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  • 躁うつ病治療薬⑫:トレドミン

    抗うつ薬のSNRI、続いてはトレドミン(ミルナシプラン)です。 ◆ポイント◆ ①副作用は比較的少ないと言われている。 ②悪心、嘔吐等の副作用が多い。 ③尿閉(前立腺疾患等)のある患者は禁忌である。 ①副作用は比較的少ないと言われている。 トレドミンは日本で初めてのSNRIとして開発された薬です。Tolerance is dominant(忍容性が優れている)という意味からトレドミンの名称がつけられたとのことで、効果もサインバルタに比べてマイルドで副作用も比較的少ないと言われています。 ②悪心、嘔吐等の副作用が多い。 ①で副作用は比較的少ないと述べましたが、副作用の中でも悪心や嘔吐等の副作用は比…

  • 躁うつ病治療薬⑪:サインバルタ

    抗うつ薬、今回からはSNRIについて触れていきます。 まずはサインバルタ(デュロキセチン)から。 ◆ポイント◆ ①セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込みを阻害する。 ②うつ病には通常、成人には 1 日 1回朝食後に40mgを経口投与する。 ③いくつかの疾患に伴う疼痛に適応がある。 ①セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込みを阻害する。 SNRIは選択的セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬と呼ばれ、セロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害することにより抗うつ効果を示します。抗うつ効果は他の系統の抗うつ薬に比べて早いと言われております。 ②うつ病には通常、成人には 1 日1回朝食…

  • 躁うつ病治療薬⑩:レクサプロ

    抗うつ薬、SSRI、最後はレクサプロ(エスシタロプラム)です。 ◆ポイント◆ ①1日1回服用である。 ②社会不安障害にも適応がある。 ③12歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討する。 ①1日1回服用である。 レクサプロは、通常、成人には10mgを1日1回夕食後に服用します。年齢・症状により適宜増減しますが、 増量は1週間以上の間隔をあけて行い、1日最高用量は20mgを超えないようにします。 ②社会不安障害にも適応がある。 レクサプロは、うつ病・うつ状態以外にも社会不安障害にも効能効果があります。社会不安障害の診断は、DSM等の適切な診断基準に基づき慎重に実施し、基準を満た…

  • 躁うつ病治療薬⑨:ジェイゾロフト

    抗うつ薬、SSRI、続いてはジェイゾロフト(セルトラリン)です。 ◆ポイント◆ ①1日25mgから開始し、1日100 mgまで漸増し1日1回経口投与。 ②パニック障害、PTSDにも適応がある。 ③CYP阻害は比較的少ない。 ①1日25mgから開始し、1日100 mgまで漸増し1日1回経口投与。 ジェイゾロフトは、1日25mgを初期用量とし、1日100 mgまで漸増し、1日1回経口投与します。飲み始めの副作用を防止するために、初期用量は少なく設定してあります。 ②パニック障害、PTSDにも適応がある。 ジェイゾロフトは、うつ病・うつ状態以外にも、パニック障害やPTSDにも適応があります。ただ、パ…

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