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モウズイカの裏庭2 https://blog.goo.ne.jp/mouura2

数年前から主に東北の山歩きをしています。ピークハンターではなく、花や景色をじっくり愉しむタイプの山歩きです。

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2020/02/08

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  • 秋田県南の山々・春姿(2024年4月10日)

    (本頁は「横手実家の事始め」の続きである。)4月10日は横手市十文字町にある実家に行った。今回はこの日、実家付近と秋田市自宅へ帰る途中に眺めた山々を列挙してみる。朝、実家に移動中、鳥海山は雲を被っていたが、実家が近くなったらやっと晴れて全貌が見えるようになった。実家に着く直前、実家近くの眺めの好い場所から鳥海山を眺める。秋田県南特有の富士山似の鳥海山だ。鳥海山の左側(東側)に少し離れて突き出した箱形の山はなかなか同定できないでいた。拡大して見ると・・・。たぶん遠上山(1008m)ではないかと思う。読みは「とおかみやま」だろうか。ネットで検索してもわからなかった。遠上山の更に左側(東側)に連なる山々。左から姥井戸山(927m)、観音森?、丁岳(1146m)ではないかと思う。南の方角には、東鳥海山(権現山)(...秋田県南の山々・春姿(2024年4月10日)

  • 横手実家での事始め(2024年4月10日)

    4月10日は横手市十文字町にある実家を開けに行った。実家の屋敷畑・東側の景観「開け」とは例年ならば冬の間、雪で塞がっていた実家の玄関を開けることだが、今年は暖冬少雪だったので玄関が雪で塞がることはほとんど無かった。同時に冬の間に散らかった屋敷内のゴミを拾い、その年の実家畑の除草作業を近所の知人に頼みに行くのが慣わしになっているが、今年は諸事情あって冬の間、締めていた水道の元栓を開けに行く日と重なった。諸事情とは昨年春の水道管破裂事故(詳細はこちら)。昨年の事故に懲りて昨年末は実家近くの大工さんに頼んで水道の元栓を締めてもらった。大工さんには他に頼み事も有ったので、今回は開栓に私も立ち会った。どうでもいいことだが、開栓の模様を報告してみる。実家の車庫と市道の間に量水器と書かれた蓋が有った。これを開けると、次...横手実家での事始め(2024年4月10日)

  • カテゴリー「気象、歳時記」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「気象、歳時記」の目次

  • 超近場で花見(2024年4月15日)

    いつも私独りで山に行っているので、4月15日は罪滅ぼしに家内を花見に連れ出した。昨年は息子夫婦も交えて鳥海山麓の西目で花見をした(記録はこちら)が、今年は家内と二人だけ、しかも場所は御所野のピノキオ公園としょぼい。ここは自宅からクルマなら約5分、徒歩でも約15分と言う超近場だ。公園の入り口付近出来上がって30年にも満たない公園なので、桜の木は小ぶりで本数も少ないのだが、けっこういっぱい咲いてるように見える。我々の花見は草地にシートを敷いて座り、おにぎりを食べただけ。公園には少しだけチューリップも咲いているが・・・ここも含め、数ヶ所にクマ出没の看板。そうなのだ。この公園では昨年秋に何度もクマが目撃されているのだ。今年二月には近くの(500mくらいしか離れていない)工業団地にクマが籠城し、全国ニュースにもなっ...超近場で花見(2024年4月15日)

  • 出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。(2024年4月7日)

    (本頁は「秋田のとある山で雪割草を見た」の続きである。)4月7日はとある山でスハマソウを見た前後、出羽丘陵の山あいを(クルマで)走り回り、道端に咲く野草を眺めている。キクザキイチゲはどこにでもある草花だが、この日はやたらと青紫が濃いコロニーに遭遇した。比較の意味で近くに咲いていた白や薄青紫タイプも。こちらは別場所で見た薄青紫タイプ別場所で見た青紫タイプ別場所で見た濃い青紫タイプフクジュソウは秋田では山あいの人家近くにある土手斜面などでときどき見かける。これは昔の住人が植えたものが増え広がったものと思われる。ところが今回は斜面ではなく、山中の人家から離れた平坦地にも群生を見つけた。こちらはどうやって増えたのか謎だ。ルリソウの咲く斜面にも立ち寄ってみた。ご覧の通り、やっと咲き出したばかりだった。以上。出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。(2024年4月7日)

  • 秋田のとある山で雪割草を見た(2024年4月7日)

    (本頁は「富士山似の鳥海山を探して。」の続きである。)4月7日は秋田のとある山に登っている。何故、「とある山」と名を伏したのか。この山には雪割草の仲間(ミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ)が生えている。秋田ではこの植物は絶滅危惧ⅠB類になっている。かつてこの植物は秋田に多かったと言われているが、昭和時代以降は悪質な園芸盗掘等により、息も絶え絶えになってしまった。現在は生育地保護の観点からこの花の生える山は山名を伏せる傾向があるようなので私もそうした。この山は豪雪地帯にあるため、年によっては豪雪で通行止めになり、入山できなかったり、かと思うと年によっては暖冬で早く咲き過ぎたりとなかなか花に逢えないでいたが、今回は珍しく開花に立ち会えた。途中にある岩と樹木の合体風景。下から望む。(右上)場所をずらして望む...秋田のとある山で雪割草を見た(2024年4月7日)

  • 富士山似の鳥海山を探して。(2024年4月7,10日)

    このところ鳥海山はにかほや庄内など日本海側からばかり眺めているような気がする。例えば、「酒田~にかほ間の鳥海山」、「鶴岡~にかほ間の鳥海山」など。由利本荘市の奥地や横手など東の内陸側からはしばらく見てないと思っていたが、遡って調べて見たら、2月18日にしっかり見ていた(記録はこちら)。いずれにしろ4月7日は約二ヶ月ぶりに本荘の奥地へ、10日は横手に行き、鳥海山を眺めてみた。これらの地域から眺める鳥海山は富士山に似た姿だ。4月7日の天気は晴れだったが、早朝のうち、鳥海山には雲が懸かって見えにくかった。矢島町を過ぎ、猿倉が近づいてきたら、雲が完全に取れて来た。参考マップ猿倉(マップのC,D)から四枚。いつもなら最奥の集落(現在はダム工事のため、住人は居ない)、百宅に立ち寄るのだが、今回は割愛した。続いて中直根...富士山似の鳥海山を探して。(2024年4月7,10日)

  • カテゴリー「山形の山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、おおむね月日の順に並べ、降順とした。)初冬の庄内鳥海と経ヶ蔵山登山。(2021年12月9日)初めての摩耶山。(2019年6月2日)雪割草を見に山形のとある山へ。(2019年4月12日)山形のとある山2022、雪割草編(4月11日)山形のとある山2022、まずは登山編(4月11日)雪割草を見に山形のとある山へ。(2018年4月10日)寒の戻りに庄内の低山へ。(2019年4月3日)New山形のとある山で雪割草三昧(2024年4月2日)2021年4月1日、山形のとある山・北面編2021年4月1日、山形のとある山・南面編2020年3月30日、山形の「とある山」で雪割草を見た。2023年は少し早めにとある山・後編&八森公園(3月28日)2023年は少し早めにとある山・前編(3月28...カテゴリー「山形の山」の目次

  • 2024年4月5日の男鹿(3)福寿草山編

    (本頁は「4月5日の男鹿(2)五社堂編」の続きである。)福寿草山は3月28日にも訪れており、フクジュソウは十分満喫した(記録はこちら)が今回も立ち寄ってみた。フクジュソウ群生地に入ったが、花はもう終わったあとだった。しかし奥の方に行ったら・・・まだけっこう残っていた。他の花、カタクリは福寿草山にはあまり多くない。カタクリ右上は水仙のような葉がいっぱい繁っているが、これはヒガンバナ科のキツネノカミソリ。葉は初夏に枯れ、晩夏に花茎だけを延ばして咲く。こちらはネコノメソウの仲間。種名まではわからなかった。アズマイチゲとキバナノアマナが混じっている。福寿草山には何故かアズマイチゲが多い。林床を見ると葉の量はとても多いが、その割に花は疎らだ。よく似たキクザキイチゲは福寿草山にはあまり多くない。花色は男鹿では白が多く...2024年4月5日の男鹿(3)福寿草山編

  • 2024年4月5日の男鹿(2)五社堂編

    (本頁は「2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編」の続きである。)勝楽寺に続いて宝物殿の左脇を掠めると、目の前に999段の石段が現れる。999段の石段この石段道、その昔、漢の武帝が連れて来た五匹の鬼がひと晩で1000段の石段を作ろうとしたが、最後の一段を積む前に日が昇ってしまったため、999段のまま終わったとの逸話がある。作り話とはいえ、鬼滅の刃の鬼同様、夜の間しか活動できないと言う設定には笑ってしまう。それはさておきこの石段、急に見えてしんどそうだが、いざ登り出すとさほどではない。石段の両脇には花がパラパラと咲き出していた。(右上)カタクリとナガハシスミレナガハシスミレ石段の隙間にもカタクリが咲いていた。五社堂境内に到着。ここは四月になればカタクリやイチゲが花筵のように咲く場所だが、今回はちょ...2024年4月5日の男鹿(2)五社堂編

  • 2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編

    春になったのでいろんな山に行きたいのだが、今年の秋田は( ̄(エ) ̄)クマが怖い。熊撃退スプレーを買おうと近所の登山用品店に行ってみた。すると(昨年秋のクマ騒ぎ以降)売り切れてしまい、入荷の目途が立っていないと言われる。しかたなく( ̄(エ) ̄)クマが居ないとされる男鹿毛無山にまたまた行くことにした。このお山、今年になって既に五回目だ。何故、クマが居ないのかよくわからない。ナマハゲに守護されているからだろうか。このお山は花が豊富だ。例年ならば今頃はフクジュソウが終わり、カタクリが見ごろになっている頃だが、今年は寒の戻りも有り、タイミングがずれているようだ。青い花の海今回は五社堂より下、門前の集落から始める。毛無山の登山口、門前の集落。そこにはナマハゲの立像があり、山の上に勝楽寺が見える。国道端にある赤神神社五...2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編

  • 酒田~にかほ間の鳥海山(2024年4月2日)

    (本頁は「山形のとある山で雪割草三昧」の続きである。)4月2日は酒田市の東部のとある山に登った。このお山の山頂は鳥海山の眺めがとても好いのだが、今回は残念、雲がかかってよく見えなかった。よく見えた時の姿はこうだった。(2018年4月10日撮影)それでも下山したら15時頃から雲が取れて来た。山麓の道端から。電線の無い別場所から。旧八幡町のファミリーマートから。この場所、鳥海山のビューポイントとして最高だと思う。(西側のパーツ、左から笙ヶ岳、鍋森、扇子森など)酒田市藤崎(西谷地)付近から。にかほ市小砂川付近から。(左に突き出したのは稲倉岳)(右の平らな部分は笙ヶ岳)以上。酒田~にかほ間の鳥海山(2024年4月2日)

  • カテゴリー「鳥海山麓の景物」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)南側から見た鳥海山と丸池様。(2015年12月2日)晩秋の鳥海山麓で見つけたもの。(2013年11月1日)New久しぶりの法体滝(2023年10月30日)紅葉の中島台と法体滝(2007年10月28日)紅葉の法体滝(2017年10月26日)・・・カテゴリー「秋田の滝・渓谷」と共用中島台はほんのり紅葉・後編(2022年10月26日)中島台はほんのり紅葉・前編(2022年10月26日)紅葉前の鳥海山中島台(2022年10月13日)初秋の野草探し/2013年鳥海山麓編・・・カテゴリー「野草/夏・秋」と共用。(オニシオガマ、サラシナショウマ、オクトリカブト、ツリフネソウ、キバナアキギリ、メハジキなど)New鳥の海は干上がるのか。番外(中島台)編(202...カテゴリー「鳥海山麓の景物」の目次

  • 山形のとある山で雪割草三昧(2024年4月2日)

    (本頁は「2014年4月2日、高館山2nd」の続きである。)4月2日は朝、高館山に登った後、比較的近くに有る「とある山」にも登っている。実はこの日のメインは「とある山」だったのだが、目的とする雪割草は日が差さないと開花しない傾向がある。この日の朝は曇っていたが、予報では昼頃から日が差すとのこと。未明のうちに秋田市自宅を出たので、夜が明けたらすぐに山形県内に入ってしまった。そのため昼近くまで(鶴岡の)高館山で時間を潰したような次第。この山を「とある山」としているのは、この山に雪割草が生えているせいだ。多くの登山者が雪割草保護のためか、開花シーズンの山行きではこの山の名を伏せているので私もそれにならった。このお山はいざ登り出すと、急坂の両側に椿(ユキバタツバキ?)が多く生えているが、今年はほとんど咲いてなかっ...山形のとある山で雪割草三昧(2024年4月2日)

  • カテゴリー「鶴岡高館山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)高館山で青い宝石探し・他の花編(2022年4月6日)高館山で青い宝石探し・雪割草編(2022年4月6日)三度目の高館山(2017年4月6日)寒の戻りに庄内の低山へ。(2019年4月3日)・・・・「山形の山」と共用。New2024年4月2日、高館山2nd再び、鶴岡の高館山へ。(2020年3月30日)雪割草を探して高館山・後編(2022年3月29日)雪割草を探して高館山・前編(2022年3月29日)鳥海山に誘われ、二度目の高館山。(2017年3月26日)New2024年3月24日、ユキワリソウの高館山へ。2018年3月20日の高館山2021年も3月19日は高館山だった。(2021年3月19日)春の花を見に高館山へ。2(2020年3月19日)春の花...カテゴリー「鶴岡高館山」の目次

  • 2024年4月2日、高館山2nd

    4月2日は山形県のとある山に行くつもりで未明に出発。途中、夜明け時の鳥海山を眺めて時間つぶしと思ったが、前回(3月24日)同様、雲が垂れ込めており、それは叶わなかった。山形県内に早く着き過ぎてしまったので、鶴岡の高館山で時間つぶしをする羽目になってしまった。高館山は3月24日に続き、今年二回目の訪問となる。大山公園から高館山と下池を望む。早朝6時台から登山を開始。と言っても大山公園から下池のほとりをしばらく歩く。オオミスミソウはもう終盤だった。代わってカタクリやキクザキイチゲが盛りのようだが、いずれも早朝の時間帯は花を閉じている。朝早くから咲いている花と言えば・・・シュンランが盛りだった。それは下池のほとりを巡る道端にも咲いていた。シュンラン他には少しだけだがルリソウ。ルリソウ(右上)瀬ヶ沢コース今回は瀬...2024年4月2日、高館山2nd

  • 月山をあちこちから2(西と北から)

    (本頁は「月山をあちこちから1(東から)」の続きである。)新庄から庄内地方に向かうと、月山は出羽丘陵の山々のかげに隠れて一旦見えなくなるが、(庄内町)狩川を過ぎたあたりから、また見え出す。2018/04/10酒田市松山町付近から。2018/04/10酒田市松山町付近から。参考マップ2019/06/12酒田市(鳥海山)大台野から。2023/08/09鳥海山から。2017/09/01月山高原牧場から。月山の左手前にある台地状の地形は八合目の弥陀ヶ原湿原だ。羽黒山ルートはここまで車で上がれる。2017/09/01弥陀ヶ原湿原から月山本体を望む。狩川より西側の庄内平野ならば、どこからでも月山の姿を望むことが出来る。しかし月山の姿は鳥海山ほどには話題にならない。それは鳥海山の方があきらかに高く立派に見えるせいだろう...月山をあちこちから2(西と北から)

  • カテゴリー「男鹿半島3月」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)男鹿でカタクリや小豆岩など。(2020年3月31日)寒の戻りをかい潜って男鹿他。(2019年3月28,29日)New2024年3月28日、男鹿毛無山・福寿草山編New2024年3月28日、男鹿毛無山・五社堂編(2020年)3月25日、男鹿毛無山(草花編)(2020年)3月25日、男鹿毛無山(登山編)男鹿毛無山でスプリングエフェメラル三昧。(2021年3月24日)今年の男鹿は春が遅い。(2022年3月23日)男鹿の渓谷はどうだろう。(2023年3月21日)男鹿の福寿草山はどうだろう。(2023年3月21日)三月の男鹿五社堂に咲く花(2017年3月12,18,30日)New男鹿3rdは家内と福寿草山へ(2024年3月16日)男鹿毛無山・山麓の花(...カテゴリー「男鹿半島3月」の目次

  • 月山をあちこちから1(東から)

    昨年末から秋田や近くの山の姿形について語っているが、岩手の次は山形に行き、月山をやったら終わりにしようと思っている。2016/03/16山形市西部から。何故この山で終わりなのかと申すと、姿形について語るとなれば、山の周囲を少なくとも五回くらいは走り回り、各所から撮影した写真が無ければ話にならないのだが、山形以南で(鳥海山を除いて)これに該当する山は月山と禿岳(山形宮城県境)くらいしか無かった。これより南の山は残念、秋田市から遠すぎる。私の場合、特別な場合を除き、登山は秋田市から日帰り可能な範囲としているが、朝日連峰以南の山となると、日帰り登山はもちろん、山麓に到達することすら難しい。禿岳の場合は山体の規模も小さく、一頁以上を費やして姿形を語るほどのものではないので、今回の対象から外した。すると残りは月山だ...月山をあちこちから1(東から)

  • カテゴリー「八幡平」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「八幡平」の目次

  • 2024年3月28日、男鹿毛無山・福寿草山編

    (本頁は「男鹿毛無山・五社堂編」の続きである。)この日は五社堂に行った後、同じ山域にある福寿草山にも立ち寄ってみた。ここは3月16日、家内を連れて行ったばかりだ(記録はこちら)。今年の三月は寒の戻りが続いており、開花はイマイチだったが、今日はどうだろうか。奥の方に進むと、けっこう咲いていた。群生風景はもういいだろう。一昨年(こちら)には敵わないものの、まあまあの賑わいだった。長年此処に通っていると言うご老人いわく、これでも昔に較べるとスカスカとのこと。そうなったのは盗掘のせいだろう。生育地保護の観点からこの場所の詳しい位置は伏せさせて頂く。もっと近くから。フクジュソウ以外の花。ここは何故かキクザキイチゲが少なく、アズマイチゲが多い。(右上)ネコノメソウ属の一種男鹿にはネコノメソウ属は五種類あると聞く。写真...2024年3月28日、男鹿毛無山・福寿草山編

  • 2024年3月28日、男鹿毛無山・五社堂編

    3月28日は晴天との予報だったので、男鹿毛無山に行くことにした。この山に行くのは今年になって四度目になる。前回、行ったのは3月16日(こちら)だったので、12日ぶりとなる。今年は三月以降、寒の戻りも有ったせいか、フクジュソウは遠慮がちに咲き続けていた。年によってはカタクリが咲き出す時期だが、今日はどうだろうか。途中の出戸浜で海越しに男鹿毛無山を望む。南側、秋田市方面に首を回すと、今日は鳥海山が見えた。ここの風車は洋上タイプのようだ。男鹿半島に入ると、風車無しの洋上鳥海が見える。鵜ノ崎海岸から毛無山を望む。門前の入り口から五社堂方面を望む。山の中に見える建物は勝楽寺。五社堂は林の中に埋もれて見えなかった。勝楽寺の山門、参道には早春にスプリングエフェメラルが咲く。今の時期はエゾエンゴサク?とキバナノアマナが多...2024年3月28日、男鹿毛無山・五社堂編

  • 初秋の大場谷地(2014年9月3日)

    (本頁は「初秋の八幡平(2014年9月3日)」の続きである。)9月3日は八幡平の帰り道に別の湿原を訪ねている。八幡平焼山火山の西麓にある大場谷地だ。こちらは標高1000m程度の低層&中間湿原。奥へ進むと、花の終わったミズバショウが多くなる。更に進むと背の高い草(高茎草本)が目立つようになる。ミヤマシシウドだろうか。セリ科の同定は非常に難しい。後で友人からエゾノヨロイグサではないかと言われる。(右上)ハンゴンソウトリカブト。バックにゴマナ、ハンゴンソウ。(右上)トリカブトとゴマナトリカブトは種名がわからない。たぶんオクトリカブトだろう。サラシナショウマエゾオヤマリンドウ(右上)アオモリアザミ(オオノアザミ)ヒロハユキザサの実ツルニンジン(右上)いち早く色づきだしたレンゲツツジ次の三枚は八幡平の帰り道、仙北市...初秋の大場谷地(2014年9月3日)

  • 初秋の八幡平(2014年9月3日)

    今年の冬場は以前登った山の花の図鑑を作っている。秋田駒や焼石岳は一区切りがついた(秋田駒はこちら、焼石岳はこちら)。次は八幡平に取り掛かろうと思い、ハードディスクにストックしている画像ファイルを見たら、どうしたことか。先に報告した2011年とともに2014年初秋に撮った写真もネット上にアップしてないことに気付いた。その中には、現在立ち入り禁止になってしまった湿原の写真もあった。なんか勿体ない気がしたので、今回、2014年初秋の分を二回に分けて発表してみようと思う。9月3日は有給休暇を活用し、家人と一緒に八幡平に行って来た。出掛けに秋田市の自宅二階からもよく見えたのでたぶん・・・と思っていたが、着いたらご覧の通り。八幡平の山頂近くから鳥海山が見えた。今日、鳥海山に登られた皆様はおそらく今年の夏?場としては最...初秋の八幡平(2014年9月3日)

  • 鶴岡~にかほ間の鳥海山(2024年3月24,27日)

    (本頁は「八幡町八森でオウレンを見た。」の続きである。)3月24日は鶴岡まで行って来た。庄内地方から鳥海山を見るよい機会だったが、午前中は残念、雲に包まれて見えなかった。鶴岡の高館山に登り、昼過ぎになって帰ろうとしたら、だんだん雲が取れて見えるようになって来た。鶴岡高館山から。庄内空港付近から。撮影地の田んぼの畔を見たら、青い瞳。オオイヌノフグリが咲いていた。八幡町八森でオウレンを見た後。酒田市八幡町から。遊佐町月光川から。酒田市藤崎付近から。県境を越えてにかほ市に入る。ここから先は雲がすっかり取れた。小砂川付近から。小砂川付近から。左に稲倉岳が突き出している。稲倉岳象潟、奈曽川の橋から。先ほどの小砂川から見た鳥海山との違いは稲倉岳が鳥海山本体と重なって見える点か。にかほ市平沢郊外から。このすぐ後、ラジオ...鶴岡~にかほ間の鳥海山(2024年3月24,27日)

  • 八幡町八森でオウレンを見た。(2024年3月24日)

    (本頁は「2024年3月24日、ユキワリソウの高館山」の続きである。)3月24日は折角、庄内地方まで行ったので、酒田市郊外八幡町にある八森にも立ち寄ってみた。ここは標高100mにも満たない超低山だが、オウレンが花の海のように群生している。これは元々生えていたオウレンを、地元の皆さんが杉林の下刈り等を実施してコツコツと増やしたもののようだ。オウレン群生オウレン群生オウレン群生オウレンオウレンオウレンオウレンなお昨年まではキクバオウレンとしていたが、今年からセリバオウレンと変更したとの立札があった。オウレン群生他に見た花達。キクザキイチゲコシノカンアオイナニワズこの山には他にカタクリ、エンレイソウも有るが、今回はまだ咲いてなかった。このお山、一応、山頂らしきものも有って鳥海山が望めた。なお鳥海山は下界の八幡町...八幡町八森でオウレンを見た。(2024年3月24日)

  • 2024年3月24日、ユキワリソウの高館山へ。

    鶴岡の高館山は春の声を聞いたら真っ先に駆け付ける山だが、今年は天候不順、寒の戻りもあって出遅れてしまった。名物の雪割草はもう咲いていると聞いたが、他の花はどうだろう。今日の天気、秋田市は晴れていたが、南下するに従い、雲が出て来て、庄内地方はどんより曇り空だった。鳥海山や月山は雲に包まれて見えなかった。大山公園から高館山と下池を望む。まずは雪割草。ここの種類はオオミスミソウだ。登り始めの9時頃は多くの株が花を閉じていたので、時間を調整し、昼近くなって開き出してから撮影を開始した。なお今日、実際に登ったのは高館山ではなく支峰の八森山(234m)だ。オオミスミソウはこの支峰の方に多い。オオミスミソウオオミスミソウとカタクリオオミスミソウ他の花は今日やっと咲き出したばかりのような感じだった。カタクリは曇り日なので...2024年3月24日、ユキワリソウの高館山へ。

  • 晩夏の大場谷地(2011年8月29日)

    (本頁は「2011年夏の八幡平・花の記憶(2)八月編」の続きである。)八幡平西部にある大場谷地湿原は湿原植物の宝庫だ。ミズバショウ、エゾノリュウキンカが咲く晩春やコバイケイソウ、ニッコウキスゲなどが咲く七月初めまでは切れ目なく通っているが、それらの花が終るとさっぱり寄らなくなっている。2017年初夏、この湿原で山菜取りの女性が熊に襲われて亡くなっている。その影響もあり、その年の秋以降、湿原への立ち入りが禁じられている(厳密には湿原入り口の駐車場が閉鎖された)。2011年は珍しく晩夏にこの湿原に立ち寄っていた。この時期、花はあまり無いし、風景も奇麗とは言えなかったが、一応、記録として報告しておく。湿原にはシシウドのような大型のセリ科が多かった。友人からはエゾノヨロイグサではないかとアドバイス頂いた。ミズバシ...晩夏の大場谷地(2011年8月29日)

  • 2011年夏の八幡平・花の記憶(2)八月編

    (本頁は「花の記憶(1)七月中旬編」の続きである。)2011年は八月にも八幡平に二度来ている。まずは八月上旬から。秋田八幡平スキー場のヤナギランはまだ咲き残っていた。この花は開花期間が長い。たぶんお盆過ぎまで咲いていることだろう。近くで見かけたのはヤマブキショウマ(バラ科)。科は違うが、ユキノシタ科のトリアシショウマがよく似ており、いつも識別に難儀している。今回は識別ポイントになっている葉も撮っておいた。八幡平の上の方、藤七温泉の手前まで来たら、ここでもヤマブキショウマを多く見かけた。高所なので花はまだ咲き出したばかりだった。近くのお花畑を巡ると、前回は咲き出したばかりだったニッコウキスゲが今回は最盛期を迎えていた。ニッコウキスゲコバノトンボソウ(右上)ミヤマキンポウゲ。白いセリ科はたぶんハクサンボウフウ...2011年夏の八幡平・花の記憶(2)八月編

  • 2011年夏の八幡平・花の記憶(1)七月中旬編

    今年の冬場は以前登った山の花の図鑑を作っている。秋田駒や焼石岳は一区切りがついた(秋田駒はこちら、焼石岳はこちら)。次は八幡平に取り掛かろうと思い、ハードディスクにストックしている画像ファイルを見たら、どうしたことか。2011年の夏、八幡平で撮った写真はネット上に全く公表してなかった。その中には、現在絶えてしまったお花畑や立ち入り禁止になってしまった湿原の写真もあった。なんか勿体ないような気がしたので、今回、その一部を花図鑑を始める前に分けて発表してみようと思う。初めは七月中旬の大場谷地湿原。この地の標高は約960m。ここは六月上旬まではミズバショウやエゾノリュウキンカが咲いて賑やかな場所(例えばこちら)だが、今回は何も咲いてない。緑一色だが、よく見るとチョコレート色で地味だが、花が咲いていた。クロバナロ...2011年夏の八幡平・花の記憶(1)七月中旬編

  • 男鹿3rdは家内と福寿草山へ(2024年3月16日)

    今年の秋田は二月までは暖冬だったのに三月になったら冬に逆戻り。三月になってまともに晴れたのは8日くらいだろうか(記録はこちら)。その後も陽を見ない日が続いたので、今日16日は8日ぶりの晴天だ。今日はそろそろ庄内に行きたかったのだが、家内の希望もあり、またまた男鹿となった。今年三度目の(3rd)男鹿はどうだろう。福寿草山の林内に入ったら、すぐに倒木が道を塞いでいた。それを跨いで入ったが、こんな倒木は前回(3月8日)来た時は無かったように記憶している。となるとこの木は倒れてまもないことになる。林内を進むが、今回、フクジュソウは疎らだった。それは昨年の3月21日(こちら)と比較しても明らかに疎らだった。盗掘されたのだろうか。いやいや。そうではなさそうだ。たぶん天候不順が長く続いているので生育不良になった。それを...男鹿3rdは家内と福寿草山へ(2024年3月16日)

  • 春彼岸なのに雪(2024年3月21日)

    今日(3月21日)は朝起きて驚きました。外が雪景色になっていたのです。暑さ寒さも彼岸までと言われますが、今年の秋田市は暖冬でほとんど積雪が無かったのに彼岸のさなかに積雪となりました。わずか5センチ程度とはいえ、この時期に真っ白になるのは珍しいことです。庭の置物これはチューリップ。こちらはスイセン。スイセンは蕾がかなり膨らんでおりました。(右上)ヒメコブシの花芽雪をかぶったクロッカス。カンツバキ以上と思いましたが、この雪、なかなか降りやまない。春の淡雪とは行きませんでした。さらに今日はその後、驚きの報道。ドジャーズ大谷選手の通訳、水原氏が・・・。いったい( ̄π ̄;どうしたことなんだ!!春彼岸なのに雪(2024年3月21日)

  • カテゴリー「焼石岳/花と山容」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「焼石岳/花と山容」の目次

  • カテゴリー「太平山/秋、冬」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すのに、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「太平山/秋、冬」の目次

  • いにしえの焼石岳・花シーン

    1980年代後半から1990年代前半にかけて、リバーサルフィルムで撮った焼石岳の花シーンを復刻してみた。画像は2000年代にフィルムスキャナーを用いてパソコンに取り込んだが、既にフィルムの劣化が進んでおり、色調が変化、汚れもついていた。そのため色調や汚れは一部修正している。見苦しい点もあるがご寛容願いたい。本頁を作成して思ったのは昔の焼石岳、特に姥石平は現在よりも花が多かったということ。1994/06/12姥石平のお花畑1994/06/12姥石平のお花畑・ミヤマキンバイの多い場所。1992/06/27姥石平のお花畑1994/06/12姥石平のお花畑。バックは横岳。1994/06/12ハクサンイチゲとユキワリコザクラ、ミヤマキンバイ。1990/06/23ヒナザクラ1994/06/12焼石岳山麓のヒナザクラ群...いにしえの焼石岳・花シーン

  • 焼石岳の花(8)秋田斜面、南本内岳編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(7)9月編」の続きである。)今までの花図鑑は主に中沼コースで見られる花を扱って来たが、焼石岳の西側、東成瀬コースや北側の湯田コースも面白い。同じ山域とは思えないほど、違った顔ぶれの花が咲いている。本編では東成瀬コースと南本内岳山頂付近で見られる特徴的な植物を咲いた順に列記してみる。なお、東成瀬コースの八合目・焼石沼から、九合目・焼石神社までの南本内岳南西斜面を、ここでは、「秋田斜面」と呼ぶことにする。行政上は岩手県なのに何故、「秋田」と思われるかもしれないが、東成瀬コースは唯一、秋田県(東成瀬村)から始まるコースであり、この斜面からは秋田側がよく見渡せる。他にもそう呼ぶ御方が居たので、その呼び名を使わさせてもらう。六月下旬、八合目・焼石沼の辺りでは、黄色い花がいっぱい咲いている。...焼石岳の花(8)秋田斜面、南本内岳編

  • カテゴリー「甑山・神室・禿岳」の目次

    (記事の配列は、【甑山】【神室山】【禿岳】の三群に分け、登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)【甑山】New君は甑山を見たか。紅葉期には二度目の甑山・後編(2022年10月16日)紅葉期には二度目の甑山・前編(2022年10月16日)甑山に絶景を見た。(2017年10月14日)新緑の甑山(2018年5月27日)New新庄で山を見た。(2024年2月17日)【神室山】初めての神室山(2016年9月24日)初夏の神室山に咲く花たち。(2017年6月24日)神室山に日本一のキヌガサソウを見た。(2017年6月24日)早春の丁山塊と神室連峰(2015年4月上旬)New神室連峰の冬姿を愉しむ。(2024年2月17日)【禿岳】禿岳は紅葉よりも展望【後編】(2021年10月25日)禿岳は紅葉よりも展望【前...カテゴリー「甑山・神室・禿岳」の目次

  • 君は甑山を見たか。

    昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。岩手の次は山形。山形との県境に甑山(こしきやま)という低山がある。ご覧の通り、とても面白い姿をしている。2022/10/16男甑の急坂(胸突八丁)から望む女甑山この山は登らずに、下界や途中から眺めているだけでも面白い。その筋の写真も貯まって来たようなので、ここらで発表陳列してみようかなと思う。ところでこのお山について語った書物はほとんど見かけないのだが、ウィキペディアには割と詳しい解説が載っていた。しかもよくまとまっている。今更私など非AIが駄文を生成してもしょうがない。許可は得ていないが、一部を引用させて頂く。「甑山は、秋田と山形県境にまたがる丁岳山地の東端部に位置している。江戸時代に矢島藩、本荘藩、亀田藩の各藩が交通の要衝としていた矢島街道(殿様街...君は甑山を見たか。

  • カテゴリー「ボヤキ雑件」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「ボヤキ雑件」の目次

  • なりすましコレクション/私の名前は渡辺先生です。

    たまには山や花以外の話題はいかがでしょう。私は12年前からSNSのひとつ、facebookをやっておりますが、数日前、ホーム画面で他の方(一応、友達)の投稿を見ていたら、思わず笑いが止まらなくなってしまいました。自らを「先生」と名乗る奇特ななりすまし医師?(友達ではない)と久々に出会ったからです。まずはそのコメント文。これは定型文ですね。続いて、コメント主のプロフィール、自己紹介欄を抜粋したものです。赤線を引きましたが、自らを「先生」と名乗っています。なお別の友達の最近の記事には自らを「博士」と名乗っている別のなりすましも居ました。自ら博士を名乗る人は、私の知っている範囲では、お茶の水博士か水道橋博士くらいでしょうか。これらのコメントが載った記事の投稿者はこの手の書き込みをはなから無視、放置したままでした...なりすましコレクション/私の名前は渡辺先生です。

  • 焼石岳の花(7) 9月編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(6)8月高所編」の続きである。)他の山では、秋めいてくると、花の数はめっきりと少なくなるものだが、焼石では逆に多くなるように思える。特に中沼のトリカブトや銀明水上部のアザミの群生はみごとだと思う。中沼のオクトリカブト群生2017/08/27サラシナショウマ2020/09/16ツルニンジン2022/08/29ミヤマセンキュウ2022/08/29ヨブスマソウ2022/08/29ミゾソバ2017/08/27オクトリカブト2017/08/27オクトリカブトとゴマナ2020/09/16オニシオガマは日本海側の深山湿地に見られる大型の半寄生植物だが、奥羽山系では焼石岳に多産する。中沼コースでは中沼から先、銀名水の上部まで延々と見られる。また南本内岳では山頂直下にも生育している。オニシオガマ2...焼石岳の花(7)9月編

  • 焼石岳の花(6) 8月高所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(5)8月低所編」の続きである。)七月に休んでいた姥石平も八月の声を聞くと(年によっては七月下旬から)、花数が増えて来て、お花畑が復活する。姥石平のお花畑。2017/08/06クルマユリ2017/08/06コバギボウシ2017/08/06今頃の姥石平から東焼石岳にかけての草原で多いのは、トウゲブキ、ミヤマアキノキリンソウ(黄)、コバギボウシ(薄紫)、オオバギボウシ(白)、ハクサンシャジン(薄青紫)、ハクサンフウロ(ピンク)、ウスユキソウ(白)、タカネアオヤギソウ(黄緑)、シロバナトウウチソウ(白)、白いセリ科のミヤマトウキ、シラネニンジン、イブキゼリモドキなど。タカネアオヤギソウとハクサンシャジン他。2021/08/05タカネアオヤギソウとシロバナトウウチソウ。2021/08/05...焼石岳の花(6)8月高所編

  • 男鹿2ndは雪中福寿草に白いお山(2024年3月8日)

    3月8日は久しぶりの晴天になった。勿体ないのでどこか山へ行こうと思った。当初、鶴岡の高館山が浮かんだが、遠くて唐突なので今回は見送り。男鹿は2月28日に行ったばかり(記録はこちら)だが、フクジュソウの花数も増えたことだろう。( ̄(エ) ̄)クマのリスクも少ないし、近場の男鹿に行くことにした。出戸浜付近から男鹿半島を望む。左は男鹿三山、右の白いのは寒風山。まずは男鹿三山。一昨年、初めて知った福寿草山(仮称)を偵察してみる。先週末から今週初めにかけて寒の戻りが有り、(秋田市で)十センチくらい雪が積もった。男鹿は秋田市よりも多かったようで、林の中にはその時の雪がまだ少し残っていた。フクジュソウは疎らながらも咲いていた。雪中で咲いている株も有った。フクジュソウは雪を割って咲くイメージがあるが、実態はどうだろう。多く...男鹿2ndは雪中福寿草に白いお山(2024年3月8日)

  • カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)鳥海山十二景(どれがお好み?)New銀嶺・鳥海山(2023年12月6日)晩秋のNorthEast鳥海(2021年11月30日)晩秋、二度目の鳥海山逍遥と八塩山登山(2022年11月28日)・・・カテゴリー「東光山・八塩山」と共用。観るだけの鳥海山(2019年11月27日)New2023年11月、鳥海山と他の山々晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)2022年新雪期の鳥海山逍遥(10月25,26日、11月1日)雪化粧の鳥海山逍遥。(2020年10月28日)Newもう紅くない鳥海山(2023年10月24日)New紅い鳥海山(2023年10月24日)New黒い鳥海山(2023年9月23日)合歓の木鳥海(2022年7月30日)N...カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

  • カテゴリー「男鹿半島11~2月」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べた。)New二月なのに男鹿ではフクジュソウ(2024年2月28日)男鹿マール紀行/君は三ノ目潟を見たか。(2021年2月28日)寒風山から見た白いお山。(2021年2月28日)厳冬?期の男鹿に行ってみた。(2020年1月19日)今年最後の男鹿毛無山(2019年12月22日)晩秋の寒風山と大潟村。(2014年11月下旬)晩秋の男鹿毛無山。(2020年11月15日)男鹿の紅葉と荒海(2019年11月10日、20日)New初めての寒風山御来光(2023年11月9日)2020/01/19鵜ノ崎海岸2020/11/15毛無山のブナ林2023/11/09寒風山山頂から秋田湾を望む。以上。カテゴリー「男鹿半島11~2月」の目次

  • 焼石岳の花(5) 8月低所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(4)7月高所編」の続きである。)八月になると、焼石は再び花が多くなる。特に多いと感じるは、キク科のトウゲブキ。中沼コースを歩くと、中沼の畔から銀明水まで延々と、更に姥石平から山頂まで、この花が咲いている。中沼のトウゲブキ群生。2017/08/06山頂で見たトウゲブキ。2017/08/06ミズギク2017/08/06ミズギクは名前のごとく、水湿地に多い。ドクゼリは高山植物ではないが、中沼から銀明水にかけての湿地や水中に多い。ドクゼリ2017/08/06オオバセンキュウ2021/08/05大型のシシウドの仲間はオオバセンキュウだった。湿地では、これらの花に紫のコバギボウシが混じるが、この花は高所にも多いので後で紹介する。中沼の畔で。ソバナ2022/08/05マルバキンレイカ2018/...焼石岳の花(5)8月低所編

  • 暖かい二月の鳥海山(2024年2月17,18日)

    (本頁は「秋田県南の山を全部?見る。」の続きである。)例年冬場、鳥海山は見えにくいものだが、今年は暖冬で晴れる日が多く、秋田市からもちょくちょく見えているように思う。天気予報では2月17,18日は晴天とのこと。折角の機会なので、17日はしばらく行ってなかった山形県新庄を訪ね、普段見ぬ角度から鳥海山を眺めようと思った。早朝、金山町付近(A)で見え出した鳥海山鳥海山はまもなく霧に包まれて見えなくなったが、月山はよく見えた。昼近く、新庄からの帰り道では霧が晴れて鳥海山もよく見えるようになった。新庄市の西側、仁田山が近づくと、同じ場所(B)から首をちょっとずらすだけで両山が見える。こんな贅沢な山の眺めは国内にはそうはないだろう(詳細は「新庄で山を見た。」)。金山町から北、湯沢市北部までの区間は丁山地や出羽丘陵があ...暖かい二月の鳥海山(2024年2月17,18日)

  • 秋田県南の山を全部?見る。(2024年2月17日)

    (本頁は「神室連峰の冬姿を愉しむ。」の続きである。)2月17日は終日晴天が続いた。めったにない機会なので、今回は秋田県南の山を全部見て帰ろうと思った。県境を越えて秋田に戻り、最初に行ったのは旧雄勝町の秋ノ宮地区。役内川の谷あい奥に神室山が見えた。川井地区までから進み、アップで眺めてみる。ずっと神室山の山頂かと思っていたのはレリーフピークだった。神室山山頂はその陰に隠れており、ここからは見えなかった。湯ノ岱から虎毛山を望む。本写真のみ、2015年4月2日撮影。虎毛山は極めて奥深い山だ。秋田側でその姿を望める低地はここ一箇所しかないと私は思う。参考マップ秋ノ宮川井から横堀に戻ったら、目に入ったのは東鳥海山。左手前の建物は道の駅おがち「小町の郷」。山と渓谷オンラインによると、「権現山とも呼ばれる信仰の山で、山頂...秋田県南の山を全部?見る。(2024年2月17日)

  • 神室連峰の冬姿を愉しむ。(2024年2月17日)

    (本頁は「新庄で山を見た。」の続きである。)2月17日は久々に晴天との予報だったので、山形県の新庄まで行って山を見ることにした。新庄で見られる山は多い。月山、葉山、鳥海山、丁岳、神室連峰・・・第一目的は月山だが、第二は神室連峰。この日は秋田山形県境付近で夜明けになり、新庄には7時少し過ぎに到着した。朝は西側の山はよく見えるが、東側にある神室連峰は逆光で見えにくい。そのため山見は月山など西側にある山から始めた。神室連峰に関しては、朝は向町盆地(最上町)に入って東側から眺め、日が高くなったら、新庄にまた戻って西側から眺めるようにアレンジした。新庄から向町盆地(最上町)に行くには、昔は国道13号線を舟形町まで南下し、舟形橋を渡ってから、国道47号線を北東に進んだものだが、現在は新庄市街地の南から国道47号線がい...神室連峰の冬姿を愉しむ。(2024年2月17日)

  • 新庄で山を見た。(2024年2月17日)

    2月17日は久々に晴天との予報だったので、山形県の新庄まで行って山を見ることにした。新庄の周りには山が多い。月山、葉山、鳥海山、丁岳、神室連峰・・・今日は県境付近で夜明けになった。下写真は秋田山形県境に聳える甑山。午前6時30分、あまり紅くならなかったが、一応モルゲンロートとしておく。金山付近まで南下したら、後方に鳥海山が現れた。しかしすぐに靄が出て来て見えにくくなった。こちらは後回しにする(帰りにじっくり見る)ことにして南下を続行。新庄には7時少し過ぎに到着した。しかし新庄盆地には南の方に霧のような雲のようにものがかかっていて、月山を隠してしまった。時間稼ぎに西の鮭川村の方に行ったら、霧が晴れて月山が見えて来た。月山の北側(右側)にある山の名は何だろう。ひとまず火打岳(1033m)としておく。火打岳(1...新庄で山を見た。(2024年2月17日)

  • カテゴリー「栗駒山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「栗駒山」の目次

  • 二月なのに男鹿ではフクジュソウ(2024年2月28日)

    今年の秋田は暖冬だ。積雪がほとんど無いまま、二月も終わろうとしている。男鹿では例年三月のアタマにフクジュソウが咲くが、今年は暖冬なので早まっているかもしれない。2月28日の天気はあいにくどんよりと曇り空だったが、開花を確認すべく出かけてみた。鵜ノ崎海岸から男鹿毛無山を望む。門前の駐車場にはナマハゲ像が。その後ろの高みにある建物は長楽寺。今回、車はお寺近くの公設の駐車場に停めた。これは珍しいこと。何故ならば、以前より不評だった登山者駐車禁止の立札が今回撤去されていたから。(右上)五社堂の999段の石段石段を途中まで上がり、振り返ると樹林越しに日本海が見える。赤い鳥居が見え出すと急坂は終わる。今年初めて見る五社堂。屋根にはまだ雪が残っていた。フクジュソウは男鹿毛無山のあちこちに生えているが、今回は五社堂の裏に...二月なのに男鹿ではフクジュソウ(2024年2月28日)

  • 栗駒山を巡る2(北と西)

    (本頁は「栗駒山を巡る1(南と東)」の続きである。)栗駒山は秋田から見えにくい。それは前衛の山々が秋田の南東部に厚くひしめき合っているせいだと思われる。前衛の山々の高さは400mから1000m。この程度の高さならば、大仙市など遠く離れた場所に行けば、それらの山の高さを越えて見ることが出来る。2024/02/17大仙市郊外から栗駒山を望む。しかし栗駒山自体はとても小さくなる。また太陽角度の関係もあり、南にある山は見えにくい。よって上写真のように見えることはきわめて稀、年に何回あるかわからない。前衛の山に登れば見えるかなと思い、チャレンジしてみた。ところがそういった山には得てして登山道が無い。仮に有ったとしても樹林や別山に邪魔されて見えにくい。今のところ、まあまあ見えるのは横手市と美郷町の境に聳える黒森山(7...栗駒山を巡る2(北と西)

  • 栗駒山を巡る1(南と東)

    (本頁は「東山って知ってますか。」の続きである。)昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。今は奥羽山脈を南下中であるが、その南限は栗駒山にしようと思っている。2018/07/27焼石岳山頂から栗駒山と秣岳を望む。栗駒山はとても奇麗な山だ。私事で恐縮だが、以前(2016年まで)、40年以上にも及ぶサラリーマン時代、私は月に一乃至二回のペースで、秋田市と仙台市を参勤交代のように行き来していた。その際は東北新幹線、それが走る前は東北本線を利用していたが、岩手県南部から宮城県北部を掠める際、愉しみなのは栗駒山の姿を見ることだった。夏場は雨や霞などで見えないことが多かったが、冬場や春の晴れた日、その姿が見えた時はとても嬉しかった。東北には姿の美しい山が多い。栗駒山は岩木山や岩手山、鳥海山のように富士山...栗駒山を巡る1(南と東)

  • 焼石岳の花(4) 7月高所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(3)7月低所編」の続きである。)七月以降、中沼コースを歩くと、中沼の畔から姥石平の入り口あたりまで、あちこちでアヤメの花を見かける。北方系のアヤメ、ヒオウギアヤメだ。積雪量の多い銀明水付近では開花が遅く、八月に咲くものもある。この仲間は初夏、梅雨時の花というイメージがあるせいか、真夏のしかも、高山のアヤメには少々面喰ってしまう。姥石平下のヒオウギアヤメ2017/07/14ヒオウギアヤメ2017/08/06オオバミゾホオズキ2017/07/14銀明水やその上の湿った斜面草地には、夏場、ミヤマキンポウゲやシナノキンバイ、カラマツソウ、モミジカラマツ、リュウキンカ・・・とキンポウゲ科が多い。それにヒオウギアヤメやコバギボウシなど紫パーツが微妙に絡む。このお花畑、残雪の量により、開花期が...焼石岳の花(4)7月高所編

  • 焼石岳の花(3) 7月低所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(2)6月高所編」の続きである。)東北の他の高山、例えば早池峰や秋田駒、鳥海山では、七月になると、花がワッと多くなるものだが、焼石ではどうしたのか、花が少なくなったように感じる。種類は多くなっているのに何故だろう。新たに咲く花が偶々地味だったり、白花が多いせいだろうか。樹林帯でまず出会った花はギンリョウソウだった。ギンリョウソウ2017/07/08地味だが、ランの仲間が多い。ジガバチソウ2017/07/08ノビネチドリ2017/07/08コケイラン2017/07/08ショウキラン2017/08/06ショウキランは例年ならば、七月中に咲くのにこの年は何故か八月にも咲き残っていた。オオバタケシマラン2017/07/08マイヅルソウ2017/07/08ツクバネソウ2017/07/08クル...焼石岳の花(3)7月低所編

  • 東山って知ってますか。

    昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。焼石岳(こちら)の次はその南西にある東山だ。このお山、秋田でも南東の端っこ、岩手との県境にあり、奥地なので平地からは見えにくい。秋田では国道13号線を南下、横手市十文字町から平地を少しだけ、西側に移動すると(十文字町植田付近まで行くと)南東の山あいにラクダのコブのような変わった姿を現す。ラクダは確かフタコブまでと聞いているが、このお山はミツコブだ。2017/12/31十文字町植田付近から東山を望む。東山やそれが見える十文字町植田の位置は次のマップで確認いただきたい。参考マップところで同じ場所(十文字町植田)からは東山のすぐ左側(北側)に焼石の山なみが望まれる。2017/12/31十文字町植田付近から焼石岳の山塊を望む。東山の読みは変わっている。私はずっ...東山って知ってますか。

  • 焼石岳の花(2) 6月高所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(1)6月低所編」の続きである。)標高約1400mの姥石平に到着すると、まだ六月だと言うのに、雪は無く、ご覧のような花筵になっている。2017/06/172017/06/17姥石平から東焼石岳にかけての風衝地は、この時期、色とりどりの花に覆われる。おそらく東北では一番、全国的に見ても屈指のお花畑ではないかと思われる。ただし花の期間は短く、六月の上旬に始まったかと思うと、下旬には早々に店じまいしてしまう(期間は年によって変動あり)。その構成メンバーを紹介する。ハクサンイチゲ2017/06/17ハクサンイチゲ2017/06/17一輪タイプ2019/06/04一輪タイプの緑花2019/06/04ホソバイワベンケイ2018/06/23ミヤマシオガマとホソバイワベンケイ2017/06/17ミ...焼石岳の花(2)6月高所編

  • 焼石岳の花(1) 6月低所編

    【はじめに】焼石岳は奥羽山脈の中ほど、岩手県の南西部にある地味なお山だ。高さは1500mを少し超える程度と低いが、日本アルプスならば2500m以上の高所でないと見られないような高嶺の花が豊富に見られる。早池峰山や鳥海山のように固有種が無いのは残念だが、種類の豊富さ、お花畑の規模では東北でもトップクラスではないか(少なくとも奥羽山系では断トツ)と思っている。そのフロラ(植物の種類)は近隣の栗駒山や秋田駒、岩手山など新しい火山とは異なり、少し離れた月山、朝日連峰など日本海側の高山や蔵王の不忘山、遠く離れた北アルプス白馬岳と共通種が多いように感じる。何故そうなのか。理由は定かではないが、勝手な推測をいくつか述べてみる。姥石平越しに見た焼石岳山頂。2019/06/04山頂の東側、姥石平には広大な風衝草原が発達して...焼石岳の花(1)6月低所編

  • 焼石岳を見た(冬から春)。

    (昨年春に続き、再アップです。)ウィキペディアによると、「焼石岳(やけいしだけ)とは、岩手県南西部、奥州市と和賀郡西和賀町の境にある火山である。標高1,548メートル。奥羽山脈中部に属し、牛形山、駒ヶ岳などからなる焼石連峰の主峰で、栗駒国定公園の一部。日本二百名山の一つである。第四紀に噴出形成した火山で、周囲には規模の小さい火山が集まっている。尚、現在は特にこれといった活動はない。山体が輝石安山岩などから構成され、山頂周辺に焼けたような石が見られることが名称の由来とされる。ブナの原生林に覆われ、山腹には小沼が多く分布しミズバショウや高山植物も豊富。(一部略)標高と比較して高山植物が豊富である。中腹にある中沼と上沼は雪解けから盛夏まで高密度に湿性植物が咲く。山頂直下の姥石平は6月上旬から晩夏まで広大な花畑を...焼石岳を見た(冬から春)。

  • カテゴリー「和賀岳・真昼岳」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)【和賀岳】New和賀山塊を南と東からを望む。New和賀山塊を西から望む。New和賀山塊を北から望む。やっと和賀岳(2018年10月21日)真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。後編。(2019年7月26日)真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。中編。(2019年7月26日)真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。前編。(2019年7月26日)薬師岳でニッコウキスゲを見た。(2018年7月9日)岩手や仙北の白いお山紀行(2018年3月7日)New青白き山脈を愛でながら(2024年1月20日)【真昼岳】New真昼岳はどんなお山?晩秋の真昼岳。(2017年11月3日)お彼岸に真昼岳から田園を展望ほか。(2018年9月下旬)真夏の真昼岳に秘密の花園を見た。(2016年7月31...カテゴリー「和賀岳・真昼岳」の目次

  • カテゴリー「西和賀・女神山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「西和賀・女神山」の目次

  • 女神山はいかがかな?

    (本頁は「真昼岳はどんなお山?」の続きである。)次いで女神山だが、2016/02/18大仙市北楢岡付近から真昼岳と女神山を望む。この山は近くに寄ると、それほど見栄えのいい山ではなかった。それどころか山麓の美郷町に行くと、主峰の女神山(岩手女神)は秋田女神のかげに隠れて見えなくなってしまった。2017/11/10美郷町六郷付近から見た女神山。左奥は真昼岳。ただし美郷町でも北部や大仙市に移動すると、岩手女神が見えて来た。2018/03/07大仙市大曲郊外から。それは真昼岳のような凛々しい姿ではなく、丸みを帯びた山容で森に包まれている。だから「女神」なのだろうか。このお山、南側、横手市との境界付近にある黒森山(763m)や御嶽山に行く途中から眺めたら、やはり丸い形をした森だった。2021/05/12黒森山と御嶽...女神山はいかがかな?

  • 真昼岳はどんなお山?

    (本頁は「和賀山塊を南と東からを望む。」の続きである。)会社に勤めていた最後の年、2016年2月18日に素晴らしい夕焼け風景に遭遇した。この日は大仙市の顧客を訪ね、秋田市に帰宅する途中だった。場所は(大仙市)北楢岡地区の国道13号線沿いのコンビニ駐車場だったが、東の奥羽山脈のやまなみに夕日が当たり、ポッと紅く輝いていた。とても奇麗だった。雪山の名前は、左が真昼岳、右が女神山。どちらもあまり有名な山とは言えない。本頁では真昼岳を語ってみようと思う。真昼岳に関して解説文を探してみた。山と渓谷オンラインによると、真昼岳とは、「秋田県の穀倉地帯、「仙北平野」の東に連なる真昼山地の中で、ひときわ高い山。山容は丸味をおびて穏やかだが、沢は深く滝が多いことで知られる。また、岩手県沢内村(現在は和賀郡西和賀町)と境をなし...真昼岳はどんなお山?

  • 和賀山塊を南と東からを望む。

    (本頁は2024年2月13日にアップしましたが、その後、山の名前に誤りがあることが判明したので、訂正の上、再度アップしました。)(本頁は「和賀山塊を西から望む。」の続きである。)和賀山塊の南側はそのまま真昼岳を始めとした山脈が続いており、平地からその姿を望むことは難しい。2019/07/26薬師岳の稜線から見た和賀岳。参考マップただし奥羽脊梁の真昼山地の山上から望むことが出来る。南に位置する真昼岳稜線からスタートしてみよう。2021/06/02真昼岳(音動岳)から見た和賀岳をアップで。真昼岳から眺めると、左側に秋田駒ヶ岳が見えることがある。2018/06/26真昼岳から。左側に秋田駒ヶ岳。更に南の女神山から眺めると、右側に高下岳が並び、更に岩手山が見えることがある。2018/10/18女神山から。右側に高...和賀山塊を南と東からを望む。

  • 和賀山塊を西から望む。

    (本頁は「和賀山塊を北から望む。」の続きである。)秋田県の南東部には横手盆地という広大な盆地がある(最近、「日本一広い盆地」だと聞いた)。その北半分は盆地なのに「仙北平野」とも呼ばれる。この平野の東側にいきなり1000m以上の標高差で立ち上がり、数十キロにわたって南北に連なっているのが真昼山地だ。この山地は和賀山塊とその南に続く真昼岳などの山々から成る。2018/12/02大曲の西山、大平山(姫神山)から真昼山地を望む。平地と山地の間に前衛的な低山や丘陵が無いので、この山地は仙北平野のどこからでも眺めることが出来る。和賀岳のあたりを拡大してみる。2018/12/02大曲の西山、大平山(姫神山)から和賀岳界隈を望む。ところが細部、和賀山塊のパーツレベルになると、名前がさっぱりわからない。雪がしっかり積もって...和賀山塊を西から望む。

  • 秋田市御所野 ( ̄(エ) ̄) クマ騒動(2024年2月9日)

    私が住んでいる秋田市御所野にクマが出た話は、「冬の二話/クマとじゃこ天(2024年2月7日)」でも報告しているが、2月9日にやっと捕獲された。我が家から直線で500m以内と近所の出来事なので、結末も入れて今一度まとめ報告をしようと思う。捕獲後、2月9日の秋田魁新報電子版の関連記事はこうだった。他の記事によると、住宅が近くて猟銃を使えなかったため、箱罠に頼らざるを得ず、捕獲は非常に難航したとのこと。市や県、警察、猟友会、倉庫会社など捕獲に関わった皆様、お疲れ様でした。今は捕獲されたので個人的にはホッとしている。ところが秋田市や県には「クマを自然に返すべき」といった抗議や苦情などが多数寄せられている(たぶん秋田県外から)という話を聞き、こちらには唖然としている。仮に自然に返すとしても、いったいどこの山に放てと...秋田市御所野( ̄(エ) ̄)クマ騒動(2024年2月9日)

  • 和賀山塊を北から望む。

    和賀山塊とは何ぞや。2022/09/14秋田駒ヶ岳(男岳)から和賀山塊を望む。ウィキペディア解説がよくまとまっていたので、無断なれど抜粋引用させて頂く。「和賀山塊は、東北地方の背骨として南北に縦走する奥羽山脈のうち、秋田県と岩手県の県境にある非火山性の山地・真昼山地から主峰の真昼山とその周辺域をのぞいた一帯をいう。和賀山塊の主峰は和賀岳(1440.2m)であり、北は仙岩峠(せんがんとうげ、秋田県仙北市田沢湖町・岩手県雫石町)から、南は真木(まぎ)渓谷(秋田県大仙市太田町)、東は和賀川上流部(岩手県西和賀町沢内村)、西は抱返り(だきかえり)渓谷(秋田県仙北市角館町)に囲まれた、南北約40km・東西約20km、合計面積約3万haをその範囲とする。行政地理上は、秋田県側の大仙市・仙北市・美郷町、岩手県側の西和賀...和賀山塊を北から望む。

  • 冬の二話/クマとじゃこ天(2024年2月7日)

    今朝、新聞を見て吃驚した。うちのすぐ近所(500m以内)でクマが籠城してるようだ。秋田では昨年秋、クマで大騒ぎしている(たとえばこちら)が、今朝の新聞(2024年2月7日、秋田魁新報)には、更に「今年一月は秋田県内で既に15件ものクマが目撃されている。餌が確保できるようならば冬眠しないクマも居る。」とも書かれていた。参考までに、記事になった御所野とはこんな場所だ。けっして山奥ではない。奥に見えるのはイオン御所野店(秋田県内ではいまだに最大?規模の店舗)。昨年秋はこの通りでもクマが複数回、目撃されている。秋田は山の中以上に街中をクマが徘徊しているので、注意して生活しなければならない。ところでイオンと言えば、少し前の話だが、1月27日、買い物で訪ねている(近所なので、この日に限らず始終行っている)。この日は何...冬の二話/クマとじゃこ天(2024年2月7日)

  • カテゴリー「岩手山と姫神山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)New岩手山・東南西北/締めは北からNew岩手山・東南西北/西からNew岩手山・東南西北/次は南からNew岩手山・東南西北/まずは東からmy絶景(7)山上から見た岩手山・・・「my絶景」と共用。冬の岩手山麓を彷徨う。(2016年12月19日)初冬に岩手山巡り。(2019年12月9日)山納めは岩手のお山で岩手山を眺める。(2021年11月20日)晩秋の姫神山と鞍掛山。(2020年11月17日)姫神山と鞍掛山/岩手山展望。(2018年11月3日)岩手山をあちこちから。(2020年9月22日)初秋の姫神山はどうなんだろう。(2022年9月10日)初秋の鞍掛山。(2021年9月11日)鞍掛山にオオナンバンギセルを見た。(2019年8月26日)初めての...カテゴリー「岩手山と姫神山」の目次

  • 東京は雪で大騒ぎなのに、秋田は・・・(2024年2月5,6日)

    2月5日の昼過ぎ、テレビは東京でいよいよ雪が降り出した!と大騒ぎだった。秋田は雪は降っていない。朝からどんより曇り空だ。夕方近くなり、二階の窓から外を見て驚いた。鳥海山が見えたのだ。午後4時過ぎだったが、急いで外へ出て、鳥海山がよく見える近くの堤防まで走った。冬の秋田は曇ってばかりなので鳥海山は滅多に見えない。年によっては、三月頃まで一度も見ないこともあるほど。今年は割と見える方(例えばこちら)だが、それも限られた快晴の日のみ。今日は暗い曇り空なのに夕方近くになって真っ白な鳥海山がクッキリと見えたのだった。2024/02/05近くの堤防から鳥海山を望む。これはタイヘン珍しいことだ。以前もたしか東京で大雪が降った日にこのような光景を見たような記憶が有る。翌6日、朝刊を見たら、一面トップは「暖冬少雪」だった。...東京は雪で大騒ぎなのに、秋田は・・・(2024年2月5,6日)

  • 岩手山・東南西北/締めは北

    (本頁は「岩手山・東南西北/西から」の続きです。)岩手山はどこから眺めた姿が一番良いのでしょうか。これは鳥海山でも経験していますが、なかなか話がまとまりません。多くの場合、自らが住んでいるところから見た姿が一番良いようです。岩手山を眺める人口が最も多い角度は県都盛岡市のある方角です。その方角は山から見て南南東となり、その姿はいわゆる南部片富士となります。ところが私自身は岩手山の近くに住んでいない(秋田市に住んでいる)のでこの姿へのこだわりはないです。敢えて私見を申し上げるならば、コンパクトな両富士となる真東からの姿とこれから述べる北から見た姿が好いと思っています。2019/05/10上坊(わんぼう)牧野から。参考マップ上坊(わんぼう)牧野は岩手山の北北東にあります。そこから見た姿は『南部片富士』ですが、南...岩手山・東南西北/締めは北

  • 岩手山・東南西北/西から

    (本頁は「岩手山・東南西北/次は南から」の続きです。)岩手県の西側には奥羽山脈が南北に走っており、岩手山はその山脈から少しだけ東に突き出たように聳えています。そのため、岩手山は東や南、北の平地からよく眺めることが出来ますが、西側は奥羽山脈なので平地はありません。したがって西から岩手山を眺めるためには、必ずと言っていいほど山の上に登らなければなりません。その形は意外にもスッキリしたものでした。2021/06/07三ッ石山から。参考マップ北西方向、八幡平から見た姿は後で「岩手山・東南西北/北から」で詳しく報告するつもりですが、八幡平は南北に長く、その南端に位置する源太ヶ岳はほぼ西に位置します。2018/07/31源太ヶ岳山頂から。岩手山の西側の姿が最もよく見えるのは、三ッ石山(1466m)です。いつ見てもいい...岩手山・東南西北/西から

  • 岩手山・東南西北/次は南から

    (本頁は「岩手山・東南西北/まずは東から」の続きです。)南側から見た岩手山のスタートは南東山麓にある柳沢付近から見たものです。2023/03/112023/05/032023/05/25左山麓に鞍掛山が突き出しています。2022/09/10ここと次に紹介する春子谷地湿原から見た岩手山は県都盛岡の街中から見たものに近い形をしています。右(東)側は滑らかな富士山型の山容なのに、左(西)側は深い谷を刻んだ険しい山容が緩やかに続いています。いわゆる『南部片富士』とはこの姿形を言うのかなと私は思います。ここで次のマップをご覧ください。現在の岩手山は大まかには東西に並ぶふたつの山体から成っており、東側の最高峰は薬師岳で高さは2038mですが、かつては2200mの高さが有ったとも言われています(フィールドガイド日本の火...岩手山・東南西北/次は南から

  • 岩手山・東南西北/まずは東から

    年末になると、いつもその年に見た鳥海山のまとめ頁を作成しております(2023年はこちら⇒「2023年の鳥海山。彼方此方から」)。同じようなことが他の山でもできないかと思い、少し検討してみました。すると隣県岩手の名山、岩手山については、年に数回、見ているのでナントカ出来そう・・・ただし毎月見ているわけではないので、鳥海山のように一年単位で作成することは困難ですが、複数年ならば、枚数も多くなるので、今度は楽に出来ます。しかし単に見た順にダラダラ並べてもつまらい。どのように写真を配列するかで悩みました。2020/11/17盛岡市生出付近から。鳥海山は山形秋田に跨って聳え、見る角度によっては同じ山とは思えないほど大きく姿を変えます。岩手山でも状況は同じでした。そこで東西南北の四方向から眺めたものに頁を分けてみるこ...岩手山・東南西北/まずは東から

  • カテゴリー「秋田駒・乳頭/花と山容」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「秋田駒・乳頭/花と山容」の目次

  • カテゴリー「田沢湖・角館」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「田沢湖・角館」の目次

  • 冬の田沢湖は麗しい/後編(2024年1月20日)

    (本頁は「冬の田沢湖は麗しい/前編」の続きである。)田沢湖の西岸から眺める秋田駒の鏡面風景は麗しい。秋田駒ヶ岳再び乳頭山も。ところが鏡面風景は・・・(´π`;)気づいたら、終わっていた。参考マップ鏡面になっている場所を探して、南東へ移動してみる。南岸の大沢から、秋田駒ヶ岳を望む。ここから先は樹林の中を走るので、湖面は見えなくなる。春山で一旦、田沢湖から離れ、石神に向かう。石神の集落のあたりで、雪の田んぼ越しに秋田駒ヶ岳を望む。秋田駒ヶ岳のアップまた湖岸の春山に戻り、御座ノ石神社に至り、湖を一周する。日が傾き、東のお山が赤みを帯びて来たように見えた。一周超の潟尻にて、北岸の高鉢山方面を望む。夕日を浴びた朝日岳少し場所をずらしてまた朝日岳。あっと言う間に日が翳ってしまった。秋田駒ヶ岳このあたりが最も紅かった。...冬の田沢湖は麗しい/後編(2024年1月20日)

  • 冬の田沢湖は麗しい/前編(2024年1月20日)

    (本頁は「青白き山脈を愛でながら」の続きである。)田沢湖は夏場、秋田駒ヶ岳を下山した後など帰り道に通るが、その景色が格別好いものだと思ったことはなかった。ところが冬場は違う。時にハッとするほど麗しいと感じることがある。何故だろうか。湖の周りの高い山々は雪で白くなっている。また冬場は無風の時が多く、湖面が水鏡のようになっていることがよくある。案外、このあたりが理由なのかなと思っている。まずは個人的に絶景だと思った二枚を。潟尻の近くから北西岸を眺めると・・・御座ノ石神社近くから羽後朝日岳を眺める。参考マップ今回は北岸にある御座ノ石神社から反時計回りに湖を廻ってみようと思う。御座ノ石神社湖岸にある鳥居羽後朝日岳と和賀岳の山なみ。羽後朝日岳和賀岳御座ノ石神社付近から院内岳、潟尻方面を望む。潟尻の近くから北西岸を眺...冬の田沢湖は麗しい/前編(2024年1月20日)

  • 青白き山脈を愛でながら(2024年1月20日)

    (本頁は「大寒の日、横手実家はいかに」の続きである。)横手実家から秋田市自宅への帰り道、かつて六郷町と名乗っていた辺り(現・美郷町)に差し掛かったら、東側に青い、いや厳密には青白い山脈(やまなみ)が連なって見えるようになって来た。奥羽山脈は日本一長い脊梁山脈だが、山脈をもろに実感できる場所はそれほど多くない。個人的には山形県の村山盆地の東側、そしてこの秋田県美郷町から大仙市、仙北市角館あたりにかけての二箇所がそれに該当するエリアではないかと思っている。どちらも真っ平らな盆地からいきなり千メートルかそれ以上標高差のある山が立ち上がり、屏風のように連なっている。このような地形がどうしてできたかの議論はさておき、個人的には、石坂洋二郎原作の小説『青い山脈』(曲の方は、作詞・西條八十、作曲・服部良一)とはこの美郷...青白き山脈を愛でながら(2024年1月20日)

  • 大寒の日、横手実家はいかに(2024年1月20日)

    (本頁は「大寒の岩手山モルゲンロート他」の続きである。)岩手から戻った後、晴れの天気が勿体ないので、横手実家に寄ってみることにした。田沢湖町神代手前で国道46号線とおさらば、わらび座の脇を掠め、農免道路「みずほの里ロード」をそのまま南下、11時頃、(横手市)平鹿町にある親せき宅に到着した。所用を済ませ、故郷の山々を眺めながら(横手市)十文字町の実家に向かう。こちらも空は晴れており、秋田県南のシンボル、鳥海山も見えていた。しかし南側の空には薄雲がかかっており、鳥海山の姿は朧だった。鳥海山と稲倉岳鳥海山と八塩山(右端)八塩山(713m)八塩山には鳥海山を眺めるためによく登る。【参考】2023/04/28八塩山山頂台地から。ほぼ真っ平らな出羽丘陵の北部に保呂羽(ほろわ)山(438m)が突き出して見える。保呂羽山...大寒の日、横手実家はいかに(2024年1月20日)

  • 大寒の日、岩手山モルゲンロート他(2024年1月20日)

    1月20日は今年二度目の晴天日との予報だった(一度目の晴天日はこちら)。大寒なのに今年はさっぱり寒くないが、冬場の晴天は貴重なので、一日中、外を飛び回って(下界から)冬山の展望を愉しもうと思った。初っ端は岩手山。その山麓で夜明けになるようにと、5時前に家を出た。すると小岩井農場に入るあたりで夜明けになりそうな雰囲気。小岩井の一本桜に到着したら、先行者が既に一名、三脚を立てて居た。7時に数分前、岩手山の山頂部が赤っぽく変化。モルゲンロートが始まった。しかしこれ以上は紅くならずに終了。その後、岩手山は北側から廻り込んで来た雲に包まれてしまった。その後は柳沢を廻って、八幡平市の市役所の有る辺りまで北上してみたが、さっぱり雲が取れない。しかたないので、他の山を見るべくUターンした。帰り道。再び寄った柳沢付近から。...大寒の日、岩手山モルゲンロート他(2024年1月20日)

  • 乳頭山の花図鑑(4)おまけ

    (本頁は「乳頭山の花図鑑(3)」の続きです。)本編ではこの山域で見かけたちょっと珍しい花たちを紹介してみる。トガクシショウマ(トガクシソウ)Ranzaniajaponicaブナ林内で見かけた。クマ出没に注意されたし。2017/05/222016/05/152017/05/22ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)Leontopodiumfauriei稜線の限られた場所に生育。同じ場所には黄色いスミレも混生していたが、葉がやや厚く、艶が有った。もしかしたらタカネスミレかと思ったが、近隣に生育するキバナコマノツメと識別できなかった。2018/06/162018/06/162018/06/16参考までに次は一般的なウスユキソウLeontopodiumjaponicum2019/07/15生育場所は違うが、乳頭山...乳頭山の花図鑑(4)おまけ

  • 乳頭山の花図鑑(3)晩夏~初秋編

    (本頁は「乳頭山の花図鑑(2)盛夏編」の続きである。)八月以降の乳頭山南斜面は花が多い。2016/08/11南斜面を下る。バックは湯森山と秋田駒ヶ岳。ハクサンシャジンやシロバナトウウチソウが多い。2016/08/11南斜面のお花畑。ハクサンシャジンやシロバナトウウチソウ、ミヤマトウキが多い。タテヤマウツボグサPrunellaprunelliformis2016/08/11(右上)ハクサンフウロGeraniumyesoensevar.nipponicum2016/08/11盛夏の乳頭山で特に目立つのが、ハクサンシャジン。千沼ヶ原に向かう登山道ではシャジンロードと呼びたくなるほど数多く咲き乱れていた。ハクサンシャジンAdenophoratriphyllavar.hakusanensis2016/08/11ヒト...乳頭山の花図鑑(3)晩夏~初秋編

  • 乳頭山の花図鑑(2)盛夏編

    (本頁は「乳頭山の花図鑑(1)」の続きである。)こちらでは主に七月中旬に見た花を扱ってみる。田代平から乳頭山を望む。手前の池中に生えているのはミツガシワ。2019/07/15しばしツツジ科を続ける。ウラジロヨウラクMenziesiamultiflora2019/07/15アカモノ(イワハゼ)Gaultheriaadenothrix2019/07/15(右上)オオバツツジRhododendronnipponicum2019/07/15オオバツツジは個人的には2019年7月15日の乳頭山田代平が初見だった。ここでは限られた本数だけだったが、その後、和賀山塊で多数見かけた。コメツツジRhododendrontschonoskii2019/07/15ハクサンシャクナゲRhododendronbrachycarpu...乳頭山の花図鑑(2)盛夏編

  • 乳頭山の花図鑑(1)初夏編

    (本頁は「乳頭山はどんなお山?」の続きです。)乳頭山は秋田県仙北市と岩手県雫石町との県境にある標高1478mの火山性小ピークだ。秋田側から望むと、角度にもよるが、女性の乳頭を思わせるような形からその名があるが、岩手側から見ると烏帽子のような形から、烏帽子岳とも呼ばれる。南側から見た乳頭山(烏帽子岳)2021/06/07花の名山として知られる秋田駒ヶ岳(こちら)とは峰続きで、わずか5kmくらいしか離れていない。秋田駒ヶ岳には多いが、乳頭山には無いかほとんどない種類がいくつかある。例えばコマクサやイワブクロ、タカネスミレなど火山性裸地にパイオニアとして侵入する種類や色鮮やかなエゾツツジなどが該当するが、それ以外の高山植物はだいたい揃っている。逆に秋田駒にはほとんどないか、欠如しているのに、乳頭山には豊富な種類...乳頭山の花図鑑(1)初夏編

  • 乳頭山はどんなお山?

    山の姿形について語るシリーズ、秋田駒(こちら)の次は乳頭山にしようと思いました。ところがこのお山はあまりメジャーでないようです。そのため、このお山を語った書籍などは無いのですが、意外にもウィキペディアでは割と詳しく解説されていました。許可は得ていないですが、一部を引用させて頂きます。「乳頭山(にゅうとうさん)とは、秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがる山である。十和田八幡平国立公園の中に位置する。遠くから見たゆったりとした印象とは異なり、山頂の東側は断崖絶壁となっている。山頂は崩壊が進んでいる。以前あった山頂の三角点も行方不明となり、現在の地形図では三角点が抹消されている。秋田駒ヶ岳とともに古くから知られた山で、秘湯で名高い乳頭温泉郷の北東に乳房のような山容を見せている。山頂からは、岩手山や林野庁の森...乳頭山はどんなお山?

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(7)秋・紅葉

    (本頁は「・・・花図鑑(6)晩夏~初秋2」の続きです。)奥羽山系には栗駒山や三ツ石山など紅葉がとても奇麗な山がある。秋田駒の紅葉はこれら二山ほど有名ではないが、個人的には奇麗な方ではないかと思っている。まずは風景としての紅葉シーンを少し列記してみる。紅葉期に初めて登ったのは、2014年9月23日だったと思う。あいにくこの日はガスの発生が多かったが、ときおり晴れ間に見えた紅葉はドキッとするほど紅かった。まずは新道コースの紅葉を三枚。これは横岳から焼森方面の紅葉。翌2015年は9月22日に登っていた。前年同様、この日もガスでさっぱり見えなかった。かろうじて見えたのは、次の一枚だけ。2015/09/22馬ノ背稜線から阿弥陀池を望む。翌2016年は紅葉が少し遅く、10月1日に登っている。この日は珍しく晴れていた。...秋田駒ヶ岳の花図鑑(7)秋・紅葉

  • にかほで初鳥海を見た。(2024年1月11日)

    1月11日の秋田地方は朝から、からりと晴れて自宅二階から鳥海山のアタマが見えた。距離は遠く、電線越しだったが、これでも個人的には今年になって初めて見る鳥海山だった。すぐにでも車を飛ばしてもっとよく見える場所まで行きたかったのだが、この日はあいにく午前中、用事があり、家を空けられなかった。昼、自由になったら、今度は鳥海山方面に雲が懸かり見えなくなってしまった。ところが・・・14時40分頃になったら、雲が取れてまた姿を現していた。秋田市からは遠いが、にかほ市まで走れば、夕日を浴びた鳥海山が見れるかもしれない。善は急げと家を出た。16時ちょっと前頃、にかほ市の象潟インターに到着。次の写真は、高速を降りてすぐの道端(下のマップ地点A)から撮った。これが私の今年の鳥海山、初撮影になった。この位置(下のマップ地点A)...にかほで初鳥海を見た。(2024年1月11日)

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(6)晩夏~初秋2

    (本頁は「・・・花図鑑(5)晩夏~初秋1」の続きです。)どこの山でもそうだが、真夏以降はキク科の花が多くなる。大焼砂上部のノコンギクとミヤマアキノキリンソウ混生。2023/08/23ノコンギクAstermicrocephalusvar.ovatus2023/08/23ノコンギクは低地や低山には多く、高山ではあまり、いやさっぱり見かけないものだが、秋田駒では多いように思う。何故だろう。ミヤマアキノキリンソウSolidagovirgaureasubsp.leiocarpa2023/08/23ミヤマアキノキリンソウ2015/08/16(右上)ゴマナ。下の方にヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ。2017/09/05ゴマナは低山から高山まで幅広く見られる。ゴマナAsterglehnii2015/08/16ヤマハハコ...秋田駒ヶ岳の花図鑑(6)晩夏~初秋2

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(5)晩夏~初秋1

    (本頁は「・・・花図鑑(4)盛夏2」の続きです。)本頁では概ねお盆(八月中旬)以降、初秋にかけて咲く花を扱ってみる。この季節になると、他の山では花の数がめっきり減るものだが、秋田駒と(後で述べる)焼石岳は例外のようだ。タカネスミレやコマクサが多かった大焼砂では新顔の花が咲いていた。それはオヤマソバだった。オヤマソバAconogononnakaii。廻りの花はタカネスミレ。2023/08/23オヤマソバ。廻りの花はコマクサ。1980年代、撮影月日は不明。このお花、大焼砂のような裸地の他、阿弥陀池周辺では風衝草原にも進出している。岩手山や早池峰山でも見かけるが、東北の他の山では見たことが無い(蔵王不忘山に少し有ると聞く)。大焼砂の下部では意外な花が咲いていた。マルバキンレイカPatriniagibossa19...秋田駒ヶ岳の花図鑑(5)晩夏~初秋1

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(4)盛夏2

    (本頁は「・・・花図鑑(3)盛夏1」の続きである。)盛夏(7~8月中旬)は花の種類が多い。ヒナザクラは秋田駒ではチングルマのような群生にはならないが、湿った場所でよく見かける。ヒナザクラPrimulanipponica2017/07/10ノウゴウイチゴFragariaiinumae2017/07/10コバイケイソウは一般的な高山植物だが、秋田駒ではあまり多くない。浄土平に少し群生がある。コバイケイソウVeratrumstamineum2013/07/20(右上)タカネアオヤギソウVeratrummaackiivar.longibracteatum2013/07/20ヤマブキショウマAruncusdioicusvar.kamtschaticus2013/07/20カラマツソウの仲間は秋田駒には三種類生えてい...秋田駒ヶ岳の花図鑑(4)盛夏2

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(3)盛夏1

    (本頁は「・・・花図鑑(2)初夏続き」の続きです。)【盛夏編】七月になると、大焼砂ではコマクサが見頃を迎える。大焼砂のコマクサ群生。2017/07/10大焼砂のコマクサ群生。1980年代、撮影年月日は不明。大焼砂のコマクサ群生。右上の残雪をご記憶下さい。2017/07/10コマクサDicentraperegrina2017/07/10コマクサが自生するのは、東北では岩手山と秋田駒、蔵王の三箇所のみ(尾瀬・燧ヶ岳も加えると四箇所か)。株の大きさとトータル量では岩手山の方が勝っているが、残念ながら他の植物と混生している(こちら参照)。コマクサが単独で、しかも密に群生している点では、秋田駒の方が素晴らしいかなと思う。七月はコマクサの他に、小岳や女岳斜面のチングルマも素晴らしい。それを見るためには、ムーミン谷(馬...秋田駒ヶ岳の花図鑑(3)盛夏1

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(2)初夏続き

    (本頁は「秋田駒ヶ岳の花図鑑(1)」の続きです。)本頁では、初夏の秋田駒ヶ岳でも比較的高所に咲くものを集めてみた。場所的には新道コースならば、片倉岳展望台から先の男女岳(おなめだけ)山麓から阿弥陀池周辺、男岳、馬ノ背稜線、横岳などが該当するが、大焼砂上部、馬場ノ小路(通称:ムーミン谷)も含めた。ミネズオウは新道コースの終点近く、阿弥陀池手前の平坦地に多いが、開花時期が早いせいか、花を見逃すことが多い。ミネズオウLoiseleuriaprocumbens2021/06/17参考マップコメバツガザクラArctericanana2015/06/21(右上)コケモモVacciniumvitis-idaea、混生している細かい葉はガンコウラン。2015/06/21秋田駒ヶ岳にはコケモモが多い。横岳ではガンコウランと...秋田駒ヶ岳の花図鑑(2)初夏続き

  • 初晴れと太平山(2024年1月4日)

    今日(1月4日)の秋田地方は今年初の晴天、いや昨年末も含めたら、一週間ぶりの日差しだ。丸一日続いたクリアーな晴天となれば、12月6日(記録は「銀嶺・鳥海山・・・」)以来、ひと月ぶりだろう。冬の日本海側は斯様に日の光に恵まれない地方なので、今日のような晴れ日はとても貴重だ。同じ日本海でも震災に遭われた北陸能登地方の皆様には何だか申し訳ない気分だが、日光を浴びに、午後から秋田市郊外に繰り出してみた。鳥海山は残念ながら雲を被って見えなかったが、近場の太平山はよく見えた。このお山、昨年七月の大雨で登山道が崩壊してしまった。よって登山出来ない状況がずっと続いているが、雪を被った姿は気高く美しかった。太平山の最高峰、奥岳(1170m)山頂には太平山三吉神社の奥宮が建っている。夏場、奥宮に神職の方が常駐しているが、昨年...初晴れと太平山(2024年1月4日)

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(1)

    (昔、同様の図鑑を一度作ってますが、昨年三月、旧ホームページ消失に伴い、無くなったので、これは作り直しです)。古い話で恐縮。1990年代の初め頃だったか、山と渓谷社が雑誌『山と渓谷』誌上で読者を対象に高山植物の人気投票を行ったところ、堂々第1位に輝いたのは、コマクサだった。さらに2、3位あたりにエーデルワイス類(ウスユキソウの仲間)とチングルマ、少し離れてニッコウキスゲやイワカガミもあったように記憶している。いずれも今回紹介する秋田駒で見られる花ばかりだが、特に女王格のコマクサとエーデルワイス類(ここではミヤマウスユキソウ)が一緒に観られる贅沢な山は国内広しといえども、秋田駒ヶ岳ぐらいではなかろうか。コマクサ(右下にタカネスミレ)2015/06/21(右上)ミヤマウスユキソウ2015/06/21この山、ほ...秋田駒ヶ岳の花図鑑(1)

  • 雪の無い正月の祈り(2024年1月2日)

    能登半島並びに北陸地方の被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。被害に遭われた地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。更には・・・今年正月二日の秋田市は陰鬱な曇りですが、雪が無く、ときどき雨がぱらついております。確か昨年も雪がありませんでした。となると二年続けて雪の無い正月となりますか。次の写真は今から11年前、2013年の正月風景ですが、かつてはこんな大雪(確か約1mの積雪)の正月もありました(詳細はこちら)。それはさておき、先ほど近所の小さなお社、八幡山神社に初詣に行って来ました。本来ならば、今年一年の家内安全を祈りに行くのですが、今回は昨夕の大地震もあり、秋田では無事に正月を迎えられたことをまずは感謝するという異例の初詣となりました。八幡山神社このすぐ近くで昨年秋、クマが目撃されております。...雪の無い正月の祈り(2024年1月2日)

  • 秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編

    新年あけましておめでとうございます。ところで昨日夕方・・・( ̄π ̄;正月早々の大地震には驚きました。被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。私事で恐縮ですが、毎年、冬場は山に行けないため、本ブログもネタが無くなります。夏場の回想記事などでお茶を濁すことが多く、今年は秋田駒ヶ岳の花の話題などをちんたら始めようかなと思っておりました。ところがこの大地震で少々出鼻をくじかれました。正月二日は揺り返しで、昨年12月28日にアップしておりました「秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編」を再度アップさせて頂きます。このことに深い意味はありませんが、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。m(__)m2022/09/14田沢湖町石神付近から。「駒ヶ岳」の名前の山は全国に数多くある。同じ名前なので、識別するため、頭...秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編

  • 謹賀新年。2024年元旦。

    今年の一枚目の年賀状は例年通り、鳥海山の雪姿に『謹賀新年』の四文字で行きます。こちらの鳥海山は昨年12月6日、由利本荘市猿倉から見たものです。個人的には鳥海山よりも、右側の雲、巻積雲の波状雲と言うそうですが、これが奇麗なので採用しました。なお今年の干支は「辰(たつ)」とのこと。手持ち画像で、「辰(たつ)」にゆかりのあるものを探してみました。ところが「辰(たつ)」は空想上の生き物なので写真はありませんでした。「龍」や「竜」の漢字を使った地名ならば幾つか有りました。栗駒山には「龍泉ヶ原」と言う名前の湿原が有ります。この場所は自然保護の観点から現在は登山道も無く立入禁止のようですが、私自身は40年以上前、学生時代に迷い込んだことがあります。天国のように奇麗な湿原でした。現在は、栗駒山の一峰、展望岩頭から見下ろす...謹賀新年。2024年元旦。

  • 秋田駒ヶ岳はどんなお山?/パーツ紹介

    (本頁は「秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編」の続きです。)秋田駒ヶ岳の全体的な姿形については、拙ブログ、「秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編」で語ったばかりだが、この山は複式火山なので、それを構成するパーツに関しても少し触れておかないと分かりにくいと思う。パーツとは、大まかには南北に開いた二個のカルデラとその中に生じた数個の中央火口丘、さらにはカルデラが形成される前の旧い火山体の名残りなどが該当する。秋田側の山麓、(仙北市)田沢湖町中生保内付近から望むと、秋田駒ヶ岳は左が男岳(1623m)と右が女岳(1513m)の双耳峰になっている。2022/05/10秋田側の代表的な登山口、八合目は北側の標高1300m付近にある。そこから見ると、秋田駒のパーツは男岳、女岳ではなく、最高峰の男女岳(おなめだけ)(1637m...秋田駒ヶ岳はどんなお山?/パーツ紹介

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