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  • 「オートファジー」&「ソマチッド」

    2016年、ノーベル医学生理学賞を東京工業大学教授「大隅良典」が受賞しました。テーマの“オートファジー”は「生物が細胞内でタンパク質を分解し再利用する現象“自食作用”」その発見と研究が認められた様です。論文では「成人の体内では、一日約200グラムのタンパク質が作られるが、食事から得られるのは60~80グラムに過ぎない。不足分は主に自食作用で分解した自身のタンパク質が原料となる」自動で生産されるタンパク質を「大隅」は、“オートファジー”と言っている様です。(不可解です)オートファジーとは何なのか?細胞でもなく・染色体でもなく・遺伝子でもなく、未知なるタンパク質(微小生命体)その研究が進めば、将来ガンやアルツハイマーの治療に役立つそうです。正に、夢の基礎研究です!「大隅」は「1998年大学から独立し自分の研究室を持...「オートファジー」&「ソマチッド」

  • 幻 の 遺伝子治療

    人の“DNAの2重らせん構造”が発見され凡そ50年、血液・体液・骨などを100万倍率の電子顕微鏡で観察し、デジタル判別の上確率の高い人物特定が可能になり、犯罪検挙率は格段に向上しました。微量の残留血液や体液から、数億分の一の確率で人物(犯人)を探し当てる事が出来る様になりました。これは、あくまで“電子工学”が進歩した結果です。果たして、この技術を“医療”・“医薬”に応用できるか?疑問があります!天体望遠鏡で数億光年かなたの星を発見できても、科学の力で手が届くと妄想するのは、現実的でありません。単なる願望です。医学における“ミクロ”の世界は、天体より遥かに近くて遠い存在だと思います。生物学における“ゼロ”と、天文学における“無限大”は、永久に解けない“謎の方程式”です!◎DNAの“2重らせん構造”「人類の歴史で最...幻の遺伝子治療

  • プレパンデミック・ワクチン

    2020年、世界中で新型コロナウイルスの蔓延が止まりません。WHOは、遅れながらパンデミック(世界的大流行)を宣言したのですから、既に手遅れでした。先のSARSやMARSより、感染者も死亡者も遥かに多いのですから正にパンデミックです。伝染病の恐怖を目の当たりにした世界各国は、治療薬やワクチンの研究開発に躍起です。アメリカ合衆国・ロシア・中国・イギリスetcは、国益の為かワクチン戦争の真っ只中。果たして出来るのでしょうか?ワクチンの研究は、既に数十年の実績があります。ただし完成されたワクチンは、何一つ無いと言う事をお忘れなく!◎人々の希望“新型コロナウイルス・ワクチン”1919年(大正8年)ですから100年ほど前、スペイン風邪と呼ばれる感染症が、世界中に猛威を振るいました。記録によると、世界で5000万人~1億人...プレパンデミック・ワクチン

  • 千の風になって

    久々に叔父の“お墓”を参拝して来ました。お墓がある室蘭墓地(望洋台霊園)に立ち風に吹かれると、ある曲を思い出しました。「千の風になって」♪私のお墓の前で泣かないでください~そこに私はいません~眠ってなんかいません千の風に~千の風になって~あの大きな空を~吹きわたっています~♪2001年「新井満」が、アメリカ合衆国発祥の歌詞を日本語に訳したもので「秋川雅史」が歌い大ヒットした名曲です。◎「秋川雅史」宗教・宗派によって、故人を弔う形は様々です。お墓に花をたむけ手を合わすのも、話し掛けるのも自由だと思います。ほんの一時、故人を思い出すだけで供養になる筈です。「そこに私はいません~」それは分かっています。何の思惑もなく「もう一度会いたい」と願うだけで、供養になると思います!市営・室蘭墓地は、日本屈指の眺望を誇ります。墓...千の風になって

  • “オプジーボ” の 怪

    「薬害エイズ事件」を、覚えているでしょうか?血友病患者に非加熱製剤を使用し、治療を受けた4割にあたる1800人がHIVに感染し、うち600人がエイズ(免疫不全症候群)で死亡した事件です。当時ミドリ十字(現・田辺三菱製薬)が、血清をアメリカから輸入し精製した製剤の中に、HIVに感染した売血者のウイルスが紛れていたのです。この事件は製薬会社の過失責任を、被害者の賠償だけで犯罪に問われる事はありませんでした。そこには、“国”と“日本医師会”の根深い関係が介在します。国(厚労省)には、医学を熟知した人材はいません。国民皆保険を謳いながら、国政の場で医学を語るのは、医療界から派遣された“医系技官”です。どうして、内輪のトラブル(不祥事)を厳しく糾弾できるのでしょうか?大手の製薬会社は、薬害で何百人死のうと潰しません!事実...“オプジーボ”の怪

  • 海洋汚染

    「因果は巡る」俗語ですが、意味は「歴史は繰り返す」の様です。その多くは、悪い意味で使われます。戦後、日本が華々しい経済発展を遂げた裏側で、工場廃液による公害が発生しています。水俣病です。プラスチックの精製過程で、有毒の“メチル水銀”が河川から水俣湾に垂れ流されたのが原因です。その結果、湾で採れた魚介類を食べた人々が、原因不明の奇病に罹患したのです!水俣病は、過去の“公害病”でしょうか?「因果は巡る」現在、“マイクロ・プラスチック”が社会問題になっています。その要因は、“プラスチック”でしょうか“メチル水銀”でしょうか?両方とも、経済発展に無くてはならない“便利な存在”です。否定したくても現実に有るのですから、紛らわしい!21世紀に入り、日本人の健康意識が高まったと思います。少肉多菜・少塩多酢・少糖多果・・・、体...海洋汚染

  • 嬉・課外授業

    我々の年代は、戦後ベビーラッシュ(団塊の世代)でした。北海道は多少遅れて遣って来たものの、我が町も子供で溢れていました。小学校も中学校も、生徒が多くパンク寸前だったと思います。特に中学校は、教師不足が顕著でした。明らかに、予定(時間割)どうりの授業が出来ない状態です。そこで、苦肉の策が課外授業でした。中学校から500m程、500人以上収容できる古い“映画館”(椅子は木製のベンチシート)が、課外授業に使われ月に数回利用していました。ほとんどは映画鑑賞で、時折演劇やショーもあり生徒達には楽しい授業(研修)でした!娯楽かも?◎若き日の「寺内タケシ」ある日「3年生に限り、3時から(放課後)映画館で“バンド演奏”があります。希望者は放課後各々会場に向かって下さい」と、教師から報告がありました。おそらく、素人バンドに違いな...嬉・課外授業

  • 『 ウラジミール・イリイチ・レーニン 』

    高校2年(1968年)、世界史の授業で各国の偉人研究があり、私はソビエト連邦(現・ロシア)の「レーニン」を指定されました。当時、東西(アメリカとソ連)冷戦時代で、まずい国が当たってしまったと思いました。案の定、校内の図書館で「レーニン」を調べても、レポートを制作出来るだけの資料はありませんでした。幸いにも、研究発表には2か月程の時間があったので、思い切って札幌市の“ソビエト大使館”に「レーニンについて資料があれば送ってください・・・」と、葉書を書きました。数日後、段ボール箱に大量の書籍が郵送されて来ました。驚きました。まさか「私が共産主義に興味がある」と、勘違いされたら困ります。すぐ「返却したい」と葉書を送ると、大使館から「我々には何の意図もありません。自由に使ってください」と、良心的な返事が来たので使わせて貰...『ウラジミール・イリイチ・レーニン』

  • 『 江戸川 乱歩 』

    私は、庶民派文学:“推理小説”のファンです。横溝正史・松本清張・大藪晴彦・斎藤栄・森村誠一・清水一行・西村寿行・夏樹静子・・・著名な作家は大勢いますが、私の中では「江戸川乱歩」がベストです。「乱歩」の遺した作品は、日本文学史で最高・最強ではないでしょうか?推理(探偵)小説の数・映画化の数・テレビ化の数・漫画化の数・・・、どれを取っても日本一です!◎「江戸川乱歩」子供の頃は、少年探偵団が活躍する「怪人二十面相」が好きでした。主に、映画化された作品を観ていたので、作家が誰か分かりませんでした。(ただ面白かった)本格的に推理小説を読みだしたのは、高校時代でした。「江戸川乱歩」だけではなく様々な作家の作品を、寝る間も惜しんで読破したものです。しかし「乱歩」の作品だけは別格でした。多分「乱歩」作は、大半読んだと思います。...『江戸川乱歩』

  • 松本サリン事件

    1994年、長野県で起きた“松本サリン事件”を覚えているでしょうか?当初警察は、第一通報者である会社員「河野義行」氏を疑いました。「大学時代化学を専攻した」「物置に園芸用の農薬があった」と言う曖昧な理由で、彼を重要容疑者として扱ったのです。情報を知ったマスコミ各社は、警察発表を鵜吞みにし犯人と断定しニュースを流し続けたのです。その結果日本中が、情報の渦の中で“洗脳(マインドコントロール)”されました。「河野は犯人に違いない」「サリンをつくってばら撒いた」誰もが疑う事なく糾弾したのです。まるで“魔女狩り”でした。「河野」氏が冤罪と分かったのは、新興宗教・オウム真理教が、“地下鉄サリン事件”を起こした10ヶ月後の事でした。あの事件で分かる様に、集団心理は警察やマスコミによって簡単にコントロールされるのです!「花は草...松本サリン事件

  • 「電車」か「列車」か

    都会ではJRの車両を「電車」と、親しみを込めて呼ぶ様です。当然かも知れません。日本の鉄道車両は、全6万両の内5万両が「電車」なのです。「電車」の保有“世界一”しかしながら、我々(田舎者)は「電車」と呼ぶ事に、少々違和感を覚えます!なぜなら田舎を走る“ローカル線”は、“電気・モーター”で駆動する車両は全く走っていません。殆どの車両は“ジーゼル・エンジン車”で、電気を供給する“電線”も“パンタグラフ”もありません。ですから、誰も「電車」とは言いません。呼び方は「列車」です。昔は「汽車」でした。都会から来たと思われる“観光客”が、列車を指差し「電車・電車」と叫ぶのは、如何なものでしょうか?「列車にパンタグラフが付いていない」と、言いたくなります!(笑)今時、SLの様に“石炭”を燃料に走る“蒸気機関車”はありませんが、...「電車」か「列車」か

  • フォルクスワーゲン「ビートル」

    ドイツ車フォルクスワーゲン「ビートル」を、ご存知でしょうか?第2次世界大戦当時、ドイツの首相で悪名高き「アドルフ・ヒトラー」の号令の下、完成したのが大衆車「ビートル」でした!「ビートル」の設計理念は、“フォルクスワーゲン”だけではなく“ポルシェ”や“アウディ”など、全てのドイツ車いや世界中の車の“基本”になっています。車高が高いアメリカの“フォード”と違い高速走行に適した機能・外観が特徴で、戦後世界各国に販売され現在の車の“先駆け”になった様です!それから70年、過去の名声に驕ったのでしょうか?数年前フォルクスワーゲン社が、自動車販売で優位に立つ為、不正を侵しました!厳しい排気ガス規制を逃れる為、点検や車検の時にだけ排ガス(CO2)を抑制するソフトを、事前にジーゼルエンジン車に搭載していたと言うのです。この失態...フォルクスワーゲン「ビートル」

  • 「クスリ」か「毒」か

    「飲酒は20歳を過ぎてから」日本の法律は、成人が“酒”を飲む事を禁じていません。モラルに反しなければ、飲んで酔うのは自由です。寧ろ、昨今のテレビ・コマーシャルを観ると、“ビール”を飲む事を推奨している様に感じます。いいのでしょうか?アルコール類は一定量を超えると、脳細胞を麻痺させる“毒物”に変化するのです!何も、酒類を否定するのではありません。私自身50年も、日本酒・ウイスキー・焼酎を飲み続けたいわゆる“アル中”です。若い頃は、疲労回復や食欲増進の為に、多少は効果があった様に思います。しかしアルコールの毒素は、年と共に身体を蝕む“元凶”になります。事実、酒が原因の病気もありました。出来れば、飲まない方がいい!我々には、アルコール以外の“刺激”はないのか?あります。飲むと元気になり、一時の安堵感を味わえる“クスリ...「クスリ」か「毒」か

  • 北海道弁「めんちゃこい」

    「可愛い」は、意味深い言葉です。“守って遣りたい”・“助けて上げたい”おそらく“可愛そう”とか‟かわゆし”の意味合いが強いと思います。“かわゆし”とは戦国時代、敵軍を倒し相手方の城を乗っ取った際大将の「一族を皆殺しにせよ」との命令に対し、兵士が「子供や赤ん坊を抹殺するのに忍びない」と、哀れんで使った言葉の様です。現在、我々が使っている“可愛い”とは、意味が違っていると思います。「可愛い・かわゆし・めんちゃこい」日本人同士なら、相手の言葉を理解できても、外国人に通じるか疑問です!特に、若い女性が好んで使う「可愛い~」は不可解です。子犬や子猫など、ペットが可愛いのは理解できても、服・小物・花まで可愛いと言うのはPrettyとは違います。むしろCuteです。「愛しい」と「恋しい」微妙な“ニュアンス”の違いなのでしょう...北海道弁「めんちゃこい」

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