向いても 左を向いても 何も見えない 前を向いても 後ろを振り返っても 何も見えない 心の中にある どこか遠いところ あの時二人で 描いた物語 毎日生きていても 今が見えない 毎日笑っていても 今日が見えない 波間に漂う いつのかも分からぬ 遠いところから来た枯葉 目を逸らさずに見つめて 目を逸らさずに見つめて 目を逸らさずに見つめて 飽きるほど見つめて 飽きるまで見つめて どこか遠いところから 流れ来た枯葉は ただそこを漂った ゆらりゆらりと どんだけ太陽が昇り どんだけ沈んでも 飽きるほど見つめて 飽きるほど見つめたら 波間に消えた どこかへ旅立った やっと景色が変わる 今…

  • 胸の中で 詩子の詩439

    〜胸の中で〜 きみはボクを見ると いつも歌を歌う とてもかわいい君 いつまでも笑って ボクを楽しませて 手のひらで包んで 温もりを感じながら いつまでもそばにいて 温め合っていたい ある日突然 歌は聞こえなくなった ボクから逃げた訳じゃない ただの運命だよ 運命というのは 時に理不尽で冷たい 誰が決めたのか 繋いだ手を離すのは どちらでもないのに 目を瞑っても やっと流れなくなった涙 想い出よ甦れボクの中で ある朝起きたら もう歌は聞こえない やっとボクの中で フィルムを回す 準備が出来たよ 自由に踊り 自由に歌う いつまでも一緒に 時が想い出に変えるまで

  • ソロモンの詩 詩子の詩438

    〜ソロモンの詩〜 贖いに満ちてる 剣は錆び付いて 思い通りの城 見上げて空を見た さんざめく人々 亡骸は癒えない 昔人に聴いた 闇は深く積もる その時がいつ来るのかと 待ち焦がれた民衆 愛が何かも知らぬまま 掛け声と共に走り出す 何の為に戦い 何の為に倒し 何を築くのか 誰も知らないまま 愛が終わると知った 何も起こらぬこと 祈りながら燃え尽きる そんな為に生まれた 訳ではないのに 落ちてゆく 何が欲しいのか 何を奪うのか もしもこれが夢ならば 冷めて欲しいと 思わずにいられない いられない 高く掲げた旗 なびかせた時に 我は何を思うのか 足元に倒れる 仲間を見つめて 何を思うのか 膝まづき …

  • ある夜〜人生の課題〜 詩子の詩437

    〜ある夜〜 頭が疲れていた 目を瞑って 頬杖をついた 音は全て消して 日常の小さな電子音の 響きだけが振動している 静かだから うん。 そうか、これが必要なんだね。 これでやっと本当の事が分かる 静という字は何故 青に争うと書くのだろう 静か その先に感じる事は 全て本物だという事 惑わされずに 湧いてくるものを 分けてはならない 選別する必要はない 本物だということだけ その本物はその時に分かる その時により変わる しかし、静かが深まると 必ず同じものに突き当たる それが本当の 課題です。 それが本当の あなたが持ってきた 人生の宿題です。 人から受けた愛情は決して忘れない。

  • 鍵穴 詩子の詩436

    〜鍵穴〜 辻褄(つじつま)のあわない セリフは言わないね あなたは色んな 言葉を吐くけれど どんな辛辣な どんな不本意な どんなに尖ってる 言葉を並べても 私はいつもの小さな鍵穴を 覗いてはあなたを探す 言葉で埋もれたあなた探す いつも夢を見るの ポケットを探りながら この鍵の穴に合う 美しい鍵を探す 何度繰り返しても 何度繰り返しても ハマらない鍵ばかり わざと違う鍵を持ち歩いている と思えるくらいに うっすら見えるから 覗いてみたくなる 私の知らない あなたの後ろ側 私の知らないあなたの 過去を勝手に決めた そのイメージに嫉妬して 一人で涙流しても いつも夢を見るの 寂しい夢ばかり 鍵穴の…

  • 雪〜全てを覆い尽くして〜 詩子の詩445

    〜雪〜 雪は降り積もる 静かな音を立てて 全てを覆い隠し 純白にしてゆく 何もなかったかのように 全てを覆いつくす 何もなかったのよう なかったかのように 全てを輝かせ 光が嘘を作る まるで何も 何もなかったように それは一瞬のプレゼント 心を休ませる 春が来て雪が溶ける時 全てが明らかになる 雪は優しく積もる それを知っていても もっともっともっと 深く降り積もって 何も見えないように 春が来てもまだ 溶けないくらいに積もって 悲しみも切なさも 全てを見えないままにして 雪よ雪よ雪よ雪よ やっぱりやめた 春が来てそれが 目の前に飛び出しても 見るよ見つめるよ やっぱり春が 来て欲しいから 雪…

  • 本当のこと 詩子の詩434

    〜本当のこと〜 美しい光が 天から降りてきて 美しい木々や 花を照らしていた 空は澄み渡って 雲はひとつもなく 美しい世界が 目の前に広がる 美しいものを見るたびに 心が辛くなってゆく ささくれは深くなってゆく スープの上澄みを飲み 味わった気になっている 救いようのない塊が 心の中で叫んでる 全てさらけ出して 裸の王様になりたい 泥を吐いて生きる事に 恥じる必要なんかない 泥まみれの自分を 美しいと思え どれだけ汚れても 泥にまみれても 泥まみれをさらけ出せばいい それが本当の美しさ 美しく泥まみれ 美しいイチョウの木は強いニオイを放つ銀杏を産む。

  • 何百年も待つ鳥 詩子の詩433

    〜何百年も待つ鳥〜 かすれた声で泣く 鳥が窓の外で 何かを言いたげに こちらを見つめてる 前にも会ったこと あるような気がした 鳥の言葉なんて 分かるわけないのに その時は何故か分かったの あなたの言いたい事が どんなに離れて暮らしても きっといつか又会えるね 毎日毎日 泣き暮らした日々 毎日毎日 叫んだ日々 心に空いた穴は 空けたままにしとくよ もしいつか又 会える時がそれが 何百年も先でも それまで待てると あなたは言った 心に空いた穴は そのままにしとくよ ふさがないでそのままに かすれた声をした 鳥が窓の外で 何かを言いたげに こちらを見つめてる この木はこれ以上近づくことは出来ない。

  • ペンシル 詩子の詩432

    〜ペンシル〜 荷物は少なめに 足りないものはきっと きっと無いから なるべく軽くして これから旅に出る 行き先は決めない だって生きる限り 行き先は分からぬ旅 重い荷物は邪魔なだけさ 体一つで生きていく 足りないものはきっと無い 足りないものなどきっとない 打ち出の小槌を 何度振ったとて 出てきたものは 大したものじゃ無いさ だけどそんなのどうだっていい そんなのどうだっていい 荷物は少なくていい ただ一つだけ忘れずに これだけは忘れずに 持っていく忘れずに 今日の天気は晴れです。 元気にしていますと 君にしたためる為のペン 矢印は行き先。どこに向いてる? 詩子の詩 暫く詩のみ書いてみます。 …

  • 時の折り紙 詩子の詩431

    〜時の折り紙〜 いつもと同じ朝 いつものように過ぎて いつものように又 時は流れていく 吸い上げた空気の 粒が身体に満ちる 愛してると言った あなたが甦る 同じ靴を履いて 同じ化粧をして 同じ時間の中 時を折り続けた あぁ、心が 時の流れを拒んでも あぁ、いつだって 交わりの無い道を進むだけ 又いつかあなたと過ごす 時の折り紙を折り 又いつかあなたと生きる 時の折り紙を用意した いつかこの世が終わっても もう2度と戻らない と知っていても諦める ことが出来ずにただ、 折り続ける折り紙 折り続ける折り紙 折り続ける折り紙 もし、時が目に見えるなら もし、時が目に見えるなら 私はそのうち時の 折り…

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