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2019/09/26

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  • 第12回 多冨気王子~熊野那智大社

    市野々王子を経て古道はいよいよ熊野那智大社への参道である大門坂へ。大門坂と夫婦杉熊野古道の中でも、当時の面影を特に美しく残している「大門坂」この熊野古道には三箇所の関所があったと言う。この振ヶ瀬橋の鳥居前に三番目の新宮藩関所があったそうだ。この橋を渡った先からが那智山の聖域と云われる。聖域と俗界を振り分ける橋だから「振ヶ瀬橋」との事。樹齢八百年といわれる夫婦杉が長い道程の苦労をねぎらってくれる。見事な杉が立ち並ぶ大門坂の途中には、熊野九十九王子最後の王子社である多富気王子跡があり、多富気王子を過ぎれば程なく最終目的地である熊野那智大社に到着する。多冨気王子跡最終の王子社である。「手向け」(神仏や死者の霊にささげ物をする事)の意味とも、また、那智山社僧の「潮崎多富気」が設けたから多冨気王子社と命名されたとの説もあ...第12回多冨気王子~熊野那智大社

  • 第11回 佐野王子~市野々王子

    佐野王子跡佐野松原の西端、祓川(王子川)の近くにある熊野九十九王子社の一つで若一王子社とも呼ばれ、神域一帯は「若一王子の森」と呼ばれていたそうだ。少なくとも、熊野詣が盛んであった鎌倉前期にはその存在が知られ、後には熊野那智大社の末社となったようで、明治の神仏習合で佐野宇山田にある神社に合祀され廃絶となったそうだ。熊野詣の折は、佐野の浜で拾った小石を衣の袖に入れ、熊野那智大社に奉納する習慣があったとも伝えられている。佐野王子社跡の石碑の近くには尼将軍供養塔やお地蔵さん、神武天皇聖績狭野顕彰碑などが立っている。浜の宮王子社跡(熊野三所大神社)浜の宮王子社は、三所権現、あるいは渚宮とも呼ばれ、熊野詣が盛んだった頃には、熊野九十九王子社の一つで、中辺路・大辺路そして伊勢路の分岐点となっていた。現在は熊野三所大神社と称さ...第11回佐野王子~市野々王子

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