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認知症・介護・デイサービス https://h78.hatenablog.com

認知症デイサービス所長が書く、介護や認知症のブログ。

認知症の人が楽しみながら活躍できる社会の実現を目指し日々奮闘中!

h78
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住所
埼玉県
出身
盛岡市
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2020/01/09

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  • ソフトボール道具の寄付を募っています

    「天気がいい時は、皆で身体を動かしたい」と年始の挨拶で言ってくれた若年性認知症の女性。 この気持ちを形にしたく、皆で話し合いました。 そしてもう一人の女性は「ソフトボールがしたい」と発言してくれたのです。 そこで、ソフトボールチームを作ることにしたのですが、道具がありません。 まずは、今あるグローブ2つとバッドで練習を開始します。 中古品で構いません。 ソフトボールまたは野球の道具の寄付を募っています。 来年の認知症のソフトボール全国大会を目指していますので、ご協力宜しくお願いいたします。 ※グローブやバット、ボール等を寄付をしていただける方は、コメントください。 宜しくお願いいたします。

  • 料理雑誌 編集者

    自宅でカレ ー作りをしていたら、ある利用者さんを思い出しました。 10年以上前、末期ガンの80代女性が通所していました。 「私は、雑誌のお料理コーナーを担当していたの」が口癖。 認知症もかなり進行しており、同じ話を何度も繰り返します。 キャリアウーマンの先駆けのような、知的なカッコいい女性です。 昼食の食事量は少いのですが、珍しいものが出ると嬉しそうな顔で、美味しそうに食べてくれます。 末期ガンで、余命わずか。 最後の誕生日かもしれない・・・ そこで、誕生日会は、洋食のフルコースにしたのです。 職員で知恵を出し合い、前菜からデザートまで全5品を少量ずつお出ししました。 特製メニュー付き。 料理…

  • ブログ開始1ヶ月

    このブログ開設1ヶ月が経ちました。 認知症になっても楽しく生きる。 そんな気持ちを伝えられたら嬉しく思います。 まだまだ見てくれる方は、少いのですが、1ヶ月間毎日更新できました。 次の目標は、ブログネームの通り、78回目の更新を目指して書いていきます。 昨日は、外資系の○○製薬会社から講演依頼。 認知症の人が地域で活躍する姿を伝えていきたいと思います。 今後とも、宜しくお願いします‼

  • 認知症ねっと

    認知症の最新情報 研修やイベント、書籍、TV、医療の事等、様々な認知症の情報が満載です。 認知症の民間保険の情報もあり、本当に役にたっています。 当然のことかもしれませんが、きちんと更新されているのが嬉しいです。 https://info.ninchisho.net/news

  • わかばのたい焼き

    昭和2年、東京の麹町で生まれた方に思い出の味を聞くと、しばらく考えて「わかばのたい焼き」と答えてくれました。 デイサービスから電車で約1時間。 わかばのたい焼きを買い、誕生日のお祝いです。 もちろん、全員分あります。 「懐かしい。変わらない味だ」と、尻尾からがぶりと、あっという間に食べてしまいました。 皮はパリパリ、あんこが甘すぎず旨い。 こんなたい焼きなら毎日でも食べたくなると頷く味。 普段は甘いものを食べない少食の方も、「これは別よね」と言いながら夢中で食べています。 わかばのたい焼き。 買いに行って良かった‼ 私にとっても、大切な味になりました。

  • 若年性認知症 新年会

    昨日は、若年性認知症の人5名、家族4名と一緒にファミレスで新年会開催。 男性3人は、酒が飲めると大いに張りきって、大ジョッキ2杯を美味しそうにグイグイ飲んでいました。 女性もサワーを上品に🍻 男性の方、飲んだあとの、ウハーッー(たまらん)という顔が私にとって、どうしようもない程、笑える嬉しい瞬間でした。 久しぶりの酒だ~。 デイサービスの中とはいえ、働く仲間。 飲みに行きたい・・・という気持ち。 自然な感情ですよね。 とはいえ、最後のデザートも、これもたまらないといった顔で、しっかり食べていました。

  • 全日本認知症ソフトボール大会

    毎年、静岡県富士宮市で開催される、全日本認知症ソフトボール大会。 その名も「Dシリーズ」。 今年は、3月22日(日)に開催予定です。 当デイサービスの若年性認知症の方々が「今年は無理だけど、来年のソフトボール大会に出場したい」と言っています。 まだ一度も練習していません・・・ まずは、チーム名から考え、盛り上げていきたいと思います。 大切なのは、やる気と雰囲気❗⚾

  • 認知症賠償 自治体支援

    認知症の人が徘徊し、列車や車ににはねられた時、レストランの椅子を失禁にて汚してしまった時。 こんなときは、本当にヒヤッとします。 もちろん、ご本人の心身面が一番ですが、どれだけのお金が発生するのか家族としては、心配になります。 神奈川県大和市、神戸市や葛飾区等では、認知症と診断され申請すると、このようなトラブル時の賠償を保険に加入し、補償してくれるとのこと。 そんな自治体なら、認知症になっても安心ですね。 今後は、全国一律にするため、介護保険制度に含めることも必要なのかもしれません。

  • 認知症にならないは本当?

    新聞のテレビ欄。 「一生認知症にならない○○新常識」などとありますが、どこまで信じることができるのでしょうか? アルツハイマー型認知症にならないことを指していることが多いと思います。 そもそも、認知症の原因となる疾患は100以上あり、その中の一つがアルツハイマー型認知症です。 アルツハイマーに関して薬の研究が世界中でされてきましたが、根本治療薬は未だにありませんし、開発中止が相次いでいます。 今後の医療には、期待すると同時に脳の活性となる生活はとても大切なのは理解できます。 しかし、いま大切なことはなんでしょうか? 私の理想は、認知症の人が活躍できる社会になることです。 認知症になった時、自身…

  • 先生

    元学校の先生がいます。 実際に学校の先生をしていたのは、20代の頃のほんの数年。 しかし、この方は、認知症になった後から、若い頃の思い出のほぼ全てが、先生になったのです。 家族に聞いても、自宅で先生の話はしたことがないとのこと。 朝迎えに行くと「今日は、子供たちが大勢来るんだ」と笑顔(^-^) 我々も「先生、先生」と頼りにすると嬉しそうです。 認知症になり、こんな言動を不可解と言う人がいますが、嫌なことは忘れ、活躍していた頃の思い出を話す先生。 先生は、いま、楽しみながら幸せに生活しているのです。

  • 法務大臣?

    デイサービスにお仕事をしに来ていると思っている方がいます。 送迎車では「他のパートさんを迎えに行くのね」と言います。 この方は、社長や政治家など社会的に偉いとされている人に敏感に反応します。 昨日の送迎車で、ラジオから「森まさこ法務大臣が・・・・」と流れた途端に「森昌子が大臣になったのよ。あの人も苦労したからね」と言い、車の中は、笑いに包まれました。 もちろん、その後は、「先生」を全員で熱唱🎼 朝から、心地よい雰囲気でした。

  • 高校野球の思い出

    デイサービスを始めた15年前。 一人一人を大切に、出来ることは何でもやろうという気持ちでした。 そんな時、同じことを何度も何度も繰り返し話す男性。 「俺は、高校時代に野球をやってたから、身体は丈夫だ。悪いところなんかない」 魚市場で競りをしていた、昔ながらの男性。 通所開始3年目の誕生会。 あまりにも毎日、毎日、高校野球で活躍した話をするため、母校野球部のDVDを学校にお願いし取り寄せました。 誕生日祝いのDVD。 テレビを付けると母校野球部の姿。 「なんだ、○○商業だ。がんばれ!」 と驚きより、懐かしそうな顔。 そして、応援歌と校歌が流れると一緒に歌い始めたのです⚾ その人の生きる活力は、歩…

  • マンガ 「介護する人・される人のきもちがわかる本 」

    作者の北川なつさんは、特別養護老人ホームやグループホームで働いていた元介護職員で、現在は介護の漫画や絵本など書いています。 昨年、たまたまお会いする機会があり、身体は大きいのですが、優しい口調と穏やかな雰囲気。 なんか自然体(^-^) 私が読んだ「介護する人・される人のきもちがわかる本」 これは、現場で働いた経験があるからこその、まさに「ある、ある」満載の、思わず頷いてしまう本です。 寄り添う場面や優しい言葉をかける場面はもちろんのこと、それが出来ない葛藤。 つきたくない嘘やごまかし・・ 優しくしたいのに出来ない。 他の職員と競争しなくてもいいのに競争する。 よかれと思ってやったことに文句を言…

  • ぼけますから、よろしくお願いします

    広島県呉市に住む87歳の認知症の母と耳の遠い95歳の父を1200日間撮った映画。 東京に住むテレビ制作の仕事をしている「信友直子」さんが両親の自宅での様子を帰省の度に撮影した作品なのです。 私がこの映画に出会ったのは、2019年2月。 あまりにも、そのままの姿が新鮮。 デイサービス職員4人で観に行ったのですが、それぞれが誰か(デイの利用者さん)と重ねて見ていたとのこと。 我々は、デイサービスでの利用者さんの様子しか分かりません。 自宅での大変なこと等、家族からたくさんの話は聞きますが本当の様子は想像するしかありません。 泣き、笑い、突然ウトウト眠ってしまう生の姿。 互いに助け合う夫婦の姿。 本…

  • メロンパンケーキ

    昨年1月の日記に「メロンパンケーキ」と書いてありました。 思い出しました。 この日は、○○さん最期の誕生会になった日なのです。 状態が悪くなり、なかなか思うように言葉が出なかったのですが、好きな食べ物を尋ねると「メロンパン」とのこと。 パン屋さんに小さなメロンパンを20個程焼いてもらい、これを土台にして、トッピング。 この「メロンパンケーキ」を見た瞬間の「あっ・・」と驚いたときの顔は忘れられません。 それから約3カ月後に亡くなったのですが、亡くなる少し前。 職員がお迎えの時間を間違えて、かなり遅れて到着。 エレベーターの中で謝っていると、ほとんど話が出来ない状態だったにも関わらず「人は、誰にで…

  • 入所前日

    入所前日とは、つまりデイサービス最終日です。 年末「本当は、施設に入りたくない。ここがいい」と言っていた方が、一昨日入所しました。 この方が常日頃言っていた言葉「私から努力や忍耐を取ったら、なにも残らない」 最終日の朝「今日のお天気は晴れね。私の心も晴れていたらいいのに」と迎えの車でポツリ。 普段から口数少いものの、年始を皆で一緒に過ごせたことが、この方にとってどれだけ幸せだったか表情からうかがうことができました。 この方の好きな甘いものでお別れしようと、利用者さん、職員全員でミニケーキ作り。 4種類のケーキを食べ、皆と笑顔で談笑。 最後までお別れの挨拶はなかったものの、 車の中で「私は、これ…

  • 再放送「認知症の第一人者が認知症になった」

    今晩、0:55~1:44(日付としては16日) NHKスペシャル 「認知症の第一人者が認知症になった」の 再放送が放映されます。 長谷川式認知症スケールの考案者、長谷川和夫先生が認知症になった1年間を追った番組です。 見応えあります。 認知症や介護に携わっている方や興味のある方は、是非ご覧ください。 感想は、令和2年1月12日(日)のブログをご覧ください。

  • 若年性認知症(2)

    厚生労働相vol.669 平成30・7・27 「若年性認知症の方を中心とした介護サービス事業所における地域での社会参加活動の実施」 このような資料(通知)をご存知でしょうか? 介護保険事業所(デイサービス)運営中に通所者が社会参加活動をし、謝礼を受け取っていいですよと書かれています。 しかも、表題にあるように、若年性認知症の方を中心にするものの、高齢認知症の通所者も含まれます。 例えば、近隣の保育所で庭掃除をしました。 その謝礼を通所者が受け取ることが可能なのです。 但し、謝礼が1000円であったなら、1000円全てを通所者に渡さなくてはいけませんよと書かれています。 当デイサービスでも、若年…

  • 若年性認知症(1)

    仙台在住のカッコいい丹野智文さん。 当デイサービスにも約2年前に来てもらいました・・~ 39歳で認知症を発症し、現在46歳。 現在も仙台のトヨタで働きながら、全国各地で講演活動を精力的に行っています。 64歳までに発症した認知症の方々を若年性認知症といいます。 当デイサービスにも若年性認知症の人が数名来ています。 若年性認知症の人の気持ちです。 ・社会や地域とつながっていたい。 ・誰かの役に立ちたい。 ・給与を得たい ・レクリエーションのような遊びを毎日けるのは嫌だ ・なんでも話せる仲間がほしい そして、丹野智文さんは言っています。 「介護者や家族ではなく、認知症当事者が自分のやりたいことや人…

  • 認知症第一人者が認知症になった NHKスペシャル感想

    現在、最も一般的な認知症簡易検査 「長谷川式スケール」考案者である 長谷川和夫先生90歳の様子が1月11日に 「認知症第一人者が認知症になった」という題で、NHKスペシャルで放送されました。 ※再放送あります 誰もがなりうる可能性のある認知症。 高齢になっても様々な場所で講演会をはじめとして、脳を使い、精力的に活動してきた長谷川先生でも認知症になるという現実。 認知症予防を含め、認知症分野の第一線で活躍し続けてきた先生なのです。 私も講演会で一度お話しを聞いたことがありますが、温和で優しい印象を受けました。 認知症になったことは、新聞の連載記事にも取り上げられ、知ってはいたものの、想像以上に認…

  • ペコロスの母に会いに行く

    映画「ペコロスの母に会いに行く」をDVDで観ました。 原作がマンガのため、認知症についての軽やかなタッチの映画だと思っていましたが、昔のつらい体験、楽しい思い出を回想しながらの奥深い内容でした。 そうなんです。 認知症の人は、誰もが心の奥に、今の自分を支えてくれるような思い出が残っています。 直近のことを思い出すのは苦手ですが、昔のこと、子どもの頃のことはしっかり覚えています。 だからこそ、そんな思い出を話すことで分かりあえるのです。 特に活躍していた頃の思い出は、映画の中でも当デイサービスの方々も生き生きと話してくれます。 そして、私が見てしまうポイントは、職員の動きや言葉遣い、それは現場で…

  • 認知症のラジオ番組を知っていますか?

    認知症についてのラジオ番組があるんです! どちらも毎週日曜日。 私も約2年程、毎週欠かさずに聞いています。 ○ニッポン放送 ウィーエンドケアタイム「ひだまりハウス」日曜日6:25~6:45 ○文化放送「ハートリング健康ラジオ」 日曜日17:40~17:50 「ひだまりハウス」は、うつ病と認知症をテーマにしています。 お母さんの介護を若い頃からしていたアナウンサーの町亞聖さんの言葉は、分かりやすく丁寧で優しいのです。 「ハートリング健康ラジオ」は、何よりも10分間という短い時間のために、手軽に聴けます。 どちらもゲストの方が来て、認知症についてお話ししてくれます。 医療、福祉、地域の方や介護経験…

  • 手紙~親愛なる子供たちへ~

    あるラジオで流れていた歌。 自分が要介護状態になったとき、子供たちにどう接してほしいかを綴った歌です。 まさに子供たちへ向けた手紙。 この歌、作者不明ですが、歌っている樋口了一さんの友人の元に偶然届いたチェーンメールの中に記載されていた詩とのこと。 2009年には、日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した歌です。 認知症の人、要介護状態の人、介護に携わる全ての人たちへのメッセージにもなる素晴らしい歌です。

  • 認知症の人同士のやりとり

    ある大学の先生は、「認知症デイサービスは、認知症の人だけを隔離しているアウシュビッツのようだ」と言っていたそうだ。 そんな見方をする人がいるのかと驚き、悲しいなーと思った。 さて、認知症デイサービスのメリットは、互いに忘れること? なんのことやら?ですね。 記憶力バッチリという人が認知症の人と話をすると「何度も同じ話をして嫌・・」と不機嫌になることは、よくあること。 そうなんです。 認知症の人同士だと、互いに忘れていることを批判しないから、楽しい雰囲気になるのです。 互いに同じ話を繰り返したり、つじつまが合わない話をしています。 だけど、笑い、あたたかな空気が生まれています。 自分は、認知症だ…

  • デイサービスの1日

    デイサービスは、幼稚園や保育園のようだと言う方がいます。 幼児っぽいと言われているようで、あまり気持ちのいいものではありませんが、1日の流れは、近いのでしょう。 朝8:30~送迎開始(お迎えに行きます) 9:00~順次到着 健康チェック(体温・血圧・脈) 朝 (今日の予定確認など) 10:30~朝のおやつ 体操・順次入浴 11:00~レクリエーション (アクティブなゲーム中心) 12:00~昼食 13:30~散歩 (歩くことは機能の維持もあります) 15:30~おやつ レクリエーション 16:30~帰りの会 こうして一日の流れを書くと何か味気ないですね・・・ あくまでも、おおまかな流れであり、…

  • 認知症カフェ

    認知症カフェ☕ オレンジカフェとも言います。 認知症のカラーがオレンジだからです。 その他にも、地域や施設などで様々な名前を付けているカフェがあります。 さて、私のデイサービスでは、認知症カフェというスタンダードな名前です。 認知症デイサービスで行うカフェですから、誰もが分かるように「認知症カフェ」!! 認知症カフェの目的は、認知症について気軽に話すことのできる場所です。 認知症当事者は、当事者同士で交流ができ、介護者は介護者同士で悩み事を話すことができます。 地域の方は、認知症について理解し、当事者や介護者とお茶を飲みながら交流をします。 今日は、カフェ開催日でした。 元介護者家族のピアノ演…

  • 認知症デイサービスの年始

    明けましておめでとうございます‼ 1月4日、新年最初のデイサービス、皆さんの顔を見て「明けましておめでとうございます」と言うと、「あー新年なのか」と言う方々。 三が日は休みだったものの「昨日も来たわよ。何を言ってるの」と言う方もいます。 当デイサービスに通所している認知症の人たちにとって、日にちや曜日に関心を持つ方は、非常に少ないです。 認知症の人にとって、日にちや時間などは忘れやすいのが特徴と言われています。 確かにそうですが、そもそも仕事をリタイヤすると、日にちや曜日にそれほどの重要性を持たないため、皆さんにとっては、毎日が日曜日とも言えますが・・・ 私の顔を見るなり、「もうここの学校(デ…

  • 認知症予防とは?

    認知症予防と聞くと、認知症にならないための「予防」というイメージがあると思います。 しかし、認知症になった人たちにとっては、進行を遅らせることが予防なのです。 そもそも、認知症になりたくないとは、誰もが思うでしょう。 しかし、予防したとしても、一定の割合で認知症になる人は必ずいます。 認知症になっても悲観することなく、楽しく生きていくことこそが大切です。 この楽しさこそが、認知症の進行予防なのです。 認知症当事者で有名な佐藤雅彦さんは「認知症になり不便ではあるけれど、不幸ではない」と言っています。 そうなのです。 認知症になっても幸せに生きることができます。 さて、認知症進行予防ですが、例えば…

  • 認知症の人の幸せ

    認知症の人と認知症でない人。 そんな分け方をすること自体がナンセンスなのかもしれません。 しかし、分かりやすいように、あえて「認知症の人の幸せ」と書かせてもらいます。 幸せの価値観など、人それぞれですが、人から必要とされ、人の役に立つことこそ、認知症の人にとっても幸せなのです。 病気になり、出来ないことが増えたとき、どのように接してほしいですか? 寝たきりの時など、一時的には、手厚い看護や介護が必要です。 しかし、一定期間を過ぎたなら、誰かの役に立ちたいと思ってしまいます。 自分が生きていて、社会から家族から仲間から必要とされる存在でありたいのです。 認知症だという病気の自覚のある人と話をして…

  • 認知症の人たちの好きな遊び(2)

    分かりやすくシンプルなことがポイントです。 黒ひげ危機一髪をイメージして下さい。 順番に樽の穴にに剣を刺していき、上部の黒ひげの海賊人形が飛び出したら負けです。 分かりやすく、ドキドキ感がたまりません。 例えば、お手玉くずしゲーム。お手玉30個程を山のように積み上げます。一番上に割り箸などの棒を刺します。 お手玉を順番に取っていき、割り箸を落とした人が負けです。 割り箸先端を赤く塗ると、先端の赤が地面についたら負けとなるため、認知症の人には分かりやすくなります。

  • デイサービス(介護保険)利用までの手続き・流れ

    家族や介護者が、デイサービスに行ってほしい・・・と思っても、手続きをしなくては、すぐには行けません。 そこで、一般的な手続きの流れについてご紹介します。 ①役所または地域包括支援センターに行き、介護認定手続きの相談及び申込み。 ※デイサービスに行く本人在住市町村の役所 ②役所の人(または派遣された人)が来て要介護認定調査 ※要支援1~要介護5までの調査 ③認定結果通知 ※非該当だとデイサービス等、介護保険施設は利用できません ④ケアマネジャー(介護支援専門員)依頼 ※ケアマネジャー事業所の一覧表が役所から配布されます ⑤ケアマネジャーが自宅に来て聞き取り調査及び契約 ※ここでデイサービス等、介…

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