chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
夕泳
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/01/14

arrow_drop_down
  • 日記へ

    『私が辿ってきた軌道はどんな曼荼羅をしていますか』

  • R4.7.27 Twitter log

    皆が寝静まるまでに小話を 私は元々葬儀屋だった。 だったというか、なる手前で自殺しそうになってやめた。未だにやめなければ良かったと後悔が押し寄せるときがある。 その度にどう考えても私には無理だったと思う。当時はよく分かってなかったけど今思えば本当に好きな仕事だった。 葬儀屋は人の死に直接的でありながら観念的に関わり続けることができる最も簡単で近道の職業に思える。初めは 死から遠ざかってばかりいたから、強制的に近くへ行ってみたくて葬儀屋を選んだ。毎晩毎晩繰り返される通夜。 人の悲しそうな顔、すっきりしたような顔、泣いたり笑ったり無表情だったりする顔、黒い喪服の列、どうでもいい供花(喪服に花粉が付…

  • 日記へ

    この前会ったばかりの人が亡くなったからといって何がどうというのだ。居酒屋の店員って皆フレンドリーというか馴れ馴れしいのかなと思った。 でもそれにしては自棄に親身で温かい人だった 少し違和感を感じるほどには。 『死ぬ前に初めて会う人にどたばた出逢ったらしいんよ。あの時も普段はあんな風に人と話す人じゃなかったから珍しかったって』 初対面ですぐに分かるくらい 生きるのが辛そうな人この人はあとどのくらい生き永らえるのだろう。 音楽を爆音で聴いてる そうすると何も入ってこないの手が冷たい 心が温かいのねとても純粋にみえる 貴方も純粋な人だったから分かったのでしょう。 何かを手放したい感じだった 訃報を聞…

  • 聴きすぎて逆に聴かなくなったボカロほか めも

    メルティランドナイトメア はるまきごはん月面でダンス かなしいぱんつパイロキネシス saiB僕のシネマ 空中るさ水中 みみみエナ宮下遊 全オリジナル曲ラグトレイン 稲葉曇淡々、回想 A_II回想、深海と旋風 白風珈琲魚類による考古学 シャノンジードバインの蜜は甘い sea-no あとがき 安藤なれどアンチリバース ふぁむOff With Their Heads カリオペモリyume x1gl 虚無仮説 ponz季節性的抽象 キヅミタver.うなななななな!! あらたまいこマイラストグラビティ ゆにがらんどう 想太春嵐 john膨張 Edwin パイナP読点は読まない点 semicolonize…

  • 日記へ(2022.04.23)

    『精神的に落ち込んだときって具体的にどういう症状がでるのかな?』 『症状……そうですね……』まず息ができなくなっているということに後になって気づく 『それ、いつ終わるの?』 はっとして顔をあげる 『何がでしょう』 『カウンセリング』無邪気なのか皮肉なのか 対立する2つの間をまとめるためにはこういう種類の人間も必要なのかもしれない。関心がないのかあるのか面倒なことには関わりたくないけど情報として蓄積したいという顔。義務的な。少し呆れたような。この状況を楽しんでいるとも受け取れる。『一生続くと思います』 『使えるものは使っとこう、みたいな?』 『必要ですから』 大丈夫 まだ息はできている微かに

  • 3月のお気に入り

    La siesta del ciprés by Federico Durand Blooming by AMULETS BETWEEN DISTANT AND REMOTE by AMULETS 0utside by More Eaze #にじさんじMMD #SanyArt / サーニャでハッピーホロウと神様倶楽部 pic.twitter.com/B4xCJLxk0e— むら (@Dmura0621) February 16, 2022 迷走した pic.twitter.com/JAaoRnhfHH— むらびと (@NPC__01) January 29, 2019 「めくるめく舞台に君を連れ…

  • 日記へ(2022.03.19)

    今日はカウンセリングだった。血液検査の結果も出ていたのでその紙も受け取る。 肝機能、正常。 血糖値、正常。 脂質、正常。 腎機能、正常。 正常、正常、正常……。 数値は、すべて異常なし。 健康そのものです、前回から一ヶ月経ちましたけど、その後どうですか 花粉の時期だからか、目が一段と見えにくいです それはますます本が読めなくなるね ええ、毎日、ぼんやり過ごしています この前たまたま聴いていたキャスで印象に残った言葉読書は嫌ですね。読みますけど、本当に嫌。 いつまでやってるんだろう俺って思います。 音楽はそれがないんだよな。いくら聴いても嫌にならない。 音楽には具体性が無いんです。 もっと目に見…

  • 日記へ(2022.03.11)

    今日は一段と目が見えにくかった。 見え方に応じて変えられるように2つ持っている、度が弱い眼鏡と強い眼鏡を交互にかけかえてみるが、強くしただけ自力で表面に膜を張っているのではないかと思えるくらいには対象物との焦点が微妙に合わない。目を瞬かせても擦ってもぼやけてしまう。 いつまでも慣れない この世に。 『恥を知らないよね』と人から笑われた。何にも分かっていない。私は 生きていることが恥ずかしい人間なのに。『母親を許さなくていい』と言ってくれた人が 人生の過程は、自転車に乗ることと似ていると話していたのを思い出した。始めはどうバランスをとればいいのか分からない、でも徐々にゆっくり慣れて、いつの間にか…

  • 日記へ(2022.03.09)

    ここ数年、祖父母から唐突に贈り物が届く。昨日も箱いっぱいのみかんが届いた。お礼を言わなくてはと思いつつ、祖父のあの元気の良さを思い出しただけでもエネルギーが消費されていくのが分かるので、正月あたりから延期に延期を重ねている。 家族に不幸ごとがあった知人から、話しがしたいというDMが届いたのに、きちんとした会話も果たせないまま数カ月が過ぎている。 偶然去年からバイト先が重なり、今月いっぱいで退職する従妹に、その後の予定を聞きだせずにずっと笑い話で繋いで話してくれるのを待っている。 先週、高校の卒業式だった妹におめでとうの一言も言えず、帰ってしまった。 Cigarettes After Sex b…

  • 日記へ(2022.03.08)

    本が読めなくなって一年以上が過ぎた。一番大事にしていたものが奪われても人生は非情に続いていくので……。日々の記録のタイトルを日記へにしたのは、昔大好きだった物語に出てきた、漂流中の船酔いをやり過ごすために少年がつけていた日記のタイトルがDear diaryだったことから由来している。 日記へ 今日も眼が霞んでよく見えなかった。 視界がぼやけるので変に力が入って肩も首も痛い。 何も見たくないけれど、生きながらにして見えないというのは大変に不便です。 生活をやり過ごしながら、頭の中では昨日書いた日記のことをぼんやりと反芻している。 自分が自分に向けた言葉だけが正気を取り戻してくれるから。噛み合わせ…

  • 日記へ(2022.03.07)

    別に毎日書く必要はないのだが、これで3日目になる。 3日目にして特に書くことがないので、歯の話でもしようか。 永久歯が生えなかったところに入れ歯を一本入れているのだが、私は噛み合わせが通常よりかなり深く、長くて2年ほどで噛み割ってしまう。 前回は作って1カ月ほどで割れてしまい、うんざりして半年ほど放ったらかしにした後、重い腰を上げて歯医者に行ったところ、また噛み合わせに関して指摘があり、そのときおぼろげに過去を思い出した。その記憶によると、私は自ら噛み合わせを深く噛みしめるように矯正したようである。 小学低学年のある時期に、何のきっかけもなく急に、口を閉じた時に下の歯が隠れるくらいにしっかり接…

  • 日記へ(2022.03.06)

    暗さのなかで文章を書きたい、でもそれだと目に悪いし……。 ほの暗い明かりでゆらゆら揺れる思考を辿るような文章が書きたいのに。 これからは何かを言っているようで何も言っていない人が増えると予言している人を数年前見かけた。それって賢い人が増えるってことなのかな。 5、6年間音楽関係で参考にさせて頂いている方が、日々の雑感や起きたことを淡々とブログに記録しているのをみて、自分も真似してみようと思った。 その日起きたことを機械的に、淡々と。文体が邪魔にならないように、できるだけ無機質に。 最近はまっているアンビエント。ASMRでアンビエントを聴く態勢が整ったというか。いつのまにか意識の流れに身を任せて…

  • 日記へ(2022.03.05)

    朝はまだ脳が働いていない人として、昼はまどろんでいる人、夕方は眠たい人として接して欲しい。 朝目が覚めるとなかなか記憶が蘇ってこないこの世に対する興味が失われてきつつある気がする。何も言うことが無い。Twitterみたいな短文で瞬時に思ったことを呟けるところなら、どうでもいい冗談を吐き出せるけど 人から文章を褒められるのはとても嬉しい。何かを褒めることしかすることが無くなった。この世のことも人間の原理にも興味がない。興味が尽きた。 ずっと音楽を聴いてる。人の呼吸を聴いてる。安心して眠れるように。 La siesta del ciprés by Federico Durand

  • 2月のお気に入り

    久しぶりの投稿。 文章は当面書けそうもないので最近また聴き始めた洋楽を並べていこうと思う。 ASMRを聴き込んでいたらアンビエントに繋がった。どこに横道があるか分かったものではない。 これは先月分のまとめだから、本格的なアンビエントというよりはポップス寄りのものが多い。 シューゲとドリームポップをやってたら必然的にアンビエントらしくなった、みたいな曲。 色々聴いていくうちに自分には子守歌みたいな、ゆったりした音楽が合っていることに気付いた。 ではどうぞ。 ruins - grouperRuins by Grouper女声の透き通ったウィスパーボイス。bramblesとかCocteau Twin…

  • 佐和真中氏にはまってしまった~『恋。しかるべき~篠原蒼汰編~』『Beat#Mix2』少々レビュー~

    最近、シチュエーションCDというものに沼ってしまったおかげで 色んな性癖を掘り返された。シチュエーションCDにも色んなものがあるが、私がすんなり感情移入できるものは、兄妹ものやセフレものなど。 他者との恋愛以前の肉親愛をテーマにしたものや、肉体と心が乖離した状況から始まる恋愛が好きなのは 私自身が恋とかセックス自体を経験したことが無いからなのかもしれない。このジャンルに手を染めたきっかけは、虚無感をどうにかしたかったからだが、 お世話になっている整体師さんからも『雰囲気が少し変わった』と言われるくらいには効果があったらしい。背徳感を味わいたいというよりは、自分を肯定してくれる、優しく包んでもら…

  • 思い出しましたか、私は腐女子です。

    久しぶりに腐本を買った。 昨日のカウンセリングでも女性にとってのBLについての話をしていた。そういう、BLの哲学については方々で語られていて、例えば古代ギリシャの少年愛や『少年』という天使のような純粋さを描くことの意義などそれは基礎概念として、もっとそれらを広げて掘り下げた解釈を話したかったのだが、先生には全然別の、繋がっていない話に受け取られたらしい。 女性がBLを読むことは、ひとつは性という檻からの脱却を意味している。 私が数年間、商業BLを読んできて思うことは、共通はしていないが一部のBL作品は 男性の外見を被った女性の内面を描いているのではないか、ということだった。気付く人なら早期に気…

  • 明けました

    明けましておめでとうございます。先ほど確認したところ、このブログをはじめて2年くらい経つらしいのですが今までも別のサイトでちょこちょこ書いては中断してきたことを考慮すると いちばんまともに続いている……。前の記事と最新記事ではかなり選ぶ言葉も変えて 相手に書くというよりも 自分への恋文を認めるような意識で書くようになりました。自分の思考日記です。 盲でしかない真っ暗ななかに煌々とおわす 腐敗したなにかを掴むような文章を耐えて読んで下さる方もいるらしいので……。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ユエより

  • 繋ぎ目

    最近よくデジャヴを感じる。 そりゃそうだとも思う。 私が今ここでしていることは 今まで何千何百何億回繰り返して来たことで。私が生まれて今このときまでに起きたことは ぜんぶ一瞬の間に同時に起きたことだから。 繋ぎ目について 神学、神話、心理学…… あたまあおいこねこだくねこ あたまあおいこねこだくねこ…… 『ライフオブパイ』の 主人公パイは円周率のπであり 永遠に割り切れない神の印だ。 同時に少年パイの本名PI(ピシン)は英語でオシッコと同じ発音だとからかわれる。神は己を虚しくして…… カインとアベル。 カインの額の印は、人々がカインを弟殺しの罪で殺してしまわぬように 神がつけた印。この印は カ…

  • カイエlog2

    排泄物に埋もれて我にかえされる、それの繰り返しだ。 いつまでも覚めきれない。 自分のなかで唯一本当らしいことといえば、 人の形をとった壁の染み(影)にあちらの世界へ誘われたことだ。 あのとき何故向こうへ行かなかったのだろう。 生き物には自壊現象っていうものがあって。 増えすぎると 細胞レベルで 口減らしが起きるんだよ。 死だけが 本当のことだと 思うんだろうね。 ムーミン。 アニメは、何故か誰かが録画してたビデオにあった2、3話くらいしか観たことがなくて、 だけど不思議で殆ど理解はできなかったけど、『理解されている』感覚があった。 大人になるまで観た回だけはぜんぶ断片的に心のなかに刺さって消え…

  • カイエlog

    すべては懺悔だと すべては償いでしかないと 思うことがよくある。 これから先しばらくは私は、物事を記号としてみていくことになるのだろうかと考える(皆よりかなり遅れをとってしまったが)。 タロットに興味が湧いたのも、記号を読みとく遊戯を楽しみたいから。ゲームとして。 人によっては届く見込みがほとんどない言葉というものもあるのだ。 それは 愛 だと思うけど。 何か自分がどうしようもなく気になってしまうものはみんな染みだと思えばいい。 ただの染みだと。染みが幻想を止めてくれる。 身を切り裂いて傷みを覚えないと地上に留まれないほど、 この世のことに興味が持てないのに それほどまでして留まる理由がほぼ思…

  • 私を構成するボカロリスト

    私を構成するボカロリスト何も感じなかったりするー離木かなあかりをけしてーぐらんびあworld ⅡーdavidkandersonLLーpuhyuneco 2020年リスト2019年リスト2018年リスト2017年リスト2016年以前リスト

  • ~distillation(蒸留)の間にあるStill(スティル)~アリ・スミス『秋』

    外は冬。雪。 木の内側に暖炉があって 私は、燃える薪の前で眠る そんな状態が生まれて以来ずっと続いている。 先月『星の時計のliddell』を読んだ後 秋・薔薇・眠る人 の3つのキーワードに共通する本が浮かんだ。秋 (新潮クレスト・ブックス)作者:スミス,アリ発売日: 2020/03/25メディア: 単行本(ソフトカバー)アリ・スミス著の『秋』、 四季四部作のうち、始めに執筆されたのが"秋"である。 "春は最後にやってくる 刈り入れの季節のいちばん最後に!" シェイクスピア またしても"夏"がなかったことにされている(秋が始まりなら終わりは夏のはず)。 『星の時計のliddell』でも夏のこと…

  • 夢をみる家

    この伝説の書について、私なんぞが語ってもいいのか……しかし、 私の心のなかに『星リデの間』という部屋が創られてしまうくらいには衝撃作だったので メモ程度にレビューを書き散らさせて頂く。これは彼岸を見つめる人々の話だ。 死、混沌、目に見えないもの、究極的な、人間が求め続けるもの… 物語の外側にいる人びとは 対象を越えた同じ方向を見つめ続けている この種の人間たちの目は、あおく、哀しい。 そういえば私の先代の図書館委員長はSF研の部長で、ファンタジーが好きなひとでした。トールキンが好きで瞳が美しい人でした(近眼だし)。 『八本脚の蝶』二階堂奥歯 この作品の大まかな構図は 夢をみる人(ヒュー)と、彼…

  • 童歌

    子供の頃の夢。 私は空になりたかった。寂しさ苦しさを無かったことのようにして 砂糖で包んだものを 天使の子たちはたちまち嘘であると見抜いてしまう。世界の残酷さから滲み出した苦しみを 内に持つものが 童話や童歌として残っていく。 草と梢が指差している 青い空 鳶の声が鳶を探している 青い空 ああ 青い空の 青い空の下には 誰もいない下から上へ。 魂が目指す方向。 鳶を選んだのは、旋回して飛ぶからなのかな。 旋回して探しているんだね。『鳶の声が鳶を探している』 自分から放ったもの(又は通ったもの)が自分に追い付かない感じもする。 私を通った環は、広がって 何処かへ消えてしまった。 何処へ消えたとい…

  • 解読不要の文字列

    誰だって自分が相手を本当に傷つけた記憶を書き換えて、忘れている。人を人としてみないことで やっと人を愛せるから 神について考えている。視線を反らすのは 逃げているわけではなく、待っているから。 でも、この世は待っていてくれないらしい。 『変人ですよね』とわざわざ確認してくる人形(ひとがた)に時々出くわす。 そう、こういう人形は、恐らく繊細ではないのだ。 でも直感が働く。地球人は全て、程度の差こそあれ、今や全員が病人で 変人でない人などいるのか。 気が狂わない方がよほど可笑しい。けれど私みたいな人形は『変人』かどうか疑われるほどには『変人』なのだろう。 程度の差こそあれ、の『程度』の波がギザギザ…

  • エレンを解剖してみよう。

    煩悩に効く作品は 下へ突き落としながら 螺旋を描いて上昇していく 作品だ(相反するものの一致・重力と恩寵)。二重螺旋に身を任せていれば 生きやすいのか、それとも 私は二重螺旋さえもぶっ壊したいのか。しかしどちらにせよ 性そのものを見つめること、ある程度は流れに乗ることでしか先を照らせない。柵(性)というものが前提としてある。 その柵に囚われることと その柵を見つめることと どう差があるのか。 見つめることは囚われることでもある。囚われることが全てを包括しているから。 彼女(彼)はイエスを愛していた と言うとき 彼らは人間の 魂と肉 の揺らぎについて考え続けた人たちだったのだということがわかる。…

  • 言語の概念

    私『言葉の牢獄に閉じ込められていると最近よく思います』先生『そう。でも、人に伝えるには言葉は必要よね』 昨日の今日 きょう 試(こころ)みて 新しいこころ みたら 自分のこころ とっても遠い 言葉 ことば とは とっても遠くて といっても 少し 今日も ほんの少し 自分から 離木かな 『ほんの少しは自分から』(本当に人に伝えるためには 言葉 が必要なのだろうか?) 何かどうしようもなく気になるものを並べてみる。 整合性のないかのように見えたコラージュは しばらく見つめていると 背後に、細く繋がった一本の紐が透けていることに気づく。 自分がこんなところに生まれたのは 自分が見たもの、感じたことを…

  • 7年後に進撃観た想念

    『人類が月面着陸したとき、子供だった私たちは心踊った。 空とぶ車や仕事をするロボット……未来には夢があった』 カウンセリングでの先生の発言。 週末、図書館の新刊コーナーを物色していたときに奇抜な存在感を放っていた、水色と蛍光ピンクの表紙の本を引き抜くと 帯に書かれた言葉が目に留まった。『こんなはずじゃなかった』21世紀を生きる 私たちのための物語ボーン・クロックス作者:デイヴィッド ミッチェル発売日: 2020/08/20メディア: Kindle版 百年前を生きていたミヒャエルエンデは これからの時代は勇者の話ではなく、敗者の物語が求められると書いていたが、確かにここ数年の覇権を握るアニメは …

  • 私を構成するボカロリスト

    ボカロは現代の民謡だと話すユエさん。 今回はそんなユエさんの『煩悩にきく!魂を救うボカロリスト』をお聞きしました。 全体的に”再生”がテーマの曲が占める結果になりました。

  • 死について思考

    私は、死ぬことを考えることがそっくりそのまま 生きることを肯定する糧になっているのだが これは人には理解してもらえない。 高度の潔癖症は、不快なものを退けることをやめる。 むしろ不快なものに執着し始める。 私の『死』への執着はそれに近いところがある。 すべての不快なものを集結すると『死』になる。 『死』は不快なものの集結であるとともに、 そんな不快なものを終わらせてくれるかもしれない 終わりのはじまりでもあり だからこそ”それ”は不快なものであるとともに 落ち着きを取り戻させてくれる。 生について計算している自分と 死について考えている自分がいて。 私の場合は、死について特に考えていないと生の…

  • 聲の形

    なんてことだ。こんなの詐欺だ。 宣伝や評判なんてギャグでしかないのに真に受けた自分が情けない。 『聲の形』は観る側のバイアスがどれだけかかっているかで見方が変わってくる作品かもしれない。 私が4年前の宣伝で受けたイメージは『いじめっ子がいじめられっ子と再会し惚れる話』だった(当時ぜったい観るわけねーだろと思ってた)のだが… 反省。心をフラットにして観たところ、どれだけ自分が偏っているかを悟らされた作品だった。 この作品は『恋愛』ではなく、『人と接すること・自分と向き合うこと』が重視されている。 また『いじめ』や『障害』を取り扱ってはいるが、主軸は別のところにある。 それらを踏まえ、細かくみて…

  • 出来る限り手軽にYouTube作りたい自分のためのメモ

    カメラやマイクなど機材がなくても動画は作れる。 画像と音声を合成した動画をつくる方法。 ①何となく言いたいこと・自己分析したいことが形を成してくる ◎Twitterで呟いたこと ◎人と対話したこと 等自分の気持ちを断片的に言語化したものを1~3枚くらいの紙に文章でまとめる。 ②一通り話す(音声収録) ◎内容を箇条書きに書き直したメモを用意。 ◎スクリーンレコーダーのアプリで収録。※音声のみの録音アプリでもOK。私はスマホのスクリーンに画像を映しながら話す方がやりやすかったのでこの方法で録っています。 ◎起承転までは自由。結(まとめ)はしっかり考えておく。 play.google.com ③一晩…

  • 自己を殺して産みだす、それが創造

    先日の記事では、 自我が移ろいゆくことを前提にした文学について書いた。 このことを含む現象をボルヘスは『有為転変』と表現していた。 ういてんぺん【有為転変】 仏教のことばで、世の中のすべての現象や存在は常に移り変わるものであって、決して一定しているものではないということ。 「有為」は、因縁によって生じたさまざまな現象。 「転変」は、移ろい変わること。(Google辞書より) 少し前までの私は『自分が広がっていく』実感がなかったのが、意識があるまま死ぬことに半分成功した今となっては 人と会話している瞬間にも、まるで自分自身が相手に、その場にいる全員に、周りの空間に染み出している感覚が拭えない。 …

  • ボルヘス 伝奇集

    ユングや二階堂奥歯さんに触れたおかげで、今年に入ってようやく私の読書傾向にも変化が現れ始めたように思う。 時代にも同世代の若者たちにも大分遅れて、私もようやく「物語を外側からみる」読み方、またはそのようなメタ的な本を読もうという次元に片足をのせられた。 もちろんこれからも児童文学には何度も潜って確かめることはあるだろうが(メタ的に読み直すため)、 これからは「児童文学」は底に沈殿された一番濃度が高い分野として私の中に蓄積し、蓄積されていくだろう。 私の次の段階は思想、散文、SF、幻想の分野だ。 最近よく目にして読まねばと思っていた本 ボルヘスの『伝奇集』。 伝奇集 (岩波文庫) 作者:J.L.…

  • 青い本逃避行

    梅雨なので青い本を集めてみた。 軽い一言コメントとともにどうぞ。 貝の子プチキュー 茨木のり子 内容をほとんど忘れたが、文章が詩人らしい表現だなあと思ったことだけ覚えてる。 深い群青色が涼し気。 いたずらこねこ 青、黒、白の3色のみで構成されているところに芸術性を感じた。 みどりがかった青というのも皮肉れていて良い。ちょっとプランクトンとか居そうな色合い。 銀の匙 中勘助 はじめて日本語が美しいと思えた文豪さん。後にも先にも。 銀河鉄道の夜 宮沢賢治 当然よね。 宝石の国 市川春子 SF、仏教など。すり潰され、変容していく純粋さ。 性別「モナリザ」の君へ。 モノクロ印刷に青色のアクセントを施し…

  • 宝石の国

    数年前にアニメを観たときは脳無しの私には高度すぎた作品があった。 しかしこの作品は( 数話しか観ていなかったにも関わらず ) その後私が心理学を学んでくなかで 目に見えない心のメカニズムを掴んでいく重要な足掛かりを残してくれていた。 「 宝石の国 」だ いつかきちんと読みたいと思い続けていたら、ツキが巡ってきたのか優しい人が最新刊まで貸してくださいました。 10巻まで読んだので今回は現時点でのレビューを書きます。 とにかく能無しだった私には分からなかったこと、 宝石の国がよめなかった理由は。 フォスを自分に重ねてみることが耐えられなかったからだった あとで考えてみると肉体と魂を別々にしていると…

  • 心の故郷はファンタジー

    「 1つのことをすごく探求するね 」とよく言われることがある。 自分でもそうなのだと思っていたが、なんとなく腑に落ちなかった。 飽きやすい私はそんなに長いときをかけて1つのことにかまけていることが無かったはずなのに、結果的には幅広く深いところだけを知っていることになっている。 私はここで言われている" 探求 "はしていない。 「 見え方 」の違いだろう。 通常人は物を見るときには" 表面 "を見ている。 私はこのとき恐らく、初めから" 内面 "を見ている。 だから初めから深淵を覗いていることになる。 私には表面が問題でない。表面を突き破り、透視してしまう。 こんな見方をしてしまっている。 " …

  • 死んだ魚の目

    「 私も昔、先輩に教えてもらったことがある。 干潮は人が死ぬ時間、満潮は子どもが生まれる時間だって。 患者の中に危ない人がいたときは、( 付近の海の )干潮の時間帯を調べてその時間までに仕事を片付けるようにしていた 」 看護師だった母に、私のお気に入りの詩を紹介したときの返答である。 どうしてそれを私が小さいときに話してくれなかったのか 私と 人と 地球の 生命の 関連性を 私が聞きたい話はそういう話だった そういう話だった どんな本よりも どんな人よりも 私はあなたから物語ってほしかったに違いないのに どうして今なのか 息切れしながら 待ち望んでいた物語を 今さら 世界における水分の絶対量は…

  • 国内と海外のファンタジーの違い

    海外( といっても自分でもどのエリアのことを言っているのか定かでない。恐らく北欧辺り )のファンタジーと国内のファンタジーではキャラクターの捉え方が違う気がする。 国内ファンタジー、特にアニメなどはそうだが……の、ファンがキャラに異様に感情移入する様はそれまで海外の児童文学ばかり読んでいた私には馴染みがないことだった。 海外、国内とはいえ色んな段階の作品があり、広く捉えれば境界線は曖昧になるのだろうが…… 私にとっての国内ファンタジーの気持ち悪さは、作者・読者、両者の特定のキャラクターに対する思い入れの強さが露呈しているところだったのもしれない。 キャラに感情移入しすぎると、キャラ主体になり、…

  • 隠しコマンド

    「 inside 」の、隠しコマンドを全て集めて暗号が解けたら迎えることのできる隠しエンディングがとてもお気に入り。 暗号が解けた少年は 自分のスイッチを切って自己増幅を永遠に終わるの。 この世には隠しコマンドが至る所に散らばっている。 それらを紐解いていくことは真実に近づいていくことでもある。 無意識的な人間ほど神に近い。 反対に、真実に近づくほど神は遠ざかっていく。 それは初期設定を乗り越えようともがくことだから。 でもこれはどの次元の話なのだろう。 もっと広く捉えれば、初期設定を乗り越えることさえも あらかじめ神によって定められていたことで。 エロティシズム (ちくま学芸文庫) 作者:G…

  • 清く正しく美しく

    神殿等に飾られるものに、性器を模したものが結構あったりするのは、生命の根元をエロスに寄って突き詰めていけば必ず性器に到達するからだ等々と話していたら、とある淑女が「 発情してるのか 」と私に仰られた。 これはアニメなんかを観て「 ハレンチだ 」と言うのと同じ心理なのだろうか。 こういう人たちはエロスの段階が未成年のまま止まっているものと見受けられる。 皮肉にも件の淑女には娘がいたが、このような紳士淑女方は自分たちがどのようにして子を授かったのか本気で分かっていないのか、はたまた一夜のことは何処か隅へ封印して忘れ去ってしまったのか、いささか疑問である。 貴方方は子どもがどのようにして産まれると思…

  • SFプラス神話

    私は社会に出る前は水の中にいて、そのときは私は動物となんら変わりありませんでした。 私もそのときまでは、合理的な直線の考え方でした。でもそれでは心が置いていかれるということを知って。 だから直線ではなく私たちは円で物事を考えるんです。 私は神や魂について心理学的に学ぶことで人間になろうとしているのです。 最近、初めてSF小説を読んだ。 SFには” 臨界量 ”というワードが時々出てくる。 臨界量(りんかいりょう)は、原子核分裂の連鎖反応が持続する核分裂物質の最少の質量を指す。 ( Wikipediaより ) SF界で使われるときのもっと広い意味合いでは「 限界 」に近いのだろうか。 今回読んだの…

  • 狂気

    私は、自信を持って「 何事にも感謝! 」と言って人生を突き進んでいる人より、 「 おかしいな、自分狂ってんじゃないか 」と内省しながら生きている人の方が面倒くさそうだけど、悲しいことに共感できる。 非常に悲しいことに私は「 何事にも感謝! 」の " 何事にも " と " 感謝! " の間に 息を吐くごとに罪を犯している私ごときが、感謝などおこがましいこととと存ずるが、それでも神が( 私は無神論者ですが、あえて神と書く )私を愛するので、愛せざるをえない。その意味で という注釈が入る。 今日読了した、アンナ・カヴァンの「 氷 」 は、残念ながら私にはあまり合わなかった。 この本を選んだのは、 シ…

  • Nier Automata

    最近のゲームはグラフィックが綺麗で、映画を観ているような感覚で楽しめることをご存じだろうか。 恐らくストーリーなどの内容は、昔から深い作品は多くあったのだろうが、グラフィックが進歩した今、視覚的にも分かりやすくなり、より視覚的にストーリーを追うことが可能になってきたように思う。 今回紹介する「 Nier Automata 」も例に漏れず映像が綺麗で、ストーリー重視のゲームだ。 1周目のルートA、 2週目のルートB ※ AとBは同じストーリーを別視点で繰り返す をクリアした後、 3週目で新ルート( Cルート)が開き、 エンディングは、主要なものはC~Eまで複数用意されている。 ルートA、Bで物語…

  • 詩のような美しい言葉を求めて

    私は詩が読めない。 新卒で正社員として働いていたときは、精神的に参ってしまっていて「 荘子 」を読んでどうにか保っていた。 漢詩の一節一節が身体に染みわたるようだった。 あのときほど ” 詩 ” の本物さを感じたことはない。 絶望の極みに立ったとき、人は詩と聖歌を拠り所にするのだと思う。 絶望の極みに立ったとき そのとき人は見えているもののヴェールが剥がされ、本物に近いものをみるのだと思う。 とはいえそのヴェールも、人間が生きている限り、完全に剥がされることは無いとは思うが。 ヴェールを数枚剥がしたところで、幻想は消えない。 人が絶望の極みに立たされるとき 2種類の行動パターンがあるのではない…

  • 永遠の花園

    ヴァイオレット・エヴァーガーデン Violet( すみれ ) Ever( 永遠の ) garden( 花園 ) すみれの花言葉は「 愛 」 心を殺して生きていかざるをえなかったヴァイオレットが、最終回では 心の箱庭にヴァイオレット( 愛 )が満面に咲き乱れていましたね。 心に「 永遠 」を生み出すこと、「 精神の永遠 」を認めること 人は 肉体の死を厭うあまり、他人など周りの現象に自分を投影し、殺していく( 傷つけていく )。それは外界から傷つけられることへの恐れから来ている。自分の代用品。あの日あの時死んだ自分( 執着 )の影を追う。 自分を内面から壊すことだ。そうすれば精神の永遠がやってく…

  • ヴァイオレットとギルベルト少佐

    ヴァイオレットはプリズムみたいな子。 ヴァイオレットを通すことによって考え方を変えられたり、救われたりと、世界が違うように見える…そんなキャラクター。 (石立太一監督 インタビューより抜粋 ) ヴァイオレットとギルベルト少佐は ( 彼らを含む )人間の悲惨さの最中で生まれた、泥中の蓮みたいな人たちだなと思う。 純粋で剥き出しの原石みたいな人たち。 純粋さが故に傷つきやすく傷つけやすい繊細さ。 ヴァイオレットは純粋なサディストだったし、ギルベルト少佐はどこまでも内省的なマゾヒストだった。 特に彼らのそういった性質が美しく現れたのは、ブローチのシーンだろう。 自分のプレゼントしたブローチを着けたヴ…

  • ヴァイオレット・エヴァーガーデン、最終回について

    人は自分が捨てるものだけしか、所有しない。捨てないものは、わたしたちからのがれ去る。この意味において、何ものであろうと、神を通すことなしには所有することができない。 シモーヌ ヴェイユ 「 重力と恩寵 」より ヴァイオレット・エヴァーガーデンを2、3年振りに観た。 とても素晴らしいアニメだったが、最終回について一言二言、語りたい。 最終回で ヴァイオレットが「 愛してるも、少しは分かるのです 」と言えたのはひとつのゴールとして完結していて良かった。 が、「 死んだ人 」は生き返らないし、行ってきた罪もなかったことにはならない……という命題を「 死んだ人の思いを次の世代に託す 」とか「 世界が争…

  • カウンセリングにて心の変容過程

    成人しても心が未開な人が自己を認識するのは大変である。 思い返せば、社会人になる前からカウンセリングでの先生との会話の残骸が私の心の変容に強く影響してきた気がする。今はそういう時期かもしれない。 社会人になる前、カウンセリングで先生は私に 「 仕事は宇宙や夢で、帰ってからが現実だと思えばいい 」 と幾度か繰り返した。 案の定、成人しても無意識の海の中に埋没していた私は仕事でけちょんけちょんになる。このとき私は先生の発想(というよりほぼ誘導に近い)を拠り所として 仕事( 夢 )と家( うつつ )の狭間をさ迷う。 仕事をしている間中、高校で習った「 胡蝶の夢 」の漢詩が頭に浮かび、荘子を読んで、周…

  • かぐや姫について その2

    先日記事にした「かぐや姫の物語」、 常時、不安の書の私としてはやはり、かぐや姫には精神疾患者としてのシンパシーを感じてしまう。 というか、 極端なことをいえば、姫の証言する「月からきた」や「月へ帰る」など月関連のことは 姫の精神疾患から由来する妄想だと考えると理解がよりクリアになるのではないだろうか。 これは、心を病んだ姫が人生とか生きることについて深く向き合った内的心理過程の話だとも言えなくもないのである。

  • 煩悩が飛ぶアニメ かぐや姫の物語

    私は雀の涙ほどしか映画を観てきてないし、観ても有名どころな作品ばかりなので、 今年観た「 ライフオブパイ 」と「 かぐや姫の物語 」で今までに観てきた映画のすべてがいとも簡単に色褪せてふっとんでしまった。 今日は「かぐや姫の物語」について書きたい。 映画では、原作の「竹取物語」の主役が翁からかぐや姫へ変更されている。 そしてこの映画は、貴重な女性視点の神話だった。 神話には" 女性視点の神話 "と" 男性視点の神話 " があると仮定すると、 男性視点の神話に描かれる女性は、男性の潜在意識にあるアニマ像なので、馬鹿馬鹿しくみえる(例えば踊り子などとして登場する)。 それが、女性視点の神話になれば…

  • ロスト・コントロール 感想

    久しぶりにBL小説を読んだ。 台湾の作者による台湾Bl、 「 ロスト・コントロール 」 ジャンルは海外もの(翻訳BL)、 心理サスペンス、トラウマ、バディもの。 舞台はFBI。相棒同士の藍とハイエルが、それぞれの辛い過去を彷彿とさせる事件が多発し、自分自身と向き合わざるを得ない事態に追い詰められていく。 それらを通してお互いの心や関係性が変化していく物語。 " ハンニバル "や" Detroit Become Human"などの心理描写が綿密なストーリーを好む(BL耐性のある)方におすすめ。

  • 与太話 + ユング自伝 1

    先日の出来事。 その日仕事で担当についてくれた女性から、話の流れで「聖書は読んだことある?」と聞かれた。 (私は心理学を独学中で宗教に関心があったので)正直に興味があることを伝えると彼女は「こういうことは仕事中に話したことはないんだけど……」とさっそくエホバの証人の勧誘をはじめた(とはいえ勧誘ではないと前置きがあった)。 私は(もしかしたら心理学を学ぶ同士が見つかるかも)という微かな希望を抱いて興味を示したのだが、幾分はあてがはずれ、とはいえ聖書について詳しく聞きたかったので続けることにした。 聖書についてや、エホバと普通のキリスト教の違いを話の流れで聞いたのだが、残念ながらあまりよく分からず…

  • おおきなポケット

    今はすでに廃刊となった、福音館書店の絵本雑誌「おおきなポケット」は多彩な内容で、サブカルな作品が詰まっていた。 そこに掲載され、ハードカバー化はされなかったもののなかに、とくに私が個人的に印象に残っている作品が2つある。 雑誌を手に入れない限りは内容の確認がとれず、残念ながら内容はほとんど覚えていないのですが。 タマゴ タマゴ タマゴ / 岡田貴久子 作 ・ 井上洋介 絵 絵を担当した井上洋介さんは「くまのこウーフ」の絵で有名な画家。 ほとんど話の筋は覚えていないが、狂気を感じる内容だったと思う。 世界感は長新太や矢玉四郎に近かっただろうか。 たまごをとった少年が、呪われて鳥になってしまう………

  • 結界 その②

    前の記事の続き。 人は人にとって、強力な"要石"である。 要石とは、物事の支えとなる大切な事柄や人物(WEBIOより)。 また、陰陽師が結界を張るときに使う道具のひとつでもある。 太古の人々や未開民族が人間を生け贄として神に捧げることと 文明社会で誰かが知らない間に生け贄になっているのとでは、 どういう違いがあるのか。 実際に起きていることを地下へ封印して無かったことにしている現代社会は、未開民族の生け贄の儀式よりもひょっとすると質が悪いのではないか。 人や物をエネルギーとして捉えたり、気の流れなどを意識していると、何が本当のことなのか分からなくなってくる。 はっきりしているのは、本当のことな…

  • 結界 その①

    母ヤショーダは神の子クリシュナが泥を食べたのではと疑い、食べていないと弁解する子どもの口を開けさせた。 すると母は子の口の中に悠久の宇宙を見た。 映画「ライフオブパイ」にも出てくる、インドの神クリシュナの話だ。 私はこれを"曼陀羅の構造"と合わせて語りたい。 曼陀羅は ①対称性 ②円形 ③閉鎖系(結界、囲い) で構成され、"現在"を表す。 曼陀羅はひとつの小宇宙である。 瞑想では、この曼陀羅を呑み込むイメージをして、自分自身が小宇宙であることを認識する。 ヤショーダが子の口のなかに見た宇宙とはこういうことなのではないだろうか。 曼陀羅を描くことは、 世界における自分の位置を確認する作業でもある…

  • こみねゆら

    誰もがそうだとは言わないが…… 自我は心のなかで母親を殺すことで芽生える。 自我の芽生えは二度生まれることだ。 それまでは器として生きる。 ちょうど卵に包まれたまま生きているのと似ていて、目は閉じられている。 これに関してフロイトやユングの言っていることをまとめれば、 女性は、あるときまでは母親を生き、 男性は母親に囚われ(父親には多かれ少なかれ反発心を灯し)て生きる。 しかし彼らは心のなかで母親を殺したとき、二度生まれることができる。 卵の殻を破るのだ。 こみねゆらさんの絵本は、作品全体の印象として「二度生まれる女性」をテーマに描いている。 「オルゴールのくるくるちゃん」はある少女のもとから…

  • さらざんまい ケッピについてなど

    「さらざんまい」について4つめの記事になる。自分でも驚きだ。 恐らくいちいち書かなくても、「そんな常識だれでも知ってるぜ」と言われそうだけど… 書きたくなるのが私。 「さらざんまい」での「尻こだま」とは、個、生命、縁、運命、ボール、欲望……など様々な意味にとれるが、 その「欲望」を境界を越えて投げ入れることで外界と欲望を繋げれば、新しい自分になって帰ってくる。生きるとはその連続なのだというアニメだった。 「欲望」を境界を越えて投げ入れる…… と考えていたら、「神社の投げ銭」を思い出した。 運命の輪のような「五円玉」、即ち「欲」をお賽銭箱に投げ入れ、鐘を鳴らして礼拝する。 ※少し気になるのは、「…

  • さらざんまい 欲望解消の儀式

    「さらざんまい」でもそうだが、最近はなんだか「繋がり」をテーマにした作品を度々目にする。たまたまなのかもしれないが……。 「繋がり」と一口に言っても胡散臭く聞こえてしまう。そのくらい、現代では「繋がりとか絆」なんてものは鬱陶しがられるし、簡単には信じられなくなった。 「繋がり」には多次元的な意味がある。繋がりには、パラレルワールドのように幾つもの層があると私は思う。 「さらざんまい」でトオイは言う 「誰だって、切れてから繋がっていたことに気づく」 目に見えやすい繋がりが絶たれたとき、ひとは深いところですべては繋がっていたのだと気づく。 目に見える繋がりは、現代では「当たり前」になってしまってい…

  • さらざんまい なぜサッカー?

    「さらざんまい」で観賞中ずっと違和感だったことが、今回新たに分かったことがあるので書いてみる。 ずっと気になっていたこと… それは なぜ"サッカー"をカズキたちの共通項にしたのか? 繋がるという意味で ボールゲームを使ったとすると、サッカーではなく野球でもバレーでも良かったはずだが、 なぜよりにもよってサッカーなのか? というか、そんなことをいい始めたら切りがなさそうだが……個人的にあのアニメで「サッカー」は結構浮いて見えてしまったのだ。 サッカーしようぜ!ってなんでそんなにサッカーサッカー…… なぜここまでサッカーにこだわるのか?? 私には気にって仕方がなかった…(ボール以外にも繋がるという…

  • さらざんまい 白と黒

    幾原監督のアニメ「さらざんまい」をようやく観たので感想を書く。 とはいえ深い考察は既に多くの方がされているので置いておくとして、 私自身このブログで度々テーマにしている、"白と黒"についてアニメを参考に改めて考えてみた。 ケッピの言う「絶望のあまり、尻こだまを2つに割って」生じた"白と黒"。 絶望とは「極度の抑圧」だ。 極度の抑圧をかけられると、人間の心は2つに割れる。 さて、何故「絶望」で2つに分かれなければならないのだろう? 輪るピングドラムの劇中句を借りるならば、 人間はどんな状況でも「生存戦略」をしている。 生き残るために「自己犠牲」をとるのだ。 それは トオイの兄(悪いやつが生き残る…

  • 元型論、ライフオブパイ

    因果関係で考えることに慣れてしまうと、人はすぐに答えが欲しくなるらしい。 直線的な考え方が人気を得る。それが生存戦略になる人もいる。事実私も前半はそうだったし、そのおかげで自分の心を置いていく羽目になってしまった。 スピリチュアルとか宗教とかの話がでたとたんに胡散臭い感じがしてくるのは何故だろう?では、そんな人が何故クリスマスを祝うのかと聞かれたらどう答えるのか。無宗教ですと答える人は、自分が無宗教という宗教を持っていることには気づいていないのか……。 有名な物語を見てみると、血縁だとかコンプレックスだとか、そういうのがテーマのものが沢山あったりする。 心の動きを研究すると、必然的に万物との繋…

  • 蟲師 緑の座

    蟲師における光脈は、精新世界を表している。 ギンコが眼を閉じて下に流れる光脈を感じているシーンは、ギンコにとって精新世界が物質世界の下にあり、現実を生きながら無意識の世界を静かに尊重しているという、最強の悟りを描いているが……。 「緑の座」に登場する少年はこの光脈を成している「蟲」がみえる。つまり、ギンコと同じく下にある精新世界を重んじる境遇に置かれている人間である。 だが、この性質は万人には理解されにくく、そのため価値観のズレが生じ、ひとりで生きていくことを余儀なくされている。 この性質は少年の祖母の抑圧が産んだことなのだ。 しかしここで大事なことは、祖母も孫の少年もどちらも二律背反であり、…

  • 星史郎と昴流と眼の魔力、そして蟲師

    おとぎ話や神話は、人の心の動きの産物であり、そこには意識と無意識の関係が如実に現れている。 例えば「片目の人間が何度も殺しにやって来る人間に悩まされる」という筋のおとぎ話がいくつかある。 ここでの片目の人間とは、心を半分置き去りにしてきた人間のことである。そこでもう半分の、生きてこれなかった自分が殺しにやって来る。抑圧された、生きてこれなかった自分とは、現実では敵として、葛藤として現れるからだ。 これをclamp作品での昴流と星史郎の関係性に当てはめて考えることができるが、clamp先生たちの解釈がまた複雑で面白いのだ。 おとぎ話では 半分の人間(片目)を殺しにやって来る人間 という配役が、 …

  • いつも読んでくださる方へ

    いつも読んでくださる方へ。 いつも読んでくださりありがとうございます。 去年の夏から始めたブログですが、今年は主に好きな作品の考察を中心に書いてきました。 唐突にポエムや小説を書きはじめたり(今後はアカウントを分けようと思います)、病んだ記事を書いてしまったり、挙動不審な文章ですが、それにも心を折れずここまで読んでもらえて嬉しいやら何やら……(変な小説に付き合わせてしまいごめんなさいm(__)m)。 また、初期の「です、ます」調を「だ、である」調に変更したのは、自分の考えを押し付けるような感じを出したくなかったのと、より考察しやすい流れにするためでした。 来年もまたこの調子で、作品のこういうと…

  • ゴールデンデイズ 考察2

    過去の記事の補足として。 ゴールデンデイズの構造が素晴らしく綺麗という話。 物語の魅力的なシーンや、このために自分は何度も映画や本を求めてしまうのだと思う瞬間のほとんどは、抑圧の解消、主人公が自分だけの真実を見つけたとき……等、悟りの境地が描かれたときではないだろうか。 つまり物語を描くということは、究極的には曼陀羅を描くことだも言える。 「ゴールデン・デイズ」は、主人公(光也)の曾祖父が死ぬ間際に、光也が大正時代へ半ば強制的にタイムスリップさせられるところから始まる。 これは曾祖父の抑圧(生きてこれなかった半分の自分)が引き起こしたことであり、それは親友の仁を救うことができなかった過去への後…

  • カードキャプターさくら 考察その2

    きっといちいち考察なんかしなくても、みんな頭がいいからそれぞれ解釈をしているだろうし、私がここに書いているclampの考察はすべて私の独りよがりな解釈なので、寝言だと思って暇潰しに読んでくれれば…と思う。 さて、以前書いた記事で「カードキャプターさくら」は、さくらちゃんが素朴にばら蒔いてしまったクロウカードを集める、復権の物語であるということを書いた。 そしてこのクロウカードは、ユングでいうところの、「無意識に沈む、生きてこれなかった自分≒抑圧の因子」を表し、さくらはこれを客観視(カードが起こすトラブルを認識)し、杖で封印する。 「汝のあるべき姿にもどれ!」 この呪文は本来の自分に戻ることを示…

  • 新章さくらについて…

    私はclamp作品のすべてを読んできたわけではないし、記憶も薄れているので間違いがあったら申し訳ないのだが… これまでclampがやってきた大まかなテーマを勝手ながら整理してみたいと思う。 まずあまりにも古いものは差し置いて(ごめんね)、 「X」は、人の無意識にある、「自分を生きてこれなかった自分」を自分自身が救うまでの、心の葛藤の闘いである。 「カードキャプターさくら」は本来の自分自身を取り戻す、自己実現の話。 「xxxHolic」や「ツバサクロニクル」は、存在が危うい四月一日を次元を越えて、救う話。 「X」と「カードキャプターさくら」は、周りの人々に恵まれながらも、自分で自分を救う話ではあ…

  • きょうはなんのひ? 瀬田貞二

    ミヒャエルエンデの児童文学作品、「ジムボタン」では「曼陀羅」という国が描かれ、綿々と繋がる運命の中の運命…を表現している。 またその国に生息する象牙細工師の描写では、運命という制約の中にいる人間の生涯を、更に入れ子構造で捉えている。 このようにミヒャエルエンデの作品ではしばしば「入れ子構造」を示唆している。 大きな物語のなかにある、小さな物語、そのまた小さな物語…という風に。 「入れ子構造」を分りやすく図解すると次のようになる↓ ここに2つの意識体があるとしよう。 外側の大きな円がA、内側の小さな円がBとすると、 いちばん外側のAに刺激hが加わると、その影響はAに及び、同様に内側にあるBにも及…

  • Clamp X 考察その2

    以前書いた記事の続きとして、clampの「X」についてもう少し考察する。 神剣を産むには母親が死ななければならないことについて、恐らくこれはグレートマザー(太母)を殺すことではないか。 「X」では"神剣"が母親の腹を突き破って生まれる。この"神剣"は、ユングでいう「自我」であり、意識内の太母を殺すことで子どもの自我が芽生えることを描いていると思われる。 また、 ・神威と封真には神剣の声が聞こえる ・神威と封真は双子星のもとに生まれてきた などから、2人は共通する意識体(神剣≒自我)を持った、陰と陽、相反する人間の心の象徴とも言える。また、双子星~から神威と封真は腹違いの兄弟とも読み取れる。 「…

  • 空想物語のパターン

    小説を書く上で指標になりそうなので、 空想物語の世界観パターンをまとめてみる。 ①ユートピア…理想郷。自分の掟を適用できる(作者が神)。完全に独自の世界。不可侵。 ・ネバーランド…時間がある年齢で止まっている世界。 ・プー横丁 ・ナルニア国 異世界以外にも、現実と地続きではあるが「非日常」を描く例外としてジュールヴェルヌ作品が挙げられる。 彼の作品では異世界は描かれないが、無人島や深海など、日常からかけ離れた場所でサヴァイヴァル生活を描く。またSFなど未来を扱えば異世界を用意しなくても非日常は描ける。 ②パラレルワールド…並行世界。現実は現実としたまま、水面下で異世界が進行する。 現実世界と異…

  • inside

    ユングの「元型」について、 先の記事であえてトラウマの元を「元型」として人格化し、「元型」に操作されている状態から、主導権を取り返すのだということを書いた。 「元型に操作される」とは誤解を招きかねない表現であるので、少し補足しようと思う。 「操作される」といっても、自分以外の何者かに責任転嫁をすることが目的ではない。 「元型」を可視化することはあくまで自分を客観視するための必要な過程の一部である。 人は多かれ少なかれ、遺伝子やら宿命やら、人間の意識外にある(人ならざるもの)「元型」に支配されているのだが、 それを理解することは人間には到底及ばないことを知りつつ、敬意をもって研究するならまだしも…

  • 元型

    トーベヤンソンの短編のひとつに、狼を従えた少女が登場する。少女は狼を手懐けているわけではなく、あくまで自然のまま、狼の自由を尊重したまま、緊張感のある信頼関係を築いていた。だが、第3者がその狼に餌を与える癖をつけてしまい、狼は猛獣化する。 かくして狼と人の関係は主従関係になった途端に、それまでの信頼関係が破綻してしまうのだ。 このことについてしばらく考えていたのだが、狼(が猛獣化すること)が上橋菜穂子の「獣の奏者」を思い出された。 「獣の奏者」の王獣は、恐らくユングでいうところの「元型」ではないだろうか。 元型とは何か。 個人のトラウマの原因をもっと深く掘り下げると無限退行論に陥るが、私は元型…

  • 平行世界

    ここ数日、ミヒャエルエンデの本を立て続けに読んでいるのだが、そのなかで『エンデのメモ箱』という本に"平行ものがたり"というメモ書きがあった。 以下、本文抜粋 "二つの物語が平行して進むことができるのではないか。本の左ページと右ページにわかれるとか、同じページで左右半分ずつにわかれているならもっとよい。ときどき登場人物が片方からもう片方の物語へ移ってしまう。… 平行した二つの世界は、気づかぬうちに、互いに影響すべきだろう。つまり、片方の物語で誰かが電灯を消すと、もうひとつの物語で、唐突に誰かが盲目になるというように… 平行した二つの物語は循環する構成でもよい。互いに平行して、始まりと終わりだけ一…

  • ナルニア国物語

    私がまだ、夢と現実がひと続きだった学生時代のころ 外部から私を守ってくれたのはファンタジーだった。 家も学校も窮屈だったあのとき夢中になって読んだ本があった それが「ナルニア国物語」である。 「ナルニア国物語」は子供向けの聖書だとか、善と悪の闘いだとか所説あるが…。 たしかにアスランの存在は、私の幼い心に、キリストに似た安心感を与えていた。 しかし、とにかく現実世界から隔離され、物語の中で自由に歩き回ることが目的だった私にとっては細かいことはどうでもよかったらしい。 本当のファンタジーであれば十分だった。それを踏まえると ルイスにとって、宗教の教えは物語を書く材料の一部でしかなかったのではない…

  • 羊たちの沈黙

    こんにちはペパミンです。 みなさん怖い話はお好きですか? 私はまあまあ苦手です…が、先日手が滑ってこんなものを借りてきてしまいました。 羊たちの沈黙 サイコスリラー映画の古典。 ペパミンは『羊たちの沈黙』の派生作品、マッツミケルセン主演の『ハンニバル』を知っていて、原典をずっと観るつもりでいました。

  • 自我と無意識の関係

    こんにちはペパミンです。 久しぶりに読書レビュー。今回読んだ本はこちら。 自我と無意識の関係 C.G ユング 河合隼雄著『ユング心理学入門』とフロイトの『自我論集』を先に読んでおくと理解がスムーズです。 まず始めに、心理学は自己啓発のような方法論ではないことを断っておきましょう。 人それぞれ心の段階は様々で、心理学は当人が自分自身の心と向き合う手伝いをする補助的なものだからです。

  • ゆるシンプリストになる

    お久しぶりです。ペパミンです。 バイトを始めて3週間しか経ちません(嘘でしょ…)。 とても辛いです。 さて突然ですが 記事を書いていない間に、私はミニマリストを目指すことにしました。 ミニマリストとは? kotobank.jp とはいいつつ…私はもともとそこまで物を持たない、買わない人間だったので、ミニマリストの思想面では前とほぼ変わりません。 ただ、整理術、効率的な暮らし、統一感などセンスや能力が問われるところは私もまだまだです…(キャラクターものとかごちゃごちゃしてるし…) 私がもともとミニマリスト思考に近かったのは、幼少期から、ある意味お金の使い方が下手だったからです。 無駄遣いをしない…

  • ユング心理学入門

    人は自分の中にある、許せていない自分を許す必要に迫られるときがくる。 抑圧として無意識に沈んでいる、許せていない自分を上手いこと統合しなければならないときが。 そのときがいつ来るのかは誰にも分からない。 程度も様々で、軽々と乗り越えられるものもあれば、経験不足で、さらに抑圧が酷いときは、統合する過程で精神の異常を来すときもある(神経症や分裂病として表に出てくる)。 言い換えれば、現実で人と摩擦が生じたり、神経病を患ったりするときは 自分と向き合う必要があるからそうなる(トラブルが起こる又は引き寄せる)のだとも言える。 このように人間が精神的に成長するとき、 前進するには後退が必要なときもある。…

  • 大人に贈る子どもの文学

    こんにちは。最近コーヒーを飲むと眠くならないので(飲み過ぎる)控えるようにしたペパミンです。 さて今日はこの本の感想を。 大人に贈る子どもの文学 猪熊葉子さんは主に古典童話の翻訳家さんです。 『秘密の花園』や『海のたまご』などペパミンが個人的に大好きな児童文学を訳してくれた方なので、かねてから読みたかったエッセイです。

  • マルクス資本論

    こんにちは。ぺパミンです。 社会人進出し、世の不条理と、労働することで人権を吸い取られていく恐怖を体験したぺパミンは、「労働とはなんぞ?」という湧き出る疑問を解消すべく、今だからこそマルクスを読むことにした。 マルクス 資本論 とはいえいきなり原本はハードルが高いので、解説本を借りました。 去年出版されているので情報は新しいかと。 資本主義社会を「商品」という最小単位から紐解き、その実態を明らかにしていくそのさまはドラマチックです。 また、経済学という観点からは少しずれますが、マルクスは文学好きだったようで、古典文学の引用も多く、彼自身の文章表現も文学的で豊かな印象を受けました(物語を読んでい…

  • カードキャプターさくら

    こんにちは。最近は過食気味のペパミンです(※名前を改めました)。 さてさて皆様CLAMPは知っていますか? 今日はCLAMPの『カードキャプターさくら』について語ろうと思います。 (考えながら書いていて、自分でも何を書いているのか分からないので、意味が分からなくても大丈夫です。ご安心ください。ただの私の妄想です。)

  • 心理学入門

    こんにちは。 社会に出て色々なことに支障が出てきたサイコキャッツです。 過去のトラウマや、それによる抑圧で自分自身を許せていなかったことに気づいたサイコキャッツは必要に迫られ、心理学を独学することにした。 まず手始めに父の書棚から掻っ払ってきたのがこの本。 臨床ユング心理学入門 学術的なことは表面を撫でるほどしか記載されていないが、これまでの私自身の苦しい体験を裏付ける内容だった。

  • 秘密の花園

    こんにちは。サイコキャッツです。 いきなりですが新卒で入った会社を辞めました(^q^)。 社会人になってから会社を辞めるまでの1ヶ月半(事が起こって2ヶ月たちましたが)、嵐のように色々なことがありました_(:3」 ∠)_。 さて今日はそんな目まぐるしい日々を送りながら少しずつ読み進めていた児童書の感想を書きたいと思います。 バーネット著『秘密の花園』についてです。 仕事が始まってから間もなく、私はなんとなく自分がこれから(仕事を通じて)メリーと似たような体験(心の変化)をするだろうと無意識に直感し(以前に2度ほど読了済みの)この本を手に取りました。あとは職場の大人たちや社会に散々汚されてしまっ…

  • 宝島

    先日初めて行ったTDLで、ライドして他のアトラクションの記憶が吹っ飛ぶくらいには芸術性に感心した『カリブの海賊』。 カリブの海賊には海賊の蝋人形が沢山飾っており、一斉に個々に喋ったり動いたりしているので迫力がありました。 屋内が暗かったことが、人形の神秘的な雰囲気を強めたのだと思います。 さらにひとつひとつの人形が繊細に作られているので、いつまでも見飽きないほどでした。 このアトラクションに感化され、『宝島』を読もうと思い立ちました。 海賊が沢山でてくる古典童話といえば真っ先に思い浮ぶのがこの本です。

  • Clamp X 考察

    ※以下の文は私が昔べつのサイトでブログを書いていたときに載せていたものの転載です。 こっちが本垢になったので載せておきます。 改めましてサイコキャッツです。本日2つ目の投稿記事です。 いつか、教授とClampの『X』の話題になりまして、色々話していくうちにどうも私が暗めの作品を好む傾向にあるということを感づかれまして 「もっと楽しいものを読めばいいのに」「Xって絶望的じゃん」 というお言葉を頂いたのですが。 いや、ちょっと待て。オーケー確かに『X』は絶望的だ。だがそう結論づけるのは早いのではないか、と心の中でツッコんだ次第です。 『X』は世紀末ものというファンタジーであり、オカルトあり、環境問…

  • ゴールデン・デイズ

    ゴールデン・デイズ じいちゃん(慶光)の親友(仁)を助けるため、不可抗力で過去へ飛ばされた光也。 その時代の身分格差や外国人差別、慶光の父母が亡くなった事件の陰謀を じいちゃんの親友、仁(じん)と光也(みつや)が解いていくタイムスリップ大正浪漫。

  • ぐらんびあさま

    こんにちはサイコキャッツです。 今回はわたくしが愛してやまない ぐらんびあさんについて書きます。 ではいってみよーε=┌(;・∀・)┘ 私がぐらんびあさんを知ったのは ボカロを聴き始めてまもなくでした。 【初音ミク】あかりを消して【オリジナル】 - ニコニコ動画 『あかりをけして』に出会ったとき あまりにも自分にスッと当てはまって驚きました。 ぴったりしすぎて 初めて聴いていたにも関わらず 次に来る歌詞まで予測できたほどでした。 『"甘い"というフレーズが次に来るだろうな…』と頭に浮かんだ瞬間、本当に来たときはハッ…としました。 ぐらんびあさんの作曲は 内側に響くもので 秘められた魅力がありま…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、夕泳さんをフォローしませんか?

ハンドル名
夕泳さん
ブログタイトル
夕泳
フォロー
夕泳

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用