久々の投稿になりますが、ぼちぼち再開します。 最近、半導体があついので今日はその思いをつづります。 ゲームチェンジャー きっかけは米国が2022年10月に発表した先端半導体の対中輸出規制だ。 米国はそれまでも中国へのハイテク機器輸出を色々と禁止してきたが、これに関してはレベルが違った。 まず輸出を禁止する品目に半導体や半導体を製造するための装置を追加し、こうした製品全般の輸出を禁止した。 次に半導体製造・スパコン関連に使われると分かる(分からなくても分かると判断できそうな)製品の輸出も禁止した(エンドユース規制)。先の品目別の措置を逃れたものを今度は用途で縛ろうという考えだ。 さらに製品の製造…
ここ1年以上にわたってApex Legendsという億ゲーに取り憑かれ、プライベートの時間の大部分を捧げてきたが、この度、動画配信プラットフォームのツイッチ(Twitch)でプレイ動画を配信していくことにした。 twitch.tv 名前は、かるなのままだと最悪著作権に引っかかるかもしれないと思い、このブログの名前と合わせて一新した。 プレイそのものはお世辞にもうまいとは言えないが、せっかくなら配信を通じて収益化を目指したり、国内外のプレイヤーとつながれたらコロナ禍の退屈な日々も少しはマシになるのではないかと考えた。 当初はこのゲームをプレイする海外配信者の動画翻訳バイトがしたくて動画を観ていた…
先日開かれたApex Legendsの世界大会、Apex Legends Global Series(通称ALGS)はまさに期待通りのあつい展開になった。 www.youtube.com Reigniteの優勝、日本チームTeam UNITEの善戦、Ftyianのインタビューなど、目を離す隙が文字通り一秒もなかった。 頂上決戦の名にふさわしいハイレベルな戦いが続いた3日間だったが、ある感情が自分の心を最後まで乱し続けた。 TSMは何をやってるんだ、、、 スナイプが抜けた?ライトアモがない?そんなことはどうだっていい。 Day1、Day2と順位もキルポもぱっとせず、前回王者がまさかの敗者復活行き…
ずっと更新さぼってました。 今日は中川翔子、しょこたんのバースデーライブに行ってきたのでその感動をシェアします。 20周年の中川翔子🪐 on Twitter: "しようこはレベルがあがった! しようこはレベルがあがった!すばやさが2さがった!いろけが999あがった!みなさまいつもありがとうございます!あたらしいことにたくさんチャレンジしていきたいな!バースデーライブがんばります! pic.twitter.com/YzZd5A6Zkv — 20周年の中川翔子🪐 (@shoko55mmts) 2022年5月4日 <目次> 目と鼻の先に中川翔子 老若男女に愛される中川翔子 天を衝く中川翔子 目と鼻の…
今日は最近はまっている英語のリスニング勉強法について紹介したいと思う。 もともとリスニングに苦手意識があり、これまでも色々と勉強法を模索してきたが、今回は海外ドラマ視聴以外のおすすめ教材を紹介したい。 海外ドラマはお手軽な教材である一方、 ・面白そうなドラマが見当たらない( or 観ても面白さが分からない) ・アメリカの作品ばかり(イギリスなどの作品が少ない) ・そもそも普段からドラマを観ない などの点が個人的にデメリットに感じられ、長続きしなかった。 やはり、自分が普段しないこと、観ないものを理解度の劣る別の言語で視聴するというのは苦痛だし、それが積み重なると「英語=苦痛」という認識が脳に生…
週末が明けて早速、英紙フィナンシャル・タイムズが菅首相の辞任発表に関する社説を掲載していたので、内容を簡単にまとめてみた。Financial Times 発表直後の速報でも否定的な見方を示していたが、案の定、かなり厳しい評価となっている。 菅首相辞任への海外主要紙の反応速報 - Unsocial Hours タイトルは「日本には異なる種類の指導者が必要」、副題は「次期首相にはコミュニケーションスキルと説得力のある政策が求められる」。 「今の日本はやや昔を彷彿とさせている。わずか1年で菅氏が辞任を決めたことは、8年近く続いた安倍前政権が発足する前の日々を想起させる。当時の日本では6年間に6人の首…
先日、話題になった河野太郎大臣のパワハラ疑惑について個人的に思ったことをつづってみようと思う。 ほんとはこの記事は昨日投稿する予定だったのだが、菅首相の突然の辞任発表で下記の記事を先に投稿したりしていたら、河野氏が総裁選立候補を表明したので、ある意味タイミングとしてはよかったかもしれない。 菅首相辞任への海外主要紙の反応速報 - Unsocial Hours 河野氏のパワハラ疑惑をめぐっては官僚数名との間で行われたオンライン会議の音声を週刊文春が入手し、以下の記事で報じたことで、一時ツイッターのトレンドになるほどの反響を呼んだ。 河野太郎大臣パワハラ音声 官僚に怒鳴り声「日本語わかる奴、出せよ…
ちょうど休みで暇だったので以下に菅総理辞任に対する欧米主要紙の反応をまとめてみた。 やはりどのメディアも「就任後わずか1年で」という文言が各所で目立った。また、長期政権だった安倍政権と対比する形で、過去の短命政権時代への回帰を指摘する論調が目立った。 米ウォールストリート・ジャーナル(共和党・保守) 「事実上わずか1年での辞任となり、米国にとって最も重要な同盟国の一つに再び政情不安がもたらされた」 「次期首相が米国との緊密な同盟関係などの基本的政策を変えることはないだろうが、菅氏の早期辞任は、首相がほぼ毎年変わり、国際社会での存在感が損なわれた90年代や2006-12年の時期に日本が逆戻りする…
先日、以下の記事でG20諸国のコロナ感染状況について確認したが、今回はデルタ株の感染力について諸外国の状況を例にみてみたい。 unsocial-hours.hatenablog.com <目次> 日本の感染状況 アジアで猛威を振るうデルタ株 ロックダウンは有効か? ワクチンで二極化する社会 日本の感染状況 以下は各国の感染者数などのデータを集計しているサイトでの直近7日間の感染者数ランキングだ。(COVID-19 Weekly Trends by Country - Worldometer) 人口差は考慮する必要があるが、日本は現在10位。つい先日までは「コロナ感染がやばいのは欧米諸国のみ」と…
久々の投稿になります。前回の国連英検の投稿で満足してすっかり時間が空いてしまった。 最近、国内の新型コロナの感染者が連日過去最多となり、さまざまな報道機関がその様子を報じるなかで、世界と比べた日本の状況を扱っている報道が以前より減った気がしていたので、今回は現時点での主要各国のコロナの状況について確認したい。各国のデータを調べる上では、最近いろいろな機関が用いている Coronavirus Pandemic (COVID-19) - Statistics and Research - Our World in Dataのデータを参照した。 <目次> G20加盟国の感染者数の推移 G20加盟国の…
前々回から続けてきた国連英検特A級対策も今回紹介する2次の面接対策が最後になる。 国連英検特A級に合格した話(筆記編) - Unsocial Hours 国連英検特A級に合格した話(記述編) - Unsocial Hours 1次試験の結果が怪しかったので、結果が出るまで(試験日の約1カ月後)は国連英検の勉強を放棄していた。そして無事に1次通過の通知連絡を受け、喜びと落胆の双方に襲われながら、しぶしぶ勉強を開始した。この時点で2次試験までは約2週間強、まさに付け焼刃だ。 今回に関してはもはや対策と呼べるかも怪しいので、一個人の体験談としてお読みいただければ幸いだ。 <目次> 面接の概要 評価項…
前回の投稿に続き、今回は国連英検特A級1次試験の記述対策について紹介したい。 unsocial-hours.hatenablog.com 前回の記事の中で私の対策は付け焼刃の対策だと述べたが、記述対策についてはそこそこ真剣に取り組んだので、前回紹介した対策よりは役に立つのではないかと思う。 前回紹介した通り、記述問題での得点目標は20点中18点を獲得することだ。実のところ、英検1級のWritingセクションで満点を獲得(プチ自慢です)して以来、自分の英作能力にはわずかながら自信を感じていたため、今回の試験でもやや高めに目標を設定した。 過去問の模範解答を見ると、書き方などもバラバラでどこか対策…
最後の更新から3カ月以上経過してしまった。 実は昨年秋ごろから今回取り上げる国連英検特A級の勉強を始め、多くの時間をその勉強に充てていた。 先日、約半年弱の努力が実り、無事合格することができたため、今後数回の投稿でその道のりと対策を記録に残すことにした。ややマイナーな試験であまり対策ブログもないため、これから受ける方々にとって少しでも参考になれば嬉しい。 ちなみに、仕事の兼ね合いもあり、今回の試験勉強に充てられた時間は1次・2次合わせてもせいぜい2~3カ月ほどだった。そのため、これから紹介するのは付け焼き刃の対策でしかない。自分でも合格できたのはほんとに運が良かっただけだと思う。ゆえに、以下に…
先日は安倍総理辞任に関する海外メディアの見方を取り上げてみたが、今度は時期首相の呼び声高い「令和おじさん」こと菅官房長官への評価が出始めた。 unsocial-hours.hatenablog.com まずは米ウォールストリートジャーナル。こちらは日本語版から 安倍首相の退陣、日米連携の波乱要因になるか - WSJ 「安倍首相の後任レースでは、9月1日時点で、側近の菅義偉氏(官房長官)が与党自由民主党内の複数の主要派閥の支持を得て、最有力候補に浮上した。菅氏が安倍氏の政策を陰で支えてきたことは日本ではよく知られているが、菅氏には外交面の経験がほとんどない」 「菅氏は、安倍氏からの継続という点で…
昨日も同じ内容の記事を投稿したばかりだが、安倍首相が金曜夕方に辞任を発表したため、各メディアが週末を挟んでようやくコラムや社説を出し始めた。 unsocial-hours.hatenablog.com そしてそれらがことごとく首相を絶賛・賞賛するものばかりなので、日本国民として読んでいて悪い気はしないと思ったので本日も取り上げてみることにする。 記事全文をそのまま載せたり紹介したりするのは、冗長になりやすいということもあって普段控えているものの、今回に関しては各記事ほぼ全文で首相の業績を称えているものばかりのため、少し例外ということにしたい。笑 まずは英フィナンシャル・タイムズの社説 "Shi…
先日、辞任を発表した安倍首相への海外の反応が地味に熱い。 7年間でそれなりの数の各国首脳とかかわってきたため、儀礼も含めて当然といえば当然なのかもしれないが、そのメッセージの多さに驚いた。 ウォールストリートジャーナルの週末版は一早く社説を出した。 「安倍晋三の遺産」 www.wsj.com "it’s his country’s loss. His intentions were right even if he often struggled to overcome entrenched opposition to the reforms he knows Japan needs." 「安…
個人的に小泉進次郎環境大臣の口から飛び出した「セクシー」発言のくだりは、未だにどうも腑に落ちない。 ニューヨークで開かれた国連の気候変動サミットで、「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」との述べたことが海外メディアに報じられ、日本でも大きな話題を呼んだ。 これについて、FNNがこのセクシー発言が飛び出した前後の流れを以下の記事で紹介してくれていた。 小泉大臣「セクシー発言」ナゼ炎上?説明は野暮?記者とのやりとりの全容を検証 進次郎氏曰く、横にいたフィゲレス前事務局長が以前「環境問題に取り組むことはセクシーなこと」と言ってたからそれになぞらえて自分もセクシーや…
今日のニュース、コラムシリーズを何回かやってみて思ったのが、過去の記事を振り返るときに、タイトルを「今日のニュース or コラム」にすると何書いたがぱっと見わからない、、、 このブログは大半が政治・経済ネタで正直興味ない人が多いと思ったので、タイトルからは内容がわからないようにしようと思ってそうしてみたわけなんですが、とりあえず折衷案として記事の内容がある程度想像できて、かつあんまり固い感じにならないようなタイトルに今後はしていきたいと思います(まあ大事なのは記事の中身だとは思ってます) そして今日は貿易ネタ。 11月の米国の大統領選が近づくにつれて、またトランプの敗北可能性が強まるにつれて、…
今日のニュースをやるなら今日のコラムもやろうと思い始めました。 正直、普通の事実関係のみの単調なニュースを読んでアウトプットするより、複雑な表現とかが比較的多いコラムをアウトプットする方が自分の英語力のためにもなるかなと思い、今後は少しコラムを優先してきたいと思います。 しかも普通のニュースだとヤフーニュースとかで先に拾われたりしてて、あえてブログで取り上げる必要がないことに今更ながら気づきました、、、 というわけで今日のコラム。 https://www.google.co.jp/amp/s/www.washingtonpost.com/opinions/jared-kushner-israe…
電車内の暇つぶしに適当に記事をあさっていたら、たまたま以下の記事を見つけた。 https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/08/14/ashraf-ghani-afghans-their-international-partners-have-paid-costs-now-were-taking-risk-peace/ 中東アフガニスタンのガニ大統領による寄稿。 腐っても一国の大統領の寄稿であるにもかかわらず、ワシントンポストの紙面上ではあまり目立っていなかった(しかも掲載日は土曜) 正直アフガン情勢に興味はなかったが、他に読みたい記事も見当たらな…
朝更新するとか前回言ったわりに日曜が挟まったり、ほかの記事書いたりで3日も空いてしまいましたが、気を取り直して今日のニュース。 ◆米元CIA職員、中国へのスパイ容疑で逮捕 Financial Times 米司法省の17日の発表によると、香港出身の元CIA職員(67)が中国へのスパイ容疑で逮捕された。 この元職員は、CIA職員時代(1982-89)に別の元職員(87歳、逮捕者の血縁者)と共謀して中国へのスパイ活動を10年以上にわたり行った罪で逮捕された。有罪になれば無期懲役となる見通し。共謀者の方は重度の認知症により逮捕はされなかった。 逮捕された元職員は、CIA退職後の2001年に香港のホテル…
最近、ブログの内容や方向性について悩みつつあるものの、とりあえず普段読んでいるニュースは備忘録の意味も込めてアウトプットしていこう思う。 とりあえず朝の更新を目標にやってみたい(不定期の仕事をしているため、曜日や時間帯は都度変わるかもしれません) では早速。 ◆ブラジル産の冷凍鶏肉にコロナかー中国 なんかまあ今更といえば今更な感じもするけど、中国がブラジルから輸出された冷凍食品(鶏肉など)に対して本格的にコロナ検査を行うらしい。 Financial Times 最近コロナのニュースへの関心が薄くてあんまりフォローしてなかったけど、FTの記事だと7月頭の段階で中国は冷凍食品からコロナを発見してい…
毎年8/6になると広島への原爆投下に関して世界中のメディアが何かしら報道を行うなか、米国のウォールストリート・ジャーナルは以下のコラムを掲載していた。 jp.wsj.com 内容はタイトルの通りで、原爆投下してなかったら日本本土に米軍が攻め入って、もっと多くの日本人が死んでたからやっぱ原爆投下して正解でしたわ、というもの。 コラムの筆者は原子物理学者さんらしいが、日本人にはいささか酷な内容になっている。 「2つの原爆投下による日本人の死者数は推計12万9000~22万6000人。米国政府による1945年7月の報告書は、日本の本土に侵攻した場合の日本人死者数を500万~1000万人と見積もってい…
昨今、何かと話題の発達障害(ADHD、アスペ)について色々考えを巡らせていた際、ふと発達障害の逆パターンはないのか?というアイデアが頭をよぎった。 実のところ、私自身も発達障害のグレーゾーンと診断されていて、何度か病院に通ったこともあり、家には何冊も発達障害関連の書籍があったり、時には薬も服用していた。 発達障害は人によっては「甘えだ!」ともいわれるくらい境目があいまいな病だが、念のため書いておくと、発達障害患者は脳に明確な障害・欠陥があり根性論ではどうしようもない。 例えばADHD患者であれば、人間の集中力・注意力・思考力の源とも呼べる脳の物質(ドーパミン)が生まれつき人よりも少ない。 厳密…
お疲れ様です、かるなです。 最後の投稿から少し時間が空いてしまいました。ブログを始めてから約5カ月が経過し、振り返りの意味も込めて少し時間をいただいていました。これからまたまったりと再開していきたいと思いますので引き続きよろしくお願いします。 記念すべき再開記念として、今回は日本が誇る偉大な国際政治学者、高坂正堯先生の著書「世界地図の中で考える」(新潮選書)のレビューを行ってみた。 www.amazon.co.jp この本を取り上げた経緯としては、尊敬する国際政治学者で安倍政権のアドバイザーも務める細谷雄一教授が、コロナ禍におけるブックカバーチャレンジでこちらの本を自身が最も感銘を受けた本とし…
お疲れ様です、かるなです。 最近コロナ疲れ(?)によりニュースから少し離れており、代わりにストレス発散も含めて、今流行りの「鬼滅の刃」(週刊少年ジャンプ)を読んでみました。今日はその感想になります。 ※以下、ネタバレ含む恐れがあるのでお読みいただく場合は、ご注意ください。 今回私はこの鬼滅の刃という作品をアニメで観た後、20巻まで止まることなく一気に読み進めた。たしかに面白かった。一方で、この作品も最近流行りの「恐怖感」を利用した作品だったなぁとつくづく思った。 より厳密にいうなら、「人類が未知の敵にグロテスクな描写とともに駆逐される恐怖感」、あるいは、一人一人のキャラがどのように惨殺されるの…
お疲れ様です、かるなです。 政府と各都道府県知事の対立・足並みの乱れが指摘されているが、それについて昨日のワシントンポストは以下のように綴っていた。 「日本版トランプ vs クオモ」 コロナ対策をめぐる米国のトランプ大統領とニューヨーク州のクオモ知事の対立が日本の安倍首相と小池都知事の対立に似てるでっていう記事。 「トランプ大統領役は安倍首相。経済的ダメージ避けようとしてコロナへの対応を躊躇したとして批判を浴びている」 「ニューヨーク州のクオモ知事役は小池百合子都知事。コロナの脅威に対し、はるかに毅然とした対応を取っている。日々の定例会見では、明確なメッセージと気さくなスタイルで評価を高めてい…
お疲れ様です、かるなです。 中国外交部 駐香港特派員の謝锋(Xie Feng)氏が12日のウォールストリートジャーナルに寄稿した。タイトルは「中国は世界のコロナとの闘いを支援したい」(China Wants to Help the World Fight Coronavirus) 謝氏は寄稿の前半部で、ウイルスの発祥地をめぐり中国が非難されていることに強い不快感を示し、他国の「無能なウイルス対策」の尻拭いをするくらいなら次回以降、ウイルス検査も情報の共有も行わない方針をちらつかせた。 「中国はウイルスの感染拡大を最初に発見・報告し、原因となる病原菌を特定した上で、ウイルスのゲノム配列をWHOと…
お疲れ様です、かるなです。 昨日のフィナンシャルタイムズ紙で気になるコラムがあった。そのコラムによれば、米国の研究者らがワクチン開発促進に向け、新型コロナ感染ボランティアを募集するウェブサイトを立ち上げ、世界中からボランティアを募集しているらしい。 Financial Times 取り上げられたのは以下の「1 Day Sooner」(一日でも早く)というサイト。 1daysooner.org 本日時点で、102カ国1万6000人以上のボランティアが集まっている。 具体的にどういうボランティア内容かというと、ワクチン候補ができた際、ワクチンが本当に効くかどうか試すために、ワクチン接種後に新型コロ…
お疲れ様です、かるなです。 巷では政府による検察庁法案改正の動きにより、「三権分立の原則違反」などとの批判が強まっている。 これについて政治ジャーナリストの田崎史郎氏は本日昼の報道番組で、内閣を構成する議員らは国民から選ばれているため、政府の行動は究極的には国民の意思に基づく行為であり、責任所在が政府ではなく国民全員にあることを示唆した。 安倍が悪いんじゃない、選んだ国民全員が悪いんだ、という田崎氏の主張はネット上でも反響を呼んだ。 このロジックに基づけば、国民を代表する議員および政府は、司法介入だろうが戦争行為だろうが何でもできるということを意味しかねず、たしかに暴論と言われても仕方ないかも…
お疲れ様です、かるなです。 ドイツのクランプ・カレンバウアー国防相が本日のフィナンシャル・タイムズに寄稿し、NATO(北大西洋条約機構)の重要性を改めて強調した。 クランプカレンバウアー国防相は寄稿の中で、今後のNATOの在り方に関して3つの提言を行った。 1つ目の提言として、NATOの改変は不要との見解が示され、民主主義・自由・法の支配などの基本原則や、集団防衛(1国が攻撃されれば全加盟国への攻撃とみなし、全加盟国が協調して対応)の原則を引き続き維持していくと訴えた。 この点において、特に安全保障の重要性を強調し、第二次大戦後のドイツでの「経済の奇跡(Wirtschaftswunder)」に…
お疲れ様です、かるなです。 日本の財務省は8日、2019年11月の臨時国会で成立した「改正外為法」の施行に伴い、海外投資家からの出資について事前審査の対象となる企業のリストを公表。 外資規制、重点審査518社 トヨタやソフトバンクG :日本経済新聞 対内直接投資審査制度について : 財務省 これにより来月7日から、外国企業・外国人投資家がリスト上の日本企業に1%以上出資する際には、政府への事前届け出が必要になる(従来は10%以上) これらのリストに挙げられた企業は、原子力や武器製造など国の安全保障の観点から重要技術を持つとされる企業で、外為法の見直しは、日本の軍事・安全保障上の機密技術などが企…
お疲れ様です、かるなです。 恐れていた事実がついに明らかになってしまいました。 医学専門誌「JAMA Network Open」が7日に掲載した中国の研究によると、新型コロナの男性患者の精液からもウイルスが検出された。 新型コロナ、感染男性の精液からウイルス検出 中国研究 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News 中国・河南省にある商丘市立医院の研究チームが行った研究によれば、15歳から50歳代までのコロナ感染症患者38人のうち、6人の患者の精液から新型コロナに由来する遺伝物質が見つかったとのこと。 AFPの記事によれば、「今回の研究は『サンプルの規模が小さいことによる制約』を受けており、…
お疲れ様です、かるなです。 少しいつもより時間が空いてしまいましたが、実は連休中、こちらの本を読んでいました。 str.toyokeizai.net この本は、気鋭の日本の国際政治学者たちが、冷戦後の「新しい地政学」について論じた最新の概説書(先月発売) 何がすごいってその国際政治学者たちの顔ぶれが超豪華。 JICA理事長を務める北岡伸一を筆頭に、細谷雄一、田所昌幸、篠田英朗など、著名な国際政治学者が結集して書き上げた作品。 この本の主題はずばり、冷戦が終わった今、「地政学(Geopolitics)」に再び焦点が集まっていますよ、というもの。 地政学というのは読んで字のごとく、地理的観点から政…
お疲れ様です、かるなです。 本日のフィナンシャルタイムズは、最近人々の間で軽視されがちな「国の債務」に関するコラムを掲載した。 Financial Times 現在、日本を含む各国政府がコロナ危機に伴う補償費増大に直面し、赤字国債などの形で補償費を調達、戦時中にも匹敵する規模の金融緩和策を講じている。 これらのカネは全て、国が将来にわたり国民に返済していかなければならない「国の借金」。 本日のFTのコラムでは、国による新規通貨発行(新たにカネを刷る)や近年続く金融緩和策そのものの是非について、Yesの立場(通貨発行・金融緩和 賛成派)とNoの立場(通貨発行・金融緩和 反対派)の二つの意見が掲載…
お疲れ様です、かるなです。 最近、米国内での中国叩きが以前にも増して激しい。 1日のワシントンポストは社説で、中国によるコロナ関連の情報操作を批判しつつ、中国による欧州への圧力が強まっている事実を指摘した。 https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/china-has-turned-to-bullying-to-avoid-accountability-it-may-be-working-on-europe/2020/04/30/30be39c2-8977-11ea-9dfd-990f9dcc71fc_story.html …
お疲れ様です、かるなです。 気がついたらあっという間に5月ですね。今月もよろしくお願いします。 本日のフィナンシャルタイムズは、大気汚染レベルとコロナ死亡率の関連を指摘する研究結果について報道。 Financial Times イタリアで最大の被害を出している北部ロンバルディア州の州都ミラノの市長は、同地域で以前から報告されている大気汚染度の高さがウイルスの被害を拡大させた可能性を指摘した。 イタリアでは、国内の感染者約2万7000人のうち、半数がこのロンバルディア州で報告され、死亡率は18%。それ以外の地域での死亡率10%前後と比較すると圧倒的に高い。 これに関連して、現在米ハーバード大の研…
お疲れ様です、かるなです。 「あつ森」こと「あつまれ どうぶつの森」(任天堂)がコロナ自粛の中で爆発的なヒットを生むなか、あつ森内の「中央銀行による金利引き下げ」が本日のフィナンシャルタイムズ紙の1面を飾った。 Financial Times 思わず拍子抜けするような中身だが、記事のタイトルは「『どうぶつの森』のプレイヤー、ゲーム内の利下げ受け危険な掛けに」(Nintendo’s ‘Animal Crossing’ gamers make riskier bets after virtual rate cut) どうぶつの森はその名の通り、ゲーム内のどうぶつたちと共に生活を送りながら、家を建て…
お疲れ様です、かるなです。 ここ数カ月、コロナの致死率に関する報道が多くなされてきた。しかし、報道やタイミングによって正確な致死率は毎回ぶれているような気がする。 よく指摘されているのは、一般に公表されている死者数の多くは「病院で死亡した人」「感染が判明している人」のみの数字で、「家で死亡した人」や「感染が特定されないまま死亡した人」はカウントされていないため、実際の死者数はもっと多いという考えだ。 このような疑念を解消すべく英フィナンシャルタイムズが実施した調査によれば、コロナの実際の死者数は、報告されている数より各国平均60%程度高いという。 Financial Times FTが行った調…
お疲れ様です、かるなです。 ここ数日、「漂白剤」「消毒剤」という言葉がツイッター上でバズっている。 「消毒剤」「漂白剤」がコロナ関連ツイートでトップ-米大統領発言後 - Bloomberg きっかけは、米国・トランプ大統領の23日の記者会見での発言。 この日、トランプ大統領は、漂白剤などの消毒剤や紫外線がコロナウイルスを死滅させるのに有効との研究結果報告を受け、会見に臨んだ。 以下のBBCの記事が問題のトランプの発言を日本語でまとめてくれている。 トランプ氏、「消毒剤」による新型ウイルス治療に言及 医師ら「危険」 - BBCニュース (以下BBCの翻訳より) トランプ氏は、「仮に我々が、紫外線…
お疲れ様です、かるなです。 本日の英フィナンシャル・タイムズ紙によると、これまで新型コロナ治療薬候補の中で最有力とされていた米ギリアド・サイエンシズ社の「レムデシビル」が、初期段階の臨床試験(治験)に失敗したことが明らかになった。 Financial Times 新型コロナ治療薬候補「レムデシビル」、治験失敗 WHOが誤って公開 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News 治験結果の草稿が誤ってWHOのウェブサイトに掲載されたのをFTが発見し、最初に報じたとのこと。掲載された要約はその後すぐに削除された。 記事によると、ギリアド社が中国で実施した初期の臨床試験において、レムデシビルの投与によ…
お疲れ様です、かるなです。 前々から気になっていたが、WHOのテドロス事務局長による意味深ツイートが後を絶たない。 通常のテドロス氏のツイートは、以下のように政府関係者の声を取り上げたり、海外の芸能人・アーティストの取り組みに賛同したりする内容で、特段違和感はない。 Thank you @Lenin, President of #Ecuador, for such a constructive and important discussion today. @WHO and @PAHO will do everything we can to support your country and …
お疲れ様です、かるなです。 本日のウォールストリート・ジャーナルは、米国のロバート・オブライエン国家安全保障問題担当大統領補佐官の寄稿を掲載した。 Seven Fateful Coronavirus Decisions - WSJ 政権関係者がWSJに寄稿するときは、大抵、トランプ政権の取り組みを正当化するだけなのだが、本日のオブライエン補佐官の寄稿は特にそれが露骨だった。 オブライエン補佐官は、コロナ危機の中で「トランプ氏を大統領に持つことができた米国は幸運だ」として、トランプ氏が下した以下の7つの決定・対応事項を称賛した。 1. 対策チームの設立(1/29) ペンス副大統領指揮の下、いまや…
お疲れ様です、かるなです。 最近、一部の国々の間で、発送したはずのマスクや防護服などの品物が自国ではなく「別の場所」に届く事例が報告されているらしい。 本日の英フィナンシャル・タイムズ紙は社説で、コロナ危機による保護主義の強まりを示す一例として、米国の不当な買い占め、ひいては「爆買い」とも呼べる行為を取り上げた。 Financial Times 米国は先日、世界的素材メーカー3M社にマスクの増産を指示するとともに、同社に対して、カナダ・中南米地域への輸出をストップするように指示した。 3M社側は、さすがにそれはできないということで、話し合いの結果、中国、シンガポール、韓国から米国向けに輸出を増…
お疲れ様です、かるなです。 仕事が長引いてしまいニュースをチェックする時間がなさそうなので、今日は「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」の進捗報告。 英語で楽しむRPG - Unsocial Hours トップページ|『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』公式サイト 以下、ネタバレ含みますのでご注意下さい。 これまでこつこつ進めていたポケダンDXですが、序盤のストーリーをクリアし、無事に最初のエンディングを迎えることができました。 まだ4分の1くらいしか進んでいないようなのに、なぜかエンディングロールが流れ、「え、これで終わり?」と焦ったのも束の間、まだちゃんと続くようだ。 正直、最初…
お疲れ様です、かるなです。 これまで別名「新型肺炎」と称されてきた新型コロナウイルスによる疾患だが、どうやら名前の見直しが必要かもしれない。 米ワシントンポストによると、コロナ患者の多くが、肺だけでなく心臓、腎臓、神経、血管、腸、肝臓などの臓器で機能障害を引き起こしているとの事実が世界中の治療結果から明らかになりつつあるらしい。 https://www.washingtonpost.com/health/coronavirus-destroys-lungs-but-doctors-are-finding-its-damage-in-kidneys-hearts-and-elsewhere/20…
お疲れ様です、かるなです。 本日の英フィナンシャル・タイムズ紙によると、中国のオンラインストリーミング会社による日本のアニメーターのヘッドハンティングが増えているらしい。 Financial Times 仕事量の割に賃金が低いことで知られる日本のアニメ業界の窮状につけこみ、優秀なアニメーターに高賃金を支払うことで人材を獲得しているようだ。 記事の中で紹介されたのは、中国の大手アニメ制作スタジオ「彩色鉛筆動漫」の日本法人"Colored Pencil Animation Japan"という会社。中国の親会社の方は、世界最大級のゲーム・IT企業「テンセント」から出資を受けている。 www.cpaj…
お疲れ様です、かるなです。 中南米でもコロナが拡大するなか、ニカラグアでは「大統領失踪」との声がささやかれ始めている。 https://www.washingtonpost.com/world/the_americas/coronavirus-nicaragua-daniel-ortega-missing/2020/04/11/3ad1fafc-79c3-11ea-a311-adb1344719a9_story.html コロナ感染者が国内で報告される一方、ニカラグアのオルテガ大統領はかれこれ1カ月近く国民の前に姿を見せていないという。 政府曰く、大統領は執務を続けているとのことだが、国民は大…
お疲れ様です、かるなです。 米ウォールストリート・ジャーナル紙は本日社説を掲載し、米国の政府当局による行き過ぎたコロナ関連規制を批判した。同紙によれば、コロナ関連の規制・取り締まりが強まるにつれ、米国各地で行き過ぎた当局の対応が報告されているという。 西部コロラド州では、ほぼ誰もいないソフトボール場で、妻と6歳の娘と遊んでいた夫の男性が逮捕された。警察は夫の男性が同州で課されている「集会の禁止」に違反したと述べているが、同州の規定で禁止されていたのは5人以上の集会だという。 また首都ワシントンDCでは現在、たとえ他に誰もいなかったとしても、公園のベンチに座ることは規制違反にあたる。 南東部ケン…
国営ボイス・オブ・アメリカを「中国の声」と批判する米政府
お疲れ様です、かるなです。 米ホワイトハウスは10日、公式HP上で、米国政府が運営する放送局「ボイス・オブ・アメリカ(Voice of America, VOA)」は米国民ではなく敵国を代弁していると激しく批判した。 Amid a Pandemic, Voice of America Spends Your Money to Promote Foreign Propaganda The White House https://www.washingtonpost.com/lifestyle/media/white-house-attacks-voice-of-america-claimin…
お疲れ様です、かるなです。 コロナ危機を受け、治療のための人工呼吸器不足が各国で叫ばれているが、人工呼吸器を装着すること自体に相応のリスクがあると訴える声が上がってきている。 米ウォールストリートジャーナルは、コロナに感染し、人工呼吸器を装着することになった患者の声を取り上げつつ、人工呼吸器・集中治療の後遺症について記事を掲載した。 After ICU, Coronavirus Patients’ Ordeal Is Far From Over - WSJ とある米国人女性は、搬送先の病院で人工呼吸器を付けられてから機器が外れるまで9日かかったという。 「自分がどこにいるのかまるで分かっていな…
お疲れ様です、かるなです。 これまで年齢や性別などで感染率や死亡率が異なると噂されてきたコロナだが、ついに人種間でも格差が表れたようだ。 昨今、感染者・死亡者ともにまさにオーバーシュートしている米国だが、最新の統計データから、黒人・ヒスパニック系人種の死亡率が特に高いことが明らかになっている。 これについてCNNが以下の記事でわかりやすく報じてくれている。 Here's the racial breakdown of coronavirus victims in New York 記事では、ニューヨーク州全体およびニューヨーク市の人種別死亡率と人口に占める割合が挙げられている。以下がその数字。…
お疲れ様です、かるなです。 ついに安倍総理が緊急事態宣言を出しましたが、海外の反応は案の定厳しい。 英フィナンシャル・タイムズ紙は、 Financial Times 「完全なロックダウンなしにコロナ抑制できるかどうかは賭け」 「今回の緊急事態宣言による業務停止命令に拘束力はなく、多くの販売店、飲食店、工場は営業の継続を許可されることから、措置の効力に関しては疑念がある」 「日本では多くの感染者が見つかる一方、大規模な検査は行われていない。その中で、一国が完全なロックダウンなしにコロナを抑えらえるかどうかを見極める上で、他国は今回の安倍政権の試みを注視するだろう」 また、米ワシントンポスト紙の見…
お疲れ様です、かるなです。 いよいよ日本でも緊急事態宣言が発動されるほど深刻な事態になったコロナ危機ですが、逆に現時点でコロナ感染が確認されていない国はどこなのか気になったので調べてみました。 ちょうど以下のBBCの記事に、4/2時点で感染が確認されていない国が挙げられていた。 新型ウイルス、世界で最後に到達するのはどの国? - BBCニュース 4/2時点では、 コモロ、キリバス、レソト、マラウイ、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、北朝鮮、パラオ、サモア、サントメ・プリンシペ、ソロモン諸島、南スーダン、タジキスタン、トンガ、トルクメニスタン、ツバル、バヌアツ、イエメン の19カ国がまだ…
お疲れ様です、かるなです。 これまで様々な偉人たちがコロナ危機を前に意見を述べてきたが、ついに米国の誇る偉大な外交官、ヘンリー・キッシンジャーまでもが自らの意を口にした。 キッシンジャーといえば、冷戦期の米国で、ニクソン、フォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官を務めた最も偉大な外交官の一人。国際政治学者でもあるキッシンジャーは、多くの書籍・回顧録も出していて、研究者の間でも広く読まれている。 そのキッシンジャーがコロナに関して、昨日のウォールストリートジャーナルに寄稿を投稿した。タイトルは「新型コロナウイルスのパンデミックは世界秩序を永久に変える」(The Coronavi…
お疲れ様です、かるなです。 各地で少しでもコロナをポジティブに捉えようとする動きがみられるなか、新たにインドで生まれた双子につけられた名前が話題になっている。 記事によると、3/27にインド中部で生まれた男の子と女の子の双子は「Corona」と「Covid」と名付けられたらしい。 Twins born during pandemic named Corona and Covid Metro News 出生時に乗り越えた困難をいつまでも心に留めておくために付けたそうだ。 母親「出産には複数の困難が伴いました。なので私と夫はこの記念すべき日を記憶に刻むため、このように名付けました」 「たしかに…
お疲れ様です、かるなです。 ちょっとあまりにもコロナのニュースしかないので、今日は個人的におすすめの英語習得法について書いてみることにします。 一応このブログ、英語の勉強ためにも活用すると当初宣言してたので、、笑 英語はできるようになりたいけど、留学に行くお金も時間もないし、かといって書店の学習本を買っても続かない、という声をよく耳にする。 その中で個人的におすすめしたいのが、英語でゲームをクリアすることだ。なかでもRPGゲーム。 理由は単純で英語が理解できないと絶対にクリアできないから。 結局、物事をマスターするにはそれができないと死んじゃう!という状況を作り出すのが上達への一番の近道だと思…
お疲れ様です、かるなです。 本日、日本の安倍総理がコロナ危機に関して「現時点で緊急事態宣言を出す状況ではない」との認識を示した一方、世界の指導者たちの認識はそれとは少し異なるようだ。 首相「緊急事態宣言出す状況にない」 午後に専門家会議(産経新聞) - Yahoo!ニュース 本日の英フィナンシャルタイムズ紙に、ドイツのシュタインマイヤー大統領、ヨルダンのアブドラ国王、シンガポールのハリマ・ヤコブ大統領、エチオピアのゼウデ大統領、エクアドルのモレノ大統領の5人による共同寄稿が掲載された。5人は欧州、中東、アジア、アフリカ、南米の5地域をそれぞれ代表しているとされる。 この寄稿を通じて5人の指導者…
お疲れ様です、かるなです。 ハンガリー議会は30日、新型コロナ対応強化に向け、「独裁指導者」で有名なオルバン首相の首相権限を無期限に拡大する法案を可決した。 https://www.washingtonpost.com/world/hungarian-parliament-hands-orban-power-to-rule-unchecked/2020/03/30/cc5135f6-7293-11ea-ad9b-254ec99993bc_story.html ハンガリーの首相権限、無期限に拡大 「独裁」か (写真=ロイター) :日本経済新聞 今回可決された法案により、非常事態時にオルバン首相が…
お疲れ様です、かるなです。 本日の米ワシントンポスト紙に「米国は、コロナ対策で日本と韓国をどちらを見習うべきか?」という記事が出ていた。 https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japan-targets-coronavirus-testing-while-south-korea-goes-big-the-us-faces-which-path-to-take/2020/03/28/97e81b44-6eb6-11ea-a156-0048b62cdb51_story.html 記事では、日本と韓国の採用するPCR検査の実施の仕方が主に…
お疲れ様です、かるなです。 世界がコロナで苦しむなかで、花見に行ったり、外出を控えなかったり、日本人はコロナの脅威を真剣に捉えていない!との批判が今週だけで多く寄せられた。 米ニューヨークタイムズ紙の東京支局長は、先日の安倍総理の会見について、日米の記者会見室の様子の違いから、両国の危機意識の違いを皮肉交じりにツイートした。 Interesting contrast of reporter spacing protocols in press conferences in Japan vs United States pic.twitter.com/4YuPvAnFdy — Motoko Ri…
お疲れ様です、かるなです。 世界各地で収まる気配のない新型コロナの状況を受け、ついに国際社会では「世界政府」の樹立が叫ばれ始めた。 声を上げたのは、リーマンショック時の英国を指揮したゴードン・ブラウン元首相(2007-2010)。英ガーディアン紙が26日に元首相の訴えを報じた。 Gordon Brown calls for global government to tackle coronavirus Politics The Guardian ブラウン氏は、新型コロナにより生じている医療・経済危機を乗り越えるには「世界的に協調の取れた対応が必要」とし、一時的な世界政府の樹立を提言した…
お疲れ様です、かるなです。 エチオピアのアビー・アハメド首相が本日の英フィナンシャルタイムズ紙に寄稿を投稿した。 アビー首相は隣国との領土紛争解決に尽力し、2019年にその功績を評価されノーベル平和賞を受賞したエチオピアの英雄。またエチオピアはWHOのテドロス事務局長の出身国でもある。 アビー首相は寄稿を通じて、「コロナ対応でアフリカを救わないと先進国含む世界全体がやられるぞ」とのメッセージをしきりに訴えた。 寄稿の主な内容は以下の通り。 ・アフリカのような経済・医療後進諸国では、先進国のような抜本的対応はすぐにはできない。アフリカでウイルスを抑えられなければ、必ず先進国含む世界全体に再び拡散…
お疲れ様です、かるなです。 欧州のスロバキア議会は昨日、新型コロナ対策として、人々の携帯電話位置情報を保健当局が収集・利用・監視するのを許可する法案を正式に可決した。 人々が政府の隔離命令を遵守しているかどうかを位置情報を使って監視する狙いだという。スロバキアは人口約550万、これまでに216人の感染者が出ている。 政府関係者によれば、今回の位置情報による監視措置は、同様の措置を導入したことでウイルスの拡大抑止に成功しているシンガポール、韓国、台湾の例に倣ったという。 一方で、人々の位置情報を政府が監視することに、一部の識者からはプライバシーの侵害、行き過ぎた統制であるとの反発の声が出ている。…
お疲れ様です、かるなです。 WHOのテドロス事務局長とマーク・ローコック人道問題担当国連事務次長が昨日、米ワシントンポスト紙に寄稿を投稿した。タイトルは「コロナにもそれに対する人類の対応にも国境という境は存在しない」("Covid-19 knows no borders. Our response shouldn't, either") https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/wealthy-nations-pandemic-fight-doesnt-stop-at-their-borders/2020/03/24/94a…
お疲れ様です、かるなです。 昨日、英フィナンシャルタイムズ紙と米ウォールストリートジャーナル紙の各外交担当コラムニストが、コロナ後の世界のパワーバランスについて、互いに共通する見解を示した。 FTの主席外交担当論説員のギデオン・ラックマン氏は、「ナショナリズムはコロナウイルスの副作用」とするコラムを投稿。また、WSJの外交政治担当論説員のウォルター・ラッセル・ミード教授は「コロナウイルスはポピュリズムを断ち切れるか?」というコラムを投稿した。 Financial Times / 【オピニオン】新型コロナはポピュリズムを断ち切るか - WSJ まず、二人が共通して主張したことの一つに世界の「サプ…
お疲れ様です、かるなです。 米ワシントン・ポスト紙は23日、当時の日本政府の命令に背き、独立して迅速かつ的確なコロナ対応を行った結果、功を奏した例として、日本の和歌山県を絶賛する記事を掲載した。 https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japan-coronavirus-wakayama/2020/03/22/02da83bc-65f5-11ea-8a8e-5c5336b32760_story.html 和歌山県の対応は、「Wakayama Model」と称され、それを指揮した仁坂吉伸・和歌山県知事含む県の関係者らの取り組みが紹介され…
お疲れ様です、かるなです。 連日連夜コロナが報じられていて、コロナという名前を聞きたくない、コロナという言葉で自己暗示にかかりそう、と思ったのでコロナへのイメージを変えるために日本名を付けてあげようと思いました。 ニュースもほんとにコロナばっかりなので少し息抜きということで。 コロナのイメチェンです。 おそらくこれを今、世界で最も真剣に取り組んでるのはコロナビールを作っている会社でしょうか。 新型コロナウイルス:「38%がコロナビール離れ」は起きていない(平和博) - 個人 - Yahoo!ニュース と思ったら意外に影響でてないですよ的な記事がでてきた。まあでも少なからず影響あるでしょう。 ち…
お疲れ様です、かるなです。 新型コロナが世界中で拡大する傍ら、日本の東京オリンピック関係者は、五輪の中止・延期を否定し続けている。 関係者内部、スポンサー、アスリート、各国首脳からも中止・延期の声が寄せられるなか、米ワシントン・ポスト紙は皆の声を代弁する社説を掲載した。タイトルは 「東京五輪は開催不可能」 https://www.washingtonpost.com/opinions/the-olympics-must-be-canceled-or-postponed/2020/03/20/b0b560ce-6ad2-11ea-b313-df458622c2cc_story.html 「世界が…
お疲れ様です、かるなです。 世界中で新型コロナのパンデミックが起きるなか、膨大な数の患者の治療が進むにつれ統計データの収集も進んでいる。 その統計データの一つから、男性の方が女性よりも致死率が高いという事実が明らかになりつつある。 昨日の米ワシントンポスト紙によると、イタリア・韓国など、最近感染者が爆発的に増えた国の統計データがそれを裏付けつつあるという。 https://www.washingtonpost.com/climate-environment/2020/03/19/coronavirus-kills-more-men-than-women/ イタリアの政府保健機関の発表によると、…
お疲れ様です、かるなです。 新型コロナをよそに、ついに米中間で「米中冷戦」という言葉が飛び交うようになった。 新型コロナが連日報じられるなか、どの程度世間に認識されているかは定かでないが、先日勃発したメディアをめぐる米中間の対立がいまだ収束していない。 そんな中、ついに米中双方の当事者が「米中冷戦」という言葉を持ち出し始めたのだ。 <目次> 時系列のおさらい 米国メディアの反応 中国外務省の反応 時系列のおさらい これまでの流れを軽くおさらいすると、 ◆2/18: 米国 ・中国メディア5社を「外国の宣伝機関」に認定(対象は、国営新華社通信、中国国際テレビ(CGTN)、中国国際放送(CRI)、英…
お疲れ様です、かるなです。 バーナンキ元米連邦準備制度理事会(FRB)議長とイエレン前議長が本日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙に共同寄稿を行い、新型コロナに対する金融措置の強化を訴えた。 この二人が誰やねんという方は、簡単に言うと、日銀の黒田総裁の米国バージョンにあたるポストに就いていた人だ。 FRBはこれまでに、FF金利レートの緊急利下げ(誘導目標を1%引き下げ、年0~0.25%を目指す)や、7000億ドル(約75兆円)規模の量的緩和(米国債、住宅ローン担保証券(MBS)の買入れ)を発表している。 金融、経済に関心が少ない人にとっては、何のことやら、という感じかもしれないが、前者は…
お疲れ様です、かるなです。 昨日、米ワシントン・ポストに不吉なタイトルの記事が出ていた。 「休校措置は、米疾病管理予防センター(CDC)のガイドラインと食い違う」 以前の記事でも紹介したが、米国のCDCは、日本の国立感染症研究所の約50倍の規模を誇る、世界最高の疾病・感染症研究所。 米紙「日本の問題は疾病対策センター(CDC)がないこと」 - Unsocial Hours 現在、米国を始めとする世界各国で、日本が実施したような短期間の休校措置が行われている。 しかし、記事によれば、米CDCは先週、「短・中期間の休校措置は、新型コロナの感染拡大予防に効果がない」とする新たなガイドラインを発表した…
セルビア「頼れるのは中国だけ、習近平は兄弟、欧州の結束はおとぎ話」
お疲れ様です、かるなです。 欧州連合(EU)が15日、マスクやゴーグル、防護服など、医療用品のEU域外への輸出制限を発表した。理由は言うまでもなく、新型コロナ対策。 このEUの輸出制限に対し、早速、EU域外の関係国から批判が寄せられた。 今回、声を上げだのは、南東ヨーロッパの国、セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領(Aleksandar Vučić)。 ブチッチ大統領は15日夕方、記者会見を開き、国家非常事態を宣言した。 しかし、大統領は記者会見冒頭、EUへの怒り・失望と中国への信頼を示す言葉を発した。 Serbia Imposes State of Emergency, Pleads f…
お疲れ様です、かるなです。 英国ロンドン北部の病院で13日、生まれたての新生児から新型コロナウイルスの陽性反応が検出された。英国各紙が報じている。 Newborn baby tests positive for coronavirus in London World news The Guardian Newborn baby 'tests positive' for coronavirus at London hospital Metro News UK coronavirus cases hit 1,140 as death toll almost doubles to 21 …
お疲れ様です、かるなです。 昨今、新型コロナをめぐり米国と中国の間で壮絶な罵りあい、責任転嫁が続いています。 そんな中、最近ネットで話題となったのが、中国外務省、趙立堅・副報道局長のこちらのツイート。 2/2 CDC was caught on the spot. When did patient zero begin in US? How many people are infected? What are the names of the hospitals? It might be US army who brought the epidemic to Wuhan. Be transpa…
お疲れ様です、かるなです。 本日、ショックなニュースが入ってきました。 カナダのトルドー首相の妻、ソフィー夫人に新型コロナウイルスの感染が確認された。 カナダ首相夫人 新型コロナウイルスの検査で陽性反応 NHKニュース また、国連フィリピン代表部のフィリピン人女性外交官も本日、感染が確認された。 国連ニューヨーク本部での会合に参加し、数名の外交官と会話したり、会議室1部屋を使用したとのこと。 国連本部で初の新型コロナ感染確認、比外交官 - ロイター どこまで感染拡大するんや、、、という悔しさから本日は、各国の政府関係者の間でどのくらい感染者が出ているのか、興味がでら、まとめてみることにした…
お疲れ様です、かるなです。 本日仕事中、中国が米国の出した人権レポートにぶちぎれているというニュースをたまたま目にした。 米国作成の人権レポートとはなんぞやと思い調べると、米国国務省は毎年3月、各国の人権状況に関する年次報告書を出しているらしい。それがこちら。 Country Reports on Human Rights Practices - United States Department of State 各国の人権ランキング的な形になっているのかと思いきや、各国ごとに一つ一つ丁寧に人権の状況が記載されており、ランキング形式にはなっていなかった(残念) というわけで早速気になる日本の項…
お疲れ様です、かるなです。 相変わらず新型コロナのニュースが絶えないなか、ロシアでは新たな憲法改正案が無事に可決された。 この憲法改正で、プーチン大統領は、ロシア史上、最長指導者となり、スターリン書記長の就任期間を上回ることになる。 これまでの憲法では、ロシアの大統領は、任期6年・連続2期までとされていた。連続でなければ何期でもやっていいわけだ。 しかし、新たな憲法案では、任期6年通算2期までに変えられる。つまり連続かどうか問わず合計2期(12年)以上はできない。 プーチン氏の経歴を振り返ると、2000-2008年に2期連続で大統領を務めている(当時大統領の任期は4年×2期) 既存の憲法下だと…
お疲れ様です、かるなです。 メキシコの首都メキシコシティで3月9日、街から一切の女性が消えた。 学校、会社、飲食店、役所など、街の多くの場所でも女性の姿が見られなくなった。 これは3月8日の国際女性デーを受け、メキシコシティの女性が翌9日(月)に起こしたデモの一環だ。 メキシコを含む中南米の女性にとって、この国際女性デーというのはひときわ重要な意味を持つ日らしい。 国際女性デー HAPPY WOMAN ONLINE|ハッピーウーマンオンライン メキシコでは、フェミサイド(Femicide)と呼ばれる女性のみを狙った殺人事件が横行している。 しかもただ殺されるだけではない。その多くが惨殺され…
お疲れ様です、かるなです。 米ワシントン・ポスト紙の新型コロナ特集ページでまた日本の記事が出ていた。 「東アジアの仕事文化はコロナの感染拡大を促す」と題されている。 内容はタイトルの通り、よくありがちな「ニホンジンハ、ハタラキスギ」系の記事。 「日本では、病気で仕事を休めば、眉をひそめられるだけでなく、休んだ日は有給としてカウントされる」 「日韓の保健当局は、新型コロナに加えて、仕事の仕方に関する凝り固まった見方と戦っている」 「(専門家の発言として)他国と比べて、日本はコロナをより広めやすい仕事文化を持っている。(これを踏まえると)感染症状が出た後も仕事を続け、職場の同僚や顧客にウイルスをう…
お疲れ様です、かるなです。 タイトルは3月2日放送の米FOXニュースの中で、司会者のJesse Watters氏が述べた言葉。 「中国に対して、ただ正式に謝罪してほしい、それだけです」 「新型コロナは中国発祥だというのに、これまで中国から一言も謝罪の言葉を頂いてないんですよ。単純に「悪かった」、その一言で済む話です」 「中国からの正式な謝罪が、明日、もらえると信じてます。習近平氏からでも大使館からでも構いません。今ここに座っているコメンテーターの方々とともに、正式な謝罪を要求します」 「どうしてウイルスが中国発祥かと問われれば、生のコウモリやヘビを食用に売り買いするような市場があるからでしょう…
お疲れ様です、かるなです。 先月29日に行った新型コロナに関する会見で、米国のトランプ大統領は以下のように述べていた。 「ウイルスの拡大は、当初から予想し、伝えていた通りだ」 「パニックに陥る必要はない、米国民へのリスクは低い」 それから数日がたったが、新型コロナのワクチン開発をめぐっては、トランプ政権内でも閣僚と専門家の間で足並みが揃っていない模様だ。 2日の記者会見時に、アザー米保健福祉長官(Alex Azar, Health and Human Services Secretary)が以下のように述べた。 「新型コロナウイルスのワクチンは、『3日以内前に』専門家が開発し、米食品医薬品局は…
お疲れ様です、かるなです。 昨日、英国のトラス国際貿易担当大臣(Elizabeth Truss, the U.K. secretary of state for international trade)がウォールストリートジャーナルに寄稿を行った。 The U.K. Wants a U.S. Trade Deal - WSJ 「英国は米国との貿易協定を望む」 どストレートな言い回しだ。しかし、タイミングがおかしい。 なぜなら、この寄稿がなされた3月2日には、英国の貿易担当交渉団がベルギー・ブリュッセルに飛び立っていたからだ。 1月末に果たした悲願のEU離脱を受け、EUとの貿易協定を交渉・締結す…
お疲れ様です、かるなです。 ここ数週間、海外メディアの紙面上に日本を目にする機会が飛躍的に増えた。 そのほとんどが日本政府の新型コロナウイルスへの対応を批判的に論じるものばかりだ。 米ニューヨーク・タイムズ紙「ウイルス検査を行う上で、なぜ日本はアジアの他国政府よりも出遅れているのか」 米ワシントン・ポスト紙「日本の問題は、米中韓と異なり、疾病対策センター(CDC)がないこと」 英フィナンシャル・タイムズ「安倍総理が出した全国休校措置により、日本の柔軟性に欠ける労働慣行や男女格差、片親・ダブルワーカー間の社会格差が浮き彫りとなった」 ロイター通信「(指導力の欠如を指し)、安倍首相はどこにいる」 …
お疲れ様です、かるなです。 先ほど安倍総理が満を持して記者会見を開き、国民に「ここ数週間が勝負」と訴えかけていたが、海外メディアからも日本の新型コロナウイルス対策とその影響に注目が集まっている。 本日の米ワシントン・ポスト紙では、突如発表された休校措置を含む一連の日本政府の対応に国民から批判が寄せられている現状が報じられた。 「日本は新型コロナについて、見ざる、言わざる、聞かざる、という状況になっている」 現在、日本のおいて感染者、あるいは感染症状が出ても保健所が患者を診ようとしない(見ざる) 政府がウイルスの対策状況や現状の問題点を国民に伝えない(言わざる) 政府が国民からの不満に耳を傾けな…
お疲れ様です、かるなです。 タイトルの言葉は、中国政府のウイルス対策専門家チームトップで、「SARS克服の英雄」と称される、鍾南山(Zhong Nanshan)氏が27日の記者会見で述べた言葉。 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3916767.html 同氏は、他にも「2月中旬から下旬に感染のピークが来ると予測」するとし、WHOもその発言を鵜呑みにした発言を行っている。 テドロス事務総長をはじめとするWHO組織全体が、同組織への拠出金第2位の大口顧客、中国様の「イエス・マン」に成り下がっていることには既に批判が各所から寄せられている。 新型コ…
お疲れ様です、かるなです。 本日の米ワシントン・ポスト紙の社説によると、ロシアによるものと思われる新型コロナウイルス関連のフェイクニュースが現在、米国内で問題視されているという。 「ウイルスは、米国が作り出した生物兵器」 「米薬品会社がもうけるための策略」 「ウイルスの感染拡大には、ビル・ゲイツやジョージ・ソロスが関与」 このような内容のフェイクニュースが、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語などの様々な言語で、SNS(Twitter、Facebook、インスタグラム)上や各種ウェブサイト上で拡散されており、その数は数千アカウントにも及ぶという。 ワシントン・ポストがソース元とし…
お疲れ様です、かるなです。 先日のブログで、米国のピーター・ナバロ大統領補佐官が今年行われる世界知的所有権機関(WIPO)の事務局長選挙について 「知的財産権侵害しまくってる中国にだけはやらせるな」 とフィナンシャル・タイムズに寄稿していたことについて取り上げたが、今回、中国外務省側から反論があったため参考までに紹介したい。 (過去記事:中国に支配される国連 - Unsocial Hours) 今回も会見に応じたのは、米国から「攻撃的外交官」と揶揄されている趙立堅・副報道局長。(以下、中国外務省 定例会見記録(2/25)より) https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/…
お疲れ様です、かるなです。 中国外務省は24日、新型コロナ感染防止のためインターネット上で実施していた定例記者会見を、ほぼ1カ月ぶりに通常の会見室で開く方式に戻した。 会見に応じたのは、米国から「攻撃的外交官」と揶揄されている趙立堅・副報道局長。 「攻撃的外交官」デビュー 中国外務省の新報道官(時事通信) - Yahoo!ニュース 公の記者会見に初めて応じたこの「攻撃的外交官」趙氏に対して、記者からは、昨今問題されている米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal, WSJ)紙の記者3人の記者証を取り消し、国外追放処分について質問が集中した。 (出来事の詳細について…
お疲れ様です、かるなです。 本日の英フィナンシャル・タイムズ紙に、ピーター・ナバロ米大統領補佐官がある寄稿を投稿した。 それによると、「国連専門機関」が中国に乗っ取られつつある事実が発覚した。 ナバロの寄稿は前にも取り上げたことがある。トランプ政権の強硬な経済政策を推進している人物の一人がナバロだ。一言でいえば、関税厨だ。 トランプ関税(ナバロ米大統領補佐官 寄稿) - Unsocial Hours しかし、今回はいつものトランプ関税の支持を仰ぐこれまでの寄稿とは違った。 「中国が15ある国連機関のうち4つの機関でトップを務めている」 「一方、他の国は多くて一つの組織のみで、2つ以上の組織のト…
お疲れ様です、かるなです。 先日、ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal, WSJ)を眺めていてふと目に止まった記事があった。 "中国は『アジアの病人』(China Is the Real Sick Man of Asia)" 【オピニオン】中国は「アジアの病人」 - WSJ 過激なタイトルだと思ったが、筆者を見て納得した。 ウォルター・ラッセル・ミード(Walter Russel Meed)。 WSJのコラムニストの一人で外交政策専門の米バード大学教授、政治学者。 右寄りのWSJの中でも右寄りのコラムニストだ。 世間が批判するような中でもトランプを擁護すること…
ブログを初めて以来、小難しい内容ばかり投稿してきたので、たまには雑談ネタとしてその日思ったことを書いてみようと思う。 突然だが、ROIC(投下資本利益率)という指標をご存知だろうか? ファイナンス関連の仕事をしたことがある人なら聞いたことがあるかもしれない。 何かに投資する際に、本当にそれに投資して儲かるか判断するための指標、それがROICだ。 簡略化してるが、計算式にするとこう。 ROIC = 利益 / 投下資本 見ての如く、これがプラスなら、投資した分の利益が返ってきてることになり、マイナスならそうではないことになる。 投下資本は「資本」と「負債」の二つに分解される。 資本というのは、会社…
「Visegrad Four」VS「Frugal Four」
お疲れ様です、かるなです。 現地時間20日のEU首脳会議(EUサミット)で2021-2027年度のEU予算について議論が開かれることを受け、 3日前のフィナンシャルタイムズ (FInancial Times, FT)に いわゆる「Frugal Four」(質素な4カ国、オーストリア、オランダ、スウェーデン、デンマーク)がEU予算を上げすぎないよう訴える共同寄稿を出したことについて、昨日下記のブログ記事でも取り上げましたが、 unsocial-hours.hatenablog.com 本日のFTに、ポーランド首相、マテウシュ・モラヴィエツキ首相(Mateusz Morawiecki)が今度は「V…
お疲れ様です、かるなです。 最近、気になるニュースがないなあと思っていたなか、一昨日のフィナンシャル・タイムズ(Financial Times, FT)に「Frugal Four」による寄稿が出ていました。 Frugal Fourってご存知ですか?直訳すれば「質素な4カ国」(なんだかミニマリストのグループ名みたい)。 Frugal Fourとは・・・ オーストリア、スウェーデン、デンマーク、オランダの4カ国。 初めて知りました🤣(てか絶対自称だろ笑) これら4カ国は、EU予算への貢献度が高い(カネを出している)国。 今回は、この4カ国のトップ、 ・オーストリア:クルツ首相 ・スウェーデン:ロヴ…
お疲れ様です、かるなです。 今、ヨーロッパのメディアは、メルケルの後継者争いが白紙に戻ったことで大騒ぎ。 www.nikkei.com ドイツ最大与党、キリスト教民主同盟(CDU)のクランプカレンバウアー(Annegret Kramp-Karrenbauer、アンネグレート・クランプ=カレンバウアー)党首が、次期首相候補となることを断念、党首辞任する意向を表明。 このクランプカレンバウアーさんは、日本ではそんなに知られていない気もする。 メルケルが直前の選挙で大敗した責任を取って、2018年10月末にCDU党首を引退後、メルケルにかわって党首の座に就いたのがクランプカレンバウアーさんだった。 …
お疲れ様です、かるなです。 昨日、米大統領選の民主党候補者についてまとめていた際にふと気になったのが、タイトルにある営利大学(For-profit colleges)です。 unsocial-hours.hatenablog.com ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)候補が、一部学生ローンの無償化のために充てるカネとして、「営利大学で成果が上がっていないプログラムに通っている学生の学生ローンをキャンセルする」と言っていて、 そもそも営利大学ってなんだ?となったのがきっかけでした。 ちなみに日本では株式会社立大学というそうです。 <目次> 株式会社立大学(営利大学)とは 米国…
Feb-08, 2020 - 打倒トランプ、米大統領選 民主党候補者
お疲れ様です、かるなです。 今週も終わりました。ふう。 さて、ニュースによると米国アイオワ州で、11月の大統領選に向けた民主党の党員集会の結果がでてきましたね。 開票作業に問題が生じ、正確な結果は日本時間11日以降になるとの見通し(遅すぎない!?)ですが、速報値では、 1位: ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)前インディアナ州サウスベンド市長(38)、得票率26.2% 2位: バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(78)、得票率26.1% 3位: エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(70)、得票率18% 4位: ジョー…
お疲れ様です、かるなです。 仕事がやや忙しくなり、最後の投稿からやや時間が空いてしまいました。 それに加え、31日に英国が正式にEUを離脱して以降、いつも見ているニュース媒体の多くが中国の新型コロナウイルスで埋め尽くされ、なかなか面白い記事に出会えず結果としてブログを疎かにしていました、すみません、、、 2月最初の投稿となりますが、今月も頑張ってやっていきたいと思います。 一昨日、仕事に行く途中に本日のフィナンシャル・タイムズ(Financial Times、FT)の紙面を携帯で確認していると、一面からEU離脱の記事。どうやら社説も出ている様子。 Financial Times 英国の新聞社と…
お疲れ様です、かるなです。 タイトルの通り、英国(イギリス)がEUを離脱するときがついに迫ってまいりました。 日本時間明日2/1の午前8時(現地時間1/31 午後11時)に晴れて離脱ということになります。 ただ実際には、突然離脱して混乱が生じないように移行期間が一年設けられており、今年2020年12月末までは、現在EUに加盟しているのと同じ状況か続きます(その間にいろいろな手続きや取り決めを確定させます) 現地時間29日に欧州議会(European Parliament)がEU離脱協定案を賛成多数で可決し、正式に英国のEU離脱が確定した際には、EUの議員らは「蛍の光」を歌って祝ったとのこと。 …
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