「バブル期に実家に帰った時に親父が珍しく上機嫌で、「10万円あったら、お前どうする?」って、いきなり質問してき…
「わいせつ教員」が何故増えるのか / 不登校、いじめ、わいせつ教員――すべて根は同じ
「わいせつ教員が増えています」 「昨年は、処分された人が273人です。統計の数字を見ると、基本的に右上がりに増えています」 「教員による生徒へのわいせつ事件は新聞やネットで報道されますが、毎日のようにあるという感じになっています」 「こうい
米中の間で揺れ動く「小舟」 / 相手の本音を見極め、大局観をもって素早く行動されたし
「バイデン氏が正式にアメリカ大統領に就任しましたが、どのように見ておられますか」 「共和党政権から、民主党政権に変わったわけですが、根本的な政策の部分において大きな変更は今のところないようなので、少しホッとしています」 「心配していたのです
資本主義経済に対する誤解と偏見を解く / 「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」ことは資本主義社会でできる
「中核派のことを2紙が結構大きく扱っていますので、これを話題にしましょう」 「ちなみに、2紙というのは?」 「面白いことに『産経』と『東京』ですね。主な内容は、最高指導者の清水議長(83)が約半世紀ぶりに姿を現して記者会見をしたということで
「手続き的知識」の獲得を家庭教育の中に位置付ける / 「手続き的知識」が顧みられなくなった時代
「心理学の用語に、宣言的知識と手続き的知識というのがあります」 「知識にも2つの種類があるのですか?」 「その違いを簡単に言うと、頭を使って得る知識(宣言的知識)と体を使って得た知識(手続き的知識)の違いということなのです」 「宣言なんて言
ICT教育と「教科担任制」の導入について / わいせつ教員対策にもなる――「2人担任制」の導入を
「小学校の5・6年生に教科担任制を導入するようです」 「まだ、決定ではありませんよ。中央教育審議会の答申が出て、それを文科大臣に提出したという段階です」 「ただ、どうせその方向で動き始めるのでしょ。これについて、どう思われますか?」 「私の
SDGsが言う「質の高い教育」とは / 戦後の教員養成は、教える技術者だけを養成してきた
「最近は、何かというとSDGsという言葉が出てきますね」 「こういうものに日本人は飛びつきやすいですよね」 「特に、今回は3拍子揃っていますからね」 「何ですか? 3拍子って?」 「国連への忖度、横文字忖度、最後は、こういう目標を掲げるのが
不登校の増加の最大の原因は、教員養成の無策にあり / わいせつ事件増加に象徴される教員の質の低下
「かつての時代は登校拒否と言っていたのですが、近年は不登校と言っています。統計的に一番多い学年は、どこか分かりますか?」 「小学校よりも中学校だということが経験的に分かりますが、中一プロブレムという言葉があるし、友人関係、勉強面でつまづきや
尖閣諸島は日米、台湾の生命線 / 尖閣は「命を救う島」(『尖閣諸島10の物語』より)
「中国共産党が留まるところを知らないという感じになっています」 「また、何かあったのですか?」 「『産経』の記事によりますと、中国の立法機関は『海上警備を担う中国海警局に武器使用を認める権限を定めた海警法草案を可決、同法は成立した。2月1日
「地域創生」のためには地方分権がすべての面に於いて必要 / 「人口増加」社会は沖縄県に見本あり
「日本経済新聞社の主催で、『地方創生フォーラム』というのを昨年(12/10)開催しているのですね」 「少し前になりますね。何で知ったのですか?」 「今日の『日経』(1.22日付)に当日のことが見開き2ページで報道されていましたので、それで分
地域再生の「核」に大学を位置付ける / リカレント教育やリスキリングも視野に入れて
「大学共通テストでマスクのことで注意をされた受験生のことを知っていますか?」 「最終的に失格になったということですよね。それが……」 「その受験生は、49歳だったということ、知っていましたか?」 「いえ、年齢のことまでは、……。テレビでは言
地域の教育力がなくなれば、人口は減る / 夕張と沖縄、実際のデータで確かめる
「人口減少社会という言葉が、日本で定着している感がありますが、日本の総人口が減少に転じたのは何年か分かりますか、というか知っていますか?」 「えっ、いきなり言われても分からないのですが、14,5年前位からでしょうか?」 「実は正解を言うと、
小学校廃校をすればする程、地域は廃れ、人はいなくなる / 人を地域に繋ぎ留めるものは、文化と教育と人の和
「群盲象を評す、という言葉を知っていますか?」 「ええ、一応、およその意味は。目の不自由な人が、みんなで象さんを触った後で、象とはどういう動物だったのかということで、意見を言い合うという話ですよね」 「そうです。全体像が分からず、1部分だけ
財政赤字危険水域の時こそ、国家のアイデンティティ確立が必要 / 教育と文化の復興に尽力されたし
「コロナ禍で大変なのは分かるのですが、少し気になることがあります」 「何でしょうか?」 「給付金を配ったり、協力金を配ったりしていますよね」 「そういうことを含めて、2020年度の一般会計は2度にわたる補正予算を含めて、160兆円に膨れ上が
日韓関係をニーチェから学ぶ / 隣国とは、「善」と「悪」が反対になる
「ニーチェという人を知っていますか?」 「確か、哲学者ですよね」 「ピンポンパンツです」 「少し、下品ですよ」 「高尚な話をするので、最初に落としておく必要があるのです」 「意味が分からないのですけど……」 「彼はフランスの実存主義哲学者で
「昨日のブログを読んで、副業に興味をもちました」 「昨日と言うことが違っていますよ」 「それが私の良い所なんです。それでふとその後に思ったのですが、私も珠算の2級をもっているのですが、それって使えますかね?」 「私は珠算の世界は分かりません
「副業時代と言われています。副業に興味を持っていますか」 「だって、ウチの会社は副業を認めていないのです」 「そこをまず突破する必要がありますね」 「突破しても、私はアルバイトをするつもりはありません」 「アルバイトか。コンビニのアルバイト
日本共産党は党名変更をして、共産主義を放棄されたし / マルクスの見た「風景」と現代は違う
目次 1 すべての過ちは、経済学が未来予測能力を持っていると思ったところから起きている2 経済は「生き物」のように「成長」する3 日本共産党は党名変更により、共産主義を放棄されたし 目次 すべての過ちは、経済学が未来予測能力を持ってい
鎮魂 半藤一利氏 / あらためて『昭和史』(1925-1945)を紐解く
「半藤一利さんが亡くなられましたね。ご冥福をお祈りしたいと思います」 「おいくつだったのですか?」 「90歳ですね。自宅で亡くなられていますので、大往生だと思います」 「奥様が夏目漱石の孫にあたる方だそうです」 「えっ、そうなんですか。随分
学校教育のデジタル化について―― 端末機は万能薬ではない / 計画的に進めなければ、成果は上がらない
「全ての小中学生に1人1台のパソコンを整備するという計画を知っていますか?」 「確か、GIGAスクール構想と名付けられた計画でしょ」 「ところで、GIGAというのは、ギガバイトからきているのですか?」 「結構、そう思っている人が多いのですが
マルクスの『資本論』は賞味期限切れ / 人間の知的活動が価値を産み出す
「マルクスに対する忖度は一向に衰える気配がありません。アダム・スミス、ケインズ、リカード、最近ではフリードマンがいますが、彼らの著作が形を変えて出版されたという話は聞かないでしょ」 「マルクスの場合は、いろいろなものが出ているということです
「激動期」は大局的な流れを掴み、素早く動いた者が運をつかむ / 人材開発、研究開発に力を入れる企業が生き残る
「昨日のブログは高齢者の働き方が今後は変わるだろうという話でした」 「高齢者の定義も変わるのではないかと思っています」 「定年とか、生産年齢人口という言葉もやがてなくなるだろう、ということを昨日はおっしゃっていましたよね」 「変化が激しい時
70歳定年制時代から定年消滅時代へ / エイジフリー社会の到来
「この2021年は、高齢者の働き方が変わる境目の年になると思います」 「高齢者だから、65歳以上ですよね。何か、制度が変わるのですか?」 「今年の4月から、企業は従業員が70歳まで働けるような措置をとる義務を負うのです」 「私の勤務先の会社
天才数学者・岡潔の教育観に学ぶ / 「情緒」を育む教育と天才教育の必要性を説く
「岡潔(おかきよし)という人を知っていますか?」 「いえ、御免なさい。知りません」 「世界的に有名な数学者なのです」 「殆ど、名前は知られていないような気がしますが?」 「私は、この人はギフテッドだったのではと思っています。というのは、外国
明治憲法の曲解は、戦前から始まった / 天皇主権説と国家法人説
「1月7日は、どういう日か知っていますか?」 「始業式の日です」 「あのね、自治体によっては違うでしょ」 「あっ、そうですね。松の内ですか?」 「松の内も地方によって違ったりします。昭和天皇が崩御された日です。1989年1月7日に崩御された
『天皇の国史』(竹田恒泰) ―― 「日本は天皇の知らす国である」/ 「日本人の日本人による日本人のための歴史」
「『天皇の国史』という本をあなたに読んで欲しいと思って持ってきました」 「随分と分厚い本ですね。高かったでしょ」 「1800円ですね。だけど、2020年8月に発売されたのですが、現在8刷ですからね、売れ行き好評みたいです」 「著者は竹田恒泰
ギフテッド教育について / 人材育成を国家戦略の中に位置付ける必要あり
「ギフテッドという言葉を知っていますか?」 「何かで聞いたことがあります。何でしたっけ?」 「前にNHKの『クローズアップ現代』(2019.8.28放送)で、そのことが放送されて、結構反響があったのですがね」 「それで思い出しました。天から能力をプレゼントされた人ですよね」 「アインシュタイン、ビル・ゲイツ、フェイスブックを創設したマーク・ザッカーバーグ。彼らは皆、ギフテッドといわれています」 「
真の「男女平等社会」の実現のために / 形式的に世界と比べるのではなく、個別具体的に考えるべきこと
「政府は第五次男女共同参画基本計画で、指導的地位に占める女性割合を3割に引き上げる目標達成時期を先送りしましたが、どう思われますか」 「マスコミの論調を見ると批判的ですが、日本はもともと欧米とは出発点が違うので、そこを抜きにして無理な数値目標を提示してしまったと思っています」 「『出発点が違う』というのは、どういうことですか?」 「そもそも男女の役割の捉え方が農耕民族と狩猟民族とでは違います。武士
AI・IT人材―—世界的争奪戦に突入 / 官民一体で人材育成の計画を
「昨日、高校2年生の従妹さんの進路の話をしましたよね」 「ええ、昨日のアドバイスを含めて、本人にメールしました。どうぞよろしく、と言っていました」 「それでね、あの後いろいろ思うことがあって、文系と言っていたので話をしなかったのですが、これからの時代を考えると情報関係の学部はどうかなと思ってね」 「それは何か理由があるのですか?」 「21世紀はデータの時代ですからね。将来、どの職種に行ったとしても
「学歴社会」終焉の時代――「ブランド」に頼る時代は終わる / 新しい大学の在り方を模索する時代
「年が明けて、大学入試シーズンになりました。高校2年生の私のいとこですが、進路が定まらず少し困っていると年末に相談を受けたのですが、話を聞いてもらえますか」 「まあ、よくある悩みです。私の経験から言うと、結構真面目な女子学生に多い悩みです」 「実は、そうなんです。一応、文系ということだけ決まっているのですが、そこから先が何も決まっていないと言っているのです」 「なして、その理由は?」 「急に方言使
『東大出てもバカはバカ』(豊田有恒著) ―—「バカ」の意味と原因を探りながら、現代の教育の問題点を探る
「アフリカのある国の諺だそうですが、『子どもを一人育てるためには、一つの村が必要』という諺を知っていますか?」 「いえ、初めて聞きました。多くの人が関わらなければいけないということでしょうか?」 「半分合っていますが、半分間違っています」 「どこが間違っているのでしょうか?」 「ニュアンスの違いなんですが、一人の人間として育てるためには、多くの人たちとのコミュニケーションの輪の中に入れて育てる必要
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「バブル期に実家に帰った時に親父が珍しく上機嫌で、「10万円あったら、お前どうする?」って、いきなり質問してき…
「『失われた30年』という言葉をたまに聞きますが、あれはどういう意味ですか?」 「1990年代初頭のバブル崩壊…
「最近はよく眠れていますか?」 「ダメですね。ぐっすり眠った感がありません。私は8時間は絶対に必要な人なんです…
「昨日(6/25)、森友学園問題について、NHKクローズアップ現代で取り上げていました」 「その番組を私は見ま…
「トランプ大統領がSNSにイスラエルとイランが停戦合意したと発表しました」 「えっ、そうなんですか?」 「まだ…
「日本と韓国が国交正常化に向けた条約を調印してから今年が60年目の節目にあたります」 「ということは、1965…
「今日(6/19)の『あんぱん』も結構ショッキングな内容だったですね」 「どうしてリン君は岩男をピストルで撃っ…
「保守とは何かということで、この間話をしてきましたが、今日で一旦区切りをつけたいと思っています」 「まだまだ言…
「NHKの朝ドラ『あんぱん』見てますよね」 「木曜日の放送でしたっけ。崇(たかし)と弟の千尋(ちひろ)が料理屋…
「百田尚樹氏と有本香氏の共著の『日本保守党』という本があります。この本と百田氏が書かれた『日本国紀』に基づいて…
「分かっているようで分かっていない「保守」について考えていきたいと思います」 「保守本流という言葉をたまに耳に…
「日本保守党という新しい政党があります」 「私の知人で昨年の衆議院選挙で票を入れた人がいます」 「私も実は票を…
「韓国の大統領が決まりましたが、日本のマスコミ報道が抑え気味です」 「何か理由でもあるのですか?」 「どのスタ…
「備蓄米を買いに行ったら売り切れた後だったそうですね」 「備蓄米を取り扱っている近くのスーパーに行ったのですが…
「『財務省の秘密警察』という本が売れているというので、買って読んでみました」 「タイトルが面白いですね。本当に…
「『財務省の秘密警察』という本が売れているというので、買って読んでみました」 「タイトルが面白いですね。本当に…
「大東亜戦争という言葉が、目に付くようになりました」 「私は第二次世界大戦があり、その中の太平洋戦争と習いまし…
「最近はコメ問題がよくニュースになります」 「ついに農相までが交代してしまいましたからね」 「あのタイミングで…
「家で飼っていたアゲハの幼虫が蛹(さなぎ)になって、今日の明け方蝶々になって飛んでいきました」 「去年も、そん…
「ここに来て、インドに対する注目度が高まっています」 「それで、インド?」 「つまらないダジャレを言わないよう…
「昨日は、日本全国新札フィーバーという感じでしたね」 「キャッシュレスの時代なので、必要ないという意見もあった…
「一昨日の日曜日に高円寺(北口)の古本市に行ってきました。どれも1冊100円ということで大勢の客で賑わっていま…
「私、一度で良いから白馬の馬車に乗ってみたいなと思っています」 「天皇陛下と皇后雅子様のイギリス訪問のニュース…
「俯瞰力という話が前回ありましたが、意味的に少し分かりにくいと思いました」 「成る程。英訳を紹介します。英語で…
「出生率が過去最低の1.20に下落したそうですね」 「まあ、ある意味では納得の数字なのかもしれませんね」 「ど…
「ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記との首脳会談が報じられていますけど…」 「北朝鮮としては嬉しいで…
「昨日(6/19)の党首討論を聞いていましたが、なかなか面白かったですよ」 「日曜討論は余り面白くないとおっし…
「会社での飲み会に参加することがありますか?」 「私的なものは殆どありませんが、会社のお偉い方が参加する飲み会…
「前回のブログで朝鮮や中国への対応を問題視しているように思えましたが……」 「日本の軍事ファシズムが朝鮮や中国…
「明治維新史学会というのがあることを、知っていました?」 「いえ、知りませんでした。ただ、明治維新ということで…
「明治維新について前に話題にしましたが、自分なりにあの後、図書館で調べてみました」 「それで、どうでしたか?」…
「明治維新について前に話題にしましたが、自分なりにあの後、図書館で調べてみました」 「それで、どうでしたか?」…
「天安門事件からはや35年だそうです。あなたは小学校に行くか行かないか位だと思いますので、知らないでしょ?」 …
「「『致知』という名前の雑誌を知っていますか?」 「いえ、寡聞(かぶん)にして知りません。週刊誌ですか?」 「…
「パンデミック条約の採択が見送られましたね」 「私の友人が大変なことになるって騒いでいたのです。彼女に聞いても…
「先日、北京で中国とロシアの首脳会談がありましたが、知っていますか?」 「そちらの方は習近平主席が出席したんで…
「日中韓の首脳会談がありましたが、5年ぶりだそうですね。私は、北朝鮮が入っていないことにある種の違和感を持つの…
「週末に暑くなって、週のはじめに天気が崩れるというパターンが続いています」 「先週はついに30℃を全国各地軒並…
「前回は大学の話だったのですが、それで思い出しました。ミネルバ大学って聞いたこと、ありますか?」 「いえ、初め…