旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」2019年12月に、食道癌と診断されて禁酒したの中のひとの日記となりました。 2020年6月10日に切除手術を受け療養中。 アメリカの生活と日常、食道癌の治療の記録になります。
1999年に渡米。アメリカ東海岸在住。 日々の暮らしと出来事と思ったことなどを書いています。
寒い。最高気温が氷点下とか、アメリカ東海岸の冬だ。 状態は可もなく不可もなく。 痩せてしまったからか、長い時間椅子に座っていると尻が痛い。以前職場用に買った「ドーナツクッション」をまたアマゾンで買い充てがうけれど、あまり効果があるような気がしない。 倦怠感が出るので朝にデクサメタゾンというステロイドを1錠飲むと、まーの日一日は何とか動ける。患部の肝臓の上の胆嚢や肋骨のあたりが時々痛むので、これはオキシコドンといオピオイド系の鎮痛剤を4〜6時間毎に服用している。これにロラゼパムという吐き気止め。精神安定剤寄りの薬剤かと思う。そして大将はタイレノール。アセトアミノフェンという市販薬だ。これは一晩お…
化学療法です。肝臓に転移した食道癌の。今日から始まり。前回の術前化学療法とは違った薬剤のようだ。 Fluorouracil+Leuconvorin+Oxaliplatinというもの。 副作用として吐き気や冷たいものへ繊細になるとか、肌や口の中が荒れるとかまー一通りのことが書いてある。「毛が抜ける」は今回は書いてなかったな。どうなるか知らんけど。とりあえずこの薬物治療を2週間に一度、5回受けて、癌が小さくなるかどうか様相を見るようだ。「ジェネリックパネル」に出したという生体肝組織の検査世代では途中新しい薬や療法が加わるかも知れないだろうが。 これが効いてくれればまだ希望がある。まーアカンかったら…
デクサメタゾンというステロイドで元気になったら、今度は夜なかなか眠れなくなった。神経が昂ぶるとまでは言わないけれど、瞼が下がってこない。夜食事をして一瞬眠くなるけれど、歯磨きしてしまえば目が覚めてしまう。困ったものだ。 家人が寝た後に、パソコンのゲームや、職場の人が勧めてくれた写経をしてみるけれど、写経はさておきパソコンのゲームはやっている間に寝てしまうのに、いざベッドに入ると覚醒してしまう。 ベッドで横になって安静にしていると、患部の肝臓とその上胆嚢付近に疼痛があるからだ。疼痛といってもイタタタという痛みではなく、ジワリと痛い程度、咳や深い呼吸や寝返りを打つと嫌でも「そこにあるからな!」と思…
ちょっとショックなくらい痩せていた。 BMIで言うと20.77。生来痩せ型ではない自分には10代のころにそんな体重だった時期があったのだろうというくらい記憶がない低体重だ。 身長180センチ。67.3キロ。 日本人で健康な人なら俳優さんのように「スラっとしてる」といった体型かも知れないけれど、望んで減らしているわけではないし、食べらられずに日々体重が落ちていくので恐怖でさえある。まー癌だし、少し前までなら食べられずに弱っていき、餓死するように意外にきれいに死んでいくのかもしれない。 けどもまだ治療の道はある現代なので、あきらめるのは少し早いだろう。 とまれ。 体重は現実なので、受け入れるしかな…
口を開けて寝てしまい、口の中が渇いて不快感で目覚めてしまう問題について調べていたら、「口にサージカルテープ貼って閉じれば良いのだ!」と言うとある医院の記述を見つけた。 早速試してみたけれど、結局僅かに口を開けて寝てしまい、口の中は渇く。けれど大きくは開かないので、渇きを感じるまでの時間は少し稼げそうな感じはある。それほど不快でもないし、続ければ上手いこと習慣になって、また口を閉じて寝るようになるかもしれないので、暫く続けてみようと思う。 コツはテープで口を閉じてしまわずに、チョビ髭のように縦幅細く貼る事だろうか。口を塞いで息苦しくなって窒息しかけては元も子もないだろう。
昨夜はあまり眠れずに寝たり起きたり。やや痛む右の脇腹を下にすることが出来ずに口呼吸になってしまい、口の中が乾燥してしまうもの原因のひとつかもしれないけど、デクサメタゾンというステロイドの躁効果のような気がしないでも無い。まー寝たいのに寝れないというよりは、眠く無いから起きているという感覚。ドーピングだなこれは。そんな元気が継続しなくても夜は寝たいのに。メラトニンも2回飲んだけど、効果は薄かった。いざとなれば睡眠導入剤さえ持っているが、これは効果がキツいようなので、やめておいた。薬は今や売るほどある。さすがアメリカ。言えば何でもくれる。医療用大麻でもこの州では合法だ。 朝、夜明け前からボンやリと…
今朝は調子が良い。昨日貰った薬が効いているようだ。何より怠さが無くなった。患部は主張する程度に少しだけチクチクと痛むが気にするほどではない。 緩和ケアというともはや末期癌で救いようのない状態と思ってしまうが、それは誤解で、病気に関わる痛みや不快感に積極的に介入して、治療を助け生活の質を保っていくかというのが主眼らしい。英語で言うと、pain management とか controlという。痛みの管理だ。分かりやすい。痛みは我慢するものではない。我慢してどうにか治るものではないし、痛みが強くなればなるほどコントロールが難しくなるのだという。積極的に「緩和」していくと言うのが考え方のようだ。そう…
よし今朝は調子が良い。 さて、体調が悪く更新が滞りがちだけど、記録は大事なので書ける時は書いていく。 今朝、ようやく肝生検の結果が届いて、やはり食道癌が原発の肝転移癌が確定。遠隔転移だからいわゆる「ステージ4」だ。 食道癌の手術から半年後の検査(CTスキャン)で疑いが見つかったのは早ぇなぁと思ったけれど、まぁ肝臓や肺への転移は4、50%で見られるということで珍しくはないそうだ。 この肝生検で組織を遺伝子解析にも出されていて、1番マッチする抗癌剤と放射線治療が今後の治療方針となるだろう。分子治療や免疫チェックポイント治療というのもある。少し前なら、肝転移癌で手術適用でないとなれば、なかなか厳しい…
いつも又は時々読んでくださっている皆様、新年おめでとうございます。ちょっとupdate が滞ってますが、後日必ず書きますので、生暖かい目で見守っていただければ幸甚です。 今年が皆様にとって幸多き一年になりますよう、日頃ブログを読んで下さっっている感謝の気持ちを込めて、お祈り致しております。 ってemergency roomからの入院3晩目となりました。詳細はあとで…
身体は怠いながらも、なんとかぜパムという薬のおかげで吐き気は治まる。と言っても食欲はなく、口に入れれば入っていくという風情。 朝食にはクロワッサンを温めてハムとチーズと目玉焼きを挟み、あとは最近気に入っているケフィアという飲むヨーグルトのようなものをわりとゴクゴク飲んだ。それとリンゴを1/4コ。わりと食べた。カロリーも摂れただろう。 溜まっていた洗濯物を回すと疲れてしまい、横になる。乾燥機に入れたのを時間になっても起き上がれない。家人が出してきてくれた。畳むのを手伝ってもらう。有難いありがたい。 朝が遅かったので、家人には先週作ったチーズケーキと、みかんを昼食代わりに食べてもらって、私はくだん…
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