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2020/01/26

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  • Jay Graydon Past To Present The 70s

    Past to Present - the 70s (Remaster for Japan) [日本語解説付]アーティスト: Jay Graydon出版社/メーカー: AGATE Silhouette Series発売日: 2019/06/14メディア: CD スティーリー・ダンの名盤「彩 (エイジャ)」へギタリストとしての参加で一躍注目を浴びその後AOR系のアーティストのヒット作を手がけデヴィッド・フォスターと組んだAORを代表する名グループAirplayのメンバーでもあるジェイ・グレイドン.。70年代にジェイ・グレイドンが関わったレコーディングや未発表曲のデモ・テープ集が「Jay Graydon Past To Present The 70s」2006年にリリースされた。長らく廃盤状態にあったリーダー作がオリジナル・マスターから多少のてが加えられリマスターを実施された。デ..

  • Pat Metheny & Lyle Mays As Falls Wichita So Falls Wichita Falls

    As Falls Wichita, So Falls Wichita Fallsアーティスト: Pat Metheny/Lyle Mays パットメセニー/ライルメイズ出版社/メーカー: Ecm発売日: 2022/06/03メディア: CD 「As Falls Wichita, so Falls Wichita Falls」は、81年にECMレコードから発表した、パット・メセニーとライル・メイズによるアルバム。前作の「80/81」ではパット・メセニーを中心にジャック・ディジョネット(dr)マイケル・ブレッカー(sax)チャーリー・ヘイデン(b)などと卓越した技量と音楽性をぶつけ合うイマジネイション溢れるサウンドを生み出していたが、このアルバムではパット・メセニー自己のレギュラー・グループのライル・メイズ(key)とブラジル出身のナナ・バスコンセロス(per)とパット・メセニー(g..

  • Steve Khan Eyewitness

    Eyewitnessアーティスト: Khan, Steve出版社/メーカー: Polygram Records発売日: 1991/08/06メディア: CD ギタリストのスティーヴ・カーンの父親は シナトラの作品の作詞を手がけた サミー カーンです、70年代初頭には、ラリー・コリエルとアコースティックギターのデュオで演奏し、ブレッカー・ブラザーズ・バンドのメンバーを務め、ビリー ジョエルのアルバム「ストレンジャー」のギターも彼が弾いています。東海岸の ニューヨークを代表する個性的なギタリストとなっていきます。アルバム「アイウィットネス」邦題「目撃者」は81年にリリースされ、スティーブ・カーンの新時代が始まったアルバムでした。その衝撃は新しいジャズ・ギターに残ると絶賛されました。それはキーボードレスの構成で、ジャムセッション/即興のアイデアと各ミュージシャン間の化学反応、そして最終..

  • Ralph Towner Solstice

    SOLSTICEアーティスト: TOWNER, RALPH出版社/メーカー: ECM発売日: 2008/09/19メディア: CD アルバム「ソルスティス」は、75年にECMレーベルからリリースされたアメリカのギタリストのラルフ・タウナーの4枚目のアルバムで、当時ドイツ・ミュンヘンの新興レーベルだったECMらしい独特の空気感を生み出している(キース・ジャレットはこのレーベル随一の人気を誇るアーティストである)。ラルフ・タウナーはアメリカワシントン州出身のギタリスト、ピアニスト、コンポーザー、アレンジャーで、12弦ギター、クラシックギター、ピアノ、シンセサイザー、パーカッション、トランペット等を演奏するマルチ奏者で、この作品ではラルフ・タウナーのギタリストの演奏だけでなく、特に作曲家としても高いレベルに引き上げました。そして共演者のメンバーの演奏も素晴らしく、ヤン・ガルバレク の別..

  • Larry Coryell Standing Ovation

    スタンディング・オベーション(期間生産限定盤)アーティスト: ラリー・コリエル出版社/メーカー: SMJ発売日: 2017/11/29メディア: CD 元祖ジャズロックギタリストのラリーコリエル、70年代初頭からアコースティックギターにも熱を上げていて、ギター・ソロへの予兆はその頃から感じられるギタリストの一人だった。スティーブ・カーンやフィリップ・カテリーンとのデュオ作に続いて作られたのが本作で、タイトル通りオベーションギター1本によるソロ・アルバム「Standing Ovation」は82年にリリースされた。アルバム・タイトルは本来の意味と、ギター・メーカー名とを掛け合わせたダブル・ミーニング。オベーションギター6弦、12弦を駆使した多重録音を基本としながらも、ピアノソロがあったりと、一人で全てを作りあげている。素晴らしいインプロビゼーションと繊細なソリストとしての美しさが溶..

  • Stuff Live in Montreux 1976

    ライヴ・アット・モントルー 1976 [DVD]出版社/メーカー: ヤマハミュージックアンドビジュアルズ発売日: 2007/12/19メディア: DVD Stuff Live in Montreux 1976は、2008年にリリースされたDVDで、32年もの時間が空いているとは思えない、まさに感動的なライブ映像となった、販売元のビデオアーツが10年以上もオファーをし続け、遂に花開いたという、音楽への愛情が詰まった作品となった。スタッフはリーダーのゴードン・エドワード(b)コーネル・デュプリー(g)エリック・ゲイル(g)スティーブ・ガッド(dr)クリス・パーカー(dr)リチャード・ティー(key)という当時のニューヨークのセッション・ミュージシャンのトップが集まったグループだった。この映像は76年に結成したばかりのスタッフのデビュー・ライブ映像で(クリス・パーカー(dr)が参加して..

  • Warren Bernhardt Trio

    Warren Bernhardt Trio出版社/メーカー: Digital Music Products発売日: 1987/01/01メディア: CD ビル・エヴァンスの愛弟子のピアニスト、ウォーレン・バーンハート。彼のアルバム「Amelia’s Song」「So Real」と並ぶピアノ・トリオの傑作「Warren Bernhardt Trio」は、エディ・ゴメスのウッド・ベース、ピーター・アースキンのドラムという申し分のないサポートを得て吹き込まれた83年の作品。ウォーレン・バーンハートらしい柔らかい雰囲気ときりりと冴えわたるような音色と流麗かつ華麗な表現力が光る。クラシックで学んだ豊かなテクニックはジャズ・ピアニストとして洗練され、そのフィーリングはより美しく、豊かさを深めている。同じクラシックからジャズピアニストになったビル・エバンスの門下生だけの事はある。ウォーレン・バ..

  • Blue Montreux II

    ブルー・モントルーII出版社/メーカー: BMGメディアジャパン発売日: 1999/07/23メディア: CD 1978年モントルー・ジャズ・フェスティバルでアリスタ・レコードはアリスタ・オールスターズのユニットを作り合計5枚のライブ・アルバムを作る。メンバーは、マイケル・ブレッカー(ts)ランディ・ブレッカー(tp)トニー・レビン(b)マイク・マイニエリ(vib)スティーブ・カーン(g)スティーブ・ジョーダン(dr)ウォーレン・バンハート(p)のユニットで様々なフォーマットの演奏をして、フェスティバルの最大の目玉となった、アリスタ・オールスターズのユニットからリリースされたライブ・アルバム「ブルー・モントルー」の緻密で迫力のある演奏は好評となり続編の「ブルー・モントルーII」が79年に発売する、ゲストでラリー・コリエル(g)やエディー・ゴメス(b)も参加し完全な形で、このステー..

  • STEPS STEP BY STEP

    ステップ・バイ・ステップ STEP BY STEPアーティスト: ステップス STEPS出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2018/01/31メディア: CD 79年にヴィブラフォン奏者のマイク・マイニエリがニューヨークで結成したステップス、メンバーはマイク・マイニエリ(vib) マイク・ブレッカー(ts) ドン・グロルニック(p) エディ・ゴメス(b) スティーヴ・ガット(ds)で、ファースト・アルバムは渡辺香津美(g)をゲストに向かえ、東京の「六本木ピットイン」で録音された2枚組ライブアルバム「スモーキン・インザ・ピット」を80年にリリース、新感覚のアコースティック・ジャズは、当時のジャズ・シーンに大きな衝撃を与えた、ライブは80年12月14日と16日の2日間で、初日を見に行くことが出来ました、入れ替え制で一日2回の演奏、2回とも見る事ができ、結局6時間以上は演奏を..

  • Ndugu&The Chocolate Jam Company Do I Make You Feel Better?

    ドゥー・アイ・メイク・ユー・フィール・ベター?アーティスト: チョコレート・ジャム・カンパニー出版社/メーカー: エピックレコードジャパン発売日: 2001/08/22メディア: CD 名ドラマーのレオン「エンドゥーグ」チャンクラーがヴァージニア・エアースとレオ・ミラーの男女二人のシンガーと結成したエンドゥーグ&チョコレート・ジャム・カンパニー、セカンド・アルバム「Do I Make You Feel Better?」は80年にリリースされた。十代でハーヴィー・ハンコックやマイルス・デイヴィスとドラマーとして共演し、74年から76年にかけてサンタナのツアーに参加し、この時はドラマーとしてだけでなく楽曲も提供している。その後にジョージ・デュークとの活動が密になり、77年にジョージ・デューク初のポップ・ヒット曲「リーチ・フォー・イュト」はチャンクラーも含めたリズム・セクションの共作で..

  • Deniece Williams This Is Niecy

    THIS IS NIECYアーティスト: DENIECE WILLIAMS出版社/メーカー: BBR発売日: 2012/03/05メディア: CD スティーヴィー・ワンダーのバック・コーラス・グループ=ワンダーラヴの一員としてスティーヴィーの名作群「Talking Book」「Fulfillingness’ First Finale」「Songs In The Key Of Life」に参加、その他にもミニー・リパートンのあの「Lovin’ You」を含む名盤「Perfect Angel」やロバータ・フラックの「Feel Like Makin’ Love」といった数々にセッション・ボーカリストとして参加し活躍していた頃に、アース・ウィンド&ファイアーの総帥モーリス・ホワイトに見初められ、モーリス・ホワイトのカリンバ・プロダクションの秘蔵っ子として売り出したデニース・ウィリアムス。..

  • The Band Rock Of Ages

    Rock of Agesアーティスト: Band出版社/メーカー: Capitol発売日: 2001/04/27メディア: CD 「ロック・オブ・エイジス」は72年にリリースされたザ・バンドのライブアルバム。ボブ・ディランのバックバンドとして有名になり、ライブ・バンドとしてもこの頃が一番脂がのり切っていた、本作は71年のツアーのニューヨーク公演の様子を収めたザ・バンドの初めてのライブ盤。ライブでは初めてホーン・セクションを導入、ロビー・ロバートソンは、ニューオーリンズのソングライター兼アレンジャーのアレン・トゥーサンに、ホーン・アレンジを依頼した。アルバムの構成は、それまでのバンドのスタジオアルバムのすべての素材に加えてカバー曲で構成されていました。カバー曲は、マーヴィン・ゲイのヒットシングル「ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット」を「Don't Do It」という曲名でカヴァー..

  • Jorge Calderon City Music

    City Musicアーティスト: Calderon, Jorge出版社/メーカー: Collector's Choice発売日: 2010/07/27メディア: CD 70年代セッション・ギタリストとして数々の優れたアーチストのバック・アップで活躍してきたホルヘ・カルデロン、プエルトリコ出身のホルヘ・カルデロンがニューヨークで活動した後にロサンジェルスに渡り、キース・オルセンと知り合いデモを制作、それがワーナー・ブラザースのプロデューサーでもありこのアルバムのプロデューサーでもあるラス・タイトルマンに気に入られ制作されたのが「City Music」である。75年にリリースされたホルヘ・カルデロンの唯一のソロ・アルバムとなった。タイトルそのままのアーバンな開放感が気持ちよく、プエルトリコ出身らしいボーダレスな空気感を持ったヴォーカル・スタイルを持っている。ギタリストらしい歯切れよ..

  • Jesse Colin Young On The Road

    On the Roadアーティスト: Young, Jesse Colin出版社/メーカー: Liquid 8発売日: 2002/09/10メディア: CD ジェシー・コリン・ヤングはブルースの弾き語りのフォーク歌手に始まり、カントリーブルースミュージシャンのミシシッピジョンハートとライトニンホプキンス、ブルースミュージシャンのTボーンウォーカー、フォークシンガーのピートシーガーから音楽的に影響を受け、ヤングブラッドの創設メンバー兼リードシンガーとして活躍したシンガー・ソングライターでした。ヤングブラッドが73年に解散した後、ヤングはソロキャリアに乗り出し、フォーク・ロック、さらにソウルやジャズなどを取り入れた視野の広いシンガー・ソングライターへと歩み始めます。「On The Road」は最も充実した時期の75年のツアーを収めたもので、76年にリリースされました。フォーキー&ソウ..

  • Steely Dan Katy Lied

    うそつきケイティアーティスト: スティーリー・ダン出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル発売日: 2011/10/12メディア: CD スティーリー・ダンの4作目のアルバム「Katy Lied」は75年にリリースされた。このアルバムから完全にバンドの形をやめ、前作からのワークショップ方式のセッション・ミュージシャン中心のレコーディングへと完全にシフトし完全無欠のスタジオ・グループとしての最初の作品で、楽曲ごとにミュージシャンを選び起用するようになります。しかしツアーも行っていたバンド時代と鉄壁のスタジオ・ユニット時代との狭間も作品だけに、初期のスティーリー・ダンのロック色が濃い曲もあり、この後のアルバム「幻想の摩天楼」以降のスティーリー・ダンの完成された曲もあるという面白いアルバムでした。プロモーション・ツアーなしに全米アルバム・チャート13位となる立派な成績を残し..

  • 五島良子 シアンの羽根

    シアンの羽根アーティスト: 五島良子出版社/メーカー: ポリスター発売日: 1999/01/27メディア: CD 高校生の頃から地元名古屋でセンチメンタル・シティ・ロマンスのメンバーと交遊を持ち5オクターヴの声を持つ天才女性シンガーとの評判を集めた五島良子。90年秋にシングル「パパはワンダーマン」、アルバム「ラヴ・アンド・ロウ」でデビュー。前作から1年半ぶりのリリースとなる「シアンの羽根」は99年にリリースされた。中山美穂へ楽曲を提供したり、スクーデリア・エレクトロの作品にヴォーカリストとして参加したりと、精力的な活動を続けていた五島良子。アルバムに参加しているミュージシャンの顔ぶれからも、彼女が影響を受けている70年代の音楽と現代の音楽を統合した彼女ならではの現在形のグルーヴィな音楽を作ろうとしている意欲が感じられる。ダイナミックでメロウさも併せ持つヴォーカルによって作られた五..

  • 杏里 Coool

    COOOL(紙ジャケット仕様)アーティスト: 杏里出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテイメント発売日: 2011/07/27メディア: CD 「クール」は84年にリリースした、杏里の7枚目のオリジナル・アルバム。前作「Timely!!」の大ヒットを受けて、引き続き角松敏生によるプロデュース、杏里と角松敏生コラボレーションの3部作の最後のアルバムとなった。ロサンゼルス録音となり、ウエスト・コーストの開放的な雰囲気がそのまま音に反映されたサウンドとなっている。レオン・チャンクラー(dr)エド・グリーン(dr)ネイザン・イースト(b)ポール・ジャクソンJr.(g)カルロス・リオス(g)ドン・グルージン(key)アニー・ワッツ(sax)ジェリー・ヘイ(tp)等、当時のウェスト・コーストのファースト・コール・ミュージシャンを豪華に配し、ダンス・トラックからメロウ・テューンま..

  • 角松敏生 あるがまま

    あるがままに出版社/メーカー: BMGビクター発売日: 1992/07/01メディア: CD アルバム「あるがままに」は、1992年に発売された角松敏生通算10作目のスタジオ・アルバム。90年代初頭の作品から徐々に内省的な作品が増え、インタビューでも思想的・哲学的な内容の受け答えが多くなっていった。そして、自身の音楽に対する絶望感を訴え、1993年の日本武道館公演をもって歌手活動の「凍結」を宣言し、無期限の休止となる。フル・アルバムとしては、活動凍結前の最終作で、我々リスナーの為ではなく、極めて個人的な一人の「君」にある想いを伝えるためだけに制作されたアルバムとなった。ブックレットの最終ページに「もしも、僕の音楽が君の心を変えられないのなる、僕にとって音楽はもう無意味なものである」と記されている。アルバム全てを一個人に捧げ、一人のミュージシャンが、音楽に愛を託した、私小説的な要素..

  • 今井優子 Do Away

    DO AWAY +4アーティスト: 今井優子出版社/メーカー: Tower to the People/CRYSTAL BIRD/KING RECORD発売日: 2023/06/11メディア: CD 今井優子は、幼少期に母親の影響を受け、ジャズを聴いて育つ。18歳の時にスカウトされた事を切っ掛けにシンガーの道を歩み始める。87年にキングレコードよりアルバム・シングル同時リリースでデビュー。その後FMラジオパーソナリティやコンサートを行い、立て続けにアルバムを発表。90年にリリースされたアルバム「Do Away」は角松敏生フル・プロデュースによるアルバムで、全編に渡り角松色に彩られたアルバム。吉田美奈子の名曲「愛は彼方」のカヴァーでは鈴木茂(g)が参加、オリジナルの「愛は彼方」がはいっている吉田美奈子のアルバム「FLAPPER」にもギタリストとして参加している鈴木茂のギター・ソロが..

  • 飯島真理 Blanche

    blanche(ブランシュ)<デラックス・エディション>アーティスト: 飯島真理出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2019/09/25メディア: CD 飯島真理の「Blanche」は84年にリリースされた。ファースト・アルバム「Rosé」から半年後にリリースされ、ファースト・アルバムに続き全曲自作で、半年間の間で作りあげている(曲作りの才能があります)。タイトルの「Blanche」はフランス語で「白」という意味で、ジャケットも真白、衣装も真白の特徴のあるレコードジャケットでした。プロデュースとアレンジは吉田美奈子と清水靖晃が中心となって手掛けており、この頃の吉田美奈子自身のアルバムでも展開された清水靖晃とのコラボレーションのサウンドがこの「Blanche」でも随所に聴く事が出来るアルバムでした。前作の坂本龍一が作ったポップな作風とは異なり、重厚感のある大..

  • 清水靖晃 IQ179

    IQ179出版社/メーカー: アブソードミュージックジャパン発売日: 2003/11/27メディア: CD 清水 靖晃はジャズ・サクソフォーンの演奏に秀でた気鋭の音楽家として表舞台に登場する。78年に実験的ロック・バンド「マライア」を結成。81年にリリースした清水靖晃のサード・アルバム「IQ179」は、ポストパンク/ニューウェイブとジャパニーズ・テクノとジャズが融合したようなアヴァンギャルド作品で、当時の東京でしか生まれ得なかった当時の先端実験サウンドとなった。参加したマライアのメンバー、清水靖晃(Sax)笹路正徳(Key)土方隆行(Gtr)山木秀夫(Drs)渡辺モリオ(Bass)村川ジミー聡(Vo)に加え、ゲスト・ミュージシャンとして渡辺香津美(Gtr)坂本龍一(Syn,Drs)吉田美奈子(Cho)の豪華ゲストが参加。多彩な音楽表現の可能性を探るべくユニークな活動を通して、清水..

  • Bob Dorough Just About Everything

    Just About Everythingアーティスト: Dorough, Bob出版社/メーカー: Evidence発売日: 1994/07/28メディア: CD 金子晴美の初リーダー・アルバムをプロデュースして、当時話題をまいた弾き語りの名手、ボブ・ドローのアルバム「Just About Everything」は66年にリリースされた、幻の名盤と言われている。56年にリリースされ、ドローによって歌詞が追加されたチャーリーパーカーの「ヤードバードスイート」のバージョンをマイルス・デイヴィスが気に入り、その後に62年のマイルス・デイヴィス「ソーサラー」で2曲を歌った事で有名になり、マイルス・デイヴィスの作品でボーカルパフォーマンスを行った数少ないミュージシャンの一人となった。63年には作詞を担当した「カミン・ホーム・ベイビー」がグラミー賞2部門にノミネート。73~85年にはアメリ..

  • 金子晴美 & Ron Carter I'M WALKIN'

    I’M WALKIN’出版社/メーカー: 日本フォノグラム発売日: 1988/11/25メディア: CD 88年にリリースされた「I'M WALKIN'」は、金子晴美だけでなくロン・カーターとの共有名義盤で、ロン・カーターはウッドベースの演奏だけでなく、プロデュース、アレンジまで担当、ファースト・アルバムの「I Love New York」にもハンク・ジョーンズ、グラディ・テイトなどと共に参加していた。ジャズスタンダードのカバー中心で、選曲や編曲も良い上に、曲の設定にも無理が感じられず、実にリラックスした雰囲気。彼女の歌唱技術については以前から定評があり、黒っぽいフィーリングとスケールのある歌声、ボブ・ドローに鍛えられた英語の発音により、スタンダードをスイングするリズム感も抜群で、その乾いたブルージーさは、日本人離れしている。 参加したミュージシャン達はグラディ・テイト(vo)..

  • Toni Harper & Oscar Peterson Qt. Toni

    トニ出版社/メーカー: ポリドール発売日: 1998/11/26メディア: CD 天才シンガー、トニ・ハーパー、8歳のときにダンサーとしてデビューし、カーネギー・ホール等にも出演。キャブ・キャロウェイの後ろでも踊ったことがあるそうです。40年代後半にR&Bナンバー「Candy Store Blues」がヒット、エド・サリバン・ショウの前身にあたるテレビ番組「Talk of the Town」にも出演。55年にジャズ・シンガーとして再出発を果たしたデビュー盤「Toni」。オスカー・ピーターソン(p)ハーブ・エリス(g)レイ・ブラウン(b)アルヴィン・ストーラー(dr)のクァルテットをバックに弱冠18歳のトニ・ハーパーの歌唱が楽しめる歴史的にも貴重なアルバム。スタンダード・ナンバーを中心とした構成だが、中でもミュージカル「パル・ジョイ」の中の「I Could Write A Book..

  • 大野えり eri

    ERI [UHQCD]アーティスト: 大野えり出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2016/12/21メディア: CD ジャズ・シンガー大野えりのサード・アルバム「eri」は80年にリリースされた。ファースト・アルバムは佐藤允彦プロデュース、セカンド・アルバムは杉本喜代志プロデュース、そして本作は、大野えりの良き理解者である大徳俊幸(key)のプロデュースによるサウンド・アレンジで彼女の世界観が色濃く現れたアルバムとなる。初のオリジナル曲やスティーヴィー・ワンダー作曲のマイケル・ジャクソンのナンバー「I CAN'T HELP IT」やスタイリスティックスのナンバー「PEOPLE MAKE THE WORLD GO ROUND」やキャロル・ベイヤー・セイガーのナンバー「SWEET ALIBIS」その他にもハービー・ハンコックのナンバーなども収録している。ジャズボーカルファン..

  • 笠井紀美子 Round And Round

    ラウンド・アンド・ラウンド(期間生産限定盤)アーティスト: 笠井 紀美子出版社/メーカー: SMJ発売日: 2017/11/29メディア: CD ジャズ・シンガー笠井紀美子が77年にシティー・ポップに挑戦した名盤「Tokyo Special」の翌年78年にリリースした「Round And Round」はサンフランシスコで録音された。プロデュースとコンダクトは24カラット・ブラックのデイル・ウォーレンで演奏にも参加、その他にもヘッド・ハンターズのメンバーだったポール・ジャクソン(b)、ビル・サマーズ(Per)ベニー・モウピン(Sax)なども参加している、ハービー・ハンコックの名曲「Chameleon」のヴォーカル・ヴァージョンではハービー・ハンコック自身も参加している。ジョン・ルシアンの隠れ名曲「And It All Goes 'Round And 'Round」クインシー・ジョー..

  • Mari Nakamoto III 中本マリ with 鈴木勲 & 渡辺香津美

    マリ・ナカモトIII MARI NAKAMOTO IIIアーティスト: 中本マリ+鈴木勲、渡辺香津美出版社/メーカー: CRAFTMAN RECORDS発売日: 2019/09/04メディア: CD 哀愁のジャズ・ヴォーカリスト中本マリはワタナベプロ所属の4人組女性コーラスグループ 「ザ・スカーレット」でプロ活動を始め、70年にジャズ・ヴォーカルに転向。73年にアルバム「Unforgettable」でソロデビューする。そして スリー・ブラインド・マイス レーベルで3人目の女性ジャズシンガーとなる。「Unforgettable」「Little Girl Blue」に続くスリー・ブラインド・マイス レーベル第3弾のアルバム「Mari Nakamoto III 」は バックに鈴木勲(b)、渡辺香津美(g)のみという至高のデュオをバックに迎え、スウィートなハスキー・ヴォイスで、バラード主..

  • 憂歌団 生聞59分

    生聞59分 (紙ジャケット仕様)アーティスト: 憂歌団出版社/メーカー: インディペンデントレーベル発売日: 1999/08/15メディア: CD 憂歌団は大阪の高校の同級生だった木村秀勝(ヴォーカル、ギター)と内田勘太郎(ギター)のアコースティックデュオとして出発したが、レコードデビューした際は花岡憲二(ベース)、島田和夫(ドラムス)を加えて四人組になっていた。憂歌団は木村の破天荒なヴォーカルと内田のギターを売りにライブを重ねブルースバンドとして異例とも言える幅広い人気を獲得する。憂歌団3枚目のアルバムとして77年にリリースiされたのが、初のライブアルバム「生聞59分」だった。東京と地元の京都で行われた数回のライブの音源から編集された物らしい。一曲目の「マディ・ジャンプス・ワン」はタイトルからも分かる様にマディ・ウォーターズ作のアップテンポなインストナンバー。パチンコ~ラン・ラ..

  • 山梨鐐平 NICOLA

    NICOLA(限定盤)アーティスト: 山梨鐐平出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2022/10/26メディア: CD 山梨鐐平は、79年に藤岡孝章(元・まりちゃんズ)、板垣秀雄(元・ウィークエンド)と男性3人によるバンド、Do!を結成、同じ年にシングル「Do! it 敦煌」でデビューを果たす。アルバム2枚、シングル6枚を残して81年に解散するとソロ活動を開始、ソングライターとしても水谷豊、長渕剛、今井美樹、織田裕二、西田ひかる、森口博子、吉沢秋絵、本田美奈子らに楽曲提供、特に吉沢には1985年からの数年間で30曲弱の楽曲を提供した。その後、CM曲やTV番組テーマ曲なども制作をする。92年にリリースされた「NICOLA」はソロ・アルバム通算5枚目のアルバム。作詞児島隆、作曲山梨鐐平、編曲渚十吾よる「シエスタ」(10人からなるキーボードやフルート等の編成によ..

  • 難波弘之 Party Tonight

    PARTY TONIGHT出版社/メーカー: BMGインターナショナル発売日: 2000/11/22メディア: CD 81年にリリースされた、難波弘之のセカンド・アルバム「 Party Tonight」RCAに遺跡した第1弾アルバムでもある。彼が山下達郎のライブ&レコーディング・メンバーになった頃、山下から「プログレとSF短編小説を合体させたアルバムを作ればいいのに」とアドヴァイスを受け、制作した作品。「パーティ・トゥナイト」というブックレットが付けられていて、アルバムのサウンドのコンセプトがこの短編小説を読むとよく理解できる。難波弘之の創り出すSFと音楽の関係性が溢れた好作品で、アルバム前半に緩急自在なシンフォニック・プログレサウンドを、後半に当時流行の大滝泳一、そして山下達郎に代表される日本製のポップなサウンドが上手に配置されたアルバム構成されている。山下達郎がメンバーに選ん..

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