3月18日に開かれた神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は、ヤマモリジャーナルが提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 陳情採決の前に同委員会が行った聞き取りで、
日本の国土のおよそ7割を覆う「森林」という資源をこれからの若い世代はいかに活用していけばいいのか? 森林資源を生かすために必要な能力とは?どのような壁があるのか? このブログは、筆者の体験を通じて山村への若者の地域定住策を探る挑戦記。
3月18日に開かれた神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は、ヤマモリジャーナルが提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 陳情採決の前に同委員会が行った聞き取りで、
【水源環境保全課の説明に疑義】神奈川県議会で虚偽答弁か/環境農政常任委員会の陳情採決/意思決定に影響の恐れ
神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は18日、ヤマモリジャーナルが提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 だが、採決の前に同委員会が行った聞き取りで、所管課の水源
【2027年度「山北駅」駅舎建て替えへ】湯川町長「町として整備を検討」/「鉄道の町」の玄関口新装/町議会一般質問で明らかに
かつて「鉄道の町」として栄えた神奈川県山北町。その中心部にあるJR御殿場線「山北駅」について、JR東海が2027年度に駅舎の建て替えを予定していることが、3月4日分かった。同日開会した町議会定例会の一般質問で湯川裕司町長が明らかにした。 同
【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】担当課「町長より指示があり、1社随契」/町長「1社随契と言っていない」/どちらが〝虚偽〟説明か
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」などと指摘を受けた問題。 12月の町議会一般質問で湯川町長は「(担当課に対して)1
【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】湯川町長「配慮足りなかった」/真相は解明できず/町議会一般質問
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、今年3月に町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題。
【森林整備に関する補助制度を前例踏襲主義・杓子定規な思考で運用し、林業従事者に負担を強いる神奈川県環境農政局緑政部水源環境保全課の姿勢を正すように求める提案】全文
2023年12月3日、神奈川県の「私の提案」というページから「森林整備に関する補助制度を前例踏襲主義・杓子定規な思考で運用し、林業従事者に負担を強いる神奈川県環境農政局緑政部水源環境保全課の姿勢を正すように求める提案」という文書を送付した。
「情報開示請求」は申請用紙1枚書けば可能/行政監視の「how to 」を/読者からのリクエストにお答え
神奈川県山北町に移住して2年半ほどの月日が流れた。 この間、町議会一般質問を全て傍聴し、湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨をまとめるなどしてきた。 また、町のふるさと納税に関する業務委託契約について住民監査請求を実施し、「規制が順守されていな
【神奈川県山北町】町長肝いりの「CFO」進まず/核心を語らない「町長と語ろうまちづくり」で明らかに
「『森』の活用を子どもたちと 山北町で進むCFO制度」ー。昨年7月に行われた神奈川県山北町の町長選挙の直前、地域情報紙の「タウンニュース」にこのような見出しの記事が掲載された。 この記事は4期目の当選を目指した湯川裕司町長の後援会が製作した
神奈川県山北町の町議会一般質問を傍聴し続けて2年と少しの歳月が過ぎた。湯川裕司町長の行政運営の姿勢を見ていると、この町はさまざまなルールを「形骸化」していきたな、と感じる。その最たる出来事が、湯川町長が先頭になって推し進めた「ふるさと納税包
【2023年9月神奈川県山北町議会】三保地域は重要な観光拠点/ナラ枯れ対策費拡充/手話通訳者の窓口設置を検討
山北町議会9月定例会が4日開会し、6人が一般質問に立った。遊休施設の活用やナラ枯れ被害の現状など議論された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。三保地域は重要な観光拠点2021年度で閉園した三保幼稚園は築40年以上がたち、老朽化が進
神奈川県山北町の町議会一般質問を傍聴し続けて2年と少しの歳月が過ぎた。湯川裕司町長の行政運営の姿勢を見ていると、この町はさまざまなルールを「形骸化」していきたな、と感じる。その最たる出来事が、湯川町長が先頭になって推し進めた「ふるさと納税包
ユネスコ無形文化遺産【山北のお峰入り】/専門家「他にはない、貴重な事例」/10月8日開催/その特徴は?
昨年11月にユネスコの無形文化遺産に登録された民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つで、神奈川県山北町の共和地区に古くから伝わる「山北のお峰入り」への理解を深めようと、このほど町内で講演会が開かれた。講師を務めた東京文化財研究所の久保田
【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託】契約業者は「孫のサッカー関係からの紹介」/町民への説明はようやく「検討」/湯川町長が答弁/町議会6月定例会
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題で、湯川町長
神奈川県の「水源の森林づくり」事業/小規模事業者に配慮欠く森林政策/県と町は責任なすり付け/改善の余地はあるのか、考えた
神奈川県北西部。横浜市や川崎市などの都市部に水道水を供給する「水源地」とされる森林が広がる。林業従事者がこの地域で森林整備を行う際に活用する補助金の一つに「水源の森林づくり事業」(協力協約推進事業)というメニューがある。命名こそ美しいが、こ
【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託】「特定の業者」との契約解除/委託料は1千万円超か
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、「湯川裕司」個人として登録した商標を町がふるさと納税で得られるはずだった寄附金の一部を活用して「特定の業者」に宣伝させていた問題で、町は5月1日付でこの業者との契約を解除したことを明らかにした。町によると、同
「偏らない、こだわらない、とらわれない心。この三つの心で町民の皆さんの信頼を得て、町政運営やらせていただいた」。2022年5月、山北町の生涯学習センターで開かれた湯川裕司町長の決起集会で、同氏は3期12年を振り返って支援者にこうあいさつした
【不合理な山北町ふるさと納税業務契約】開示文書から読み解くその背景/新議員は真相に迫れるか
ヤマモリジャーナルは1月24日、山北町と「ヤマキタ森林ベンチャー」が締結した「山北町ふるさと納税包括業務」に関する契約について住民監査請求を実施した。請求を受けた町監査委員は3月22日、「本件契約については合理的ではない判断があったと言わざ
【2023年3月神奈川県山北町】議会一般質問/新築町営住宅は全戸契約/新設体育館は県産材を活用へ
山北町議会3月定例会が3日開会し、6人が一般質問に立った。若者・子育て世帯向けの新築町営住宅が全戸契約に至ったことや、新設体育館に県産木材を50%以上活用する計画などが報告された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。町営「みずかみテ
日本の森林政策に関する諮問機関に「林政審議会」という組織がある。今年11月、その委員の公募があったため応募してみたが、予想通り(?)の「選考外」に・・・。応募の際、「森林資源の適切な管理と森林・林業・木材産業によるグリーン成長の実現のための
【2022年12月山北町議会】ふるさと納税業務契約/締結の経緯明らかにせず
山北町議会12月定例会の一般質問が6、7の両日行われた。質問戦の中で冨田陽子議員は、町がふるさと納税で得た寄付金の一部を特定の業者に支払っている経緯を質したが、湯川裕司町長はこの業者と契約を結んだ経緯を明らかにせず、詳細は分からないまま一般
【2022年9月神奈川県山北町議会】遊休の町有施設の活用や商店街の活性化策などを議論
山北町議会9月定例会が5日開会し、7人が一般質問に立った。遊休になっている町所有施設の活用方法や商店街の活性化などについて議論が交わされた。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は以下の通り。遊休の町有施設は民間に賃貸優先旧観光施設の「丹沢森林館
昨年の暮れごろだったろうか。「ヤマキタ森林ベンチャー」という社名をSNSで見かけるようになったのは。インターネット上での情報だったが、同社は神奈川県山北町外の若者数人が立ち上げた株式会社のようで、町が有する広大な森林を活かして地域おこしに取
【神奈川県山北町】4期目当選の湯川町長に聞く/選挙戦の振り返りと森林資源の活用策は?
2022年7月10日。全国で参議院議員選挙の投開票が行われたこの日の夜、神奈川県西部の山間地にある山北町では12年ぶりとなる町長選挙が同時に実施された。選挙結果は4期目を目指した現職の湯川裕司氏(70)が他候補2人を大きく突き放して再選。神
【2022年6月山北町議会6月定例会】地域活性化策や自衛隊演習場の騒音調査などを議論
山北町議会6月定例会が10日開かれ、6人が一般質問に立った。地域活性化策や静岡県にある東富士演習場の騒音調査などについて議論が交わされた。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は以下の通り。事業承継対策の活用例はゼロ事業承継については中小企業診断
【神奈川県議会・合区問題②】人口偏在が著しい県郡部から選挙制度改革の声を上げる意義を考える
神奈川県議選の選挙区変更を巡って、県西部に位置する足柄上地域1市5町の議会議員有志41人が異議を唱え、5月下旬に開催した「南足柄市・足柄下郡の強制合区について考え声を上げる会」。集会で議員有志は、今回の選挙区変更によって南足柄市と足柄上郡(
【神奈川県議会・合区問題】「南足柄市・足柄下郡の強制合区について声を上げる会」に参加/その「声明文」で十分なの?/公職選挙法改正には踏み込まず
過日、このようなチラシをもらった。炎を背景に金太郎が「理不尽・不条理 強苦(合区)撃退!」と怒り、後ろで熊が泣いている。どうやら、神奈川県西部に位置する南足柄市と、足柄上郡(山北町、開成町、大井町、松田町、中井町)の議会議員が怒っているらし
【神奈川県山北町議会】一般質問を1年傍聴して見えてきた/主体性欠く町行政と追及力弱き町議会/県内人口減少率最悪の町の実相
2021年4月に神奈川県山北町に移住してもうすぐ1年。地方新聞で約10年間記者を勤めた筆者は、この1年間に開かれた町議会定例会の一般質問を全て傍聴した。(恐らく職業病)傍聴を通じて見えてきたのは、自らの町づくりですらどこか〝人ごと〟な姿勢が
「森林という宝物を次世代に」湯川町長が4期目に向けて抱負【2022年山北町議会3月定例会】
神奈川県山北町議会3月定例会の一般質問が4日と7日に行われ、計8人が質問に立った。7月で任期満了を迎える湯川裕司町長は、質問戦の中で4期目への出馬を正式に表明。「森林を未来の子どもたちにどのように届けるか。それが我々大人に与えられた一つの使
【林 道 崩 壊】工期20年、総事業費25億円超。神奈川県山北町の林道はたった5年で崩れた。コンクリートで自然は制圧できるのか?
神奈川県西部の山北町の山奥には、「八丁神縄林道」(全長約7.6キロ)という林道がある。約20年もの工期と25億3700万円の税金を費やして、2014年に開通した。しかし、開通からわずか5年後、2019年10月の台風で大きく崩れて一部区間は今
【中山間地域を維持するための処方箋】の効力は?高知県黒潮町の松本敏郎町長に聞く
先月、Amazonを通じて「中山間地域を維持するための処方箋」を出版した。一体、この「処方箋」に効力はあるのか?ないのか?地方行政、地域づくりのプロ、高知県幡多(はた)郡黒潮町の松本敏郎町長(元同町職員、2020年10月から現職)に聞いてみ
【東山北1000計画は事実上破綻】神奈川県山北町2021年12月定例会/一般質問で明らかに
山北町議会12月定例会の一般質問が6、7の両日開かれた。質問戦の中で、東山北駅周辺地域の人口を2018年度までに1千人増加させることが目標とされた「東山北1000 まちづくり基本計画」(2011年3月策定)について、駅周辺地域の人口はこの1
神奈川県山北町/令和3年度「町長と語ろうまちづくり」に参加/県内で最も人口減少が深刻な町の移住定住政策を質問/湯川町長の答弁は?
神奈川県山北町の湯川裕司町長と地域住民が町の将来像などを話し合う座談会「町長と語ろうまちづくり」が10月25日、同町の山間部にある共和地区で開かれた。共和地区は89世帯165人が暮らし、人口に占める高齢者の割合は53.9%(2021年5月時
神奈川県山北町/令和3年度 座談会「町長と語ろうまちづくり」に参加/県内で最も人口減少が深刻な町の現状ついて質問/湯川町長の答弁は?
神奈川県山北町の湯川裕司町長と地域住民が町の将来像などを話し合う座談会「町長と語ろうまちづくり」が10月25日、同町の山間部にある共和地区で開かれた。共和地区は89世帯165人が暮らし、人口に占める高齢者の割合は53.9%(2021年5月時
神奈川県に情報開示請求したら…コピー代30円払うために437円必要になった話
神奈川県の各市町村に配分される森林環境譲与税の推移を探るため2021年7月、神奈川県に対して情報開示請求を行った。筆者は県西部の山北町在住で、開示資料を県庁に取りに行くには電車で片道2時間程度必要となるため郵便での資料送付を希望した。このと
富士山溶岩流到達まで33時間/公立病院の分娩機能集約/町村合併は否定しない/2021年度山北町議会9月定例会
神奈川県山北町議会9月定例会は6、7日の日程で議員9人による一般質問が行われた。湯川裕司町長ら執行部の答弁要旨は以下の通り。富士山溶岩流到達まで33時間富士山に関する各種調査研究により、ハザードマップが約17年ぶりに改訂された。今回の改訂で
神奈川県全市町村/森林環境譲与税配分試算資料を入手/山北町は2025年に累計1億円超/県内町村では最高額
ヤマモリジャーナルはこのほど、神奈川県に対して情報開示請求を行い、2019年度から始まった森林環境譲与税の県内各市町村の配分額と、今後の配分予定が分かる試算資料を入手した。同譲与税は2020年度の制度変更により配分額が増加した。このため20
神奈川県山北町の限界集落【共和地区】/〝自主財源〟でバス走らせ、山づくりにも挑戦/若手移住者も後押し/「財産区」の将来像は?
神奈川県西部に位置する山北町。人口は9,878人(2021年5月時点)で、町が発足した1955年(16,689人)と比べると約4割減少している。なかでも少子高齢化が深刻なのが山間地域の共和地区。89世帯165人が暮らし、人口に占める65才以
神奈川県山北町議会6月定例会は11日開会し、6人が一般質問に立った。湯川裕司町長ら執行部の答弁要旨は以下の通り。インターチェンジ周辺に若手職員の意見2020年3月に仮称山北スマートインターチェンジ(IC)周辺土地利用構想を作成した。本構想の
100年前にドイツで刊行された「恒続林(こうぞくりん)思想」を読み解く。日本に浸透する日は来るだろうか??
恒(つね)に続く林と書いて「恒続林(こうぞくりん)」。今から約100年前の1922年に「恒続林思想」という本を刊行したのが、ドイツの林学者アルフレート・メーラさん。その著書は1984年に日本語訳が出版されたが、今ではなかなか手に入らない代物
高知県四万十市の「若藤」集落で経験した1年3ヶ月の林業研修を振り返る。「自伐型林業」の課題も見えてきた
2019年10月、林業の世界を知るため会社の「自己研修制度」というものを利用して休職した。(その後、結局退職)同年12月に高知県西部、四万十川が流れる四万十市の「若藤」という集落に移り住み1年3ヶ月、実践を通じて林業の厳 […]2019年10月、林業の世界を知るため会社の「自己研修制度」というものを利用して休職した。(その後、結局退職) […]
神奈川県出身の僕が、高知新聞で働いた10年。そして再び神奈川県民に戻る。
2021年2月末をもって、10年間勤めた高知新聞社を退職した。4月からは神奈川県西部の山北町というところに身を置き、引き続き森林資源の活用を学んでいく。今回の記事では、横浜市出身の僕が高知県の高知新聞に就職した経緯と10年の記者生活を振り返
【提案】「森林環境譲与税」をキコリに【斜面危険労働手当】として支給できないか?
森林整備や林業の担い手育成などに使える「森林環境譲与税」。2019年度から全国の自治体に配分が始まったこの税金は現在、森林の所有者探しや境界画定作業などに使われている。だが、その〝効用〟は見えづらいのではないだろうか?そこで今回提案するのが
田舎暮らしを始めてようやく1年が過ぎようとしている。夏シーズンに遭遇したムカデの数は20匹近くなるだろうか。幸運にも、一度も咬まれずに切り抜けることができた。家の外壁にはアシナガバチに巣を作られかけたが、これも何とか駆除できた。今回は筆者の
三浦瑠麗さんが指摘する「血のコスト」。林業界に置き換えてみた
三浦瑠麗さんが【21世紀の戦争と平和】で主張しようとしたことは、国民が戦地で流れる【血のコスト】を意識することで逆に戦争を遠ざけるというものだったように思う。現在、林業界の端くれに身を置きながら取材している私は「兵士」を「林業従事者」に置き
インスタント味噌汁にちょい足しするなら… 独身男のオススメ具材
時短のために味噌汁をインスタントに頼る人も多いのでは?でも、インスタントだと具材の物足りなさを感じてしまう。そこで、ちょい足しすることで手軽に栄養も摂れる2つのオススメ具材を紹介。
近年の木材自給率は増加傾向にある一方、山にある木を全て切り取る「皆伐」後の再造林が進んでいない状況は毎日新聞で報道された。国は2025年までに木材自給率を5割程度まで引き上げる方針というが、木材が増産されても山村の人口は減り続け、残されたの
農業、漁業、林業。どれも日本人の食や国土の保全などを考える上で欠かせない仕事で、その担い手もまた尊い。農業や漁業に関する法律には従事者の【経済的社会的地位の向上】を図ることを目的とする法律があるのに、林業には見当たらない。正確に言うと、20
自伐型林業に参入して半年。身につけた「6つの技術」と、これからの課題
副業的な「自伐型林業」の可能性を探るため、全くの異業種から参入して半年が過ぎた。これまでに身につけた主な技術は、①目立て②玉切り③造材④ロープで牽引して木を倒す⑤追いづる切り⑥林内作業車による集材。バックホーによる作業道作りはまだまだできな
先日、「ヒロシ、山を買う!」というネット記事を見かけた。内容は、芸人のヒロシがソロキャンプを楽しむために山林を購入するに至った経緯を語るというもの。この記事を読んで、ドイツなどで認められている「市民が森を自由に歩き回る権利」について考えてし
ブヨに刺されて症状が悪化したら…。薬代はケチらない方がいい。かゆみとただれが長引くから。
恥ずかしながら、山仕事をする上で虫刺されをなめていた。山で作業してれば虫に刺されるなんてことは想定内だけども、ブヨというヤツの攻撃力の高さには参った。患部の皮膚はただれ、ボコボコに。ブヨに刺されたらステロイドという成分が多い塗り薬が効くみた
22年前に閣議決定された「21世紀の国土のグランドデザイン」。東京一極集中は是正できるのか?
1998年に閣議決定された「21世紀の国土のグランドデザイン」。この計画では、東京一極集中の人口偏在について当時から「国土構造上の問題である」と是正を求めている。東京を中心に都市部で感染拡大が深刻な新型コロナウイルスの現状を見ると、今後の国
「森林環境税」の存在感ある? 恩恵を受けられるのはまだまだ先か…
2024年度から納税者1人当たり1000円を負担する「森林環境税」。税の徴収が始まるのはまだ先だけど、国が借金をする形で既にこの税金を森林環境譲与税として地方自治体に配分している。ちなみに、2019年度は200億円が配分された。この額が将来
「林業」と聞いて思い浮かべるのはチェーンソーで木を切り倒す「木こり」のイメージを持つ人が多いかもしれない。しかし、いざ山に入って木を切り倒そうとしてもチェーンソーだけでは無理なことがある。今回紹介するのは、ロープワークのなかでもメジャーな「
人口偏在と学校の減少。徳島県では過去10年で3割近くの小学校がなくなっていた
各都道府県の小学校が過去10年間(2009~2019年度)でどれだけ減ったかを調べたところ、最も減少率が高かったのは徳島で3割近い-29%だった。このほか9道県でいずれも2割以上の小学校が減ったことが分かった。一方、神奈川、愛知、埼玉、東京
自伐型林業初心者は木材価格表を自作すべし!収益アップにつながるよ
「木を切る前に造材を考えろ」と師匠は言う。立っている木を見上げて曲がり具合や太さを確認し、伐倒後に何メートルごとに切り分けるかを考えろ、ということだ。自伐型林業は、主に山に生えている木の2割ほどしか切らないため、少ない木でどれだけ収益を上げ
布団の中でダニがうごめく季節がやってきた。「干すより、キレイ」のレイコップは既に導入済みなのだが、これと組み合わせて使いたいアイテムが「さよならダニー」。1シートで25万匹のダニが獲れる!とパッケージに書かれている。筆者はレイコップと「さよ
湯たんぽを使うときは付属品の袋を忘れずに。翌朝まで暖かさは持続
2019年冬、自伐型林業を学ぶため山間部に移住し、借り家のあまりの寒さに夜も眠れぬ日々を過ごしていた。そんな時、林業の師匠から勧められたのが湯たんぽだった。使用時の注意点は付属品の袋に湯たんぽを入れること。そうすることで保温効果が増し、低温
山の仕事を知るなら受講無料の「林業就業支援講習会」がオススメ。注意点もあるけど
林業に関心がある人に参加をオススメしたいのが「林業就業支援講習会」。全国各地で開催され、受講料は無料!宿泊費(補助あり)と食費、交通費だけの負担で受講できる。筆者は20日間コースを受講してチェーンソーと刈払機、バックホーの資格を得ることがで
都市部の住民は木の重さを知らない?/力自慢こそ林業を体験してみては
林業に携わる人以外で、木の重さを知っている人はあまり多くはないと思う。ましてや、山から離れた都市部で暮らす人々にとってはなおさらのことだろう。最近はSNS上で「筋トレが趣味」とか言う人をよく見かけるが、そういう力自慢の人たちにこそ、重たい樹
筆者は就職を機にとある地方に移住。そこで小学校の閉校式に立ち会うことになる。地方における人口減とは、子どもたちから母校を〝奪う〟現象でもあるようにも思えた。地方に広がる森林資源を生かして若者が働く場所をつくり得ればこれほど魅力的なことはない
大河ドラマ「西郷どん」に影響されて初めて鹿児島県を訪れた。この時、屋久島で出合った芋焼酎が「三岳」と「愛子」である。普段、焼酎は麦派だが、この二つの焼酎は芋臭さではなく、芋の香りと甘みを楽しめる。「芋焼酎は苦手」という人でも飲みやすいお酒だ
日本において林業を志す若者は少数派と言ってもいい。しかしドイツでは「子どもたちがあこがれる職業」と評する識者もいる。両国の林業事情の違いをまとめてみた。
司馬遼太郎は著書「土地と日本人」(1980年発行)の中で「土地公有化論」を展開した。松下幸之助との対談で司馬は「水とか空気とかが公有なように、土地も公有であるべき」という持論を展開する。その後時代は流れ、現在の日本では「所有者不明土地」なる
頼るべきは法務局ではなかった…。山主さん探しには「林地台帳」が絶必!?/自伐型林業挑戦ブログ
森林所有者を探し出すため、法務局に手数料450円を払い続けていたヤマモリ。ある日知人の公務員F田さんに「林地台帳」の存在を教えてもらい、その使い方を学んだ。そして、事態は好転するのだった。
自伐型林業挑戦ブログ/山間部に移住したヤマモリは地元民に「ワシの山を切ってよいぞ」と言われたのだが…
山間部に移住して自伐型林業に挑戦中のヤマモリは、森林所有者の探索という大きな壁にぶち当たった。法務局で山林の登記情報を調べるといちいち450円の手数料を取られ、得られた情報は明治時代のものだった…
「FSC・SGEC・PEFC」そして「FM・CoC」/林業界における横文字を解説
新国立競技場の建設で国産材がふんだんに使われ注目を集めた。今後、森林環境税の導入で国産材の利用が促進されるとみられる。その上でも「FSC・SGEC・PEFC」といった森林認証制度を知っておいても損はなさそうだ。
森林環境税の活用で「木製サッシ」の利用拡大はあるのか?国会でも議論
金属製サッシよりも優れているとされる木製サッシ。国会でもその利用拡大の可能性が議論されている。近い将来、日本の住宅の窓枠が木のぬくもりに包まれる日は来るのか?来ないのか??
2020年1月に広島高裁が伊方原発3号機の運転差し止めの決定を出した。この決定は「仮処分」の手続きによるもので、広島高裁は2017年12月にも同様の決定をしている。原発裁判には「仮処分」と「本訴」の二つの手続きがあり、その違いを見分ける必要
高知県立林業大学校と岐阜県立森林文化アカデミーを比較。軍配は歴史が長い森林文化アカデミーに?
「木は太すぎると安くなる」という不思議。立米単価だけでなく、1本当たりの値段も念頭に置かなければならない。
SDGsが掲げる17のゴールのうち、6、12、15の目標に注目すると小規模林業(自伐あるいは自伐型林業)の理念に共通する点が多いことが分かる。SDGsに取り組む企業なら小規模林業の支援をしたらいいのではないか、という提案。
SDGsが掲げる17のゴールのうち、6、12、15の目標に注目すると小規模林業(自伐あるいは自伐型林業)の理念に共通する点が多いことが分かる。 SDGsに取り組む企業なら小規模林業の支援をしたらいいのではないか、という提案。
皆伐地に足を踏み入れると、早速イバラに襲われた…。皆伐施業を否定したアルフレート・メーラーが生きていたら、今の日本の森林政策をどう評価するだろうか...。
皆伐地に足を踏み入れると、早速イバラに襲われた…。皆伐施業を否定したアルフレート・メーラーが生きていたら、今の日本の森林政策をどう評価するだろうか...。
皆伐地に足を踏み入れると、イバラに襲われた…。「恒続林」とは対局にある日本の林野政策。アルフレート・メーラーが生きていたら、何というだろうか...。
2019年10月22日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されていた樋口宏江さんの取り組みを見て、林業界にもこんな人が増えたらな~と考えてしまった。
2019年10月22日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されていた樋口宏江さんの取り組みを見て、林業界にもこんな人が増えたらな~と考えてしまった。
WordPress初心者にとって参考書は必携となる。しかしこれらの書籍は1500円を超えるものも多いため慎重に選びたい。今回は筆者が購入した2冊の教本の「明と暗」を紹介する。
WordPress初心者にとって参考書は必携となる。しかしこれらの書籍は1500円を超えるものも多く、慎重に選びたい。今回は筆者が購入した2冊の教本の「明と暗」を紹介する。
森林組合の仕事内容をざっくりと紹介。安月給でもやりがいのある仕事だが、彼らのような存在は絶滅危惧種のようにも思えてくる…。
森林組合の仕事の内容を紹介。安月給でもやりがいのある仕事だが、彼らのような存在は絶滅危惧種のようにも思えてくる…。
自分の「やりたいこと」を明確にし、ぶれない心を与えてくれる1冊。「起業は1冊のノートから始めなさい」
自分の「やりたいこと」を明確にし、ぶれない心を与えてくれる1冊。
林業の労働災害発生率は全産業の中でトップ。調べてみると、自衛隊員よりも林業従事者の方が多く命を落としていることが分かった。
林業従事者の死者数は自衛官よりも多いという現実…。
小学生のころから整体に通っていた私がオススメする腰痛・肩こり対策アイテムはずばり「ウェーブストレッチ」と「ローラーかっさ」!
小学生のころから整体に通っていた私がオススメする腰痛・肩こり対策アイテムはずばり「ウェーブストレッチ」と「ローラーかっさ」!
年間620億円の「森林環境税」 木材増産に重きを置きすぎでは??
「100年の森」をつくる林業者も「意欲と能力がある」として認められるように要望したい。
年間620億円の「森林環境税」 木材増産に重きを置きすぎでは??
「100年の森」をつくる林業者も「意欲と能力のある林業経営者」として認めてられる基準に変えてもらえるように要望したい。
ヤマモリジャーナル番外編として、書評を始めます!!記念すべき第一弾は「本当に考える力がつく多読術」
ヤマモリジャーナル番外編として、書評を始めます!! 記念すべき第一弾は「本当に考える力がつく多読術」
ガソリンを自宅などに保管する際には消防法令の基準に適合した容器に入れる必要がある。筆者も携行缶を購入したものの、住んでいるのは1K のマンション。ガソリンは揮発性が高いため台所や寝室に置く気にはなれない。
ガソリンを自宅などに保管する際には消防法令の基準に適合した容器に入れる必要がある。筆者も携行缶を購入したものの、住んでいるのは1K のマンション。ガソリンは揮発性が高いため台所や寝室に置く気にはなれない。
林業では自分が生きてきた年数よりも長く生きた樹木を伐採することも多いだろう。そんな〝先輩〟を切り倒すのだから覚悟もいるし、もっと真剣に取り組まなければいけない。林業というのは樹木の命をいただく神聖な行為のようにも思えてくる。
副業的な自伐型林業に関心がある人は、まず森林ボランティア活動に参加してみてはどうだろうか?
副業的な自伐型林業に関心がある人は、まず森林ボランティア活動に参加してみてはどうだろうか?
「玉掛け」とはつまり、クレーンで荷物をつり上げる際にその荷物にワイヤーをくくり、クレーンのフックに接続する作業を言う(下図の赤線で囲った部分
普通のサラリーマンをしていた私にとって、初めてチェーンソーを動かした日のことは忘れられない。
林業に挑戦するために初期投資した費用は…
大学を卒業して普通の会社員になった自分がまさか、チェーンソーを使うことになるとは夢にも思っていなかった。
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3月18日に開かれた神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は、ヤマモリジャーナルが提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 陳情採決の前に同委員会が行った聞き取りで、
神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は18日、ヤマモリジャーナルが提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 だが、採決の前に同委員会が行った聞き取りで、所管課の水源
かつて「鉄道の町」として栄えた神奈川県山北町。その中心部にあるJR御殿場線「山北駅」について、JR東海が2027年度に駅舎の建て替えを予定していることが、3月4日分かった。同日開会した町議会定例会の一般質問で湯川裕司町長が明らかにした。 同
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」などと指摘を受けた問題。 12月の町議会一般質問で湯川町長は「(担当課に対して)1
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、今年3月に町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題。
2023年12月3日、神奈川県の「私の提案」というページから「森林整備に関する補助制度を前例踏襲主義・杓子定規な思考で運用し、林業従事者に負担を強いる神奈川県環境農政局緑政部水源環境保全課の姿勢を正すように求める提案」という文書を送付した。
神奈川県山北町に移住して2年半ほどの月日が流れた。 この間、町議会一般質問を全て傍聴し、湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨をまとめるなどしてきた。 また、町のふるさと納税に関する業務委託契約について住民監査請求を実施し、「規制が順守されていな
「『森』の活用を子どもたちと 山北町で進むCFO制度」ー。昨年7月に行われた神奈川県山北町の町長選挙の直前、地域情報紙の「タウンニュース」にこのような見出しの記事が掲載された。 この記事は4期目の当選を目指した湯川裕司町長の後援会が製作した
神奈川県山北町の町議会一般質問を傍聴し続けて2年と少しの歳月が過ぎた。湯川裕司町長の行政運営の姿勢を見ていると、この町はさまざまなルールを「形骸化」していきたな、と感じる。その最たる出来事が、湯川町長が先頭になって推し進めた「ふるさと納税包
山北町議会9月定例会が4日開会し、6人が一般質問に立った。遊休施設の活用やナラ枯れ被害の現状など議論された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。三保地域は重要な観光拠点2021年度で閉園した三保幼稚園は築40年以上がたち、老朽化が進
神奈川県山北町の町議会一般質問を傍聴し続けて2年と少しの歳月が過ぎた。湯川裕司町長の行政運営の姿勢を見ていると、この町はさまざまなルールを「形骸化」していきたな、と感じる。その最たる出来事が、湯川町長が先頭になって推し進めた「ふるさと納税包
昨年11月にユネスコの無形文化遺産に登録された民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つで、神奈川県山北町の共和地区に古くから伝わる「山北のお峰入り」への理解を深めようと、このほど町内で講演会が開かれた。講師を務めた東京文化財研究所の久保田
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題で、湯川町長
神奈川県北西部。横浜市や川崎市などの都市部に水道水を供給する「水源地」とされる森林が広がる。林業従事者がこの地域で森林整備を行う際に活用する補助金の一つに「水源の森林づくり事業」(協力協約推進事業)というメニューがある。命名こそ美しいが、こ
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、「湯川裕司」個人として登録した商標を町がふるさと納税で得られるはずだった寄附金の一部を活用して「特定の業者」に宣伝させていた問題で、町は5月1日付でこの業者との契約を解除したことを明らかにした。町によると、同
「偏らない、こだわらない、とらわれない心。この三つの心で町民の皆さんの信頼を得て、町政運営やらせていただいた」。2022年5月、山北町の生涯学習センターで開かれた湯川裕司町長の決起集会で、同氏は3期12年を振り返って支援者にこうあいさつした
ヤマモリジャーナルは1月24日、山北町と「ヤマキタ森林ベンチャー」が締結した「山北町ふるさと納税包括業務」に関する契約について住民監査請求を実施した。請求を受けた町監査委員は3月22日、「本件契約については合理的ではない判断があったと言わざ
山北町議会3月定例会が3日開会し、6人が一般質問に立った。若者・子育て世帯向けの新築町営住宅が全戸契約に至ったことや、新設体育館に県産木材を50%以上活用する計画などが報告された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。町営「みずかみテ
日本の森林政策に関する諮問機関に「林政審議会」という組織がある。今年11月、その委員の公募があったため応募してみたが、予想通り(?)の「選考外」に・・・。応募の際、「森林資源の適切な管理と森林・林業・木材産業によるグリーン成長の実現のための
山北町議会12月定例会の一般質問が6、7の両日行われた。質問戦の中で冨田陽子議員は、町がふるさと納税で得た寄付金の一部を特定の業者に支払っている経緯を質したが、湯川裕司町長はこの業者と契約を結んだ経緯を明らかにせず、詳細は分からないまま一般
「偏らない、こだわらない、とらわれない心。この三つの心で町民の皆さんの信頼を得て、町政運営やらせていただいた」。2022年5月、山北町の生涯学習センターで開かれた湯川裕司町長の決起集会で、同氏は3期12年を振り返って支援者にこうあいさつした
ヤマモリジャーナルは1月24日、山北町と「ヤマキタ森林ベンチャー」が締結した「山北町ふるさと納税包括業務」に関する契約について住民監査請求を実施した。請求を受けた町監査委員は3月22日、「本件契約については合理的ではない判断があったと言わざ
山北町議会3月定例会が3日開会し、6人が一般質問に立った。若者・子育て世帯向けの新築町営住宅が全戸契約に至ったことや、新設体育館に県産木材を50%以上活用する計画などが報告された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。町営「みずかみテ
日本の森林政策に関する諮問機関に「林政審議会」という組織がある。今年11月、その委員の公募があったため応募してみたが、予想通り(?)の「選考外」に・・・。応募の際、「森林資源の適切な管理と森林・林業・木材産業によるグリーン成長の実現のための
山北町議会12月定例会の一般質問が6、7の両日行われた。質問戦の中で冨田陽子議員は、町がふるさと納税で得た寄付金の一部を特定の業者に支払っている経緯を質したが、湯川裕司町長はこの業者と契約を結んだ経緯を明らかにせず、詳細は分からないまま一般