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美の五色 https://blog.goo.ne.jp/38_gosiki

日本と世界の美しい空間,モノ,コト  美術,お寺,行事,遺産,観光スポット 美しい理由を背景,歴史,人間模様からブログします

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2019/11/21

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  • 嵐山 福田美術館にさらなる手応え_福美コレクション展 II期 1/13まで

    10/1にオープンしたばかりの、京都・嵐山・福田美術館。オープン記念の展覧会「福美コレクション展」が、ほとんどの展示作品を入れ替え、II期に入っています。福田美術館の江戸・近代の日本美術の素晴らしいコレクションには、I期でもかなり手応えを感じました。そんな福美コレクションの手応えをさらに実感させくれる名品が、II期でも目白押しです。目次II期の名品その1:木島櫻谷「駅路之春」II期の名品その2:長沢芦雪「海老図」II期の名品その3:葛飾北斎「人物像」TweetsbyArtFukudaII期の名品その1:木島櫻谷「駅路之春」このしまおうこく「うまやじのはる」と読みます。近年、温かみのある動物画で注目を集めている木島櫻谷は、自身の名前も超難読ですが、作品にも超難読のタイトルが多い、とても個性の強い画家です。六曲一双...嵐山福田美術館にさらなる手応え_福美コレクション展II期1/13まで

  • 国宝彦根屏風と国宝松浦屏風 見事な競演_奈良 大和文華館 12/25まで

    奈良大和文華館で、江戸初期風俗画の二大傑作が競演する「国宝彦根屏風と国宝松浦屏風」展が行われています。両屏風はすぐ近くに展示されており、究極のオーラの違いを見比べて楽しめる、またとない機会です。後世の浮世絵につながる江戸初期風俗画の魅力を、しっかりと味わうことができます。秋色に染まる大和文華館の海鼠壁目次江戸初期に大流行した風俗画「遊楽図」は時代の鏡国宝彦根屏風と国宝松浦屏風、オーラの違いをとくとご覧あれ風俗画に描かれた人物はどんどん大きくなっていった出陳中の「輪舞図屏風」の第四~五扇部分です。輪になって踊る輪舞は、人々が集まって行う屋外の楽しい遊びでした。多くの遊楽図に輪舞の様子が描かれていますが、この作品のように綺麗な円形になっているのは珍しいです。人物は小さいですが、繋いだ手の指先まで繊細に描き込まれてい...国宝彦根屏風と国宝松浦屏風見事な競演_奈良大和文華館12/25まで

  • ハプスブルグ展、欧州随一の名門の至宝の数々_西洋美術館 1/26まで

    上野・国立西洋美術館で「ハプスブルグ展」が行われています。展覧会の主人公は、オーストリアとスペインのハプスブルグ家の8人の王族。ヨーロッパ随一の名門の栄光の歴史を、8人にまつわる驚きの至宝を通じて堪能できる展示構成に仕上がっています。目次名門、ハプスブルグ家にこそふさわしい称号15c、政略結婚で版図を一気に拡大したマクシミリアン1世17c、ベラスケスを寵愛したフェリペ4世18c、マリー・アントワネットをフランスに嫁がせたマリア・テレジア19c、世紀末ウィーンの繁栄をもたらしたフランツ・ヨーゼフ1世Tweetsbyhabs2019名門、ハプスブルグ家にこそふさわしい称号ハプスブルグ家って、聞いたことはあるが、すごい一族?多数の民族や国家がひしめきあうヨーロッパには、ものすごい数の王家があります。そんな中で、ルネサ...ハプスブルグ展、欧州随一の名門の至宝の数々_西洋美術館1/26まで

  • 神戸市立博物館リニューアル_神戸観光の目玉に大変身

    約2年間の改修工事を終えた神戸市立博物館がリニューアルオープンしました。南蛮美術を筆頭に、館が誇る至宝を一堂に展示する「名品展」が、リニューアルの「披露宴」として行われています。1Fホールは来館記念写真スポット目次神戸市立博物館はリニューアルでどう変わった?神戸の至宝:南蛮美術の池永コレクションザビエルと銅鐸の部屋もできた1Fは入りやすく使いやすくなったここ数年は、全国的に美術館・博物館のリニューアル休館が目立っていました。神戸市立博物館は、展示スペースが大きいことから、関西の大規模企画展の主要会場のひとつです。2年近くに渡った休館中は、会場不足に起因する大物企画展の「関西飛ばし」を感じたことは否めません。これには、同じく箱が大きい京都市美術館ならびに京都国立博物館の明治古都館と、休館時期が重なったことも影響し...神戸市立博物館リニューアル_神戸観光の目玉に大変身

  • 京都 泉屋博古館「花と鳥の四季」展_江戸花鳥画の写実表現はスゴイ

    京都・泉屋博古館で、住友コレクション自慢の江戸時代の花鳥画を披露する企画展「花と鳥の四季」が行われています。狩野派・土佐派・琳派・文人画・円山四条派・若冲、江戸時代のオールスターによる花鳥画を俯瞰できる展示構成が素晴らしい展覧会です。目次カチョウガ(花鳥画)、そのモチーフの魅力とは?江戸の絵師たちに衝撃を与えた沈南蘋(しんなんびん)とは?花鳥に込めた江戸の絵師たちの思いTweetsbySenOkuKyotoカチョウガ(花鳥画)、そのモチーフの魅力は?絵に詳しくなかった頃、ハナトリガと読んでしまい、「お前は花鳥風月を知らないのか?」と、とても恥ずかしい思いをした記憶があります。「カチョウガ」、確かにとても「風流」を感じさせる発音です。絵画としてもやはり、生きものが持つ美しさを最大限に引き出した「風流」な表現が最大...京都泉屋博古館「花と鳥の四季」展_江戸花鳥画の写実表現はスゴイ

  • 円山応挙から近代京都画壇へ、すべては応挙から始まる_京近美

    秋色の京都国立近代美術館で「円山応挙から近代京都画壇へ」が行われています。応挙はなぜスーパースターと呼ばれるのにふさわしいか?近代までつながった円山・四条派の潮流を俯瞰したこの展覧会から、その答えを知ることができます。目次応挙の写生画はなぜ大流行したのか?すべては応挙にはじまる。この展覧会はなぜ円山・四条派の潮流がわかりやすいのか?Tweetsbyokyokindai2019応挙の写生画はなぜ大流行したのか?徳川幕府が全国の支配体制を完全に確立した大坂夏の陣から101年後、1716(享保元)年は江戸絵画の大きな節目の年になります。琳派のスーパースター尾形光琳が亡くなったのに対し、伊藤若冲と与謝蕪村が生まれました。この3人の名前を見ると、特に江戸絵画のファンの方は、江戸絵画の潮流の変化を連想されることでしょう。光...円山応挙から近代京都画壇へ、すべては応挙から始まる_京近美

  • 京博「佐竹本三十六歌仙絵」展:後編_かけがえのない歴史の生き証人

    京都国立博物館で開催中の特別展「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」のレポート、先日の前編に引き続き、後編をお届けします。会期後半の展示室をひときわ華やげているのは女流歌人「小大君(こおおきみ)」、100年の流転を経て京都で行われている同窓会最大の人気者です。佐竹本三十六歌仙絵のメンバーは人気者を囲みながら、残り少なくなった集う時間をしっとりと楽しんでいるようです。秋色の京博目次「佐竹本」を華やげる歌仙たち(後編)三十六歌仙絵は「佐竹本」だけではない「切断」はやはり、すべきでなかったのか?Tweetsby36kasen2019「佐竹本」を華やげる歌仙たち(後編)バラバラになった佐竹本三十六歌仙絵を集めた展覧会=同窓会は、以前にも一度だけ開かれています。今から30年以上前の1986(昭和61)年、東京・サントリー美術館...京博「佐竹本三十六歌仙絵」展:後編_かけがえのない歴史の生き証人

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