2021年4月
アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞を得たおかげで上映回数が増え、昼間も観られるようになったのはラッキーでした。 前回は(『運び屋』のような)高齢者のロードムービーだとばかり思い公開日に観賞。 決して裏切られた訳ではなかったけれど、 何かが違うと感じ、原作を読んだ。 原作は...
同世代作家なので、 彼の作品は発表される都度、読んでいると自負していたけれど、 考えてみたら(考えるまでもなく)忘れている。 1年ほど前から長編を読み直していますが、 落とし穴は短編でした。 文庫本で読んだはずの作品も、 この英語版の作品構成で読むと新鮮なのです。 まあ、覚...
柚月麻子作『マジカルグランマ』 柚月さんといえば「ブラック麻子」と「ホワイト麻子」がいるらしく、 前者を『ナイルパーチの女子会』『BUTTER 』、 後者を『ランチのアッコちゃん』を代表とするなら、 『マジカルグランマ』は、たぶん前者。 読書で前向きに元気になりたい時も正直...
他のSNSで、自転車映画の名作と紹介してもらった『キッズ・リターン』は、北野武監督の作品。 交通事故で生死を彷徨った後の、初の監督作品だとか。 北野作品といえば『HANA-BI』だけれど、 冷たい炎が燃えるようなバイオレンス映画はちょっと苦手、 『菊次郎の夏』のように子役の...
春休みに娘たちと金華山に登ったのは瞑想の小径コース。 更に上級者用に馬の背コースがあるのですが、 娘宅の孫2人がそのコースにトライしたと、 うっかり長男宅の孫に言ったら、 同じ8歳女子がライバル意識をメラメラ。 今日は長男一家と金華山へ行くことに。 ジジは車検で留守していて...
ちょうど去年の今頃も、庭の草むしりに精を出していたっけ。 コロナで外出もままならず、仕事を持たない身には不要不急もないので、やむなく草むしりなぞをするわけですが、 成果が見えるのは悪くありません。 雑草のはびこっていた裏庭に小さな花壇を作り、カーマホームセンターで目についた...
夜明けが早くなりました。 5時過ぎにはもう薄く光が差し始め、 5時半から1時間ウォーキング。 朝ドラ観て、エクササイズをみっちりしても、9時半には自由の身。 その時間を、今は庭の草むしりに。 この写真はスマホをポケットにしまう時、勝手にシャッターを押して撮ってしまったもの。...
昨日から雨模様で、 庭の草むしりが出来ないだけなのに、 とんでもない怠け者になってしまったようで 気が滅入ります。 晴耕雨読にも、覚悟と修行が必要? 観た映画は、 『自転車泥棒』 終戦間もないイタリアを舞台にしたモノクロ映画。 闇市に近い市場や人々の雑踏。 職探しに群れる男...
下に見ているとか、偏見だとか、人は言うけれど、 誰も自分が差別しているとは思っていないはず。 間違っているのは周りの方で、自分は正しい。 そう思うから、生きていける。 でも、 人のことはよくわかるけれど、自分のこととなると、さて、どうなのか。 気になる映画を観た。 主演のフ...
我が家の南端、道路に近いので、道行く人がこの木の名を聞きに来るそうです。 春の新芽時だけ赤い葉を付けるのて、目立つ、目立つ。 いつも間にやら、奥のモチの木を凌ぐ高さに。 「何の木?」と夫に聞いても、 「親父がビルマから持ってきたとか言ってるので、我が家ではビルマの木で通って...
昨日は読書会。 テーマ本は藤沢周平の『泣かない女』(「初つばめ」所収) 文庫本で20数ページの掌編、わかりやすく読みやすい。 文句のつけようもない作品なのに、 どう感想を言ったらよいのやら。 三角関係を描いている。 ある所帯持ちの職人に、出戻りの親方の娘が誘いをかけ、男女の...
春休みなので覚悟はしていたけれど、 朝の9時から夕方まで娘宅の孫2人を預かる約束。まずは先週の水曜日。 昼には次男宅の3人も合流して賑やかなのはいいけれど、こちらは疲れ果てた。 挙句に孫たちは離れられなくなって、(こちらの孫2人が)娘宅でお泊まりしたらしい。 翌日は娘から電...
もう50年の歳月がたっていた。 50年たって、やっと寅さんに会ってもいいと、 思えるようになった。 第一作が公開されたとき、まだ高校生だった私はもう古希に近いなんて。 でもそれが50年という歳月。 親が堅物で、テレビはNHKしか観せてもらえず、GSなんてとんでもない、追っか...
2021年4月
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