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『自由の哲学』を読む~日々の暮らしから https://blog.goo.ne.jp/oneby1/arcv

流れゆく日々の中で、少しだけ立ち止まる。立ち止まることで自分の考えが見える。見えたら行動を変えたくなる。身の周りの出来事に学び、周りと一緒に幸せになっていきたい。人智学を勉強する、書く人。

オキツ
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2020/04/12

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  • 子どもの習い事ってどうしてる?

    みなさん、習い事ってどうしてますか?って、小学生の頃ならともかく、中学生は「どこの塾に?」みたいな話になるんでしょうが、ウチは部活を除けば、週1のピアノだけです。今日は、保育園の頃からの習い事について、私なりの考え方をお話しします。ウチには古いアップライトのピアノがあるのですが、シュタイナーの育児本とかを読むと「小さい頃にはペンタトニックの音がふさわしい」なんて書いてあります。それに、ピアノの音って大きすぎるかな?と思っていたので、子どもが小さい頃は全然弾いてませんでした。そもそも弾こうにも指が動かないし(^^;)。なのに、どうしてピアノを習う事になったのか。それは、子どもがやりたがったからです。子どもは歌が大好きで、保育園への行き帰りなど、自転車で出かける時にはいつも前に乗ってカラダでリズムを取りながら「ゆ~...子どもの習い事ってどうしてる?

  • 意識的に生きる④目をつぶって描く

    意識的に生きる①~③はこちらにまとめました。「意識の時代」を学んだ翌月、Hさんがにじみ絵を用意してくださいました。一体何が始まるんでしょうか?誰かが正解やコツを教えてくれる「分別の時代」から、自分たちで考え能動的に学ぶ「意識の時代」へ。大人クラスのあり方、そのものです。目次えーと、何を言われているのかな?描いているうちに、ビクビクから解放感へ描いている時の感覚や気持ちが教えてくれるえーと、何を言われているのかな?にじみ絵を用意してくださったHさんが提示したのは、なんと「目をつぶって絵を描く」という課題。へ?えーと…???おっしゃっている課題がわからなくて3回くらい確認。何度聞かれても、たじろぐことなく「始めから終わりまで、一切目を開けないで、ビンに入っている絵の具が何色かも、紙の位置もわからないまま、“意識”を...意識的に生きる④目をつぶって描く

  • ショパンが連れて来るイメージに驚く

    PezibearによるPixabayからの画像ショパンの小品をいくつか練習しています。去年弾いてたのがベートーベンだったから、あまりにも違うところが刺激されてびっくりします。今日のレッスンで、「ここはどんなイメージで弾いてますか?」と聞かれました。弾く度にイメージが変わるところがあるらしくて、言われてみれば、そこはな~んも考えずに弾いてたわ。ので、改めて自分の中から、そっとイメージを取り出してみた。「冒頭は大きな本棚の前に立って、1冊手に取ってみたところ」「2段目は、その本の表紙を思い切ってめくってみて…」などなど、頭に浮かぶイメージをそのまましゃべってみた。これはノクターン20番(嬰ハ短調、遺作)。最後は星になって、空に昇っていくの。星のきれいな透き通った寒い夜、音もなく降る雪。ほんとにキラキラした繊細な音の...ショパンが連れて来るイメージに驚く

  • しんどい時には「そんな風に生きたい」手仕事を

    今までにないほど、自分の身内や、周りの人たちに訃報が重なり、なんとなく動きたくなくなる。そんな時には、単調な手仕事をしてみる。ちょうど、糸掛けで「ちょっとかけ方を変えたらいろんな模様ができるんじゃないかな」と、アレコレ検討したかったので、今日はそれに挑戦。前に子どもが作ってたものは、台にする板もつるつるに磨いて、糸の色も考えて、こんなに(コレ↑)丁寧にきっちり作ってたんだけど、釘と板を買ってくるのもおっくう。なので、家にあった、使い道のなかった3~4㎜厚の薄~~いコルクボードと、段ボールを重ねて台にして、そこに、頭の小さい押しピン(マップピン?)を、ぷちぷち挿して糸掛けを作ってみることにした。裏から見たらこんな感じ。これ、押しピンが簡単に抜き差しできるわりにはしっかりピンが固定されるから、「どんな順番でかけたら...しんどい時には「そんな風に生きたい」手仕事を

  • 意識的に生きる時代へ③~教育の目的が変わる?~

    『一般人間学(普遍人間学)』の第1講に「教育の課題は、時代によって変わっていくから、時代の課題を意識して教育しましょう」という意味のことが書いてあります。子どもの教育も大人自身の自己教育も、それに向かってなされるべきだ、と。では、私たちが生きる現代=意識の時代には、どこに向けて子どもを育てていけばいいのでしょうか。目次「オレの言うことが聞けないのか」1人ひとりが答えを出す、正解のない時代人類の進化と、1人の進化の共通点▼1.「オレの言うことが聞けないのか」私が子どもの頃には、まだ「決まったことは守れ」「オレの言うことが聞けないのか」なんていう先生がいました。当時、子どもながらに違和感を感じて「軍隊調でイヤだなぁ」と思っていました。今はあんまりそんな話を聞かないのが嬉しいです。分別の時代から意識の時代への変化を平...意識的に生きる時代へ③~教育の目的が変わる?~

  • エネルギー保存の法則が成り立たない??

    突然ですが、「エネルギー保存の法則」は、中学の理科で習う物理の基本法則。運動や熱や質量などのエネルギーは、形が変えてもエネルギーの総量は変わらない、ってヤツ。あ、大丈夫、難しくありません。書いてるの、その辺のおばちゃんやし(^^)。シュタイナーは大胆にも、一般人間学で、「それは誤解されている」と言ってます。何講目か忘れたけど…前半。あ、3講目です4~5段落目くらい。それを読んだ時、「おもしろい事言うな~。何のこっちゃ」と思ったので、なんとなく覚えてました。普通に考えると、ジャムのフタが開かなかったら、輪ゴムでも巻いて摩擦係数を増やすか、なんかの道具で回転半径を大きくすれば開く。法則通り。その法則に則ってフタが開く。けど、昨日、久しぶりの友達と電話していたら、目に見えてエネルギーが流れ込んできた。「ああ、この感じ...エネルギー保存の法則が成り立たない??

  • 歌、呼吸、音の響きを味わう

    本を読んだり、一つのテーマを話し合ったり、手仕事をしたり、毎月いろんなことをして楽しむ神戸シュタイナーハウスの大人クラス。声の響きにフォーカスした時のことをご紹介します。歌や呼吸、あいうえおの発声など、いつも無意識にやっている単純なことが、こんなにおもしろくなるなんて!目次宇宙語みたいな歌にひたる…呼吸は、吐くことから始める「あいうえお」の「え」がかわいそうクレヨンの線で「あいうえお」▼宇宙語みたいな歌にひたる…最初は、歌をひとつ教えてもらいました。聞いたことのない、宇宙語みたいな響きの、北欧の伝承歌。4パートで輪唱していると、透明なバリアに守られた空間が私たちを包んで立ち上がっていくようです。メロディーもリズムも言葉も、耳で聞いて歌ってみる。歩きながら、何度も歌う。日本語や英語の歌だと、意味が気になりますが、...歌、呼吸、音の響きを味わう

  • 意識的に生きる時代へ② ~意識することは変化へのスイッチ~

    前回は「分別の時代」から「意識の時代」へ、人類がどう進化していくのかを見てきました。では「意識の時代」って、どんな時代なのでしょうか。意識したら、何がどう変わるのでしょうか。身近な事として理解してみましょう。目次「あたりまえ」に意識を向ければ変化が起きる常識って変わっていくものなのね!意識する事で、変化を起こす▼「あたりまえ」に意識を向ければ変化が起きる地域によって文化は違いますし、時代によって常識は変わって行きます。いろんな分野で「あたりまえ」だったことが「それ、ホント?」「おかしくない?」と人々が「改めて意識すること」で、常識が変わっていった例を挙げてみました。・専制君主制→市民主権(エライ人に従うんじゃなくて自分たちで決める)・天動説→地動説(当たり前を疑問に思って調べたら、外が回ってるんじゃなくて自分た...意識的に生きる時代へ②~意識することは変化へのスイッチ~

  • 役立たず気分を立て直すには

    人に何かを頼むのが苦手なんだけど、そういう事が割と素直に出来る人がいる。きっと、その人はそれまで、信頼を積み上げてきたのだろう。一方の私。人に助けてもらうばっかりで、積み上げたのは、もっぱら気持ちの負債。人に何かを頼むのはとても苦手だ。だからと言って、誰かが困っている時に役立って返済できるのかというと、それまた、今度はスキルの低さのせいで苦手だ。引っ越しの手伝いみたいに単純なことなら、いくらでもするんだけど、人前に立ってで何かを伝えたり、色んな意見を調整して関係者がみんな満足するように、な~んて考えると、当分、返済できそうにない。いつでも「相手の考えを変えたい」というよりは、「相手がどう考えているのかもっと知りたい」「どうしてそう考えるのか聞きたい」の方が強い。インタビューして、何かにまとめる時も、相手の思いに...役立たず気分を立て直すには

  • 言葉を紡ぎながら思う事

    言葉にしなければ、自分が感じたことですらそのまま流れてしまう。自分の考えすら意識することができない。言葉にするという事は、自分の船を自分で漕いでいくためのオールを手にするということ。私は時々、オールを手にして、自分の船を漕いでいるつもりになる。だけど、実際は、沿岸部の安全なところをウロウロしているだけで、いつまで経っても船出をしない。それなら、地に足を付けて畑を耕している方がよほど真っ当じゃないか。沖に漕ぎだして、潮にさらわれるのが怖いのだ。風に吹かれて迷子になるのが怖いのだ。生きているということが、ただ呼吸をするだけのことではないと分かっているのに。心に嘘をつかないこと。言葉にすること。行動すること。その3つを重ねようとする時、私は私の命を生きている。だから、今みたいに偉そうな事を考えている時は、「それ、いい...言葉を紡ぎながら思う事

  • この身体を使う自由を許されているのは

    前によく行っていたお店が閉めてしまった事に、店の前を通って気づく。お店が当たり前に続いているわけではないと気づかせてくれる。いつでも会えると思っていた人が旅立ったと、知らせを受けて、驚く。生きている事が当たり前ではないのだと教えてくれる。自分の命ひとつを、どう運べばいいのかと、途方に暮れる。考えてばかりいないで、ただ生きて、旅立てれば一番なのだけれど。そんな事を思ったとしても、いつもそのまままた元に戻ってしまう。何か自分の行動として表さない限り、いくらスバラシイ事を思ったところで、現代風に言えば、単なる脳内のパルスの明滅に過ぎない。私は唯脳論者でも唯物論者でもない。自分の気持ちも確かにここにあって、自分の感じていることは、自分では疑うべくもないけれど、この世で一番確かなものは、気持ちではなく物質だと思う。気持ち...この身体を使う自由を許されているのは

  • 意識的に生きる時代へ① ~人類の進化?壮大すぎる!~

    「有史以来~」という言い方がありますが、当たり前の事ながら、文字が残るはるか昔から、人類は生きてきました。もしかしたら、今の形になる前からも?!ちょっとビックリするようなスケール感の人間の進化について、こんな話があるので、ちょっと紹介します。▼どんな壮大なスケールの話なんだっ!シュタイナーの言う人間の意識の変化、人間の発達と、歴史年表をひとつの表にまとめて見せてくださった方がいました。お~、なんかスゴそうだ!「歴史の流れ」と一言で言うけれど、世界4大文明だの縄文・弥生だのいう、ここ数千年~1万年くらいの話じゃなくて、もっともっと、も~~っとスケールの大きな話。なにせ、何千万年スケールの話(^^)。スケール感をお伝えするためだけに書くので、理解しようと思わずに見てください。書いている方だってよく理解できないままで...意識的に生きる時代へ①~人類の進化?壮大すぎる!~

  • 大学入試要項を見たら、日本の伝統文化を守りたくなった

    大学の入試のニュースを見てたら、配られる問題って、すっごい分厚いのね。1教科で30ページ分くらいありそう。30ページの問題集、もしかして1時間で解くの???試験の事をもうちょっと知りたくなったので、大学入試センターのHPから実施要項をダウンロードしてみた。1教科60~80分なんだって。一律じゃないんだ、へ~。問題を解けるかどうかは別として、9時半から18時10分までという長い時間、メリハリつけつつ集中する力がいるのか~。その時点で、すでに受験生のみなさんを尊敬するわ。そんな大変な試験に真面目に取り組む姿勢と、1時間で30ページを処理する能力の高さがあるってだけで、もう、どこでもいいから入れてあげて欲しい!と、よわっちー私は思うのでした。ダウンロードした資料をスクロールしながらナナメ読みしてたら、ちょっと目に留ま...大学入試要項を見たら、日本の伝統文化を守りたくなった

  • 検索と飲酒の共通点は?

    「コンピュータによる検索は何を検索しているかが明確である場合にしか力を発揮できない」ダン・ブラウン著『パズル・パレス』下巻12ページ何が知りたいのかわからないものは、調べることもできない。そんなの当たり前。そう、言葉にできないものは調べられないのよ。普段は「あらゆるものが調べられる」と思ってるけど。今日、図書館の本を返しに行ったついでに、普段行かない棚を一周りしてきたら、もともと縁のなかったジャンルの本たちが、向こうから私の目に飛び込んできてくれた。あっと言う間に、借りたい本がいっぱい積み上がった。このご時世だもの、頻繁に来ないで済むように全部借りてしまおう。実際、そういう本を覗いてみたら、ハズレもあるけど、結構面白いのもあったりする。私のPCの検索ワードからは決して出て来ない世界。そういう彩りって、大事な気が...検索と飲酒の共通点は?

  • 「未来は明るい!」と思えた出来事

    中学生になると、そろそろ外の社会に目を向け始めるから、いろんな大人と出会う機会を作ってあげたいな。子どもが中2なのもあって、そんな事を考えていた。毎月活動している神戸シュタイナーハウスの子どもクラスの先生に、その話をすると、先生も似たようなことを考えておられたようで、お互いに「そういう時期ですよね」と納得。大人クラスの人たちにも「来年こんな風にしたいけど、どう思います?」と話したら、「中学生の時期にピッタリ!」と賛成してくださって、毎月1回のクラスを、ゲストに来てもらって、その人たちと一緒に話す時間にする方向に。で、どんな人にゲストに来てもらいましょうか。子どもが興味を持っている職業の人を優先的に探すとして、他にも、普段あまり会えないような人、たとえば、牛飼いの人からIT企業の人、研究職の人、アーティスト系から...「未来は明るい!」と思えた出来事

  • 思春期の人がいろんな大人と話す時間を作る

    この8年間、小さな勉強会を続けています。大人のクラスは、参加メンバーみんなで作り、子どものクラスは、1人の先生が担当してくださっている。保育園だった子どもも、もう中学2年生。一人の大好きな先生にくっついてるのが嬉しい時期は終わり、そろそろ、いろんな人に出会って、広い世界に出て行く準備を始める時期かもしれない。「中学生がいろんな大人と話せる機会を作りたい」と、子どもクラスの先生に話したら、「実は私も同じことを」と。おお、ビンゴ!やりましょう、やりましょう。毎月一人、いろんなゲストに来てもらって、自分の仕事や日々の話、一皮むけた話をしてもらい、その後は、子どもがインタビューしたり、座談会的にしたり、みたいなイメージの、普段会えない人と話す時間。集まれる時間が夜だから、オンラインかな。詳細はまだまだ検討中だけど、どん...思春期の人がいろんな大人と話す時間を作る

  • オンライン自習室っていう発想

    ここしばらく、真面目に取り組みたいことがあって、わりと長い時間、椅子に座ってた。今までなら、疲れてきたら、「カフェ行ってやりたいな~」と場所を変えたりもしてたけど、このご時世、それも気が引ける。仕方ないから、気分転換に、塾の自習室みたいな空間とか、コワーキングスペースみたいなのを、ネットであれこれ検索してみた。そしたら、オモシロイ言葉が飛び込んできた。「オンライン自習室」。え?なんだこれ?リンクを開いてみたら、「手元だけずっとオンラインでZOOMの会議室に映しておく」、というだけのもの。「一緒に頑張ってる仲間が見えると、集中できるよ」とコメントがあった。身に覚えがある。夜は集中できるんだけど、昼間はダメなんだよね~、私。1人でやってると、ついダラダラする。そんな私でも、誰かとやってると張り切る(^^)。ただ、誰...オンライン自習室っていう発想

  • アートフェスタ出展③当日~総括まで

    学ぶ時はどうしても考え方の近い人と学ぶことになります。そこで、一度外に出てみよう。いろんな世界の方たちと触れ合って、自分たちの価値観を広くお伝えしたり、逆に刺激を受けたりする場を作ってみようと考えました。そんなわけで、美術館主催のアートフェスタに出展することにしました。これまでの経緯は以下をご参照ください。アートフェスタ出展①目的や出展するものの方向性を決めたところまでアートフェスタ出展②ブースのレイアウト決め、実際準備から当日まで目次▼参加してくれた子ども、自分たちの子ども▼反省点アレコレ▼出展して学んだこと▼シュタイナーの言葉「教えを受け取るためではなく」▼参加してくれた子ども、自分たちの子どもさて、準備が整ったところで、いよいよ当日です。出展したのは5月でしたが、お天気に恵まれて暑いくらい。棚や机など、大...アートフェスタ出展③当日~総括まで

  • 冬に光を楽しむ窓飾り

    こないだ、ウチで5角形のランタンを作りましたが、神戸シュタイナーハウスの大人クラスで、前半、お勉強をした後で、後半、一緒にサンキャッチャーを作ってみました。薄い紙を切って、同じ形に折って、数片~10片くらいを均等に重ねて貼る。それだけで、こんなにキレイ!窓辺に貼ってみると、光が弱くなる冬だからこそ、さらに光が美しく見える気がします。窓を開けて活動していたのに、寒さを感じないほどイイ感じ。「そこにいつでも光があること」に、気付かせてくれる手仕事でした。作り方は「トランスパレントスター」で検索したら、アレコレ出てくると思います。専用のトランスパレント紙がなくても、トレーシングペーパーや、クッキングペーパー(くっつかないために使う紙。何ていう?グラシンペーパー?)などでも代用できますよ~。そして、8枚合わせだけじゃな...冬に光を楽しむ窓飾り

  • 5角形で遊んで迷宮に迷い込む

    こないだ、中2の子どもに「5角形ってどうやって描けばいいんだっけ?」と聞けば、答えられなくて、動画サイトで出てきたのは、なんか難しい。難しいけど、角度を測って、っていうのはちょっと負けた(何に?)気がして、「分度器で計らないシバリ」で考えました。コンパスと定規は使ってもいい。「あれ?もっとカンタンに描ける方法あったよね?」と言いつつ、あれこれ描いてみたけど、うまく描けず、5角形の迷宮に入り込んでしまいました。抜け出すのに一番手っ取り早かったのが折り紙で星を折ってみること。これは、折り方を知っていたので、手早く星型が作れる。ってことは頂点を結べば5角形の完成。これを調べたあたりから、子どもは小さくて複雑な星を折ることに脱線し(↓全長2cm足らず。よくこんな小さいの折れるなぁ)私は無事、5角形を描くことができました...5角形で遊んで迷宮に迷い込む

  • アウトドア用コンテナでお手軽生ごみ肥料化作戦

    20代のアパート暮らしの頃から、生ごみはボカして堆肥にして、その土でプランターで野菜作ってました。ただ、近所で売ってるコック付きの生ごみ専用バケツ、ビジュアル的に黄色とか半透明とかで美しくないし、残念なことに数年でフタがバキバキに割れるんです。フタだけでも売ってくれたから、何度かフタを買い替えたんだけど、なんかプラを捨てるのは気分が盛り下がるし、持ち上げたら本体もバキバキ割れるくらい劣化してきた。ので、今さらながら、「あのバケツじゃなくてもいいんじゃない?」と思い、専用バケツを買い変えるのをやめました。ゴミを減らしたいのに、ゴミになる事がわかっているものを買いたくない。ということで、去年あたりから、家にあったアウトドア用のコンテナを使っています。黒くて目立たないし、道具でも入ってるみたいで、庭の隅に積んでてもス...アウトドア用コンテナでお手軽生ごみ肥料化作戦

  • アートフェスタ出展②当日までの準備と「経済の友愛」

    神戸シュタイナーハウスでは、いつも、方向性の近い人と学んでいます。そこで、一度外に出ていろんな方たちと触れ合ってみよう。そうして、自分たちの価値観を再確認しながら表現したら、響いてくださる方もいるだろう。いざ実践!ということで、美術館主催のアートフェスタに出展した時の話をまとめました。前回のアートフェスタ出展①~申し込みから準備編~では、目的の共有と、出展内容の方向性を決めたところまでお話しました。今回は実際に準備を始めてから当日までの事をお伝えします。目次▼ブースのレイアウトを決める▼自由な行為と義務で動くことの違い▼「経済は友愛」ってこういうことか!▼ブースで提供するものアレコレ▼ブースのレイアウトを決める出展しようと言い始めたのが当日の3か月前。抽選結果が出て出展が決まったのが2か月前。月に1回の大人クラ...アートフェスタ出展②当日までの準備と「経済の友愛」

  • 座布団を繕ってみる

    巷では密に「ダーニング」というカワイイ繕い技が流行ってますが、「使い捨てないで、直して使う方がいい」という価値観の人が、少しずつ増えてきたのかな。嬉しいなー。さて、冒頭の写真。結婚する時に親が作って持たせてくれて、20年近く使っている座布団。さすがに「もういいじゃん」とも思いつつ(^^;)。でも、結構好きだし、代替品もないから、必要に迫られて、という面もあるのですが。~にしても、こういう仕事は、ものを最後まで生かす真っ当さが心地よい。一定のリズムで横糸が抜いてあるのが地模様になってるんだけど、その抜けているところから、少しずつ破れてきました。結構気に入ってるんだけどなぁ。というわけで、お直し、お直し。最初、黒で目立たないようにしてたんだけど、目立たないようにして目立つのは、美しくない。なので、いっそ、思い切って...座布団を繕ってみる

  • 気が付けば10年も経っていました

    自分の事を書くのは、恥ずかしい。特に恥ずかしいのは、勇気がない時の事。そして、失敗した時の事も恥ずかしいし、たまの成功だって、書くのは恥ずかしい。そう感じる事があるのは、いい恰好したいから、なんだろうな。よく見せたいから、なんだろうな。そこは本人の価値とは何の関係もないから、本来、どーでもいい領分なのに、見栄を張る。誰に、何のために(^^)??自分の整理や記憶のために書いてるけど、それだけじゃない。同じ所をぐるぐる回っているだけかもしれないけど、自分と向き合ったり、考えたりすることが、まわりまわって、誰かに役立てばうれしい。誰かが自分の新たな面に気付くことにつながったり、誰かを応援することにつながったり、「そんなんでも生きてていいのか」って思ってくれたり。そうなればいいな、と思ってる。よせばいいのに失敗を書いた...気が付けば10年も経っていました

  • 耳もとでささやく2人の悪魔に気付く

    何となく今年は良い事あるごとし元旦の朝晴れて風なしこれは、石川啄木の歌です。元旦は、何やかや言いながらも、一応、こういう清々しさも感じていました。ほんの1週間前の事です。そこから1週間。感染者が一気に増えてるのを目の当たりにして、しつこいぞっ!と腹立たしくなります。いつまでこんな感じなの?とゲンナリもします。こんな時には、耳元で2人の悪魔がささやきます。1人は、「オマエなんかが何もできないよ」という悪魔。もう1人は、「難しく考えないで楽しくやろうよ」という悪魔。だいたい、人が地道に生きていられない時は、この2人に乗っ取られてる気がします。不機嫌な時は、前者にやられてるんだろうし、ゴキゲンに浮かれてる時は、後者にやられてる。今だからこそ、「悪魔に魂を売り渡さない」、ということを意識していたい。ファウストとかじゃな...耳もとでささやく2人の悪魔に気付く

  • 考え方の違う人と一緒に生きる練習

    またまた大変なことになっています。この対応は、基本的にはマスクして手洗い、ですが、ふさわしいと考えるレベルは、人それぞれに感覚が違います。マスクを着けてたら安心できる人、ひと気のない場所のジョギングでもマスクを着けてる人、ワクチンを早く打ちたい人、なるべく打ちたくない人、家族以外とは飲食しないと決めてる人、あれこれ気にするあまりメンタルが疲れてしまう人、危険な中でも働いてくださるコアワーカーの人…。どれが正解なのか、誰にもわかりません。政府家だって、専門家だって、どの視点で見るのか、どこを重視するのか、どのバランスを目標にするのかによって、正解が変わってきます。国民一斉に何かをしようとしても、私たちは、住んでいるエリアも仕事も家族も年齢も既往症も所属するコミュニティも…、生きる現場がそれぞれ違うので、正解もそれ...考え方の違う人と一緒に生きる練習

  • 内省や創造性をくすぐる、開放的な宗教!

    あの出来事以来、日本では宗教というと「洗脳されてハマる危ないもの」という色がついてしまいました。「そんなことない」とずっと思っていて。でも、自分がオトナになった直後に起こった出来事だから、「危ないだけじゃない面もあるよ」と説明する言葉を、うまく紡げないまま、今に至っていました。それが、今になって、お正月に読んでた小説に、ヒントをもらってしまった!これだから、小説ってすごい!!!出来事を追いかける動画では至れない、言葉の世界。「人類はどこから来て、どこへ行くのか」をテーマに、ハーバードの宗教学者とコンピュータを駆使する未来学者とスペインの美術館館長と、AIが繰りなす、スリルとサスペンスの物語。『オリジン』(ダン・ブラウン著)という上中下3巻の小説。ピンチの時にAIがとても頼りになって、それ故に怖かったけど。その中...内省や創造性をくすぐる、開放的な宗教!

  • おじいの子どもの頃の話。進駐軍がいたの??

    ※写真は「写真AC」よりお正月、おばあの反抗期の話に続いて、おじいも自分の子どもの頃の話をしてくれた。これまた聞いたことのない話がいっぱいで。一例を挙げると、小さな頃には、まだ進駐軍(!)がいて、近所の池によく鴨を撃ちに来ていた、という話。食料としてじゃなくて、スポーツとして、「ふつーに銃をぶっ放してた」、そうな。こわっ。高校の頃、自転車で川沿いに30km走って海まで行き、そのまま船で淡路島に渡って、島1周サイクリング。途中でパンクしたりもしながら、アップダウンの激しい、島の一周約150km、プラス、海までの往復60km。合計210km。「子どもがどこで泊まったの?」「ん?前の日に高校に泊まって早く出たけど日帰りやで?」うっそ~!昔の重たいママチャリで日帰り210kmか~。すごい体力!もうちょっと大人になって、...おじいの子どもの頃の話。進駐軍がいたの??

  • 80歳のおばあが孫に語る、反抗期の話

    お正月、遠くの兄は帰って来なくて、近場に住む私と両親だけで過ごしました。初詣も混んでいるかもな~ってことで、家でゆっくり過ごしました。その中で、80歳になろうとするおばあが、孫に、自分の反抗期の話をしていました。曰く、「おばーちゃん18歳の頃、高校を卒業する時に、突然、どうしても家を出たくなって、家から通えないところに就職してん」と。60年前の当時、高校を出て若い女の子が一人で働く、なんてのは想定されてなくて、高校の就職紹介でも、ひとつふたつしか選択肢がなかったらしい。でも、喜んでそのうちのひとつに決めて、おばー、もとい、田舎の女の子が大都会に出て行ったらしい。「毎日、同じことの繰り返しで嫌になってたんかなぁ。真っ黒の山猿みたいな子が(←ボーイッシュだったらしい)、行儀作法を一から教えてくれるような職場で働くか...80歳のおばあが孫に語る、反抗期の話

  • お互いの話を聞くのを楽しんだお正月

    いつものお正月は、兄たち一家も実家に集合するんだけど、今年は、なにかとややこしいので、近場に住む両親とウチだけで、お正月。あれこれの用意も大変だから、ウチに来てもらった。実家でするような準備はできないし、お正月用の食器や酒器なんかも揃ってないから、「〇〇と△△の器だけ持ってきてくれる?」と言えば、「そっちの流儀でいいじゃない」と言ってくれる。なら、気楽でいいわ。今年は、なぜか、どの買い物でも箸袋がついてこなかったので、子どもが小学校の頃に工作で作った箸袋を、お正月用に使うことにした(トップの写真)。10歳にしては上手に作ってるな~と思って、もったいなくて使えなかったんだけど、今年、みんなでありがたく使わせてもらいました。めっちゃ、ウチの流儀。子どもも「まだそんなの置いてたの?」と驚いていたけど、4年ぶりに見て、...お互いの話を聞くのを楽しんだお正月

  • 10年かけても育てたい

    あけましておめでとうございます。旧年中は、いろいろな方に、ご訪問いただき、感謝しております。ありがとうございました。今年も、よちよちと(よぼよぼと?いや、年齢的にはその中間なんで、よたよたと?)歩いてまいります。2020年の年末、暗いお風呂の中で目をつぶり、「お正月のブログに一言だけ書くとしたら何?」と、考えていました。出てきた言葉は「自分の人生の意味は、自分で作ればいい」でした。ほぉ。確かに。そんな小さいもの、自分にしか見つからないわ。外に探したってムダってもんよ。そうだなぁ…。自分や、社会を見る目を育て、自分のやりたい事と、社会に必要だと思う事を、何らかの行動として、織りなしていく。なんて言うとガンガン進む人なのかと思いきや、私は、まるでそんなタイプではないからなぁ。理想が大きすぎて動けないなら、小さく小さ...10年かけても育てたい

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