趣味の、自己満ブログです。人生は、振り返ることは出来ても、 後戻りは出来ない…掲載内容に問題がある場合お知らせください。
台湾南端の鵝鑾鼻(がらんび)岬からフィリピン領バタン(バシー) 諸島との間にある海峡をバシー海峡という。 黒潮が流れるこの海峡は、かつて輸送船の墓場と呼ばれていた。 太平洋戦争後半には、 この海峡にアメリカ軍の潜水艦が多数配備 されており、南方の戦線に送られる日本軍の輸送船...
ソ連がのっていた地図帳 母に新しい「地図帳」を買ってあげることにした。母はクイズ番組 を見るのが好きで、テレビの脇にはいつも地図帳が置いてあった。 知らない地名が出てくると、すぐにその地図帳を取り出して調べ 始める。知らないことをそのままにしておけない性分なのだ。 しか...
生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう 赤とんぼのようだが赤とんぼではないそのトンボは精霊(しょうりょう) とんぼと呼ばれている。 お盆の頃になると、精霊とんぼは日本各地で群れて飛ぶのが目立つ ようになる。そのため、祖先の霊を乗せて帰ってくると言われ...
「瀬戸内晴美」として文壇で華々しく活躍していた昭和30年代、 妻子ある作家(文中の「J」=小田仁二郎)との8年にわたる恋愛 に終止符を打とうとしていたのです。 「J」への愛情と、文学への渇望に灼かれつつ生きた8年間の清算 を綴った生々しい手記 ※本稿は、瀬戸内寂聴・著『笑っ...
東日本大震災の直後に出会った小学校5年生の「ふうちゃん」。 9年の間、折りに触れ、言葉を交わしてきた少女は、町の風景と ともに大きく変わっていきました。 津波で壊滅状態となった大槌町 の漁師町・赤浜で育ち、今年1月、成人式を迎えた中村史佳 (ふみか)さん。 生徒証の住所欄が...
滝沢ななえ(元バレーボール選手) 2016年のリオ五輪・パラリンピックでは、セクシュアルマイノリティー をカミングアウトした選手が50人以上で過去最多となり、 話題になりました。 2014年、 オリンピック憲章に「性的指向による差別禁止」が明記 されたことも背景にあって...
なかなか子どもがうまれない夫婦は、近くの地蔵(じぞう)さまに 毎日おまいりをして、「どうか、子どもをさずけてくだされ」 と、お願いしました。 その願いが通じたのか、次の年に男の子がうまれました。 夫婦はとても喜んで、男の子を信吉(しんきち)と名付けました。 しかし信吉が五...
今から二百年ほどむかし、浅間山(あさまやま)のふもとに住む 若いお百姓が、畑のわきに井戸を掘り始めました。 ところがいくら掘っても水は出てこずに、そのかわり七、八メートル ほど掘ると屋根瓦が出てきました。 「はて? こんなところに、どうして屋根瓦があるんじゃ?」 お...
東映を退社後は映画界を干されていた 映画のなかでは怒りを腹にため、最後の最後まで決して表情 に出さないのが高倉健だ。だが、現実の世界で、彼が怒った時、 その怒りをどう表現するのだろうか。 わたしは1995年に初めて高倉さんの取材をしてから、2012年 の遺作「あなたへ」...
詩人谷川俊太郎さん(88)は戦後、平和とは何かを自らの言葉 で問い続けてきた。少年時代に空襲を体験した谷川さんの目に、 戦争はどのように映ってきたのか。 戦争を知らない世代に平和をどのように伝えていくのか。 詩に込めた思いを聞いた。 山の手空襲 「死ぬって気が全然しなくてね...
9月21日は認知症へ理解を深める「世界アルツハイマーデー」。 1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関 (WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、 この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。 認知症は病名でなく、さまざま...
人生の最期が見えてきた時、人はどんなことを考えるのだろうか。 寂しさや恐怖、残していく家族のこと、あるいは、自分らしく生を 終えたいという願い…。 さまざまな思いを巡らしながら日々を生きる。その姿は、 周囲の人たちへの最後のメッセージだと言える。 「いのちをめぐる物語」は、...
母親の介護をテーマに詩を書き続けている詩人がいる。 藤川幸之助氏(50)。 介護をまだ経験していない人たちは、介護の美しい部分だけ をすくい取ったり、 つらい部分から目をそむけたりしがちだが、 藤川氏はつらいことも、楽しかったことも、すべてを詩にして 伝えてくれる。 24年...
間に合わなかった・・・。 買い物の途中など、急に大きい方をもよおしたとき、大人であれば、 ガマンできる間に トイレを見つけるだろう。子どもがそうなったら、 「もうちょっとだから」と励ましながら、どうにか事なきを得るかもしれない。 だが、「リスク」を予測して前もって備えたり、...
政治家の妻として後継者を産むプレッシャーはあった 酒井 私、二〇〇三年に『負け犬の遠吠え』という本を出版しまして。 その本の中で、結婚していない女性たちのことを「負け犬」というふう に書いたのですが、読んだ方からけっこう言われたのが、 「結婚していても子どもがいない人は、負...
2016年年末。埼玉県最大の繁華街大宮は、家族連れやカップル、 冬休み中の学生たちでにぎわう。お母さんたちは正月用の食材や お飾りを抱え、子供たちは師走の喧噪に浮足立つ。 駅前で市内のNPOが運営する「無料低額宿泊所」で生活する 西野菜緒子さん(45歳、仮名)と待ち合わせた...
ますます広がる日本社会の格差。 その日暮らしを強いられる年収100万円台の人たちは、過酷な 環境下でどのような夏を過ごしたのか。全国各地で新たに 生まれている貧困の現場・・・ ホームレス街化する道の駅。猫の餌とゴミが腐臭を放つ… 無料休憩施設である「道の駅」に宿泊するマナー...
樺田冬子さん(仮名)は、シニアと呼ばれる年齢に差しかかり、 それまで歩んできた道のりを振り返ってみると、こんなはずじゃ なかったのに、という思いがこみ上げてきます。 古く狭い団地の3DKに引きこもる3人 7回も転職を繰り返した挙げ句、50代半ばで勝手に会社を退職 した夫は、...
2019年7月、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患している船後靖彦 議員(62才)が参議院選で初当選した。船後議員の登院などでも 注目されるようになったこの病気は、手足や喉、舌などの筋肉や、 呼吸に必要な筋肉の力がなくなっていく国の指定難病だ。 都内在住の貿易会社経営、山本...
コロナの影響は別れのときにまで。高齢の父親をみとることも できず、葬儀に親類も呼べず、果ては見送ったあとの手続きも 異例の措置がとられ……。 感染症に振り回され、悲しみを上回る疲労に見舞われた・・・ コロナのせいで会話できず 4月1日エイプリルフールの日、父は窓から満開の桜...
皆さんは突然、経験したこともない大きな揺れを感じた時、どうしますか? 頭を隠す、台の下にもぐる、外に逃げる…。 今この瞬間は何も起こっていない平時なので、時間をかけてゆっくり 考える余裕がありますが、災害は突然起こるものであり、起こった場合 にほとんどの人がパニックになり...
韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける・・ 西域は恨みの地
アングラ小説です、不快感がある方は、読むのを中断して下さい メジャーでは無いけど、 こんな小説あっても、良いかな・・・ 紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略の命 を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある未知の国。そこに たどり着くまでには天まで届く山脈、...
韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける・・西域は恨みの地
アングラ小説です、不快感がある方は、読むのを中断して下さい メジャーでは無いけど、 こんな小説あっても、良いかな・・・ 紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略の命 を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある未知の国。 そこに たどり着くまでには天まで届く山脈...
純烈に置いていかれまいと、新宮崇志は毎日を必死に走った。 あまり語られていないことだが、実は去年の夏まで三山ひろしの 担当も並行していた。 「三山で学んだことを純烈で生かせた」とはいうが、一方にばかり 思い入れを注いでしまうわけにはいかない。時間的にも、距離感 の持ち方もプ...
最愛の夫・郷鍈治と死別したのが平成4年9月。 以来、ちあきなおみは一切の芸能活動を休止した。今日に至るも、 歌手活動はおろか、その姿を公共の場で見せたことがない。 それゆえ、年々“伝説の歌手”として、その存在感が強まっている。 日本歌謡史上でもまれなことである。 ちあきなお...
仕事を持つ人にとってオン・オフの切り替えは重要。 家族や恋人、友人と過ごすプライベートの時間まで仕事のこと を考えたくないだろうし、偶然であっても会社の人間とは会いたく ないはずだ。 しかし、出かける場所が限られてしまう小さな町などの場合、 飲食店や商業施設でばったり出くわ...
「知らないこと」に気付きもしなかった。でも答えられる、今なら。 自分の母親はどんな食べ物が好きなのか。これを知っている人は、 どのくらいいるのだろう。 「お母さんの好きな食べ物ベスト3」を聞かれて、すいすい答えられる 息子はどのくらい存在するのだろうか。 恥ずかしながら、ぼ...
目まぐるしく変化する状況の中、私たちはどう生きていくべきか。 簡単に答えは出ないが、環境を選べない雑草は自らのあり方 を合理的に変化させて生き残ってきた。 「変化」に対する2つの対応 「変化」に対して私たちは、どのように対応すればいいのだろうか。 変化への対応の仕方として、...
「真面目に働いていたはずなのに、悲惨な老後が待っていた」。 これが今の日本の現実なのか。? 「65歳以上のいる世帯」の相対的貧困率は27.0%にのぼり (厚生労働省の「国民生活基礎調査」2016) お金がないと介護も受けられない実情 心身が衰えて一人だけでは生活していけなく...
大槌町の漁師町・赤浜で育った少女の目で「震災」を見つめました 「海を恨んだりしません」 私が震災直後から折に触れ、言葉を交わしてきた子供達の1人、 中村史佳(ふみか)さん。「ふうちゃん」と呼ばれていた少女は、 岩手大の2年生になりました。 農学部食料生産環境学科の水産システ...
勤め先は「刺身が安くてうまい」と評判の店 「電車通勤の人はコロナ感染のリスクが高いから」 18年間働いた職場をクビになる理由としては、あまりに軽く感じた。 ユウスケさん(仮名、40歳)の勤め先は都内の和食店。 元妻の親の葬式に参列した日以外、1日も休まず厨房に立ったのに …...
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