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美の五色 https://blog.goo.ne.jp/38_gosiki

日本と世界の美しい空間,モノ,コト  美術,お寺,行事,遺産,観光スポット 美しい理由を背景,歴史,人間模様からブログします

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2019/11/21

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  • 黄不動の彫像、世界最古のビザ_大津 三井寺の至宝が特別公開

    大津市の三井寺(園城寺)で、天皇陛下ご即位記念の特別参拝・公開が行われています。国宝の仏画・黄不動を模した、まばゆい輝きを放つ「金色明王立像」や、世界最古のビザで知られる国宝など、三井寺が誇る至宝にたっぷりとお会いできます。紅葉もとてもいい感じです。目次日本有数の苦難に見舞われながらも、日本有数の至宝を伝える幻想的な金堂内陣で、黄不動尊にお会いできる文化財収蔵庫にも国宝が勢揃い日本有数の苦難に見舞われながらも、日本有数の至宝を伝える中世の延暦寺との抗争や、秀吉による謎の闕所(けっしょ、寺領没収)など、三井寺は数々の苦難を乗り越え生き抜いてきたことから「不死鳥の寺」と呼ばれています。延暦寺との抗争では数十回以上焼討にあっていますが、開祖の智証大師・円珍(ちしょうだいし・えんちん)が中国から持ち帰った経典や大切な仏...黄不動の彫像、世界最古のビザ_大津三井寺の至宝が特別公開

  • 中国仏像、かけがえのない造形_大阪市立美術館「仏像 中国・日本」展

    天王寺・大阪市立美術館で「仏像中国・日本」展が行われています。大阪市立美術館が誇る中国の美仏コレクションを中心に、悠久の中国の仏像造形の歩みをしっかりと体感できる展覧会に仕上がっています。目次大阪市立美術館の美仏コレクションの魅力中国で最初に仏教美術が花開いた北魏時代日本仏像のルーツ、隋唐時代にあり江戸時代になっても日本に影響を与えていたTweetsbybutuzo1012大阪市立美術館の美仏コレクションの魅力この展覧会に出展されている中国の仏像はすべて日本にあるもので、全国の美術館や寺から貸し出されています。うち半分近くを大阪市立美術館の所蔵品が占めており、中国石仏では日本屈指の名品揃いで名高い「山口コレクション」が中でも秀逸です。山口コレクションは、戦前に関西屈指の財閥だった山口家の中心人物の一人・山口謙四...中国仏像、かけがえのない造形_大阪市立美術館「仏像中国・日本」展

  • 京博「佐竹本三十六歌仙絵」展_中世の超絶技巧に驚愕:前編

    京都国立博物館で特別展「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」が行われています。歌仙絵の最高傑作がちょうど100年前にバラバラになって以降、37作品中31作品が揃うという、過去最高の出席率を記録している”同窓会”です。目次「佐竹本」はなぜ美しいのか?「流転100年」、佐竹本の数奇な運命とは?「佐竹本」を華やげる歌仙たち(前編)三十六歌仙絵は「佐竹本」だけではない「かけがえのない美術作品がどのようにして今に伝わっているのか」、展覧会では流転のいきさつにきちんとスポットをあてています。三十六歌仙絵の最高傑作の美しさは、歴代のオーナーはもちろん、観る者全員の心をとらえて離しません。内容が濃いだけにレポートも濃くなります。今回は前編です。「佐竹本」はなぜ美しいのか?日本美術は西洋美術とは異なり、単にモチーフを作品名としてきたた...京博「佐竹本三十六歌仙絵」展_中世の超絶技巧に驚愕:前編

  • 「日本の素朴絵」展 ゆるかわの名品が勢揃い_京都 龍谷ミュージアム

    京都・龍谷ミュージアムで行われている「日本の素朴絵」展を見てきました。展覧会のサブタイトル「ゆるい、かわいい、たのしい美術」の通り、アニメのようにほのぼのとした日本美術を楽しむことができます。目次美術用語としての「素朴絵」に注目素朴な”ゆるかわ”日本美術をテーマにした展覧会がこんなにも”ゆるかわ”絵巻は鳥獣戯画より面白い庶民も知識人も”ゆるかわ”を楽しんだ埴輪や仏像にも”ゆるかわ”が美術用語としての「素朴絵」に注目この展覧会では、「うまい・へた」の物差しでははかれない、「ゆるく・とぼけた・あじわいのある」絵画を「素朴絵」と定義しています。展覧会を監修した跡見学園女子大学・矢島新教授が、松涛美術館の学芸員時代以来、長年取り組んできたテーマです。最初にこの用語を耳にしたとき、とても上手なネーミングだと感じました。「...「日本の素朴絵」展ゆるかわの名品が勢揃い_京都龍谷ミュージアム

  • 「聖域の美」奈良 大和文華館_寺社の境内図は時代の記録写真

    奈良・大和文華館で特別展「聖域の美」が行われています。寺社の境内図というあまり聞きなれないモチーフを主題とした展覧会ですが、展示の質の高さは大和文華館ならではです。目次中世の寺社は、大学であり企業でもあった宗教施設の境内図は西洋絵画では見かけないⅠ章聖域の静謐と荘厳Ⅱ章物語をはぐくむ場所縁起と境内Ⅲ章境内の記憶と再興Ⅳ章にぎわう境内境内図や登場人物から、大河ドラマの時代考証のような生き生きとした空間の描写を楽しむことができます。寺社境内図はいわば、いにしえの空間の記録写真のようなものです。中世の寺社は、大学であり企業でもあった現代の感覚で寺社と言えば、荘厳な空間、積み重ねた歴史、自然との調和といった、祈りと観光の場です。現代のようになったのは江戸時代になってからで、それまでの中世ははるかに大きい存在感を示してい...「聖域の美」奈良大和文華館_寺社の境内図は時代の記録写真

  • 嵐山らしい美術館が誕生_福田美術館 開館記念コレクション展

    京都・嵐山でしか体験できない空間が10/1にオープンしました。福田美術館です。開館記念「福美コレクション展」では、江戸・近代の日本美術の名品を渡月橋と大堰川の絶景をのぞみながら楽しむことができます。目次福田美術館とは?最先端の鑑賞提案近代京都画壇の名品をカバーしている江戸絵画の名品もカバーしている嵐山の絶景をのぞみながら、質が高くブレのないコレクションを味わうことができます。快適な鑑賞を後押しする、日本の美術館では稀有な鑑賞システムも整えています。嵐山を訪れる機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください。とても斬新な印象を受けることほぼ間違いなしです。福田美術館とは?館名はコレクターを表しています。消費者金融大手・アイフルの創業者で、現在も社長を務める福田吉孝氏です。出身地の京都でアイフルを10代で創業し、日本屈...嵐山らしい美術館が誕生_福田美術館開館記念コレクション展

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