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救急一直線 特別ブログ Happy保存の法則 https://blog.goo.ne.jp/matsubomb

HP「救急一直線」は,2002年より開始され,救急医学・集中治療医学の学術発信を目標とし,ブログとして継続されています。

現在,新型コロナウイルスの関連情報を発信しています。皆さまの予防について,知識共有としています。また,従来の記事として,重症になったときの集中治療,そして救急医療の知識の拡充にお役立て下さい。救急科指導医・専門医 集中治療専門医 松田直之

Naoyuki Matsuda MD, PhD
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2020/02/22

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  • 人喰バクテリアの診断と治療

    劇症型溶血性レンサ球菌感染症人喰バクテリア(人食いバクテリア)の診断と治療名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授GlobalSepsisAlliance理事松田直之はじめに劇症型溶血性連鎖球菌(レンサ球菌)感染症(StreptococcalToxicShockSyndrome:STSS),また毒素性ショック様症候群(ToxicShockLikeSyndrome:TSLS)は,本邦では年間で約400例が治療されています。コロナパンデミックで減少傾向でしたが,コロナ後に増加してきています。菌体成分(Mタンパク質,Tタンパク質,またDNA/RNAなどの細胞含有分子)による炎症性反応(内毒素反応)だけではなく,外に分泌される分子(外毒素)による炎症と細胞死の反応(外毒素反応)により,急激に炎症,組織壊死...人喰バクテリアの診断と治療

  • 謹賀新年 2024年

    松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野教授日本集中治療医学会理事日本心臓血管麻酔学会理事GlobalSepsisAlliance理事新年あけましておめでとうございます。本年,辰年,どうぞよろしくお願い申し上げます。本年も救急医療,そして集中治療の発展を支えさせて頂き,皆さまの健康を祈念する1年とさせていただきます。私の専門としている救急医学および集中治療医学の領域におきましては,より一層に,日本国内,そして世界における発展として急性期医療の礎,そして発展をつくることが期待されます。私も,診療・教育・研究・国際連携として,本年も尽力させて頂きます。広くクリエイティブに,叶える努力としてポジティブに,行政連携を含めて,未来や危機管理に強い日本の1年を形成し...謹賀新年2024年

  • 【WEBセミナー】Global Sepsis Allianceからのお知らせ

    LessonsFromtheCOVID-19PandemicGlobalSepsisAllianceNaoyukiMatsudaMD,PhDベルリン時間2023年11月27日16時〜19時30分(日本時間11月28日(火)0時~3時30分)GlobalSepsisAlliance(GSA)によるウエブ講演会が行われます。医療従事者に限らず,皆さんがご視聴できます(無料)(登録)。新興感染症に対する世界的対策の講演会となります。深夜帯となりますが,ご視聴を検討されて下さい。(クリック:参加登録)【WEBセミナー】GlobalSepsisAllianceからのお知らせ

  • World Sepsis Day 2023 世界敗血症デー by Global Sepsis Alliance

    世界敗血症DAY2023のお知らせGlobalSepsisAllianceAsiaPacificSepsisAlliance名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之「敗血症(Sepsis)」の認知は,日本においても,世界においても高まってきました。現在,敗血症は,「感染症により臓器機能不全が進む状態」と定義されています。がん,脳卒中,急性心筋梗塞,糖尿病,精神疾患・・・さまざまな病気に対して感染症は,「2次性侵害刺激」として脳や腎臓を含めてさまざまな臓器の機能を障害をします。敗血症を早く発見し,重症化しないようにするとともに,救急医療や集中治療を介して「早期回復」を目標とします。世界敗血症デー(WorldSepsisDay)は,9月13日(水)です。皆さん,敗血症の理解を深める1ヶ月とされてく...WorldSepsisDay2023世界敗血症デーbyGlobalSepsisAlliance

  • お知らせ 第4回 世界 敗血症 会議 4th World Sepsis Congress (WEB)

    敗血症(感染症における臓器機能不全の進行)という病気に対して,日本や世界の認知はとても高まってきました。GlobalSepsisAlliance(世界敗血症連盟)により企画された第4回世界敗血症会議(クリック)(the4thWorldSepsisCongress)が,本年2023年4月25日および4月26日にWEB開催されます。誰でも参加できます。登録(REGISTER)も無料です。REGISTERして頂き,一部でもご視聴ください。どうぞよろしくお願いします。NaoyukiMatsudaMD,PhD2023/02/28お知らせ第4回世界敗血症会議4thWorldSepsisCongress(WEB)

  • 謹賀新年

    令和5年2023/01/01(金)謹賀新年新年のご挨拶救急・集中治療医学松田直之新年あけましておめでとうございます。本年は,ウサギ年となります。皆さまの益々の発展を支えさせて頂き,皆さまのご発展を祈念する1年とさせていただきます。さて,私の専門としている救急医学と集中治療医学の領域におきまして,適切な提案と診療をさせて頂き,より一層の日本や世界の急性期医療の礎,そして発展となりますよう,本年も尽力させて頂きます。クリエイティブに,楽しく,明るく,未来や危機管理に強い1年を歩ませて頂きます。本年も,どうぞよろしくお願い申し上げます。謹賀新年

  • 出版お知らせ 敗血症 中山書店

    出版のお知らせ敗血症〜感染症と臓器障害への対応〜GlobalSepsisAlliance名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之救急・集中治療アドバンス〜少し先を抑えた展開〜として,敗血症(Sepsis)が発刊されました。感染症学,集中治療医学,免疫学などをご専門とされる71名の著者をお迎えし,これからの「敗血症の病態と治療」を考える基盤となる書籍が完成しました。教科書は,エビデンスとしてのある程度の方向性のもとに記載されますので,最先端よりやや遅くなる傾向があります。その上で,アドバンスとつけております。診療や病態を考える上でのホットな内容について,トピックスなどとして,今後に期待される内容を盛り込ませていただいています。この10年で,「敗血症」という病名の認知が高まりました。書籍「敗...出版お知らせ敗血症中山書店

  • 2022年(令和4年)10月4日 医師届出票「集中治療科」追加について

    診療科名としての「集中治療科」のお知らせ"IntensiveCareDepartment/CriticalCareDepartment"asaclinicaldepartmentname日本集中治療医学会名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD医師届出票(医師法施行規則第2号書式)において,「従事する診療科名等」の欄に「集中治療科」が追加されることが,2022年10月4日付けで厚生労働省より発出されました。2022年10月4日付の「医師法施行規則等の一部を改正する省令の公布等について(通知)」(内容の一部抜粋)2.改正の概要(1)医師法施行規則の一部改正について○新型コロナウイルス感染症拡大下において,集中治療に従事する医師の重要性が認識される中,...2022年(令和4年)10月4日医師届出票「集中治療科」追加について

  • お知らせ 世界敗血症 DAY 2022 多臓器不全の病態像

    世界敗血症DAY2022のお知らせWorldSepsisDay2022GlobalSepsisAlliance名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD敗血症は,感染症罹患後に進行する「全身性炎症」と「多臓器障害」の病態です。さまざまな病気に感染症が併発します。臓器障害が進行しないように,「敗血症(Sepsis)」という用語を共有する9月です。この敗血症の「早期発見」と「早期治療」を警鐘しています。敗血症に対する認知の向上,本年も,どうぞよろしくお願いします。GlobalSepsisAllianceによる世界イベント,ご視聴ください。※本年も,「クリーンハンドBOBO」キャンペーンを開催します。※世界敗血症デーWSDでは,クリーンハンドキャンペーンを...お知らせ世界敗血症DAY2022多臓器不全の病態像

  • 救急医療 手指衛生レベルを高めるための工夫 〜直接観察法〜

    手指衛生レベルを高めるための実践的工夫~手指衛生:「直接観察法」の活用の薦め~名古屋大学医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之はじめに救急初療室(EmergencyRoom:ER)や集中治療室(IntensiveCareUnit:ICU)における診療では,「感染防御策」が,感染症による2ndアタックや院内感染防御としてとても大切です。通常の診療時から,適切に手指衛生を意識して活動する習慣を大切にしています。救急科専門医,集中治療専門医,そしてスタッフの皆さんには,手指衛生の適切な指導を行うようにします。ERやICUでは,普段から適切に手指衛生を行なう教育が必要です。手指衛生におけるキィ・ワードとしては,まず,世界保健機関(WorldHealthOrganization:WHO)の「5moments:5...救急医療手指衛生レベルを高めるための工夫〜直接観察法〜

  • お知らせ 日本集中治療医学会 第6回東海北陸支部 学術集会 全国そして世界への集中治療の発信

    クリックお知らせ日本集中治療医学会第6回東海・北陸支部学術集会テーマ:集中治療の連携と前進会長:松田直之(名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野)開催期間:(現地開催)2022年6月11日(土)および(オン・ディマンド)2022年6月11日(土)〜7月10日(日)開催場所:名古屋大学医学部(〒466-8550名古屋市昭和区鶴舞町65)詳細:日程:2022年6月11日(土)会場:名古屋大学医学部&WEBオン・ディマンド会長:松田直之(名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野)テーマ:集中治療の連携と前進ホームページ:https://www.jsicm.org/meeting/tokai-hokuriku/2022/index.html*参加申込受付期間:2022年5月11日(水)~7月...お知らせ日本集中治療医学会第6回東海北陸支部学術集会全国そして世界への集中治療の発信

  • お知らせ 集中治療セミナー 主催:日本集中治療医学会 第6回東海北陸支部学術集会

    集中治療セミナー「敗血症性多臓器不全の病態と集中治療」のご案内受講申込受付期間:2022年5月11日(水)~7月10日(日)24:00会期2022年6月12日(日)〜7月10日(日)開催方式ウェブ配信(リアルタイムライブ配信+オンデマンド配信(6月15日(水)~7月10日(日)24:00)受講費会員:5,000円/非会員:6,000円※ハンドアウト(PDF)を含む主な対象日本集中治療医学会会員(正会員/准会員)、医療従事者、医療関係者、研究者開催目的集中治療において、臓器障害を進行させず、臓器不全として臓器の器質化を防ぐ全身管理が期待されます。そのような中で、重症管理以前の段階で既に臓器障害を持ち、臓器障害が進展してしまう場合もあります。本セミナーは、日本集中治療医学会第6回東海・北陸支部学施術集会(2022年...お知らせ集中治療セミナー主催:日本集中治療医学会第6回東海北陸支部学術集会

  • お知らせ 日本集中治療医学会 YouTubeライブ 2月13日(日)

    集中治療の御紹介日本集中治療医学会は,集中治療を支える組織として1974年に設立され,2023年に50周年を迎えます。日本集中治療医学会は,2021年度に,毎年2月9日を「集中治療の日」として運営することを決定しました。2022年は2月13日(日)に,YouTubeライブ「集中治療の日」を開催します。集中治療のこれまで,そしてこれからの集中治療のビジョンを皆さまと共有できるようにいたします。2時間を予定していますが,少しでもお時間を頂戴し,楽しみにご参加下さい。深くお願い申し上げます。内容開催名:「集中治療の日」市民公開講座YouTubeライブ主催:一般社団法人日本集中治療医学会目的:集中治療についての明確な知識と理解を共有すること対象:一般の皆さま,行政の皆さま,マスコミの皆さま,医療従事者の皆さま手続き:申...お知らせ日本集中治療医学会YouTubeライブ2月13日(日)

  • 謹賀新年

    令和4年2022/01/01(金)謹賀新年新年のご挨拶主催救急一直線救急・集中治療医学松田直之新年あけましておめでとうございます。救急医学と集中治療医学これはとても大切な医学領域です。私の専門としているこの領域におきまして,適切な提案と診療をさせて頂き,より一層の日本の医療の礎そして発展となりますよう,本年も尽力させて頂きます。皆さまの力添えをお借りしてばかりの1年となりますが,私自身はクリエイティブに,楽しく,明るく,皆さんの未来に貢献できる1年を歩ませてください。本年も,どうぞよろしくお願い申し上げます。謹賀新年

  • 総説 敗血症における免疫不全とアジュバンド療法の可能性

    総説敗血症における免疫不全とアジュバンド療法の可能性GlobalSepsisAlliance名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之はじめに2016年よりSepsis-31)として国際的に,敗血症(sepsis)は「感染症や感染症が疑われる状態における臓器不全の進行」と定義されています。1992年に公表されたSepsis-12)では,感染症における全身性炎症の進行として敗血症を定義することで血液中での微生物の検出としての菌血症と区分し,2003年に公表されたSepsis-23)では敗血症診断のために観察事項が24項目として整理されました。現在のSepsis-3の定義では感染症に随伴する特徴を「全身性炎症(サイトカインストーム)」から「臓器不全」に変更し,これは臓器不全の進行を阻止するため...総説敗血症における免疫不全とアジュバンド療法の可能性

  • Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2021 PART 4 〜項目46~93の推奨ポイント〜呼吸・補助療法・ケアシステム

    敗血症という病態を知ろうSurvivingSepsisCampaignGuidelines2021PART4推奨内容の整理:呼吸管理,追加治療,ケアの目標と長期転帰における48項目欧州集中治療医学会/米国集中治療医学会〜6グループ93の推奨ポイント〜名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之はじめに敗血症は,感染症に随伴する多臓器傷害の病態です。集中治療では,COVID−19においての活動と同様に,多臓器傷害の治療を専門性として提供しています。国際的敗血症診療ガイドライン2021であるSurvivingSepsisCampaignguidelines2021(SSCG2021)が,2021年9月に公表されました。このSSCG2021における呼吸管理,追加治療,ケア目標と長期転帰,後半の3グル...SurvivingSepsisCampaignGuidelines2021PART4〜項目46~93の推奨ポイント〜呼吸・補助療法・ケアシステム

  • Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2021 PART 3 〜45/93の推奨ポイント〜 スクリーニングと初期蘇生,感染,血行動態

    敗血症という病態を知ろうSurvivingSepsisCampaignGuidelines2021PART3推奨内容の整理:スクリーニングと初期蘇生,感染,血行動態における45項目欧州集中治療医学会/米国集中治療医学会〜6グループ93の推奨ポイント〜名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之はじめにSurvivingSepsisCampaignguidelines2021(SSCG2021)が,2021年10月2日に欧州集中治療医学会と米国集中治療医学会より公表されました。SSCG2021における「スクリーニングと初期蘇生」,「感染」,「血行動態」における45項目(93項目中の45内容)の推奨内容を整理し,記載しています。一部には,コメントを追記しています。敗血症および敗血症性ショック,敗血...SurvivingSepsisCampaignGuidelines2021PART3〜45/93の推奨ポイント〜スクリーニングと初期蘇生,感染,血行動態

  • Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2021 PART 2 〜93の推奨ポイント〜 第1セッション

    敗血症という病態を知ろうSurvivingSepsisCampaignGuidelines2021PART21stグループ「スクリーニングと早期発見」の概要欧州集中治療医学会/米国集中治療医学会の推奨する診療ガイドライン〜6グループ93の推奨ポイント〜SurvivingSepsisCampaignguidelines2021(SSCG2021)名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之はじめに敗血症のスクリーニングと早期発見におけるSSCG2021(文献1)のポイントは,2016年のSSCG2016(文献2)のために用意した「敗血症診断のためのqSOFA」の有効性を修正したことにあります。2016年のSSCG2016では集中治療室以外の診療の場での敗血症スクリーニングの診断ツールとしてqSO...SurvivingSepsisCampaignGuidelines2021PART2〜93の推奨ポイント〜第1セッション

  • Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2021 〜93の推奨ポイント〜〜

    SurvivingSepsisCampaignGuidelines2021欧州集中治療医学会/米国集中治療医学会〜6グループ93の推奨ポイント〜名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之はじめに敗血症(Sepsis:セプシス)は,感染症に罹患した際に進行する多臓器不全の病態です。日本においても,世界においても,近年,「敗血症」という病名が医療従事者の皆さん,患者さん,行政の皆さんなど,広く知っていただけるようになり,世界レベルで治療成績が改善してきています。2011年9月より開始されたWorldSepsisDay(WSD)活動も実ってきているように思います。このような背景は,2002年9月30日〜10月2日にバルセロナで開催された欧州集中治療医学会(ESICM)における「バルセロナ宣言」(文...SurvivingSepsisCampaignGuidelines2021〜93の推奨ポイント〜〜

  • 世界敗血症DAY2021のお知らせ

    世界敗血症DAY2021のお知らせWorldSepsisDay2021名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhD世界敗血症DAY,2011年9月より,毎年9月13日に行われています。COVID-19によるコロナ禍,「敗血症」という病態を皆さんが知り,共有する機会としています。本年も,どうぞよろしくお願い申し上げます。内容1.CBCラジオ「きくラジオ」特集:世界敗血症DAY松田直之/渡辺美香さん2021年9月13日(月)~17日(金)12時45分頃~2.JapanSepsisAlliance世界敗血症DAYセミナー2021年9月4日(土)13:00~16:20(ZOOMウエビナー)3.敗血症フォーラムin東海2021(主催:ファイザー製薬(株))2021...世界敗血症DAY2021のお知らせ

  • 診療 ワクチン接種の会場管理:ワクチン接種の診療

    コロナワクチン接種の会場管理新型コロナウイルスワクチン接種における注意事項の整理名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之【はじめに】新型コロナワクチン接種として,ファイザー(株),モデルナ(株),アストラゼネカ(株)のワクチン接種が,日本でも進んできています。このワクチン接種において,接種可能かどうかを医師が診察します。一般に,けいれん(てんかん),心臓(起立性低血圧),腎臓,肝臓,血液疾患,アレルギーなどの重要な病歴のある方などの基礎疾患のある場合には慎重に対応することになります。ワクチン接種後30分間は経過観察とさせていただきます。その一方で,ワクチン接種会場では,いろいろな出来事に遭遇することになります。対応する皆さんが留意するとよい事項について記載しています。1.言葉が通じない日本語も...診療ワクチン接種の会場管理:ワクチン接種の診療

  • 講演会のお知らせ

    第2回生体防御医学セミナーのご案内日時:令和3年7月1日(木)19:00~20:30場所:オンライン開催(Zoom)事前登録制対象:全国・東海の医療従事者全般費用:無料登録URL:https://tinyurl.com/2nu4jmyh事前登録制:6月30日(水)までにご登録下さい。内容:医療従事者を対象として,新型コロナウイルスや多剤耐性菌に関する講演会と,名古屋大学における糖鎖の生体反応の2部構成として,講演会・セミナーを企画しました。WEB(ZOOM)での開催となります。全国から,皆さまのご参集をお待ちしております。名古屋大学医学部の研究なども紹介させて頂きます。総合司会・座長名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之特別講演119:10~19:50薬剤耐性菌感染症update2021...講演会のお知らせ

  • 救急一直線 インデックス 3 COVID-19についての記事検索

    救急一直線COVID-19関連記事の整理集中治療インデックス3COVID-19についての記載記事検索救急科指導医・専門医,集中治療専門医,麻酔科指導医・専門医松田直之データ共有新型コロナウイルスの各地域の現状世界WHO新型コロナウイルス感染情報https://covid19.who.int日本新型コロナウイルス感染状況https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html厚生労働省コロナウイルスウイルス感染症国内発生状況https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html日本新型コロナウイルス死亡統計http://www.ipss.go.jp/projects/j/c...救急一直線インデックス3COVID-19についての記事検索

  • お知らせ コロナ対策シンポジウム 「新型コロナワクチン導入後のあるべき姿」

    bioMerieuxSyndromicSymposium2日程:2021年5月22日(土)14:00~17:00形式:WEBセミナー(ライブ配信形式)テーマ:「新型コロナワクチン導入後:これからの呼吸器感染症診断のあるべき姿」広く,皆さま,ご参加下さい。【特別講演】演題:演題ワクチン導入後のCOVID-19鑑別診断の重要性~ワクチンの効果をどのように見える化するか?~演者:中野貴司先生川崎医科大学小児科教授【講演1】--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------演題:呼吸器感染症診断:新型コロナワクチン導入前と今後の在り方演者:...お知らせコロナ対策シンポジウム「新型コロナワクチン導入後のあるべき姿」

  • 共有注意事項 ワクチン接種で注意すること

    共有事項新型コロナウイルスのワクチン接種の注意事項名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之ワクチンの現状の把握現在,新型コロナウイルス対策としてワクチン接種が開始されましたが,皆が知っておくべきこと,前向きに報道しなければならないことがあります。個人でも,厳格に注意していただくのですが,ご老人の接種,いくつかの問題発生に注意です。以下の危険が生じないように,周囲で気をつける,未然の対応が大切です。医療事故に,十分に気をつけて対応していくことが大切です。内容1.ワクチン接種スケジュール(薬機法)が守られない危険性ファイザー社のワクチン(コミナティ筋注)は,現在,3週間を目安に2回の摂取となっています。しかし,ご高齢においては,この約束が守られないケースが散見されています。理由は,前回接種の記...共有注意事項ワクチン接種で注意すること

  • 話題 新型コロナウイルス SARS-CoV-2の変異について

    話題新型コロナウイルスSARS-CoV-2の変異について名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之新型コロナウイルスSARS-CoV-2の変異について,一般の方からも質問を受けることがあり,管理面で気をつけていることを記載します。質問1:新型コロナウイルスSARS-CoV-2の変異になぜ,注意する必要があるのですか?返答1:コロナウイルスは1本鎖(プラス鎖)のRNAウイルスであり,直径約80-100nmとされています。このウイルス表面には,約20nmの花弁状の長い突起があり,スパイク蛋白(Sタンパク質)と呼ばれ,この部位が私たちの体内のⅠ型膜結合糖蛋白であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE-2)などに接着し,私たちの細胞に寄生します。このスパイク蛋白などによる形状が太陽の光冠(コロナ)のよ...話題新型コロナウイルスSARS-CoV-2の変異について

  • インデックス 2 救急一直線 新型コロナウイルス関連ページ紹介 PART 2

    救急一直線COVID-19関連記事の整理集中治療インデックスCOVID-19についての記載記事検索救急科指導医・専門医,集中治療専門医,麻酔科指導医・専門医松田直之COVID-19早期救命のための介入に向けてPart.2COVID-19の病態生理学的管理評価:ウイルス感染症を主病態とする敗血症に対するアプローチWithコロナ:内服治療の優先&ICUに入室させない管理の重要性&重症化予測スコアの開発の必要性データ共有新型コロナウイルスの各地域の現状日本新型コロナウイルス感染状況https://covid-2019.live/?fbclid=IwAR0KAlc53ghuIOhZiupf8AbrFhrL6nNTgQPypZBgI2h1rNnPao4yyzxd7xQ愛知県新型コロナウイルス情報https://www.p...インデックス2救急一直線新型コロナウイルス関連ページ紹介PART2

  • マニュアル 俳優・女優等 メイクアップアーティストの新型コロナウイルスに対する予防法

    マニュアルメイクアップアーティストの新型コロナウイルスに対する予防法救急科指導医・専門医,集中治療専門医,麻酔科指導医・専門医松田直之【はじめに】芸能,舞台,ファッションショーなどのメイクアップや指導において,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を伝播させない対策が必要とされます。SARS-CoV-2は,対面式の「深呼吸」により罹患者から非罹患者の肺の末端(肺胞領域,肺毛細血管領域)に拡散し,接着し,感染するため,対面式の食事やメイキャップで移りやすいことに注意します。また,保菌者の鼻や口元などの処置により,メイク道具や手技者の手などにSARS-CoV-2が付着し,道具や手を介して自身や他者に伝播させてしまう危険性があります。メイクアップアーティストの皆さんは,独自のセットを持たれていますが,これらのファ...マニュアル俳優・女優等メイクアップアーティストの新型コロナウイルスに対する予防法

  • レビュー COVID-19の多臓器障害の特徴

    レビューCOVID-19の多臓器障害の特徴2020.05名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之はじめに新型コロナウイルス感染症COVID-19(coronavirusdisease2019)のパンデミックにおいて,集中治療室(IntensiveCareUnit:ICU)は,重症化した際の救命および社会復帰のための砦として重要な役割を担っています。ICUは,急性期全身管理として脳,呼吸,循環(心血管),肝臓,腎臓,消化器,血液凝固線溶,内分泌,筋骨格などのすべての臓器や生体機能管理を担当し,生命に関わる緊急状態から早く適切に回復させることを目標として,病院内での中央診療部門として運用されています。COVID-19においても,集中治療によるさまざまな臓器機能の管理が,重症状態や中等症状態の改善に...レビューCOVID-19の多臓器障害の特徴

  • 留意事項 アビガン錠® 催奇形性の適正理解

    留意事項アビガン®催奇形性に対する適正理解:妊婦さんの救急医療名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野救急科指導医・専門医,麻酔科指導医・専門医,集中治療専門医松田直之はじめに新型コロナウイルスの関連で,薬剤の催奇形性について,救急外来で質問を受けることがあります。妊婦さん,また妊婦さんではない方から催奇形性の質問を受けられた場合は,胎盤通過性と催奇形性,または胎児毒性として,正しく説明することが必要です。その上で,救急領域における妊婦さんの急変対応で催奇形性として注意するものは,解熱鎮痛薬,てんかん治療薬,抗凝固薬などです。また,生活習慣としては,タバコ,ニコチン,アルコールは危険であることを,妊婦さんに説明させていただいています。催奇形性の説明として,以下のような説明としていますが,参考とされてみ...留意事項アビガン錠®催奇形性の適正理解

  • 寄稿 アビガンⓇ(フォビピラビル)の適正使用

    寄稿アビガンⓇ(フォビピラビル)新型コロナウイルスSARS-CoV-2におけるアビガンⓇ投与におけるコツとポイントTipsandPointsforAdministrationofAviganⓇinNewCoronavirusSARS-CoV-2ポイント:アビガン,新型コロナウイルス,有効利用,PK/PD,安全性,敗血症,フォビピラビル,favipiravir名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授救急科指導医・専門医,麻酔科指導医・専門医,集中治療専門医松田直之はじめに新型コロナウイルスSARS-CoV-2の感染症は,世界保健機関(WHO)より2020年2月11日にCOVID-19(COronaVIrusDisease2019)と命名され,2020年3月11日にはWHOによりパンデミック宣言が出さ...寄稿アビガンⓇ(フォビピラビル)の適正使用

  • 寄稿 COVID-19 Management Bundles 2020 Ver.2 Part 1

    ReviewArticleCOVID-19ManagementBundlesinEmergencyandCriticalCareTakanoriYamamotoM.D.,NaoyukiMatsudaM.D.,Ph.D.,DaisukeKasugaiM.D.,etal.CorrespondencetoProf.NaoyukiMatsudaE-mail:nmatsuda@med.nagoya-u.ac.jpKeyWords:SARS-CoV-2,COVID-19,sepsis,favipiravir,anticoagulantIntroductionCoronavirusdisease(COVID-19)causedbythenovelsevereacuterespiratorysyndromecoronaviru...寄稿COVID-19ManagementBundles2020Ver.2Part1

  • 寄稿 COVID-19 Management Bundles 2020 Ver.2 Part 2

    ReviewArticlePart2COVID-19ManagementBundlesinEmergencyandCriticalCareTakanoriYamamotoM.D.,NaoyukiMatsudaM.D.,Ph.D.,DaisukeKasugaiM.D.,etal.KeyWords:SARS-CoV-2,COVID-19,sepsis,favipiravir,anticoagulantNineSub-bundles(Bundles5–13)Asasupplementtothefourimportantmainbundles,ninebundles(5–13)arealsocarefullyrecommended.Thefollowingissupplementarycontentdescribing...寄稿COVID-19ManagementBundles2020Ver.2Part2

  • 寄稿 COVID-19 Management Bundles 2020 Ver.2 Part3

    ReviewArticlePart3COVID-19ManagementBundlesinEmergencyandCriticalCareTakanoriYamamotoM.D.,NaoyukiMatsudaM.D.,Ph.D.,DaisukeKasugaiM.D.,etal.CorrespondencetoProf.NaoyukiMatsudaE-mail:nmatsuda@med.nagoya-u.ac.jpAbstractCoronavirusdiseaseCOVID-19causedbythenovelcoronavirus,severeacuterespiratorysyndromecoronavirus-2(SARS-CoV-2),wasdeclaredapandemicbytheWorldHeal...寄稿COVID-19ManagementBundles2020Ver.2Part3

  • 文献レビュー 新型コロナウイルスの嗅覚障害について

    文献新型コロナウイルスの集中治療/ジャーナルクラブCOVID-19の嗅覚障害について救急科指導医・専門医集中治療専門医松田直之NAOYUKIMatsudaMD,PhD新型コロナウイルスSARS-CoV-2およびCOVID-19の管理にお役立て下さい。救急一直線「COVID-19への集中治療・診療バンドル2020」を考える参考文献の解説とします。トピックスCOVID-19の嗅覚障害について文献1.JitaroonK,WangworawutY,MaY,etal.EvaluationoftheIncidenceofOtherCranialNeuropathiesinPatientsWithPostviralOlfactoryLoss.JAMAOtolaryngolHeadNeckSurg.2020Apr2.文献2.E...文献レビュー新型コロナウイルスの嗅覚障害について

  • 提言 COVID-19の治療戦略と臨床研究

    提言COVID-19の治療戦略/承認治療と臨床研究について名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之はじめに新型コロナウイルス感染症COVID-19は,世界的に猛威をふるい,自身が罹患しないように気をつける感染症として理解が進んでいます。感染集合クラスターを作らないように,またクラスターからSARS-CoV-2を貰ったり持ち込んだりするSARS-CoV-2の伝播に気をつけます。このために,現在,多くの仕事はtele-workが推奨され,会議等の開催を避ける方針としています。潜伏中央値5.5日,定められた確定できる治療薬が存在しない状況ですので,一般に外出に注意する一方で,医療従事者の私たちは救命の手順を整えていく必要があります。COVID-19のSARS-CoV-2は,病態学的には肺胞嚢領域の気...提言COVID-19の治療戦略と臨床研究

  • ミニレクチャー ホタルイカの急性腹症

    講座ホタルイカの急性腹症ホタルイカの腹痛で注意すること名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之概説富山湾では,毎年3月〜6月にホタルイカを採取しています。ホタルイカの「踊り食い」は禁止,新鮮とされる未冷凍のホタルイカを食べてはいけません。激烈な腹痛として,救急対応となりますが,食あたり程度としての説明とせず,消化器内科での外来フォローなどの紹介対応が必要です。イカではアニサキス,ホタルイカでは「旋尾線虫(せんびせんちゅう)(Crassicaudagiliakiana)」に注意が必要です。ホタルイカの内蔵には,「旋尾線虫」の約13種類のうち,タイプⅩ(テン)の幼虫がいます。タイプⅩ(テン)は,長さ約1cm,幅約0.1mmの糸くずのようなものなので,胃や十二指腸にいてもなかなかわかりにく,一般に内...ミニレクチャーホタルイカの急性腹症

  • 紹介 米国集中治療医学会/欧州集中治療医学会 SSCGガイドラインCOVID-19 2020年3月20日公表

    米国集中治療医学会/欧州集中治療医学会SSCGガイドラインCOVID-192020年3月20日公表SurvivingSepsisCampaign:GuidelinesontheManagementofCriticallyIllAdultswithCoronavirusDisease2019(COVID-19)新型コロナウイルス感染症COVID-19の集中治療ガイドラインについて名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之NaoyukiMatsudaMD,PhDはじめに米国集中治療医学会と欧州集中治療医学会は,敗血症診療ガイドラインをSurvivingSepsisCampaignGuidelines(SSCG)として公表しています。この内容を踏襲するものとして,米国集中治療医学会と欧州集中治療医学会...紹介米国集中治療医学会/欧州集中治療医学会SSCGガイドラインCOVID-192020年3月20日公表

  • 手引 新型コロナウイルス関連ページ

    救急一直線COVID-19関連記事の整理インデックス救急科指導医・専門医集中治療専門医松田直之寄稿新型コロナウイルスの集中治療松田直之COVID-19の集中治療バンドル〜病態生理学的アプローチ〜2020年3月4日UP寄稿Contribution:CriticalCareagainstNewCoronavirusSARS-CoV2英文NaoyukiMatsudaMD,PhDPerspective13BundlesforCOVID-19TreatmentinEmergencyandCriticalCare2020年3月4日UP文献解説ジャーナルクラブ新型コロナウイルスの集中治療紹介COVID-19の集中治療:呼吸管理法オーストラリア・ニュージーランドANZICSCOVID-19Guidelines2020.3.16...手引新型コロナウイルス関連ページ

  • 紹介 COVID-19の集中治療:呼吸管理法のANZICSの提案 2020.3.16

    紹介COVID-19の集中治療:呼吸管理法のANZICSの提案Ver.1TheAustralianandNewZealandIntensiveCareSociety(ANZICS)COVID-19GuidelinesVersion116March2020IdentificationandTreatmentofPatientswithCOVID-19InfectionFundamentalPrinciples救急科指導医・専門医集中治療専門医松田直之はじめにオーストラリア・ニュージーランド集中治療医学会(ANZICS)より,新型コロナウイルス感染症COVID−19ガイドラインが2020年3月16日付けで公表されています。本稿では,COVID-19の集中治療に関する推奨内容と私のコメントを記載しています。ANZIC...紹介COVID-19の集中治療:呼吸管理法のANZICSの提案2020.3.16

  • 集中治療 新型コロナウイルス感染症 COVID-19の集中治療

    新型コロナウイルス感染症COVID-19の集中治療海外の医療従事者の皆さまへCriticalCareagainstNovelCoronavirusInfectionCOVID-19Perspective13bundlesinCOVID-19atintensivecareunit名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之NagoyaUniversityGraduateSchoolofMedicineNaoyukiMatsudaMD,PhDはじめに新型コロナウイルスの重症化において,間質性肺炎が進行する危険性があります。このような状態において,集中治療管理の方策を未然に予測し,検討していくことも大切です。新型コロナウイルスの重症化において,予測される留意事項や,検討項目を記載しています。救急・集...集中治療新型コロナウイルス感染症COVID-19の集中治療

  • 文献 新型コロナウイルスの集中治療

    文献新型コロナウイルスの集中治療COVID-19への集中治療・診療バンドル救急科指導医・専門医集中治療専門医松田直之NAOYUKIMatsudaMD,PhD新型コロナウイルスSARS-CoV-2およびCOVID-19の管理にお役立て下さい。救急一直線「COVID-19への集中治療・診療バンドル2020」を考える参考文献の解説とします。Bundle1鎮痛・鎮静プロトコル活用:免疫維持の重要性テーマ:SARS-CoV-2に対する自然免疫について:液性免疫が期待できるまでに何日かかるのか?論文紹介1ZhouP,YangXL,WangXG,etal.Apneumoniaoutbreakassociatedwithanewcoronavirusofprobablebatorigin.Nature.2020Mar;579(...文献新型コロナウイルスの集中治療

  • 紹介 ICU・救急ナース松田塾 呼吸と循環に強くなる!

    ICU・救急ナース松田塾呼吸と循環に強くなる!ICU・救急ナース松田塾呼吸と循環に強くなる!松田直之学研プラス呼吸と循環管理について,ポイントを記載しています。紹介ICU・救急ナース松田塾呼吸と循環に強くなる!

  • Contribution: Critical Care Bundles against New Coronavirus COVID-19

    Contribution:CriticalCareagainstNewCoronavirusSARS-CoV2Perspective13TratmentBundlesforCOVID-19TreatmentinEmergencyandCriticalCareDepartmentofEmergency&CriticalCareMedicineNagoyaUniversityGraduateSchoolofMedicineProfessorNaoyukiMatsudaMD,PhDIntroductionInspreadofinfectionandpandemicsofthenewcoronavirusSevereAcuteRespiratorySyndromeCoronaVirus-2(SARS-CoV2),att...Contribution:CriticalCareBundlesagainstNewCoronavirusCOVID-19

  • 文献レビュー 新型コロナウイルスの集中治療/ジャーナルクラブ PART 2

    文献新型コロナウイルスの集中治療PART2COVID-19への集中治療・診療バンドル救急科指導医・専門医集中治療専門医松田直之NAOYUKIMatsudaMD,PhD新型コロナウイルスSARS-CoV-2およびCOVID-19の管理にお役立て下さい。救急一直線「COVID-19への集中治療・診療バンドル2020」を考える参考文献の解説とします。Bundle10免疫グロブリン大量療法の可能性/回復症例の血漿利用COVID-19に罹患したけれども改善された患者さんの血漿にはSARS-CoV-2に対するIgMやIgGなどの免疫グロブリンが含まれています。米国食品医薬品局(FoodandDrugAdministration:FDA)文献紹介Covid-19:FDAapprovesuseofconvalescentpla...文献レビュー新型コロナウイルスの集中治療/ジャーナルクラブPART2

  • 手技 緊急時のマスクの作り方

    手技緊急時のマスクの作り方救急科指導医/集中治療専門医/麻酔科指導医松田直之はじめにCOVID-19関連,SARS-CoV-2感染症において,マスク不足が問題となっています。一方で,電車などの移動中に,花粉症で困ったり,悪臭に悩まされたりすることもあります。マスクをしていても,匂いが伝わってくることがあります。こういう時に,自身のタイプに合わせて,緊急マスクを作成することができます。また,マスクの重要メリットは,自身の手から自身の鼻や口に菌やウイルスを遮ること,鼻や口に手を運ぶ機会を減少させてくれることです。私は,花粉症の時期に,ハンカチとゴムを持参しています。参考として下さい。必要なもの(鞄の中)□気に入ったハンカチ1枚〜3枚□小さなポーチ:写真のポーチは,タイ集中治療医学会で頂いたものです。ゴム紐や裁縫セッ...手技緊急時のマスクの作り方

  • 留意共有 新型コロナウイルス感染症と集中治療 PART 2

    新型コロナウイルス感染症に正しく備えるPART2対応策:具体的内容共有の重要性名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之参考文献・参考資料1.2020/01/24中国武漢市における2019年12月発症の新型コロナウイルス感染症に関する調査報告HuangC,WangY,LiX,etal.Clinicalfeaturesofpatientsinfectedwith2019novelcoronavirusinWuhan,China.Lancet.2020Jan24.pii:S0140-6736(20)30183-5.2.2020/01/29中国における2019年12月発症の新型コロナウイルス感染症の対応状況LiQ,GuanX,WuP,etal.EarlyTransmissionDynamicsin...留意共有新型コロナウイルス感染症と集中治療PART2

  • 一般の皆さま 感染防御対策 ブラッシュアップ

    情報共有一般の皆さまブラッシュアップ感染防御感染防御策Infectioncontrolandprevention日本集中治療医学会・日本救急医学会・日本麻酔科学会集中治療理事専門医・救急科指導医専門医・麻酔科指導医専門医松田直之MD,PhDはじめに中国河北省武漢(ウーハン)市より,2019年12月,新型コロナウイルスが発生しました。この全世界的拡大の中で,ご自身や周囲への伝播を防ぐために,①鼻を出さないマスク着用,②テーブルなどの次亜塩素酸や70%アルコールなどによる定期的な環境消毒にくわえて,③適切な手指衛生,これらの3つにご注意下さい。その上で,救急・集中治療領域では,間質性肺炎の急性増悪,ARDSおよび多臓器不全に至る早期の段階での拾い上げが重要策となります。実際の集中治療では,注意が必要ですので,この注...一般の皆さま感染防御対策ブラッシュアップ

  • 情報共有 厚生労働省通達 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解

    情報共有2020年2月24日新型コロナウイルス感染症対策専門家会議1.緒言この専門家会議は、新型コロナウイルス感染症の対策について、医学的な見地から助言等を行うため、適宜、政府に助言をしてきました。我々は、現在、感染の完全な防御が極めて難しいウイルスと闘っています。このウイルスの特徴上、一人一人の感染を完全に防止することは不可能です。ただし、感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。そのためには、これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります。仮に感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱なども深刻化する恐れがあります。これからとるべき対策の最大の目標は、感染の拡大のスピードを抑制...情報共有厚生労働省通達新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解

  • 留意共有 新型コロナウイルス感染症と集中治療

    新型コロナウイルス感染症に関する留意事項:正しく備える名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授松田直之はじめに中国河北省武漢(ウーハン)市は,人口1,100万人以上の大都市です。この武漢市を中心として,2019年12月より新型コロナウイルスによる多数の死亡例が報告されています。本邦では,2020年1月28日18時過ぎに,国立感染症研究所より新型コロナウイルス(NovelCoronavirus:nCoV)に関連した感染症症例について報告されています。このような恐れを抱く状況では,科学的な落ち着いた対応と,感染管理体制の構築,そして重症化に備える集中治療管理の適正化が必要となります。救急・集中治療領域では,間質性肺炎の急性増悪,ARDSおよび多臓器不全に至る早期段階での拾い上げが重要策となります。重篤...留意共有新型コロナウイルス感染症と集中治療

  • 本紹介 ICU・救急ナース松田塾 呼吸と循環に強くなる!

    本紹介ICU・救急ナース松田塾呼吸と循環に強くなる!学研メディカル秀潤社(株)より,全身管理の基本となる「呼吸と循環」を出版しています。呼吸管理と循環管理において,覚えるのではなく,考察するための考え方のエッセンスを記載しています。呼吸・循環管理における,とても大切な内容を口語での記載としています。全身状態の悪化や薬剤等の呼吸・循環抑制等のモニタリングができるようになります。呼吸と循環の基本の確認に,活用されてください。¥3,023(税込み)http://gakken-mesh.jp/book/detail/9784780911077.htmlhttps://www.amazon.co.jp/ICU・救急ナース松田塾-呼吸と循環に強くなる-松田直之/dp/4780911079病態が急激に変化する急性期の患者さん...本紹介ICU・救急ナース松田塾呼吸と循環に強くなる!

  • 謹賀新年

    2020年明けましておめでとうございます。干支庚子(かのえね)どうぞよろしくお願いします。松田直之謹賀新年

  • World Sepsis DAY JAPAN 9/13/2019 世界敗血症デー

    世界敗血症デーのお知らせ名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之敗血症は,感染症により進行する臓器不全です。さまざまな病気を,「不治」と感じさせる状態です。臓器不全を緩和させる治療として,現在は「集中治療」と「集中治療医学」が重要な役割を担っています。この知識などを共有する時期として,世界敗血症デーの活動があります。本年も9月9日(月)~13日(金)まで,CBCラジオ「きくラジオ:健康生活」で,「世界敗血症DAY」の特集を組んで頂きました。9月13日は「世界敗血症DAY」ですが,その一環の週末となっています。世界敗血症DAYイベントinNAGOYA9月6日(金)敗血症フォーラムin東海(名古屋)SepsisForuminTokai/JAPAN9月9日(月)~13日(金)CBCきくラジオキャンペ...WorldSepsisDAYJAPAN9/13/2019世界敗血症デー

  • お知らせ 世界敗血症デー World Sepsis Day 9/13/2019

    セプシスフォーラムin東海2019日時:9月6日(金)19時~21時場所:ホテルメルパルクNAGOYA敗血症の認知や治療成績は,この10年間において,とても良くなってきました。これには,多くの研究会での情報交換,そしてガイドラインの普及,集中治療医学の発展などが関係していると考えています。敗血症の治療を皆さんが真剣に考えるようになってきたことは,多くの病気の周辺管理がより良くなることに結びついていることでしょう。このような敗血症に特化したフォーラムを,これまで13年に渡り企画して参りました。本フォーラムは,GlobalSepsisAllianceおよび世界敗血症デーと連動するものです。皆さま,ご参加頂き,敗血症管理の情報共有の場として下さい。当日メルパルクNAGOYAにいらして頂くので大丈夫です。当日は,遠慮な...お知らせ世界敗血症デーWorldSepsisDay9/13/2019

  • 文献レビュー 敗血症の診断と治療 2019

    文献レビュー敗血症の診断と治療2019名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之2019年までの敗血症診療の方向性を2017年レベルの文献を中心としてまとめています。ご参照下さい。医療従事者でない皆さまは,敗血症の基本的知識の拡充のために敗血症YouTubeと合わせて御覧ください。敗血症の定義と診断に関する進展敗血症は,感染症による臓器不全の進展である。感染症と区分する目的は,がん,脳卒中,急性心筋梗塞,重症糖尿病,急性肺炎,高齢などのもととなる状態に感染症がやってきたときに,元の病気と生じてくる臓器不全を分けて診療する提案をするためのクリニカルターム(clinicalterm:診療管理用語)である。Sepsis-31)の定義が,2016年に世界の敗血症の中心人物たちにより公表され,全身性炎症反...文献レビュー敗血症の診断と治療2019

  • 告知 TSCCM タイ集中治療医学会

    第10回タイ集中治療医学会は,2019年8月15日から17日まで,タイのアユタヤで開催されました。告知TSCCMタイ集中治療医学会

  • 研究手法 遺伝子およびタンパクの分離と解析

    研究手法バイオアナライザシステム遺伝子およびタンパクの分離と解析名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之バイオアナライザは,アジレント(株)が半導体技術を応用して,ガラスチップ上にタンパク,RNA,DNAなどのライブラリ試料を注入し,タンパク,RNA,DNAの分離解析ができるように考案された分析装置です。これまで,当研究グループでは,ゲル電気泳動を行ってRNAやタンパクの解析を行ってきましたが,少量の試料で,かつ短時間で再現性の高いデータが得られることより,新しい研究手法として当教室も研究技法に組み込む方針としています。抽出したRNAやタンパクの管理など,研究手法として素晴らしい手法ですので,ご紹介させて頂きました。研究手法遺伝子およびタンパクの分離と解析

  • セミナーのお知らせ 2019 東海 ショックフォーラム 2019/5/18(土)

    お知らせ東海ショックフォーラム2019日時:2019年5月18日(土)16:00-18:00場所:名古屋マリオットアソシアホテル16階アイリス基盤講演ショックに対する文献レビュー2019名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野松田直之ショックは,循環を原因とする組織酸素代謝失調の病態です。ショックの診断と治療における最新エビデンスを,以下の4つを基盤としてまとめます。内容:①カテコラミン補充療法の新概念(カテコラミンバランス:内因性カテコラミンレベル,鎮痛・鎮静レベル,カテコラミン3分画外来投与のバランスとテーパリング),②敗血症性ショックの病態と治療,③血小板:ショックにおける血小板の機能と役割,PLR(血小板/リンパ球数比)の動向について,④ショックにおける血漿分画製剤の追加エビデンスなど。ショッ...セミナーのお知らせ2019東海ショックフォーラム2019/5/18(土)

  • 告知 日本医学会総会 健康未来EXPO 2019

    *******************************************************************************2019/04/01(月)〜07(日)敗血症フェスinNAGOYAお知らせ日本医学会総会健康未来EXPO2019ポートメッセなごや10:00~18:00*******************************************************************************HPhttps://kenko-miraiexpo.jp/activity/hirogaru/*******************************************************************************...告知日本医学会総会健康未来EXPO2019

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