自分自身を生きる道 詩子の詩430
〜陽炎〜 もうすぐ、あの橋を越える 違う世界に憧れの世界に 川は流れ水面(みなも)は銀色に 川を漂い流れる帆 寂しげに輝いてる やっと自分を生きると決めた 潔いまでの清らかさ 川の流れに身を任す 当たり前のように信じて やっとその時が来たんだね 風になびく帆水面(みなも)に道 自分を生きる自由を得て ただそこを漂うだけ 陽炎のような羽根をつけて 今ここの、人生の幾年月 流れる風に変わる色に 時は流れ想いは花火のように 風を捉え時の波に 力を得て帆を張りすすむ 誰が為に伸ばした手を痛めても 心は清々しいままと 全てを受け入れ赦される 初めて我、足で立つ赤子 ただそこを漂うだけ 陽炎のような羽根を…
2021/11/29 11:24