先日、来年度から10年間の市政の方向性を決める総合計画の策定に向けた、市民対話の場が市役所で開かれました。各エリア(市内12エリア)はもちろん、若者、女性といった様々なカテゴリーから60名を超える方が参加され、ワールドカフェ形式で活発な意見交換がなされました。今回の対話で特に印象的だったのは、やはり公共交通問題が多く挙がったこと。市原市が抱える大きな課題の一つだと改めて感じました。そして、とても面白かったのが、里山地域と市街地地域の皆さんの対話です。里山のグループでは「隣近所は遠いけれど、心は近い」と語る方がいらっしゃる一方で、市街地エリアでは「『繋がりはいらない』と感じる住民が多い気がする」という意見も。地域によって暮らし方や人との繋がりの感覚がこんなにも違うのですね。また、「市街地の子どもたちが里山に...エリアや世代を超えた対話から見えたもの