こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「節税貯金」について書きます。 その名の通り、節税になる貯金です。 「小規模企業共済」ってご存知ですか? これが「節税貯金」です。 個人事業主って、退職金がありませんよね? この、「小規模企業共済」っていう商品は、政府系の法人が運営しているもので、毎月掛け金を支払ったものに、利息を付けて返してくれるんです。 じゃあ、銀行の積立と同じじゃん??って思いますよね? 大きな違いがあります。 掛金が「所得控除」の対象になるので毎年の所得税が安くなるんです。 さらに、将来は掛金に運用益が付いて帰ってくるので、節税効果も加味すると結構な利回りになります。 htt…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「事業主勘定って?」について書きます。 なので個人事業主向けです。 個人で事業をする場合、「お金」の管理ってどうすればいいですかね? 私の場合、「佐々木税理士事務所」っていう屋号の銀行口座を作ってそこに売上金を入れるようにしています。支払いもその口座から行います。 個人的な支出は個人用の口座から払うようにしています。 そうしないと訳が分からなくなりますからね。 でも、個人的なものと事業用と完全に切り離すことってできませんよね? 例えば、毎月の生活費を事業用口座から引き出す場合とか、事業用の経費の支払いを個人的なクレジットカードで行った場合とか。 こう…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 コロナの影響で控えていた「税務調査」、10月から再開するらしいですね。 まあ、悪いことしていなければどうってことありませんけどね。 さて、今日は「必要経費の考え方」について書きます。 ちょっと専門的な話になりますけど「必要経費」って表現は、個人事業主の事業等の経費のことを指します。 法人の場合は、「損金」って表現をします。 なので、今日は個人事業に関するお話です。 個人で商売をしている方、日々何らかの支出がありますよね? 材料の仕入れとか、移動の交通費とか、ボールペンの購入とか・・・ その事業の収入からこれらの経費を差し引いて残った「もうけ」が取り分になり…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「損益計算書と貸借対照表」について書きます。 税金の話からは近からず遠からずですね。 個人事業主も会社も事業を行うときは「経理」をしなければなりません。 「簿記」の学習していたら分かると思いますけど、「仕訳」ってやつで、日々の取引を経理処理していくんです。 で、日々の仕訳を集計したものが「損益計算書と貸借対照表」で表されます。 まあ、その事業の「通知表」みたいなものですかね。 「損益計算書」は1年間の業績を表すもの 「貸借対照表」は創業から現在までの業績(財務状態)を表すもの 簡単に言えばこんな感じですね。 今は色々な会計用のソフトが流通していますの…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 猛烈に暑いですね。 暑がりの私には堪えます。 全然痩せませんけど笑 今日は「ビールと日本酒が安くなる?酒税法の改正」について書きます。 その前に・・・ 税金に関する法律の施行の流れについて書きますね。 毎年12月くらいに「税制改正大綱」ってやつが発表されます。 偉い方々が練りに練ったものが。 で、それが国会で可決された後、翌年4月1日から施行されます。 酒税法の改正も、上の流れですでに決定していたものです。 何がどう変わるんですかね? 私はビールと日本酒しか飲みませんからそこに限定して書きます笑 ビールがちょっと安くなります。 第3のビールがちょっと高くな…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 去年の今頃は、勤めていた税理士事務所を退職して独立開業準備中でした。 今日は、「起業は法人ですべき?個人ですべき?」について書きます。 将来、独立して起業しよう!って考えておられる方、起業ってどうやって進めたらいいでしょうかね? 起業の仕方は大きく分けて2つ。 ① 個人事業主として起業する。 ② 法人を設立して起業する。 それぞれメリットとデメリットがあるんですけどね、 ①の方が手続きが簡単です。 住んでいる所を所轄する税務署と県と市に「開業しました」って届出を出すだけです。 ②はちょっと手続きが面倒かもしれません。 法務局に会社設立の申請をする必要があり…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 税理士試験の受験会場が判明しましたね。 今年も北九州市ですね、最寄りの会場は。 私は数年前に下関市から福岡市へ引っ越したんですけどね、その頃から、ほぼ会場は北九州市です。 下関からの方が近いやん笑 前にも書きましたけど、僕は合格するのに18年かかりました。 諦めなかったのが勝因でしょうね。 2年前、受験の最終年は相続税法を受験しました。 今の時期は、1日1問以上総合問題を解いてましたかね。あと、ひたすら理論回し。 もうやりたくない笑 税理士試験の受験勉強って、苦しいですよね? 特にこの時期は不安で押しつぶされそうになりますよね。 僕もそうでした。 今思えば…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、「株式の譲渡所得と国民健康保険」について書きます。 なので、株やってて、国民健康保険の方向けになります。 「株式の譲渡所得」って、確定申告するんですかね? 「特定口座」を作っちゃえば、確定申告しなくてもいいんです。 でも、「譲渡損失の繰越控除」って規定があって、例えば、2020年に株で損した場合は、その損した金額を確定申告することによって、2021年に繰り越すことができるんです。 で、2021年に株で儲けた場合は、2020年の損と2021年の儲けを相殺(通算って言い方をします。)した残りについて税金を払えばいいんです。 ってことは、「損した年は確定…
こんばんは。 税理士のさっさんです。 今日は「社宅」について書きます。 会社によっては、福利厚生で住宅費用の補助をしてくれるところもあります。 補助のあるケースでは ① 「住宅手当」として給与に加算する方法 ② 会社がその住宅と賃貸借契約を結んで、会社が家賃を支払って、一部を給料から天 引きする方法 のいずれかを採用していると思います。 社宅制度はないけど、給料が多い会社と、どっちがいいんですかね? 会社がいくら負担してくれるかにもよりますけどね、上の②の方法が、一番いいのかな~と思います。 例えば、 (1)月給30万円、家賃補助なし、8万円の家賃を負担している場合 と (2)月給23万円、会…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 久しぶりに書きます。 今日は「交通反則金」についてです。 仕事で車を使うことありますよね? 何か交通違反をしたら切符切られますね? で、罰金払わなきゃいけませんよね? この支払った罰金、経費になりますかね? なりません・・・。 でも従業員の立場からすれば、「仕事中に発生したんだから会社で負担してよ!」 って思いますよね? 負担はしてあげてください。 でも、経費になりません。 「損金不算入」ってやつです。 仮に100万円の利益がある会社があるとします。 そこの従業員が交通違反で1万円の罰金を科されました。 会社が負担してあげました。 仕訳で言えば、「雑費 /…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日も持続化給付金について書きます。 緊急事態宣言も解除され徐々に日常が戻りつつありますね。 さて、「持続化給付金」の申請についてなんですけどね、給付を受けるための要件は 「売上高が、前年同月対比で50%以上減少した月があった場合」です。 他にも要件はありますが、代表的なものは。 この要件だと、「たまたま50%以上減少する場合」なんかも考えられますよね? 例えば建設業とか製造業とか。 3か月がかりで建築や製造をして3か月ごとにドーンと売り上げが計上される会社だと、前年と売上が計上される月がずれたりしますからね。 申請していいんですかね? 私はこう答えます。…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 だいぶご無沙汰していました・・・。 今日は「持続化給付金」について書きます。 このテーマを書くのは3回目ですね。 原則として、「持続化給付金」の申請はオンラインで行います。 パソコンをお持ちでない方とか結構いらっしゃいますよね? 各自治体にそのような方向けの窓口を設置しているようですが圧倒的に足りないみたいです。。。 来月あたりから私も相談員として窓口で対応する予定です。 では、この申請を税理士が代理で申請することはできるのでしょうか? 無償なら、できます。 代理の申請は、「行政書士」の領域なので、税理士が顔を突っ込むのは好ましくないようです。 なので、「…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 「持続化給付金」の申請が始まりましたね。 今日はアクセスが集中すると思います。 申請はオンラインで行います。 用意するものは、 ① メールアドレス ② 直近の確定申告書 ③ 売上が半減していることが分かる書類 ④ 銀行口座 ⑤ 本人確認書類(個人事業主の場合) です。 後は、サイトにアクセスしてサイトの指示に従って申請します。 「売上半減」は結構ハードルが高いですよね。 コロナ対策の「融資」は売上5%減から適用されますのでこちらもご検討ください。
こんにちは。 税理士のさっさんです。 税理士の取引先はほぼ100%中小企業様と個人事業主様です。 何としてでもこのコロナを乗り越えていただきたいものです。 今回は、「持続化給付金」について書きます。 もうご存知の方も多いと思います。 「前年同月と比べて売り上げが半減した月があったら給付を受けることができる」 というものです。 中小企業は200万円 個人事業主は100万円。 リーフレットが経済産業省で公開されています。 https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf 4月の最終週に手続き方法について公表されるそうです。 また新たな情報が入りました…
おはようございます。 税理士のさっさんです。 だいぶお休みしてしまいました。。。 コロナウィルスのせいで大騒ぎですね・・・。 昨日でしたかね、テレビでコメンテーターが、 「テレワークを推奨するなら決算の関係の期限も延長すべきでは?」 って言っていましたね。 そしたら、評論家っぽい奴が、 「1か月延長しているし、期限後も柔軟に対応します!」 ってキレ気味に反論していましたね。 「法人は延長してね~よ!」 って思いましたけどね。 ※法人は個別対応なので申請が必要です。 で、本題に入ります。 「コロナ関連の税に関する特例」についてです。 個人の確定申告期限は1か月延長されています。 なので、申告期限…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 10万円分宝くじ買ったら・・・みたいなテレビ番組ありますよね? 元が取れてる人と取れない人がいますよね? 税金はどうなるんですかね? 「宝くじには税金はかからない」ってみなさんご存じですよね? 何故なんですかね? 「法律で決まっているから」 って言ってしまえばそれまでなんですが・・・ 宝くじの主催者は都道府県や市町村ですからね、都道府県や市町村がモノを売って収益を得たら、納税者から税金を徴収するのと同じことになりますよね? だから、宝くじには税金がかからないんです。 一方、競馬には税金がかかるんです。 競馬は「JRA」ってとこが主催しています。 公的な組織…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 センバツ、開催が危ぶまれてますね。 元高校球児の私としては是非開催してほしいですけどね。時期をずらしてでも。 今日は、「配偶者の保護 配偶者居住権」について書きます。 もうすぐ始まる制度なんですけどね、目的は「夫又は妻に先立たれた妻又は夫の保護」を目的とする制度です。 前提条件を設定しますね。 ① 夫は大学を卒業後、1つの企業で勤め上げ、その間にマイホームを建て、1男に恵 まれ、夫婦仲良く過ごしてきました。 ② 退職後は年金でつつましく暮らしていました。 ③ 一人息子は現在40歳ですが定職に就かず、たまに実家に来ては小遣いをせびりま す。 ④ そんな中、夫…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「相続 特別受益」について書きます。 相続税については何回か書きましたけどね、例えば兄弟が二人いたとして、「兄貴は頭がいいから大学まで出してもらったのに俺は高校までしか出してもらえなかった・・・」みたいなケースがあったとします。 法律上の兄弟の相続分は平等です。 上のような事情があったら、弟にしてみたらちょっとモヤモヤしません? そんな場合の制度です。 「特別受益」っていいます。 例えば、相続財産が1億円あったとしますね。 普通に分けたら5000万円ずつですよね? 上の例で、兄貴が私立の医学部を卒業してたとします。 その学費が3000万円だったとしま…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 どこにも売っていませんね・・・。 マスクとトイレットペーパー。 早く平穏な日常に戻ってほしいですね。 さて、今日は「パート主婦の壁 130万? 103万? 100万?」について書きます。 よく聞きますよね? 「扶養の範囲で働くならいくらまで」みたいな感じで。 130万も、103万も正解です。 「何の扶養の範囲なのか」が違うんです。 130万円は、社会保険の扶養の範囲 103万円は、所得税の扶養の範囲です。 所得税の場合、現在は「配偶者特別控除」ってやつが拡充されましたから103万円を超えても控除を受けられますけどね。 じゃあどっちを基準に給料をセーブしたら…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日もお仕事頑張りましょうかね。 さて、今日は「確定申告書 eーTAXでの提出」について書きます。 今確定申告シーズン真っただ中ですね。 今年はコロナの影響で期限が1か月伸びましたけどね。 例年、全国各地で設置される相談窓口は長蛇の列です。 3時間待ち、とか、ザラらしいですね。 待たされたらイライラしますよね。 国税庁では「電子申告」を推進しています。 オンラインで申告書を提出するんです。 この確定申告書の電子申告を「eーTAX]って呼んでいます。 電子申告については、事前準備の方法が2つあります。 ① マイナンバーカードを取得する ② IDとパスワードを…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 猛烈に忙しいです・・・ 確定申告期限は1か月伸びましたけどね、私は3月16日までに終わらせますよ! 平日の日中に、確定申告の無料相談って、全国各地でやってると思うんですけどね、私もそれに駆り出されています。で、それが終わってから事務所で本業・・・。 今日はちょっと煮詰まってきたので気分転換にブログ書いてます笑 さて、今日は「家内労働者等の必要経費の特例」について書きます。 会社勤めしている人って、年末に「源泉徴収票」ってやつを会社から貰うでしょ? その方たちは、「年末調整」で所得税の計算が完了するんですけどね、「源泉徴収票」じゃなくて、「支払調書」ってやつ…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 少し雪がちらつきましたけど、積もりませんでしたね。 さて、今日は「給料と外注」について書きます。 「偽装請負」って聞いたことあります? 実質的には従業員と同等なのに、「請負契約」を結んでる場合のことを言います。 なぜこんなことするんでしょうかね? 雇う側にメリットがあるからなんです。 メリットとして代表的なのは2つ。 ① 社会保険料の負担が減る ② 消費税の負担が減る ①については、従業員の場合、社会保険に加入させますよね? 社会保険って、給料から天引きされる金額と同額を会社が負担しているんです。 で、毎月給料から天引きされた金額の倍の金額を会社が機構に納…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 明日は雪らしいですね。 チャリで仕事行こうと思ってるんですけど大丈夫ですかね。 さて、今日は「土地建物を売った場合の税金」について書きます。 そうそう売ったり買ったりするものではないんですけどね、例えば遠方に住む親御さんが亡くなって、相続で土地建物を取得した場合なんか、維持費も大変ですから売却を検討する場合もあると思います。 では、そんな土地建物を売った場合の税金はいくらかかるんですかね? 所得税15%+復興税、住民税5%です。(5年以上所有の土地建物の場合) ざっと20%です。(復興税を入れると20.315%) この20%の税率は、「売った金額」から「買…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 すっかりご無沙汰しておりました笑 なぁんか多忙です。 確定申告始まりますね。 今日は「バイトを掛け持ちしている場合の確定申告」について書きます。 1つの会社のみから給料をもらっている方は確定申告は必要ありませんよね? 会社が「年末調整」してくれますから。 では、2か所以上から給料をもらっている場合はどうなるんでしょうか? この場合は「確定申告をする必要」があります。 必要がありますしね、申告したら還付になるケースが多いです。 給料をもらっている方って、勤務先から何か緑色の紙渡されて、扶養の状況とか、生命保険料の控除とか書かされるでしょ? あれは、「主たる給…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 しばらくブログ休んでました・・・。 ぼちぼち書いていきます。 今日は「青色申告特別控除の改正」について書きます。 もうすぐ確定申告が始まりますね。 既に「税務支援」っていって無料相談会が各地で開催されていますね。 私も早速相談員として参加してきました。 そこで質問されたんですけどね、「青色申告特別控除は改正になったんでしょ?」って。 改正にはなったんですけどね、今年の申告までは現行のままです。 来年の申告から改正になります。 どんな改正になるのか? 現行の制度では、「青色申告特別控除」の金額は65万円か10万円の2つです。 いずれかの金額を、売上から経費を…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 昨日、「個人事業主から法人へ」って書いたんですけどね、それと関係します。 テーマは「役員の給料」です。 個人事業主が法人を作って同じ商売をする場合は、たいていの場合、その個人事業主の方がその法人の「役員」になって、その法人から給料って形で収入を得ることになります。 この「役員」に対する給料、「役員報酬」って言うんですけどね、税法上ちょっと普通の社員さんの給料と違って縛りがあるんです。 どんな縛りがあるのか? 税務上、経費にできる「役員報酬」は以下の3つとされています。 ① 定期同額給与 ② 事前確定届出給与 ③ 業績連動型給与 中小企業の場合は①と②で支給…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、「個人事業主から法人へ」について書きます。 私は現在は、個人事業主です。 いずれ会社も作りたいなーって思ってるんですけどね、税理士業界はちょっと特殊で、「税理士業務」って税理士の独占業務なんです。だから税理士資格をもっていないと法人は作れないんです。 「税理士法人〇〇」っていう看板見かけません? あれは、税理士が作った税理士業務を行う法人なんです。 代表は税理士で、二人以上税理士がいないと税理士法人は設立できません。 だから税理士法人には二人以上の税理士が所属しています。 それとは別に、「〇〇税理士事務所」の看板の横に「株式会社〇〇会計」みたいな記…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日はちょっと税金の話から離れますかね。 「自動車リサイクル料金」について書きます。 会社で車両を購入した時の経理ってどうなりますかね? ① 車両本体 ② 登録諸費用 ③ オプション装備品 ④ 自動車リサイクル料金 だいたい請求内訳はこんな感じですかね? 経理の人はこれを分解して仕訳入力しますね? ①と③は、「車両運搬具」として資産計上 ②は、「車両費」みたいな科目で費用計上 ④は、「預託金」みたいな科目で資産計上になります。 この④の「自動車リサイクル料金」、私は仕事柄よく見るので内容を理解しているんですけどね、知らない方も結構いらっしゃるみたいなんです…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、「消費税 簡易課税選択の落とし穴」について書きます。 昨日「消費税 簡易課税制度」について書いたんですけどね、それについての補足になりますかね。 昨日の復習です。 消費税は、売上に含まれる消費税から仕入れに含まれる消費税を差し引いて、事業者が国に納めるのが原則の方法です。これを「本則課税方式」といいます。 一方の「簡易課税」は「仕入れに含まれる消費税」を一定の割合を用いて計算して納税額を算出します。 例えば、小売業で年商1,100万円(消費税100万円)の場合だと、 100万円-(100万円✕80%)=20万円が納税額になります。 で、今日の本題で…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、「消費税 簡易課税制度」について書きます。 皆さんが普段お店で支払う消費税って、どうやって国に納められるんですかね? お店の人が納めるんでしょ? 簡単じゃん!って思いますよね? 計算方法は? 消費税の納税額を計算するのは大きく分けて二通りあります。 ① 本則課税 と ② 簡易課税 ①の本則課税っていう方法は、 お店で売上げたときにオンした消費税から、仕入れた時にオンされた消費税を差し引いて納付する方法です。 例えば、 売上 1,100万円(消費税100万円) 仕入 770万円(消費税 70万円) の場合だと、100万円-70万円=30万円が納税額に…
おはようございます。 税理士のさっさんです。 昨日と今日はセンター試験ですね。 受験生の皆さん、頑張ってください! そして大学生になったら税理士を目指してください笑 さて、今日は「税理士業界の常識?残業代出ない?」について書きます。 私は現在は「開業税理士」ですけどね、大学を卒業してから昨年の7月まで約19年間ずっと税理士事務所に勤務していました。同じ事務所ではなくて3事務所を渡り歩きましたけどね。 で、すべての税理士事務所に共通していたこと・・・ 残業手当が出ないんです。 ※すべての税理士事務所がってわけではないと思いますよ!! 大学出たての頃は訳も分からず仕事を覚えることに必死でしたけどね…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 ここ最近寒いですね。 やっと冬らしくなってきました。 夏の方が好きですけど笑 さて、今日は「相続の権利」について書きます。 「相続税」についてはちょいちょい書いてますけどね、そもそも誰がもらう権利があるんですかね? 前提条件によって権利を持つ人が違ってくるので、何ケースか具体的に書きますね。 共通の条件は、「自分が死んだ場合」として、 ①「自分」が、既婚で子供が2人いる場合 →妻と子供2人が権利を持ちます。 持ち分は、妻1/2、子1/2✕1/2=1/4です。 ②「自分」が既婚で子供がいなくて、両親が健在の場合 →妻と両親が権利を持ちます。 持ち分は、妻2/…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 歳ですかね。 何か疲れがとれません笑 さて、今日のテーマは「ビールが安くなる?」です。 ニュースで結構やってますから知ってる方も多いと思いますけどね。 税金の話じゃないやん!って思いますよね? 税金の話なんです。 「酒税」って税金が関係します。 なぜ、「ビールが安くなる」のか? 酒税が安くなるからなんです。 350ミリリットル缶で説明しますね。 今、「ビール」って呼んでいるものって3種類ありますよね? ① 本当のビール ② 発泡酒 ③ 第3のビール それぞれ税率が違うんです。 ①は77円、②は47円、③は28円です。 これが、将来的に、「すべて同じ税率」に…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今年は暖冬といわれていますが、少し寒くなりましたね。 体力の落ちている方、風邪などひかぬようお気を付けください。 さて、今日は「土地の相続税評価」について書きます。 このブログで、「相続税」について何回か書いたことあるんですけどね、今日は「土地」に絞って書きます。 「相続税」っていつ、だれに課されるんですかね? たくさん財産を持っていた方が亡くなって、その財産を貰った方に課されます。 順番通りであれば、通常は親の財産を子が相続するという流れです。 亡くなった日の翌日から10か月以内に相続税の申告書を作成して税額を計算して納付しなければなりません。 相続税の…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「教育資金の贈与税の非課税」について書きます。 「贈与税」ってどんなときかかるんですかね? 年間110万円超の金品をタダでもらったらかかります。 1人から200万円もらった場合は贈与税がかかりますし、10人から20万円ずつもらっても贈与税はかかります。 贈与税の申告書は、「金品をタダでもらった人」が申告するんです。 申告期限は、所得税の確定申告と同じなので、去年たくさん何かをもらった方は忘れずに申告してくださいね。 で、本題に入ります。 贈与税の「非課税」についてです。 教育資金は、元々非課税なんです。 大学生をもつ親御さんって、普通に110万円以上…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、「不動産賃貸の確定申告」について書きます。 アパート経営している人いらっしゃいますかね? アパート貸したら賃貸料貰いますよね? その貰った賃料をどのように申告したらいいのか? が今日のテーマです。 これ、規模によって取扱いが異なってきます。 「5棟10室」っていう基準があるんです。 貸家なら5棟以上 アパートなら10室以上 であれば、「事業的規模」に該当するんです。 で、この事業的規模に該当するのとしないのとで違いがあるんです。 事業的規模に該当した方が色々優遇されてます。 例えば、 ① 事業的規模であれば、アパートの建替えとかの取壊し費用は無制限…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 三連休の最終日ですね。 今日はゆっくりしたいところです。 さて、今日は「中小企業の株の評価」について書きます。 へそくりで株式に投資している方とかいらっしゃいますかね? 誰もが知っている会社の株に。 そういった有名な会社の株式は、たいていの場合「上場株式」です。 「東証1部上場」とか言いますよね? 「中小企業の株式」は「上場」はされていません。そういう株式のことを「取引相場のない株式」っていいます。 このブログで何回か「相続税」について取り上げたことがあるんですけどね、この「中小企業の株」も相続税に関係します。 相続が発生(誰かが亡くなった)した場合、その…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 正月休み明けが月曜日からだと1週間が長く感じますよね? その後の連休はありがたいですね。 さて、今日は「自家消費」について書きます。 これも確定申告関連になりますかね。 個人事業主の方、どんな商売をされていますか? 例えば和菓子屋さんの場合で考えてみますね。 お饅頭を仕入れて販売するとしますね。 仕入に係る費用は経費ですね? で、お饅頭を販売したら収入ですね? じゃあ、そのお饅頭、自分のお家で食べちゃったら? このことを「自家消費」っていいます。 じゃあ、1個80円で仕入れて100円で売っているお饅頭をお家で食べたら、どうしたらいいんでしょうか? 80円の…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「保険金に税金がかかる場合」について書きます。 皆さん、大なり小なり「保険」入ってますよね? 生命保険、医療保険、積立型の保険、地震保険、車両保険・・・ 毎月とか、年1回とか保険料を払いますよね? 何事もないに越したことはないですけど、万一の事態が発生したら保険金の給付を受けますよね? これに税金ってかかるんですかね? 結論を先に書きますね。 「ややこしいです。」 答えになっていませんね笑 ケースバイケースでかかったり、かからなかったりします。 で、かかる税金も所得税だったり贈与税だったり相続税だったり色々です。 例えば生命保険の場合ですけどね、妻が…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日も確定申告関連のことを書きます。 テーマは「還付を受けられるかも?」です。 給与所得者向けの記事になります。 給与所得のみの方って、確定申告は普通しませんよね? 会社が「年末調整」をしてくれますからね。 で、年末調整したら、いくらかお金が戻ってきますよね? たまに徴収される方もいますけどね笑 みなさん毎月の給与明細に「所得税」っていっていくらか天引きされているでしょ? あれ、「概算の金額」なんです。 で、12月の最後の給料の支給額が確定したら、1年分の収入が確定するでしょ? その1年分の金額で所得税を正確に計算すると、月々概算で天引きされていた金額の合…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 ここ数日強風が吹き荒れていましたね。 私の住んでいるところの話ですけど笑 夜ジョギングして帰ってきたら髪がオールバックになっていました笑 さて、今日は「副業についての留意点」を書きます。 皆さんは「副業」されていますか? 副業を推奨している会社なんかもあるみたいですね。 では、この「副業」って税金かかるんですかね? 結論を書きますね。 「かかります。」 これは当然ですね。 留意点が色々あるんです。 まず、「所得の種類」について。 「副業」はほとんどの場合、「雑所得」に該当します。 ※「所得の種類」は10種類あって、他の9種類に該当しないものが「雑所得」に分…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 税理士の繁忙期突入です。 今のところ毎日更新を続けていますが、途切れたらごめんなさい。。。 さて、今日は「住宅借入金等特別控除」について書きます。 簡単に言えば、「お金を借りて家を建てたら所得税が減税される」っていう制度です。 今年は10月に消費税率が8%から10%に上がりましたからね、駆け込み需要がありましたね。 消費税については、注文してから実際モノが完成するまでの期間が長い場合には「経過措置」っていうのが設けられていたんです。 「家の注文」も経過措置の対象でした。 なので、2019年の3月までに契約を交わせば、完成が10月以降でも消費税率は8%でよか…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日も確定申告関係のことを書きますね。 テーマは「雑損控除と災害減免法」。 令和元年も色々な自然災害がありましたよね? 関東方面に大きな台風が上陸しましたね。 被災された方々、お見舞い申し上げます。 そのような方々のために所得税を軽減する措置が用意されています。 「雑損控除」と「災害減免法による軽減」です。 まず、雑損控除について。 こっちは「所得税法」の規定です。 控除の対象となる損失の発生原因は、「災害・盗難・横領」に限定されています。 いくら控除できるのか? 次の①と②のうち多い方の金額が控除できます。 ① 損失の金額-(総所得金額の10%) ② 損…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日から仕事始めって方も多いですよね。 眠いですね笑 さて、今日は「医療費控除の特例」について書きます。 「医療費控除」はご存知ですか? 病気とかの治療費が年間10万円を超えたらその超えた分が「医療費控除」っていって所得税を計算するときに所得から控除されて、結果として所得税が少なくて済むんです。 サラリーマンの方とか、お子さんの歯の矯正をして100万円くらいかかった!ってときは源泉徴収票と、その矯正の治療費の領収書を使って確定申告をすれば所得税が戻ってきますよ! 今日の本題は、「特例」の方です。 上の制度、「10万円を超えたら」だから、少しハードルが高いで…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 明日から仕事始めの方も多いでしょうね。 私は今、事務所でブログを書いています。 スタートダッシュ決めますよ! さて、今日は「消費税の確定申告期限は3月31日だけど・・・」について書きます。 個人事業主のお話です。 法人は法人税の申告書も消費税の申告書も決算から2か月ですからね。 そう考えると、個人事業主は少し時間的に余裕がありますね。 所得税は申告期限は3月15日だし。 今年は15日が日曜日だから16日が期限ですね。1日儲かりましたね笑 個人事業主で、消費税の納税義務者の方は、所得税と消費税の申告期限が異なるんです。 とりあえず、15日までに所得税の申告書…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日から仕事始めです。 とはいっても、一人事務所なのでまだ正月気分ですけどね。 さて、今日は「相続時精算課税制度」について書きます。 この、「相続時精算課税制度」っていうのは、「生前贈与」の一種なんですけどね、「生前に財産を贈与するけれども、税金は、実際に相続が発生した時に精算してね」っていう制度なんです。 例えば、お父さんが1億円の財産を持ってたとしますね。 そのうち2000万円を「相続時精算課税制度」を使って贈与した場合、贈与税額は0円なんです。 で、お父さんの財産は8000万円に減りますね? その後、何年かしてお父さんが亡くなった時に財産がそのままの…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 なるべく生活のリズムを崩さないようにしていたんですけど、少し起きるのが遅くなりましたね。 今日は、「確定申告と還付申告」について書きます。 個人事業主の方は毎年「確定申告」をしていると思いますので、「そろそろ準備始めないとな~」って感じですかね。 サラリーマンの方は、通常の場合「年末調整」で完了するんですが、確定申告書を提出することによって所得税が還付される場合があります。 その、「確定申告書を作成した結果、所得税が還付されることになる申告書」を提出することを「還付申告」といいます。 例えば、令和元年に家を建てた、とか、お子さんの歯の矯正の治療費を支払った…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日はゆっくり起きて、今箱根駅伝を見ています。 母校が出場していると応援したくなりますよね。 私の母校は出場していませんけど笑 昨年末、母校(高校)の野球部のOB会納会に初めて参加させていただきました。 先輩、同期、後輩と昔話に花を咲かせてきました。 現在の母校の監督が私の3年時の1年で、名字が同じなんですね。 血縁関係はないんですけど。 ちなみに私の名字は「佐々木」です。だから「さっさん」笑 監督から「監督に就任してから何回も佐々木さんに間違われます。」って言われました。 私も記憶に残る選手だったんですかね。そう思うと少し嬉しいですね。 高校時代のエピソ…
明けましておめでとうございます。 税理士のさっさんです。 昨日の宣言通り、可能な限り更新を続けて行きます。 今年は開業2年目。勝負の年と位置付けて精進します。 皆さんは、初詣には行かれますか? 私は人混みが苦手なので、少し時期をずらして行っています。 「筥崎宮」へ。 常勝軍団、福岡ソフトバンクホークスもキャンプ前に必勝祈願に来られています。 勝運のパワースポットです。 蒙古襲来の際、こちらの神社で祈願したことで神風が吹いたと言われています。 私の税理士試験の勝率も劇的に上昇しました。 私はいつも参拝した後、「必勝守」というお守りを購入しています。 例えば、事業主さんが、事業の成功を祈ってお守り…
明けましておめでとうございます。 税理士のさっさんです。 昨日の宣言通り、可能な限り更新を続けて行きます。 今年は開業2年目。勝負の年と位置付けて精進します。 皆さんは、初詣には行かれますか? 私は人混みが苦手なので、少し時期をずらして行っています。 「筥崎宮」へ。 常勝軍団、福岡ソフトバンクホークスもキャンプ前に必勝祈願に来られています。 勝運のパワースポットです。 蒙古襲来の際、こちらの神社で祈願したことで神風が吹いたと言われています。 私の税理士試験の勝率も劇的に上昇しました。 私はいつも参拝した後、「必勝守」というお守りを購入しています。 例えば、事業主さんが、事業の成功を祈ってお守り…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 令和元年も今日で終わりですね。 12月2日にブログを開始したんですが、今日まで毎日更新を継続することができました。 これからも可能な限り更新していきます。 さて、今日のテーマは「書面添付」です。 ん?「書面添付」って何?? 昨日の「企業防衛」と同じパターンです笑 事業を行っている人は、個人事業主なら所得税の、法人なら法人税の確定申告書を税務署に提出しなければなりません。 その申告書の作成の代行を行うのが我々税理士の仕事の一つです。 で、その申告書に「書面を添付することができる」っていう制度があるんです。 どんな書面なのか? 簡単に言うと、「申告書の作成プロ…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「企業防衛」について書きます。 ん??「企業防衛」って何??って感じですよね。 例えば、家を購入している方は住宅ローン組みますよね? 住宅ローンを組む時って、「将来の収入」を見越して組みますね? では、「不測の事態」が発生したらどうします? ローン組む時に「団体信用保険」ってのに入っておけば、亡くなった場合はチャラになりますね。 では、脳梗塞になって、一命は取り留めたけど、働けなくなった場合とかはどうですかね? ローン返せなくなっちゃいますよね? そしたら最悪の場合、家を手放さないといけなくなりますね? 上記の例で言えば「重大疾病に罹患したときに下り…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 さて、今日は昨日に引き続き「確定申告 まとめ」について書きます。 12月11日の記事 消費税って納めるの? 消費税の納税義務がいつ発生するのかを書いています。 開業初年度の個人事業主は納税義務はありませんよ~ 12月16日の記事 棚卸ってどうやるの? 棚卸しないといけないもの、棚卸の方法なんかを書いています。 棚卸してから年を越してくださいね! 12月20日の記事 補助金 助成金 そして一時所得 補助金とか助成金を受け取った場合の税務上の取り扱いについて書いています。 少し横道にそれて一時所得についても書いています。 50万円が境界線です。 12月23日の…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今年は暦がいい感じなので巷は9連休らしいですね。 私はチャリで通えるところに事務所を構えましたので正月もちょいちょい仕事しそうです。 今日からお休みという方も多いでしょうね。 1年間お疲れさまでした! ゆっくり休んで英気を養ってください。 このブログは休まず読んでくださいね笑 さて、今日は今まで「確定申告」をテーマにして書いた記事のまとめをします。 「さわり」だけ書きますので、興味のあるものは過去の記事をご参照ください。 12月3日の記事 短期前払費用 1年分の費用をどーんと前払いしちゃえば、その支払った金額をその支払った日の経費にしていいですよ!っていう…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今年は暦がいい感じなので巷は9連休らしいですね。 私はチャリで通えるところに事務所を構えましたので正月もちょいちょい仕事しそうです。 今日からお休みという方も多いでしょうね。 1年間お疲れさまでした! ゆっくり休んで英気を養ってください。 このブログは休まず読んでくださいね笑 さて、今日は今まで「確定申告」をテーマにして書いた記事のまとめをします。 「さわり」だけ書きますので、興味のあるものは過去の記事をご参照ください。 12月3日の記事 短期前払費用 1年分の費用をどーんと前払いしちゃえば、その支払った金額をその支払った日の経費にしていいですよ!っていう…
おはようございます。 税理士のさっさんです。 昨日遅い出勤しましたので今日は早めに笑 私も今年から「個人事業主」になりましたからね、確定申告の準備もしないといけません。 さて、今日は「減価償却資産の分け方」について書きます。 「減価償却資産」っていうのは、「使っていくほどに価値が減っていく資産」のことなんですけどね、税法上は、「10万円以上のもの」が「資産」とされています。 10万円未満のものは「消耗品費」みたいな勘定科目で経費にできます。 余談ですけどね、「勘定科目」ってどんな名称でもいいですからね。 聞いた話では、伝統のある会社はガソリン代を「馬借費」って科目使っているとか。 昔、馬で物を…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今年もあと5日ですね。 「終わりよければすべてよし。」って言いますからね。 最後の締めを頑張りましょうかね。 さて、今日は「領収書の日付に注意!」について書きます。 個人事業主の方は、12月末日が「締め」になりますね? 12月決算法人もですね? 普段、経費の精算をするときって、どうされていますか? とりあえず立て替えといて、領収書が溜まってきたら経理担当者に精算書に領収書添付して提出して、立て替えていた現金を受け取る。 みたいな感じですかね? 「1月1日の領収書を今日精算した。」・・・まあ、問題ないです。 年(事業年度)が同じですからね。 「12月28日の…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 忘年会シーズンも終わり、後は年を越すのみですね。 私はもう1回忘年会がありますけど。。。 「忘年会スルー」って話題になりましたね。 近頃の若い奴は・・・なんて言ってますけどね、言い分聞いてたら、「分かる、分かる」って思いますけどね。 税理士なんて組織になじむ人は少数派ですからね。(あくまで個人的見解です。) 少し気になったのは、「会費払ってまで気を使いたくない。」って部分。 「会費?」払うの?? 会社が持ちましょうよ~って思いましたけどね。 そこで、今日のテーマは「現物給与?福利厚生費?」です。 会社勤めの方、毎月「給料」たまに「賞与」貰いますよね? 「給…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日はクリスマスイブですね。 眠る前にサンタさんにお願いしたら、明日何か届いてるかもしれませんね。 今日のテーマは、「プレゼント 贈与税?」です。 クリスマスとか、誕生日とか、プレゼントを貰うことがありますよね? これって贈与税かかるんですかね? 結論を先に書きますね。 「110万円を超えたらかかる(場合もある)」 です。 「贈与」の定義なんですけどね、簡単に言えば「無償で何かをあげること」なんですね。 「クリスマスプレゼント」や「誕生日プレゼント」って「無償」ですよね? だから「贈与」に該当するんです。 では、贈与税を払わないといけないのか? ここで結論…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は確定申告関係のことを書きます。 タイトル長めです笑 「青色」の個人事業主の方の商売を身内の方が手伝うケースってよくあると思います。 その手伝っている方で、下に書いた条件を満たす方を「青色事業専従者」って言います。 この「青色事業専従者」に対して給料を支払った場合、その金額を必要経費にしていいんです。 その場合には税務署に届出をする必要があります。 「青色事業専従者給与に関する届出書」を。 開業後2か月以内、又は「専従」することとなった日から2月以内に提出する必要があります。この届出書に毎月いくら給料を支払うのか、賞与はいつ、いくら支払うのかを記載しま…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は全国的に雨模様みたいですね。 重馬場に強い馬は・・・ さらに難しくなりますね。 さて、今日は「アパート経営で節税? 相続税編②」について書きます。 前回書ききれなかった、「小規模宅地等」についてです。 「小規模宅地等」って何ですかね? 最後に「等」ってあるでしょ? 「小規模宅地」に該当するものは4つ。 ① 特定事業用宅地等 ② 特定同族会社事業用宅地等 ③ 特定居住用宅地等 ④ 貸付事業用宅地等 です。 ①は、被相続人(亡くなった人)が商売で使っていた土地 ②は、被相続人が出資して経営していた会社が使っていた土地 ③は、被相続人が住んでいた土地 ④は…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 あっという間に令和元年が終わりそうですね。 今年は色々なことがありました。。。 サラリーマン生活にピリオドを打って開業しましたからね。 今日のテーマは「創業 資金調達」です。 私のつい最近の体験談を含めて書きます。 今開業を目指している方、開業した後のことを考えるとワクワクしません? 僕もものすごくワクワクしていました。 一方で、現実的な部分を考えるとちょっと不安になったりもしますよね。 現実的な部分・・・「お金」ですね。 なかなか潤沢な自己資金を準備して独立開業する人っていないと思います。 毎月入る給料も絶たれるなら生活費もどうしようかとか・・・ で、独…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「個人が補助金 助成金を受け取った場合」について書きます。 個人で事業を始める場合、色々と初期費用にお金がかかりますよね? そんな時、国とか地方公共団体から補助金や助成金をもらえたら助かりますよね。 ありがたく補助金や助成金を受け取った場合、税務の取扱いはどうなるのでしょうか? 結論を先に書きますね。 「個人事業に関係のあるものなら事業所得」 「個人事業に関係のないものなら一時所得」 になります。 例えば「創業補助金」みたいなものがあって、初期費用の半分補助しますよ。みたいな条件だったとします。 で、200万円初期費用がかかったので100万円補助金を…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 サラリーマンの方は冬のボーナスが出て、今年最後の給料を残すのみとなりましたね。 最後の給料には「年末調整」って項目があって、たいていの方はちょっとしたお小遣いをもらえますよね。 そこの部分だけ現金支給する会社なんかもありますね。 「年末調整」って、サラリーマンの方の「確定申告」に相当するものなんですけどね、今回の税制改正大綱で1つ改正がありました。 「寡婦控除」についてです。 「寡婦」とは、「夫と死別し、又は離婚した女性」のことを言います。 この「寡婦」に該当すると、所得税を計算する上で控除が受けられるんです。 27万円か、35万円。 35万円の方は、「特…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 10月3日に開業して2か月半が過ぎました。 開業祝いにいただいた胡蝶蘭、まだ咲いているんですよね。 贈ってくださった方々、ありがとうございます! 2度咲きにも挑戦してみます。 さて、今日は「海外不動産節税の終焉?」について書きます。 先日、「アパート経営で節税? 所得税編」というタイトルで記事を書きました。 その内容と遠からず・・・って内容なんですけどね。 節税のスキームは前回紹介した内容と同じなんです。 それが「海外の不動産」だとダメよ!ってなったんです。 12月12日に「税制改正大綱」ってのが出たんですよ。そこで。 なぜ、海外不動産だけダメになったんで…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 前々回、「アパート経営で節税? 所得税編」を書きました。 今日は「相続税編」を書きます。 「相続税編」は話が長くなりそうなので、とりあえず「①」とします。 「アパートを建てると相続対策になりますよ!」って聞いたことありません? ホントですかね? 先に結論書きますね。 「『とりあえず』相続税は安くなります。」 具体的な金額で検証しますね。 今回は2パターンを比較しますね。 パターン1 ~前提条件~ ① 母75歳 子50歳 相続人は子1人のみ ② 母は現金1億円を所有し他に財産や借金はない ~計 算~ ① 財産を計算します。現金のみ。1億円ですね。 ② 債務を…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、仕事に絡めて実家に帰省中です。 さて、今日は「棚卸」について書きます。 開業1年目の方、初体験ですね。 「棚卸」っていうのは「在庫チェック」のことをいいます。 よく、「決算在庫一掃セール」みたいな広告見ません?? 在庫がたくさんあると数えるのが面倒だからでしょうね笑 商売やってたら、「在庫」って必ず抱えますよね? 私みたいな税理士業でも抱えますよ。 販促用に作ったボールペンでしょ、切手でしょ、他にも何かあったかな・・・ 「棚卸」しないといけないのは「売物」だけじゃないんですよね。 事務用品とかも原則的には棚卸しないといけません。売物以外の物は「貯蔵…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は、「アパート経営をしたら節税になるのか?」について書きます。 「節税になりますよ!」的な宣伝広告ってよく見かけますよね。 なぜ節税になるんですかね? 例えば、会社経営者で給与が年間1200万円の方がいたとします。 この方がアパート経営を始めた場合、「給与所得」ってものに「不動産所得」ってものが加わるんです。そうなると、この方は確定申告をすることになります。 確定申告をするときは、「給与所得」と「不動産所得」を合計するんです。これを「損益通算」といいます。 「だったら所得が増えるんじゃないの??」って思いますよね? たいていの場合、最初のころは「不動産…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「源泉徴収義務者」について書きます。 「源泉徴収義務者」って誰のことですかね? サラリーマンの方は年末に「源泉徴収票」って会社 からもらうでしょ? その中に「源泉徴収税額」って欄があって、金額が 入ってますよね? その金額が、「会社から徴収された源泉(所得税)」 なんです。毎月の給料から天引きされて、年末調整で いくらか戻ってきて・・・の結果の金額です。 なので、この場合では、勤務先の会社が「源泉徴収 義務者」になります。 では、なぜその勤務先の会社は「源泉徴収義務者」 にならないといけないのでしょうか? 所得税法の規定で、原則として法人・個人を問わ…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 「税理士」ってどうやったらなれるんですかね? ① 試験に合格すること ② 大学院で修士か博士を授与されること ③ 国税に23年従事すること ④ 弁護士であること ⑤ 公認会計士であること ざっとこんな感じですかね。 税理士試験は、科目ごとに試験があって、5科目合格したら税理士資格を取得できます。 科目は何でもいいわけではなくて、「簿記論」と「財務諸表論」っていう会計系の科目は必須で、「法人税法」と「所得税法」はどちらか1科目に合格することが必須です。 1度合格すればそれは永遠に有効なんです。 4科目目を合格したら「官報リーチ」なんて言いますね。 5科目目に…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は税金のことから離れて社会保険の「健康保険」について書きます。 これも開業1年目の個人事業主の方向けですかね。 私は今年の7月31日に勤務していた税理士事務所を退職しました。 その後準備期間を2か月ほど設けて、10月3日に開業しました。 10月3日は私の誕生日です。 サラリーマン時代の社会保険料って、給料から天引きされていますよね? あの社会保険料、「健康保険」ってのと「年金」があります。40歳になると「介護」ってやつも加わります。 退職したらどうなるのでしょうか? 方法は2つ。 ① 「任意継続」するか、 ② 「国民健康保険」に切り替えるか ※ もう一…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今年開業された個人事業主の方、年が明けたら初確定 申告ですね。 色々分からないことが多いと思います。 今日は、開業1年目の方向けの記事を書きます。 テーマは「消費税」。 今年の売上の状況はいかがですか? 「売上」が発生した時、消費税をオンしますよね? 10%か8%。もし売上1000万円の10%なら 100万円。 そのオンした消費税って国に納めなくていいんでしょ うか? 「1年目は納めなくていいんです。」 「2年目から納める人もいます。」 消費税法では「基準期間」と「特定期間」って期間が あります。 「基準期間」は2年前の1月1日から12月31日ま での期間…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「ふるさと納税」について書きます。 この制度、もうかなり浸透していますよね。 浸透しすぎて返礼品が高すぎるってことで制限がかかりましたね。 この制度では、ふるさと納税をする方の所得に応じて「自己負担額が2,000円ですむ上限額」が決まります。 色々なサイトでシミュレーションができる機能がありますよね。 そのシミュレーションで大体の金額は把握できると思いますが、「ギリギリまでふるさと納税したい!」という方のために計算構造を示します。 ちなみに、この「ふるさと納税」は所得税法上は「寄付金」扱いになります。 (1)所得税からの控除・・・(寄付金額-2,00…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今週の金曜日は税理士試験の合格発表ですね。 私も昨年まで受験生でしたので、受験生の現在の心境は痛いほど 分かります。 受験生の皆様、良い結果が出ることをお祈りしております。 さて、今日は「減価償却」について書きます。 12月4日のブログに「自家用車を仕事で使った場合」について 書いたときに減価償却費の計算も入れましたけど、改めて。 「減価償却」って何ですかね? 個人で事業を開始したら、その事業の成績を暦年ごとに「決算書」 にまとめて確定申告をし、所得税を納めなければなりません。 その「決算書」には、その事業で得た収入、その事業のために支 出した費用を載せな…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 忘年会シーズンですね。 私も週3ペースで参加しています。 体調管理には気を付けたいところです。 さて、今日は個人事業主の「開業費」について書きます。 起業しよう!って思い立った方、まず、何をしますか? ・どんな商売始めようか ・どこに事務所や店舗を構えようか ・その場所の立地ってどうなのか市場調査してみよう ・この場所いいな、すぐ借り手つきそうだから借りちゃえ! ・去年起業した先輩に教えてもらおうか・・・菓子折りでも 買って行くか。。。 色々考えてそして行動しますよね。 色々行動するとお金もかかりますね。。。 こういった準備段階でかかるものが「開業費」です…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は「小規模企業共済」について書きます。 この「小規模企業共済」は国の機関である「中小機構」が運営する 制度で、小規模企業の経営者・役員、個人事業主のための積立によ る退職金制度です。 この制度のメリットは大きく3つ。 ① 掛金が所得控除できる。 個人事業主の方は確定申告書を作成するとき、まず決算書を完成 させてから申告書の作成に移りますよね? その時に、「所得金額」の下に「所得から差し引かれる金額」と いう欄があります。 その中の⑪欄に「小規模企業共済等掛金控除」という欄がありま す。ここにその年中に納付した掛金を記入することにより所得から 納付した掛…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 今日は確定申告書の「色」による違いについて書きます。 確定申告書を提出する場合の「色」。2種類あるのをご存知でしょうか? 「青色」と「白色」です。 どう違うのか? 「青色」は、「白色」に比べて記帳に手間がかかりますがその分税制上の 特典を受けられます。 では、どのような特典があるのでしょうか? ① 家事関連費の取扱い(昨日の記事の続きです。) 昨日の記事で、家事関連費のうち必要経費に算入できる金額は「青色」 と「白色」で異なると書きました。その理由は「所得税法施行令96条 の2項」の記載があるためです。 ※96条の条文は前日の記事をご参照ください。 この「…
こんにちは。 税理士のさっさんです。 昨日の予告通り、今日は「家事関連費」について書きます。 個人事業主が事業を遂行する上で、様々な支出がありますよね。 完全に仕事のためにのみ支出するものは、「必要経費」になりますね。 では、「仕事でも使用するし、プライベートでも使用するものの支出」はどう 扱えばいいのでしょうか? これを「家事関連費」といいます。税法の条文はこんな感じ・・・ (家事関連費等の必要経費不算入等)←所得税法 第四十五条 居住者が支出し又は納付する次に掲げるものの額は、その者の不 動産所得の金額、事業所得の金額、山林所得の金額又は雑所得の金 額の計算上、必要経費に算入しない。 一 …
こんにちは。 税理士のさっさんです。 開業したての時ってお金があまりありませんよね。。。 営業車を買いたいけれど、軌道に乗るまでは自家用車で仕事しよう!って考えている方も多いと思います。 その場合の必要経費ってどうやって算出するのでしょうか? 仕事のために要したガソリン代や出先の駐車場代などは、もちろん必要経費ですよね。 問題は減価償却費。 計算の手順は以下の通りです。 ① 買った時の契約書、領収書等を頑張って探し出す。 ② 営業車として使用する前の自家用車としてのみ使用していた期間の減価償却費を算 定する ③ ①-②=未償却残額といいます。①>②ならば減価償却費が計上できます。 では、具体的…
こんにちは! 税理士のさっさんです。 昨日のブログで、「今年は稼いだな~」って感じている方は年内に動くべし、と書きました。 国税庁が出している「短期前払費用」という通達をご存知ですか? 前払費用(一定の契約に基づき継続的に役務の提供を受けるために支出した費用のうちその年12月31日においてまだ提供を受けていない役務に対応するものをいう。以下この項において同じ。)の額はその年分の必要経費に算入されないのであるが、その者が、前払費用の額でその支払った日から1年以内に提供を受ける役務に係るものを支払った場合において、その支払った額に相当する金額を継続してその支払った日の属する年分の必要経費に算入して…
こんにちは。税理士のさっさんです。 令和元年ももうすぐ終わりますね。 今年は私にとって変化の年でした。 勤めていた税理士事務所を退職したこと 独立開業したこと 現在も期待と不安の中を彷徨っています。。。 毎年、確定申告の時期になると開催される税務相談、私が住む地域で も区役所や税務署で開催されています。もちろん無料。 この税務相談は、その地域の税理士が派遣され相談に乗ります。 今日は税務相談に何日入ることができるかの報告をする締切日でした。 ゼロからの開業である私にとってはありがたいお話で、目一杯出勤す る旨を記載して提出しました。 ひと際大柄な税理士がいたら、それは恐らく私です笑 みなさん、…
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