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ハミなし頭絡で楽しい馬生活!日本ビットレスブライドル協会 https://blog.goo.ne.jp/japanbbinfo

馬に乗る時、必ず使われている「ハミ」。実は必要ないんです。馬に必ずくっつけている「蹄鉄」。別に必要ありません。 無駄を省くことで、馬と人がもっと近づき、楽しい生活を送れるようになります。その情報をお知らせします。

日本ビットレスブライドル協会
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2019/08/30

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  • 蹄病を理解するー14 蹄の洗浄法とか蹄油とか

    過酢酸はいいことづくめの除菌剤(これも医薬品ではないので、除菌剤の扱いになります)のようなんですが、欠点も当然あります。「金属腐食性」があること。ステンレスは大丈夫なんですが、鉄はダメ。つまり、装蹄した蹄には使いにくい。鉄釘を腐食する恐れがあるからです。でもねえ、だったら、そもそも装蹄なんかしなければいいじゃないですか。サラブレッドの蹄がダメになりやすい、蹄底が薄い、全部白癬菌感染のせいだとしたら?今までの蹄の常識が全て覆る。装蹄をやめる、という判断、あっていいと思う。金もかからなくなるし。オーストラリアでは裸蹄馬のサラがガンガン競走してますから。ただ、装蹄するもんだ、という思い込みが相変わらずだし~~、その場合には、二酸化塩素系の除菌液を使う方がいい。但し、水=鉄を腐食するものであることには変わりがないですか...蹄病を理解するー14蹄の洗浄法とか蹄油とか

  • 蹄病を理解するー13 蹄の消毒 どうすればいい?

    装蹄や削蹄の現場って、本当に汚いですよね。こないだ、削蹄に来た方が、「グラインダーで削蹄すると、埃が目に入って結膜炎になる」なんておっしゃってました。仕事中に作業者が健康被害を起こす事態はあってはならないはずですが。。。。作業環境等々、ちゃんと改善するようにしないと、本当に誰も削蹄師なんかやらなくなっちゃいます。グラインダーで蹄を削る場合、ゴーグル&マスクは当たり前、みたいな衛生教育をやってください、関東装蹄師会様。蹄は汚いもの、床が汚いから、掃除が行き届いてないから、という削蹄師やオーナーの言い分はごもっとも、とは言えない。だって、無理ですもん。但し、床の環境整備ができないかというと、これはできる。という提案はあります。今後書きます。今回は、どうやって蹄を消毒洗浄するべきか、について。それには、まず、消毒薬の...蹄病を理解するー13蹄の消毒どうすればいい?

  • UMALife 4月号

    最新版「UMAライフ」4月号に、FRC代表の田中氏がハミなし頭絡について書いておられます。当協会については触れていらっしゃいませんが、田中氏の主張は、その通りと思います。ぜひ、お読みください。UMALife4月号

  • 蹄病を理解する ちょっと番外編ー消毒・除菌・殺菌等々2

    対象物周辺の環境から病原性のある生き物を何らかの方法でいなくなるようにする・あるいは数をうんと減らす、病原性をグンと落とす、というのが「消毒・殺菌・滅菌・除菌・抗菌」等々のフレーズで表現されています。ドラッグストアに行くと、商品がごちゃごちゃ並んでいるように、見える。ポイントは、「消毒薬」は医薬品の棚に置いてあって、「除菌剤」は普通の商品棚に陳列されている、点。これには、日本の薬剤についての法律である「薬機法」が絡んでいるのです。薬機法とは、かつては薬事法といわれていた法律のことです。「殺菌」や「消毒」という言葉は、「医薬品」や「医薬部外品」以外の商品には利用することが禁止されているのです。「薬」として扱うには「認可を取らなければならず、臨床試験をちゃんとやって云々、と莫大なお金がかかる。それだけでなく、特に「...蹄病を理解するちょっと番外編ー消毒・除菌・殺菌等々2

  • 蹄病を理解するーちょっと番外編 消毒・除菌・殺菌等々1

    世の中「コロナウイルス」で大騒ぎになってますね~~。で、もう一度この図を。前回は蹄の消毒や跣蹄について書いていません。これ、きちんと理解して行わないとやるだけ無駄になることも多いので。昨今とにかく「消毒だああ!」となっているようですので、その件も踏まえて書いてみようと思います。いわゆる感染症というのは、病気の元になる生物が体内に入り込んで体の細胞に悪さをする、で下手をするとそのせいで死んじゃう、という病気の総称です。細菌という単細胞生物(一匹=1細胞のこと)、あるいは細胞の体もなしていないDNAやRNAの固まりであるウイルスが原因で起こるものです。ウイルスは極小で、光学顕微鏡なんかでは全くつかまりません。野口英世博士が悩んだ挙句罹患して死んじゃった「黄熱病」もウイルス性感染症です。野口博士は光学顕微鏡を駆使して...蹄病を理解するーちょっと番外編消毒・除菌・殺菌等々1

  • 蹄病を理解するー12 白癬菌感染を増悪させるもの

    蹄の脱落というのは、蹄葉炎の最終形態とされていて、馬関係者ならだれもが恐怖におののく症状です。その恐怖感の元は結局蹄の脱落を招く蹄葉炎の原因・悪化要因が分からない。原因が不明どうすれば防げるのかも分からない。に尽きる。しかし、爪水虫に対する免疫反応のせいですよ、となれば、スッキリしますでしょ。で、こんなことは、人間の爪水虫でも重症例では起きがちなんだから、となれば、ああ成程、となると思うんですが。まとめるとこんな感じ。これについて、これから更に解説します。装蹄されていない蹄ってサラの若馬であっても綺麗なもんです。YOUTUBEを見ると、「初めての装蹄」という名前の動画が結構あって、それを見ると、蹄底がちゃんとしてるのが分かります。この手の動画は馬の「成人式」風ですけど自分に言わせれば「爪水虫寄生の儀式」にしか見...蹄病を理解するー12白癬菌感染を増悪させるもの

  • 蹄病を理解するー11 馬への白癬菌の感染経路

    人間の爪水虫の場合、爪への寄生は皮膚の水虫を放置した結果、と言われています。いきなり爪に白癬菌が住み着く可能性はかなり低い。皮膚の水虫からじわじわと爪に移行する。直に埋め込む可能性があるとすれば、やはり爪切り等々直に爪に触る道具でしょう。こういう道具を消毒もせんと共有すれば、シイタケ栽培と同じ、原木に菌を植え込むように、爪に白癬菌を植え込む結果になるわけです。馬や牛の場合、そういう効果を発揮しているのは、間違いなく削蹄師の皆さんが使っている道具でしょうね。だから、いきなり爪に白癬菌がたかってしまう。従来蹄病の原因が「よく分からん」と言われていたのには、それなりの根拠があります。まさか、削蹄や装蹄が蹄病の元だなんて!という思い込み(というか、社会常識がない、馬業界のヘンさ加減とも申しましょうか。または、特殊技能の...蹄病を理解するー11馬への白癬菌の感染経路

  • Dr.Cook'sハミなし頭絡で最近の障碍練習(垂直・ダブル・オクサー)

    最近の練習風景。Dr.Cook'sハミなし頭絡で障碍飛越。ハミがないとどうやって方向転換するのか?というご質問をよくいただきます。このスピードでも割と簡単です。急旋回に最初は戸惑っていましたが、きちんと障害に視線を合わせることで馬側も予測しやすくなってくるようです。Dr.Cook'sハミなし頭絡で最近の障碍練習(垂直・ダブル・オクサー)

  • 蹄病を理解するー10 人間の爪水虫の治し方

    前々回でもリンクした東京新聞の記事。かなりよくまとめてあります。この記事の後半に「爪水虫」について書かれていますが、爪は白癬菌にとって、薬も届きにくいし組織に含まれる白癬菌の餌=ケラチンも多いし、爪の中に埋まってのんびり暮らせるってことで、確かに「安住の地」なんですよ。で、その結果何が起こるかというと、宿主である人間は1)爪の見た目が悪くなる。2)二次感染を起こして爪周囲のトラブルが甚大になる。3)ひょうそ等々が生じて疼痛で歩けなくなったり、靴が履けなくなる、糖尿病を併発している場合には、脚の切断に至ってしまうケースも。という末路になる。ちなみに、水虫の主症状である「痒み」は、これは白癬菌に対する自分の免疫反応の結果起こります。これだけなら、アトピーで痒い、というのとまったく同じメカニズムです。白癬菌の怖いとこ...蹄病を理解するー10人間の爪水虫の治し方

  • 蹄病を理解するー9 人間の水虫はどううつる?どう防ぐ?

    ということで、妙に軽んじられている水虫ですが、白癬菌を自分の皮膚や爪で飼っていると当然他人にうつす恐れが高くなる。白癬菌は接触で広がります。まず、家族。次に他人。家族間は、爪水虫の場合、やっぱり爪切りを共有しちゃうのがまずい。一人一人専用の奴を使って、同じ場所に保管しない、この位気を使わないとうつってしまう。または、毎回使う前にアルコール消毒をしっかり行うか。他人にうつす恐れがあるのは銭湯・ジムやプールのシャワールームや着替えする場所等。足湯も怖い・・・・。今日のニュースで、最近流行りの新型コロナ、陽性判定された男がわざわざ店で飲み食いした挙句吹聴して回る、という実にガキッぽい行動をしたという話が出てますが、水虫持ちの皆様は、同じことをやってるわけですよ。さっさと治していただきたいものです。そういえば、大学生だ...蹄病を理解するー9人間の水虫はどううつる?どう防ぐ?

  • 蹄病を理解するー8 人間の「爪水虫」

    改めて真菌培養培地。分離できた真菌は「糸状菌」であることは形態学的に分かっているのだけど、白癬菌かどうかまでは判別できなかった。但し、「1種類」というのがポイント。鉄爪に付着したサンプルと同時に採取しているから、もし、サンプリングに問題があれば、同じように訳分らない状態になるはずなんです。こういう訳分からん状態を「コンタミネーション」といって、試料採取の失敗と位置付ける。爪水虫については、人間でも同定するのにサンプリングが極めて重要であるとされています。やっぱり足元って汚い箇所だから、上手くサンプリングしないとコンタミネーションが簡単に起きてしまって、なかなか疾患特定に至らないんです。感染性疾患や、真菌寄生性疾患の場合は、これはかなり重要です。人の爪の場合のサンプリング法がこちら。白癬菌は爪の末端から侵入し、奥...蹄病を理解するー8人間の「爪水虫」

  • 蹄病を理解するー7 爪疾患として捉える蹄疾患

    前回より、改めてこの写真。以前NHKで介護番組的なものをやってた時、うわ、その爪どう考えても爪水虫でしょ!という感じのおじいさんの爪を介護士の方が爪切りで切って、そのまま次々別の爪も切るシーンがありまして。それじゃあ、その人の爪、全部爪水虫になっちゃうよ~~、とハラハラして見てたもんです。あー自分が認知症にでもなった時、こういうのは覚えてるだろうから、でも、まともに口がきけない、となると、爪切りしようとした介護士さんを蹴っ飛ばして、介護士さんに「クッソばばあ」呼ばわりされるんだろうな~~~、と思うわけです。こないだ聞いた話では。「認知症を患ってる父が骨折して、ギプスをはめたのにそれを外しちゃうんですよ」と「困った親父」トーンで話す方に「それ、きっとギプスが超痛いんだと思いますよ。だから外しちゃうんだ。私も3週間...蹄病を理解するー7爪疾患として捉える蹄疾患

  • 蹄病を理解するー6 で、何が感染しているのか?

    装蹄師・削蹄師が道具の消毒も、削蹄・装蹄前後の跣蹄も全くやらずに仕事する、から、蹄病が感染して回るんだ、と書きました。じゃ、何が感染しているんでしょうか?これが今までよく分かってなかったんです。というか、分からないもんだ、と思い込んでいた。獣医がね。だもんで、何の進展も今までなかったわけだ。そのせいで人に飼われてる大方の宥蹄動物は大迷惑をこうむったといえる。大迷惑なのは馬のオーナー・乗馬クラブ・酪農家の方も同じで、いつもいつも不安に襲われ、飼っていてもちっとも楽しくない。いつ跛行が起こるのか、いつ起立不能になって屠畜場送りの判断になってしまうのか、獣医は、脅しだけはうまいけど、その実まともな対応策を一つも挙げることができない。せいぜいこう言うだけですよね「糖質をやるな、おやつをやるからこうなるんだ」「ちゃんと運...蹄病を理解するー6で、何が感染しているのか?

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