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2019/07/07

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  • 守護国家論 現代語訳 12 (完)

    守護国家論 現代語訳 12 (完) 第七章 全体を七門に分けた第七として、問答形式によって答える。 もし末代の愚人が、上に述べた六門に依って、万が一も『法華経』を信じるならば、権宗の諸人は、自らの迷いに執着するために、偏った教えに執着するために、その『法華経』の行者を破ろうと、『法華経』以前の四十余年ならびに『涅槃経』などの諸経から多くを引用して、非難して来るであろう。 しかし、権教を信じる人は多く権力を持っており、あるいは世間の財力があり、あるいは世間を渡るために人々の心に従っており、あるいは、権教には学者が多く、実教には智者が少ないこともあり、このように万が一も実教を信じる者はいないのであ…

  • 『法華経』現代語訳と解説 その48

    『法華経』現代語訳と解説 その48 妙法蓮華経 普賢菩薩勧発品 第二十八 その時に普賢菩薩は、自在の神通力と偉大な威徳をもって、数えることのできないほどの多くの大いなる菩薩と共に、東方から来た(注1)。その経過したところ諸国はすべてみな震動し、宝の蓮華を降らせ、無量百千万億のあらゆる伎楽が響いた。 普賢菩薩はまた、無数の天龍八部衆に囲まれ、それぞれの威徳と神通力を現わして、娑婆世界の耆闍崛山に着き、釈迦牟尼仏の足を頭につけて礼拝し、右に七周して、次のように申し上げた。 「世尊よ。私は宝威徳上王仏(ほういとくじょうおうぶつ)の国において、遥かにこの娑婆世界で『法華経』が説かれていることを聞き、無…

  • 守護国家論 現代語訳 11

    守護国家論 現代語訳 11 第六章 全体を七門に分けた第六として、『法華経』と『涅槃経』に依る行者の心得を明らかにする。一代教門の勝劣・浅深・難易などについては、すでに前の段落で述べた。この段落では、一向に後世を願う末代の常に迷いに沈む五逆・謗法・一闡提などの愚人のために記す。概略的に三節に分ける。一節には、在家の諸人は、正法を護持すれば生死を離れ、悪法を持てば三悪道に堕ちることを明らかにし、二節には、ただ『法華経』の名号だけを唱えて三悪道を離れるべきことを明らかにし、三節には、『涅槃経』は『法華経』のための流通(るつう・補助・宣布という意味)であることを明らかにする。 第六章 一節 第一に、…

  • 『法華経』現代語訳と解説 その47

    『法華経』現代語訳と解説 その47 妙法蓮華経 妙荘厳王本事品 第二十七 その時に仏は、大衆に次のように語られた。 「無量無辺不可思議阿僧祇劫の遠い過去に、仏がいた。その名を雲雷音宿王華智多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三仏陀(うんらいしゅくおうけちただあかど・あらか・さんみゃくさんぶっだ)という。その仏の教えを受ける者たちの中に王がいた。その名を妙荘厳(みょうしょうごん)という。その王の夫人の名を浄徳(じょうとく)という。二人の子供がいて、ひとりを浄蔵(じょうぞう)と名づけ、もうひとりを浄眼(じょうげん)と名づける。 その二人の子には、大いなる神通力、福徳、智慧があって、長い間、菩薩の行なうべき道を…

  • 『法華経』現代語訳と解説 その46

    『法華経』現代語訳と解説 その46 妙法蓮華経 陀羅尼品 第二十六 その時に薬王菩薩は、座より立って、右の肩を現わして合掌し、仏に向かって次のように申し上げた。 「世尊よ。もし良き男子や良き女子がいて、『法華経』を受持し、読誦し、深く理解し、経巻を書写するならば、どれほどの福を得るのでしょうか」。 仏は、薬王菩薩に次のように語られた。 「もし良き男子や良き女子がいて、八百万億那由他の大河の砂の数ほどの諸仏を供養したとする。あなたはどう思うか。その得るところの福は多いか少ないか」。 「非常に多いです。世尊よ」。 仏は次のように語られた。 「もし良き男子や良き女子がいて、この『法華経』のひとつの四…

  • 『法華経』現代語訳と解説 その45

    『法華経』現代語訳と解説 その45 妙法蓮華経 観世音菩薩普門品 第二十五 その時に無尽意(むじんに)菩薩は、座より立って、片方の右の肩を現わして(注1)、合掌し仏に向かって次のように申し上げた。 「世尊よ。観世音菩薩はどのような因縁によって、観世音と名づけられるのでしょうか」(注2)。 仏は無尽意菩薩に次のように語られた。 「良き男子よ。もし無量百千万億の衆生が、あらゆる苦悩を受けた時、この観世音菩薩の名を聞いて、一心にその名を唱えれば、観世音菩薩は即時にその声を聞き分け、みなその苦しみから脱することを得させるのだ。 もしこの観世音菩薩の名を保つ者は、たとえ大火の中に入ってしまっても、火はそ…

  • 『法華経』現代語訳と解説 その44

    『法華経』現代語訳と解説 その44 妙法蓮華経 妙音菩薩品 第二十四 その時に釈迦牟尼仏は、大いなる肉髻(にくけい)から光明を放ち、および眉間にある白毫(びゃくごう)から光を放って、東方にある、百八万億那由他の大河の砂の数の諸仏の世界を広く照らされた。それほどの数の仏国土を過ぎたところに浄光荘厳(じょうこうしょうごん)という世界があった。 その国に仏がおられて、その名を浄華宿王智(じょうけしゅくおうち)如来といい、供養を受けるべき方であり、遍く正しい知識を持ち、勝れた所行を具え、善い所に到達し、世間を理解し、無上のお方であり、人を良く導き、天と人との師であり、仏であり、世尊である。無量無辺の数…

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