自然観察・生き物採集の活動や、自然に関する知識やコラムを紹介しています。 昆虫、爬虫類、両生類、哺乳類、鳥などいろいろな生き物について書いていく予定です。 自然が好きな方や興味がある方、ぜひ一度お越しください!
色鮮やかな色をしたハンミョウ。 よく追っかけたものです。 今回はハンミョウについてご紹介します。 ハンミョウの生態 ハンミョウはオサムシの仲間に分類されます。 オサムシはこちらから akatsuka117.hatenablog.com 体長はあまり大きくなく、とても綺麗な体色が特徴的です。 体からは少し甘い匂いがします。 感じない時も多々あります。 河原や林道、公園などの地面が開けた場所で見かけることが多い昆虫です。 近年はあまり頻繁に見かけることが減ってしまいましたが、自然が多い場所では見かけます。 比較的水辺の近くや湿った場所で見られることが多いです。 食性は幼虫、成虫共に肉食です。 幼虫…
オオクチバスは別名ブラックバスとも呼ばれて釣り人などからも親しまれています。 今回はオオクチバスについてご紹介します。 オオクチバスの生態 緑っぽいイメージで、下顎がしゃくれてるような顔をしています。 大型にもなる魚の一種です。 池や川、湖など日本では幅広く分布が見られます。 流れの緩やかなところや止水域、隠れる場所が多い場所を好みます。 冬になると物陰で越冬を行います。 食性は肉食で、甲殻類、貝、魚、昆虫、カエルなど幅広く食します。 オスは繁殖の際に営巣をし、メスを呼び込みます。 そのまま卵の世話もオスが行い、外敵から守ります。 オオクチバスの外来種問題 オオクチバスは外来種です。 アメリカ…
背中に卵をのっけてるあの水生昆虫です。 今回はコオイムシについてご紹介していきます。 水生カメムシ1.2はこちらからどうぞ akatsuka117.hatenablog.com akatsuka117.hatenablog.com コオイムシの生態 コオイムシはカメムシの仲間に分類されます。 体長はあまり大きくなく平べったいイメージです。 卵を乗っけてる個体はよく知られていますが乗っけていない個体の方が個人的にはよく見かけます。 お尻には細長い呼吸管があり、それで呼吸を行います。 前脚はカマのようになっていてこれを使って獲物を捕まえることができます。 比較的浅い水域を好み、流れの緩やかな水路や…
オケラとも呼ばれるケラ。 今回はケラをご紹介します。 ケラの生態 ケラはバッタ目に分類されます。 コオロギがその中では近縁となります。 体長はあまり大きくなく、全体的に茶色っぽく細長いイメージがあります。 お尻に触覚のような細い尾毛が2本あります。 食性は雑食で植物の根や小さな昆虫、ミミズなどを食します。 飢餓に弱いため、餌を食べないと1日ほどで死んでしまったりもします。 おもに草原や田んぼ、畑などの土中に巣穴を掘って生活を行います。 そのため、硬い土よりは柔らかい土を好みます。 巣穴の奥で産卵を行い、親が近くで孵化するまで守ります。 近年では農薬の使用や、開発などにより数が減少している昆虫の…
海で人気のカニたち。 実は淡水の川で見ることも出来ます。 今回はそんなカニたちをご紹介します。 1河口や汽水域で見られるカニたち ・アカテガニ 名前の通りハサミが赤いことが特徴です。 また背中に笑っているような赤いラインがあります。 海岸や海が近い川の付近で見ることが出来ます。 時には海付近の森林などの高いところで見られることもあり、比較的乾燥に強い種類です。 水があまりなくてもわずかな水を循環させ生きていけますがこれを繰り返してしまうと 泡をふいてしまいます。 カニではありますが水に長時間浸かっていると溺れ死んでしまうこともあります。 食性は雑食で生き物の死骸や植物、生ゴミ、昆虫や小魚まで食…
①はこちらからどうぞ akatsuka117.hatenablog.com 2 背泳ぎが得意なマツモムシ 池や、水路などで見かけるマツモムシ。この昆虫もカメムシに分類される一種です。 マツモムシの生態 マツモムシは止水や流れの緩やかな場所を好みます。 そのため池や田んぼ脇の水路や沼に生息しています。 楕円形の体に大きな目が特徴です。 長い後ろ足も特徴でこれをオールのように使って泳ぎます。 泳ぐ際は背中を下にして背泳ぎのように泳ぐことがよく知られています。 マツモムシは飛ぶことも出来ます。 飛ぶ際は背中をくるっと上に向けて少し羽を乾かしてから飛び立ちます。 食性は肉食で、水面に落ちてきた昆虫や小…
今回はカメムシの中でも水生のものたちをご紹介します 1 水上スケーター アメンボ みなさんアメンボは水辺のある場所で頻繁に見かけることもあると思います。まずはアメンボをご紹介します。 アメンボの生態 アメンボはもともと飴棒という言葉が由来となっています。 アメンボは他のカメムシたちのように臭腺という匂いを発するものをもっています。 この臭腺からくる匂いが飴のように甘いこと、体が棒のように細長いことからこう呼ばれています。 なので捕まえたりするとほんのりとですが甘い匂いを感じますよ! 湖、池、川などはもちろん水たまりで見かけることもあります。 形態としては細長い胴体に短い前足、長い中脚、後ろ足が…
臭いことで有名なカメムシ。 どんな生活を送っているのでしょうか? カメムシの仲間にはとても多くの種類がいます。 また水生のカメムシと陸生のカメムシが存在します。 今回は陸生のカメムシをご紹介します。 加えてカメムシの仲間のサシガメもご紹介します。 カメムシの生態 別名クサムシとも呼ばれています。 頭が尖っていて角ばったイメージの昆虫です。 種類により形が違い、五角形のようなものや細長いものなど幅広くいます。 食性は基本的に植物性です。 口がストローのようになっていて果実や茎、根っこなどに突き刺して養分を摂取します。中には肉食のものもいます。 基本的に単独で生活して卵を産んでも放置しますが、 中…
①の記事はこちらからどうぞ akatsuka117.hatenablog.com 今回は日本で身近に見られるカメたちについてご紹介していきます。 ●日本で見かけることのある種 生態は似ていたりもする為、簡単に共通した生態を先にご説明します。 川や湖、池など水辺に生息しています。 冬は落ち葉や石の下などで冬眠も行います。個体や気温によっては冬眠を行わないこともあります。 食性は雑食で昆虫や小魚、甲殻類、貝、藻、水草など幅広く食します。 年に1ー3回地面に穴を掘り産卵します。 ・ニホンイシガメ 在来種です。 甲羅に一本のキールという突起があることが特徴です。 生息地の減少や乱獲、外来種との交雑、競…
公園や庭園、図書館の池などわりと普通に見られるカメ。 今回は2部に分けてカメについてご紹介します。 1部はカメの生態についてご紹介します。 カメの生態 カメは爬虫類に分類されます。 甲羅を持つことでもよく知られています。 甲羅の前の穴から顔と前足、後ろの穴から尻尾と後ろ足が出ます。 大きさは種類によって違い、10センチ前後の小さいものから、180センチ前後の大きいものまでいます。 カメは甲羅に頭などをしまう場面がよく見られます。 実はこれもできる種類と出来ない種類が存在しています。 生息域は陸生のものもいれば、水陸両性のもの、海水で暮らすものなどと幅広くいます。 そのため、草原や海、川、池、湖…
道を歩く時や家の付近、誰もがアリを見たことがあるのではないでしょうか? 今回はそんな身近なアリについてご紹介します。 アリの生態 アリはハチの仲間に分類されます。 そのため世界には刺すアリや毒液を飛ばすアリまでいます。 アリは比較的そこら中で見られます。 生垣や花壇、公園から森林まで幅広く生息しています。 食性はほとんどが雑食です。 種類によっては草食や菌を食べる種もいます。 死んだ生き物や生きている昆虫を襲って食べたりもします。 アリは足跡のように機能するフェロモンを持ちます。 そのためそれを辿って巣に戻ったりすることが出来るのです。 アリは社会性昆虫としても知られています。 女王アリを中心…
哺乳類と言えば地上生活のイメージですが地中で暮らすことができる哺乳類がいます。 今回はそんな哺乳類を紹介していきます。 モグラの生態 モグラは有名ではないでしょうか? 森林や草原の地中に生息していて、都市部でなければ公園などにも生息していたりします。 地中にトンネルを掘って生活していて、モグラが地表あたりを掘った時に土が盛り上がったところをモグラ塚と言います。 よくゴルフ場や公園などで所々土が大きく盛り上がってるところを見かけますよね。 あれがモグラ塚です。 個体毎にある程度縄張りも持っています。 食性は主に肉食で昆虫やミミズなどの土壌生物を食べます。 トンネル内に落ちてきたりするものをとらえ…
夕方に飛んでいるコウモリはみたことがあるのではないでしょうか? バッドマンのモチーフでも有名ですよね。今回はコウモリについてご紹介します。 コウモリの生態 コウモリはコウモリ目もしくは翼手目に分類されます。 哺乳類の中でも大きなグループになります。 夜行性で夕方などに飛び回る姿を畑や森林、公園などで見かけることができます。 コウモリは飛行をすることが出来ます。 鳥と違うところは鳥は羽毛が生えた翼で飛びますが、コウモリは飛膜と呼ばれる膜を使い飛ぶことです。 この膜は折りたたむことが可能で洞窟などで止まるときには後ろ足でぶら下がりながら飛膜はたたみます。 また、コウモリは時には這い回ることも出来ま…
光って綺麗で有名なホタル。 今回はそんなホタルを簡単にご紹介します。 ホタルの生態 ホタルは甲虫に分類されます。 わりと小さな昆虫で細長く平たいイメージです。 甲虫にしては柔らかめです。 成虫でいる期間は2週間ほどと短い昆虫です。 幼虫時代は種類により過ごす場所が違い、陸生や水性がいます。 幼虫の食性は肉食で、陸生の幼虫はカタツムリやミミズなどを食べ、水性の幼虫はカワニナやタニシを食べます。 成虫は食事をすることがなく、水分と幼虫時代の栄養で生きています。 ホタルの光 ホタルにはお尻が光る種と光らない種がいます。 光るホタルは大体が夜行性です。 また卵や幼虫が光ることでも知られています。 成虫…
オサムシをご存知でしょうか? 今回はオサムシの生態と代表的な2種をご紹介します。 オサムシの生態 オサムシは甲虫に分類されます。 森林や、草原、都市公園などで地面を徘徊している姿をよく見かけます。 湿った場所で多く見られ落ち葉の下や倒木の下などで見かけます。 基本的に夜行性ですが、昼に見かけることもあります。 食性は肉食でミミズやイモムシなどを好んでよく食べますが死骸や果実などを食べることもあり多々雑食性も見られます。 また多くのオサムシの仲間は飛べません。 皮膚から臭い液をだし、これでかぶれてしまうこともあるので注意が必要です。 天然ゴム背抜き手袋 Mサイズ 10双入り COVERWORK …
日々世界中で絶滅している生き物や、 絶滅しかけてしまっている生き物たちをテレビなどでも見かけます。 今回は絶滅について少し紹介していきます。 ●レッドデータブック レッドデータブックとは絶滅のおそれのある生き物をまとめたものです。 現状を段階ごとにわけられており、 絶滅、野生絶滅、絶滅危惧、準絶滅危惧などそれぞれの絶滅の危険性毎に分けられています。 ●絶滅の原因 かつて恐竜が絶滅したように、生き物の絶滅が起こることは自然現象です。 しかし今絶滅が問題視されています。 理由としてはその絶滅速度が以前よりも急速かつ、大規模に進んでいるからです。 おもな原因は人間活動によるものです。その中でも4つ紹…
「ブログリーダー」を活用して、ヒロタロさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。