今に始まった事ではありませんが、建築業者、工務店が建築途中に倒産する事はよくある事です。 十数年前と違う事は、倒産した工務店や建築会社を紹介している人間がいるという事です。 つまり、紹介された紹介先が倒産するという事態が多くなってきているのですね。 ネットの内外には、業者紹介を商売にしている業者や個人が沢山います。 彼らを信じて、紹介先で建築を行った人達が不幸にも建築途中の倒産という悲劇にあっているのですね。 当然、倒産した工務店や建築会社は、連絡がつかない状況になっている事も多々あります。 客側としては、その責任の一端が紹介業者、紹介者側にあると考えてしまうのも分からないでもありません。 し…

注文住宅計画で、営業、建築士、スタッフ、職人等を選べ無いと言ったSNSでの投稿をよく目にします。 また、これを逆手にとって、担当者を紹介するという金儲け、つまりは紹介料欲しさで商売にしている人達が一般個人や業者もいます。 厄介な時代になったものです。 さて仮に担当者を選べるとしても誰をどのような形で選ぶと言うのでしょうね？ 自分の会社の人達であったとしても、仕事を任せる為に担当者を選ぶ為には、仕事に熟知しているだけでなく、選ぶべき人の仕事ぶりや能力、可能性を知らないと仕事として任せる事はできません。 それを社外のしかも完全なる初心者、素人がどのようにして選べるというのでしょうね。 私は不可能だ…

何十年間も同じトラブルや不満、困惑や失敗が続いている注文住宅計画。 大手であろうとも非大手であろうとも同じように問題を抱える人が後を絶ちません。 この理由は何十年も前からわかっています。 それは単純にお客さんが素人だからなのです。 素人、つまりは初心者は知らない事ばかりなので、何かが起こって初めて気がつくわけです。 そして、失敗をして学ぶのが初心者なのですね。 でも、注文住宅での家づくりは一発勝負です。 失敗は許されません。 でも、お客さんが素人ということを良い事に、業者側も素人に毛が生えた程度の担当者が当たり前のように仕事が出来、また、その初心者担当者の失敗をお客さんが被る事で被害が出ている…

注文住宅計画を失敗したいと思っている人などいません。 しかし、多くの人達が何故に失敗した、後悔していると感じてしまうのでしょうか？ 実は、これには共通した理由があるのです。 今回は、それを書いてみましょうね。 注文住宅で苦労するのはこんな人。 自分で出来ると思っている人は大変苦労します。 実はこれだけなのですね。失敗する理由とは。 当たり前の事なのですが、一般人は素人なのですから業者と同じになる事は絶対に不可能なのです。 その事を知ってか知らずか、一般人が大きな勘違いをしている事は、中途半端な知識でもあれば業者と対等に話ができる、騙されないと真剣に思っているようなのです。 そして驚く事無かれ業…

注文住宅での自宅建築。 大多数の方々においては、生涯に一度あるかないかの人生最大級の買い物イベントです。 また、初めての事なので、みんな手探りなのです。 今の時代、ネットで多くの目に見えるだけの参考情報を得る事は出来ますが、それらにしても昔の書籍や雑誌、その他の紙媒体がネットの中に写真や動画として出ているだけに過ぎません。 媒体だけが変わっただけの事です。 この住宅建築業界は未だに何十年も前のままなのですね。 そんな中、言葉だけが先行して誤った認識をされている住宅業界関係者がいます。 注文住宅における住宅コンサルタントやプロデューサーを名乗っている方々なのですね。 彼らを業者紹介と考えている人…

注文住宅で自宅を建築するという事は、一般の方々においては初めてだと思います。 また、オーダー、カスタマイズをするという事に不慣れな方も多いと思います。 多くの方々が陥る注文住宅の落とし穴を今回は書いてみる事にしましょう。 注文住宅計画において一般人が行う間違いとは？ 実は一番多いのが、図面を沢山書いてもらう事なのです。 意外だと思った方は多いのではと思います。 この理由は、客が選べる、選ぶという考え方になれているからに過ぎないのですね。 物を買う経験とは、選んで買うばかりというのが一般人には多いのです。 自分の為にカスタマイズされる、また、最適な提案を受けるになれていないのですね。 だから、出…

注文住宅を検討している人達が勘違いしている事は今も昔も沢山あります。 今回はその事を少し書いてみましょうね。 そもそも、ハウスメーカーの住宅展示場を公共物のように思っている人達は未だに沢山いるのです。 住宅展示場は商売をする店舗なのです。 商品は売る事はできませんが展示場そのものなのです。 このことを意識している人は意外と少ないのですね。 店員は営業マンや従業員です。 故に住宅展示場に入れば、商売されるのは当たり前の事なのです。 しかし、不動産の為、動産のような商品持ち帰りが出来ない為に売り切りではありません。 また、買える人は限られていますので買えるか買えないかも業者側が判断しなければいけな…

住宅建築業界は、何十年間も同じ間違いを犯し続けています。 そして、施主になる方々も常に同じ間違いを犯しているのです。 今回は、何故、注文住宅で失敗する、困惑する人達が絶えないのかを書いてみましょうね。 ◎世間の常識とは真逆の考え方がある 今も昔もいっこうに変らないのが注文住宅の間違った手順を当たり前のように見聞きする事です。 世の中にある注文住宅のハウツウものの大半は間違っていると言っても過言ではありません。 例をあげて書いてみましょう。 ◎要望書を客が作成して業者に渡す。 ◎図面などを客が書いて業者に見せる（他社作成図面も含む） これらは書籍やネットの中でよく見聞きする事だと思いますが、実は…

毎日、午前に一組だけボランティアで注文住宅・新築住宅ネット相談を実施しています。 午前1組、概ね10時ごろかたらZOOMで30分間程度、注文住宅・新築住宅相談をお受けしています。 ◎戸建て希望者の面談数1万7千名以上 ◎ハウスメーカー等建築業者への教育・指導、のべ500名以上 ◎阪神間での施工指導戸数120棟以上 他では聞けない業界の裏面から住宅営業やその上司、関係スタッフへの対象方法から人を動かくノウハウまで、何でも相談に乗り、解決手順をお話します。 直接ホームページからのご相談でも、このSNSを通じてのご連絡でも大丈夫です。 以前に相談を受けられた方もOKです。 新築住宅・注文住宅相談所の…

注文住宅に限らず、新築住宅等住まいづくり、家づくり計画をスタートさせる場合、まず最初にすべき事に関して書いてみましょう。 ベタすぎますし、当たり前すぎますが、これが出来ていない一般人はかなり多いのです。 それは、お金の話なのですね。 お金と言っても現金ではありません。 住いを手に入れる方々の大半は住宅ローンを活用する事になります。 過去に借金をした事の無いという人がかなりの確率をしめる住宅取得なのですが、この住宅購入資金に関しては安易に考えすぎているのですね。 ここをミスると、結局買えない、買う必要のない住まいを買ってしまう事になります。 また、何故かしら買える・買えないの判断を間違ってしまう…

この十数年間、注文住宅トラブル相談を何千と受けて、適切なアドバイスをしてきましたが、風の便りでアドバイス通りに行動していない人がより大きなトラブルを抱えてしまったと聞いたりする事があります。 素人の無責任なアドバイスでは無く、専門家として、また、多くの成功実例を有するプロとして無料であったとしてもその人に見合った適切なアドバイスをであるにも関わらず、それを実行しないで問題を大きくしてしまうのは自業自得としか言いようがありません。 大変、哀れで愚かだと感じております。 そもそも、注文住宅トラブルを抱える人達は、自分達の誤った判断が招いた結果だという事を認識していないわけです。 業者が悪い、業者の…

月曜にネットでのボランティア新築住宅・注文住宅相談をしますと告知した所、他の日は何とかならないのかと言ったようなメールが複数来ましたので、対応曜日を増やしてみます。 処理できない、思ったように希望者がいないという場合は、また、月曜日だけの対応に戻しますが、しばらくは金曜日から月曜日まで対応したいと思います。 この日は、ZOOMで30分間、ボランティア注文住宅相談をお受けします。 ◎戸建て希望者の面談数1万7千名以上 ◎ハウスメーカー等建築業者への教育・指導、のべ500名以上 ◎阪神間での施工指導戸数120棟以上 他では聞けない業界の裏面から住宅営業やその上司、関係スタッフへの対象方法から人を動…

今日、月曜日はネットでのボランティア注文住宅相談の日です。 ZOOMで30分間、ボランティア注文住宅相談をお受けしています。 ◎戸建て希望者の面談数1万7千名以上 ◎ハウスメーカー等建築業者への教育・指導、のべ500名以上 ◎阪神間での施工指導戸数120棟以上 他では聞けない業界の裏面から住宅営業やその上司、関係スタッフへの対象方法から人を動かくノウハウまで、何でも相談に乗り、解決手順をお話します。 直接ホームページからのご相談でも、このSNSを通じてのご連絡でも大丈夫です。 尚、対応数に限りがありますので、ご了承ください。 新築住宅・注文住宅相談所の考え方や使い方を改変しております。より注文…

1995年に阪神地区を襲った巨大地震。 阪神淡路大震災は、その後の住宅建築に多くの法改正をさせる機会となりました。 いろいろな法改正は、巨大地震が起こるたびになされるわけですが、この阪神淡路大震災後と前とでは、明らかに異なる事があるわけです。 それは、建築地の地盤と建物の関係に関してなのですね。 でも、これに関しては、2024年現在においても、問題だらけなのですね。 今回は、少しだけ、この事を書いてみる事にしましょうね。 これから住宅を建築しようと思っている方は、間取りや意匠を考える前に絶対に読んでおくべき事だと言っておきますね。 さて、多くの建築会社や建築関係者が未だに勘違いしている事がある…

注文住宅で自宅を建築した人達の後悔理由の第一位は担当者に恵まれなかったです。 表現は違いますが、概ね行く着くところは人なのですね。 では、どうして大手であろうとも、中小建築会社・工務店であろうとも同じ事が原因なのでしょうか？ この業界を知っている人達は当たり前のように知っている事ですが、要は勉強しない人達、狭い世界だけで生きて来た人達が異常に多い、しかも客よりも知識的に優位になっている事が原因なのです。 客が素人である事をいい事にして、自分達の知っている範囲でしかも出来る事、したい事しかしない人達が多いのですね。 ビジネスの世界では決して許させる事無い、成長しない、仕事に取り組まない人達が信じ…

20年以上も、注文住宅の専門家として、また、10年以上、インディペンデンスの大手ハウスメーカーを主に住宅営業並びにその上司達に営業顧問として注文住宅の正しい進め方、客との接しかた、トラブルの回避等を実践教育指導してきたプロとして一般人が注文住宅計画で頓挫したり、困惑したり、失敗する原因を簡単に書いてみましょう。 実はすごく簡単な事なのです。 それは単純にお客さん側が自分だけは失敗しないと確実でない考え方を信じているからなのです。 お客さん達は何故だか、自分で物事を解決できると思っているのですね。 また、ネットなどの情報を頼りにすれば、解決できると考えているのですね。 最も大きな間違いは、自分達…

以前にも書きましたが、大手ハウスメーカーで一般人が自宅計画を成功する為には、その会社における実力者、つまりは高職責者を窓口にして、その人の責任において営業から関係スタッフを用意してもらう事なのです。 小さい工務店で組織化されていない場合は、担当者などいないのと同じような状況ですが、大手企業の場合は、何百という営業マンがおり、その能力から社内に対する発言権、影響力の違いが顧客への対応、住まいづくりにもろに影響が出ます。 この企業の本質を利用する以外に何も伝手がない一般個人はハウスメーカー側の理由で都合よく計画を進められてしまうしかないのです。 私はこの点にメスを入れ、もう10年以上も前からハウス…

注文住宅を一般人が業者に対して優位に進める為には、その会社の誰を見方にするかが大変重要です。 下っ端や役職の無い営業マンなどは、まず使い物にはなりません。 支店長や営業部課長を見方にするのとしないのとでは、その会社内における客の立場がまったく違います。 これは、企業である限り、どの業界でもどの会社でも同じ事が言えます。 つまり、彼らにいかにして、太いパイプを持つか、持っているのかで同じ会社でも、同じ金額でもまったく異なる結果になるのです。 今日、私の所に一枚のはがきが届きました。 私がプロデュースしたお客さんを担当していた営業マンの上司であり、また、彼も私の教え子です。 ミサワホーム和歌山支店…

今回のお話は、ごくごく当たり前の事なのですが、何故かしら、注文住宅、自宅建築となれば誰もがこの事を忘れてしまうようなのですね。 という事で当たり前のことを思い出してもらう為に今回は書いてみましょう。 ”一般人が自宅を建築するという事は、素人が専門業者を相手にするという事である” さて、どういう事なのかというと当たり前ですが、一般人が自宅を建築する事は、人生において何度もある事ではないわけです。 まして、建築の専門家でも何でもなく、その上に自分で建てた注文住宅に住んだ事が無いという方が大半なのです。 だから、当たり前の事ですがすべて業者任せになるという事なのです。 そして、業者は客の為にしっかり…

私が現役時代によく行っていた事をかいてみましょう。 ハウスメーカーの営業達は土地無し客を嫌う事はよくある話です。 すぐに契約にならない、土地無し客は土地だけに興味があり、土地探しをしても裏切られる等、いろいろな事が要因としてあるわけですが、その根本的な事はハウスメーカーの営業マンの営業としての能力不足なのです。 その話は、別の機会にするとして、私は土地無し客でも土地有り客でも関係なく、契約をしていました。 土地無し客ですら、私と契約するのですね。 まあ、建築契約、つまり請負契約は土地が無いのでできませんが、土地が見つかれば請負契約を行うという約束、条件付き契約は出来るのです。 私は会社にこの条…