おもちゃ選び、子どもとのかかわり方、保育に困った時、ちょっとのぞいてみてください。<br><br>
今日は、私のお気に入りである、「クーゲルバーン」という木のおもちゃをご紹介します。おもちゃが入っているパッケージには、ドイツ語でクーゲルバーンと書かれていますが、日本ではシロフォン付玉の塔という名称で知られていることが多いです。ベックさんというおもちゃ作家が50年以上前に作った、ロングセラー商品です。★クーゲルバーン(シロフォン付き玉の塔)★木でできたスロープの上にある穴から、付属品の小さな玉を入れると、その玉がスロープを落ち、下にあるシロフォン(鉄琴)にあたり、ソファミレドという音が鳴る仕組みになっています。対象年齢は3歳以上で販売されています。このおもちゃのすばらしいところは、小さな子どもが万が一、玉を口に入れてしまったとしても大丈夫なように作られていることです。人体に影響のない素材で作られています。舐めて...【クーゲルバーン】おもちゃ作家の想い
【スーパーアクロバット1】 子どもが始めた小さなことに目をとめて
赤ちゃんにおもちゃ箱を渡すと、おもちゃよりも箱に興味を示すことがあります。その箱を持ったり、叩いたりすることで、モノとの出会いを楽しんでいるのです。おもちゃの広場でもよく見かける光景です。おもちゃの広場の開催を知らせる際は、地元の広報誌の中で、「良質な木のおもちゃに出会えます」と宣伝をしてくださるため、訪れる保護者の方は、普段なかなか遊ぶことができない、めずらしい木のおもちゃを我が子に遊ばせようと手にされる方が多くいます。しかし実際は、大人が意図した遊び方ではないことを子どもが始めることのほうが多く、その大半は遊び方を修正されてしまうのです。このような光景を見るたびに、「子どもがはじめた小さなことに目をとめて。」という言葉を思い出します。この言葉は、保育学の研究者である津守真先生が、「保育者の地平」という著書の...【スーパーアクロバット1】子どもが始めた小さなことに目をとめて
今日は雨ですね。雨の日に通勤をしていると、気になることがあります。それは、閉じた傘を手に持ちながら、前後に大きく揺らしてあるく大人の姿です。保育園や幼稚園に行く前の子どもたちが近くにいると、傘の先が子どもの顔に当たらないかとヒヤヒヤしてしまいます。子どもは背が低いだけでなく、視野・視界が大人が思っている以上に狭いため、近くにあるものの全体像が見えていないことが多く、こうした場面では大人の足しか見えていない状態で歩いているところを、突然、細長い傘の先だけがゆらゆらと見えるのです。2歳前後の子どものモノの取り合いが多い理由も、実はこの視野・視界と関係があります。自我が芽生える時期でもあるため、子ども同士の気持ちのすれ違いや、自分の思うようにいかない葛藤なども関係してくるのですが・・・。友達が使っているものを急にとっ...【チャイルドビジョン】子どもの目線
先日、甥っ子Kくん(1歳8ヶ月)とスフィアボールというおもちゃで遊びました。★スフィアボール★小さいボールが一瞬で大きくなる!マジックのように楽しくユニーク。アメリカでは優秀なトイの大賞や金賞に選ばれています。ミニスフィアは立方体と八面体が交差し合い多面体が出来上がり、それを「総体多面体」と呼んだものです。パーティルームのデコレーションにも。天井や椅子から吊るしてみると、部屋の中心的存在に。3つ揃えてジャグリング!外でみんなでキャッチボール!赤い部分を持って広げたり閉じたりしながら、ボールの大きさを変えて遊ぶおもちゃです。閉じているところ⇩広げたところ⇩まずはKくんの目の前でボールを広げてみました。すると、私がボールを少しずつ大きくしていく動きに合わせ、前かがみになりながら…「ず、ず、ず、ず、」と言葉を発してい...【スフィアボール】子どものイメージ
おもちゃの広場を開催して間もない頃。2歳くらいのかわいい女の子(Aちゃん)とママが遊びに来てくれました。窓に飾られたビーハイブというおもちゃを見たママが、「どのように遊ぶのですか?何歳くらいの子どもが遊べるおもちゃですか?」と興味を持たれていたので、まずは基本の遊び方をお伝えしました。これが、ビーハイブです。「プラントイ」という会社から出ています。ビーハイブは、カラフルな6種類のハチの巣の中に同じ色のハチをピンセットで返してあげる木のおもちゃです。(対象年齢3歳頃)小さなお子さんはピンセットを使うことが難しいかもしれないので自由に遊んでくださいね。説明を聞いたママは、「赤いハチさんを赤いおうちに入れてごらん。」「赤はどれかな?違うわよ、それは黄色でしょ?」と言いながら、Aちゃんに声をかけました。しかし、Aちゃん...【ビーハイブ】おもちゃの広場で大切にしていること
ami2019おもちゃコンサルタント、講師、保育士、保育学修士、幼稚園教諭保育士・幼稚園教諭の卵を育てる仕事を中心としながら、子育て支援センターで定期的におもちゃの広場を開催しています。「子どもたちに豊かな感性を育てるためには、保育者自身が豊かな感性を持ち、子どもの興味関心に合わせた環境を作ることが大切である。」という信念のもと、日々、試行錯誤しながら授業を展開中。このブログでは、おもちゃの広場で出会った子どもたちのエピソードや、オススメおもちゃ・書籍等の紹介を中心にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします♪★プロフィール★
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