猫は、約1万ー5千年前に、猫と人が暮らし始めたと考えられています。古代ローマでは、猫は神聖で聖堂に入れる唯一の動物だったそうです。キプロス島は、先史時代から文明があり、地中海貿易の中継点として栄え、古代ギリシア、古代ローマなど、時代ごとの強大な国家の支配下に置かれ東ローマ帝国に属していましたが、1191年、十字軍に参加した、イングランドの『リチャード1世』に占領され、その後、紆余曲折があり、現在は...
海外14国を放浪し、海外の動物園、水族館で研修後、日本の動物園、水族館に約10年勤務し、イルカ、サメ、ゾウに麻酔したり、治療していました。沖縄、東北の動物病院で勤務後、大阪出身ですが、現在、秋田市で動物病院を開院。色々な情報を書いています。
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(12)-リヒャルト・ゾルゲと石井花子(3)
1961年、『リヒャルト・ゾルゲ』の日本での活躍を題材にした、映画【スパイ・ゾルゲ/真珠湾前夜】が、日仏合作で作成され、公開されました。ヨーロッパにおいて、大きな反響があり、モスクワ国際映画祭に出品が、決まりましたが、ユダヤ系の『ロディオン・マリノフスキー』国防大臣が、試写が終わると、「この映画は嘘だ!『リヒャルト・ゾルゲ』という人物は、わが国には存在しない。そもそも、ソビエト連邦に、スパイはいな...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(11)-リヒャルト・ゾルゲと石井花子(2)
1944年11月7日、ロシア革命記念日の朝、『リヒャルト・ゾルゲ』は、背広姿、『尾崎秀実』は、紋付羽織は、はかま姿で、治安維持法、国防保安法違反により、巣鴨拘置所で、絞首刑に処されました。ちなみに、『リヒャルト・ゾルゲ』は、死刑執行の直前、日本語で、「これは私の最後の言葉です。』と言った後、「ソビエト、赤軍、世界の共産党万歳!」と、言ったそうです。『リヒャルト・ゾルゲ』の遺体は、ドイツ大使館、ソ連...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(10)-尾崎秀実と友人の涙の決断
『尾崎秀実』の裁判が始まりました。裁判長は、第一高等学校、東京帝国大学法学部を通じて、『尾崎秀実』と、同期生で友人だった『高田正』でした。『高田正』裁判長は、「『尾崎秀実』の立場も心境も、十分認めている。だが、その行為を、国法は、許すことが出来ない。命をもって、国民に詫びよ!」と、高校からの友人『尾崎秀実』に、涙を呑んで、死刑判決を、言い渡しました。その後、『高田正』裁判長は、死刑確定した『尾崎秀...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(9)-リヒャルト・ゾルゲと石井花子(1)
『リヒャルト・ゾルゲ』の住む、麻布にある自宅は、2階建ての洋館で、2階の窓から、【特別高等警察】の基地の鳥居坂署が、見えました。そして、スパイ(工作員)ならば、【特別高等警察】が、外国人を、全て監視している事を、知っているので、【特別高等警察】の事を気にして、目立たない様に行動する所、『リヒャルト・ゾルゲ』は、あえて、目立つように、大型のオートバイを乗り回し、美しい女たちを、連れ歩いていたそうです...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(8)-『リヒャルト・ゾルゲ』(1)
『リヒャルト・ゾルゲ』は、『宮城与徳』、『尾崎秀実』と、連絡が取れなくなったことに不安を抱き、次は自分の所に来ると感じて、1941年10月17日の夜、ドイツに避難しようと考え、準備していました。しかし、1941年10月18日朝、『リヒャルト・ゾルゲ』は、自宅で逮捕されました。これに対し、『リヒャルト・ゾルゲ』を、ナチス党員の記者だと信じ込んでいたドイツ大使館は、「私たちは、『リヒャルト・ゾルゲ』が...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(7)-朝日新聞『尾崎秀実』
『宮城与徳』、『北林トモ』の捜査により、『リヒャルト・ゾルゲ』と『尾崎秀実』らが、ソビエト連邦のスパイ(工作員)と判明し、『宮城与徳』の家宅捜査で、数多くの証拠品が、見つかり、【ゾルゲ諜報団】のメンバーも、特定できました。しかし、日本陸軍は、ドイツの駐日大使『オイゲン・オット』の親友『リヒャルト・ゾルゲ』を逮捕すると、ドイツとの関係が悪くなるし、『近衛文麿』内閣総理大臣のブレーンの、元朝日新聞記者...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(6)-沖縄の画家 宮城与徳
1941年10月10日、【特別高等警察】は、沖縄生まれの画家で、アメリカ共産党党員『宮城与徳』を、逮捕しました。【特別高等警察】は、最初に、『リヒャルト・ゾルゲ』らを逮捕すると、政界や国際関係に影響を与えるかもしれないと考え、小物の『北林トモ』や『宮城与徳』を、逮捕したと言われています。そして、『宮城与徳』は、『リヒャルト・ゾルゲ』の自宅には、日本語教師という名目で、元大阪朝日新聞記者『尾崎秀実』...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(5)-北林トモー和歌山にて
【特別高等警察】は、外国人と関係している日本人を、警戒対象としていました。そして、【特別高等警察】は、1930年代より、日本での共産党関係者や、アメリカ共産党の日本人党員の情報を収集し、アメリカ共産党党員『宮城与徳』や『北林トモ』の身辺調査を行っていました。その過程で、【特別高等警察】は、『北林トモ』が、ものすごく怪しいと、考えました。『北林トモ』は、1886年、大阪で生まれ、欧米のファッションや...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(4)
1940年6月27日頃より、日本の秘密警察【特別高等警察】は、怪しい無線電波が、都内から、ソビエト連邦方面に、送信されていることを察知し、本格的に、スパイ(工作員)の内偵を、進めていましたが、発信元を特定できず、また暗号も、解読できませんでした。そして、1941年の夏頃に、日本の秘密警察【特別高等警察】は、『リヒャルト・ゾルゲ』を、怪しいと考え、詳しく身辺調査しましたが、怪しい点を見つけることは、...
日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(3)
【ゾルゲ諜報団】の『尾崎秀実』は、朝日新聞新聞を退社し、1938年7月から1939年1月まで第1次近衛内閣嘱託となったので、日本の軍事情報に関しては、より高度な機密情報が、得られるように、なりました。ヨーロッパで戦争が始まると、『リヒャルト・ゾルゲ』は、ドイツ大使館情報官に任命されたので、ドイツ大使館と【ゾルゲ諜報団】の両方から、日本の軍事情報などが、入手可能となりました。そして、1940年9月2...
「ブログリーダー」を活用して、スナフキンさんをフォローしませんか?
猫は、約1万ー5千年前に、猫と人が暮らし始めたと考えられています。古代ローマでは、猫は神聖で聖堂に入れる唯一の動物だったそうです。キプロス島は、先史時代から文明があり、地中海貿易の中継点として栄え、古代ギリシア、古代ローマなど、時代ごとの強大な国家の支配下に置かれ東ローマ帝国に属していましたが、1191年、十字軍に参加した、イングランドの『リチャード1世』に占領され、その後、紆余曲折があり、現在は...
『一休宗純(一休)』が、大阪の淀川で、舟に乗りました。ちなみに、大阪の淀川と淀川水系の安威川は、自分が、大阪に住んでいた頃、コイ、オイカワ、ギンブナなどを、釣りをしていた思い出深い場所ですが、舟に乗った事はありません。舟にいた地元の山伏が、「御僧は、何宗なん?」と、聞いてきたそうです。『一休』は、「禅宗です。」と答えたそうです。すると、山伏は、「禅宗には、わしらのような法力や奇徳は、ないやろ?」と...
1793年生まれの大阪の浮世絵師、戯作者『暁鐘成(木村明啓)(通称:弥四郎)』は、愛犬家だったので、得意の挿絵入りで、【犬狗養畜伝】を書いたそうです。江戸時代、小動物の飼育、園芸植物の栽培に関しての本は、多数出版されていますが、犬飼育に書かれている本は、現在、確認されている中では、【犬狗養畜伝】だけだそうです。そのため、【犬狗養畜伝】は、当時、大ベストセラーだったそうです。【犬狗養畜伝】には、【ノ...
現在、日本で飼育されている、ほとんどの犬は、フィラリア予防をしています。ちなみに、昔の沖縄や沖永良部島では、風土病として、人のフィラリアが、流行していたそうです。ちなみに、人のフィラリアと動物のフィラリアは、違う種類です。人では、フィラリアに感染した部分が、大きくなるそうですが、沖縄に住んでいた時、沖縄県立博物館で、フィラリアに罹患し、足が肥大している男性の写真を、見た事があります。片足が肥大して...
中国では、古代から【姓(氏)】と【諱(忌み名)】の他に、成人した時から名乗る、公用の名前【字(あざな)】を、使っていて、日本など中国の漢字文化の影響を受けた国々では、中国と同じような風習を受け継いでいたそうです。【妖(あやかし、妖怪)】の本名(【諱(忌み名))が、記された手帳により、【妖(あやかし、妖怪)】を服従させるという、漫画【夏目友人帳】の様に、平安時代など、昔の日本では、【諱(忌み名)】は...
明治維新で、抜群の活躍をした、薩摩の『西郷隆盛(吉之助)』、『大久保利通』、長州の『木戸孝允』を、『維新の三傑』と呼ぶそうです。ちなみに、『西郷隆盛(吉之助)』の本名は、実は『西郷隆永』で、『西郷隆盛』というのは、父『西郷隆盛(吉兵衛)』の名前だそうです。1828年12月7日、『西郷隆永(吉之助)』は、薩摩国薩摩藩の下級藩士『西郷隆盛(吉兵衛)』の長男として生まれました。そして、1869年、『西郷...
薩摩(現在の鹿児島県)で、薩州家と東郷家が隣りあった地域を治めていました。1547年、薩摩家の『薩州義虎』家臣の『湯田兵庫』は、犬を飼っていましたが、姿形が珍しいと評判でした。犬好きだった、東郷家の『東郷重治』の家臣(名前は不詳)が、うらやましく思い、譲ってもらえるように、多額の金額を提示し、交渉しましたが、決裂したので、『湯田兵庫』の犬を盗みました。それを知った『湯田兵庫』は、東郷家に向かい、盗...
『ヴェンセスラウ・デ・モラエス』は、ポルトガルの軍人、外交官、文筆家で、1854年、ポルトガルで生まれ、ポルトガル領だったマカオの港務局副司令となり、現地女性の『亜珍』と結婚し、2人の子をもうけ、外交官となり、1889年に初来日したそうです。1899年に日本に初めてポルトガル領事館が開設されると、在神戸副領事として赴任し、後に総領事となり、1913年まで勤めたそうです。日本の政治外交から文芸まで細...
イギリス、スコットランドで、清教徒革命という内乱が起き、1642ー1649年に、千人以上のキリスト教徒プロテスタントが、【グレーフライアーズ・カークヤード(Greyfriars Kirkyard)】の敷地内にある監獄に、投獄されたそうです。その時、上級官吏『Sir George Mackenzie(ジョージ・マッケンジー)』弁護士が、キリスト教徒プロテスタントを、拷問にかけたり、食事を与えずに餓死させたり、耳を切り落として、アメリカに...
1858年2月15日、スコットランドの首都エディンバラ市警『John Gray』が、結核で、死亡しました。そのため、『John Gray』は、グレーフライヤーズ教会の墓地【グレーフライアーズ・カークヤード】に、埋葬されました。すると、『John Gray』の愛犬『Greyfriars bobby』は、『John Gray』の墓の傍で、1日の大半を、過ごすようになったそうです。『Greyfriars bobby』食事の時間には、墓地の裏手にあるレストランを訪れて、...
ロシアの砂金や金鉱などが多い、インディギルカ川近郊の永久凍土の中から、約1万8千年の生後2カ月未満の、保存状態が、非常に良好な、イヌ科動物のオスの遺体が、発見されました。ヨーロッパで最大級の「犬のDNAバンク」を有している、スウェーデン古遺伝学センター(CPG)では、「DNA鑑定すれば、通常ならば、犬かオオカミかは、すぐにわかります。しかし、今回、この個体のDNA鑑定を検査した結果、犬かオオカミかは、特定でき...
約8400年前に人と犬が一緒に埋葬されたのが、スウェーデンで、発見されました。墓は、新石器時代の集落の真ん中にあったそうで、副葬品も見つかったそうです。調査の結果、該当する犬種は、いませんでしたが、スウェーディッシュ・エルクハウンド、グレイハウンドに似ているそうです。ブレーキンゲ博物館の解剖学者『Ola Magnell』は、「犬は保存状態が良く、石器時代の集落の真ん中に、埋葬されているという事実は、興味深い...
ニューヨーク市ブルックリンにあるグリーンウッド墓地は、1838年にできた公園墓地で、著名な指揮者『レナード・バーンスタイン』ら、57万人以上の人の墓があるそうです。そんなグリーンウッド墓地の一角に、犬の彫像が、あります。犬の名前は、『Rex』で、1884年に死亡した、果物商『John E. Stow』の飼い犬だそうです。『Rex』は、木の棒で遊ぶのが、大好きだったので、『Rex』の墓には、現在も多くの人が訪れています...
2005年、アルゼンチンに住んでいた『Miguel Guzman』さんは、息子『Damián Guzman』さんの13歳の誕生日に、シェパードを、プレゼントしたそうです。そのシェパードに、息子『Damián Guzman』さんは、『Capitan』と名付けたそうです。しかし、『Miguel Guzman』さんは、息子の『Damián Guzman』さんより、『Capitan』を、家族の中で一番可愛がり、いつも一緒にいたそうです。しかし、『Miguel Guzman』さんは、病気になり、入...
古代ギリシャや古代ローマ人は、とても犬を可愛がっていて、愛犬の死を悼んで、墓碑を建てることがあったそうです。古代ギリシャ、古代ローマ時代の墓標を読むと、犬との関係が、現在と同じという事が、分かります。【愛犬で、猟犬『リカス』よ…。私は、『リカス』が、世界一勇敢で、一番誇り高い犬だった事を忘れない。】、【 ここにあるは、今は亡き『ステファノス』なる犬のものなり。私は、涙を流し、人のごとく埋葬し、『ステ...
トルコのイスタンブール大学と、アタチュルク大学(Atatürk University)らの研究チームにより、トルコのEfeler(元古代都市Tralleis)で、古代ローマ時代のトルコ遺跡から、約2千年前の成人と短頭種のイヌが、頭が東を向くように、一緒に、埋葬された墓を、発見したそうです。ちなみに、飼い主と一緒に埋葬するために、可愛がっていた犬は、殺された可能性が、あるそうです。調査した結果、イヌは、現代のペキニーズくらいの大き...
古代ローマ人は、家庭犬の事を、里子と呼ぶ事があり、当時も、家族の一員と考えられていたようです。ちなみに、犬は、番犬にもなります。79年8月24日の昼過ぎ、ヴェスヴィオ火山噴火の火砕流で、地中に埋もれていたポンペイの遺跡には、床に、「cave canem(犬に注意)」と、書かれたものがあります。ちなみに、番犬と言えば、アズ動物病院には、フラットコーテッドレトリバーの警備隊長『チョリソウ』がいます。(続く)...
古代ローマ人は、家庭犬の事を、里子と呼ぶ事があり、当時も、家族の一員と考えられていたようです。ちなみに、犬は、番犬にもなります。79年8月24日の昼過ぎ、ヴェスヴィオ火山噴火の火砕流で、地中に埋もれていたポンペイの遺跡には、床に、「cave canem(犬に注意)」と、書かれたものがあります。大昔から一緒に暮らしてきた犬とは、いい関係が続いているようです。ちなみに、番犬と言えば、アズ動物病院には、フラットコ...
2008年、ドイツのテュービンゲン大学の考古学者『Nicholas J. Conard』らにより、オーリニャック文化時代の、ドイツの【Hohle Fels】洞窟遺跡で、シロエリハゲワシの骨で作製されたフルートが、発見されました。ネアンデルタール人の絶滅と現生人類のヨーロッパへの到着を、放射性炭素年代測定により、年代測定した業績で有名な、オックスフォード大学の『Thomas F. G. Higham』教授は、「発見されたフルートを、放射性炭素年...
日本管区の管区長代理ポルトガル人の『クリストヴァン・フェレイラ』は、『中浦ジュリアン(小佐々甚吾)』司祭と一緒に、【穴吊るしの刑】にされました。キリスト教徒が、棄教することを、【転ぶ】と言うそうですが、1633年10月18日、イエズス会の日本管区の管区長代理『クリストヴァン・フェレイラ』は、【穴吊るしの刑】に耐えられず、約5時間で、キリスト教を棄教し、日本初の【転びバテレン(転伴天連)】となったそ...
奈良時代には、中国、韓国などから、貴重品として、ハチミツが輸入されていました。平安時代の【今鏡】、【今昔物語】、【十訓抄】、【古事談】などには、ハチが飼われている記述があり、当時は非常に高価で貴重なハチミツやハチの巣が、宮中へ献上されていたそうです。【十訓抄】、【古事談】によると、太政大臣『藤原宗輔』の趣味は、自然と音楽だったそうです。特に、ハチが好きで、多数の個体を飼育していて、特徴ある個体には...
日本で、初めて、【蜜蜂(ミツバチ)】のことが、書かれたのは、神代から持統天皇代までに、起こった出来事を年代順に書かれた、日本の現存最古の歴史書の【日本書紀】で、627年の項目に、「夏五月、【蝿(はえ)】有り、聚集れり、その凝り累なること十丈ばかり、虚に浮かびて以て信濃坂を越ゆ。鳴く音雷の如し。すなわち東のかた上野国に至て散りぬ。」と、記載されています。ちなみに、当時、【蜜蜂(ミツバチ)】という言葉...
ギリシア神話によると、『アポロ』と『キューレーネー』の息子『アリスタイオス(最善の者)』は、ミツバチの巣箱を作って養蜂の技術を発明し、チーズの製法やオリーブの栽培、圧搾の技術などを、人に教えたそうです。『アリスタイオス』ちなみに、古代ギリシアの哲学者『アリストテレス』は、【動物誌】で、ミツバチが集める蜜は、花の分泌物ではなく、花の中にたまった露であると、記載しています。古代ギリシアでは、野生の蜂の...
ユダヤ人物理学者『アルベルト・アインシュタイン』は、「もしも、地球上からミツバチが消えたなら、人類は、4年で滅亡するだろう。」と、言っていたそうです。ちなみに、人類を、4年以内に滅亡させる事が出来る原爆などに関して、『アルベルト・アインシュタイン』の話がありますが、もの凄く長くなるので、後日…。実際に、人間の利用する全農作物の約75%は、ミツバチなどによる昆虫類が、農作物の花粉の授受を行っていて、...
ヘブライ大学考古学研究所『Amihai Mazar』教授が、イスラエル北部の古代都市テル・レホブの発掘で、3千年前のミツバチの巣箱を、発見しました。発見された円筒形の蜜蜂の巣箱は、3列に並んだもので、焼いていない粘土と藁で作られていて、現存する最古の蜜蜂の巣箱と考えられているそうです。多くが壊れていましたが、合計100個以上あったと考えられています。各巣箱の一方の端には、蜂の巣を取り出すことができるプラグがあ...
フランスの法律家、政治家で、ナポレオン法典の起草者の『ジャン=ジャック・レジ・ド・カンバセレス』は、『ナポレオン・ボナパルト』の独裁政治を、快く思っていなかったので、「ミツバチは、ナポレオン政権と同じだ。何故なら、ナポレオンを先頭とする、巨大な巣箱だから。」と、皮肉を言ったそうです。しかし、『ナポレオン・ボナパルト』は、ミツバチは、勤勉さ、秩序、警戒心と熱意を象徴していると言って、『ジャン=ジャッ...
最も最古のミイラは、怪しいのもを入れれば、本当なのか、タイムマシンを使ったのか、エイリアンなのかもしれませんが、1969年に、ロシアのケメロヴォ州のTisulで発見された、女性のミイラ【チスリ姫(Princess Tisul)】が、8百万年以上前のミイラとして有名です。1969年9月、ロシアの石炭産業で、有名なケメロヴォ州のTisulで、炭鉱での石炭の露天掘りの最中に、70mの深さの所で、炭鉱夫が大理石様の棺を発見しまし...
ポルトガルのサド渓谷で、チンチョーロ人のミイラと同じかそれより古いミイラが、発見されたという事です。ポルトガルのサド渓谷で、1960年、ポサス・デ・サン・ベント遺跡、1962年、アラポウコ遺跡で、ポルトガルの考古学者『Manuel Farinha dos Santos』が、約8千何前の人為的にミイラ化した、100体以上の遺体を発見したそうです。これに関しては、スウェーデンのウプサラ大学のHPに、書かれています。そして、ケン...
イギリスのパンクミュージシャンの『Steve Ludwin』は、9歳の時に訪れた、アメリカのフロリダ州マイアミで、ヘビの博物館【マイアミ・サーペンタリウム】を見学し、『Bill Haast』が、ヘビ毒を自分に注射し、毒ヘビの抗毒素をつくっている事を知り、衝撃を受け、憧れに近い感情を抱き、かなり影響をうけたそうです。ちなみに、『Bill Haast』は、パンアメリカン航空のフライトエンジニアでしたが、『Steve Ludwin』の父親は、パン...
日本の忍者が、子供の頃から微量の毒を飲み続け、毒の耐性をつけるという都市伝説を、そんなことは、絶対にあり得ないと、否定する人もいますが、アタカメニョ族が、遺伝子の変化が起きて、毒物のヒ素に平気になったり、『ミトリダテス6世』が、服毒や生物毒などによる暗殺を防ぐため実践した、少量の毒を計画的に繰り返し摂取することで、耐性を獲得するというミトリダート法など、実際には、否定できない話があります。『ミトリ...
ハンガリーでは、地下水のヒ素汚染があり、皮膚障害、肝障害、胎児性砒素中毒などが、報告されていましたが、汚染された井戸はすべて封鎖し、安全な井戸だけを使用することで、対策をとりました。2003年の調査によると、ドナウ川などで、ヒ素汚染があり、ドナウ川の流れるユーゴスラビア、ルーマニアのトランシルバニアでも、ヒ素汚染が見つかったので、農業にも、地下水を使うことはなく、すべて上水道を使うそうです。200...
1778年、スウェーデンの化学者『カール・ヴィルヘルム・シェーレ』が、黄緑色の色素【シェーレグリーン】を、合成しました。【シェーレグリーン】は、酸性亜ヒ酸銅という、ヒ素の一種で、毒性は極めて高いのですが、その毒性については、1822年まで、知られていなかったので、安価で生成が容易であったので、黄緑の染料として人気を博し、18世紀から19世紀初頭まで、壁紙、調度品、服、絵画に至るまで、幅広く使われた...
日本で起きたヒ素中毒事件のヒ素は、世界初の人為的なミイラを作製した、チンチョーロ人の死因にもなったし、多くの人々を苦しめましたが、昔は、ヒ素の毒性が知られていなかったので、死体の保存に、使われていたそうです。【プラスティネーション】は、ドイツ・ハイデルベルク大学の解剖学者で、『死の医師』の異名を持つ、『グンター・フォン・ハーゲンス』により、1978年に開発された、動物や人間を、標本にする技術ですが...
【ノミのサーカス】という言葉は、教育の分野で、「何かしようとする子供を抑圧して、心身の健全な生育を、妨げてはならない。」という意味で、使われているそうです。【ノミのサーカス】の発祥は、フランスのパリで、17世紀頃、街頭で盛んにおこなわれ、『ルイ14世』も、ヴェルサイユ宮殿で、見物したそうです。【ノミのサーカス】では、ノミの訓練の最初の段階で、背の低い透明なガラスの箱に入れて、飼育するそうです。ノミ...
愛媛県警察の『仙波敏郎』は、同期で最速で巡査部長昇任試験に合格し、1974年に、巡査部長に昇任しました。1973年と1974年に、『仙波敏郎』は、裏金作りに必要な架空の領収書作成を、上司から依頼されましたが、拒否しました。すると、突然、駐在所へ異動させられ、拳銃が、貸与されませんでした。1975年、管区校の教官から、公安警察に入るよう誘われましたが、「裏金の領収書は書かない。」と言うと、話が立ち消...
釧路方面本部長、警視長などを歴任し、1995年2月に、北海道警察を退職した、元北海道警察ナンバー3の元北海道警察警視長『原田宏二』が、北海道警察裏金の裏金問題について、記者会見を開くことになりました。すると、記者会見の前、北海道警察から指示を受けた、数人の新聞記者やジャーナリストから、「会見は中止したほうが、良い。今からでも遅くはない、やめた方が良い。」と、説得してきたそうです。しかし、元北海道警...
冤罪事件では、日本で数々の冤罪をつくり出してきた、【昭和の拷問王】の警部補『紅林麻雄』も怖いのですが、2000年から2015年までの間に、700人以上が横領の罪で起訴された、イギリスのポストオフィスの最大規模の冤罪事件が、ものすごく有名です。実は、これには、日本も関係しています。事件は、2000年に始まり、最近まで、問題視されなかったのですが、2024年1月、イギリスで、テレビドラマ【Mr Bates vs ...
1950年5月10日、静岡県庵原郡小島村(現:静岡市)で、飴製造業者の妻F32歳が斧で撲殺される、小島事件と呼ばれる、強盗殺人事件が、発生しました。現場のタンスや金庫には、物色された跡があり、お金も盗まれていました。当時、妻Fの夫Gは、引越し準備のため不在でしたが、23時頃、夫妻の子供が、家から、坊主頭でカーキ色の服を着た男が、逃げてゆくのを目撃していました。被害者一家には、家業で儲けているとの噂も...
1948年11月、静岡県磐田郡幸浦村(現:袋井市)で、一家4人が失踪し、その後、殺害された遺体が見つかった、後日、幸浦事件と呼ばれる、強盗殺人事件が起きました。1949年2月12日、当時23歳の男性Bと、当時19歳の男性C、当時45歳男性Dが、逮捕され、被害者宅からの盗品を買い受けた罪で、当時38歳の男性Eが逮捕され、【名刑事(昭和の拷問王)】の警部補『紅林麻雄』が、取り調べを行い、4人の手や耳に、焼...
自分は、大阪に住んでいた学生時代、正義のヒーローになりたくて、いじめ、カツアゲ撲滅運動をしていました。自分は、警察官は、正義のヒーローだと思っていますが、正義に味方の警察も、内部告発者には、厳しいです。1950年、1月6日、静岡県磐田郡二俣町(現在の浜松市天竜区二俣町)で、一家4人が殺害されました。殺害現場には、23時2分を指した状態で、破損している柱時計があったので、当初は、犯行は23時頃に行わ...