HP「救急一直線」は,2002年より開始され,救急医学・集中治療医学の学術発信を目標とし,ブログとして継続されています。
現在,新型コロナウイルスの関連情報を発信しています。皆さまの予防について,知識共有としています。また,従来の記事として,重症になったときの集中治療,そして救急医療の知識の拡充にお役立て下さい。救急科指導医・専門医 集中治療専門医 松田直之
2022年(令和4年)10月4日 医師届出票「集中治療科」追加について
診療科名としての「集中治療科」のお知らせ"IntensiveCareDepartment/CriticalCareDepartment"asaclinicaldepartmentname日本集中治療医学会名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD医師届出票(医師法施行規則第2号書式)において,「従事する診療科名等」の欄に「集中治療科」が追加されることが,2022年10月4日付けで厚生労働省より発出されました。2022年10月4日付の「医師法施行規則等の一部を改正する省令の公布等について(通知)」(内容の一部抜粋)2.改正の概要(1)医師法施行規則の一部改正について○新型コロナウイルス感染症拡大下において,集中治療に従事する医師の重要性が認識される中,...2022年(令和4年)10月4日医師届出票「集中治療科」追加について
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謹賀新年2025年松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD新年あけましておめでとうございます。巳年本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。本年も救急医療,そして集中治療の発展を支えさせて頂き,医療従事者の発展,そして皆の幸福を支える1年とさせていただきます。不安,ためらい,そして批判の時代は終わりました。強く広くクリエイティブに,そしてポジティブに,救急医療の創造に努めます。また,本年も行政や司法との連携を含めて,未来や危機管理に強い日本の救急医療,急性期管理医学を形成して参ります。私の国際テーマである「敗血症」につきましては変わらぬご支援お願い申し上げます。本年も御指導どうぞよろしくお願い申し上げます。***********************************************...謹賀新年2025年
世界敗血症デー2024KYOTOGlobalSepsisAlliance理事WSDKyoto2024プロデューサー松田直之専門領域:救急診療,集中治療,麻酔科学,感染症学,薬理学予告編WorldSepsisDay2024.09.08Kyoto2024年4月より,「5疾病6事業」が厚生労働省の第8次医療計画としてて開始されました。これまでの2024年3月までも,第7次医療計画として,適切に管理するべき「5疾病」,1)がん,2)脳卒中,3)急性心筋梗塞,4)糖尿病,5)精神疾患,この診断と治療を充実させていくことが目標とされていました。一方,医療事業としては,私の専門とする救急医療は極めて重要な役割を担っています。1)救急医療,2)災害医療,3)へき地診療(tele-medicineの応用の可能性),4)周産...お知らせ世界敗血症デー2024KYOTO
セミナーのお知らせ多発外傷管理セミナーwithデューク大学2024年7月8日16:10〜名古屋大学医学部名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之名古屋市の救急車による患者さんの搬送数は,年間12万名で推移しています。この中に,「1分を争う・命に直結する・緊急性の高い患者さん」が,約15%の割合で含まれてきます。内訳として,脳卒中,急性心筋梗塞,それらに加えて,交通外傷,転落外傷,広範囲熱傷,そして敗血症性ショックが含まれてきます。そして,生活に支障が出る「四肢外傷」の適切な管理も重要となります。このセミナーは,デューク大学外傷センター(Level1TraumaCenterbytheAmericanCollegeofSurgeons)のゴードン先生との共同セミナーとして,名古屋大学医学部で,...セミナーのお知らせ多発外傷カンファレンスwithデューク大学
救急医療,麻酔科学,集中治療医学,感染症学,そして医療全般のプロフェッショナルにおいて,患者さんの利益が高くなるように最善の医療を提供するための工夫は多様である。医の最善を工夫する際に,その立ち位置が変わると視野も変わる。正の方向,あるいは未来方向からとらえる視点と視野,一方で,負の方向,あるいは過去から現在をとらえる視点と視野がある。また,良いものを与えようとする工夫の一方で,悪いものを与えないように工夫しようとする姿勢もある。こうした姿勢が,私たちの潜在意識の中で癖となってしまっているとき,私たちは自由な拡大性や包容性をなくし,討議する機会を失い,恐れや憎しみが蔓延する。自身が絶えず成長するためには,常に自身の癖を理性的に自省し,自身をその癖から開放しようとする心が大切である。プロフェッショナルとして...執筆紹介麻酔科学と救急医学ー場の成長と発展のためにー救急医療人道の道JAPANandtheWorld
劇症型溶血性レンサ球菌感染症人喰バクテリア(人食いバクテリア)の診断と治療名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授GlobalSepsisAlliance理事松田直之はじめに劇症型溶血性連鎖球菌(レンサ球菌)感染症(StreptococcalToxicShockSyndrome:STSS),また毒素性ショック様症候群(ToxicShockLikeSyndrome:TSLS)は,本邦では年間で約400例が治療されています。コロナパンデミックで減少傾向でしたが,コロナ後に増加してきています。菌体成分(Mタンパク質,Tタンパク質,またDNA/RNAなどの細胞含有分子)による炎症性反応(内毒素反応)だけではなく,外に分泌される分子(外毒素)による炎症と細胞死の反応(外毒素反応)により,急激に炎症,組織壊死...人喰バクテリアの診断と治療
松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授日本集中治療医学会理事日本心臓血管麻酔学会理事GlobalSepsisAlliance理事新年あけましておめでとうございます。本年,辰年,どうぞよろしくお願い申し上げます。本年も救急医療,そして集中治療の発展を支えさせて頂き,皆さまの健康を祈念する1年とさせていただきます。私の専門としている救急医学および集中治療医学の領域におきましては,より一層に,日本国内,そして世界における発展として急性期医療の礎,そして発展をつくることが期待されます。私も,診療・教育・研究・国際連携として,本年も尽力させて頂きます。広くクリエイティブに,叶える努力としてポジティブに,行政連携を含めて,未来や危機管理に強い日本の1年を形成し...謹賀新年2024年
LessonsFromtheCOVID-19PandemicGlobalSepsisAllianceNaoyukiMatsudaMD,PhDベルリン時間2023年11月27日16時〜19時30分(日本時間11月28日(火)0時~3時30分)GlobalSepsisAlliance(GSA)によるウエブ講演会が行われます。医療従事者に限らず,皆さんがご視聴できます(無料)(登録)。新興感染症に対する世界的対策の講演会となります。深夜帯となりますが,ご視聴を検討されて下さい。(クリック:参加登録)【WEBセミナー】GlobalSepsisAllianceからのお知らせ
敗血症ベルリン宣言2023GlobalSepsisAlliance理事名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之TheBerlinDeclarationonSepsis–AnUrgentCallfortheEnforcementoftheWHAResolution70.7andReinvigoratedGlobalActiononSepsis(2023年9月12日:敗血症:ベルリン宣言)概要1.2017年の世界保健総会(WHA70.7)で議決された「敗血症に関する緊急かつ全面的な支援」として,国連加盟国に,以下を実行する指令を宣言する。a.地域社会や医療現場における国の保健システム強化に,敗血症の予防・診断・治療を含める。b.標準的かつ最適なケアを開発し,実施し,健康上の緊急事態における敗血...敗血症ベルリン宣言2023年9月12日GlobalSepsisAlliance
世界敗血症DAY2023のお知らせGlobalSepsisAllianceAsiaPacificSepsisAlliance名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之「敗血症(Sepsis)」の認知は,日本においても,世界においても高まってきました。現在,敗血症は,「感染症により臓器機能不全が進む状態」と定義されています。がん,脳卒中,急性心筋梗塞,糖尿病,精神疾患・・・さまざまな病気に対して感染症は,「2次性侵害刺激」として脳や腎臓を含めてさまざまな臓器の機能を障害をします。敗血症を早く発見し,重症化しないようにするとともに,救急医療や集中治療を介して「早期回復」を目標とします。世界敗血症デー(WorldSepsisDay)は,9月13日(水)です。皆さん,敗血症の理解を深める1ヶ月とされてく...WorldSepsisDay2023世界敗血症デーbyGlobalSepsisAlliance
敗血症(感染症における臓器機能不全の進行)という病気に対して,日本や世界の認知はとても高まってきました。GlobalSepsisAlliance(世界敗血症連盟)により企画された第4回世界敗血症会議(クリック)(the4thWorldSepsisCongress)が,本年2023年4月25日および4月26日にWEB開催されます。誰でも参加できます。登録(REGISTER)も無料です。REGISTERして頂き,一部でもご視聴ください。どうぞよろしくお願いします。NaoyukiMatsudaMD,PhD2023/02/28お知らせ第4回世界敗血症会議4thWorldSepsisCongress(WEB)
令和5年2023/01/01(金)謹賀新年新年のご挨拶救急・集中治療医学松田直之新年あけましておめでとうございます。本年は,ウサギ年となります。皆さまの益々の発展を支えさせて頂き,皆さまのご発展を祈念する1年とさせていただきます。さて,私の専門としている救急医学と集中治療医学の領域におきまして,適切な提案と診療をさせて頂き,より一層の日本や世界の急性期医療の礎,そして発展となりますよう,本年も尽力させて頂きます。クリエイティブに,楽しく,明るく,未来や危機管理に強い1年を歩ませて頂きます。本年も,どうぞよろしくお願い申し上げます。謹賀新年
出版のお知らせ敗血症〜感染症と臓器障害への対応〜GlobalSepsisAlliance名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之救急・集中治療アドバンス〜少し先を抑えた展開〜として,敗血症(Sepsis)が発刊されました。感染症学,集中治療医学,免疫学などをご専門とされる71名の著者をお迎えし,これからの「敗血症の病態と治療」を考える基盤となる書籍が完成しました。教科書は,エビデンスとしてのある程度の方向性のもとに記載されますので,最先端よりやや遅くなる傾向があります。その上で,アドバンスとつけております。診療や病態を考える上でのホットな内容について,トピックスなどとして,今後に期待される内容を盛り込ませていただいています。この10年で,「敗血症」という病名の認知が高まりました。書籍「敗...出版お知らせ敗血症中山書店
診療科名としての「集中治療科」のお知らせ"IntensiveCareDepartment/CriticalCareDepartment"asaclinicaldepartmentname日本集中治療医学会名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD医師届出票(医師法施行規則第2号書式)において,「従事する診療科名等」の欄に「集中治療科」が追加されることが,2022年10月4日付けで厚生労働省より発出されました。2022年10月4日付の「医師法施行規則等の一部を改正する省令の公布等について(通知)」(内容の一部抜粋)2.改正の概要(1)医師法施行規則の一部改正について○新型コロナウイルス感染症拡大下において,集中治療に従事する医師の重要性が認識される中,...2022年(令和4年)10月4日医師届出票「集中治療科」追加について
世界敗血症DAY2022のお知らせWorldSepsisDay2022GlobalSepsisAlliance名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD敗血症は,感染症罹患後に進行する「全身性炎症」と「多臓器障害」の病態です。さまざまな病気に感染症が併発します。臓器障害が進行しないように,「敗血症(Sepsis)」という用語を共有する9月です。この敗血症の「早期発見」と「早期治療」を警鐘しています。敗血症に対する認知の向上,本年も,どうぞよろしくお願いします。GlobalSepsisAllianceによる世界イベント,ご視聴ください。※本年も,「クリーンハンドBOBO」キャンペーンを開催します。※世界敗血症デーWSDでは,クリーンハンドキャンペーンを...お知らせ世界敗血症DAY2022多臓器不全の病態像
手指衛生レベルを高めるための実践的工夫~手指衛生:「直接観察法」の活用の薦め~名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之はじめに救急初療室(EmergencyRoom:ER)や集中治療室(IntensiveCareUnit:ICU)における診療では,「感染防御策」が,感染症による2ndアタックや院内感染防御としてとても大切です。通常の診療時から,適切に手指衛生を意識して活動する習慣を大切にしています。救急科専門医,集中治療専門医,そしてスタッフの皆さんには,手指衛生の適切な指導を行うようにします。ERやICUでは,普段から適切に手指衛生を行なう教育が必要です。手指衛生におけるキィ・ワードとしては,まず,世界保健機関(WorldHealthOrganization:WHO)の「5moments:5...救急医療手指衛生レベルを高めるための工夫〜直接観察法〜
クリックお知らせ日本集中治療医学会第6回東海・北陸支部学術集会テーマ:集中治療の連携と前進会長:松田直之(名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野)開催期間:(現地開催)2022年6月11日(土)および(オン・ディマンド)2022年6月11日(土)〜7月10日(日)開催場所:名古屋大学医学部(〒466-8550名古屋市昭和区鶴舞町65)詳細:日程:2022年6月11日(土)会場:名古屋大学医学部&WEBオン・ディマンド会長:松田直之(名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野)テーマ:集中治療の連携と前進ホームページ:https://www.jsicm.org/meeting/tokai-hokuriku/2022/index.html*参加申込受付期間:2022年5月11日(水)~7月...お知らせ日本集中治療医学会第6回東海北陸支部学術集会全国そして世界への集中治療の発信
集中治療セミナー「敗血症性多臓器不全の病態と集中治療」のご案内受講申込受付期間:2022年5月11日(水)~7月10日(日)24:00会期2022年6月12日(日)〜7月10日(日)開催方式ウェブ配信(リアルタイムライブ配信+オンデマンド配信(6月15日(水)~7月10日(日)24:00)受講費会員:5,000円/非会員:6,000円※ハンドアウト(PDF)を含む主な対象日本集中治療医学会会員(正会員/准会員)、医療従事者、医療関係者、研究者開催目的集中治療において、臓器障害を進行させず、臓器不全として臓器の器質化を防ぐ全身管理が期待されます。そのような中で、重症管理以前の段階で既に臓器障害を持ち、臓器障害が進展してしまう場合もあります。本セミナーは、日本集中治療医学会第6回東海・北陸支部学施術集会(2022年...お知らせ集中治療セミナー主催:日本集中治療医学会第6回東海北陸支部学術集会
世界敗血症デー2024KYOTOGlobalSepsisAlliance理事WSDKyoto2024プロデューサー松田直之専門領域:救急診療,集中治療,麻酔科学,感染症学,薬理学予告編WorldSepsisDay2024.09.08Kyoto2024年4月より,「5疾病6事業」が厚生労働省の第8次医療計画としてて開始されました。これまでの2024年3月までも,第7次医療計画として,適切に管理するべき「5疾病」,1)がん,2)脳卒中,3)急性心筋梗塞,4)糖尿病,5)精神疾患,この診断と治療を充実させていくことが目標とされていました。一方,医療事業としては,私の専門とする救急医療は極めて重要な役割を担っています。1)救急医療,2)災害医療,3)へき地診療(tele-medicineの応用の可能性),4)周産...お知らせ世界敗血症デー2024KYOTO
セミナーのお知らせ多発外傷管理セミナーwithデューク大学2024年7月8日16:10〜名古屋大学医学部名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之名古屋市の救急車による患者さんの搬送数は,年間12万名で推移しています。この中に,「1分を争う・命に直結する・緊急性の高い患者さん」が,約15%の割合で含まれてきます。内訳として,脳卒中,急性心筋梗塞,それらに加えて,交通外傷,転落外傷,広範囲熱傷,そして敗血症性ショックが含まれてきます。そして,生活に支障が出る「四肢外傷」の適切な管理も重要となります。このセミナーは,デューク大学外傷センター(Level1TraumaCenterbytheAmericanCollegeofSurgeons)のゴードン先生との共同セミナーとして,名古屋大学医学部で,...セミナーのお知らせ多発外傷カンファレンスwithデューク大学
救急医療,麻酔科学,集中治療医学,感染症学,そして医療全般のプロフェッショナルにおいて,患者さんの利益が高くなるように最善の医療を提供するための工夫は多様である。医の最善を工夫する際に,その立ち位置が変わると視野も変わる。正の方向,あるいは未来方向からとらえる視点と視野,一方で,負の方向,あるいは過去から現在をとらえる視点と視野がある。また,良いものを与えようとする工夫の一方で,悪いものを与えないように工夫しようとする姿勢もある。こうした姿勢が,私たちの潜在意識の中で癖となってしまっているとき,私たちは自由な拡大性や包容性をなくし,討議する機会を失い,恐れや憎しみが蔓延する。自身が絶えず成長するためには,常に自身の癖を理性的に自省し,自身をその癖から開放しようとする心が大切である。プロフェッショナルとして...執筆紹介麻酔科学と救急医学ー場の成長と発展のためにー救急医療人道の道JAPANandtheWorld