8085Aのアドレス・ラッチのために(8212ではなく)74HC573を使う・・・というのは、前回決めました。 三菱のM5L8085APは内部がN-MOSで信号はTTLレベルです。ここにこのICを接続するのは、そのままではちょっとマズイ理由を丁寧に説明しておきます。TTLレベル出力⇒C-MOSレベル入力インターネット上にはWikiを始めさまざまな解説が載っていますが、中には間違った説明や、データが古い説明も多々見受けられますので・・・まずは、実際に使うHC573のデータシートを眺めてみます。電源電圧5Vで使うので、横の行はVcc=4.5Vの所を見ます。それも最悪値-6mA流した所を!(電圧が5V→4.5Vまで低下しても保証しますよ!とう意味で4.5Vで測定した結果です。よってここが5Vの数値)縦の列は、周囲温度...C-MOSレベル(プルアップの必要性)&歴史
8085AのCPUボードを作ろうとした場合、本体のCPU以外に必ず使わないといけないICが1個だけあります。それは何でしょう?8ビットのラッチ(記憶)ができるICを使わないといけません。なぜなら、8085Aは「データバス」と「アドレスバス(下位)」が同じピンから(時間差で)出ているからです。例えば、今回使う三菱のICであれば ↓「M5L8212P」という型番、例えば、NECであればuPB8212Cという型番。これが↓まだ手元にあります。貴重な1個!要は、8212という本家IntelのセカンドソースのICが通常使われて来ました。従来は。(IC名称:8ビットINPUT/OUTPUTポートとなっています)参考のため、TK-85の回路図を眺めてみましょう。 中央の四角がCPUの8085です。(赤枠部分↓ が8212)回...8212の代替(アドレスラッチ)
基板上のコネクタとケーブルを接続する際、①フラットケーブル用のコネクタ↓や②ボックス型のヘッダー↓なら、逆挿し防止用の凹み(黄色の矢印部分)があるので、絶対に逆に挿すというミスは起こりえません。囲まれているのでずらして挿してしまう事もありません。ただ、今回使ったコネクタの様になんの囲いも突起もないヘッダピンだと、逆にも横に1ピンずらしても挿せてしまいます。できるだけそんなミスを防止するために、こんな工夫をしています。■1つ目の工夫は:S1モジュールの場合、1番=+5V、2番=GNDなので、その反対の最後のピンを「空きピン」にする・・・という前にも説明した通りの方法です。基板側回路図:20ピンの「S1モジュール」用ピンヘッダ↓が2本並んでいる状態ここにアドレスライン(A0~A15をつなぐ予定)最後の1ピンだけ「空...逆挿し防止機構の工夫
「I/OBOARD」の改造(拡張)が、完成しました。その完成写真が↓こんな感じ。”前と変わんね~じゃね~か!”と怒られそうですが、(笑)横から見ると違いが分かります。↓ この追加基板で、何が変わったか? 具体的な使い方を写真で解説します。(接続方法を2種類増やしました)ーーーーー①20ピンx2列のピンヘッダーに直接、挿せる下の増設基板が↓こんな感じでコネクタが3個追加されている。この内の左上にある40ピンコネクタをさかさまに使うと、↓孫基板として、そのまま(挿すだけで)使う事が出来る。(孫基板が大きすぎてちょっと怖いが・・・20px2列なら、なんとか固定される)---DIPスイッチをすべてONすれば、A0~A15のアドレスはすべてLowになり、確認LEDは全て点灯する。(アドレス0000hを出力できる)配線のテ...16ビット入出力テストBOARD(改)
電子工作を楽しむために、ぜひとも揃えておきたい、使えるようになっておきたい物の1つが、「回路図CAD」です。私が普段使っているのは、水魚堂さんのフリーソフトBSch3V (ビースケッチ)です。 インターネットのアドレスURL:https://www.suigyodo.com/online/index.htm↓このソフトには本当にお世話になっていて、作者の岡田さんには感謝の言葉しかありません。使い方が非常にシンプルで、それほど説明無しでも使いこなす事ができるようになりましたし、ちゃんと「使える」回路図専用のCADです。部品も自分で作る事が出来るので、かなりの数の部品を作って、使っています。(部品作成はLCoV.exe)Win7でもWin10でも問題無く使えるし、これまでにバグらしいバグに遭遇していないとても完成さ...回路図の描き方
昨日紹介した「陸式ターミナル」や「ジョンソンターミナル」は、ケースに取り付けるには良いのですが、ユニバーサル基板の上で使おうとする一苦労です。取り付けるための穴をドリルで空けないと挿さらないし、何より大きすぎます。そこで開発されたのが、↓この「ターミナル・ブロック」という部品です。これは3ピン2ピン~十数ピンのものまでありますし、複数連結もできます。当初は、一番左側の高さ12.5mmのものが使われていましたが、最近はさらに小さい(基板からの高さ1cm)の小型タイプもあります。(すべて小型タイプで統一しても良いかも)色は、主に「緑」と「青」の2種類あり信号の種類によって使い分けるのも良いかもしれません。中国製は微妙に色が違うのが笑える。接続する足の間隔が(インチの2倍)5.08mmなので、ユニバーサル基板のスルー...ターミナルブロック(基板に挿せる端子)
昨日、ブレッド・ボード(EIC-102B)に付いてくる端子(ターミナル)の名称を「陸式ターミナル」と書いてしまいましたが、厳密には間違いだと気が付きました。正しくは「ジョンソン・ターミナル」という名称のようです。例えば、これ↓が陸軍ターミナル(陸式=陸軍式ターミナル)そして、これ↓が「ジョンソン・ターミナル」”同じじゃねーか!”と突っ込まれそうですが・・・(笑)私も違いがいま一つ分かり兼ねます。端子の背丈が「ジョンソン」の方がちょっと長身?(外人だから背が高い?と覚えられる?)どちらも中心に穴があり、バナナ・プラグを差し込むことができる。そして、これも↓「ジョンソン・ターミナル」ちょっと楕円のシェープでスタイリッシュ?そもそも「ジョンソン」って誰?何者?(おそらく発明者の名前でしょうが、知っている人が居たら教え...ターミナルいろいろ
LEDの明るさなどを実際に確認するには、ブレッド・ボード上で簡単に回路を組んで動かしてみると良い。私が今回使用したブレッド・ボートは、EIC-102Bという型番で、秋月で入手したものだ。手に入れたのは20年以上も前だと思うが、今でもまったく同じものが売られていた。¥700-(ロングセラー商品なんですね?これって) 透明のアクリルケースの上に取り付け、ケース内に5Vの電源と、信号のHi/Low/Plusを判定できる「ロジックテスタ」を入れ、電源スイッチをONすれば、いつでも実験ができるようにしてある。ロジックテスタは、どこかのキット(H/Lテスタ)でLow=緑、Hi=赤、パスルが入ったらブザーを鳴らすだけの機能だが、非常に重宝している。 LEDや抵抗といった部品を挿し、ピン付き配線でつなげていけば簡単に回路が組め...ブレッドボード(EIC-102B)を活用
8085A-CPUの信号を、 特にアドレス・ライン(16本)すべてをLEDでモニタリングしたい。今、どのアドレスを実行しているのか目で見て分かるからだ。そのために↓こんなパターンの基板を手に入れた。名称:「I/OBOARD」(基板のみで¥720円…LEDや抵抗、スイッチは自分で用意)16個のLEDで16ビットの信号のHi/Lowを監視(基板の左下側)できると共に、DIPスイッチで16ビットのHi/Low信号を出力できるようだ。これを使って8085Aが出すアドレス信号を見ようと思うのだがそもそも、8085Aの出力端子は、電流を何mAまで流せるのだろうか?(LEDを直接駆動できるのだろうか??)今回手に入れた三菱のCPU:M5L8085APのデータブック内をかなり探してみたがその数値が見つからない。TTLで構成され...TTLレベルと流せる電流
ユニバーサル基板を使っていく上で、どうしてもサイズをぴったりに切りたい・・・という要望が出てきますそんな時に便利なのが 「基板カッター」=「PCBCutter」です。 私が長年使っているのが K-110という型番ですが、今 手に入る現行品だとK-111という↓型番のようです。 「PCBカッター」という名前が示す通り、基板を切る専用カッターです。1万8000円を超える金額なのでおいそれとは買えないかもしれませんが、鉄ノコ(ハンドソー)などで苦労して切っているよりは、ぜんぜん楽で便利です。これでアルミ板もアクリル板も綺麗に切れますし、私はこれを買って20年以上使い込んでいるのでもう「元は取った」感じがしています。この基板カッターで使える「刃」は2種類あって、ノコギリのようなギザギザのある刃↓では基板は綺麗に切れませ...基板カッター(HOZANK-110)
これから信号確認等で超小型の「S1モジュール」などを各種作成して行くにあたって、絶対に必要な部品の1つに「ユニバーサル基板」が、あります。そして、けして安い買い物ではありません。サンハヤト製のもので、基板だけで5000円だの7000円だのするものがたくさんあり、色々作ろうとすると基板の費用だけでもとても払いきれるものではありません。だからといって、できれば「片面スルーホール」の基板は使わない方が良いです。「片面」の方が多少安価だが、銅箔が剥げて失敗しがち・・・特に「ハンダ付け初心者」は「両面スルーホール」を使いましょう。多少高くとも!今回のように超小型のモジュールを作ろうとした場合、小さな基板からさらに切り出して大きさを調整すれば良いので、そんな時良く使うのは,例えば<秋月電子>の95mmx72mmサイズ 板厚...ユニバーサル基板(両面スルーホールのすすめ)
バイパスコンデンサ(通称、パスコン) 使用するICのできるだけ近くに容量の小さなコンデンサを取り付ける事によって、①電源の変動に対して強くなる(回路の動作が安定する)→ICが急に大きな電流を使ってもパスコンから供給される②ICから出るスイッチングノイズを外へ出さないようにするといった働きを期待して取り付ける「おまじない」?または「お守り」のような部品です。使われるコンデンサもいろいろな種類、色々なサイズがありますが、最近では「積層セラミック」コンデンサ↓というのが良く使われます。(安価、容量が大きくても小型、そして壊れない=劣化が少ない)ピン間の幅が↑ 左側2種類は2.54mm(狭い)で、右側2つはその2倍(広い)です。どちらが使いやすいか?は、使ってから自分で判断してください。昔は、大きな↓セラミック・コンデ...パスコン(面実装部品のすすめ)
ユニバーサル基板にデジタル電圧計を付けたので、5V電源の電圧は常時監視できる。これを行った上で、「ポリスイッチ」と呼ばれるヒューズの一種を取りつけてみます。回路を構築して行く上で、何処かで配線をショートしてしまい、電子部品全部を壊してしまわないために!(何しろi8080とかi8085といった骨董品に近い貴重なCPUを動かすのですから、失敗はゆるされません)従来、ヒューズと言えばガラス管に入った30mm長のものが一般的でした。(最近は滅多に見かけなくなったが・・・)少し時代が進むと、もっと小型↑の20mm長のガラス管ヒューズが出て来ました。これ(短い方)は今でもホームセンターで普通に買えます。これを使うには、ヒューズ・ホルダという部品もいっしょに取り付けなくてはいけません。これはBOXやパネルに取り付けて使うもの...ポリスイッチ(繰り返し使えるヒューズ)
超小型の「デジタル電圧計」という商品が安価で売られています。私の場合350円にて(送料を含まず)入手できました。「2線式」というタイプで、電源と電圧を測定する線を兼ねている(=電源電圧を測って表示している)もので、横2.5cmx縦1cm程のかなり小さい7セグメント表示器です。それでも、DC3V~15Vまで(0.01V精度)で測定できる優れモノです。こんなものを購入して使ってしまうのは、すべて手作り:DIYの精神からは外れる事かもしれませんが安さ、手軽さには替えていられません。ここに電源を供給する際にも昨日紹介した「S1モジュール」を応用して使ってみます。要は電源コネクタなのですが、「逆挿し防止」の機構を取り入れています。↓それはこんな簡単なアイデアです。1番ピンに「プラス5V」、2番ピンに「GND」は今まで通り...超小型デジタル電圧計(S1モジュールの応用)
昨日紹介した「ピンソケットによるテストLEDモジュール」のようなシングル・ライン(1列)のソケットを用いたテストモジュールの事を【S1モジュール:エス・ワン・モジュール】と名付けることにしました。(シングル=Singleを1本だけ使用したモジュール)何かしら名前があった方が呼びやすいので。その基本形として1ビットの信号のHi/Lowを1個のLEDで確認するためのモジュールを以下に説明します。回路図は↓こんな感じ。 これまで通り、1番ピン+5V2番ピンGND3番目以降が「信号」。・・・とします。ここでは3番のピンの信号名をD0とし、そこにLEDを付けています。その実物の写真が↓これです。 3ピンソケットに小さな基板ここでも1番ピンが分かるよう1番側の基板を削って目印にしています。もしくは、1番側に赤い印を付けるこ...S1モジュール(仕様)の基本
今回は角型の「ピンヘッダ」と「ピンソケット」を使った提案です。【テストLED】への拡張、確認できる信号のビット数を4ビット→8ビットと増やして行きたいと思います。実はこの「8ビット版のテストLED」は、実際の回路設計・回路の動作テストの際に大変便利に使っています。まずは、4ビットタイプの物↓から見て行きましょう。6ピンのピンヘッダソケットを基板側に半田しそこ↓に挿して使います(奥側)1番ピンは+5V、2番ピンはGNDまでは、前の1個だけのLEDのモジュールと同じです。3~5番ピンが、それぞれ確認したい信号です。1番ピンの5Vから4.7KΩの抵抗を通して、各LEDのカソードにつなぎます。(今回、2番ピンのGNDは使いません)本当なら4素子の集合抵抗を使いと良かったでしょう。(ハンダが汚いのは目をつむってもらって・...ピンソケットによるテストLEDモジュール
昨日、紹介した部品は、丸ピンヘッダと丸ピンのICソケットでしたが、今回は、角型の「ピンヘッダ」と「ピンソケット」です。そして通常は、ピンソケットを基板側に挿して↓使う事が多いの思いますが、ここでの提案は、ヘッダ(要するに安価なピンを)基板側に挿して使う、使い方です。例えば、前に5V電源をONした際にパイロット・ランプとして赤いLEDが点灯するように付けました↓が毎回、毎回LEDを付けなくとも、ピンヘッダを取り付けておき、確認ランプが必要な時だけそこにLEDモジュールを挿せばいいのでは?というまた「手を抜く」方法のアイデアです。かなり細かな作業となるので最初に作るのは手間がかかりますが、一度出来てしまえば、後々流用が可能になります。ピンヘッダは、こんな感じ↓に必要なピン数でもともと分かれている物を購入した方が、カ...ピンヘッダとピンソケット
これから、8085-CPUに必要な①リセット回路だったり②クロック回路をユニバーサル基板上に配置、展開して回路を組んでいくことになるのですが、回路の方式をいくつか変えて試してみたくなることがあります。例えば、リセット回路の場合、(1)C-Rによる簡単な原始的なリセット信号発生回路から(2)電圧検出IC TL7705CPを使った本格的な回路 に変えてみたいとか・・・そんな場合、ICソケット(ピン・ソケット)を付けておき、その上に【孫基板】を挿して回路を構成しておくと、簡単に基板ごと変える事ができます。文章での説明では判りづらいでしょうから・・・①丸ピン・ヘッダーを用意し、②この細い方のピンをICソケットに挿し、↓③その上に小さな基板を(孫基板として)乗せ、④その基板上に目的の回路を組みます。ここでは、例えば「リセ...丸ピン・ヘッダー(孫基板)
今後、ユニバーサル基板に8085-CPUをハンダで取り付けて回路を組んでいく事になるのですが、直接、基板にハンダ付けするのではなく、ICソケットを付けてからそこにCPUを挿す事になります。そうでないと、ショートでもしてCPUが壊れた場合など、せっかく40ピンもの配線を済ませた後では壊れたICを交換するのも一苦労となってしまいます。ただ、コネクタやら、ICソケットやらの接触部分を増やせば増やすほど、接触不良による動作不具合が出やすくなり、いざ不良が発生してもどこが悪いのか見つけるのが非常に困難になります。(できることならソケット等は増やさない方がいいのですが、便利なのでついつい多用してしまいがちです)ICソケットにも種類があって、①平ピンICソケット一昔前までは、「ICソケット」と言えばこれだったのですが・・・安...ICソケット
STD-bus規格というバス仕様がある。今回の44ピンのエッジ・コネクタに一番近いバス仕様だと思う。S-100バスは、使われているCPUは確かに同じi8080だったり8085だったりするが、あまりに設計がヒド過ぎるし、100ピンと44ピンではピン数が違いすぎる。そこで、できるだけ近い仕様で、参考になるものを見つけて来た。STD-bus(エス・ティー・ディーバス):IEEE-961仕様の詳細は、例のアーカイブから、↓こんなドキュメント(DataBook)をダウンロードし、参考にてみしました。(海外の英語の本)このwinSysrtemsという会社のボード製品カタログのような内容だが、技術的な資料も所々載っていて参考になる。詳細な仕様を調べたければIEEE-961ドキュメントを取り寄せればいいのだが正規の値段だと2万...STDバス仕様:mis山下システムズ
温故知新:S-100バスの仕様を詳しく見てみる。というのも、今回作ろうとしているマイコンボードにも44ピンのエッジコネクタがあり、ここにつなげる信号の配置をこれから決めていこうと思っているのだが・・・現時点では全くの白紙。せっかく新たに仕様を決めるのであれば、今後使いやすい奇麗な設計にしたい。そのためには過去の制作例を調べて参考にし、良いところは取り入れ、悪いところは同じ過ちを繰り返さないようにしたいと思います。 IntelのCPU8080を使った最初のマイコンの成功例としては、↓Altair8800(アルタイル8800)が、とても有名です。 Microsoft社のビルゲイツとポール・アレンとポール・アレンがこのマシンで使える言語BASICを作ったことで成功し、現在のマイクロソフトが存在していると言ってもいい。...S-100バス仕様:Altair8800
基板には44ピンのエッジコネクタを通して、+5V電源を供給します。その際に、基板を逆に挿してしまっても部品が壊れないよう…ちょっとした工夫をしておきます。コネクタの接続表を見ると↓分かりやすいかもしれません。1番・2番ピンに「+5V」、3番・4番ピンに「GND」をつないで電源を基板に供給しますが、その反対側43番・44番ピンは「空き」にしておき何も接続しないようにします。これなら間違って基板を逆に挿しても+5Vが入らないので壊れません(というか動作しません)GNDはできるだけ基板の左右どちらからも供給した方が、接触不良を防げます。ただ、44ピンと数少ない限られたピン数なのでできるだけ効率良くピン配置を使いたい、設計したいと思います。今はこのまま進めます・・・回路を全部完璧に設計し、全部を配線してから一度に試すの...最初の回路・・・パイロット・ランプ(LED)
電源を用意しないと、どんなコンピュータでも動かない!ということで、「+5V電源」について考えてみます。昔のマイコン製作の書籍をみると、AC100Vから重いトランスを通して、ダイオードで整流して、ヒューズと電源スイッチも付けて、ケースに入れて・・・と電源BOXを自作する所から説明が始まっていたりします。回路の勉強にはなるでしょうが、大変な話です。もう少し新しくなると、スイッチング電源↓を購入してきて・・・云々もっと最近になると、9V程度のACアダプタをDCプラグを使って基板に挿し、その先に5Vの三端子レギュレータを付けて5Vの安定電源回路を基板上に作って使う・・・みたいな話になっていると思います。中には電池4本を「電池ボックス」に入れて電源として使いましょう・・・みたいな簡単な方法で済ませている本もありますが、長...DC5V電源について
今回i8085の回路を組むための基板を<サンハヤト製>CPU-7G整理番号:107G 44ピンのエッジコネクタ付き・・・にしてみた。ネット上でとても安価に手に入れる事が出来た(コネクタ込みで1000円程度)こちらが配線面44ピンのエッジ部分から+5V電源を供給すれば、余計なコネクタを板上に設ける事も不要でスッキリすると考えたからです。基板のサイズ的にもこの程度の大きさが手軽かな?っと。昔懐かしい「エッジコネクタ」・・・最近はあまり見かけなくはなりましたが、抜き差ししていると結構接触不良によるトラブルも発生するもの。その主な原因は、基板の「ソリ」や「ゆがみ」なんですが、この基板はゆがみにくい材質らしい↓コネクタ部分はKEL製の44ピン(ピンとピンの間は4mmピッチ)基板上に既に電源ラインが引き回されているので配線...ユニバーサル基板<サンハヤト>
シングルボート・コンピュータを自作する上で、必ず用意しないといけない物がいくつかあるが、「電源」もその1つ。5V電源が無いとどんな回路でも動かない。逆に言うと「5Vの電源だけ」用意すれば最近の回路は動作するので…楽だ!とも言える。というのも昔のCPUは、とんでもない電源を準備しないと動かなかったのだ。昨日インターネット上で見つけた通販ショップでIntel8080AのCPUを購入する事が出来たので、Bsch3v(回路図CAD)でi8080のCPU部品も作成してみた。特にすぐにこのCPUを使って遊んで見ようとは思わないが、今の内に手に入れておかないと、おそらくますます入手困難になるだろう。ワンボート・マイコンの先駆けと言えばNECのTK-80だろうから、最初はi8080を使ったマイコンを作ってみるのが歴史の流れから...i8080Aと8085Aの比較
その名もORANGEpico(オレンジ・ピコ)TK-80の互換機だったり、Z80や6809,68008などの懐かしいレトロなワンボード・マイコンを復刻・開発していて、安価に販売している。私がやりたい内容をすでに実現しているところがすごい!そして何より、今ではなかなか入手困難であろうIntel8080CPUまで販売している。早速、通販で買ってしまった!最初は、TK-80風のタクトスイッチを探していたが、ヤフオクでも中々良いのが見つからず、ここ↓でピッタリなのが売られていた。 スイッチの表面に透明のプラスチック・カバーが掛けられるので、自分で印刷した文字を挟んでキートップとして使える。おしからむは、在庫が既に2セット(9個x2set=18個)しか無い(25個欲しかった) しかたなく5x5マトリクスの出来あいの製品を...おもしろい電子部品通販店を発見!
どんな風に開発を進めて行くかを先に決めておきたい。巷には、Z80の基板、Intel8080そして今回使おうとしている8085-CPUを使った基板やシングルボード・コンピュータは腐るほどある。溢れている。あまりに古いので、最近はそろそろ見かけなくなってはきたが・・・それでも単行本を探せば、枚挙に暇が無いほど。そういった本の出来あがった回路をただそのまま組み立てた所で、動いて当たり前だし、面白くも無い。そして、それらの回路ではプログラムの動作の確認=ステップ実行など出来やせず、デバッグの事などまったく考えていない設計になっている。つまり、プログラム作っては実行し、作っては実行し、という非効率的な開発の仕方をしていて・・・かつ、それで上手く動くようになったプログラムをそのまま真似して何も考えずに使っているだけの両極端...設計(開発)方針
どんな風に開発を進めて行くかを先に決めておきたい。巷には、Z80の基板、Intel8080そして今回使おうとしている8085-CPUを使った基板やシングルボード・コンピュータは腐るほどある。溢れている。あまりに古いので、最近はそろそろ見かけなくなってはきたが・・・それでも単行本を探せば、枚挙に暇が無いほど。そういった本の出来あがった回路をただそのまま組み立てた所で、動いて当たり前だし、面白くも無い。そして、それらの回路ではプログラムの動作の確認=ステップ実行など出来やせず、デバッグの事などまったく考えていない設計になっている。つまり、プログラム作っては実行し、作っては実行し、という非効率的な開発の仕方をしていて・・・かつ、それで上手く動くようになったプログラムをそのまま真似して何も考えずに使っているだけの両極端...設計(開発)方針
1個500円で8085AのCPUが手に入ったので、その資料を探してみます。英文でよければ、大量に技術資料が集まっているアーカイブを覗くのが一番!URLは、https://archive.org 書籍類なので、本のマークをクリックし、次に次に、"8085A"というキーワードと、今回はメーカーが三菱だったので、”MITSUBISHI”というキーワードで「Searchtextcontens」の中から検索をかける。すると、見覚えのある青い表紙のデーターシート本がヒットした。 これを、PDF形式でダウンロードしておく。確かに三菱の8085Aの型番=M5L8085APの技術資料が詳しく乗っている。これをダウンロード!ついでに”MCS-80”とか”MCS-85”とかで検索すると、Intel社が出している「TheMCS-80/...8085Aのデータシートを手に入れる
ヤフオクなら、まだまだ古いCPUが安価で入手できる。8085A<メーカーは三菱>1個500円・・・予備を含めて2個購入。(送料250円)その内にこんな値段では手に入らなくなるんだろう。これで、しばらく遊んでみようと思う。8085Aの技術的な資料は、インターネット上に山の様にあるが、http://www.yamamo10.jp/yamamoto/comp/MM8000/Lesson_7/index.php ここ↑がかなり分かりやすく解説してくれています。(備忘録)日本語のデータシートが欲しい・・・タイトルがMCS-85だったかな?。8085ACookbookJonathanA.Titus,etc. 8085AMicroprocessor,The:Software,ProgrammingandArchitectur...レトロなCPU・8085を手に入れる
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