人に期待をしすぎているということ

たまに思うのだが、私は他人に期待をしすぎているのかもしれない。 全てを期待しないのならば、そこまで苦しくはないのではなかろうか。 ひとりが好きで人と話すことは苦手だ。 なぜかってけっきょくは他人に興味がなく、他人に興味が持てないからしゃべることも上滑りする。 あなたの興味のあることに私は興味がない、というのと同時に、「理解できない」 というものもある。 あなたが何を喜ぶかわからない。私はあなたが喜ばないのならば、特に思うところはないし出てくる言葉も特にない。 感情が鈍磨しているのかもしれない。 これでも昔は感受性が強いほうだと言われていた。 今はその感情はどこかに消えたように思えるし、昔よりも…

嗜好の身の丈

私は低能銭なしのくせにどうも嗜好が高尚なところがあって、その違和感というのがずっとある。 私はジャズが好きでブレンドのないストレートコーヒーが好きだ。 今は金もないことも伴って買わなくなったが小難しい人生訓や親書本も好きだった。 お金があったらきっと買ってる。人生の渋みみたいなのが知れてなんとなく安心できた。 こういうの好きな人はもっとこう、余裕と教養のある人の嗜好なんじゃないだろうかといつも思う。 身の丈に合っていない気がするのだ。 自分の身の丈というのがどういうものか私にはいまいち見えないが、おそらくもっと大衆的で標準的な、みんなが好きなものをなんの疑いもなしに好きという。 コーヒーなんて…