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おとのほそみち https://bakoji.hatenablog.com/

洋楽、邦楽の薀蓄を語るブログです。ラジオ番組の書き起こしや、コンサートのセットリストの掲載にも力を注いでいます。

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2019/08/30

1件〜100件

  • 【JAZZ新譜】The Artist / John Lee (2022)

    ジ・アーティスト / ジョン・リー The Artist アーティスト:John Lee Cellar Live Amazon カナダのベーシストによる真っ向勝負の正統派ジャズ カナダのベーシスト、ジョン・リーが、ベテランのカール・アレン(ds)、マイルス・ブラック (p) 、コリー・ウィーズ (ts)を迎えたカルテット編成での作品。 ストレートアヘッドなジャズの王道を行くもので、特段のサプライズはないが、実に安心して心地よく身を委ねていられる。 オリジナル作品にに「朝日のように爽やかに」「9月の雨」などのスタンダードや、ジョシア・レッドマン「ブルース・オン・サンデイ」などを加えた選曲のバラン…

  • 【JAZZ新譜】The News / Andrew Cyrill (2021)

    The News アーティスト:Andrew Cyrille Quartet ECM Amazon 歌うように流れるドラムスに息を飲む アンドリュー・シリルのECMのリーダー作としては3作目。 かつてはフリージャズのドラマーというイメージが強かったが、ここのところは、すっかりECMの人という感じ。 ピアノとシンセのダヴィ・ヴィレイジェス、ベースのベン・ストリート、それにビル・フリゼールのギターが加わったカルテット編成。 ビル・フリゼールの持ち味のひとつであるちょっとイナタいフォーキーな感じはあまりなくて、ややクールで無機的な感じ。 それが、他のメンバーのキャラクターともあっている感じがする。 …

  • 【JAZZ新譜】Vessels of Wood and Earth / Dan Wilson (2021)

    Vessels of Wood and Earth アーティスト:Wilson, Dan Brother Mister Productions Amazon ファンキーに弾きまくるギターが心地よい アメリカの新鋭ギタリスト、ダン・ウィルソン、これが3枚目のリーダーアルバム。 メンバーにドラムのジェフ・ワッツ、ベースのクリスチャン・マクブライトという凄腕の名を見れば、前のめりにもなろうというものだ。 ダン・ウィルソンのギターは、いわばウェス・モンゴメリー~ジョージ・ベンソン直系。 熱くソウルフルにぐいぐい弾きまくる。 こういうタイプの若手ギタリストって、最近あまり出てきてないと思うが、この手が好…

  • 【JAZZ新譜】Projekt Drums, vol.1 / Petter Eldh (2021)

    プロジェクト・ドラムス・vol. 1 / ペッター・エルド Projekt Drums 1 [Analog] アーティスト:Petter Eldh Edition Records Amazon 凄腕ドラマー6人を招いた注目のプロジェクト スウェーデン出身のプロデューサーで、ベーシストとしても活躍するペッター・エルドが、タイトル通り”ドラム”にフォーカスした新プロジェクト。 「1」というからには「2」もあるのだろうが、このアルバムだけでお腹いっぱいになりそうな、濃密な出来栄えである。 収録全6曲を、それぞれ別のドラマーを招いて演奏している。 その顔ぶれがすごい。 エリック・ハーランドリチャード・…

  • 山下達郎氏の曲のタイトルを並べて『夏の詩』らしきものをつくってみた

    風がくれたプロペラ 夏のコラージュ ついておいで 僕の中の少年 太陽のえくぼ 愛を描いて 忘れないで 僕らの夏の夢 雲のゆくえに 人力飛行機 言えなかった言葉を 翼に乗せて ずっと一緒さ 世界の果てまで おそまつさまでした (^^♪ 以下は各曲の収録アルバムです。 あまり年代が偏らないようにしたつもりです。 風がくれたプロペラ:SONORITE夏のコラージュ:COZYついておいで:GO AHEAD!僕の中の少年:僕の中の少年太陽のえくぼ:SONORITE愛を描いて:MOONGLOW忘れないで:SONORITE僕らの夏の夢:RAY OF HOPE雲のゆくえに:RIDE ON TIME人力飛行機:…

  • 【JAZZ新譜】Sounds From The Ancestors / Kenny Garrett (2021)

    Sounds from the Ancestors アーティスト:Garrett, Kenny Mack Avenue Amazon 現代ジャズ屈指のサックスプレイヤーによる熱きミクスチャー 10代のころから注目され、デューク・エリントン楽団、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズを経て、マイルス・デイヴィス・バンド最後のサックス奏者として活躍したケニー・ギャレット。 自身のプロジェクトでは、常に野心的でアグレッシブな作品を世に送り出しているが、本作も、ヒップホップあり、ゴスペルあり、アフロビートありと、これぞミクスチャーという仕上がり。 このジャケットデザインが示すように、演奏はパッシ…

  • 【JAZZ新譜】Samba de Maracatu / Joe Chambers (2021)

    Samba de Maracatu アーティスト:Joe Chambers Blue Note Amazon 60年代のブルーノートを支えていたドラマーの意欲作 ウェイン・ショーター『アダムズ・アップル』、ボビー・ハッチャーソン『コンポーネンツ』、フレディ・ハバード『ブレイキング・ポイント』、マッコイ・タイナーの『テンダー・モーメンツ』など、1960年代のブルーノートの名作を支えていたドラマー、ジョー・チェンバース。 本作はSavantから2016年にリリースされた『Landscapes』以来5年ぶりの新作で、ブルーノートへの復帰作になる。 基本は、ピアニストのブラッド・メリットとベーシストの…

  • 【JAZZ新譜】Raise Up Off Me / Ralph Peterson (2021)

    ライズ・アップ・オフ・ミー / ラルフ・ピーターソン Raise up off Me Too! Onyx Music Label Amazon ベテラン・ドラマー、ラルフ・ピーターソンの最後の作品 惜しくも2021年3月に他界したベテラン・ドラマー、ラルフ・ピーターソンの遺作。 長年の盟友であるザッカイ・カーティス(p)、ルーカス・カーティス(ba)とのピアノ・トリオを基本に、ヴォーカリストのジャズメイヤ・ホーン、パーカッショニストのユギー・カストリロをゲストに迎えている。 自身のオリジナルに加え、バド・パウエルやジョン・ヒックスなどの曲を収録。 80~90年代の活躍が非常に印象深いが、ベテラ…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年5月8日『棚からひとつかみ』

    達郎氏による曲の解説部分を要約して記載しています(青字部分は書き起こし)。ネットに楽曲データがあるものは張り付けていますが、オンエアされた音源とは異なる場合が多々あります。 1. DREAMING GIRL / 山下達郎 '962. WILD THING / THE TROGGS '663. I'M HEAVEN / TOUCH OF CLASS '754. LET A WOMAN FLOW / IT'S A BEAUTIFUL DAY "MARRYING MAIDEN" '705. MUSKRAT CANDLELIGHT / WILLIS ALAN RAMSEY "WILLIS ALAN R…

  • 【JAZZ新譜】Freedom Fables / Nubiyan Twist (2021)

    フリーダム・フェイブルズ / ヌビヤン・ツイスト FREEDOM FABLES アーティスト:NUBIYAN TWIST STRUT Amazon 英国の多国籍ジャズ集団のミクスチャーな快作 ギタリストのトム・エクセルを中心にロンドンを拠点に活動する10人編成のジャズ・コレクティヴ、ヌビヤン・ツイスト。 本作がフルレングスとしては3作目のアルバムである。 アフロビート系のジャズがベースではあるのだが、炸裂するアフロビートもあれば、しなやかなネオソウルあり、ちょっと懐かしいアシッドジャズ風味もありと、まさにミクスチャー。 とはいえごった煮というわけではなく、メンバーが多いこともあって、多様性が広…

  • 【JAZZ新譜】Les Cadences du Monde / Louis Sclavis (2022)

    Les Cadences Du Monde アーティスト:Louis Sclavis / Annabelle Luis / Bruno Ducret / Keyvan Chemirani Jms Amazon クラリネットの巨匠による室内楽ジャズ ルイ・スクラヴィスは1953年生まれ。 フランスを代表するジャズ・クラリネットの巨匠である。 彼が、チェロ2台とパーカッションという極めて個性的なカルテットで録音したのが本作。 アンナ・ルイス(Anna Luis)とブルーノ・デュクレ(Bruno Ducret)という二人のチェリストはそれぞれ主旋律や対旋律を奏で、ルイ・スクラヴィスのクラリネットとも…

  • 【JAZZ新譜】Ka-Frobeat / Magic Malik (2022)

    カーフロビート / マジック・マリック Ka-Frobeat Onze Heures Onze Amazon フレンチカリブ音楽とアフロビートの融合 ノーベル文学賞を受賞した詩人サン=ジョン・ペルス、五輪の金メダリストである柔道家テディ・リネールの出身地である、フランスの海外県グアドループ。 フルートの鬼才として知られ「フランスのローランド・カーク」 なる異名を持つマジック・マリックもまた、カリブ海に浮かぶ同地の出身である。 本作のアルバムタイトルKa-Frobeat(カーフロビート)はプロジェクト名でもあり、ベーシストであり作曲家でもあるヒレール・ペンダとマジック・マリックが立ち上げたものだ…

  • 【JAZZ新譜】The Path / The Cookers Quintet (2022)

    ザ・パス / クッカーズ・クインテット The Path アーティスト:The Cookers Quintet Do Right Music Amazon 当代最高のハード・バップ集団の4作目 痛快極まりないバップを、これでもかとばかりに聴かせるザ・クッカーズ・クインテットは、カナダのジャズ・グループ。 これが4作目のアルバムである。 カナディアン・ジャズ・ピアニストの重鎮、バーニー・セネンスキーをゲストに迎えて、音は厚みを増し、グルーヴィーでファンキーなサウンドが満載。 ライナーで原田和典氏は、「In the Paint」を指して“ホレス・シルヴァーとアヴェレージ・ホワイト・バンドが2020…

  • 【JAZZ新譜】Countdown / Simon Moullie (2022)

    カウントダウン / サイモン・ムリエ Countdown アーティスト:Simon Trio Moullier Fresh Sound France Amazon ジャズ・ヴィブラフォンの新星、セカンドアルバム 1994年パリ生まれ、まだ20代のジャズ・ヴィブラフォンの新星、サイモン・ムリエのセカンドアルバム。 デビュー作「 Spirit Song」にも参加していたベースのルカ ・アレマンノとドラムスのジョングク・キムによるアコースティックなトリオ編成による作品だ。 コルトレーン、モンク、ミンガス、エヴァンスらの曲やコール・ポーターなどのスタンダーズを採り上げており、どの演奏も非常に瑞々しく、…

  • 【JAZZ新譜】JAZZ IS DEAD 011 / Adrian Younge、Ali Shaheed Muhammad (2022)

    Jazz Is Dead 011 アーティスト:Adrian Younge & Ali Shah Jazz Is Dead Amazon ジャズ・レジェンドたちを招いたコラボ・シリーズ第2弾がスタート マルチプレイヤーにしてプロデューサーのエイドリアン・ヤング。トライブ・コールド・クエストのDJ/プロデューサーのアリ・シャヒード・ムハンマド。 ケンドリック・ラマー作品にも参加しているこの鬼才コンビは、レジェンドたちとコラボしていくシリーズ「Jazz Is Dead」を2020年にスタートさせた。 ロイ・エアーズらの参加で注目された001にはじまり、010で、いったんこのシリーズは完結。 のはず…

  • 【JAZZ新譜】Just Justice / Jones Jones (2022)

    ジャスト・ジャスティス / ジョーンズ・ジョーンズ Just Justice アーティスト:Jones Jones Esp Disk Ltd Amazon ベテラン3人によるワンホーン・トリオの快作 ラリー・オックスは、アメリカのベテランサックス奏者。ウラジミール・タラソフはロシアフリージャズ界の巨人。マーク・ドレッサーはアンソニー・ブラクストンなどと共演歴もある、鬼才ベーシスト。 この3人でジョーンズ・ジョーンズを名乗り、2006年から活動開始。その後16年にわたり、このトリオでの演奏を続けている。 ラリー73歳、ウラジミール69歳、マーク75歳。 大ベテランの3人だから、演奏は渋いのか、枯…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年5月1日『山下達郎ライブでリクエスト特集』

    1. OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース) / 山下達郎 2. LOVE SPACE (LIVE) / 山下達郎 "13/12/19 大阪フェスティバルホール"3. 街物語 (LIVE) / 山下達郎 "10/11/08 八戸市公会堂"4. WHAT'S GOING ON (LIVE) / 山下達郎 "18/03/17 京都・拾得"5. ハイティーン・ブギ (LIVE) / 山下達郎 "18/11/02 カルッツかわさき"6. アトムの子 (LIVE) / 山下達郎 "18/11/02 カルッツかわさき" ゴールデンウイークが今年も始まリました。去年よりは少しは精神的に楽かなと…

  • 山下達郎氏がビートルズを聞かない理由とは ? え、そうなの !?

    こちらは「サンデーソングブック」2022年7月24日放送分より。 まず、リスナーからのお便り。 『質問があります。山下さんは、あまりビートルズに大きな影響を受けていないようですが、なぜですか。私は山下達郎さんの世代の人は、みんなビートルズに夢中になり影響を受けたと思っているので、達郎さんがあまりビートルズの影響を受けていないようなので意外でした。ぜひ教えて頂きたいです』 達郎氏はこれに答えて (お便り下さったのは)お若い方でございますが、ビートルズはもう基礎教養であります。中学のクラスはもうみんなビートルズの歌詞カードをですね、ノートにあれして。休み時間になりますと、「今日は俺はジョンだ」「今…

  • KISSの来日決定! 直近のオランダ公演 [2022.07.21] のセットリストはこちら。ハイライト動画もあり!

    KISSの「一夜限りのアンコール来日公演」がアナウンスされた。 2022年11月30日(水)に東京ドームでの開催である。 そもそもは2019年の12回目となるジャパン・ツアーが、最後の日本公演になるはずだった。 日本だけでなく、コンサートツアー活動そのものを終えると、彼らは発表していた。 ところが、その最後のコンサートツアーの予定が、コロナ禍で中止・変更を余儀なくされた。 そのくやしさをバネにするかのように、2022年4月の南米ツアー開幕以来、KISSは世界各地でのライヴをこなし続けた。 そして新たに来日が組み込まれることになったのだ。 (adsbygoogle = window.adsbyg…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年4月24日『山下達郎ライブでリクエスト特集』

    1. SPARKLE (LIVE) / 山下達郎 "19/06/14 岩手県民会館"2. 土曜日の恋人(LIVE) / 山下達郎 "16/03/04 金沢歌劇座"3. 君は天然色 (LIVE) / 山下達郎 "19/09/24 名古屋国際会議場 センチュリーホール"4. プラスティック・ラブ (LIVE) / 山下達郎 "86/07/30 中野サンプラザ"5. BLUE VELVET (LIVE) / 山下達郎 "18/10/04 大阪フェスティバルホール"6. THE WAR SONG (LIVE) / 山下達郎 "17/08/31 長野・ホクト文化ホール" 6月22日発売のニューアルバム『…

  • 【JAZZ新譜】A Lotus in the Mud / Yu Nishiyama (2022)

    ア・ロータス・イン・ザ・マッド / 西山由芙 A Lotus in the Mud アーティスト:Yu Nishiyama Next Level Amazon 横浜出身。NYで活躍中のジャズ作曲家のデビュー作 西山由芙は、ニューヨークを拠点に活動している作曲家。 横浜出身。5歳でピアノを始め、中学2年の時にサックスも習い、洗足学園高等学校音楽科でジャズサックスを専攻。 卒業後、テキサス州の大学へ進学した。 アメリカ全土から30歳未満の才能ある作曲家を発掘するために作られHerb Alpert ASCAP Young Jazz Composer awardを、これまで3回も受賞している。 そんな…

  • 【JAZZ新譜】Trios: Chapel (Live) / Charles Lloyd,Bill Frisell,Thomas Morgan (2022)

    トリオズ:チャペル(ライヴ) / チャールズ・ロイド Trios: Chapel (Live) Blue Note Records Amazon ドラムレスのトリオでチャペルでのライヴ録音 ジャズサックスのレジェンド、チャールズ・ロイド。 1960年代から活躍していて、御年84歳だが、太く暖かく包容力のあるサックスの響きは今も変わらない。 このたび、3つのトリオがそれぞれアルバムをリリースするプロジェクト「Trio of Trios」がスタート。 その第一弾が、ギタリストのビル・フリゼールとベーシストのトーマス・モーガンによるこのアルバムだ。 タイトル通り、2018年12月にサン・アントニオの…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年4月17日『リクエスト特集』

    番組中の曲の解説部分を要約して記しています(青字部分は書き起こし) 貼り付けている音源は、オンエアされたものとは違うことが多々あります。 1. MAGIC TOUCH (おうちカラオケ) / 山下達郎 '202. GOOD MORNING SCHOOLGIRL / SONNY BOY WILLIAMSON I '373. YOU AND ME / THE MOODY BLUES "SEVENTH SOUJURN" '724. MY TURN TO SHINE / C# SHARP '865. TRAVELING BOY / ART GARFUNKEL "ANGEL CLARE" '736. E…

  • 【JAZZ新譜】Pink Dolphins / Anteloper (2022)

    ピンク・ドルフィンズ / アンテローパー Pink Dolphins rings Amazon 電子音の弾幕を、トランペットの即興が切り裂く アンテローパーは、トランぺッターのジェイミー・ブランチとドラマーのジェイソン・ナザリーによるデュオ・プロジェクト。 二人共、名門ニューイングランド音楽院で共にジャズを学んだ間柄なので、いわば同窓生ユニットである。 初のリーダーアルバム『FLY OR DIE』のリリースが2017年だから、まだ若手といっていいジェイミーだが、テクニック的には何でもやれちゃう人。 パンクやグランジに影響を受けたこともあって、やや尖ったアバンギャルドな音を出すのが、持ち味のひと…

  • 【JAZZ新譜】There is No End / Tony Allen (2021)

    ゼア・イズ・ノー・エンド / トニー・アレン There is No End アーティスト:Tony Allen Blue Note Amazon アフロビートのレジェンドによる野心的な遺作 フェラ・クティの創造したアフロビートを発展的に継承してきたドラマーのトニー・アレンが亡くなったのは2020年4月30日。 逝去から1年後にリリースされた遺作が、このアルバムだ。 ここでのドラミングはアフロというよりは、ヒップホップのそれ。 かつてスヌープ・ドッグらと演奏してきたことを考えれば、さほど不思議でもなんでもない。 ラッパーやシンガーをゲストに迎えた様々な曲調に合わせてトニーが叩き、そのブレイクを…

  • 【JAZZ新譜】Origin / Joey Alexander (2022)

    オリジン / ジョーイ・アレキサンダー Origin アーティスト:Alexander, Joey Mack Avenue Amazon 6作目にしてまだ10代。全曲オリジナルの会心作。 2003年インドネシア・バリ島生まれ。 ウィントン・マルサリス、ハービー・ハンコックに絶賛され、12歳の最年少でグラミーの最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバムを含む、2つの賞にノミネートされた神童ピアニスト。 これが6作目なのだが、まだ10代だというのだから恐れ入る。 リズム・セクションにはラリー・グラナディア(b)、ケンドリック・スコット (ds)という辣腕を迎えた盤石の布陣。 基本はピアノトリオだ…

  • 【JAZZ新譜】Moacir de todos os santos / Letieres Leite、Orkestra Rumpilezz (2022)

    MOACIR DE TODOS OS SANTOS アーティスト:LETIERES LEITE & ORKESTRA RUMPILEZZ THINK! RECORDS Amazon アフロブラジリアンの魅力が堪能できるカヴァー作品 ブラジルの音楽界の巨匠、作編曲家/サキソフォニストのレチエレス・レイチ。 自身のルーツ、アフロブラジリアンを基軸に結成したビッグバンド、アフロ・ブラジリアン・オーケストラ=フンピレズで、2000年代のブラジルの音楽シーンに大きな影響を及ぼした。 惜しくも2021年に他界したが、彼がそのビッグバンドとともに生前最後に録音した作品が本作。 タイトルにあるモアシール・サン…

  • 【JAZZ新譜】Absence / Terence Blanchard The E-Collective (2021)

    Absence アーティスト:Blanchard, Terence Blue Note Amazon ウェイン・ショーターへオマージュを捧げた秀作 『あの夜、マイアミで』など、映画音楽の作家としても知られるトランペット奏者でコンポーザーのテレンス・ブランチャード。 3年ぶりとなる本アルバムは、Fabian Almazan(p)、Charles Altura(g)、David Ginyard(b)、Oscar Seaton(ds)からなるE-Collectiveに加え、David Balakirshnan(vln)がディレクションを務める弦楽四重奏団Turtle Island Quartetも加…

  • 【JAZZ新譜】descension (Out of Our Constrictions) / Natural Information Society (2021)

    descension (Out of Our Constrictions) I Eremite Records Amazon 中毒性の高いポリリズムにサックスの咆哮が絡む怒涛のライヴ Natural Information Societyは、2010年にマルチ奏者ジョシュア・エイブラムスによって立ち上げられた音楽集団。 ジャズをベースにさまざまなワールド・ミュージックの伝統から引き出されたポリリズムの即興演奏を持ち味とする。 アルバムはこれが、通算で6枚目になるが、本作はライヴ。 2019年7月9日、ロンドンにあるスペースCafe OTOに、イギリスのフリーインプロビゼーションの巨人、サックス…

  • 【JAZZ新譜】Isabela / Oded Tzur (2022)

    Isabela アーティスト:Oded Tzur ECM Amazon 無国籍な音風景、静と動の鮮やかな脈動 イスラエル出身のテナー・サックス奏者オデッド・ツール、ECMから2枚目のアルバム。 ニタイ・ハーシュコヴィッツ(p)、ペトロス・クランパニス(b)、ジョナサン・ブレイク(d)という顔ぶれは、前作『Here Be Dragons』と同じなのだが、演奏はかなり違って、ボキャブラリーが豊富になり、躍動感、スケール感が一気に増した印象だ。 オデッド・ツールはインドの古典音楽を学んだ経験があり、この作品には、インドの旋律構造のシステムであるラーガのメソッドが生かされているそうだ。 しかし、いちリ…

  • 【JAZZ新譜】LOST IN TOKYO / SOIL&"PIMP"SESSIONS (2022)

    LOST IN TOKYO [初回限定盤] アーティスト:SOIL & "PIMP" SESSIONS ビクターエンタテインメント Amazon 東京をテーマに向井秀徳、SKY-HIを迎えての意欲作 前作の『THE ESSENCE OF SOUL』(2021)は、スタンダードの“My Favorite Things”などを採り上げた、初のジャズ・カヴァー集だった。 そうしたバンドとしての音楽的ルーツを再確認したあとの、約2年半ぶりのオリジナルアルバムは「東京」がコンセプト、とのこと。 高度に洗練されていながら猥雑さもあり、オトナの街もあればガキだらけの界隈もあり、国際都市でありながら土着的な側…

  • 【JAZZ新譜】​Resonance / Megumi Yonezawa (2022)

    レゾナンス / 米澤めぐみ レゾナンス / 米澤めぐみ (Resonance / Megumi Yonezawa) [CD] [Import] [日本語帯・解説付き] アーティスト:米澤めぐみ SUNNYSIDE / KING INTERNATIONAL Amazon NYで活躍中の女性ピアニストがトリオで放つ快作! 米澤めぐみは北海道出身で、バークリー音楽院卒。現在ニューヨークで活躍中のピアニスト。 本作はピアノトリオ編成での作品で、リーダーアルバムとしては、これが3作目になる。 全10曲のうち、オリジナルが6曲、スタンダードが3曲、コルトレーン作品が1曲。 ジェンダーレスの時代といわれなが…

  • 【JAZZ新譜】カーラ・ブレイが好き / 渋谷毅 (2022)

    カーラ・ブレイが好き! ! アーティスト:渋谷毅 Owl Wing Record Amazon 日本のレジェンドピアニストが描く端正で瑞々しい音世界 あまりにもど直球なタイトルだが、それだけの思い入れとこだわりがあるということだろう。 実際には、菊地雅章の曲やオリジナルも採り上げているのだが、日本のジャズ界のレジェンド、ピアニストで作曲家の渋谷毅が選んだメインテーマは、まさしくカーラ・ブレイだ。 ピアノソロとしては15年ぶりの作品と、かなり長いインターバルだから、自ずとベテランの味を期待してしまいがちだが、ここでの演奏は実に瑞々しい。 カーラ・ブレイの美しいメロディの、その上澄みをすくい取って…

  • 山下達郎さんがお気に入りの宇多田ヒカルさんの曲『One Last Kiss』

    2022年6月25日放送のNHK-FM『今日は一日”山下達郎”三昧2022』の中で、最近のお気に入り楽曲を2曲紹介。そのうちの1曲が、宇多田ヒカル。達郎氏の番組「サンデーソングブック」は、基本的にオールディーズの番組で、本人とその関係者以外で邦楽の新譜がかかることはまずないので、達郎氏がラジオでこうしたレコメンドをするのは珍しい。 番組でやりとりは次の通り。(達郎)僕、この曲が好きなんですよ。宇多田ヒカルさんの去年の.....(アナ)『シン・エヴァンゲリオン』の.....(達郎)そのテーマですけども。この曲も素晴らしいと思います。『One Last Kiss』。 【Amazon.co.jp限定…

  • 山下達郎さんがお気に入りのハリー・スタイルズの曲『Late Night Talking』

    2022年6月25日放送のNHK-FM『今日は一日”山下達郎”三昧2022』の中で、最近のお気に入り楽曲を2曲紹介。そのうちの1曲が、ハリー・スタイルズ。達郎氏の番組「サンデーソングブック」は、基本的にオールディーズの番組で、洋楽の新譜がかかることはまずないので、達郎氏がラジオでこうしたレコメンドをするのは珍しい。 番組でやりとりは次の通り。 (アナ)せっかくなのでぜひ、最近よく聞いているお気に入りの曲を達郎さんに選んできていただきました。(達郎)そうすると、すごいベタですよ。最近買ったレコード、ハリー・スタイルズの『Harry’s House』。これが好きで。ワン・ダイレクションの人ですよね…

  • 【JAZZ新譜】A Path Appears / 横山和明、佐瀬悠輔、馬場孝喜、米木康志 (2022)

    A Path Appears WONDER AND SERENITY RECORDS Amazon ゆったりと語り合うようなコク深いアンサンブル 横山和明のドラム、佐瀬悠輔のトランペット、馬場孝喜のギター、米木康志のベースという、世代の異なる4人でのカルテット。 このメンバーでは初の録音で、配信限定でのリリースとのこと。 NHKの「JAZZ TONIGHT」で紹介されていて知ったのだが、これがなかなか聴き応えがあった ミッシェル・ペトルチアーニ、ミルトン・ナシメント、チャーリー・ヘイデン、ホレス・シルバー、カーラ・ブレイらの曲を採り上げていて、いずれも滋味深い佳曲。 配信元のインフォによれば…

  • 【JAZZ新譜】OUTLAST / ADAM at (2022)

    OUTLAST[通常盤](CD) アーティスト:ADAM at ビクターエンタテインメント Amazon “らしさ”がてんこ盛りの10周年記念作品 活動10周年を記念したアニヴァーサリー・アルバム。 キャッチーなメロディ、躍動感あふれるアンサンブル、ダイナミックな曲展開といった、彼らの“ならでは感”がてんこ盛り。 曲調の幅が広くて飽きさせない。 今回は2人のゲストが参加。 一人はロック・バンドFEEDERのヴォーカル、グラント・ニコラスという、ややサプライズな人選。 参加曲「Happy Place」は、スケールの大きなメロディを持ち、高揚感あふれる佳曲。 また、日本のロックバンド=FRONT…

  • 【JAZZ新譜】Moon Day / Binker Golding (2021)

    ムーン・デイ / ビンカー・ゴールディング Moon Day Byrd Out Amazon UKフリー・ジャズ界のベテランと吹き込んだ即興作品 ザラ・マクファーレン作品やビンカー&モーゼスでの活動で注目を集めてきた、サックス奏者のビンカー・ゴールディング。 次世代UKジャズのキーパソンと目される彼は、2019年に初のリーダーアルバム『Abstractions Of Reality Past And Incredible Feathers』をリリース。 そこでは少しスピリチュアル風味のあるコンテンポラリーな作品を提示したわけだが、本作はうってかわって、強烈なフリー、有無を言わせぬ即興。 ジョン…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年4月10日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース) / 山下達郎 2. WHY DON'T WE FALL IN LOVE / JOHN VALENTI "ANYTHING YOU WANT" '763. KEEPIN' LOVE NEW / HOWARD JOHNSON '824. THE DREAM OF KINGS / FRANKIE VALLI "THE DREAM OF KINGS" '695. THE ONE YOU LOV…

  • 【JAZZ新譜】The Rich Are Only Defeated When Running For Their Lives / Anthony Joseph (2021)

    “ギル・スコット・ヘロンの後継者”アンソニー・ジョセフの新作 Rich Are Only Defeated.. アーティスト:Joseph, Anthony Heavenly Sweetness Amazon ポエトリー・リーディングとジャズやファンクを融合させた、その原点にいるのが、ギル・スコット・ヘロンやラスト・ポエッツ。 その系譜を現在に受け継ぐ存在が、アンソニー・ジョセフだ。 トリニダード・トバゴ出身、英ロンドンを拠点に活動する詩人/小説家/ミュージシャンである。 2000年代半ばより音楽活動を始め、2007年に『レッゴー・デ・ライオン』でアルバム・デビュー。 以降、コンスタントに作品…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年4月3日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "オーパス" "コージー" '962. SHOW AND TELL / AL WILSON '733. LIGHT SINGS / THE FIFTH DIMENSION "LOVES, LINES, ANGLES AND RHYMES" '714. MAKE IT WITH YOU / BREAD '705. LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN / MELBA …

  • 【JAZZ新譜】表情豊かで雄弁なベースソロ作品 無伴奏ベース組曲 Prelude to Isfahan / 吉野弘志 (2022)

    無伴奏ベース組曲 Prelude to Isfahan アーティスト:吉野弘志 nbaba Record Amazon ベテラン・ジャズ・ベーシストの吉野弘志が、自ら主宰するレーベル「nbaba Record」からの第1弾作品として、自身のニュー・アルバム『無伴奏ベース組曲 Prelude to Isfahan』をリリース。 録音は、日本有数のジャズのライヴ・スペースとして知られる東京・西荻窪 アケタの店。 タイトル通り、共演者もダビングも一切ない、文字通りの無伴奏ベース・ソロ作品。 トルコやアメリカの民謡、セロニアス・モンクらの楽曲をモチーフにした即興や自作曲を収録している。 ベースオンリー…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年3月27日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース) / 山下達郎 2. WHY CAN'T WE LIVE TOGETHER / TIMMY THOMAS '723. I KEEP IT HID / THE VOGUES "TURN AROUND, LOOK AT ME" '684. RISING COST OF LOVE / CUT GLASS '805. FOR YOU / CANDI STATON '696. HARD TIME…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年3月20日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. MISTY MAUVE (HOME KARAOKE) / 山下達郎 "おうちカラオケ"2. MELTING POT / BOOKER T. & THE MG'S '713. POOR LITTLE FOOL / RICKY NELSON '584. OH LOVE, WELL WE FINALLY MADE IT / LOVE UNLIMITED '735. THE WATER IS WIDE / KARLA BONOFF "RESTL…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年3月20日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. MISTY MAUVE (HOME KARAOKE) / 山下達郎 "おうちカラオケ"2. MELTING POT / BOOKER T. & THE MG'S '713. POOR LITTLE FOOL / RICKY NELSON '584. OH LOVE, WELL WE FINALLY MADE IT / LOVE UNLIMITED '735. THE WATER IS WIDE / KARLA BONOFF "RESTL…

  • 【JAZZ新譜】現代のジャズギターの先端を走る一作 Far Star / Gilad Hekselman (2022)

    ファー・スター / ギラッド・ヘクセルマン ファー・スター / ギラッド・ヘクセルマン (Far Star / Gilad Hekselman) [CD] [Import] [日本語帯・解説付き] アーティスト:Gilad Hekselman Edition Records / King International Amazon イスラエル出身でニューヨークを拠点に活動するギタリスト、ギラッド・ヘクセルマンの新作。 テルアビブ、ニューヨーク、フランスにて録音され、ピアノのシャイ・マエストロ、ドラムのエリック・ハーランドらの腕利きを迎えた意欲作。 コロナ禍の時期に溜め込んでいた音源をオーバーダブ…

  • 【JAZZ新譜】アーロン・チューライ率いるドラムレス・カルテット Shadow, Play! / HOLD Re-SAMPLE QUARTET (2022)

    シャドウ、プレイ! / ホールド、リ・サンプル カルテット Shadow Play Namboku Records Amazon ジャズ・ピアニストでコンポーザー、ビートメイカーであるアーロン・チューライ率いるHOLD, Re-SAMPLE QUARTET。 本作には、Aaronの盟友であるサックスプレイヤーYoshimoto Akihiro、オーストラリア在住のトランペッターEugene Ball、MCに田中光(Dry Echoes)が参加。この4人でのカルテットで、ドラムもベースもいない。 ここでのアーロンは、ビートメイカーとしての仕事が際立っている。 リズムは、ナマの楽器を使わず、アーロ…

  • 【JAZZ新譜】無駄な音が一つもない、日本の俊英によるデュオライヴ Duo / 類家心平 & 中嶋錠二 (2022)

    Duo コアポート Amazon トランペットの類家心平とピアノの中嶋錠二。 この二人のアルバムとしては2014年の『N.40°』以来のデュオ作品。 二人の郷里である八戸でのライヴを収録したものだ。 現代の日本のジャズシーンを牽引する逸材として、かねて評価の高い彼らだから、出来が良くて当然ではあるのだが、驚くほどクオリティは高い。 とにかく無駄な音がひとつもない。 これがスタジオで数テイク録ったのならわかるが、ライヴで、この完成度とは。 ごくシンプルなデュオ構成ではあるのだが、二人共、トーンコントロール、フレージングのバリエが広く、曲ごとに表情豊かで飽きさせない。 選曲もいい。 オリジナルの他…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年3月13日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース) / 山下達郎 2. STAY / MAURICE WILLIAMS & THE ZODIACS '603. HALLELUJAH / SWEATHOG '714. FOR ONCE IN MY LIFE / STEVIE WONDER '685. FOLLOW EVERY DREAM / WILLIAM HART "THE FISH THAT SAVED PITTSBURGH" '79…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年3月6日『ひな祭り・ガールグループ、ガールシンガーで棚からひとつかみ』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. OPPRESSIONS BLUES (弾圧のブルース) / 山下達郎 2. DUSTY / THE RAG DOLLS '643. BEAUTIFUL DREAMS / TWIGGY '664. UNBELIEVABLE GUY / DIANE RENAY "NAVY BLUE" '645. I DON'T WANT TO BE THE ONE / THE ROYALETTES '666. WE KISS IN THE SHADOW /…

  • ポール・マッカートニー【グラストンベリー・フェス】 セットリスト 2022.06.25

    グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)は、イングランドのピルトンで1970年から行われている大規模野外音楽フェスティバル。 新型コロナの影響で中止されていたが、2022年、3年ぶりに復活した。 ポール・マッカートニーはグラストンベリー・フェスティバルの2日目にピラミッド・ステージのヘッドライナーとして出演。 80歳にして、約30曲というエネルギッシュなパフォーマンス。 そして、後半に、デイヴ・グロールとブルース・スプリングスティーンが登場した。 アメリカならまだしも、ここはイギリス。 とてつもないサプライズである。 当日のセットリストは下記の通り。 Can…

  • 【JAZZ新譜】アコギ一本でパット・メセニーをカヴァー Better Days Ahead / John Pizzaleli (2021)

    Better Days Ahead (Solo Guitar Takes On Pat Metheny) アーティスト:John Pizzarelli Ghostlight Records Amazon 1983年のデビュー以来、約30枚のリーダーアルバムを数えるジョン・ピザレリ。 私に限らず、ギターの弾き語りで歌う人、という印象を持つジャズファンがけっこう多いのではないか。 これまで、そのスタイルでリリースした、ポール・マッカトニーやフランク・シナトラ、アントニオ・カルロス・ジョビンへのトリビュート作品は、なかなか穏やかでハートウォームな仕上がりだったのが、印象に残っている。 ところが、本作…

  • 山下達郎さんが“名盤中の名盤”だというリッキー・リー・ジョーンズのファーストアルバム『Rickie Lee Jones(浪漫)』(1979)

    浪漫 アーティスト:リッキー・リー・ジョーンズ ワーナーミュージックジャパン Amazon 山下達郎サンデーソングブック2022年2月27日『リクエスト特集』で「死ぬほど聞きました。名盤中の名盤」とコメント。このアルバムの中から、リクエストがあった「COMPANY」がオンエアされた。 リッキー・リー・ジョーンズは19歳の頃にロサンゼルスで暮らし始め、ウェイトレスとして働いた後クラブシンガーになった。 1977年にトム・ウェイツと知り合って同棲生活をスタート。 彼女が書いた「イージー・マネー」のデモ・テープがリトル・フィートのローウェル・ジョージの目に止まり、彼のソロ・アルバムに採り上げられた。…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年2月27日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. THE WAR SONG / 山下達郎 "2014.10.10 名古屋ボトムライン"2. 1-2-3 / LEN BARRY '653. HOMBURG / PROCOL HARUM '674. FUNKY STREET / ARTHUR CONLEY '685. SPECIAL LADY / RAY, GOODMAN & BROWN '796. COMPANY / RICKIE LEE JONES "RICKIE LEE JONES"…

  • 【JAZZ新譜】フランス人ヴォーカリストとギタリストのコク深いデュオ I'll Be Seeing You / Cyrille Aimee (2021)

    アイル・ビー・シーイング・ユー / シリル・エイメー I'll Be Seeing You Daudel Records Amazon シリル・エイメーは、1984年生まれのフランス人ジャズ・ヴォーカリスト。 セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズ・コンペティションやサラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティションなど、数々のコンペで受賞し、注目を集めてきた。 現在はニューヨークを拠点に活動中。 初のアルバムリリースは2006年で、以来、コンスタントに作品をリリースし続けており、来日経験もある。 ヴォーカリストとしての足腰がたいへんしっかりしている人なので、何で…

  • ガンズ・アンド・ローゼズ、ロンドン公演セットリスト 2022.07.01

    この投稿をInstagramで見る Carrie Underwood(@carrieunderwood)がシェアした投稿 現地時間2022年7月1日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムにて開催。 セットリストは以下の通り。 本当にサービス精神の旺盛なバンドで、ファンが聴きたい曲を惜しげもなく、がんがんやってくれる。 まあ、近年の新曲は数少ないので、自然にそうなる部分もあるが、このベストアルバムさながらのセットリストは、やはりうれしい。 今年の11月には日本公演が決まっているが、さてそのときは、どうなるか。 それと、キャリー・アンダーウッドがサプライズ・ゲストとして出演したらしい。(…

  • アデル ロンドン公演セットリスト 2022.07.01

    Hyde Park Night 1! What a crowd!! pic.twitter.com/t3DBH8z5fb — Adele (@Adele) July 2, 2022 2022年7月1日と2日、アデルがロンドンのハイド・パークでコンサートを開いた。 頬や顎がけっこうほっそりしていて、身体を絞ってきた感じ。 なんせ5年ぶりのコンサートだから、意気込みが違うのだろう。 セットリストは以下の通り。アルバム「21」「25」「30」から、まんべんなく。ディランのカヴァーも。 本編の最後に持ってこれる曲が10曲くらいある人だから、何かと思っていたら「Rolling in the Deep」や…

  • 【JAZZ新譜】スムーズジャズ、AORのベテランヴォーカリストの通算20作目 Late Bloomin' Jazzman / Mark Winkler (2022)

    レイト・ブルーミン・ジャズマン / マーク・ウィンクラー Late Bloomin' Jazzman アーティスト:Mark Winkler CD Baby Amazon 日本では、ジャズファンよりAORファンに知られていそうなヴォーカリスト、マーク・ウィンクラー。 キャリアは結構長くて、リーダーアルバムは本作で通算20枚目。 レイドバック&スムーズの人ではあるが、スイングもかなり聞かせる。 今回は、"Old Devil Moon" や "Ain't Necessarily So" などのスタンダードも採り上げているが、12曲中8曲がマークのペンによるオリジナル。 これぞ、というキラーチューン…

  • 【JAZZ新譜】コク深いフルボディのテナーを堪能 The Wailing Sounds of Ricky Ford: Paul’s Scene Ricky Ford (2022)

    ザ・ウェリング・サウンズ・オブ・リッキー・フォード The Wailing Sounds of Ricky Ford: Paul’s Scene Whaling City Sound Amazon リッキー・フォードはテキサス生まれのベテランテナー奏者。 1974年から1976年までデューク・エリントン楽団に参加。 その後チャールズ・ミンガス、ライオネル・ハンプトン、マル・ウォルドロンなど、多くの著名ミュージシャンと共演を重ねてきた。 自身のリーダーアルバムも約20枚リリースしている。 本作はピアノトリオとの演奏で、彼の初期のルーツに敬意を表した作品。 どの曲も、フルボディで朗々とした音を響か…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年2月20日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. RAINY WALK / 山下達郎 "ムーングロウ" '792. HEY BIG BROTHER / RARE EARTH '713. NO GOOD TO CRY / THE WILDWEEDS '674. IT FEEL SO GOOD TO BE LOVED SO BAD / THE MANHATTANS '775. WHAT IS HIP? / TOWER OF POWER '736. SHADOW DREAM SONG / J…

  • 山下達郎さんがいちばん好きなTHE ASSOCIATIONのアルバム『BIRTHDAY』(1968)

    バースデイ / ジ・アソシエーション Birthday アーティスト:Association Now Sounds Amazon 山下達郎サンデーソングブック2022年2月13日『リクエスト特集』で私がアソシエイションのアルバムでいちばん好きなのは『BIRTHDAY』で、論を俟たない名作とコメント。このアルバムから「EVERYTHING THAT TOUCHES YOU」がオンエアされた。 ジ・アソシエーションは1965年にロサンジェルスで結成。美しいヴォーカル・ハーモニーをバンドサウンドに乗せた、いわゆるソフト・ロックで大きな人気をつかんだ。1967年に行われた初の大型ロック・フェスであるモ…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年2月13日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. JUNGLE SWING / 山下達郎 "オーパス" '932. DYNAMITE / CLIFF RICHARD '593. EVERYTHING THAT TOUCHES YOU / THE ASOOCIATION '684. DIFFERENT STROKES / SYL JOHNSON '675. HALF THE WAY / CRYSTAL GAYLE '796. PIECE OF MY HEART / ERMA FRANKL…

  • 【JAZZ新譜】ジプシー(ロマ)の血をひくスムーズジャズ系ギタリストの新作 Something About Her / Marc Antoine (2021)

    サムシング・アバウト・ハー / マーク・アントワン Something About Her アーティスト:Marc Antoine Shanachie Amazon マーク・アントワンはパリ生まれ。現在はロサンゼルスを中心に活躍しているスムーズジャズ系のギタリストで、アコギの達人。 その技量への評価は高く、スティング、セリーヌ・ディオン、ロッド・スチュワート、TAKE 6等様々なビッグネームと共演を重ねてきた。 スムーズジャズのアコギというと、どうしてもアール・クルーを連想するし、実際マーク・アントワンにもそうした作品はある。 一方で、ジプシー(ロマ)をルーツとする彼はフラメンコ調の曲が得意で…

  • 【JAZZ新譜】ゴスペル・ジャズ・キーボードの第一人者の新作 Shine! / Ben Tankard (2021)

    シャイン! / ベン・タンカード Shine! アーティスト:Ben Tankard Ben-Jammin Universal Amazon ベン・タンカードは1989年のデビュー・アルバム「All Keyed Up」で、ゴスペル・ジャズという新しいジャンルを拓いたとされる人。 以来、コンスタントに作品をリリースし続け、前作「Rise!」 (2018)は、かなりヒットした。 彼の音楽は、ゴスペルや、コンテンポラリーなクリスチャン・ミュージックであり、信仰や自己啓発を促すものなのだが、そうしたカテゴリーにこだわらなければ、音の感触はたいへん心地よいスムーズジャズである。 日本でいまひとつ知名度が…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年2月6日『リクエスト特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. フェニックス (2021 VERSION) / 山下達郎 2. HEAVY MAKES YOU HAPPY / THE STAPLE SINGERS '713. FOUR IN THE FLOOR / THE SHUT DOWNS '634. WHERE ARE YOU NOW / JACKIE TRENT '655. TRYING TO GET TO YOU / THE IMPERIAL WONDERS '696. I'M AFRAI…

  • 【JAZZ新譜】スムーズジャズを代表するサックスプレイヤーの新作 Twice As Nice / Marion Meadows (2021)

    トゥワイス・アズ・ナイス / マリオン・メドウズ Twice As Nice アーティスト:Marion Meadows Shanachie Amazon トゥワイス・アズ・ナイス / マリオン・メドウズ 現代のスムーズジャズを代表するサックスプレイヤーの一人、マリオン・メドウズ。 「Soul City」(2018)からは4年ぶりのオリジナル・アルバム。 プロデュースが、ポール・ブラウン(5曲)、クリス・デイヴィス(4曲)、ジェフ・ローバー(1曲)とかなり豪華な顔ぶれ。 特にポール・ブラウンと組むのはこれがはじめてとは、やや意外。 ブラウンが描く洗練されたメロウな音の群れと、しなやかによく歌う…

  • 【JAZZ新譜】ラージ・アンサンブルで描くバド・パウエル・トリビュート作品 Bud Powell in the 21st Century / Ethan Iverson (2021)

    Bud Powell in the 21st Century Sunnyside Amazon 現代ジャズシーンにおける最重要なピアニストの一人、イーサン・アイヴァーソンがラージ・アンサンブルで描くバド・パウエル・トリビュート作品。 中身はかなり凝っていて、単にバド・パウエルの著名な曲をやってみました、というのとはワケが違う。 ※以下はリリース元の資料より。 Blue Noteの録音を完全収録したMosaicボックス、またVerveの『The Genious of Bud Powell』を入口に人生を通してインスピレーションを受けて続けてきたバド・パウエル(ゆかり)の楽曲を選曲して、アレンジ、…

  • 【JAZZ新譜】現代最高のジャズヴォーカリストがヒップホップ勢を迎えた快作 SuperBlue / Kurt Elling (2021)

    スーパーブルー / カート・エリング Superblue アーティスト:Kurt Elling Edition Records Amazon カート・エリングは、かつてブルーノートからリリースされた6枚のアルバムすべてがグラミー賞にノミネートされるなど、名実ともに現代最高のジャズヴォーカリスト。 男性ジャズヴォーカルというと、深く温かみのある声で朗々と歌い上げるというイメージが強く、そうしたフランク・シナトラやトニー・ベネットから続く王道を、カート・エリングも受け継いでいる。 加えてさらに、超絶的なスキャットの技術と、イマジネーション豊かな即興によって、最先端の「声によるジャズ」を示してくれる…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年1月30日『臨時追悼特集』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. SPARKLE / 山下達郎 "フォー・ユー" "オーパス" '822. RIDE MY SEE-SAW / THE MOODY BLUES '683. BABY, I LOVE YOU / THE RONETTES '634. ONE WAY OR THE OTHER / THE FIFTH AVENUE BAND "THE FIFTH AVENUE BAND" '695. SUN GODDESS (LIVE) / EARTH, WI…

  • 【JAZZ新譜】 鬼才ジャコパス 40年前のライヴ音源がここに Live at The Montreal Jazz Festival 1982 / Jaco Pastorius (2022)

    ライヴ・アット・ザ・モントリオール・ジャズ・フェスティバル 1982 / ジャコ・パストリアス Live at The Montreal Jazz Festival 1982 [日本語解説付] (AGIPi-3736) アーティスト:Jaco Pastorius Equinox / AGATE Amazon 個人的には、フュージョンはこの時代のものが、いちばんの好みである。 40年前のライヴ音源なのだが、音が一発出たとたんに「ジャコパスの音」だとすぐにわかるのだから、比類ない個性の持ち主だと改めて感嘆する。 本作は1982年7月3日にカナダで行われたモントリオール・ジャズ・フェスティヴァルでの…

  • 【JAZZ新譜】92歳のヴォーカリストが若手精鋭とコラボ Triotrio Meets Sheila Jordan / Sheila Jordan (2022)

    トリオトリオ・ミーツ・シーラ・ジョーダン / シーラ・ジョーダン Triotrio Meets Sheila Jordan アーティスト:Triotrio Steeplechase Amazon 師であるチャーリー・パーカーに〈百万ドルの耳を持つ歌手〉と称賛された、ジャズ・ヴォーカルのリヴィング・レジェンド、シーラ・ジョーダン。 御年92歳となったが、少なくとも歌声に衰えた兆しはなく、本作はNYジャズシーンの若手精鋭トリオとの作品。 世代を超えたコラボ、というフレーズがこれほどふさわしい作品は、そうそうないだろう。 内容はジャズヴォーカルの王道を行くもので、ヴィンテージで洒脱なスイングが心地よ…

  • 【JAZZ新譜】ノア・ハイドゥがキース・ジャレットに捧げたトリビュート作 Slowly Song for Keith Jarrett / Noah Haidu (2021)

    スローリィ・ソング・フォー・キース・ジャレット / ノア・ハイドゥ Slowly: Song For Keith Jarrett Sunnyside Amazon 1972年生まれ、NYで活躍中のピアニスト、ノア・ハイドゥの最新作。 前作『Doctone』では、ケニー・カークランドをトリビュートした彼だが、本作はタイトル通り、キース・ジャレットへのトリビュート作である。 ビリー・ハート(ドラムス)、バスター・ウィリアムス(ベース)のヴェテラン・リズムを迎えての強力な布陣。 ジャズファンなら誰だって、ジャレット、ゲイリー・ピーコック(ベース)、ジャック・ディジョネット(ドラムス)のトリオを思い起…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年1月23日『虎で棚からひとつかみ』

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '022. TIGER RAG / LES PAUL & MARY FORD '523. PAPER TIGER / SUE THOMPSON '644. TEACH ME TIGER / APRIL STEVENS '655. TIGER MAN / RUFUS THOMAS '536. TIGER IN THE RAIN / MICHAEL FRANKS "TIGER IN THE RAI…

  • 【JAZZ新譜】ECMきっての俊英が放つ2作目のトリオ作 UnEasy / Vijay Iyer (2021)

    アンイージー / ヴィジェイ・アイヤー UnEasy アーティスト:Vijay Iyer ECM Amazon 現代のジャズ界屈指のピアノの俊英、ヴィジェイ・アイヤー。 この新作は、ECMからのリリースとしては2作目のトリオ作品、リーダー・アルバムとしては通算7作目。 とにかくアイデアがやたらと豊富な人で、ジャズファンはもとよりミュージシャン仲間や玄人筋からの評価が高い。 新作を発表するたびにトリオやセクステット、デュオとスタイルを変えながら自らの領域を拡張してきた感がある。 本作は、2019年の年間を通して活動してきたドラムのタイショーン・ソレイ、ベースのリンダ・メイ・ハン・オーとのトリオで…

  • 【JAZZ新譜】NYラテン・ジャズの大御所が放つ快作 ...dreaming in lions / Arturo O’farrill (2021)

    ドリーミング・イン・ライオンズ / アルトゥーロ・オファリル dreaming in lions アーティスト:Arturo O'Farrill The Afro Latin Jazz Ensemble Blue Note Records Amazon ラテンロックしかり、ラテン歌謡しかり。「ラテン」と名のつく音楽には目がない私なので、当然ラテンジャズも大好物である。 アルトゥーロ・オファリルは、ニューヨークで最も評価が高いラテン・ジャズ・ビッグバンド<アフロ・ラテン・ジャズ・オーケストラ>のリーダーであり作曲家。 グラミーを何度も獲っている大御所である。 そのオーケストラからメンバーを少し減…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年1月16日『棚からひとつかみ』シドニー・ポワチエ+木村拓哉

    曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. ヘロン / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '982. ROCK AROUND THE CLOCK / BILL HALEY & HIS COMETS '543. IN THE HEAT OF THE NIGHT / RAY CHARLES '674. TO SIR, WITH LOVE / LULU '675. "GUESS WHO'S COMING TO DINNER" MAIN TITLE / FRANK DE VOL OS…

  • 【JAZZ新譜】フォルクローレとジャズのおおらかな融合 Jogo / Juan Fermín Ferraris (2022)

    ジョーゴ / フアン・フェルミン・フェラリス Jogo Juan Fermín Ferraris Amazon アルゼンチンの人気コンテンポラリー・フォルクローレ・グループ、クリバス。 その中心人物でピアノ、ヴォーカルを担当しているフアン・フェルミン・フェラリスのソロ2作目。 全編ジャズのピアノ・トリオ編成でのインストゥルメンタルで、歌は歌っていない。 他のメンバーは、クリバスでも一緒に活動するベースのディエゴ・アメリセ(Diego Amerise)と、セッション・ドラマーのパブロ・ビアンチェット(Pablo Bianchetto)。 フォルクローレの様式を基にした、大らかで詩情的な音空間の中…

  • 【JAZZ新譜】LAの新鋭キーボーディストの奔放なアンサンブル The Garden / Rachel Eckroth (2021)

    ザ・ガーデン / レイチェル・エクロス THE GARDEN アーティスト:RACHEL ECKROTH MOCLOUD/RAINY DAYS RECORDS Amazon アリゾナ州とLAを拠点に活動するキーボーディスト、レイチェル・エックロスの通算3作目、レイニーデイズでの第1作。クリス・ボッティのツアーで来日経験もある。パンデミックの間、エックロスとパートナーのルフェーヴルは、一緒に作曲したり演奏する時間を得た。アリゾナ州の自宅で、お互いの表現を掘り下げ、デュオ・サウンドの開発を始めたことが本作につながっている。メインの楽器はピアノだが、今作ではProphet6を多用。ミニムーグなどシン…

  • 【JAZZ新譜】二刀流の俊英 4年ぶりの新作 Brightness of the Lives / 曽根麻央 (2022)

    BRIGHTNESS OF THE LIVES アーティスト:曽根麻央 リボーンウッド Amazon トランペットとピアノを自在に弾きこなす“二刀流”、曽根麻央の4年ぶりのニューアルバム。 バークリー音楽大学の修士課程を首席で卒業し、在学中からの活動が注目されてきた逸材で、日本の次世代ジャズのリーダー的存在でもある。 ジャズジャーナリストの大御所で2019年に他界した児山紀芳氏が、彼を非常に高く評価し応援していたことが印象に残っている。 今回の作品は、バークリー音楽大学留学時の盟友井上銘(g)、山本連(b)、木村紘(dr)等と作り上げたバンドサウンド。 曲展開のアイデアが豊富で、各メンバーの緩…

  • 【JAZZ新譜】名手クリス・ポッターとビッグバンドの共演 Rituals / Jim McNeely、Frankfurt Radio Big Band、featuring Chris Potter (2022)

    リチュアルズ / ジム・マクニーリー、フランクフルト・ラジオ・ビッグバンド、クリス・ポッター Rituals / Jim Mcneely, Frankfurt Radio Big Band Feat.Chris Potter [CD] [Import] アーティスト:Jim Mcneely,Frankfurt Radio Big Band,Chris Potter DOUBLE MOON / CHALLENGE RECORDS Amazon 名手クリス・ポッターと独特編成のフランクフルト・ラジオ・ビッグバンドの共演。 ストラヴィンスキー「春の祭典」にインスピレーションを受け実験精神に満ちた曲を…

  • 【JAZZ新譜】峰厚介カルテットのメンバーによる才気あるピアノトリオ Aspire / 清水絵理子 (2022)

    Aspire Days of Delight Amazon もともとはクラシックからキャリアをスタートし、19歳からジャズを志し、峰厚介らさまざまなアーティストとの共演を重ねてきたピアニスト、清水絵理子。 ソロアーティストとしても『SORA』(2010年)以降、共作を含め3枚のアルバムを発表し、これが4枚目となる。 本作はピアノトリオ編成で、メンバーは、峰厚介カルテットでの同僚でもある、須川崇志(B)、竹村一哲(Ds)。 気心の知れた仲間であるが、御大・峰のいない編成での挑戦という意味も大きいだろう。 全曲が清水のオリジナルとのことで、その曲調の幅が、かなり弾けたものから内省的なものまで、幅が…

  • 【JAZZ新譜】石橋英子、山本達久との前衛的な作品 Trio III / Marty Holoubek (2022)

    トリオ3 / マーティ・ホロベック Trio III (Radio Edits) APOLLO SOUNDS Amazon 日本で活躍中のベーシスト、マーティ・ホロベックと言えば、つい2ヶ月ほど前に『Trio II』を出したばかりだが、早くも『Trio III』が登場。 前作は、石若駿のドラム、井上銘のギターという、日本でいまいちばんイキがいいメンバーを揃えての快作だった。 その続編かと思いきや、全然違う。丸っ切り違う。あまりに違うので、しばらくは唖然としてしまった。 トリオはトリオなのだが、参加しているのはマルチプレイヤーで作曲家の石橋英子とドラマーの山本達久。 二人ともかなり実験的なアプロ…

  • 【JAZZ新譜】気鋭の女性ジャズ・ギタリストによる2つの組曲 Amaryllis & Belladonna / Mary Halvorson (2022)

    AMARYLLIS アーティスト:MARY HALVORSON NONESUCH Amazon BELLADONNA アーティスト:MARY HALVORSON NONESUCH Amazon CDとしては別の2枚なのだが、同時発売で、どちらも組曲なのでまとめて。 メアリー・ハルヴォーソン1980年生まれで、ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するギタリスト・作曲家。名前でわかるとおり女性だ。 アメリカの老舗ジャズ雑誌であるダウンビート誌の年間批評家投票では上位の常連で、新作の注目度は高い。 ギタリストではあるが作曲の才能が豊かな人で、アバンギャルドな作風が持ち味。 フリーキーというわけでは…

  • 【JAZZ新譜】Sonhos Da Esquina / Ryan Keberle's Collectiv Do Brasil (2022)

    Sonhos da Esquina Alternate Side Records Amazon マリア・シュナイダー・オーケストラに15年以上在籍するなど、ニューヨークのジャズ・シーンで活躍する中堅トロンボーン・プレイヤー、ライアン・ケバリー。 かねてからブラジル音楽に関心をもっていたケバリーは、2017年にサンパウロを訪れ、ブラジルの大御所ギタリスト、トニーニョ・オルタと長年に渡って共演しているフィリッペ・シルヴェイラ(ピアノ)、ポリーニョ・ヴィセンテ(ドラムス)らに出会って意気投合。 ティアゴ・アルヴェス(ベース)を加えて〈Collective Do Brasil〉を結成し、サンパウロで録…

  • 【JAZZ新譜】井上淑彦の作品を抑揚の深いソロピアノで PROLOGUE Plays Toshihiko Inoue / 田中信正 (2022)

    PROLOGUE Plays Toshihiko Inoue アーティスト:田中信正 Owl Wing Record Amazon 井上淑彦は10代でデビューし、森山威男との共演などで知られるサックスプレイヤー。 長く日本のジャズシーンの最前線で活動していたが、2015年3月、惜しくも病気のため永眠した。 その井上と長く活動を共にしてきたピアニスト田中信正が、井上の作曲作品をソロピアノで演奏したのがこのアルバム。(2曲は田中のオリジナル) 実は私は、これまでこの二人の活動を追いかけていたわけではないのだが、NHK-FMの「ジャズトゥナイト」で案内役の大友良英が採り上げているのを聞き、耳を奪われ…

  • 【JAZZ新譜】世界中に衝撃を与えた大ケガからの奇跡の復活作 Get My Mojo Back / 海野雅威 (2022)

    Get My Mojo Back (SHM-CD)(特典:なし) アーティスト:海野雅威 Universal Music Amazon ハンク・ジョーンズやジミー・コブなどのレジェンドに愛され、ロイ・ハーグローヴ・クインテットで日本人初、最後のレギュラー・メンバーだったニューヨーク在住の実力派ピアニスト海野雅威、渾身のニュー・アルバム。 2020年9月に新型コロナウイルス蔓延によるアジア人ヘイトクライムの犠牲となり、NYの地下鉄構内で集団暴行に遇い、ピアニストにとって致命的と言える右肩骨折などの重傷に見舞われました。 その事実はアメリカのCBSや日本のニュース番組でも取り上げられ、直後に友人ミ…

  • 【JAZZ新譜】大西順子が描く色彩感豊かな冒険譚 Grand Voyage / 大西順子 (2021)

    Grand Voyage アーティスト:大西順子カルテット SOMETHIN'COOL Amazon ライナーノーツはなんと村上春樹、ってことでも注目された大西順子の最新カルテットによる初アルバム。 レギュラー・トリオ・メンバーの井上陽介(b)と吉良創太(ds)にパーカッションの大儀見元が加わった。 その効果は著しくて、リズムが一気にアグレッシブにカラフルになった。 タイトルに示されている通り、曲のスケールが大きく、無国籍風でありながらも親近感を抱くメロディが満載。 もともと演奏に華がある人だが、さらに多彩さを増した印象だ。 オリジナルが中心だが、ダラー・ブランドの「Kippy」やジェリ・アレ…

  • 【JAZZ新譜】フランス・ジャズヴォーカル界の新星 Peace of Mine / Laura Prince (2021)

    ピース・オブ・マイン / ローラ・プリンス PEACE OF MINE アーティスト:LAURA PRINCE MOCLOUD/SAS ADJOKO Amazon フランスとアフリカのトーゴをルーツに持つ、フランスのジャズヴォーカル界の新星、ローラ・プリンスの2021年作。 カリブ海マルティニーク出身の実力派ピアニスト、グレゴリー・プリヴァがアレンジと音楽監督を務め、バックは彼ののピアノ・トリオに、キューバ人パーカッショニストのイノール・ソトロンゴ、曲により弦楽四重奏が加わる。 ジャズ、アフロ、カリビアン、ソウルの影響を巧みにミックスし、ポエトリー・リーディングなども交えたジャンルレスな作品。…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年1月9日『新春放談放談(ゲスト宮治淳一)Part.2』

    放談の中から曲の紹介部分を要約して記載しています。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. HOT LICKS / THE STARLIGHTERS '592. PLEASE DON'T EVER LEAVE ME / JOE JR. '693. SLIDE / THE LAVENDERS '614. ANGEL / THE LAVENDERS '615. ANGEL ON MY SHOULDER / JERRY WALLACE '606. GOTTA HAND IT TO THE BOY / ANGELA DEEN '647. CIA…

  • 山下達郎サンデーソングブック2022年1月2日『新春放談放談(ゲスト宮治淳一)Part.1』

    放談の中から曲の紹介部分を要約して記載しています。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。 1. FAIS ATTENTION (明日の青空) / MARJORIE NOEL '662. BE MINE / THE TREMELOES '673. MI SEGUIRAI / GLI SCOOTERS '674. DYNAMITE / THE CLEE SHAYS '665. BIG MR.C / THE LINK EDDY COMBO '616. DAKOTA / THE JUMPING JEWELS '637. BIG MAN / BARB…

  • 【JAZZ新譜】歌とピアノで紡がれた安息の曲たち Midnight Shelter / Sachal Vasandani & Romain Collin (2021)

    ミッドナイト・シェルター / サシャル・ヴァサンダーニ & ロメイン・コリン Midnight Shelter アーティスト:Sachal Vasandani Edition Amazon サシャル・ヴァサンダーニは1978年シカゴ生まれのヴォーカリスト/作曲家。 ロメイン・コリンは1979年、フランス生まれのジャズピアニスト/作曲家。バークリー音楽大学への入学を機にアメリカに移住している。 現在はともにニューヨークで活躍する二人が、コロナ禍の中で作り上げた作品。 真夜中のシェルター、とは何とも、曰くありげでそそられるタイトルだ。 サシャルの歌声は決して技巧的ではなく、むしろ朴訥としているが、…

  • 【JAZZ新譜】ソロにアンサンブルに歌モノに才気あふれる快作 Free Falls / Taylor Eigsti (2021)

    ツリー・フォールズ / テイラー・アイグスティ Tree Falls GSI Records Amazon 前作『Daylight Midnight』から何と11年ぶりという、テイラー・アイグスティの新作。 この人の即興には、他のピアニストにはない閃きがあって、息を呑むことがしばしばなのだが、本作ではその魅力を放ちつつ、様々な世界観の楽曲を絵巻物というかミュージカルのように展開した印象。 弦まで含めたラージアンサンブルのような「Sparky」は、楽器の現れ方、重なり方、加速の仕方が、むちゃカッコいいし、情感豊かなピアノソロの「Rainbows」もいい。 歌モノも多くて、ベッカ・スティーブンス、…

  • 【JAZZ新譜】現代ジャズのトップが集ったフューチャージャズ In-Tension /ACCORDING TO THE SOUND (2022)

    イン・テンション / アコーディング・トゥ・ザ・サウンド In Tension アーティスト:According to the Sound Losen Records Amazon パリー=デイヴィス、パトリック・ケースによるUKのジャズユニット。 パリーは主にピアノ、ローズ、パトリックはギターとシンセを弾く。 手っ取り早く言えば、イマドキ感の強い、やや尖ったハイブリッドな音を奏でる人たち。 参加メンバーの顔ぶれがすごくて、シオ・クローカー、ジャスティン・ブラウン、アンブローズ・アキンムシーレら現代ジャズの最前線を牽引している凄腕がずらり。 まとめるのは相当大変そうだが、コロナ禍ということもあ…

  • 【JAZZ新譜】21世紀のECMを代表するピアニスト 4年ぶりのトリオ作 Opening / Tord Gustavsen Trio (2022)

    オープニング / トルド・グスタフセン・トリオ Opening アーティスト:Tord Gustavsen Trio IMS(NRC) =Foreign Music= Amazon 2003年、デビュー・アルバム『Changing Places』をECMからリリースして注目され、以来ずっとECMから作品を発表。 トリオ作品としては、本作は4年ぶりで通算5作目になる。 21世紀のECMを代表するピアニストと称される通り、その音は多くのジャズファンが期待する通りのECMサウンド。 知的で端正で美しく、音数は少ないながらも雄弁で、説得力に富む。 本作でもトルド・グスタフセンは、短く美しいフレーズの数…

  • 【JAZZ新譜】現代屈指の歌姫、ピアノとのデュオ作品 Entre eux deux / Melody Gardot、Philippe Powell (2022)

    オントレ・ウー・ドゥ / メロディ・ガルドー、フィリップ・パウエル オントレ・ウー・ドゥ (SHM-CD) アーティスト:メロディ・ガルドー&フィリップ・バーデン・パウエル Universal Music Amazon アメリカ出身、現在はパリで活躍中のヴォーカリスト、メロディ・ガルドー。ノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーと並び、21世紀の米国女性シンガー三傑の一人と言われ、2020年の『サンセット・イン・ザ・ブルー』は、スティングとの共演が話題になった。 ブラジル出身で、こちらもパリを拠点にしているピアニストのフィリップ・パウエル。ちなみに彼の父親は、かの巨匠バーデン・パウエルである。 この…

  • 【JAZZ新譜】石若駿、井上銘を迎えたトリオ編成での快作 TrioⅡ / Marty Holoubek (2022)

    トリオ2 / マーティ・ホロベック TrioII アーティスト:Marty Holoubek APOLLO SOUNDS Amazon 2018年にオーストラリアのメルボルンから日本に拠点を移して活動中のベーシスト、マーティ・ホロベック。 石若駿のドラム、井上銘のギターという、日本の若手ジャズミュージシャンの中でも、とびきりの俊英を迎えてのトリオ編成だ。 アルバム全体に才気が迸っている。 3人ともトーンコントロールが巧みな人なので、曲によって大きく表情は変わる。 特に井上銘のギターは、ときにまったりと、ときに鋭角的に、その変怪ぶりはあざやか。 石若駿のメロディを奏でるかのようなドラミング、マー…

  • 【JAZZ新譜】女性トランペッター&ジャズ・シンガーがビッグバンドとコラボ Colors & Shadows / Andrea Motis (2021)

    カラーズ&シャドウズ / アンドレア・モティス Colors & Shadows アーティスト:Andrea Motis & Wdr Big B Broken Silence Amazon 女性トランペッター&ジャズ・シンガーとして世界から注目されるアンドレア・モティス。ビッグバンドとコラボしたラテン調の一枚が登場。 スペイン、バルセロナ出身。7歳からトランペットを学び始め、サン・アンドレウ市立音楽学校でジョアン・チャモロに師事し、ジャズを学ぶ。 2012年スペインで行なわれたジャズ祭でクインシー・ジョーンズにステージに挙げられたことがきっかけで注目の存在に。 2017年には世界デビュー作『エ…

  • 【JAZZ新譜】ブラジルのジャズピアニストとシンガーによる超絶デュオ Yatra-Tá / Salomão Soares、Vanessa Moreno(2021)

    ヤトラ・ター / サロマォン・ソアレス、ヴァネッサ・モレーノ YATRA-TÁ アーティスト:SALOMÃO SOARES, VANESSA MORENO 大洋レコード Amazon 日本ではあまり知られていないが、ブラジルの新進気鋭のミュージシャンによるデュオ作。 ヴァネッサ・モレーノは、声とギター、ボイス・パーカッションから成る完全ソロのアルバム「センチード」(2021)などで、シーンを驚かせた女性ヴォーカリスト。 サロマォン・ソアレスは著名なアコーディオン奏者トニーニョ・フェハグッチとのデュオ作などで注目されたピアニスト。 この二人は2019年、デュオ作「Chão de flutuar」…

  • 【JAZZ新譜】笑って踊れるピアノトリオの痛快な一作 Kazemachizuki / H ZETTRIO (2022)

    Kazemachizuki[EXCITING FLIGHT盤] アーティスト:H ZETTRIO apart.RECORDS Amazon 笑って踊れるピアノトリオとの異名を持つ、H ZETTRIO。 2013年のアルバム・デビュー以来、ハイペースで作品をリリースを続けてきた彼らだが、2022年はさらに強烈で、年頭にアルバム『トリオピック ~激闘の記録~』を出したばかりだというのに、早くも今年2作目が登場。 今回の『Kazemachizuki』は2021年の配信曲を主体に構成されており、もともと曲調の幅が広い彼らだが、本作ではさらにバラエティ豊か。 キャッチなメロで聞き手を掴むやいなや疾走しま…

  • 【JAZZ新譜】ブラジルを代表するギタリストのハートウォームなアルバム Follow The Signs / Diego Figueiredo (2022)

    フォロー・ザ・サインズ / ディエゴ・フィゲイレド Follow The Signs ARBORS Amazon ディアゴ・フィゲイレドは現代のブラジルを代表するギタリストの一人。 ナイロン弦のガットギターの達人である。 1980年、ブラジル・サンパウロ州に生まれ、幼少期よりギターに触れ、12歳の頃には地元のパブで演奏を披露。15歳の頃には著名なミュージシャンと共演するなど、早くから業界にその名を知られていた。 これまでに20枚以上のアルバムをリリースしており、2021年に『Antarctica』を発表したばかりだが、翌2022年にも、この『Follow The Signs』が登場した。 彼の…

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