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アズ動物病院の雑学メモ http://azvet2.blog.fc2.com/

海外14国を放浪し、海外の動物園、水族館で研修後、日本の動物園、水族館に約10年勤務し、イルカ、サメ、ゾウに麻酔したり、治療していました。沖縄、東北の動物病院で勤務後、大阪出身ですが、現在、秋田市で動物病院を開院。色々な情報を書いています。

スナフキン
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2019/11/22

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  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(12)-リヒャルト・ゾルゲと石井花子(3)

    1961年、『リヒャルト・ゾルゲ』の日本での活躍を題材にした、映画【スパイ・ゾルゲ/真珠湾前夜】が、日仏合作で作成され、公開されました。ヨーロッパにおいて、大きな反響があり、モスクワ国際映画祭に出品が、決まりましたが、ユダヤ系の『ロディオン・マリノフスキー』国防大臣が、試写が終わると、「この映画は嘘だ!『リヒャルト・ゾルゲ』という人物は、わが国には存在しない。そもそも、ソビエト連邦に、スパイはいな...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(11)-リヒャルト・ゾルゲと石井花子(2)

    1944年11月7日、ロシア革命記念日の朝、『リヒャルト・ゾルゲ』は、背広姿、『尾崎秀実』は、紋付羽織は、はかま姿で、治安維持法、国防保安法違反により、巣鴨拘置所で、絞首刑に処されました。ちなみに、『リヒャルト・ゾルゲ』は、死刑執行の直前、日本語で、「これは私の最後の言葉です。』と言った後、「ソビエト、赤軍、世界の共産党万歳!」と、言ったそうです。『リヒャルト・ゾルゲ』の遺体は、ドイツ大使館、ソ連...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(10)-尾崎秀実と友人の涙の決断

    『尾崎秀実』の裁判が始まりました。裁判長は、第一高等学校、東京帝国大学法学部を通じて、『尾崎秀実』と、同期生で友人だった『高田正』でした。『高田正』裁判長は、「『尾崎秀実』の立場も心境も、十分認めている。だが、その行為を、国法は、許すことが出来ない。命をもって、国民に詫びよ!」と、高校からの友人『尾崎秀実』に、涙を呑んで、死刑判決を、言い渡しました。その後、『高田正』裁判長は、死刑確定した『尾崎秀...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(9)-リヒャルト・ゾルゲと石井花子(1)

    『リヒャルト・ゾルゲ』の住む、麻布にある自宅は、2階建ての洋館で、2階の窓から、【特別高等警察】の基地の鳥居坂署が、見えました。そして、スパイ(工作員)ならば、【特別高等警察】が、外国人を、全て監視している事を、知っているので、【特別高等警察】の事を気にして、目立たない様に行動する所、『リヒャルト・ゾルゲ』は、あえて、目立つように、大型のオートバイを乗り回し、美しい女たちを、連れ歩いていたそうです...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(8)-『リヒャルト・ゾルゲ』(1)

    『リヒャルト・ゾルゲ』は、『宮城与徳』、『尾崎秀実』と、連絡が取れなくなったことに不安を抱き、次は自分の所に来ると感じて、1941年10月17日の夜、ドイツに避難しようと考え、準備していました。しかし、1941年10月18日朝、『リヒャルト・ゾルゲ』は、自宅で逮捕されました。これに対し、『リヒャルト・ゾルゲ』を、ナチス党員の記者だと信じ込んでいたドイツ大使館は、「私たちは、『リヒャルト・ゾルゲ』が...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(7)-朝日新聞『尾崎秀実』

    『宮城与徳』、『北林トモ』の捜査により、『リヒャルト・ゾルゲ』と『尾崎秀実』らが、ソビエト連邦のスパイ(工作員)と判明し、『宮城与徳』の家宅捜査で、数多くの証拠品が、見つかり、【ゾルゲ諜報団】のメンバーも、特定できました。しかし、日本陸軍は、ドイツの駐日大使『オイゲン・オット』の親友『リヒャルト・ゾルゲ』を逮捕すると、ドイツとの関係が悪くなるし、『近衛文麿』内閣総理大臣のブレーンの、元朝日新聞記者...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(6)-沖縄の画家 宮城与徳

    1941年10月10日、【特別高等警察】は、沖縄生まれの画家で、アメリカ共産党党員『宮城与徳』を、逮捕しました。【特別高等警察】は、最初に、『リヒャルト・ゾルゲ』らを逮捕すると、政界や国際関係に影響を与えるかもしれないと考え、小物の『北林トモ』や『宮城与徳』を、逮捕したと言われています。そして、『宮城与徳』は、『リヒャルト・ゾルゲ』の自宅には、日本語教師という名目で、元大阪朝日新聞記者『尾崎秀実』...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(5)-北林トモー和歌山にて

    【特別高等警察】は、外国人と関係している日本人を、警戒対象としていました。そして、【特別高等警察】は、1930年代より、日本での共産党関係者や、アメリカ共産党の日本人党員の情報を収集し、アメリカ共産党党員『宮城与徳』や『北林トモ』の身辺調査を行っていました。その過程で、【特別高等警察】は、『北林トモ』が、ものすごく怪しいと、考えました。『北林トモ』は、1886年、大阪で生まれ、欧米のファッションや...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(4)

    1940年6月27日頃より、日本の秘密警察【特別高等警察】は、怪しい無線電波が、都内から、ソビエト連邦方面に、送信されていることを察知し、本格的に、スパイ(工作員)の内偵を、進めていましたが、発信元を特定できず、また暗号も、解読できませんでした。そして、1941年の夏頃に、日本の秘密警察【特別高等警察】は、『リヒャルト・ゾルゲ』を、怪しいと考え、詳しく身辺調査しましたが、怪しい点を見つけることは、...

  • 日本の外交手腕(5)-20世紀最大の国際諜報事件-ゾルゲ事件(3)

    【ゾルゲ諜報団】の『尾崎秀実』は、朝日新聞新聞を退社し、1938年7月から1939年1月まで第1次近衛内閣嘱託となったので、日本の軍事情報に関しては、より高度な機密情報が、得られるように、なりました。ヨーロッパで戦争が始まると、『リヒャルト・ゾルゲ』は、ドイツ大使館情報官に任命されたので、ドイツ大使館と【ゾルゲ諜報団】の両方から、日本の軍事情報などが、入手可能となりました。そして、1940年9月2...

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