中国の国営メディアによれば、Zhongさん(23歳・男性)は、2025年6月初旬に雑誌の表紙撮影の仕事としてタイに渡航。その後、騙されてミャンマーへと人身売買され、拘束状態にあったとされています。彼の妹は、ミャンマーの不明な場所から兄と思われる人物から不審な電話を受けたことをきっかけに、中国・広州およびバンコクの警察に捜索を依頼しました。今回の件を受けて大使館は、タイで働くためには正規の労働許可が必要であることを強調し、中国人旅行者に対し「海外の不明確な高報酬求人には慎重になるべき」と注意喚起しています。こうした呼びかけの背景には、近年急増している中国人を狙った海外での詐欺的就労勧誘や人身取引への懸念があります。国連の報告によれば、タイ・ミャンマー国境を含む東南アジア地域では、数十万人が違法なオンライン詐...多くの若者がタイで拉致されている