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  • 録音再生キット その7 (完成)

    ここまで配線した基板とスピーカをケースにセットします。ゴムに隙間があると、力を加えた時接着が外れてしまう事があるので、より強固に固定できるように、ホットボンドで固めます。次に電池ボックスをハンダで接続し、↓押しボタンSWをケース穴に挿しこんで、そこにコネクタを接続します。最後に、電池BOXをサラネジで取り付けます。蓋を閉じたら完成です。【正面】にスピーカと停止ボタン【左側】に切り替え用のスライドSWが、【右側】に押しボタンスイッチが配置されています録音再生キットその7(完成)

  • 録音再生キット その6 (基板への部品配置 と 配線)

    基板に部品を乗せ、半田付けで配線をしていくにあたって、原本の回路からの「改良点」が2か所ほどあります。ケースに入れたらできるだけケースのフタを開かずに操作できるようにしたい(電池切れの際の電池交換はしかたないとして)ので、①REC(録音)-PLAY(再生)のスイッチに電源OFFの機能も設ける。②録音時間の長さの切り替え(60秒か30秒か?)もスライドスイッチの切り替えで、フタを開けずに簡単に操作できる。この2点を回路変更によって実現しようと思います。まず、部品選びで「録音-再生」を切り替えるスライドスイッチで2ポジションでは無く、3ポジション(3接点という言い方もある)の物を使用します。スライドの位置が「中央」なら電源が切れるようにすれば、電源スイッチとして働かせる事が出来、電池の待機電流の心配をしなくて...録音再生キットその6(基板への部品配置と配線)

  • 録音再生キット その5 (基板&ケース加工)

    ケースは決まったので(プラケース:100円)、そこにピッタリに入れるユニバーサル基板を加工していきます。使う基板は、両面スルーホールの秋月Cタイプ(72mmx47mm)これをプラケースに合わせて切ります。取り付け穴も新たに開けます。基板を切るには、<HOZAN>のK-110を使用します。この基板をケースに取り付ける方法ですが、ちょっとした工夫が要ります。基板を少し持ち上げるには、M3のプラスチックのスペーサ・セットを用意しておくと便利です。沢山の種類があれば、いくつか組み合わせて高さを調整する事もできます。押しボタン・スイッチの穴の位置を現物合わせで決めて、ドリルで下穴を開け、リーマーで穴を広げながらSWにピッタリに仕上げます。←これがリーマー(穴拡大器)基板を避けて、その真ん中に配置→この取り付け穴は少...録音再生キットその5(基板&ケース加工)

  • 録音再生キット その4 (ケースを探す)

    どんな小さな回路や装置でも、裸のまま使うより、もしくはブレッド・ボード上の配線のまま使うより、ちょっとしたケースに入れるだけで使いやすくなるものです。たとえば、こんな例;単三電池とボリューム(可変抵抗器)を組み合わせて出力の電圧を変えられる、ほんの小さなテスト用治具なのですが、クリップが入っていたポリプロピレン・ケースに入れただけで、使い勝手が格段に良くなります。A/D入力の確認の際に重宝しています。今回の、録音再生の回路も100円ショップのケースを物色し、ちょうど良い大きさの入れ物があれば、入れてしまおうと目論んでいます。ダイソーで、蓋付きのちょっとスタイリッシュ?なケースを見つ方のですが←SQUAREFITShort残念ながら小さ過ぎて入らず・・・(スピーカはぎりぎり入るのに…)録音再生回路を応用発展...録音再生キットその4(ケースを探す)

  • 録音再生 IC (APR9600) データシート入手

    キットを組み立てて、うまく動くようになり・・・これで終わりでは、面白くありません。何よりも、ここまでの作業ではさほど電子工作の腕が上がる訳でも無く、プラモデルを組み立てているのと変わりません。ここは1つ、(難しいかもしれませんが)このICの情報を入手して回路の内容を少し理解して見ましょう。録音再生IC(APR9600)データシート入手

  • 我が家のネコ:寝姿

    今現在、私の事務所に遊びに来ている「地域ネコ」要は野良ネコなんですが、あまりに信用しきって、リラックスして寝ています。お腹を見せるんじゃ無い!笑www我が家のネコ:寝姿

  • 録音再生キット その3 (動作確認)

    部品の配置と配線が完了し、回路図との比較チェックも完璧!っとなったら、いよいよ電源をつないで動かしてみます。スライドスイッチ(SW1)を右側に(27番ピン=/REが0Vにつながる方にショート)すると、「録音モード」になるようですので、この状態にしてから電池をつなぎます。すると、緑色のLED2が点灯しています。どうやら電源系統の配線ミスはなかったようです。①さっそく録音してみましょう。SW2を押したまま、マイクに何かしゃべってみます。SW2を押した瞬間に”ピッ”と鳴れば、録音開始です。ベタな所で「本日は、晴天なり・・・、〃・・・」最長で30秒(か60秒)録音でき、そのMax時間に到達してしまった場合は、音が2回”ピッ、ピッ”っと鳴って「終わりだよ!」と教えてくれます。Maxの時間まで録音を続けなくても、押し...録音再生キットその3(動作確認)

  • 録音再生キット (組み立て開始)

    難しい説明は後回しにして、実際に組み立て、自分の声でも何でも良いので録音/再生できるか?試してみましょう。組み立てるにあたって、まず「回路図」が説明書の中に(小さく)載っていますので、これをA4に拡大コピーしておきます。これとは別に、「実体配線図」とか「実体回路図」とかが大きめに載っていて、初心者の人はこれを見ながら組み立てましょう!という事なのでしょうが、私にはこの方が分かりづらくて、間違えそうな気がしてなりません。元々の回路図が一番正確で間違いが無いので、①これを大きくコピーしたものと、②赤鉛筆を用意しておきます。録音再生キット(組み立て開始)

  • (ハンダ付け不要) 録音再生キット

    初心者が電子工作を挑戦しようとした時、1つ目のハードルとなるのがハンダ付けの作業です。「半田コテ」や「コテ置きの台」や、もちろん「ハンダ」も揃えなくてはいけないのでそれなりの出費もかさみますし、ハンダ付けする技術も必要になってきます。その点、今回秋月で見つけたキットは、「ハンダ付け」が不要とのことなので、最初の教材として適しているのではないかと思います。価格も1000円ポッキリとお手頃ですし・・・「60秒録音再生キット」K-02060税込で1000円でした。要するに、自分の声や電話の話などを最大で60秒間録音記録でき、それを後で聞くことが出来る…簡単なボイス・レコーダだと言えます。そこそこ実用的で、うまく完成すればまー便利に使えそうです。これを組み立てるに当たって、(昨日のテスターは除いて)あとどんな工具...(ハンダ付け不要)録音再生キット

  • 安いテスターを入手 from 秋月

    電子工作を始めるにあたって、最初に購入すべき物は何だろう?と考えたが、やはり「テスター」だろうと思う。久しぶりに東京の秋葉原に行って、安価なデジタルテスターを見つけたので、思わず買ってしまった。価格はわずかに1400円!!地方にいる人でもインターネットで購入できるから、送料を払ってでも十分に安いと思う。それでいて、一通りの基本的な機能は入っているので初心者が始めて使うのにも適しているし、手にするのに壁が低い。テスタが何に使えるのか、全く分からない初心者には、こんな本が適しているだろう。↓使い道の大抵は、①電圧を確認するか、②配線がちゃんとつながっているか?の導通チェックがほとんどだが、本格的な使い方もマスターできるとさらに良いと思う。半田コテやその他の工具を揃える前に、真っ先に用意するべきだろう。ここから...安いテスターを入手from秋月

  • 探偵の秘密兵器 GPS発振機

    浮気調査などを行いたい場合、GPSで相手の居場所が特定できる発振機を付けると良い。例えば、調査対象のその相手が、「自分の妻」の場合、取り付けた機器を回収できるはずだ。そんな場合は、結構簡単にできる。秋月電子にGPSを内蔵していて、自分の経度、緯度をキャッチできる小型の装置↓が売られている。ボタン電池3Vで動作し、シリアル通信で緯度経度の情報が送られてくる。それを、SDカードあたりに保存しておき、回収してから、Googleマップ上で動いた位置の軌跡、および止まっていた時の位置と時間を取り出せれば良いだけだ。まー、それには「時計」の機能も無いといけないが・・・探偵の秘密兵器GPS発振機

  • トレイルカメラ=防犯カメラ

    電子工作とは、ちょっと趣旨が違うのですが、実際に録画ができる電池式の「防犯カメラ」を購入して、試してみました。本体の下にあるフタを開けると2インチ程の小さなカラー液晶画面があり、ここで録画された動画を確認できます。録画する媒体は、ミニSDカード、これは別売だったのでとりあえず16GB(¥700円)を買って挿してみました。本体の操作は付属しているリモコン↑で行います。2個入っていたので、1つなくしても大丈夫!単三電池8本↑で、楽に3日以上は持つと思います。(先にSDカードが容量一杯になるかも?)人感センサが付いていて、目の前を人間や動物が通ると反応し、写真や動画を撮ってくれるタイプです。当然ながら、中国製!数年前にも同じような中国製のカメラを買って試してみたのですが、あまりの質の悪さで使いのにならなかったのが・・...トレイルカメラ=防犯カメラ

  • ポン出し機 の製作

    押しボタンスイッチを ”ポン”っと押すだけで、色々な効果音が出せる・・・そんな機械を「ポン出し」と呼ぶらしい。ヤフオクで組み立てキットとして売られているポン出し機を見つけて面白そうだったので、購入して組み立ててみた。おそらく個人で電子工作を楽しんでおられる方で、それでもちゃんとKiCADを使って基板化して、製品のように整えて売っておられるようで、この手間と努力には頭が下がります。キットの中身は、↓こんな感じ。ヤフオクの説明文にも書かれたいた通り、お世辞にも分かりやすい説明書が入っている訳ではありませんが、製作は簡単で、初心者でもまず失敗する事はないでしょう。。ポン出し機の製作

  • LCDオシロ 操作説明書 取説 ② 拡張機能

    このLCDオシロスコープには、波形表示とは別に周波数測定という機能がある。これが中々分かりづらいので操作説明をここに残しておきますLCDオシロ操作説明書取説②拡張機能

  • LCDオシロKit 操作説明書 取説

    今回製作した「オシロスコープ」のような測定機は、しょせん「道具」なので、”うまく使えてなんぼ!”の世界。時間が経つと、使い方すら忘れてしまって・・・あれ?どうだったけ?となりかねない。そして、取説らしい取説の1つも付いていない不親切なおもちゃでしたので備忘録代わりに操作説明書の1つも書いておこうか?と思います。他の方のブログ(FC2)「PICでなんか作るばい」URL:http://tylercsf.blog123.fc2.com/blog-category-16.htmlにかなり詳しく載っていたので これを見れば不要かな?とも思ったのですが、他人のブログはいつ削除されるかもしれないので、やはり自分なりの言葉で残しておく事にします。LCDオシロKit操作説明書取説

  • 信号発生器 XR2206

    今回製作したLCDオシロスコープKitの動作確認をもう少し詳細に行うには、何かしらの信号発生源が欲しくなりますどうせなら味気の無い四角い波形では無く、綺麗なサイン波形を表示できるか試してみたくなります。そんな時に便利なのが、信号発生器です。カタカナ名で言う所のファンクション・ジェネレータでしょうか?Amazonにて中国製の安価な物が売られていたので、その内の1つXR2206というICを使った信号発生器を購入してみました。なんでも500円台で入手できた人もいるくらい安い代物で、私は送料込みで1299円で買う事が出来ました。かなり安いというか、コストパフォーマンスが高いので驚きます。これも自分で組み立てるキットですが、誰でも簡単に作れそうなので製作記事は省略します。 (本来は茶色の保護紙↑を剥がすのが正式?なのでし...信号発生器XR2206

  • LCDオシロKitの製作… TEST信号

    ここまでで、LCDオシロスコープ・キットの製作も完成!となるのですがちゃんと動作しているかどうかを確認しないと完成とは言えません。それには、外部の信号をつなぐためのケーブル(オシロスコープの場合、通常はプローブという)が必要になります。 それを作りましょう。元からキット内についてきた部品は、RCAプラグにしろ、みの虫クリップにしろあまりに質が悪かったので使わずに、新たに部品を調達しました。ハードOFFで見つけた(おそらく)プレステか何かの↓ビデオ・ケーブル金メッキされていてしっかりした品質のRCAプラグ。これを1本だけ切り離して↓これまた金メッキされた↓「みの虫クリップ」をつないでケーブル完成!最初から金メッキのちゃんとしたRCAプラグ↓を購入し、使った方が間違いがありません。60円と安価ですし。-------...LCDオシロKitの製作…TEST信号

  • LCDオシロKitの製作… 液晶の明るさ調整VR

    電源にDC9V~12Vまで使える・・・との事なので、試しに12Vを使ってみると液晶画面がかなり濃く何が書かれているのか↓判別できません。ACアダプタで7V出力という少し変わった電圧のものが手元にあったのでこれで試してみると↓こんどは画面が薄すぎて文字が見えません。←文字は表示されているD3のダイオードで0.8Vの電圧降下、三端子レギュレータ7805で2V降下するので元の電圧が7Vでは、5V電源が実測4.5Vしか出ていないのが、この原因です。(D3のダイオードを取り外せばDC7Vでも動作しそう)DC9VのACアダプタ固定で使えば問題ないのですが、それでも少々濃すぎて見えづらい。そこで、「液晶の明るさを調整」するためのボリュームを取り付けることにしました。「液晶の明るさ」を決めている部分の現在の回路は↓こんな感じ ...LCDオシロKitの製作…液晶の明るさ調整VR

  • LCDオシロKitの製作… まず、電源より始めよ!

    ここしばらくは、電子工作キットを「失敗せずに組み立てる」コツを綴っていきます。◆①いきなり全部の部品を取り付けない!電子工作キットの製作に失敗する人をみていると、全部の部品をハンダ付けしてから、「運を天に任せて」電源を入れ、部品を焼け焦がしてしまうケースがあります。いきなり全部の部品を取り付けてしまうと、どこで間違えたのか?さえわかりません。今回のKitの様に簡単なものならそれでも構いませんが、部品点数が多くなればなるほど、一つ一つ確認しながら進めて行く方が結果として早く完成できます。ただし、◆②早い内に電源を入れてみる!!ます、電源を用意しておきましょう。DC9V~12Vであれば何でも良いとのことなので、同じ秋月電子の9VのACアダプタ(¥650円程度)↓GF12-US0913を買って置きました、もう一度、電...LCDオシロKitの製作…まず、電源より始めよ!

  • LCDオシロ組み立て開始

    。LCDオシロ組み立て開始

  • オシロスコープ キットの回路図 発見

    秋月電子の旧LCDオシロスコープキット(06202KP)の回路図と部品配置図を発見!B5ほどの紙1枚だけだが、元々部品の袋に入っていたのを無くしていただけだったのを、今になって見つけました。回路図があるだけでもぜんぜん助かります。。オシロスコープキットの回路図発見

  • 電子工作ブログ を 再開

    長らく放置していたこの「レトロ電子工作」本業の仕事が忙しくて更新できませんでしたが、この年末・年始に時間が取れそうなので再開します。どこまで続くことやら・・・(笑)で、せっかく中古で安価に手に入れた 秋月の「LCDオシロスコープ・キット」を組み立てて行きたいと思います。袋を開けてみた所、説明書が何も入っていない!販売先の秋月電子でもすでに廃盤で売られていないわけで資料が無い!と困っていたら・・・この製品の開発元(海外)のWebページにそれはそれは詳しく沢山の資料が乗っていました。↓(英語ですが…)回路図があれば、ひとまず何とでもなりますが・・・組み立てガイト(dso062-assembly-notes)から部品リストまでpdfで懇切丁寧な技術資料がダウンロードできます。一番頼りになるのは、組み立て中の写真、↓部...電子工作ブログを再開

  • オシロスコープ キット (06202KP) 入手

    秋月電子で売られていた「LCDオシロスコープキット」なる物を入手しました。これもおもちゃに近い性能ですが、先日写真を乗せたキットよりは少しはマシで、実質1MHzくらいまでは測定できそうです。型番が「060202KP」となっていたので、1世代前の製品ですが、非常に安価で手に入れたので「良し」としておきます。(当時4000円したらしい)オシロスコープキット(06202KP)入手

  • パソコンからI/O制御=USB-IO

    台風で山手線も止まり、電車は殺人的な込み具合となった東京。久しぶりの秋葉原で、いくつか必要な部品を漁って来ました。これから作るマイコンボードの、リセット信号も、クロック信号もパソコンからソフト的に作って制御しようと思っているんですが、最近のパソコンは1ビットの入出力さえ難しくなっています。そんな中、秋月電子で、こんなに安価なUSB-IOを入手しました。前にも買ったことがあるんですが、いつの間にかUSB-IO2とバァージョンが2に上がっているんですね?前のと何がちがうのか?サンプル・プログラムの入ったCDも付いて1000円。思わず、また買ってしまいました。それと、性能は「おもちゃ」に近いんですが、驚くほど安価な「USBミニオシロスコープ」なるものも売っていました。これでリセット信号のゆっくりした波形くらいは測れる...パソコンからI/O制御=USB-IO

  • ちょっと 秋葉原

    所用で東京へ、秋葉原へ行ってきます。よって、”#7日間チャレンジ”の連続記録は、一瞬途絶えてしまいます。ちょっと秋葉原

  • ICパッケージ 色々

    これまで、色々な種類(やサイズ)のICを紹介してきましたが、まとめて大きさの比較と基礎知識を整理した置きたいと思います。手作りの「電子工作」DIYを楽しむ場合、基本となるのはDIPタイプと呼ばれるこの↓サイズです。要するに↑これ。昔は「ゲジゲジ」なんて呼ばれたりしてました。ピンを挿す穴(スルーホール)が無いと取り付けられませんが、ピン間1インチ=2.54mmもあるので、扱いやすくハンダ付けも楽です。ただし、サイズが大きいので部品はどんどん小さく進化して行く傾向にあります。これとまったく同じピン仕様、内部も同じなのにサイズが小さくなったタイプがこれ↑。穴が無くてもハンダ付けできるので「表面実装」とか「面実装」タイプと呼ばれます。上のDIPと同じ14ピンですが、半分近い「小ささ」なのが分かりますね?これから出て来る...ICパッケージ色々

  • DIP6モジュール (オープン コレクタ変換)

    RESET回路の検証のため、5Hzくらいのゆっくりとした方形波を与えてオシロロスコープで時間を測ろうとした時、直接TTL信号を入れるのではなく、オープンコレクタ信号に変換してから接続する必要があります。(リセットの入力は押しボタンスイッチが付いているわけで、直にGNDにショートされる可能性があるからです) そんな時、14ピンのDIPサイズのIC:例えば、74LS05とか74LS07とかの「オープンコレクタ出力」のICを使って、ブレッドボード上にその都度回路を組んでもいいのですが・・・面倒です。たかだか14ピンのICですが、この中の6個ものゲートが入っていて、実際に必要なのは(使うのは)1個です。使っていない(空きゲートの)入力ピンはGNDに接続しないといけませんし、つなぐ必要のある配線がけっこうな本数になります...DIP6モジュール(オープンコレクタ変換)

  • 3ゲート ロジック

    昨日、「ワンゲートロジック」なる小さくて便利な部品を紹介しましたが、今日もその仲間です。その名も「スリーゲートロジック」TC7W14F。今回のRESET回路検証用のモジュールには、シュミットトリガーのNOTゲートを2個使います。「ワンゲートロジック」では当然ながら2個実装しないといけません。でもこの「3ゲートロジック」なら、IC1個で済みます。何しろ1個の中に3つのインバータ(NOTゲート)が入っているからです。この↑データシートから、同じ「3ゲートロジック」でも(大きさが異なる)3種類のパッケージがある事が分かります。今回は手でハンダすることもあり、一番上の(この中では)一番大きいサイズのものを使います。SOP8-P1.27という名称のサイズ。例によって、1cm角の白い四角の中に置いてみます。(長辺横幅が約5...3ゲートロジック

  • ワンゲート ロジック

    昨日のLEDモニタ付きRESET回路の DIP8モジュールを作成するにあたって、小さなちいさな部品を使ってみます。その名も「ワンゲートロジック」TC7S14FUこれまで通り1cmの白い四角の中に↑置いてその大きさ(小ささ)を実感してもらいましょう。この中にシュミット・トリガー機能のNOTゲートが1つだけ入っています。言葉で説明するよりデーターシート↓を見た方が分かりやすいですね?ワンゲートロジック

  • RESET回路の検証

    RCによるリセット回路で、本当に計算道理の時間Lowが保たれるのか?確認してみなければなりません。きっとなるだろう・・・では正しく設計した検証にはなりません。そこで、確認用にもう1種類「DIP8モジュール」によるリセット回路基板を作る事にしました。なぜなら、先の回路では8085AのCPUをつながないと時間測定が出来ないからです。せっかく、モジュール単位で基板を作っているのですからCPUにつながなくとも単体で動作の確認が出来なければ意味がありません。先の説明で、8085AのCPU内部にシュミット・トリガ回路が入っているので外部には不要です・・・と話ましたが、あえてシュミット・トリガを乗せたモジュールを作ります。新たに、もう一つ。回路は↓こんな感じ。リセットの為の押しボタン(タクト)スイッチは不要ですので、取り付け...RESET回路の検証

  • リセット回路の部品集め

    リセット機能のDIP8モジュールを作るために部品を集めます。小さな、8ピンDIPの上のちいさな、ちいさな基板に展開するので、できるだけ「面実装」タイプの部品で揃えたいと思います。まずは、コンデンサですが10uF程度であれば電解コンデンサでは無く、面実装タイプの「積層セラミックコンデンサ」が使えます。 「電解~」よりも長持ちするでしょうし、極性も無く扱いやすいです。(昔のパソコン例えばX68000などは、耐久性の低い電解コンデンサを使っていた為に電源が壊れやすかったりしました)何よりも小さいし安いです。2円/1個。抵抗類は、代表的な値を「レール単位」で買ってしまうのが安上がりです。(あくまで電子工作を頻繁にやる人に限りますが・・・)サイズ1608の10KΩ抵抗が、2500個入って500円。0.2円/1個。一生使い...リセット回路の部品集め

  • リセット回路 と RC時間計算

    CPUにおける「リセット:RESET」回路とは、どんな役割があるんでしょう?それは、大雑把に云って2つあります。(本当はもう1つある)①最初に電源が投入された時、Vcc(+5V)が安定するのと、かつクロックの信号が安定して供給されるのを待つための時間調整。→要は電源を入れてもしばらくの間RESET=Lowを保ち、周りの他の回路が安定してからやわらCPUが動き出す。②プログラムが走っていようと、暴走していようと、RESET信号が入力されたら、それこそCPUがリセットされ、アドレス0番地から実行し直される。この2点です。電源が投入されてもしばらくはLowに保たれる回路の最も簡単な構成は、R(抵抗)を使ってC(コンデンサ)に電気をゆっくり貯める↓こんな回路でしょう。Vccは5Vとし、仮に抵抗を1KΩ、コンデンサを10...リセット回路とRC時間計算

  • DIPモジュール仕様、アイデアの提案

    これから、CPU回路に不可欠な①リセット回路と②クロック回路の2つを設計し、製作して行く事になりますが、これもいきなり本基板の上に作るのでは無く、丸ピンICソケット(DIP8ピン)を付けて、そこに交換可能なモジュールとして挿します。何かしら名称を付けた方が呼びやすいので、(安易に)命名:DIPモジュールとします。今回はこの2つとも8ピンのICソケット(300mil:通称=幅狭)に挿せるように作るので、特に「DIP8モジュール」と呼ぶ事にします。ここで、よくよく考えないといけない事があります。それは、どのピンを電源とし、どこに入出力ピンを配置するか?です。これまでの「標準ロジックIC」の電源は、右下角がGNDで、左上角がVccです。DIP8ピンでいうと、4ピン=GND、8ピン=Vcc。これは、ピン数が多くなっても...DIPモジュール仕様、アイデアの提案

  • C-MOSレベル (プルアップの必要性) & 歴史

    8085Aのアドレス・ラッチのために(8212ではなく)74HC573を使う・・・というのは、前回決めました。 三菱のM5L8085APは内部がN-MOSで信号はTTLレベルです。ここにこのICを接続するのは、そのままではちょっとマズイ理由を丁寧に説明しておきます。TTLレベル出力⇒C-MOSレベル入力インターネット上にはWikiを始めさまざまな解説が載っていますが、中には間違った説明や、データが古い説明も多々見受けられますので・・・まずは、実際に使うHC573のデータシートを眺めてみます。電源電圧5Vで使うので、横の行はVcc=4.5Vの所を見ます。それも最悪値-6mA流した所を!(電圧が5V→4.5Vまで低下しても保証しますよ!とう意味で4.5Vで測定した結果です。よってここが5Vの数値)縦の列は、周囲温度...C-MOSレベル(プルアップの必要性)&歴史

  • 8212 の代替(アドレス ラッチ)

    8085AのCPUボードを作ろうとした場合、本体のCPU以外に必ず使わないといけないICが1個だけあります。それは何でしょう?8ビットのラッチ(記憶)ができるICを使わないといけません。なぜなら、8085Aは「データバス」と「アドレスバス(下位)」が同じピンから(時間差で)出ているからです。例えば、今回使う三菱のICであれば ↓「M5L8212P」という型番、例えば、NECであればuPB8212Cという型番。これが↓まだ手元にあります。貴重な1個!要は、8212という本家IntelのセカンドソースのICが通常使われて来ました。従来は。(IC名称:8ビットINPUT/OUTPUTポートとなっています)参考のため、TK-85の回路図を眺めてみましょう。 中央の四角がCPUの8085です。(赤枠部分↓ が8212)回...8212の代替(アドレスラッチ)

  • 逆挿し防止 機構 の 工夫

    基板上のコネクタとケーブルを接続する際、①フラットケーブル用のコネクタ↓や②ボックス型のヘッダー↓なら、逆挿し防止用の凹み(黄色の矢印部分)があるので、絶対に逆に挿すというミスは起こりえません。囲まれているのでずらして挿してしまう事もありません。ただ、今回使ったコネクタの様になんの囲いも突起もないヘッダピンだと、逆にも横に1ピンずらしても挿せてしまいます。できるだけそんなミスを防止するために、こんな工夫をしています。■1つ目の工夫は:S1モジュールの場合、1番=+5V、2番=GNDなので、その反対の最後のピンを「空きピン」にする・・・という前にも説明した通りの方法です。基板側回路図:20ピンの「S1モジュール」用ピンヘッダ↓が2本並んでいる状態ここにアドレスライン(A0~A15をつなぐ予定)最後の1ピンだけ「空...逆挿し防止機構の工夫

  • 16ビット 入出力 テストBOARD (改)

    「I/OBOARD」の改造(拡張)が、完成しました。その完成写真が↓こんな感じ。”前と変わんね~じゃね~か!”と怒られそうですが、(笑)横から見ると違いが分かります。↓ この追加基板で、何が変わったか? 具体的な使い方を写真で解説します。(接続方法を2種類増やしました)ーーーーー①20ピンx2列のピンヘッダーに直接、挿せる下の増設基板が↓こんな感じでコネクタが3個追加されている。この内の左上にある40ピンコネクタをさかさまに使うと、↓孫基板として、そのまま(挿すだけで)使う事が出来る。(孫基板が大きすぎてちょっと怖いが・・・20px2列なら、なんとか固定される)---DIPスイッチをすべてONすれば、A0~A15のアドレスはすべてLowになり、確認LEDは全て点灯する。(アドレス0000hを出力できる)配線のテ...16ビット入出力テストBOARD(改)

  • 回路図の描き方

    電子工作を楽しむために、ぜひとも揃えておきたい、使えるようになっておきたい物の1つが、「回路図CAD」です。私が普段使っているのは、水魚堂さんのフリーソフトBSch3V (ビースケッチ)です。 インターネットのアドレスURL:https://www.suigyodo.com/online/index.htm↓このソフトには本当にお世話になっていて、作者の岡田さんには感謝の言葉しかありません。使い方が非常にシンプルで、それほど説明無しでも使いこなす事ができるようになりましたし、ちゃんと「使える」回路図専用のCADです。部品も自分で作る事が出来るので、かなりの数の部品を作って、使っています。(部品作成はLCoV.exe)Win7でもWin10でも問題無く使えるし、これまでにバグらしいバグに遭遇していないとても完成さ...回路図の描き方

  • ターミナル ブロック(基板に挿せる端子)

    昨日紹介した「陸式ターミナル」や「ジョンソンターミナル」は、ケースに取り付けるには良いのですが、ユニバーサル基板の上で使おうとする一苦労です。取り付けるための穴をドリルで空けないと挿さらないし、何より大きすぎます。そこで開発されたのが、↓この「ターミナル・ブロック」という部品です。これは3ピン2ピン~十数ピンのものまでありますし、複数連結もできます。当初は、一番左側の高さ12.5mmのものが使われていましたが、最近はさらに小さい(基板からの高さ1cm)の小型タイプもあります。(すべて小型タイプで統一しても良いかも)色は、主に「緑」と「青」の2種類あり信号の種類によって使い分けるのも良いかもしれません。中国製は微妙に色が違うのが笑える。接続する足の間隔が(インチの2倍)5.08mmなので、ユニバーサル基板のスルー...ターミナルブロック(基板に挿せる端子)

  • ターミナル いろいろ

    昨日、ブレッド・ボード(EIC-102B)に付いてくる端子(ターミナル)の名称を「陸式ターミナル」と書いてしまいましたが、厳密には間違いだと気が付きました。正しくは「ジョンソン・ターミナル」という名称のようです。例えば、これ↓が陸軍ターミナル(陸式=陸軍式ターミナル)そして、これ↓が「ジョンソン・ターミナル」”同じじゃねーか!”と突っ込まれそうですが・・・(笑)私も違いがいま一つ分かり兼ねます。端子の背丈が「ジョンソン」の方がちょっと長身?(外人だから背が高い?と覚えられる?)どちらも中心に穴があり、バナナ・プラグを差し込むことができる。そして、これも↓「ジョンソン・ターミナル」ちょっと楕円のシェープでスタイリッシュ?そもそも「ジョンソン」って誰?何者?(おそらく発明者の名前でしょうが、知っている人が居たら教え...ターミナルいろいろ

  • ブレッドボード (EIC-102B)を活用

    LEDの明るさなどを実際に確認するには、ブレッド・ボード上で簡単に回路を組んで動かしてみると良い。私が今回使用したブレッド・ボートは、EIC-102Bという型番で、秋月で入手したものだ。手に入れたのは20年以上も前だと思うが、今でもまったく同じものが売られていた。¥700-(ロングセラー商品なんですね?これって) 透明のアクリルケースの上に取り付け、ケース内に5Vの電源と、信号のHi/Low/Plusを判定できる「ロジックテスタ」を入れ、電源スイッチをONすれば、いつでも実験ができるようにしてある。ロジックテスタは、どこかのキット(H/Lテスタ)でLow=緑、Hi=赤、パスルが入ったらブザーを鳴らすだけの機能だが、非常に重宝している。 LEDや抵抗といった部品を挿し、ピン付き配線でつなげていけば簡単に回路が組め...ブレッドボード(EIC-102B)を活用

  • TTLレベル と 流せる電流

    8085A-CPUの信号を、 特にアドレス・ライン(16本)すべてをLEDでモニタリングしたい。今、どのアドレスを実行しているのか目で見て分かるからだ。そのために↓こんなパターンの基板を手に入れた。名称:「I/OBOARD」(基板のみで¥720円…LEDや抵抗、スイッチは自分で用意)16個のLEDで16ビットの信号のHi/Lowを監視(基板の左下側)できると共に、DIPスイッチで16ビットのHi/Low信号を出力できるようだ。これを使って8085Aが出すアドレス信号を見ようと思うのだがそもそも、8085Aの出力端子は、電流を何mAまで流せるのだろうか?(LEDを直接駆動できるのだろうか??)今回手に入れた三菱のCPU:M5L8085APのデータブック内をかなり探してみたがその数値が見つからない。TTLで構成され...TTLレベルと流せる電流

  • 基板カッター (HOZAN K-110)

    ユニバーサル基板を使っていく上で、どうしてもサイズをぴったりに切りたい・・・という要望が出てきますそんな時に便利なのが 「基板カッター」=「PCBCutter」です。 私が長年使っているのが K-110という型番ですが、今 手に入る現行品だとK-111という↓型番のようです。 「PCBカッター」という名前が示す通り、基板を切る専用カッターです。1万8000円を超える金額なのでおいそれとは買えないかもしれませんが、鉄ノコ(ハンドソー)などで苦労して切っているよりは、ぜんぜん楽で便利です。これでアルミ板もアクリル板も綺麗に切れますし、私はこれを買って20年以上使い込んでいるのでもう「元は取った」感じがしています。この基板カッターで使える「刃」は2種類あって、ノコギリのようなギザギザのある刃↓では基板は綺麗に切れませ...基板カッター(HOZANK-110)

  • ユニバーサル基板 (両面スルーホールのすすめ)

    これから信号確認等で超小型の「S1モジュール」などを各種作成して行くにあたって、絶対に必要な部品の1つに「ユニバーサル基板」が、あります。そして、けして安い買い物ではありません。サンハヤト製のもので、基板だけで5000円だの7000円だのするものがたくさんあり、色々作ろうとすると基板の費用だけでもとても払いきれるものではありません。だからといって、できれば「片面スルーホール」の基板は使わない方が良いです。「片面」の方が多少安価だが、銅箔が剥げて失敗しがち・・・特に「ハンダ付け初心者」は「両面スルーホール」を使いましょう。多少高くとも!今回のように超小型のモジュールを作ろうとした場合、小さな基板からさらに切り出して大きさを調整すれば良いので、そんな時良く使うのは,例えば<秋月電子>の95mmx72mmサイズ 板厚...ユニバーサル基板(両面スルーホールのすすめ)

  • パスコン (面実装 部品のすすめ)

    バイパスコンデンサ(通称、パスコン) 使用するICのできるだけ近くに容量の小さなコンデンサを取り付ける事によって、①電源の変動に対して強くなる(回路の動作が安定する)→ICが急に大きな電流を使ってもパスコンから供給される②ICから出るスイッチングノイズを外へ出さないようにするといった働きを期待して取り付ける「おまじない」?または「お守り」のような部品です。使われるコンデンサもいろいろな種類、色々なサイズがありますが、最近では「積層セラミック」コンデンサ↓というのが良く使われます。(安価、容量が大きくても小型、そして壊れない=劣化が少ない)ピン間の幅が↑ 左側2種類は2.54mm(狭い)で、右側2つはその2倍(広い)です。どちらが使いやすいか?は、使ってから自分で判断してください。昔は、大きな↓セラミック・コンデ...パスコン(面実装部品のすすめ)

  • ポリスイッチ (繰り返し使えるヒューズ)

    ユニバーサル基板にデジタル電圧計を付けたので、5V電源の電圧は常時監視できる。これを行った上で、「ポリスイッチ」と呼ばれるヒューズの一種を取りつけてみます。回路を構築して行く上で、何処かで配線をショートしてしまい、電子部品全部を壊してしまわないために!(何しろi8080とかi8085といった骨董品に近い貴重なCPUを動かすのですから、失敗はゆるされません)従来、ヒューズと言えばガラス管に入った30mm長のものが一般的でした。(最近は滅多に見かけなくなったが・・・)少し時代が進むと、もっと小型↑の20mm長のガラス管ヒューズが出て来ました。これ(短い方)は今でもホームセンターで普通に買えます。これを使うには、ヒューズ・ホルダという部品もいっしょに取り付けなくてはいけません。これはBOXやパネルに取り付けて使うもの...ポリスイッチ(繰り返し使えるヒューズ)

  • 超小型デジタル電圧計(S1モジュールの応用)

    超小型の「デジタル電圧計」という商品が安価で売られています。私の場合350円にて(送料を含まず)入手できました。「2線式」というタイプで、電源と電圧を測定する線を兼ねている(=電源電圧を測って表示している)もので、横2.5cmx縦1cm程のかなり小さい7セグメント表示器です。それでも、DC3V~15Vまで(0.01V精度)で測定できる優れモノです。こんなものを購入して使ってしまうのは、すべて手作り:DIYの精神からは外れる事かもしれませんが安さ、手軽さには替えていられません。ここに電源を供給する際にも昨日紹介した「S1モジュール」を応用して使ってみます。要は電源コネクタなのですが、「逆挿し防止」の機構を取り入れています。↓それはこんな簡単なアイデアです。1番ピンに「プラス5V」、2番ピンに「GND」は今まで通り...超小型デジタル電圧計(S1モジュールの応用)

  • S1モジュール(仕様)の基本

    昨日紹介した「ピンソケットによるテストLEDモジュール」のようなシングル・ライン(1列)のソケットを用いたテストモジュールの事を【S1モジュール:エス・ワン・モジュール】と名付けることにしました。(シングル=Singleを1本だけ使用したモジュール)何かしら名前があった方が呼びやすいので。その基本形として1ビットの信号のHi/Lowを1個のLEDで確認するためのモジュールを以下に説明します。回路図は↓こんな感じ。 これまで通り、1番ピン+5V2番ピンGND3番目以降が「信号」。・・・とします。ここでは3番のピンの信号名をD0とし、そこにLEDを付けています。その実物の写真が↓これです。 3ピンソケットに小さな基板ここでも1番ピンが分かるよう1番側の基板を削って目印にしています。もしくは、1番側に赤い印を付けるこ...S1モジュール(仕様)の基本

  • ピンソケットによる テストLEDモジュール

    今回は角型の「ピンヘッダ」と「ピンソケット」を使った提案です。【テストLED】への拡張、確認できる信号のビット数を4ビット→8ビットと増やして行きたいと思います。実はこの「8ビット版のテストLED」は、実際の回路設計・回路の動作テストの際に大変便利に使っています。まずは、4ビットタイプの物↓から見て行きましょう。6ピンのピンヘッダソケットを基板側に半田しそこ↓に挿して使います(奥側)1番ピンは+5V、2番ピンはGNDまでは、前の1個だけのLEDのモジュールと同じです。3~5番ピンが、それぞれ確認したい信号です。1番ピンの5Vから4.7KΩの抵抗を通して、各LEDのカソードにつなぎます。(今回、2番ピンのGNDは使いません)本当なら4素子の集合抵抗を使いと良かったでしょう。(ハンダが汚いのは目をつむってもらって・...ピンソケットによるテストLEDモジュール

  • ピンヘッダ と ピンソケット

    昨日、紹介した部品は、丸ピンヘッダと丸ピンのICソケットでしたが、今回は、角型の「ピンヘッダ」と「ピンソケット」です。そして通常は、ピンソケットを基板側に挿して↓使う事が多いの思いますが、ここでの提案は、ヘッダ(要するに安価なピンを)基板側に挿して使う、使い方です。例えば、前に5V電源をONした際にパイロット・ランプとして赤いLEDが点灯するように付けました↓が毎回、毎回LEDを付けなくとも、ピンヘッダを取り付けておき、確認ランプが必要な時だけそこにLEDモジュールを挿せばいいのでは?というまた「手を抜く」方法のアイデアです。かなり細かな作業となるので最初に作るのは手間がかかりますが、一度出来てしまえば、後々流用が可能になります。ピンヘッダは、こんな感じ↓に必要なピン数でもともと分かれている物を購入した方が、カ...ピンヘッダとピンソケット

  • 丸ピン・ヘッダー (孫基板)

    これから、8085-CPUに必要な①リセット回路だったり②クロック回路をユニバーサル基板上に配置、展開して回路を組んでいくことになるのですが、回路の方式をいくつか変えて試してみたくなることがあります。例えば、リセット回路の場合、(1)C-Rによる簡単な原始的なリセット信号発生回路から(2)電圧検出IC TL7705CPを使った本格的な回路 に変えてみたいとか・・・そんな場合、ICソケット(ピン・ソケット)を付けておき、その上に【孫基板】を挿して回路を構成しておくと、簡単に基板ごと変える事ができます。文章での説明では判りづらいでしょうから・・・①丸ピン・ヘッダーを用意し、②この細い方のピンをICソケットに挿し、↓③その上に小さな基板を(孫基板として)乗せ、④その基板上に目的の回路を組みます。ここでは、例えば「リセ...丸ピン・ヘッダー(孫基板)

  • ICソケット

    今後、ユニバーサル基板に8085-CPUをハンダで取り付けて回路を組んでいく事になるのですが、直接、基板にハンダ付けするのではなく、ICソケットを付けてからそこにCPUを挿す事になります。そうでないと、ショートでもしてCPUが壊れた場合など、せっかく40ピンもの配線を済ませた後では壊れたICを交換するのも一苦労となってしまいます。ただ、コネクタやら、ICソケットやらの接触部分を増やせば増やすほど、接触不良による動作不具合が出やすくなり、いざ不良が発生してもどこが悪いのか見つけるのが非常に困難になります。(できることならソケット等は増やさない方がいいのですが、便利なのでついつい多用してしまいがちです)ICソケットにも種類があって、①平ピンICソケット一昔前までは、「ICソケット」と言えばこれだったのですが・・・安...ICソケット

  • STDバス仕様 : mis 山下システムズ

    STD-bus規格というバス仕様がある。今回の44ピンのエッジ・コネクタに一番近いバス仕様だと思う。S-100バスは、使われているCPUは確かに同じi8080だったり8085だったりするが、あまりに設計がヒド過ぎるし、100ピンと44ピンではピン数が違いすぎる。そこで、できるだけ近い仕様で、参考になるものを見つけて来た。STD-bus(エス・ティー・ディーバス):IEEE-961仕様の詳細は、例のアーカイブから、↓こんなドキュメント(DataBook)をダウンロードし、参考にてみしました。(海外の英語の本)このwinSysrtemsという会社のボード製品カタログのような内容だが、技術的な資料も所々載っていて参考になる。詳細な仕様を調べたければIEEE-961ドキュメントを取り寄せればいいのだが正規の値段だと2万...STDバス仕様:mis山下システムズ

  • S-100バス仕様 : Altair8800

    温故知新:S-100バスの仕様を詳しく見てみる。というのも、今回作ろうとしているマイコンボードにも44ピンのエッジコネクタがあり、ここにつなげる信号の配置をこれから決めていこうと思っているのだが・・・現時点では全くの白紙。せっかく新たに仕様を決めるのであれば、今後使いやすい奇麗な設計にしたい。そのためには過去の制作例を調べて参考にし、良いところは取り入れ、悪いところは同じ過ちを繰り返さないようにしたいと思います。 IntelのCPU8080を使った最初のマイコンの成功例としては、↓Altair8800(アルタイル8800)が、とても有名です。 Microsoft社のビルゲイツとポール・アレンとポール・アレンがこのマシンで使える言語BASICを作ったことで成功し、現在のマイクロソフトが存在していると言ってもいい。...S-100バス仕様:Altair8800

  • 最初の回路・・・パイロット・ランプ(LED)

    基板には44ピンのエッジコネクタを通して、+5V電源を供給します。その際に、基板を逆に挿してしまっても部品が壊れないよう…ちょっとした工夫をしておきます。コネクタの接続表を見ると↓分かりやすいかもしれません。1番・2番ピンに「+5V」、3番・4番ピンに「GND」をつないで電源を基板に供給しますが、その反対側43番・44番ピンは「空き」にしておき何も接続しないようにします。これなら間違って基板を逆に挿しても+5Vが入らないので壊れません(というか動作しません)GNDはできるだけ基板の左右どちらからも供給した方が、接触不良を防げます。ただ、44ピンと数少ない限られたピン数なのでできるだけ効率良くピン配置を使いたい、設計したいと思います。今はこのまま進めます・・・回路を全部完璧に設計し、全部を配線してから一度に試すの...最初の回路・・・パイロット・ランプ(LED)

  • DC5V電源について

    電源を用意しないと、どんなコンピュータでも動かない!ということで、「+5V電源」について考えてみます。昔のマイコン製作の書籍をみると、AC100Vから重いトランスを通して、ダイオードで整流して、ヒューズと電源スイッチも付けて、ケースに入れて・・・と電源BOXを自作する所から説明が始まっていたりします。回路の勉強にはなるでしょうが、大変な話です。もう少し新しくなると、スイッチング電源↓を購入してきて・・・云々もっと最近になると、9V程度のACアダプタをDCプラグを使って基板に挿し、その先に5Vの三端子レギュレータを付けて5Vの安定電源回路を基板上に作って使う・・・みたいな話になっていると思います。中には電池4本を「電池ボックス」に入れて電源として使いましょう・・・みたいな簡単な方法で済ませている本もありますが、長...DC5V電源について

  • ユニバーサル基板 <サンハヤト>

    今回i8085の回路を組むための基板を<サンハヤト製>CPU-7G整理番号:107G 44ピンのエッジコネクタ付き・・・にしてみた。ネット上でとても安価に手に入れる事が出来た(コネクタ込みで1000円程度)こちらが配線面44ピンのエッジ部分から+5V電源を供給すれば、余計なコネクタを板上に設ける事も不要でスッキリすると考えたからです。基板のサイズ的にもこの程度の大きさが手軽かな?っと。昔懐かしい「エッジコネクタ」・・・最近はあまり見かけなくはなりましたが、抜き差ししていると結構接触不良によるトラブルも発生するもの。その主な原因は、基板の「ソリ」や「ゆがみ」なんですが、この基板はゆがみにくい材質らしい↓コネクタ部分はKEL製の44ピン(ピンとピンの間は4mmピッチ)基板上に既に電源ラインが引き回されているので配線...ユニバーサル基板<サンハヤト>

  • i8080A と 8085A の比較

    シングルボート・コンピュータを自作する上で、必ず用意しないといけない物がいくつかあるが、「電源」もその1つ。5V電源が無いとどんな回路でも動かない。逆に言うと「5Vの電源だけ」用意すれば最近の回路は動作するので…楽だ!とも言える。というのも昔のCPUは、とんでもない電源を準備しないと動かなかったのだ。昨日インターネット上で見つけた通販ショップでIntel8080AのCPUを購入する事が出来たので、Bsch3v(回路図CAD)でi8080のCPU部品も作成してみた。特にすぐにこのCPUを使って遊んで見ようとは思わないが、今の内に手に入れておかないと、おそらくますます入手困難になるだろう。ワンボート・マイコンの先駆けと言えばNECのTK-80だろうから、最初はi8080を使ったマイコンを作ってみるのが歴史の流れから...i8080Aと8085Aの比較

  • おもしろい電子部品 通販店 を発見!

    その名もORANGEpico(オレンジ・ピコ)TK-80の互換機だったり、Z80や6809,68008などの懐かしいレトロなワンボード・マイコンを復刻・開発していて、安価に販売している。私がやりたい内容をすでに実現しているところがすごい!そして何より、今ではなかなか入手困難であろうIntel8080CPUまで販売している。早速、通販で買ってしまった!最初は、TK-80風のタクトスイッチを探していたが、ヤフオクでも中々良いのが見つからず、ここ↓でピッタリなのが売られていた。 スイッチの表面に透明のプラスチック・カバーが掛けられるので、自分で印刷した文字を挟んでキートップとして使える。おしからむは、在庫が既に2セット(9個x2set=18個)しか無い(25個欲しかった) しかたなく5x5マトリクスの出来あいの製品を...おもしろい電子部品通販店を発見!

  • 設計(開発)方針

    どんな風に開発を進めて行くかを先に決めておきたい。巷には、Z80の基板、Intel8080そして今回使おうとしている8085-CPUを使った基板やシングルボード・コンピュータは腐るほどある。溢れている。あまりに古いので、最近はそろそろ見かけなくなってはきたが・・・それでも単行本を探せば、枚挙に暇が無いほど。そういった本の出来あがった回路をただそのまま組み立てた所で、動いて当たり前だし、面白くも無い。そして、それらの回路ではプログラムの動作の確認=ステップ実行など出来やせず、デバッグの事などまったく考えていない設計になっている。つまり、プログラム作っては実行し、作っては実行し、という非効率的な開発の仕方をしていて・・・かつ、それで上手く動くようになったプログラムをそのまま真似して何も考えずに使っているだけの両極端...設計(開発)方針

  • 設計(開発)方針

    どんな風に開発を進めて行くかを先に決めておきたい。巷には、Z80の基板、Intel8080そして今回使おうとしている8085-CPUを使った基板やシングルボード・コンピュータは腐るほどある。溢れている。あまりに古いので、最近はそろそろ見かけなくなってはきたが・・・それでも単行本を探せば、枚挙に暇が無いほど。そういった本の出来あがった回路をただそのまま組み立てた所で、動いて当たり前だし、面白くも無い。そして、それらの回路ではプログラムの動作の確認=ステップ実行など出来やせず、デバッグの事などまったく考えていない設計になっている。つまり、プログラム作っては実行し、作っては実行し、という非効率的な開発の仕方をしていて・・・かつ、それで上手く動くようになったプログラムをそのまま真似して何も考えずに使っているだけの両極端...設計(開発)方針

  • 8085A の データシートを手に入れる

    1個500円で8085AのCPUが手に入ったので、その資料を探してみます。英文でよければ、大量に技術資料が集まっているアーカイブを覗くのが一番!URLは、https://archive.org 書籍類なので、本のマークをクリックし、次に次に、"8085A"というキーワードと、今回はメーカーが三菱だったので、”MITSUBISHI”というキーワードで「Searchtextcontens」の中から検索をかける。すると、見覚えのある青い表紙のデーターシート本がヒットした。 これを、PDF形式でダウンロードしておく。確かに三菱の8085Aの型番=M5L8085APの技術資料が詳しく乗っている。これをダウンロード!ついでに”MCS-80”とか”MCS-85”とかで検索すると、Intel社が出している「TheMCS-80/...8085Aのデータシートを手に入れる

  • レトロなCPU ・ 8085を手に入れる

    ヤフオクなら、まだまだ古いCPUが安価で入手できる。8085A<メーカーは三菱>1個500円・・・予備を含めて2個購入。(送料250円)その内にこんな値段では手に入らなくなるんだろう。これで、しばらく遊んでみようと思う。8085Aの技術的な資料は、インターネット上に山の様にあるが、http://www.yamamo10.jp/yamamoto/comp/MM8000/Lesson_7/index.php ここ↑がかなり分かりやすく解説してくれています。(備忘録)日本語のデータシートが欲しい・・・タイトルがMCS-85だったかな?。8085ACookbookJonathanA.Titus,etc. 8085AMicroprocessor,The:Software,ProgrammingandArchitectur...レトロなCPU・8085を手に入れる

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