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北欧の街角で https://note.com/lifeinsweden/

読み切り実話-海外生活の日常、海外就職、海外不動産、旅行、北欧インテリア関連、街角写真等。

第3回THE NEW COOL NOTER賞ーエッセイ部門特別賞、始まる世界部門賞拝受。 北欧にてIT業、時おり日本のテレビ海外ロケ補助、通訳・翻訳業に従事。

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2020/01/13

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  • 「あの日電話が不意に」 ヘッド・ハンティング体験

    「新入社員の候補としてジョン・ブロム君を推薦したのは、確か君だね」 人事部長から確認を問われた。 「さようですが、何か?」 「推薦された候補者が雇用にまで漕ぎつけたら、推薦した人に臨時ボーナスが出ることは知っているよね?」、人事はそう案内した。 ボーナス? 初耳であった。 スウェーデンの会社においてはボーナスという習慣はあまり聞かない。そもそもそのような代物を戴いたこともない。 困惑のため無言で突っ立っていた私に人事は、ボーナスの金額を述べた。果たしてそれは、日本への往復航空券が二枚購入出来るほどの金額であった。 隣りの島と高速道路 私は

  • あの若者達は今晩どこで眠るのか

    そのホテルにチェックインをした際に、「耳栓が御入用でしょうか?」と訊ねられた。時刻はかなり遅くなっており、非常に疲れてもいたが、その質問を受けた途端、ホテルを変更しようという衝動に駆られてしまった。 戦後直後に建てられ老朽化が進んだホテルではあったが、その割には宿泊費は高額である印象を受けた。にも拘わらず、耳栓が必要になるほどの騒音が生じ得ると言う。 二年半ぶりに宿泊する記念すべきホテルは、果たしてここで正解だったのであろうか。 パンデミックが落ち着いてから最初に泊まるホテルは海外であるべきである、と決めていた。しかし、今回はドライブ行程の便宜上、スウェーデン国内とな

  • 「パリ症候群」という言葉を御存じであろうか

    「パリ症候群」 数年前に、どなたかからこの言葉を聞かされた。 パリに対してあまりに多大な憧れをもって渡仏した人が、理想と現実のギャップを精神的に受け入れられずに鬱病等に陥るというような症状であるらしい。1991年に精神科医の太田博昭先生が同名の著書を発表されてから認知され始めた症状であるという。 パリというところはそのような症状が認知されるまでに、人々に憧憬を抱かせる都市らしい。 仮に私が、「パリは好きか?」と訊ねられたら「好きだ」と答えるであろう。合計六回もプライベートで訪れている。しかし、「何故か?」と訊ねられても返答はし難い。 「パリに住みたいか?」と

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