興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。
2020年9月21日 米民主党大統領候補バイデンは、当選したら、核兵器に多額の出費をする今のトランプの方針から、転換する見込み。 既に、核への依存を減らすと言明。 中ロの核開発が進む中で、米国の軍事政策は岐路にある。 一方、対北朝鮮政策を含め、トランプが再選後、国際的な核管理をどうするつもりか不明。 トランプの就任時、バイデンはもし核を増強したら、冷戦の再来となり、米国と同盟国の安保を阻害する、と警告。 軍備における核兵器の比重を減らし、最終的には核なき世界を作ることを支持。 選挙中も、核兵器の専制攻撃をしない考えを表明。 これにより核戦争の可能性が低くなる確率が高まる。 (柴田優呼@アカデミ…
2020年9月20日 トランプ支持か不支持か、国が割れる米国。家族間でも意見が割れる。 スイングステートのミシガン州郊外の白人夫婦。 妻は、経験がなく人をいじめるトランプには投票しない。 夫は逆に、政治家らしくないのがいいとの考え。 今、株は上昇、失業率は低下。 バイデンだと増税し、景気後退するとの見方。 夫婦の居住区はデトロイト郊外。 自動車産業の衰退で70年代以来、民主党支持から共和党支持に変わった地域で、今はスイング地区。 オバマが2度勝利した後、前回はトランプが勝利。 トランプが10,700票という全米一の僅差で、ミシガンを制するのに貢献。 バイデンもトランプジュニアも今回、現地入りし…
2020年9月19日 トランプが愛国教育を促進するため大統領令を出す、と言明。 建国の起源を、最初の奴隷がアフリカからバージニアに到着した1619年にしようとする動きを強く非難。 白人エリート男性による上からの歴史ではなく、下から見た歴史を提唱、学校教育で使用されて来たハワード・ジンの1980年の著作も非難。 代わりにトランプが推奨するのは、社会運動、とりわけ黒人の闘争を無視したと批判される歴史家の著作。 米国には全国レベルの教育課程のガイドラインはあるが、採用は任意。 愛国教育を求める動きは1920年代から存在する。 だが愛国教育をするなら、全ての歴史を知った上で行うべき、と他の歴史家。 愛…
2020年9月18日 核兵器を統御するアメリカ戦略軍の司令官は今週、中国の脅威に対処するため、核兵器の近代化は必須だと述べた。 これまで中国の核弾頭保有数は約3百発だと見られて来たが、ペンタゴンの最新報告だと約2百発で、今後10年で倍増する見込み。 一方アメリカは約4千発を保有しており、優位はゆるがない。 ただ、新しい状況として、アメリカが中国とロシアの二方面に対処する必要が出て来た。 また中国軍が米軍の原潜に、脅威を与えつつある。 もし中国の核装備がアメリカを躊躇させる水準に達すれば、逆に、両国が通常兵器による戦争を始めるのを抑止できなくなる恐れがある、とアメリカ側。 本当なのか。 (柴田優…
2020年9月17日 米保健省の広報担当のカプトがSNSで暴言をはき、病気を理由に、60日の休暇を取ることに。 コロナ対策をしている政府の科学者たちは反トランプ主義者、とフェイスブックで発言したという。 彼らは銃保持者に対し、左翼のデモ隊から身を守るため、弾薬を手に入れるよう、そそのかしている、とまで。 カプトはツイッターでも、自称ジャーナリストがビデオで、催涙ガスで今にも攻撃されそうだと言っているツイートに対して、「全員に浴びせろ」とコメント。 カプトは今年4月、政権のチームに加わった。 トランプに不利になるのを恐れて、CDCの報告の内容を操作しようとした疑いも、もたれている。 (柴田優呼@…
2020年9月16日 コロナ危機で、アメリカの国際的イメージはさらにダウン。 ピュー研究所が世界13か国で調査。 全対象国が、アメリカのコロナ危機への対処の仕方は、中国やWHO、EU、自国のやり方に劣る、と回答。 大半が「非常に稚拙」との見方。 アメリカへの好感度は、日英仏豪加で、過去20年間の最低値を記録。 各国の指導者に対する国際的な信頼度では、独メルケルと仏マクロンについては、過半数の国の国民が評価。 英ジョンソンに対しては、半数が評価。 だがトランプは、プーチンや習近平より評価が低い結果となった。 トランプをわずかに支持した層は、右翼のポピュリスト政党に好感を持つ人々だった。 (柴田優…
2020年9月11日 過去50年間で、動物の数が激減している。 1970年から2016年にかけ、世界で生存する4千百種、2万1千の動物人口をモニターしたところ、平均68%も減少していた。 とりわけ、世界の淡水地域に生息する生き物は94%、中南米の生き物は84%も減少した。 世界自然保護基金が2年に1回発表している調査結果。 動物人口の激減は、人間によるもの。 人口、消費、貿易量の増大、都市化の進展、熱帯雨林などの農地化が原因。 土地も水も人間のために使われ、その結果、多くの生き物が生存不能に。 生物の多様性が失われている。 気候変動も進行。 ただ、コロナによる外出制限で、人間が使う量が、全体で…
2020年9月10日 程度の差はあれど、米国で3月から続くロックダウン。 不安や恐怖感、悲哀、疎外感を抱く人が、コロナ前の3倍になっていた。 成人5千人を対象にした調査によると、コロナ前は、うつ症状のある人は8.5%だった。 それが4月になると28%に急上昇。 さらに25%がマイルドなうつ。 貯金が5千ドル以下だと50%に。 男性より女性の方が、そして既婚者よりシングルの方が、うつになる傾向が見られる、との結果。 ただ、生活上の工夫を少しするだけでも、改善に効果がある。 十分な睡眠と適度な運動、瞑想やヨガ、例えオンラインでも、何らかの社会的支援があると助けになる。 遠隔で行う「テレセラピー」も…
「ブログリーダー」を活用して、海外ニュースで知る世界の流れさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。