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モウズイカの裏庭2 https://blog.goo.ne.jp/mouura2

数年前から主に東北の山歩きをしています。ピークハンターではなく、花や景色をじっくり愉しむタイプの山歩きです。

モウズイカ
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2020/02/08

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  • いにしえの焼石岳・花シーン

    1980年代後半から1990年代前半にかけて、リバーサルフィルムで撮った焼石岳の花シーンを復刻してみた。画像は2000年代にフィルムスキャナーを用いてパソコンに取り込んだが、既にフィルムの劣化が進んでおり、色調が変化、汚れもついていた。そのため色調や汚れは一部修正している。見苦しい点もあるがご寛容願いたい。本頁を作成して思ったのは昔の焼石岳、特に姥石平は現在よりも花が多かったということ。1994/06/12姥石平のお花畑1994/06/12姥石平のお花畑・ミヤマキンバイの多い場所。1992/06/27姥石平のお花畑1994/06/12姥石平のお花畑。バックは横岳。1994/06/12ハクサンイチゲとユキワリコザクラ、ミヤマキンバイ。1990/06/23ヒナザクラ1994/06/12焼石岳山麓のヒナザクラ群...いにしえの焼石岳・花シーン

  • 焼石岳の花(8)秋田斜面、南本内岳編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(7)9月編」の続きである。)今までの花図鑑は主に中沼コースで見られる花を扱って来たが、焼石岳の西側、東成瀬コースや北側の湯田コースも面白い。同じ山域とは思えないほど、違った顔ぶれの花が咲いている。本編では東成瀬コースと南本内岳山頂付近で見られる特徴的な植物を咲いた順に列記してみる。なお、東成瀬コースの八合目・焼石沼から、九合目・焼石神社までの南本内岳南西斜面を、ここでは、「秋田斜面」と呼ぶことにする。行政上は岩手県なのに何故、「秋田」と思われるかもしれないが、東成瀬コースは唯一、秋田県(東成瀬村)から始まるコースであり、この斜面からは秋田側がよく見渡せる。他にもそう呼ぶ御方が居たので、その呼び名を使わさせてもらう。六月下旬、八合目・焼石沼の辺りでは、黄色い花がいっぱい咲いている。...焼石岳の花(8)秋田斜面、南本内岳編

  • カテゴリー「甑山・神室・禿岳」の目次

    (記事の配列は、【甑山】【神室山】【禿岳】の三群に分け、登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)【甑山】New君は甑山を見たか。紅葉期には二度目の甑山・後編(2022年10月16日)紅葉期には二度目の甑山・前編(2022年10月16日)甑山に絶景を見た。(2017年10月14日)新緑の甑山(2018年5月27日)New新庄で山を見た。(2024年2月17日)【神室山】初めての神室山(2016年9月24日)初夏の神室山に咲く花たち。(2017年6月24日)神室山に日本一のキヌガサソウを見た。(2017年6月24日)早春の丁山塊と神室連峰(2015年4月上旬)New神室連峰の冬姿を愉しむ。(2024年2月17日)【禿岳】禿岳は紅葉よりも展望【後編】(2021年10月25日)禿岳は紅葉よりも展望【前...カテゴリー「甑山・神室・禿岳」の目次

  • 君は甑山を見たか。

    昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。岩手の次は山形。山形との県境に甑山(こしきやま)という低山がある。ご覧の通り、とても面白い姿をしている。2022/10/16男甑の急坂(胸突八丁)から望む女甑山この山は登らずに、下界や途中から眺めているだけでも面白い。その筋の写真も貯まって来たようなので、ここらで発表陳列してみようかなと思う。ところでこのお山について語った書物はほとんど見かけないのだが、ウィキペディアには割と詳しい解説が載っていた。しかもよくまとまっている。今更私など非AIが駄文を生成してもしょうがない。許可は得ていないが、一部を引用させて頂く。「甑山は、秋田と山形県境にまたがる丁岳山地の東端部に位置している。江戸時代に矢島藩、本荘藩、亀田藩の各藩が交通の要衝としていた矢島街道(殿様街...君は甑山を見たか。

  • カテゴリー「ボヤキ雑件」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「ボヤキ雑件」の目次

  • なりすましコレクション/私の名前は渡辺先生です。

    たまには山や花以外の話題はいかがでしょう。私は12年前からSNSのひとつ、facebookをやっておりますが、数日前、ホーム画面で他の方(一応、友達)の投稿を見ていたら、思わず笑いが止まらなくなってしまいました。自らを「先生」と名乗る奇特ななりすまし医師?(友達ではない)と久々に出会ったからです。まずはそのコメント文。これは定型文ですね。続いて、コメント主のプロフィール、自己紹介欄を抜粋したものです。赤線を引きましたが、自らを「先生」と名乗っています。なお別の友達の最近の記事には自らを「博士」と名乗っている別のなりすましも居ました。自ら博士を名乗る人は、私の知っている範囲では、お茶の水博士か水道橋博士くらいでしょうか。これらのコメントが載った記事の投稿者はこの手の書き込みをはなから無視、放置したままでした...なりすましコレクション/私の名前は渡辺先生です。

  • 焼石岳の花(7) 9月編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(6)8月高所編」の続きである。)他の山では、秋めいてくると、花の数はめっきりと少なくなるものだが、焼石では逆に多くなるように思える。特に中沼のトリカブトや銀明水上部のアザミの群生はみごとだと思う。中沼のオクトリカブト群生2017/08/27サラシナショウマ2020/09/16ツルニンジン2022/08/29ミヤマセンキュウ2022/08/29ヨブスマソウ2022/08/29ミゾソバ2017/08/27オクトリカブト2017/08/27オクトリカブトとゴマナ2020/09/16オニシオガマは日本海側の深山湿地に見られる大型の半寄生植物だが、奥羽山系では焼石岳に多産する。中沼コースでは中沼から先、銀名水の上部まで延々と見られる。また南本内岳では山頂直下にも生育している。オニシオガマ2...焼石岳の花(7)9月編

  • 焼石岳の花(6) 8月高所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(5)8月低所編」の続きである。)七月に休んでいた姥石平も八月の声を聞くと(年によっては七月下旬から)、花数が増えて来て、お花畑が復活する。姥石平のお花畑。2017/08/06クルマユリ2017/08/06コバギボウシ2017/08/06今頃の姥石平から東焼石岳にかけての草原で多いのは、トウゲブキ、ミヤマアキノキリンソウ(黄)、コバギボウシ(薄紫)、オオバギボウシ(白)、ハクサンシャジン(薄青紫)、ハクサンフウロ(ピンク)、ウスユキソウ(白)、タカネアオヤギソウ(黄緑)、シロバナトウウチソウ(白)、白いセリ科のミヤマトウキ、シラネニンジン、イブキゼリモドキなど。タカネアオヤギソウとハクサンシャジン他。2021/08/05タカネアオヤギソウとシロバナトウウチソウ。2021/08/05...焼石岳の花(6)8月高所編

  • 男鹿2ndは雪中福寿草に白いお山(2024年3月8日)

    3月8日は久しぶりの晴天になった。勿体ないのでどこか山へ行こうと思った。当初、鶴岡の高館山が浮かんだが、遠くて唐突なので今回は見送り。男鹿は2月28日に行ったばかり(記録はこちら)だが、フクジュソウの花数も増えたことだろう。( ̄(エ) ̄)クマのリスクも少ないし、近場の男鹿に行くことにした。出戸浜付近から男鹿半島を望む。左は男鹿三山、右の白いのは寒風山。まずは男鹿三山。一昨年、初めて知った福寿草山(仮称)を偵察してみる。先週末から今週初めにかけて寒の戻りが有り、(秋田市で)十センチくらい雪が積もった。男鹿は秋田市よりも多かったようで、林の中にはその時の雪がまだ少し残っていた。フクジュソウは疎らながらも咲いていた。雪中で咲いている株も有った。フクジュソウは雪を割って咲くイメージがあるが、実態はどうだろう。多く...男鹿2ndは雪中福寿草に白いお山(2024年3月8日)

  • カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)鳥海山十二景(どれがお好み?)New銀嶺・鳥海山(2023年12月6日)晩秋のNorthEast鳥海(2021年11月30日)晩秋、二度目の鳥海山逍遥と八塩山登山(2022年11月28日)・・・カテゴリー「東光山・八塩山」と共用。観るだけの鳥海山(2019年11月27日)New2023年11月、鳥海山と他の山々晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)2022年新雪期の鳥海山逍遥(10月25,26日、11月1日)雪化粧の鳥海山逍遥。(2020年10月28日)Newもう紅くない鳥海山(2023年10月24日)New紅い鳥海山(2023年10月24日)New黒い鳥海山(2023年9月23日)合歓の木鳥海(2022年7月30日)N...カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

  • カテゴリー「男鹿半島11~2月」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べた。)New二月なのに男鹿ではフクジュソウ(2024年2月28日)男鹿マール紀行/君は三ノ目潟を見たか。(2021年2月28日)寒風山から見た白いお山。(2021年2月28日)厳冬?期の男鹿に行ってみた。(2020年1月19日)今年最後の男鹿毛無山(2019年12月22日)晩秋の寒風山と大潟村。(2014年11月下旬)晩秋の男鹿毛無山。(2020年11月15日)男鹿の紅葉と荒海(2019年11月10日、20日)New初めての寒風山御来光(2023年11月9日)2020/01/19鵜ノ崎海岸2020/11/15毛無山のブナ林2023/11/09寒風山山頂から秋田湾を望む。以上。カテゴリー「男鹿半島11~2月」の目次

  • 焼石岳の花(5) 8月低所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(4)7月高所編」の続きである。)八月になると、焼石は再び花が多くなる。特に多いと感じるは、キク科のトウゲブキ。中沼コースを歩くと、中沼の畔から銀明水まで延々と、更に姥石平から山頂まで、この花が咲いている。中沼のトウゲブキ群生。2017/08/06山頂で見たトウゲブキ。2017/08/06ミズギク2017/08/06ミズギクは名前のごとく、水湿地に多い。ドクゼリは高山植物ではないが、中沼から銀明水にかけての湿地や水中に多い。ドクゼリ2017/08/06オオバセンキュウ2021/08/05大型のシシウドの仲間はオオバセンキュウだった。湿地では、これらの花に紫のコバギボウシが混じるが、この花は高所にも多いので後で紹介する。中沼の畔で。ソバナ2022/08/05マルバキンレイカ2018/...焼石岳の花(5)8月低所編

  • 暖かい二月の鳥海山(2024年2月17,18日)

    (本頁は「秋田県南の山を全部?見る。」の続きである。)例年冬場、鳥海山は見えにくいものだが、今年は暖冬で晴れる日が多く、秋田市からもちょくちょく見えているように思う。天気予報では2月17,18日は晴天とのこと。折角の機会なので、17日はしばらく行ってなかった山形県新庄を訪ね、普段見ぬ角度から鳥海山を眺めようと思った。早朝、金山町付近(A)で見え出した鳥海山鳥海山はまもなく霧に包まれて見えなくなったが、月山はよく見えた。昼近く、新庄からの帰り道では霧が晴れて鳥海山もよく見えるようになった。新庄市の西側、仁田山が近づくと、同じ場所(B)から首をちょっとずらすだけで両山が見える。こんな贅沢な山の眺めは国内にはそうはないだろう(詳細は「新庄で山を見た。」)。金山町から北、湯沢市北部までの区間は丁山地や出羽丘陵があ...暖かい二月の鳥海山(2024年2月17,18日)

  • 秋田県南の山を全部?見る。(2024年2月17日)

    (本頁は「神室連峰の冬姿を愉しむ。」の続きである。)2月17日は終日晴天が続いた。めったにない機会なので、今回は秋田県南の山を全部見て帰ろうと思った。県境を越えて秋田に戻り、最初に行ったのは旧雄勝町の秋ノ宮地区。役内川の谷あい奥に神室山が見えた。川井地区までから進み、アップで眺めてみる。ずっと神室山の山頂かと思っていたのはレリーフピークだった。神室山山頂はその陰に隠れており、ここからは見えなかった。湯ノ岱から虎毛山を望む。本写真のみ、2015年4月2日撮影。虎毛山は極めて奥深い山だ。秋田側でその姿を望める低地はここ一箇所しかないと私は思う。参考マップ秋ノ宮川井から横堀に戻ったら、目に入ったのは東鳥海山。左手前の建物は道の駅おがち「小町の郷」。山と渓谷オンラインによると、「権現山とも呼ばれる信仰の山で、山頂...秋田県南の山を全部?見る。(2024年2月17日)

  • 神室連峰の冬姿を愉しむ。(2024年2月17日)

    (本頁は「新庄で山を見た。」の続きである。)2月17日は久々に晴天との予報だったので、山形県の新庄まで行って山を見ることにした。新庄で見られる山は多い。月山、葉山、鳥海山、丁岳、神室連峰・・・第一目的は月山だが、第二は神室連峰。この日は秋田山形県境付近で夜明けになり、新庄には7時少し過ぎに到着した。朝は西側の山はよく見えるが、東側にある神室連峰は逆光で見えにくい。そのため山見は月山など西側にある山から始めた。神室連峰に関しては、朝は向町盆地(最上町)に入って東側から眺め、日が高くなったら、新庄にまた戻って西側から眺めるようにアレンジした。新庄から向町盆地(最上町)に行くには、昔は国道13号線を舟形町まで南下し、舟形橋を渡ってから、国道47号線を北東に進んだものだが、現在は新庄市街地の南から国道47号線がい...神室連峰の冬姿を愉しむ。(2024年2月17日)

  • 新庄で山を見た。(2024年2月17日)

    2月17日は久々に晴天との予報だったので、山形県の新庄まで行って山を見ることにした。新庄の周りには山が多い。月山、葉山、鳥海山、丁岳、神室連峰・・・今日は県境付近で夜明けになった。下写真は秋田山形県境に聳える甑山。午前6時30分、あまり紅くならなかったが、一応モルゲンロートとしておく。金山付近まで南下したら、後方に鳥海山が現れた。しかしすぐに靄が出て来て見えにくくなった。こちらは後回しにする(帰りにじっくり見る)ことにして南下を続行。新庄には7時少し過ぎに到着した。しかし新庄盆地には南の方に霧のような雲のようにものがかかっていて、月山を隠してしまった。時間稼ぎに西の鮭川村の方に行ったら、霧が晴れて月山が見えて来た。月山の北側(右側)にある山の名は何だろう。ひとまず火打岳(1033m)としておく。火打岳(1...新庄で山を見た。(2024年2月17日)

  • カテゴリー「栗駒山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「栗駒山」の目次

  • 二月なのに男鹿ではフクジュソウ(2024年2月28日)

    今年の秋田は暖冬だ。積雪がほとんど無いまま、二月も終わろうとしている。男鹿では例年三月のアタマにフクジュソウが咲くが、今年は暖冬なので早まっているかもしれない。2月28日の天気はあいにくどんよりと曇り空だったが、開花を確認すべく出かけてみた。鵜ノ崎海岸から男鹿毛無山を望む。門前の駐車場にはナマハゲ像が。その後ろの高みにある建物は長楽寺。今回、車はお寺近くの公設の駐車場に停めた。これは珍しいこと。何故ならば、以前より不評だった登山者駐車禁止の立札が今回撤去されていたから。(右上)五社堂の999段の石段石段を途中まで上がり、振り返ると樹林越しに日本海が見える。赤い鳥居が見え出すと急坂は終わる。今年初めて見る五社堂。屋根にはまだ雪が残っていた。フクジュソウは男鹿毛無山のあちこちに生えているが、今回は五社堂の裏に...二月なのに男鹿ではフクジュソウ(2024年2月28日)

  • 栗駒山を巡る2(北と西)

    (本頁は「栗駒山を巡る1(南と東)」の続きである。)栗駒山は秋田から見えにくい。それは前衛の山々が秋田の南東部に厚くひしめき合っているせいだと思われる。前衛の山々の高さは400mから1000m。この程度の高さならば、大仙市など遠く離れた場所に行けば、それらの山の高さを越えて見ることが出来る。2024/02/17大仙市郊外から栗駒山を望む。しかし栗駒山自体はとても小さくなる。また太陽角度の関係もあり、南にある山は見えにくい。よって上写真のように見えることはきわめて稀、年に何回あるかわからない。前衛の山に登れば見えるかなと思い、チャレンジしてみた。ところがそういった山には得てして登山道が無い。仮に有ったとしても樹林や別山に邪魔されて見えにくい。今のところ、まあまあ見えるのは横手市と美郷町の境に聳える黒森山(7...栗駒山を巡る2(北と西)

  • 栗駒山を巡る1(南と東)

    (本頁は「東山って知ってますか。」の続きである。)昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。今は奥羽山脈を南下中であるが、その南限は栗駒山にしようと思っている。2018/07/27焼石岳山頂から栗駒山と秣岳を望む。栗駒山はとても奇麗な山だ。私事で恐縮だが、以前(2016年まで)、40年以上にも及ぶサラリーマン時代、私は月に一乃至二回のペースで、秋田市と仙台市を参勤交代のように行き来していた。その際は東北新幹線、それが走る前は東北本線を利用していたが、岩手県南部から宮城県北部を掠める際、愉しみなのは栗駒山の姿を見ることだった。夏場は雨や霞などで見えないことが多かったが、冬場や春の晴れた日、その姿が見えた時はとても嬉しかった。東北には姿の美しい山が多い。栗駒山は岩木山や岩手山、鳥海山のように富士山...栗駒山を巡る1(南と東)

  • 焼石岳の花(4) 7月高所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(3)7月低所編」の続きである。)七月以降、中沼コースを歩くと、中沼の畔から姥石平の入り口あたりまで、あちこちでアヤメの花を見かける。北方系のアヤメ、ヒオウギアヤメだ。積雪量の多い銀明水付近では開花が遅く、八月に咲くものもある。この仲間は初夏、梅雨時の花というイメージがあるせいか、真夏のしかも、高山のアヤメには少々面喰ってしまう。姥石平下のヒオウギアヤメ2017/07/14ヒオウギアヤメ2017/08/06オオバミゾホオズキ2017/07/14銀明水やその上の湿った斜面草地には、夏場、ミヤマキンポウゲやシナノキンバイ、カラマツソウ、モミジカラマツ、リュウキンカ・・・とキンポウゲ科が多い。それにヒオウギアヤメやコバギボウシなど紫パーツが微妙に絡む。このお花畑、残雪の量により、開花期が...焼石岳の花(4)7月高所編

  • 焼石岳の花(3) 7月低所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(2)6月高所編」の続きである。)東北の他の高山、例えば早池峰や秋田駒、鳥海山では、七月になると、花がワッと多くなるものだが、焼石ではどうしたのか、花が少なくなったように感じる。種類は多くなっているのに何故だろう。新たに咲く花が偶々地味だったり、白花が多いせいだろうか。樹林帯でまず出会った花はギンリョウソウだった。ギンリョウソウ2017/07/08地味だが、ランの仲間が多い。ジガバチソウ2017/07/08ノビネチドリ2017/07/08コケイラン2017/07/08ショウキラン2017/08/06ショウキランは例年ならば、七月中に咲くのにこの年は何故か八月にも咲き残っていた。オオバタケシマラン2017/07/08マイヅルソウ2017/07/08ツクバネソウ2017/07/08クル...焼石岳の花(3)7月低所編

  • 東山って知ってますか。

    昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。焼石岳(こちら)の次はその南西にある東山だ。このお山、秋田でも南東の端っこ、岩手との県境にあり、奥地なので平地からは見えにくい。秋田では国道13号線を南下、横手市十文字町から平地を少しだけ、西側に移動すると(十文字町植田付近まで行くと)南東の山あいにラクダのコブのような変わった姿を現す。ラクダは確かフタコブまでと聞いているが、このお山はミツコブだ。2017/12/31十文字町植田付近から東山を望む。東山やそれが見える十文字町植田の位置は次のマップで確認いただきたい。参考マップところで同じ場所(十文字町植田)からは東山のすぐ左側(北側)に焼石の山なみが望まれる。2017/12/31十文字町植田付近から焼石岳の山塊を望む。東山の読みは変わっている。私はずっ...東山って知ってますか。

  • 焼石岳の花(2) 6月高所編

    (本頁は「焼石岳の花図鑑(1)6月低所編」の続きである。)標高約1400mの姥石平に到着すると、まだ六月だと言うのに、雪は無く、ご覧のような花筵になっている。2017/06/172017/06/17姥石平から東焼石岳にかけての風衝地は、この時期、色とりどりの花に覆われる。おそらく東北では一番、全国的に見ても屈指のお花畑ではないかと思われる。ただし花の期間は短く、六月の上旬に始まったかと思うと、下旬には早々に店じまいしてしまう(期間は年によって変動あり)。その構成メンバーを紹介する。ハクサンイチゲ2017/06/17ハクサンイチゲ2017/06/17一輪タイプ2019/06/04一輪タイプの緑花2019/06/04ホソバイワベンケイ2018/06/23ミヤマシオガマとホソバイワベンケイ2017/06/17ミ...焼石岳の花(2)6月高所編

  • 焼石岳の花(1) 6月低所編

    【はじめに】焼石岳は奥羽山脈の中ほど、岩手県の南西部にある地味なお山だ。高さは1500mを少し超える程度と低いが、日本アルプスならば2500m以上の高所でないと見られないような高嶺の花が豊富に見られる。早池峰山や鳥海山のように固有種が無いのは残念だが、種類の豊富さ、お花畑の規模では東北でもトップクラスではないか(少なくとも奥羽山系では断トツ)と思っている。そのフロラ(植物の種類)は近隣の栗駒山や秋田駒、岩手山など新しい火山とは異なり、少し離れた月山、朝日連峰など日本海側の高山や蔵王の不忘山、遠く離れた北アルプス白馬岳と共通種が多いように感じる。何故そうなのか。理由は定かではないが、勝手な推測をいくつか述べてみる。姥石平越しに見た焼石岳山頂。2019/06/04山頂の東側、姥石平には広大な風衝草原が発達して...焼石岳の花(1)6月低所編

  • 焼石岳を見た(冬から春)。

    (昨年春に続き、再アップです。)ウィキペディアによると、「焼石岳(やけいしだけ)とは、岩手県南西部、奥州市と和賀郡西和賀町の境にある火山である。標高1,548メートル。奥羽山脈中部に属し、牛形山、駒ヶ岳などからなる焼石連峰の主峰で、栗駒国定公園の一部。日本二百名山の一つである。第四紀に噴出形成した火山で、周囲には規模の小さい火山が集まっている。尚、現在は特にこれといった活動はない。山体が輝石安山岩などから構成され、山頂周辺に焼けたような石が見られることが名称の由来とされる。ブナの原生林に覆われ、山腹には小沼が多く分布しミズバショウや高山植物も豊富。(一部略)標高と比較して高山植物が豊富である。中腹にある中沼と上沼は雪解けから盛夏まで高密度に湿性植物が咲く。山頂直下の姥石平は6月上旬から晩夏まで広大な花畑を...焼石岳を見た(冬から春)。

  • カテゴリー「和賀岳・真昼岳」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)【和賀岳】New和賀山塊を南と東からを望む。New和賀山塊を西から望む。New和賀山塊を北から望む。やっと和賀岳(2018年10月21日)真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。後編。(2019年7月26日)真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。中編。(2019年7月26日)真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。前編。(2019年7月26日)薬師岳でニッコウキスゲを見た。(2018年7月9日)岩手や仙北の白いお山紀行(2018年3月7日)New青白き山脈を愛でながら(2024年1月20日)【真昼岳】New真昼岳はどんなお山?晩秋の真昼岳。(2017年11月3日)お彼岸に真昼岳から田園を展望ほか。(2018年9月下旬)真夏の真昼岳に秘密の花園を見た。(2016年7月31...カテゴリー「和賀岳・真昼岳」の目次

  • カテゴリー「西和賀・女神山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「西和賀・女神山」の目次

  • 女神山はいかがかな?

    (本頁は「真昼岳はどんなお山?」の続きである。)次いで女神山だが、2016/02/18大仙市北楢岡付近から真昼岳と女神山を望む。この山は近くに寄ると、それほど見栄えのいい山ではなかった。それどころか山麓の美郷町に行くと、主峰の女神山(岩手女神)は秋田女神のかげに隠れて見えなくなってしまった。2017/11/10美郷町六郷付近から見た女神山。左奥は真昼岳。ただし美郷町でも北部や大仙市に移動すると、岩手女神が見えて来た。2018/03/07大仙市大曲郊外から。それは真昼岳のような凛々しい姿ではなく、丸みを帯びた山容で森に包まれている。だから「女神」なのだろうか。このお山、南側、横手市との境界付近にある黒森山(763m)や御嶽山に行く途中から眺めたら、やはり丸い形をした森だった。2021/05/12黒森山と御嶽...女神山はいかがかな?

  • 真昼岳はどんなお山?

    (本頁は「和賀山塊を南と東からを望む。」の続きである。)会社に勤めていた最後の年、2016年2月18日に素晴らしい夕焼け風景に遭遇した。この日は大仙市の顧客を訪ね、秋田市に帰宅する途中だった。場所は(大仙市)北楢岡地区の国道13号線沿いのコンビニ駐車場だったが、東の奥羽山脈のやまなみに夕日が当たり、ポッと紅く輝いていた。とても奇麗だった。雪山の名前は、左が真昼岳、右が女神山。どちらもあまり有名な山とは言えない。本頁では真昼岳を語ってみようと思う。真昼岳に関して解説文を探してみた。山と渓谷オンラインによると、真昼岳とは、「秋田県の穀倉地帯、「仙北平野」の東に連なる真昼山地の中で、ひときわ高い山。山容は丸味をおびて穏やかだが、沢は深く滝が多いことで知られる。また、岩手県沢内村(現在は和賀郡西和賀町)と境をなし...真昼岳はどんなお山?

  • 和賀山塊を南と東からを望む。

    (本頁は2024年2月13日にアップしましたが、その後、山の名前に誤りがあることが判明したので、訂正の上、再度アップしました。)(本頁は「和賀山塊を西から望む。」の続きである。)和賀山塊の南側はそのまま真昼岳を始めとした山脈が続いており、平地からその姿を望むことは難しい。2019/07/26薬師岳の稜線から見た和賀岳。参考マップただし奥羽脊梁の真昼山地の山上から望むことが出来る。南に位置する真昼岳稜線からスタートしてみよう。2021/06/02真昼岳(音動岳)から見た和賀岳をアップで。真昼岳から眺めると、左側に秋田駒ヶ岳が見えることがある。2018/06/26真昼岳から。左側に秋田駒ヶ岳。更に南の女神山から眺めると、右側に高下岳が並び、更に岩手山が見えることがある。2018/10/18女神山から。右側に高...和賀山塊を南と東からを望む。

  • 和賀山塊を西から望む。

    (本頁は「和賀山塊を北から望む。」の続きである。)秋田県の南東部には横手盆地という広大な盆地がある(最近、「日本一広い盆地」だと聞いた)。その北半分は盆地なのに「仙北平野」とも呼ばれる。この平野の東側にいきなり1000m以上の標高差で立ち上がり、数十キロにわたって南北に連なっているのが真昼山地だ。この山地は和賀山塊とその南に続く真昼岳などの山々から成る。2018/12/02大曲の西山、大平山(姫神山)から真昼山地を望む。平地と山地の間に前衛的な低山や丘陵が無いので、この山地は仙北平野のどこからでも眺めることが出来る。和賀岳のあたりを拡大してみる。2018/12/02大曲の西山、大平山(姫神山)から和賀岳界隈を望む。ところが細部、和賀山塊のパーツレベルになると、名前がさっぱりわからない。雪がしっかり積もって...和賀山塊を西から望む。

  • 秋田市御所野 ( ̄(エ) ̄) クマ騒動(2024年2月9日)

    私が住んでいる秋田市御所野にクマが出た話は、「冬の二話/クマとじゃこ天(2024年2月7日)」でも報告しているが、2月9日にやっと捕獲された。我が家から直線で500m以内と近所の出来事なので、結末も入れて今一度まとめ報告をしようと思う。捕獲後、2月9日の秋田魁新報電子版の関連記事はこうだった。他の記事によると、住宅が近くて猟銃を使えなかったため、箱罠に頼らざるを得ず、捕獲は非常に難航したとのこと。市や県、警察、猟友会、倉庫会社など捕獲に関わった皆様、お疲れ様でした。今は捕獲されたので個人的にはホッとしている。ところが秋田市や県には「クマを自然に返すべき」といった抗議や苦情などが多数寄せられている(たぶん秋田県外から)という話を聞き、こちらには唖然としている。仮に自然に返すとしても、いったいどこの山に放てと...秋田市御所野( ̄(エ) ̄)クマ騒動(2024年2月9日)

  • 和賀山塊を北から望む。

    和賀山塊とは何ぞや。2022/09/14秋田駒ヶ岳(男岳)から和賀山塊を望む。ウィキペディア解説がよくまとまっていたので、無断なれど抜粋引用させて頂く。「和賀山塊は、東北地方の背骨として南北に縦走する奥羽山脈のうち、秋田県と岩手県の県境にある非火山性の山地・真昼山地から主峰の真昼山とその周辺域をのぞいた一帯をいう。和賀山塊の主峰は和賀岳(1440.2m)であり、北は仙岩峠(せんがんとうげ、秋田県仙北市田沢湖町・岩手県雫石町)から、南は真木(まぎ)渓谷(秋田県大仙市太田町)、東は和賀川上流部(岩手県西和賀町沢内村)、西は抱返り(だきかえり)渓谷(秋田県仙北市角館町)に囲まれた、南北約40km・東西約20km、合計面積約3万haをその範囲とする。行政地理上は、秋田県側の大仙市・仙北市・美郷町、岩手県側の西和賀...和賀山塊を北から望む。

  • 冬の二話/クマとじゃこ天(2024年2月7日)

    今朝、新聞を見て吃驚した。うちのすぐ近所(500m以内)でクマが籠城してるようだ。秋田では昨年秋、クマで大騒ぎしている(たとえばこちら)が、今朝の新聞(2024年2月7日、秋田魁新報)には、更に「今年一月は秋田県内で既に15件ものクマが目撃されている。餌が確保できるようならば冬眠しないクマも居る。」とも書かれていた。参考までに、記事になった御所野とはこんな場所だ。けっして山奥ではない。奥に見えるのはイオン御所野店(秋田県内ではいまだに最大?規模の店舗)。昨年秋はこの通りでもクマが複数回、目撃されている。秋田は山の中以上に街中をクマが徘徊しているので、注意して生活しなければならない。ところでイオンと言えば、少し前の話だが、1月27日、買い物で訪ねている(近所なので、この日に限らず始終行っている)。この日は何...冬の二話/クマとじゃこ天(2024年2月7日)

  • カテゴリー「岩手山と姫神山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)New岩手山・東南西北/締めは北からNew岩手山・東南西北/西からNew岩手山・東南西北/次は南からNew岩手山・東南西北/まずは東からmy絶景(7)山上から見た岩手山・・・「my絶景」と共用。冬の岩手山麓を彷徨う。(2016年12月19日)初冬に岩手山巡り。(2019年12月9日)山納めは岩手のお山で岩手山を眺める。(2021年11月20日)晩秋の姫神山と鞍掛山。(2020年11月17日)姫神山と鞍掛山/岩手山展望。(2018年11月3日)岩手山をあちこちから。(2020年9月22日)初秋の姫神山はどうなんだろう。(2022年9月10日)初秋の鞍掛山。(2021年9月11日)鞍掛山にオオナンバンギセルを見た。(2019年8月26日)初めての...カテゴリー「岩手山と姫神山」の目次

  • カテゴリー「気象、歳時記」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「気象、歳時記」の目次

  • 東京は雪で大騒ぎなのに、秋田は・・・(2024年2月5,6日)

    2月5日の昼過ぎ、テレビは東京でいよいよ雪が降り出した!と大騒ぎだった。秋田は雪は降っていない。朝からどんより曇り空だ。夕方近くなり、二階の窓から外を見て驚いた。鳥海山が見えたのだ。午後4時過ぎだったが、急いで外へ出て、鳥海山がよく見える近くの堤防まで走った。冬の秋田は曇ってばかりなので鳥海山は滅多に見えない。年によっては、三月頃まで一度も見ないこともあるほど。今年は割と見える方(例えばこちら)だが、それも限られた快晴の日のみ。今日は暗い曇り空なのに夕方近くになって真っ白な鳥海山がクッキリと見えたのだった。2024/02/05近くの堤防から鳥海山を望む。これはタイヘン珍しいことだ。以前もたしか東京で大雪が降った日にこのような光景を見たような記憶が有る。翌6日、朝刊を見たら、一面トップは「暖冬少雪」だった。...東京は雪で大騒ぎなのに、秋田は・・・(2024年2月5,6日)

  • 岩手山・東南西北/締めは北

    (本頁は「岩手山・東南西北/西から」の続きです。)岩手山はどこから眺めた姿が一番良いのでしょうか。これは鳥海山でも経験していますが、なかなか話がまとまりません。多くの場合、自らが住んでいるところから見た姿が一番良いようです。岩手山を眺める人口が最も多い角度は県都盛岡市のある方角です。その方角は山から見て南南東となり、その姿はいわゆる南部片富士となります。ところが私自身は岩手山の近くに住んでいない(秋田市に住んでいる)のでこの姿へのこだわりはないです。敢えて私見を申し上げるならば、コンパクトな両富士となる真東からの姿とこれから述べる北から見た姿が好いと思っています。2019/05/10上坊(わんぼう)牧野から。参考マップ上坊(わんぼう)牧野は岩手山の北北東にあります。そこから見た姿は『南部片富士』ですが、南...岩手山・東南西北/締めは北

  • 岩手山・東南西北/西から

    (本頁は「岩手山・東南西北/次は南から」の続きです。)岩手県の西側には奥羽山脈が南北に走っており、岩手山はその山脈から少しだけ東に突き出たように聳えています。そのため、岩手山は東や南、北の平地からよく眺めることが出来ますが、西側は奥羽山脈なので平地はありません。したがって西から岩手山を眺めるためには、必ずと言っていいほど山の上に登らなければなりません。その形は意外にもスッキリしたものでした。2021/06/07三ッ石山から。参考マップ北西方向、八幡平から見た姿は後で「岩手山・東南西北/北から」で詳しく報告するつもりですが、八幡平は南北に長く、その南端に位置する源太ヶ岳はほぼ西に位置します。2018/07/31源太ヶ岳山頂から。岩手山の西側の姿が最もよく見えるのは、三ッ石山(1466m)です。いつ見てもいい...岩手山・東南西北/西から

  • 岩手山・東南西北/次は南から

    (本頁は「岩手山・東南西北/まずは東から」の続きです。)南側から見た岩手山のスタートは南東山麓にある柳沢付近から見たものです。2023/03/112023/05/032023/05/25左山麓に鞍掛山が突き出しています。2022/09/10ここと次に紹介する春子谷地湿原から見た岩手山は県都盛岡の街中から見たものに近い形をしています。右(東)側は滑らかな富士山型の山容なのに、左(西)側は深い谷を刻んだ険しい山容が緩やかに続いています。いわゆる『南部片富士』とはこの姿形を言うのかなと私は思います。ここで次のマップをご覧ください。現在の岩手山は大まかには東西に並ぶふたつの山体から成っており、東側の最高峰は薬師岳で高さは2038mですが、かつては2200mの高さが有ったとも言われています(フィールドガイド日本の火...岩手山・東南西北/次は南から

  • 岩手山・東南西北/まずは東から

    年末になると、いつもその年に見た鳥海山のまとめ頁を作成しております(2023年はこちら⇒「2023年の鳥海山。彼方此方から」)。同じようなことが他の山でもできないかと思い、少し検討してみました。すると隣県岩手の名山、岩手山については、年に数回、見ているのでナントカ出来そう・・・ただし毎月見ているわけではないので、鳥海山のように一年単位で作成することは困難ですが、複数年ならば、枚数も多くなるので、今度は楽に出来ます。しかし単に見た順にダラダラ並べてもつまらい。どのように写真を配列するかで悩みました。2020/11/17盛岡市生出付近から。鳥海山は山形秋田に跨って聳え、見る角度によっては同じ山とは思えないほど大きく姿を変えます。岩手山でも状況は同じでした。そこで東西南北の四方向から眺めたものに頁を分けてみるこ...岩手山・東南西北/まずは東から

  • カテゴリー「秋田駒・乳頭/花と山容」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「秋田駒・乳頭/花と山容」の目次

  • カテゴリー「田沢湖・角館」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「田沢湖・角館」の目次

  • 冬の田沢湖は麗しい/後編(2024年1月20日)

    (本頁は「冬の田沢湖は麗しい/前編」の続きである。)田沢湖の西岸から眺める秋田駒の鏡面風景は麗しい。秋田駒ヶ岳再び乳頭山も。ところが鏡面風景は・・・(´π`;)気づいたら、終わっていた。参考マップ鏡面になっている場所を探して、南東へ移動してみる。南岸の大沢から、秋田駒ヶ岳を望む。ここから先は樹林の中を走るので、湖面は見えなくなる。春山で一旦、田沢湖から離れ、石神に向かう。石神の集落のあたりで、雪の田んぼ越しに秋田駒ヶ岳を望む。秋田駒ヶ岳のアップまた湖岸の春山に戻り、御座ノ石神社に至り、湖を一周する。日が傾き、東のお山が赤みを帯びて来たように見えた。一周超の潟尻にて、北岸の高鉢山方面を望む。夕日を浴びた朝日岳少し場所をずらしてまた朝日岳。あっと言う間に日が翳ってしまった。秋田駒ヶ岳このあたりが最も紅かった。...冬の田沢湖は麗しい/後編(2024年1月20日)

  • 冬の田沢湖は麗しい/前編(2024年1月20日)

    (本頁は「青白き山脈を愛でながら」の続きである。)田沢湖は夏場、秋田駒ヶ岳を下山した後など帰り道に通るが、その景色が格別好いものだと思ったことはなかった。ところが冬場は違う。時にハッとするほど麗しいと感じることがある。何故だろうか。湖の周りの高い山々は雪で白くなっている。また冬場は無風の時が多く、湖面が水鏡のようになっていることがよくある。案外、このあたりが理由なのかなと思っている。まずは個人的に絶景だと思った二枚を。潟尻の近くから北西岸を眺めると・・・御座ノ石神社近くから羽後朝日岳を眺める。参考マップ今回は北岸にある御座ノ石神社から反時計回りに湖を廻ってみようと思う。御座ノ石神社湖岸にある鳥居羽後朝日岳と和賀岳の山なみ。羽後朝日岳和賀岳御座ノ石神社付近から院内岳、潟尻方面を望む。潟尻の近くから北西岸を眺...冬の田沢湖は麗しい/前編(2024年1月20日)

  • 青白き山脈を愛でながら(2024年1月20日)

    (本頁は「大寒の日、横手実家はいかに」の続きである。)横手実家から秋田市自宅への帰り道、かつて六郷町と名乗っていた辺り(現・美郷町)に差し掛かったら、東側に青い、いや厳密には青白い山脈(やまなみ)が連なって見えるようになって来た。奥羽山脈は日本一長い脊梁山脈だが、山脈をもろに実感できる場所はそれほど多くない。個人的には山形県の村山盆地の東側、そしてこの秋田県美郷町から大仙市、仙北市角館あたりにかけての二箇所がそれに該当するエリアではないかと思っている。どちらも真っ平らな盆地からいきなり千メートルかそれ以上標高差のある山が立ち上がり、屏風のように連なっている。このような地形がどうしてできたかの議論はさておき、個人的には、石坂洋二郎原作の小説『青い山脈』(曲の方は、作詞・西條八十、作曲・服部良一)とはこの美郷...青白き山脈を愛でながら(2024年1月20日)

  • 大寒の日、横手実家はいかに(2024年1月20日)

    (本頁は「大寒の岩手山モルゲンロート他」の続きである。)岩手から戻った後、晴れの天気が勿体ないので、横手実家に寄ってみることにした。田沢湖町神代手前で国道46号線とおさらば、わらび座の脇を掠め、農免道路「みずほの里ロード」をそのまま南下、11時頃、(横手市)平鹿町にある親せき宅に到着した。所用を済ませ、故郷の山々を眺めながら(横手市)十文字町の実家に向かう。こちらも空は晴れており、秋田県南のシンボル、鳥海山も見えていた。しかし南側の空には薄雲がかかっており、鳥海山の姿は朧だった。鳥海山と稲倉岳鳥海山と八塩山(右端)八塩山(713m)八塩山には鳥海山を眺めるためによく登る。【参考】2023/04/28八塩山山頂台地から。ほぼ真っ平らな出羽丘陵の北部に保呂羽(ほろわ)山(438m)が突き出して見える。保呂羽山...大寒の日、横手実家はいかに(2024年1月20日)

  • 大寒の日、岩手山モルゲンロート他(2024年1月20日)

    1月20日は今年二度目の晴天日との予報だった(一度目の晴天日はこちら)。大寒なのに今年はさっぱり寒くないが、冬場の晴天は貴重なので、一日中、外を飛び回って(下界から)冬山の展望を愉しもうと思った。初っ端は岩手山。その山麓で夜明けになるようにと、5時前に家を出た。すると小岩井農場に入るあたりで夜明けになりそうな雰囲気。小岩井の一本桜に到着したら、先行者が既に一名、三脚を立てて居た。7時に数分前、岩手山の山頂部が赤っぽく変化。モルゲンロートが始まった。しかしこれ以上は紅くならずに終了。その後、岩手山は北側から廻り込んで来た雲に包まれてしまった。その後は柳沢を廻って、八幡平市の市役所の有る辺りまで北上してみたが、さっぱり雲が取れない。しかたないので、他の山を見るべくUターンした。帰り道。再び寄った柳沢付近から。...大寒の日、岩手山モルゲンロート他(2024年1月20日)

  • 乳頭山の花図鑑(4)おまけ

    (本頁は「乳頭山の花図鑑(3)」の続きです。)本編ではこの山域で見かけたちょっと珍しい花たちを紹介してみる。トガクシショウマ(トガクシソウ)Ranzaniajaponicaブナ林内で見かけた。クマ出没に注意されたし。2017/05/222016/05/152017/05/22ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)Leontopodiumfauriei稜線の限られた場所に生育。同じ場所には黄色いスミレも混生していたが、葉がやや厚く、艶が有った。もしかしたらタカネスミレかと思ったが、近隣に生育するキバナコマノツメと識別できなかった。2018/06/162018/06/162018/06/16参考までに次は一般的なウスユキソウLeontopodiumjaponicum2019/07/15生育場所は違うが、乳頭山...乳頭山の花図鑑(4)おまけ

  • 乳頭山の花図鑑(3)晩夏~初秋編

    (本頁は「乳頭山の花図鑑(2)盛夏編」の続きである。)八月以降の乳頭山南斜面は花が多い。2016/08/11南斜面を下る。バックは湯森山と秋田駒ヶ岳。ハクサンシャジンやシロバナトウウチソウが多い。2016/08/11南斜面のお花畑。ハクサンシャジンやシロバナトウウチソウ、ミヤマトウキが多い。タテヤマウツボグサPrunellaprunelliformis2016/08/11(右上)ハクサンフウロGeraniumyesoensevar.nipponicum2016/08/11盛夏の乳頭山で特に目立つのが、ハクサンシャジン。千沼ヶ原に向かう登山道ではシャジンロードと呼びたくなるほど数多く咲き乱れていた。ハクサンシャジンAdenophoratriphyllavar.hakusanensis2016/08/11ヒト...乳頭山の花図鑑(3)晩夏~初秋編

  • 乳頭山の花図鑑(2)盛夏編

    (本頁は「乳頭山の花図鑑(1)」の続きである。)こちらでは主に七月中旬に見た花を扱ってみる。田代平から乳頭山を望む。手前の池中に生えているのはミツガシワ。2019/07/15しばしツツジ科を続ける。ウラジロヨウラクMenziesiamultiflora2019/07/15アカモノ(イワハゼ)Gaultheriaadenothrix2019/07/15(右上)オオバツツジRhododendronnipponicum2019/07/15オオバツツジは個人的には2019年7月15日の乳頭山田代平が初見だった。ここでは限られた本数だけだったが、その後、和賀山塊で多数見かけた。コメツツジRhododendrontschonoskii2019/07/15ハクサンシャクナゲRhododendronbrachycarpu...乳頭山の花図鑑(2)盛夏編

  • 乳頭山の花図鑑(1)初夏編

    (本頁は「乳頭山はどんなお山?」の続きです。)乳頭山は秋田県仙北市と岩手県雫石町との県境にある標高1478mの火山性小ピークだ。秋田側から望むと、角度にもよるが、女性の乳頭を思わせるような形からその名があるが、岩手側から見ると烏帽子のような形から、烏帽子岳とも呼ばれる。南側から見た乳頭山(烏帽子岳)2021/06/07花の名山として知られる秋田駒ヶ岳(こちら)とは峰続きで、わずか5kmくらいしか離れていない。秋田駒ヶ岳には多いが、乳頭山には無いかほとんどない種類がいくつかある。例えばコマクサやイワブクロ、タカネスミレなど火山性裸地にパイオニアとして侵入する種類や色鮮やかなエゾツツジなどが該当するが、それ以外の高山植物はだいたい揃っている。逆に秋田駒にはほとんどないか、欠如しているのに、乳頭山には豊富な種類...乳頭山の花図鑑(1)初夏編

  • 乳頭山はどんなお山?

    山の姿形について語るシリーズ、秋田駒(こちら)の次は乳頭山にしようと思いました。ところがこのお山はあまりメジャーでないようです。そのため、このお山を語った書籍などは無いのですが、意外にもウィキペディアでは割と詳しく解説されていました。許可は得ていないですが、一部を引用させて頂きます。「乳頭山(にゅうとうさん)とは、秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがる山である。十和田八幡平国立公園の中に位置する。遠くから見たゆったりとした印象とは異なり、山頂の東側は断崖絶壁となっている。山頂は崩壊が進んでいる。以前あった山頂の三角点も行方不明となり、現在の地形図では三角点が抹消されている。秋田駒ヶ岳とともに古くから知られた山で、秘湯で名高い乳頭温泉郷の北東に乳房のような山容を見せている。山頂からは、岩手山や林野庁の森...乳頭山はどんなお山?

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(7)秋・紅葉

    (本頁は「・・・花図鑑(6)晩夏~初秋2」の続きです。)奥羽山系には栗駒山や三ツ石山など紅葉がとても奇麗な山がある。秋田駒の紅葉はこれら二山ほど有名ではないが、個人的には奇麗な方ではないかと思っている。まずは風景としての紅葉シーンを少し列記してみる。紅葉期に初めて登ったのは、2014年9月23日だったと思う。あいにくこの日はガスの発生が多かったが、ときおり晴れ間に見えた紅葉はドキッとするほど紅かった。まずは新道コースの紅葉を三枚。これは横岳から焼森方面の紅葉。翌2015年は9月22日に登っていた。前年同様、この日もガスでさっぱり見えなかった。かろうじて見えたのは、次の一枚だけ。2015/09/22馬ノ背稜線から阿弥陀池を望む。翌2016年は紅葉が少し遅く、10月1日に登っている。この日は珍しく晴れていた。...秋田駒ヶ岳の花図鑑(7)秋・紅葉

  • にかほで初鳥海を見た。(2024年1月11日)

    1月11日の秋田地方は朝から、からりと晴れて自宅二階から鳥海山のアタマが見えた。距離は遠く、電線越しだったが、これでも個人的には今年になって初めて見る鳥海山だった。すぐにでも車を飛ばしてもっとよく見える場所まで行きたかったのだが、この日はあいにく午前中、用事があり、家を空けられなかった。昼、自由になったら、今度は鳥海山方面に雲が懸かり見えなくなってしまった。ところが・・・14時40分頃になったら、雲が取れてまた姿を現していた。秋田市からは遠いが、にかほ市まで走れば、夕日を浴びた鳥海山が見れるかもしれない。善は急げと家を出た。16時ちょっと前頃、にかほ市の象潟インターに到着。次の写真は、高速を降りてすぐの道端(下のマップ地点A)から撮った。これが私の今年の鳥海山、初撮影になった。この位置(下のマップ地点A)...にかほで初鳥海を見た。(2024年1月11日)

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(6)晩夏~初秋2

    (本頁は「・・・花図鑑(5)晩夏~初秋1」の続きです。)どこの山でもそうだが、真夏以降はキク科の花が多くなる。大焼砂上部のノコンギクとミヤマアキノキリンソウ混生。2023/08/23ノコンギクAstermicrocephalusvar.ovatus2023/08/23ノコンギクは低地や低山には多く、高山ではあまり、いやさっぱり見かけないものだが、秋田駒では多いように思う。何故だろう。ミヤマアキノキリンソウSolidagovirgaureasubsp.leiocarpa2023/08/23ミヤマアキノキリンソウ2015/08/16(右上)ゴマナ。下の方にヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ。2017/09/05ゴマナは低山から高山まで幅広く見られる。ゴマナAsterglehnii2015/08/16ヤマハハコ...秋田駒ヶ岳の花図鑑(6)晩夏~初秋2

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(5)晩夏~初秋1

    (本頁は「・・・花図鑑(4)盛夏2」の続きです。)本頁では概ねお盆(八月中旬)以降、初秋にかけて咲く花を扱ってみる。この季節になると、他の山では花の数がめっきり減るものだが、秋田駒と(後で述べる)焼石岳は例外のようだ。タカネスミレやコマクサが多かった大焼砂では新顔の花が咲いていた。それはオヤマソバだった。オヤマソバAconogononnakaii。廻りの花はタカネスミレ。2023/08/23オヤマソバ。廻りの花はコマクサ。1980年代、撮影月日は不明。このお花、大焼砂のような裸地の他、阿弥陀池周辺では風衝草原にも進出している。岩手山や早池峰山でも見かけるが、東北の他の山では見たことが無い(蔵王不忘山に少し有ると聞く)。大焼砂の下部では意外な花が咲いていた。マルバキンレイカPatriniagibossa19...秋田駒ヶ岳の花図鑑(5)晩夏~初秋1

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(4)盛夏2

    (本頁は「・・・花図鑑(3)盛夏1」の続きである。)盛夏(7~8月中旬)は花の種類が多い。ヒナザクラは秋田駒ではチングルマのような群生にはならないが、湿った場所でよく見かける。ヒナザクラPrimulanipponica2017/07/10ノウゴウイチゴFragariaiinumae2017/07/10コバイケイソウは一般的な高山植物だが、秋田駒ではあまり多くない。浄土平に少し群生がある。コバイケイソウVeratrumstamineum2013/07/20(右上)タカネアオヤギソウVeratrummaackiivar.longibracteatum2013/07/20ヤマブキショウマAruncusdioicusvar.kamtschaticus2013/07/20カラマツソウの仲間は秋田駒には三種類生えてい...秋田駒ヶ岳の花図鑑(4)盛夏2

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(3)盛夏1

    (本頁は「・・・花図鑑(2)初夏続き」の続きです。)【盛夏編】七月になると、大焼砂ではコマクサが見頃を迎える。大焼砂のコマクサ群生。2017/07/10大焼砂のコマクサ群生。1980年代、撮影年月日は不明。大焼砂のコマクサ群生。右上の残雪をご記憶下さい。2017/07/10コマクサDicentraperegrina2017/07/10コマクサが自生するのは、東北では岩手山と秋田駒、蔵王の三箇所のみ(尾瀬・燧ヶ岳も加えると四箇所か)。株の大きさとトータル量では岩手山の方が勝っているが、残念ながら他の植物と混生している(こちら参照)。コマクサが単独で、しかも密に群生している点では、秋田駒の方が素晴らしいかなと思う。七月はコマクサの他に、小岳や女岳斜面のチングルマも素晴らしい。それを見るためには、ムーミン谷(馬...秋田駒ヶ岳の花図鑑(3)盛夏1

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(2)初夏続き

    (本頁は「秋田駒ヶ岳の花図鑑(1)」の続きです。)本頁では、初夏の秋田駒ヶ岳でも比較的高所に咲くものを集めてみた。場所的には新道コースならば、片倉岳展望台から先の男女岳(おなめだけ)山麓から阿弥陀池周辺、男岳、馬ノ背稜線、横岳などが該当するが、大焼砂上部、馬場ノ小路(通称:ムーミン谷)も含めた。ミネズオウは新道コースの終点近く、阿弥陀池手前の平坦地に多いが、開花時期が早いせいか、花を見逃すことが多い。ミネズオウLoiseleuriaprocumbens2021/06/17参考マップコメバツガザクラArctericanana2015/06/21(右上)コケモモVacciniumvitis-idaea、混生している細かい葉はガンコウラン。2015/06/21秋田駒ヶ岳にはコケモモが多い。横岳ではガンコウランと...秋田駒ヶ岳の花図鑑(2)初夏続き

  • 初晴れと太平山(2024年1月4日)

    今日(1月4日)の秋田地方は今年初の晴天、いや昨年末も含めたら、一週間ぶりの日差しだ。丸一日続いたクリアーな晴天となれば、12月6日(記録は「銀嶺・鳥海山・・・」)以来、ひと月ぶりだろう。冬の日本海側は斯様に日の光に恵まれない地方なので、今日のような晴れ日はとても貴重だ。同じ日本海でも震災に遭われた北陸能登地方の皆様には何だか申し訳ない気分だが、日光を浴びに、午後から秋田市郊外に繰り出してみた。鳥海山は残念ながら雲を被って見えなかったが、近場の太平山はよく見えた。このお山、昨年七月の大雨で登山道が崩壊してしまった。よって登山出来ない状況がずっと続いているが、雪を被った姿は気高く美しかった。太平山の最高峰、奥岳(1170m)山頂には太平山三吉神社の奥宮が建っている。夏場、奥宮に神職の方が常駐しているが、昨年...初晴れと太平山(2024年1月4日)

  • 秋田駒ヶ岳の花図鑑(1)

    (昔、同様の図鑑を一度作ってますが、昨年三月、旧ホームページ消失に伴い、無くなったので、これは作り直しです)。古い話で恐縮。1990年代の初め頃だったか、山と渓谷社が雑誌『山と渓谷』誌上で読者を対象に高山植物の人気投票を行ったところ、堂々第1位に輝いたのは、コマクサだった。さらに2、3位あたりにエーデルワイス類(ウスユキソウの仲間)とチングルマ、少し離れてニッコウキスゲやイワカガミもあったように記憶している。いずれも今回紹介する秋田駒で見られる花ばかりだが、特に女王格のコマクサとエーデルワイス類(ここではミヤマウスユキソウ)が一緒に観られる贅沢な山は国内広しといえども、秋田駒ヶ岳ぐらいではなかろうか。コマクサ(右下にタカネスミレ)2015/06/21(右上)ミヤマウスユキソウ2015/06/21この山、ほ...秋田駒ヶ岳の花図鑑(1)

  • 雪の無い正月の祈り(2024年1月2日)

    能登半島並びに北陸地方の被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。被害に遭われた地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。更には・・・今年正月二日の秋田市は陰鬱な曇りですが、雪が無く、ときどき雨がぱらついております。確か昨年も雪がありませんでした。となると二年続けて雪の無い正月となりますか。次の写真は今から11年前、2013年の正月風景ですが、かつてはこんな大雪(確か約1mの積雪)の正月もありました(詳細はこちら)。それはさておき、先ほど近所の小さなお社、八幡山神社に初詣に行って来ました。本来ならば、今年一年の家内安全を祈りに行くのですが、今回は昨夕の大地震もあり、秋田では無事に正月を迎えられたことをまずは感謝するという異例の初詣となりました。八幡山神社このすぐ近くで昨年秋、クマが目撃されております。...雪の無い正月の祈り(2024年1月2日)

  • 秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編

    新年あけましておめでとうございます。ところで昨日夕方・・・( ̄π ̄;正月早々の大地震には驚きました。被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。私事で恐縮ですが、毎年、冬場は山に行けないため、本ブログもネタが無くなります。夏場の回想記事などでお茶を濁すことが多く、今年は秋田駒ヶ岳の花の話題などをちんたら始めようかなと思っておりました。ところがこの大地震で少々出鼻をくじかれました。正月二日は揺り返しで、昨年12月28日にアップしておりました「秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編」を再度アップさせて頂きます。このことに深い意味はありませんが、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。m(__)m2022/09/14田沢湖町石神付近から。「駒ヶ岳」の名前の山は全国に数多くある。同じ名前なので、識別するため、頭...秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編

  • 謹賀新年。2024年元旦。

    今年の一枚目の年賀状は例年通り、鳥海山の雪姿に『謹賀新年』の四文字で行きます。こちらの鳥海山は昨年12月6日、由利本荘市猿倉から見たものです。個人的には鳥海山よりも、右側の雲、巻積雲の波状雲と言うそうですが、これが奇麗なので採用しました。なお今年の干支は「辰(たつ)」とのこと。手持ち画像で、「辰(たつ)」にゆかりのあるものを探してみました。ところが「辰(たつ)」は空想上の生き物なので写真はありませんでした。「龍」や「竜」の漢字を使った地名ならば幾つか有りました。栗駒山には「龍泉ヶ原」と言う名前の湿原が有ります。この場所は自然保護の観点から現在は登山道も無く立入禁止のようですが、私自身は40年以上前、学生時代に迷い込んだことがあります。天国のように奇麗な湿原でした。現在は、栗駒山の一峰、展望岩頭から見下ろす...謹賀新年。2024年元旦。

  • 秋田駒ヶ岳はどんなお山?/パーツ紹介

    (本頁は「秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編」の続きです。)秋田駒ヶ岳の全体的な姿形については、拙ブログ、「秋田駒ヶ岳はどんなお山?/山容編」で語ったばかりだが、この山は複式火山なので、それを構成するパーツに関しても少し触れておかないと分かりにくいと思う。パーツとは、大まかには南北に開いた二個のカルデラとその中に生じた数個の中央火口丘、さらにはカルデラが形成される前の旧い火山体の名残りなどが該当する。秋田側の山麓、(仙北市)田沢湖町中生保内付近から望むと、秋田駒ヶ岳は左が男岳(1623m)と右が女岳(1513m)の双耳峰になっている。2022/05/10秋田側の代表的な登山口、八合目は北側の標高1300m付近にある。そこから見ると、秋田駒のパーツは男岳、女岳ではなく、最高峰の男女岳(おなめだけ)(1637m...秋田駒ヶ岳はどんなお山?/パーツ紹介

  • カテゴリー「八幡平」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「八幡平」の目次

  • カテゴリー「熱帯植物」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「熱帯植物」の目次

  • カテゴリー「秋田駒ヶ岳」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「秋田駒ヶ岳」の目次

  • カテゴリー「鳥海山(年次)」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「鳥海山(年次)」の目次

  • 2023年の鳥海山。彼方此方から

    (いつもご覧いただきありがとうございます。私、冬期間は山歩きを休止しております。そのため、今後しばらくリアルタイムの山歩き記事は投稿出来ません。投稿自体も間遠になり、有っても振り返りや再編集の記事が主体となりますが、どうかご寛容下さい。引き続きよろしくお願いいたします。)例年、冬場は天候不順で鳥海山はなかなか見えない。それでも稀にある冬晴れの日は旧鳥海町までクルマを走らせ、真白い鳥海山を見に行くものだが、今年はそれが無かった。しかし一月には珍しく秋田市自宅近くから遠景を眺めていた。今年は暖冬で雪が少なかった。2023/01/19秋田市四ツ小屋から、夕方の鳥海山。三月末になると、私は庄内地方によく行く。今年は3月28日に酒田市の経ヶ蔵山に登山しているが、その日の朝、升田地区から鳥海山を眺めている。ここから眺...2023年の鳥海山。彼方此方から

  • カテゴリー「鳥海山/祓川」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)深まる秋の鳥海山康新道往復・後編。(2019年10月16日)深まる秋の鳥海山康新道往復・前編。(2019年10月16日)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(4)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(3)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(2)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(1)鳥海山・祓川斜面で紅葉狩り(2021年10月10日)鳥海山祓川ルートは紅葉してるかな。後編。(2022年10月9日)鳥海山祓川ルートは紅葉してるかな。前編。(2022年10月9日)秋の日に急遽、また鳥海山。(2021年9月29日)紅葉の鳥海山康新道。後編。(2015年9月27日)紅葉の鳥海山康新道。前編。(2015年9月27日)...カテゴリー「鳥海山/祓川」の目次

  • カテゴリー「東光山・八塩山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)令和3年、晩秋の八塩山(2021年11月30日)晩秋、二度目の鳥海山逍遥と八塩山登山(2022年11月28日)今年の山納めは東光山かな。(2020年11月25日)今年最後の八塩山(2019年11月23日)晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・後編(2022年11月12日)晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)・・・「鳥海山逍遥」と共用晩秋の八塩山と東光山。(2018年11月11日)令和3年、紅葉期の八塩山(2021年10月30日)紅葉期の八塩山と東光山(2019年10月29日)秋晴れの八塩山(2020年10月28日)鳥海山と紅葉を見に八塩山へ。(2022年10月26日)New初期紅葉?の八塩山(2023年10月24日)紅葉直前の...カテゴリー「東光山・八塩山」の目次

  • カテゴリー「出羽丘陵」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「出羽丘陵」の目次

  • 今年(2023年)の漢字、みっつ目は『熊』。

    (本頁は「今年(2023年)の漢字、ふたつ目は『暑』。」の続きです。)山形より南ならいざ知らず、今年秋の秋田は『熊』一色でした。個人的には6月26日、秋田駒ヶ岳で遭いましたが、残念。熊の入った写真は無いです。下の写真は2021年9月に撮影していた秋田駒の風景写真に、赤字で『熊』を書き入れたものです。6月26日、秋田駒ヶ岳で熊に遭った場所(元写真は2021年9月に撮影)午前11時頃だったと思いますが、焼森から八合目登山口に向かって下山中、湯森山への縦走路分岐点からホンの少しだけ、湯森山側に下った笹薮を黒いものが漕いでいました。私自身との距離は40mくらい。相手は優に1m以上あったので、成獣だと思います。一、二度、目が合いましたが、やがて目をそらし、岩手側に移動、消えてくれたので助かりました。私の方は写真を撮...今年(2023年)の漢字、みっつ目は『熊』。

  • 今年(2023年)の漢字、ふたつ目は『暑』。

    (本頁は「今年(2023年)の漢字、まずは『水』。」の続きです。)今年の秋田は暑かったです。どれくらい暑かったかと言うと・・・9月3日のNHKニュースを引用してみます。『秋田市では、この8月、35度以上の猛暑日となったのは13回と、気象台が記録を取り始めた1882年以降最も多くなるなど、記録づくめの暑さとなりました。県内の気温などをとりまとめる秋田地方気象台のデータによりますと、秋田市では8月、観測史上初めてすべての日の最高気温が30度以上となりました。さらに、35度以上の猛暑日となったのは13回と、1999年の9回を上回り、統計を取り始めた1882年以降最も多くなりました。また、猛暑日が記録された年をまとめたところ、1882年からの100年間で猛暑日を観測した年は2割程度でしたが、ことしを含めたこの10...今年(2023年)の漢字、ふたつ目は『暑』。

  • 今年二度目の雪(2023年12月18日)

    一昨日夜から秋田地方は暴風が吹き荒れました。そのため屋根がめくれ上がった家屋もあり、全国ニュースでも流れておりましたが、我家は無傷でした。朝になったら、うっすらですが、雪が積もっていました。今年二度目の降雪です(初雪はこちら)。テレビのニュースによると、今日はこの冬最強の寒波が日本列島に襲い掛かっている。ふだんは滅多に雪の降らない仙台市も真っ白になったとか、後になって、北海道の留萌では一日で70センチ積もったとか、いろいろやっておりました。秋田市の雪はたいしたものではなかったのですが、ときどき吹雪いて今年初のホワイトアウトになってます。朝のゴミ出しの後、少しだけ近所を見回ってみました。以前よく訪ねていた近所の公園、ベンチはどうなったのでしょう。公園のベンチ、以前はこうでした。これは六年前、2017年12月...今年二度目の雪(2023年12月18日)

  • 今年(2023年)の漢字、まずは『水』。

    12月12日、日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」が発表になりました。私自身は、二位の『暑』あたりを予想していたのですが、協会が選んだのは『税』でした。どうでもいいことですが、ここでは私が勝手に選んだ今年の漢字を発表しようと思います。ところがいざ発表しようとしたら、(´π`;)なかなか絞り切れなくて二位となった『暑』も含んで、みっつの漢字となりました。その第一は『水』です。今年七月中旬、秋田地方は記録的な大雨になり、秋田市中心市街地も含めて広範囲が水浸しになりました。我家はさいわいにも無事でしたが、被害に遭われた近隣の皆様に改めてお見舞い申し上げます。個人的には、この水害とはまた別の『水』の害で苦しみました。早春3月、空き家にしている横手実家の水道管が破裂した。いや破裂したのが発覚したのです。水道管破裂で...今年(2023年)の漢字、まずは『水』。

  • カテゴリー「街並みと建物」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「街並みと建物」の目次

  • カテゴリー「鳥海山/鉾立・秋」の目次

    鳥海山には複数の登山ルートがある。本カテゴリーでは秋田県側、にかほ市の鉾立を起点に登った記録(時期は九月~十月)を扱っている。(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)密命を帯びて秋の鳥海山へ。(2015年10月18日)紅葉と初冠雪の鳥海山へ。(2017年10月5日)鳥海山稜線の草紅葉。(2020年10月2日)鳥海山草紅葉紀行・前編(2022年9月29日)鳥海山の紅葉はどうだろう。(2014年9月27日)New鳥の海は干上がるのか。番外編(2023年9月8日)New鳥の海は干上がるのか。2(2023年9月8日)New鳥の海は干上がるのか。1(2023年9月8日)初秋の鳥海山・鳥の海編(2021年9月3日)初秋の鳥海山。時には山頂まで。後編。(2016年9月3日)初秋の鳥海山。時には山...カテゴリー「鳥海山/鉾立・秋」の目次

  • カテゴリー「鳥海山麓の景物」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)南側から見た鳥海山と丸池様。(2015年12月2日)晩秋の鳥海山麓で見つけたもの。(2013年11月1日)New久しぶりの法体滝(2023年10月30日)紅葉の中島台と法体滝(2007年10月28日)紅葉の法体滝(2017年10月26日)・・・カテゴリー「秋田の滝・渓谷」と共用中島台はほんのり紅葉・後編(2022年10月26日)中島台はほんのり紅葉・前編(2022年10月26日)紅葉前の鳥海山中島台(2022年10月13日)New初秋の野草探し/2013年鳥海山麓編・・・カテゴリー「野草/夏・秋」と共用。(オニシオガマ、サラシナショウマ、オクトリカブト、ツリフネソウ、キバナアキギリ、メハジキなど)New鳥の海は干上がるのか。番外(中島台)編(...カテゴリー「鳥海山麓の景物」の目次

  • 銀嶺・鳥海山(2023年12月6日)

    12月6日は素晴らしい晴天になった。我家の二階からも鳥海山が白く輝いて見えたが、遠くて小さい。もっと近くから眺めようと、急遽、由利本荘(旧・矢島町や鳥海町)まで行くことにした。出発時間は9時半と遅く、太陽光角度の面ではベストの時間ではないが、贅沢は言ってられない。秋田では冬場の晴天はまれで貴重だし、鳥海山が見えることはもっと稀なことだ(冬場、東京から毎日のように見える富士山とは違う)。自宅から南へ一時間ほど走り、本荘の街並みを抜けて旧・由利町(前郷付近)に到着。ここから見た鳥海山は我家二階から見たのとほぼ同じ角度なので、形は同じだ。旧・由利町(前郷付近)から。旧・由利鳥海、左側(東側)アップ旧・由利鳥海、右側(西側)アップ。北面のカルデラ壁内面は午前中、太陽角度の関係で陰になる。『銀嶺』と呼ぶにふさわしい...銀嶺・鳥海山(2023年12月6日)

  • カテゴリー「森吉山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「森吉山」の目次

  • カテゴリー「青森の山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「青森の山」の目次

  • カテゴリー「男鹿の花図鑑」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「男鹿の花図鑑」の目次

  • 男鹿寒風山の花図鑑(3)晩夏~秋

    (本頁は「男鹿寒風山の花図鑑(2)夏」の続きです。)寒風山では真夏になると花が多くなる。そして秋まで切れ目なく何がしかの花が咲いている。これは県内の他の山では見られない現象だと思う。2017年の晩夏、大噴火口内の草原を訪ねたら、オミナエシやクズ、ツリガネニンジンなど夏秋の野草が混じって咲いていた。後で確認したら、この場所には秋の七草がほぼ全部揃っていた。ただしフジバカマは秋田県には自生していない。またキキョウは寒風山には無い。よってヒヨドリバナ(またはヨツバヒヨドリ)をフジバカマとして、またツリガネニンジンをキキョウとして七草に入れた上での話だ。20017/08/20大噴火口内の草原にて。オミナエシPatriniascabiosifolia2021/08/21秋田の低地や山間には草原が極めて少ないので、オ...男鹿寒風山の花図鑑(3)晩夏~秋

  • 男鹿寒風山の花図鑑(2)夏

    (本頁は「男鹿寒風山の花図鑑(1)春」の続きです。)この山では初夏に咲く花が意外に少なかった。六月に咲く数少ない花はタニウツギ。寒風山は草刈りや火入れで草原を維持しているので、草原内に樹木は少ないが、タニウツギは例外のようだ。ここでは丈低く、草花のように見えた。タニウツギWeigelahortensis2010/06/03寒風山では真夏が近づくと、いろいろな花がワッと咲き出す。ノハナショウブIrisensatavar.spontanea2009/08/24(右上)カキランEpipactisthunbergii2009/08/24夏の草刈りの際はヤマユリを上手く避けて刈っている。そのおかげかこの山にはヤマユリがけっこう多く残っている。ヤマユリLiliumauratum2009/08/24(右上)カセンソウI...男鹿寒風山の花図鑑(2)夏

  • 男鹿寒風山の花図鑑(1)春

    寒風山は秋田の男鹿半島にある小さなお山。標高は355mと低いが、立派な火山である。山頂まで観光道路が走り、登山の対象にはならないが、とても眺めがよく、ピクニック客やハングライダーで訪れる人も多い。山の大部分はススキやシバの草原に覆われている。これは草刈りや火入れで維持されている半自然草原だが、日本海側地方では珍しく、草原性植物の宝庫になっている。代表として、アズマギクの群生。2010/05/19寒風山中腹のアズマギク群生。掲載順はおおむね、開花が早いものからとした。植物名の同定にあたっては、既存の野生植物関係の図鑑以外に、手持ちの古書、工藤茂美・著、「男鹿半島の花」(加賀谷書店)(絶版)、並びに岐阜大学津田研究室ホームページ(現在、寒風山の植物目録の頁は削除されてしまった)などを参考にさせて頂いた。何か間...男鹿寒風山の花図鑑(1)春

  • カテゴリー「男鹿半島6,7月」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「男鹿半島6,7月」の目次

  • カテゴリー「野草/夏・秋」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「野草/夏・秋」の目次

  • 翡翠葛の誘惑(2012年4月7日)

    2012年は4月7日に生態系温室(秋田県大潟村)を訪ねている。こんな時期に訪ねたのは、前日の地元紙にヒスイカズラが咲き出したとの記事が載ったからだ。ヒスイカズラは「フラワーパークかごしま」の花図鑑(こちら)によると、『学名Strongylodonmacrobotrys、別名(英名)Jadevine(ジェードバイン)、フィリピン原産のマメ科の植物で、長さが20mにも生長する非耐寒性の常緑つる性低木です。オオコウモリが受粉を助けるというこの花は、フジの房のような長さ40cm~1m程度の花房が垂れ下がって咲き壮観です。花色が宝石の翡翠に似ていることからヒスイカズラ(翡翠葛)の名前がつきました。花は長さ7cm、幅2cm程度で、形は半円形でオウムのクチバシに似ています。(文章は一部改変)』とのこと。比較的著名な熱帯...翡翠葛の誘惑(2012年4月7日)

  • コーヒーの木に実が。(2023年12月4日)

    数日前の朝、家内が室内掃除中、居間の絨毯の上に青い小さな実のようなものを見つけました。これは何だろうと聞かれましたが、すぐわかりました。室内に置いてあるコーヒーの木の実でした。この木は或る御方が数年前、小さな苗木で贈ってくれたものです。鉢植えで室内に置いていたら、現在は高さ1.5m、幅も1mくらいになり、光沢のある葉を茂らせております。今年6月10日、家内が上の方の枝の中ほどに上向きに咲く白い小さな花を一個見つけておりました。これは珍しいことだと、写真に撮っておりました。その花はすぐ終わりました。近くに小さな蕾が2,3個付いていましたが、その後、咲いたかどうかはわかりません。今回、見つけた実は最初の花なのか後続の花のものなのかはわかりませんが、少なくとも一個は実になっておりました。なお実は後で赤くなるそう...コーヒーの木に実が。(2023年12月4日)

  • ミルハスでコンサートはいかが。(2023年11月27日)

    11月27日は秋田市の中心部にあるあきた芸術劇場ミルハスに行ってまいりました。ここは昨年秋、本格オープンしたばかりの頃、ハス(蓮)ではなく、建物をミルだけのために行っております(こちら参照)が、今回は音楽?コンサートをミルために行きました。11月27日、開催されたのは吉幾三のコンサートでした。私自身は特別ファンというわけではないのですが、意外にも家内が熱烈なファンでして、私は運転手兼お相伴役でした。コンサートの内容やその良し悪しはさておき、自身と同年代なのに吉氏の声量、歌唱力には圧倒されました。また観衆の平均年齢はたぶん私と同年代以上ばかりだったのに驚きました。音楽コンサートに行くのは、10年近く前の平原綾香以来ですが、こんなに平均年齢が高かったコンサートは初めて・・・。いや自分が年取ったせいなのか。ミル...ミルハスでコンサートはいかが。(2023年11月27日)

  • 2023年11月、鳥海山と他の山々

    11月16日は鳥海山が奇麗だった。秋田市自宅付近の堤防から二枚。拡大して見たら、前の方には墓地が有った。通常ならば、鳥海山は時間が経つにつれて湧き雲で見えにくくなるものだが、この日は昼過ぎになっても、しっかり見えていた。こういう日は珍しい。もっと近くから鳥海山を見たいと思い、昼過ぎからにかほに向けてクルマを走らせた。ところが本荘の街を過ぎるあたりから、雲が湧き出して来た。写真は午後4時頃、にかほに到着してから見たもの。にかほに到着し、最初見た時は、残念ながら、山頂付近が雲に包まれ、市女笠を被っているようだった。折角来たのに残念だったが、15分くらい待ってたら、いっときだがそれが取れた。ただしバックの空が暗く、あまり奇麗な鳥海山とは言えなかった。それでも明日からはまたしばらく見えなくなることだろう。しっかり...2023年11月、鳥海山と他の山々

  • 生態系公園で皇帝ダリアを見た。(2011年11月12日)

    (本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)11月12日は休みを利用して、比較的近場にある生態系公園を訪ねてみた。秋田県は自然の花風景には恵まれているが、園芸植物や庭を愉しめる場所は官民問わず非常に少ない(旧・雄和町の国際ダリア園を含めてもホンの数箇所程度か)。大潟村にある生態系公園はあまり有名ではないが、小さな温室があり、比較的珍しい植物も置いてある。花の少ないor皆無の冬場にはときどき訪ねるようにしている。(最近では、今年2月、ドンベヤや金花茶の咲く頃に訪問している。⇒こちら)。11月12日の生態系公園、入り口付近はメタセコイヤの紅?葉が真っ盛りだった。針葉樹でもカラマツとメタセコイヤは紅葉し、落葉する。メタセコイヤの紅?葉カエデ類も有った。こんな場所でくつろげたらいいな。この...生態系公園で皇帝ダリアを見た。(2011年11月12日)

  • カテゴリー「秋田県北の山」の目次

    (記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)【大館、田代岳】初めての田代岳(2018年10月14日)New長走風穴に花を訪ねて。(2010年5月~8月)【藤里地区】釣瓶落峠は絶景だった。岳岱もなかなか。(2020年10月27日)初めての藤里駒ヶ岳と岳岱ブナ林(2018年10月13日)夏の藤里駒ヶ岳と岳岱ブナ林(2019年7月3日)新緑の藤里駒ヶ岳(2020年5月30日)【七座・房住・上小阿仁】晩秋の七座山リベンジ・後編(2022年11月19日)晩秋の七座山リベンジ・前編(2022年11月19日)上小阿仁村グルメ?紀行。(2021年11月17日)New2023年11月9日、七座山登山・後編New2023年11月9日、七座山登山・前編New傒后阪の残紅葉(2023年11月9日)霧の七座山...カテゴリー「秋田県北の山」の目次

  • 2023年11月9日、七座山登山・後編

    (本頁は「七座山登山・前編」の続きである。)倉ノ沢ルートのトラバース道は、やがて右側に岩壁が並ぶ壮絶な眺めになる。そのすぐ後、前半のハイライト、法華ノ岩屋が見えて来る。法華ノ岩屋この岩屋の表面には蜂の巣のように穴がいっぱい開いているが、このような岩は「タフォニ」と呼ぶそうだ。最後の岩上杉最後の大杉その後、スギの巨木を廻ると、急坂が始まる。これを登りきると、稜線に上がることが出来る。今回、急坂にはロープが垂れていたので、助かった。最後の急坂稜線の上には少しだけ紅葉が残っていた。稜線の上は丈の低い広葉樹林が続く。先ほど仰ぎ見た絶壁の上を歩いている筈だが、びっしり繁った樹木に隠れてそれは見えない。稜線道を歩いていたら、11時半頃、時報サイレンが鳴った。下の(能代市)二ツ井町の役場?で鳴らしたもののようで、その後...2023年11月9日、七座山登山・後編

  • 2023年11月9日、七座山登山・前編

    (本頁は「傒后阪の残紅葉」の続きである。)9時になったら、川霧も晴れて来たので、七座山(ななくらやま)に登ることにした。登山前、七座神社から眺めた七座山七座山は南北に、七つくらい小ピーク(倉、座)が連なっている。東側は傾斜が急で、場所によっては岩壁が立ち並び、その斜面はスギや広葉樹の原生林になっている。今回のマップ次は七座橋の上から眺めた景色だ。七座橋上から望んだ七座山天神登山口は上写真の米代川の奥まったところにある。そこから倉ノ沢ルートを通って、左端にある最高峰の権現倉(287m)に登り、今度は稜線を右に歩き、白い崖のようなものが見えるあたりから天神登山口に下山する予定だ。七座橋上から望んだ反対側(大館方面)の景色天神登山口からの出発時間は10時近くなった。今日はクマには会いたくないものだが、もし居たと...2023年11月9日、七座山登山・前編

  • 傒后阪の残紅葉(2023年11月9日)

    (本頁は「初めての寒風山御来光」の続きです。)今日(11月9日)は男鹿の寒風山で御来光を見た後、もうひと山に登ろうと思い、能代市二ツ井の七座山(ななくらやま)にやって来た。ところが、7時半頃、到着したらこの山は霧に包まれ、何も見えなかった。ここは米代川が流れており、川霧が発生しやすい場所だ。特に秋の午前中はほぼ毎日のように発生しているようだ。霧の中、登っても、何も見えないし、クマと鉢合わせしたらタイヘン。時間調整の意味で、傒后阪を散策することにした。屏風岩と紅葉傒后阪と書いて「きみまちざか」と読む。かつてこの地を訪れた明治天皇が景色の美しさに感動し、名付けられた名称と聞く。霧は散策している間にだんだんと晴れて来た。紅葉も少しだが、残っていた。屏風岩と紅葉ドウダンツツジカエデあとこの辺りの道端でみかけた残り...傒后阪の残紅葉(2023年11月9日)

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